JP3639664B2 - マルチメディア通信システム、それに用いるインターワーク装置及びマルチメディア通信方法 - Google Patents

マルチメディア通信システム、それに用いるインターワーク装置及びマルチメディア通信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はマルチメディア通信システム、それに用いるインターワーク装置及びマルチメディア通信方法に係わり、例えば、映像・音声・データ等のマルチメディア情報を多重化して相互通信することが可能なテレビ電話・会議システム等を代表とするマルチメディア通信端末に関して、LAN(Local area network) 回線に接続されているマルチメディア通信端末と、PSTN・ISDN回線等の公衆回線網に接続されているマルチメディア通信端末との間の相互通信を、インターワーク装置を介して可能にする場合のマルチメディア通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナル・コンピュータ(以下PCと記す)の急激な高速化、大容量化、高機能化および低価格化等によって、従来よりITU−T/ISO等によって順次勧告化・標準化が進められていて、映像情報・音声情報・データ等のマルチメディア通信サービスの本格的な普及が促進されてきた。
【0003】
特に、狭帯域ISDN回線(以下、N−ISDNと記す)利用によるITU−T勧告H.320シリーズに基づくマルチメディア通信は、各種のPC会議システムの実質的な標準として急激な普及が見込まれている。
【0004】
同時に、将来の通信網である広帯域ISDN(以下、B−ISDNと記す)上、あるいはより高速なLAN回線上での通信プロトコルとして採用されるATM通信に基づくマルチメディア通信としてITU−T勧告H.310シリーズや、PSTN回線へのマルチメディア通信適用のためのITU−T勧告H.324シリーズ等も順次規定されている。
【0005】
また、PC普及に伴う企業内ネットワークとしてのLAN施設も急激に普及が進み、企業内のPCはイーサネット等のLANに接続されて使用されている。また、帯域保証されたISV LAN等に対するマルチメディア通信適用には、ITU−T勧告H.322シリーズ規定されつつあるが、通常企業内LANとして施設されている帯域保証のされないLAN上でのマルチメディア通信に適用する勧告の規定はなされていない。
【0006】
企業内LANに接続されたPCと、公衆網に接続されたPCとによるマルチメディア通信を行うためには、LANとPSTN・ISDN等の公衆網とのインターワークを行う装置、すなわち、一般的にゲートウェイとかルータとか呼ばれるインターワーク装置が必要となる。
【0007】
上記インターワーク装置においては、LANの通信プロトコルとPSTN・ISDN等の公衆網の各種通信プロトコル間のプロトコル変換や、LAN・公衆網間の速度差異を吸収するための制御や、場合によっては音声・映像情報の符号化変換処理等が行われる。
【0008】
現在標準として規定されているITU−T勧告H.320シリーズにおいては、ITU−T勧告H.221においてマルチメディア多重化フレーム構造を規定している。図5は、N−ISDNの64kbps×1チャネル上でのH.221フレーム構造を示す図であり、横軸の1〜8の数字はビット番号である。また、縦軸の1〜80の数字はオクテット番号であり、N−ISDN上の1Bチャネル上で伝送される80オクテットで1フレームを構成する。
【0009】
図5におけるFAS(フレーム同期信号)により、フレーム同期・マルチフレーム同期の制御、通信品質の監視機能および警報情報通知等の制御を行う。ITU−T H242.ではインチャネルでのBAS(ビット割当信号)を用いた、能力情報交換シーケンス・モード切換シーケンス等の通信手順が規定されている。ITU−T H.230では、マルチメディア通信に必要な各種制御および通知信号に関して規定している。
【0010】
一方、ITU−T H.261では、p×64kbps(p=1〜30)の速度における動画像情報の符号化・復号化に関して規定している。ITU−T H.320は、N−ISDNを利用したマルチメディア通信全体のシステムアスペクトであり、その他のマルチメディア通信において適用すべき音声符号化Gシリーズ勧告や、データ通信系制御としてMLP(Multi Layered Protocol)上で採用されるべきT120シリーズ勧告等も順次規定されている。
【0011】
現在あるISDNとLANとのインターワークを行うマルチメディア通信対応のインターワーク装置は、ISV LANとISDN間のインターワークを制御するものや、LAN側は映像・音声情報等の大容量通信用に特殊なLANを想定したものが多い。また、一部イーサネット等のポピュラーなLAN上に対応して、独自にインターワーク制御を行うことを試みた製品も多少みられるようになってきた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述従来のマルチメディア通信システムにおいては、LAN側がOAネットワーク用のLANとは別のLANであるため、通常のOAネットワークにのみ接続されたPCからは利用することができなかった。したがって、従来はLANを別途に施設する必要があり、高価なものであったために広く普及しなかった。
【0013】
また、インターワーク装置上でのプロトコル変換/符号化変換等が最適に考慮されていなかった。
また、LAN回線に接続された複数の端末と公衆網端末間の多地点間通信を、大規模な多地点制御装置なしで容易に行えることを考慮したり、公衆網上とLAN上での通信速度の差異等を考慮して、むやみにLAN上の通信トラフィックを浪費しないように考慮するインターワーク装置は未だ得られていなかった。
【0014】
本発明は上述の問題点を鑑みてなされたものであり、LAN回線上のマルチメディア通信端末と公衆回線網上のマルチメディア通信端末とのインターワークを簡単に実現できるようにすることを第1目的とする。
【0015】
また、OA用のコンピュータ・ネットワークに接続された各自のPC/WSから公衆回線網上のマルチメディア通信端末とのインターワークを可能とすることを第2の目的とする。
【0016】
さらに、LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間で、多地点間通信を容易に可能にすることを、上記LAN回線に接続されたトラフィックをむやみに増大させることなく行うことができるようにすることを第3の目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明のインターワーク装置は、LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と、公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間にて多地点問通信を行う際の適用伝送レート制御を、最も遅い伝送レートに合わせるように上記LAN回線上または公衆回線網上の伝送レートを制御する伝送レート制御手段を有することを特徴としている。
【0018】
本発明のマルチメディア通信方法は、LAN回線に接続されているマルチメディア通信端末と、公衆回線網に接続されているマルチメディア通信端末との間で相互に通信を行うことを可能にするマルチメディア通信方法において、上記公衆回線網とLAN回線のいずれか一方に接続されているマルチメディア通信端末の接続回線マルチメディア通信属性を、上記公衆回線網とLAN回線のいずれか他方に接続されているマルチメディア通信端末に通知する通信属性通知手順と、上記通信属性通知手順により通知された通信属性に基づいて、上記マルチメディア通信端末間の通信モードを選択する通信モード選択手順と、上記LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間にて多地点問通信を行う際の適用伝送レート制御を、最も遅い伝送レートに合わせるように上記LAN回線上または公衆回線網上の伝送レートを制御する伝送レート制御手順とを有することを特徴としている。
【0020】
また、本発明のマルチメディア通信システムは、アナログ音声情報をアナログ・デジタル変換し、指定された符号化方式に従って符号化する音声情報符号化手段と、上記音声情報符号化手段により符号化された音声情報を復号化するとともにデジタル・アナログ変換してアナログ音声情報として出力する音声情報出力手段と、アナログ映像情報をアナログ・デジタル変換し、指定された符号化方式に従って符号化する映像情報符号化手段と、上記映像情報符号化手段により符号化された映像情報を復号化してデジタル・アナログ変換してアナログ映像情報として出力する映像情報出力手段と、上記音声情報符号化手段および映像情報符号化手段により符号化された音声情報および映像情報よりなるマルチメディア情報を多重化し、LAN回線を介して送信するマルチメディア情報送信手段と、上記マルチメディア情報送信手段により多重化されたマルチメディア情報を受信した時に、上記多重化されたマルチメディア情報を分離して各情報ごとに復号化するマルチメディア情報受信手段とを有する上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と、上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と同様に、マルチメディア情報を符号化・復号化・多重化して相互に通信を行う端末であって、PSTN・ISDNを含む公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末と、上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間の相互通信をインターワークするインターワーク装置とにより構成されるマルチメディア通信システムにおいて、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との接続回線通信属性を上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末に通知する通信属性通知手段と、上記通信属性通知手段により通知された接続回線通信属性に基づいて上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末と相互通信を行う時の音声符号化方式・映像符号化モード・適用伝送レートを含む通信モードを選択制御する通信モード選択手段とを有することを特徴としている。
【0021】
また、本発明の他の特徴とするところは、上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第1の情報交換手段と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第2の情報交換手段と、上記インターワーク装置における処理負荷が最小になるような通信モードを選択する通信モード選択手段と、上記通信モード選択手段により選択された通信モードを上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末、および上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末に通知する通信モード通知手段と、上記通信モード通知手段により通知された通信モードに応じたプロトコル変換処理および符号化変換処理を行う変換処理手段とを有することを特徴としている。
【0022】
また、本発明のその他の特徴とするところは、上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間にて行う多地点間通信を制御する通信制御手段と、上記通信制御手段により制御される多地点間通信に参加する複数のマルチメディア通信装置の能力に応じて、上記インターワーク装置上での処理負荷が最小になるように通信モードを選択する通信モード選択手段とを有することを特徴としている。
【0023】
また、本発明のその他の特徴とするところは、LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第1の情報交換手段と、公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第2の情報交換手段と、上記第1,第2の情報交換手段による情報交換に基づいて、上記LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間にて多地点問通信を行う際の適用伝送レート制御を、最も遅い伝送レートに合わせるように上記LAN回線上または公衆回線網上の伝送レートを制御する伝送レート制御手段とを有することを特徴としている。
【0024】
【作用】
本発明は上記技術手段よりなるので、OAネットワークとしての通常のLAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と、公衆回線網上のマルチメディア通信端末とのインターワークを容易に実現することが可能となり、上記インターワークを実現するインターワーク装置のインターワーク処理負荷が極めて少なくて可能なインターワークシステムを提供することが可能となる。
【0025】
また、本発明の他の特徴によれば、LAN回線上の複数のマルチメディア通信端末と公衆回線網上のマルチメディア通信端末との間のインターワークが可能なマルチメディア通信システムを安価に構築することが可能となる。
【0026】
また、本発明のその他の特徴によれば、LAN回線上の複数のマルチメディア通信端末と公衆回線網上のマルチメディア通信端末との間の多地点間マルチメディア通信インターワークを、上記LAN回線上のトラフィックをむやみに増大させることなく構築することが可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のマルチメディア通信システムの一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるマルチメディア通信システムの一実施形態を示す全体構成図である。
【0028】
図1において、1はコンピュータ・ネットワーク通信回線であるLAN回線と、PSTN・ISDN等の公衆回線網とのインターワーキングを制御するインターワーク装置である。本実施形態のインターワーク装置1は、上記LAN回線に接続されているマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されているマルチメディア通信端末との間で相互通信を可能にするためのものであって、上記公衆回線網に接続されているマルチメディア通信端末との接続回線通信属性を上記LAN回線に接続されているマルチメディア通信端末に通知する通信属性通知手段を有している。
【0029】
2は、私設コンピュータ・ネットワーク接続通信回線として施設されるイーサネット/トークリング/FDDI/ATM/LAN等のLAN回線である。
21、22、23は、上記LAN回線2上に接続されるマルチメディア通信端末であり、PC(パーソナルコンピュータ)等をベースに構成されているものである。
【0030】
上記LAN回線2上に接続されるマルチメディア通信端末21〜23は、アナログ音声情報をアナログ・デジタル変換し、指定された符号化方式に従って符号化する音声情報符号化手段と、上記音声情報符号化手段によって符号化された音声情報を復号化するとともにデジタル・アナログ変換してアナログ音声情報として出力する音声情報出力手段とを有している。
【0031】
また、アナログ映像情報をアナログ・デジタル変換し、指定された符号化方式に従って符号化する映像情報符号化手段と、上記映像情報符号化手段によって符号化された映像情報を復号化してデジタル・アナログ変換してアナログ映像情報として出力する映像情報出力手段とを有している。
【0032】
さらに、LAN回線を介して上記符号化された音声情報および映像情報よりなるマルチメディア情報を多重化して送信するマルチメディア情報送信手段、および上記多重化されたマルチメディア情報を受信した時に、上記多重化されたマルチメディア情報を分離して各情報ごとに復号化するマルチメディア情報受信手段を有している。
【0033】
31、32はPSTN/N−ISDN/B−ISDN等の公衆回線網である。41、42は上記公衆回線網に接続されがマルチメディア通信端末である。上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末は、上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と同様に、マルチメディア情報を符号化・復号化・多重化して相互に通信を行う。
【0034】
図2は、本実施形態のマルチメディア通信端末の概要を示すブロック図である。図2中の201は、カメラ・VTR等の映像入力部、202は映像情報やデータ情報を表示するディスプレイ・モニタ等の表示部である。203はマイク等の音声入力部、204はスピーカ等の音声出力部である。
【0035】
205は、マルチメディア通信端末の操作を入力したり、データ等の入力を行うキーボード・マウス等の操作部である。
206は、アナログ映像信号とデジタル映像信号の変換を行う映像信号のA/D変換・D/A変換機能と、入出力映像信号の選択・切換等を行う映像インターフェイス部である。
【0036】
207は、アナログ音声信号とデジタル音声信号の変換を行う音声信号A/D変換・D/A変換機能と、入出力音声信号の選択・切換等を行う音声インターフェイス部である。
208は、自画像・受信相手画像やシステム制御部より表示される表示すべきデータ情報の画像合成処理を行う画像合成手段である。
【0037】
209は、デジタル化された映像信号を指示された符号化モードにて符号化する処理と、受信した符号化映像情報を復号化する処理とを行う映像情報符号化復号化手段である。
【0038】
210は、デジタル化された音声情報を指示された符号化モードにて符号化する処理と、受信した符号化音声情報を復号化する処理とを行う音声符号化復号化手段である。
【0039】
211はマルチメディア多重化分離化制御手段であり、映像符号化復号化手段209より出力される符号化映像情報、音声符号化復号化手段210より出力される符号化音声情報、およびシステム制御部213より指示されるデータ等のマルチメディア情報を多重化するマルチメディア多重化手段と、LAN回線制御手段212より受信されるマルチメディア多重化情報を映像情報・音声情報・データ等に分離化して、映像符号化復号化部209、音声符号化復号化部210、システム制御部213へ出力する出力手段とを有している。
【0040】
212は、LAN回線2との接続制御、実際の情報送受信制御を司るLAN回線制御手段である。上記LAN回線制御手段212は、マルチメディア通信端末21、22、23の場合LAN回線制御手段であるが、公衆回線網に接続されるマルチメディア通信端末41、42の場合は、各々のマルチメディア通信端末41、42が接続される公衆回線に応じて、PSTN回線制御手段、またはISDN回線手段となる。
【0041】
213は、マルチメディア通信端末全体の制御を司るシステム制御部であり、データ情報の入出力制御や各制御手段、各部の指示制御等の全体動作制御を行うものである。
214は、マルチメディア情報の記憶や各種制御情報の記憶を行う記憶部であり、メモリやHD等によって構成されている。
【0042】
図3は、本実施形態のマルチメディア通信システムにおいて、実際にLAN回線2と公衆回線網31、32、33とのインターワークを行うインターワーク装置の概略構成を接すブロック図である。
【0043】
図3中101は、LAN回線側の通信制御を行うLAN回線制御手段、102はLAN回線2上へのマルチメディア情報の多重化送信、および上記LAN回線2上の受信するマルチメディア多重化情報の分離化を行うLAN対応マルチメディア多重分離制御手段である。
【0044】
103は、映像情報を必要に応じて符号化変換する映像符号化復号化制御手段、104は音声情報を必要に応じて符号化変換する音声符号化復号化制御手段、105はデータやコントロール情報を必要に応じて変換するデータ符号化復号化手段である。
【0045】
116は複数のマルチメディア通信端末からの映像情報を選択切換したり、合成処理を行ったりする映像選択/合成手段、117は複数のマルチメディア通信端末からの音声情報を選択切換したり、音声合成処理を行ったりする音声選択/合成制御手段である。
【0046】
106は、LAN回線上の通信プロトコルと公衆回線網上での通信プロトコルの変換処理を行うプロトコル変換手段である。
107はN−ISDN対応多重分離手段であり、N−ISDN回線対応のマルチメディア多重化、例えばITU−T勧告H.221に従うマルチメディア情報の多重分離を制御するものである。
【0047】
108はPSTN多重分離手段であり、PSTN回線対応のマルチメディア多重化、例えばITU−T勧告H.223に従うマルチメディア多重分離を制御するものである。
【0048】
109はB−ISDN多重分離制御手段であり、B−ISDN回線対応のマルチメディア多重化、例えばITU−T勧告H.222に従うマルチメディア多重分離制御を行うものである。
110はN−ISDN回線制御手段であり、N−ISDN回線との通信を制御するものである。
【0049】
111はPSTN回線との通信を制御するPSTN回線制御手段であり、113はB−ISDN回線との通信を制御するB−ISDN回線制御手段である。
114はインターワーク装置全体を制御するシステム制御部、115は各種情報を記憶保持するメモリ・HD等の記憶部である。
【0050】
図4は、本実施形態のLAN回線とN−ISDN回線とのインターワークを行う際の、プロトコル変換/符号化変換の一例を示すデータフローを示す図である。
【0051】
図4中、501は、LAN回線2上を伝送されるV(映像情報)・A1(音声符号化情報)・D(データ情報)・C(制御情報)が多重化されて伝送されているパケットである。
【0052】
502は映像符号化情報V、503は第1の音声符号化情報A1、504はデータ情報D、505は制御情報Cであり、LAN多重分離制御手段102により各々分離された情報である。
【0053】
506は映像情報符号化変換手段、507は音声情報符号化変換手段、508はデータ情報符号化変換手段、509制御情報変換手段であり、上記各種情報をN−ISDNへ多重化する際に符号化情報を変換する必要がある際変換処理を行うためのものである。
【0054】
510はISDN上の第2の音声符号化情報A2を示し、511はH.221上の制御情報BASを示し、512は同じくMLP上への制御情報を示す。ここでは、音声符号化情報が音声情報変換手段により第1の音声符号化情報A1から第2の音声符号化情報A2へ変換されたこと、および制御情報CがH221上の制御情報BAS511とMLP上の制御情報512へと変換されたことを示す。
【0055】
勿論、ISDN回線側から受信された第2の音声符号化情報A2は第1の音声符号化情報A1へと変換され、制御情報BASとMLP上の制御情報はLAN回線上の制御情報Cへと変換される。ここでは、映像符号化情報Vとデータ情報Dは変換されなかったことを示す。
【0056】
N−ISDN対応多重分離制御部107は、上記の映像符号化情報V、第2の音声符号化情報A2、データ情報D、制御情報BAS、MLPを多重化して、513に示すH.221フレーム構造へマルチメディア情報を多重化して送信する。また逆に,N−ISDNから受信したフレーム513を各メディア情報へと分離出力する。勿論,上記は、説明を簡単にするための一例であり、その他にも色々な組合せ制御が考えられる。
【0057】
図6、図7および図8は本実施形態の動作手順を示すフローチャートである。以下に、図6のフローチャートを使って第1の実施形態を詳述する。
まず、ステップS101において公衆回線網上のマルチメディア通信端末41よりLAN回線2上のマルチメディア通信端末21に対する着呼をインターワーク装置1が受信する。
【0058】
次に、ステップS102にてLAN回線2上の該当する通信端末21に着呼の通知をするとともに、LAN回線2上のコネクションを設定し、さらに、N−ISDNの着呼であり適用伝送レートは64kbps/128kbpsであることを通知する。
【0059】
次に、ステップS105にてLAN回線2上の通信端末21と公衆回線網(N−ISDN)上の通信端末41との間にて制御情報の端末・端末間の通信が可能な様にプロトコル変換を行い、上記通信端末21と通信端末41との間にて能力情報交換シーケンスを行い、音声符号化モード・映像符号化モード・適用伝送レート等の少なくとも1つ、好ましくは全ての通信モードを決定させる。
【0060】
次に、ステップS106では、LAN回線2上のマルチメディア通信端末21より、上記ステップS105において確定した通信モードをインターワーク装置1にも通知する。
【0061】
次に、ステップS107では、上記通信モードにおいて追加コネクションが必要とされるか否かを判断する。そして、上記判断の結果、追加コネクションが必要ならステップS108に進み、追加コネクションの設定を行う。ITU−T勧告H.320シリーズに従えば、第1コネクションの発呼側が必要追加コネクションの発呼も行う。また、追加コネクションの必要がなくなれば、ステップS109に進み、先程決定した通信モードを適用したマルチメディア通信を実際確定して開始する。
【0062】
また、上述の説明とは逆に、ステップS103に示したように、LAN回線2上のマルチメディア通信端末21より公衆回線網(N−ISDN回線網)上の通信端末41へ発呼要求がなされた場合には、ステップS104に進み、インターワーク装置1は該当端末41への発呼を行うとともにコネクションの設定を行い、設定結果を発呼要求した通信端末21へ通知する。
【0063】
なお、上記の説明ではN−ISDN回線上の端末との相互通信に関して記述したので、適用伝送レートは64kbps/128kbpsである。しかし、PSTNの場合には、モデム間接続によりネゴシエーションされた伝送レートを通知する。
【0064】
上記ステップS109以降は、上記により決定された通信モードに従い、インターワーク装置1では符号化された映像・音声・データ等は符号化変換を一切行わず、多重化方式の変換等のプロトコル変換を行うだけでインターワークを行う。制御情報に関しては、LAN回線2上の制御情報とN−ISDN上の制御情報伝送手段が異なるため符号変換も行う。
【0065】
なお、PSTNやB−ISDNの場合は、ITU−T勧告草案H.245により通信手順を同じように規定することが考えられているが、LAN回線2上の通信手順が確定されていないため当面は符号変換も必要となる。
【0066】
(第2の実施形態)
次に、図7のフローチャートを使って本発明の第2の実施形態を詳述する。まず、ステップS201にて、公衆回線網上のマルチメディア通信端末42よりLAN回線2上のマルチメディア通信端末22への着呼がインターワーク装置1によって受信される。
【0067】
次に、ステップS202に進み、LAN回線2上の該当マルチメディア通信端末22へ着信を通知してコネクションを設定するとともに、マルチメディア通信端末22にて符号化復号化可能な能力等を取得する。ステップS205に進み、公衆回線網上のマルチメディア通信端末42との間で能力交換シーケンスをインターワーク装置1が代行して行い、能力情報交換シーケンスによって得られる両方のマルチメディア通信端末22、42の能力と、インターワーク装置1上の能力等を考慮して、インターワーク装置1における処理負荷が少なくなるように最終的な適用符号化モード、適用伝送レート等を決定する。
【0068】
次に、ステップS206に進み、追加コネクションが有るか否かを判断する。例えば、通信回線がN−ISDN回線時のように、追加コネクション設定が必要である場合にはステップS207に進み、追加コネクションを設定確立する。発呼の制御条件はN−ISDNの場合は第1の実施形態で述べた通りである。
【0069】
次に、ステップS208において、上記にて決定した通信モードをLAN回線2上の端末22へ通知する。ステップS209では、適用通信モードでのマルチメディア多重化通信を必要に応じて、インターワーク装置1においてプロトコル変換・符号化変換を行いながら実行する。
【0070】
また逆に、ステップS203において、LAN回線2上のマルチメディア通信端末22より、公衆回線網上のマルチメディア通信端末42への発呼要求を受信すると、ステップS204に進む。インターワーク装置1は該当マルチメディア通信端末42との間でコネクションの設定確立を行うとともに、LAN回線2上の発呼マルチメディア通信端末22の能力を取得する。その後は、ステップS205に進み、上述した動作と同様な動作を行う。
【0071】
例えば、図4で示すように、LAN回線2上は音声符号化情報A1の形式でパケット通信を行い、N−ISDN回線上はH.221フレーム上に音声符号化情報A2の形式で相互通信されるよう、音声符号化変換処理手段507により符号化変換を行う。
【0072】
同様にLAN回線2上は制御情報Cをパケット形式で通信するが、N−ISDN上はH.221上でBAS情報として、あるいはMLP上の制御情報として符号化するため、データ符号化変換処理手段509にて符号化変換処理を行う。このLAN回線2上音声符号化A1、N−ISDN音声符号化情報A2の選択はインターワーク装置1によりその処理負荷上最適な符号化を選択して決定する。
【0073】
なお、上記の実施形態ではN−ISDNとLAN回線2間でのインターワークに関してのみ述べたが、PSTN/B−ISDN等他の公衆網とLAN回線2間でも同様に処理可能である。
【0074】
(第3の実施形態)
次に、図8のフローチャートを使って第3の実施形態を詳述する。
まず、ステップS301にてLAN回線2上のマルチメディア通信端末21、22間にてマルチメディア通信を行うためのコネクション設定がなされる。
【0075】
次に、ステップS302において、LAN回線2上での現行トラフィック等に基づき適切な通信速度を決定し、実際の各種通信モードを決定する。
次に、ステップS303では、上記にて決定された通信モード応じた映像符号化モード、音声符号化モード、適用伝送レートに応じたマルチメディア通信をLAN回線2の通信端末間で実施する。
【0076】
次に、ステップS304では、インターワーク装置1を介して、公衆網接続のマルチメディア通信端末より、上記マルチメディア通信への参加要求がなされないかどうか監視する。ステップS304の監視の結果、参加要求着呼がなされたことを検知すると、ステップS305に進み、インターワーク装置1は公衆網接続の発呼端末との間でLAN回線2上で通信中の端末能力を持って能力情報交換を行う。
【0077】
次に、ステップS306に進み、上記能力情報交換の結果に基づき、インターワーク装置上でのプロトコル変換・符号化変換処理の負荷が最適な通信モードを決定し、LAN回線2上でのマルチメディア通信の通信モードの変更要求を通信中の端末に通知する。
【0078】
次に、ステップS307では、上記LAN回線2上の端末間通信モードが上記通知された新通信モードへ変更される準備ができたかどうかを監視する。そして、新通信モードへ変更される準備できたら、次に、ステップS308に進み、公衆網上の端末を含む多地点間マルチメディア通信を開始する。
【0079】
上記の説明において、通信モード中の適用伝送レートは、最も遅い速度しか適用できない端末に合わせる場合もある。例えば、PSTN回線網上の端末が28.8kbpsでしか対応できないのに、LAN回線2上の伝送レートを高速のままにして、インターワーク装置で伝送レート調整を行うために、符号化変換のための余分な処理を増やすような通信モードを継続しないよう、多地点間通信を行うマルチメディア通信端末の通信モードを制御する。
【0080】
勿論、公衆回線網がB−ISDNで通常のイーサネットLAN回線2等より高速な伝送レートが適用される能力のある場合は、逆に、公衆回線網側の伝送レートを制限することにより、B−ISDN上のトラフィックをむやみに増大させないように制御可能である。
【0081】
また、上記の説明においては、プライベートネットワークのLAN回線2とPSTN/ISDN等の公衆回線網31、32間のインターワークに関してのみ記述した。しかし、本発明はPSTN/N−ISDN/B−ISDN等の公衆回線網同志のインターワークにも適用可能であるし、CATV等とのインターワークに関しても全く同様に適用可能である。
【0082】
【発明の効果】
本発明は上述したように、LAN回線上のマルチメディア通信端末と公衆回線網上のマルチメディア通信端末とのインターワークを、大規模で高価な投資を行うことなしで実現するマルチメディア通信システムを提供することができる。特に、OA用のコンピュータ・ネットワークに接続された各自のPC/WSと、公衆回線網上のマルチメディア通信端末とのインターワークを行うことができ、かつLAN回線上の複数のマルチメディア通信端末と公衆回線網上のマルチメディア通信端末との間で容易に多地点間通信が可能な手段を、LAN回線上のトラフィックをむやみに増大させることなく提供することが可能となり、OAネットワークとしての通常のLAN回線上に接続されたPCベースのマルチメディア通信と、公衆回線網上のマルチメディア通信端末とのインターワークを容易に実現することができる。
特に、本発明においては、上記LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間にて多地点問通信を行う際の適用伝送レート制御を、最も遅い伝送レートに合わせるように上記LAN回線上または公衆回線網上の伝送レートを制御するようにしたので、上記公衆網上と上記LAN上での通信速度の差異を考慮した伝送レート制御を行うことができる。
【0083】
また、本発明の他の特徴によれば、上記インターワークを実現するインターワーク装置のインターワーク処理負荷が極めて少なくて可能なインターワークシステムを提供することができる。
【0084】
また、本発明のその他の特徴によれば、LAN回線上の複数のマルチメディア通信端末と公衆回線網上のマルチメディア通信端末との間のインターワークが可能なマルチメディア通信システムを安価に構築することができる。
【0085】
また、本発明のその他の特徴によれば、LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と公衆回線網上のマルチメディア通信端末との間の多地点間マルチメディア通信インターワークを、LAN回線に接続されたトラフィックをむやみに増大させることなく構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチメディア通信システムの一実施形態を示す構成図である。
【図2】マルチメディア通信端末の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】インターワーク装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図4】LAN回線上とISDN回線上でのマルチメディア多重化通信のインターワークの一実施形態を説明するデータフロー例を示す図である。
【図5】狭帯域ISDN上でのITU−T勧告H.221フレーム構成図である。
【図6】第1の実施形態を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施形態を示すフローチャートである。
【図8】第3の実施形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 インターワーク装置
2 LAN回線
21、22、23 LAN回線に接続されるマルチメディア通信端末
31、32 公衆回線網
41、42 公衆回線網に接続されるマルチメディア通信端末
101 LAN回線制御手段
102 LAN回線対応マルチメディア多重分離手段
103 映像符号化復号化制御手段
104 音声符号化復号化制御手段
105 データ符号化復号化制御手段
106 プロトコル変換手段
107 N−ISDN対応多重分離手段
108 PSTN対応多重分離手段
109 B−ISDN対応多重分離手段
110 N−ISDN回線制御手段
111 PSTN回線制御手段
113 B−ISDN回線制御手段
114 システム制御部
115 記憶部
116 映像選択/合成手段
117 音声選択/合成手段
201 映像入力部
202 表示部
203 音声入力部
204 音声出力部
205 操作部
206 映像インターフェイス部
207 音声インターフェイス部
208 画像合成処理手段
209 映像符号化復号化制御手段
210 音声符号化復号化制御手段
211 マルチメディア多重分離制御手段
212 LAN回線制御手段
213 システム制御部
214 記憶部

Claims (6)

  1. アナログ音声情報をアナログ・デジタル変換し、指定された符号化方式に従って符号化する音声情報符号化手段と、
    上記音声情報符号化手段により符号化された音声情報を復号化するとともにデジタル・アナログ変換してアナログ音声情報として出力する音声情報出力手段と、
    アナログ映像情報をアナログ・デジタル変換し、指定された符号化方式に従って符号化する映像情報符号化手段と、上記映像情報符号化手段により符号化された映像情報を復号化してデジタル・アナログ変換してアナログ映像情報として出力する映像情報出力手段と、
    上記音声情報符号化手段および映像情報符号化手段により符号化された音声情報および映像情報よりなるマルチメディア情報を多重化し、LAN回線を介して送信するマルチメディア情報送信手段と、上記マルチメディア情報送信手段により多重化されたマルチメディア情報を受信した時に、上記多重化されたマルチメディア情報を分離して各情報ごとに復号化するマルチメディア情報受信手段とを有する上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と、
    上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と同様に、マルチメディア情報を符号化・復号化・多重化して相互に通信を行う端末であって、PSTN・ISDNを含む公衆回線網に接続されたマルチメデイア通信端末と、
    上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間の相互通信をインターワークするインターワーク装置とにより構成されるマルチメディア通信システムにおいて、
    上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との接続回線通信属性を上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末に通知する通信属性通知手段と、
    上記通信属性通知手段により通知された接続回線通信属性に基づいて上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末と相互通信を行う時の音声符号化方式・映像符号化モード・適用伝送レートを含む通信モードを選択制御する通信モード選択手段とを有することを特徴とするマルチメディア通信システム。
  2. 上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第1の情報交換手段と、
    上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第2の情報交換手段と、
    上記インターワーク装置における処理負荷が最小になるような通信モードを選択する通信モード選択手段と、
    上記通信モード選択手段により選択された通信モードを上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末、および上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末に通知する通信モード通知手段と、
    上記通信モード通知手段により通知された通信モードに応じたプロトコル変換処理および符号化変換処理を行う変換処理手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のマルチメディア通信システム。
  3. 上記LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との問にて行う多地点間通信を制御する通信制御手段と、
    上記通信制御手段により制御される多地点間通信に参加する複数のマルチメディア通信装置の能力に応じて、上記インターワーク装置上での処理負荷が最小になるように通信モードを選択する通信モード選択手段とを有することを特徴とする請求項1または2に記載のマルチメディア通信システム。
  4. 上記LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間にて多地点問通信を行う際の適用伝送レート制御を、最も遅い伝送レートに合わせるように上記LAN回線上または公衆回線網上の伝送レートを制御する伝送レート制御手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のマルチメディア通信システム。
  5. LAN回線に接続されているマルチメディア通信端末と、公衆回線網に接続されているマルチメディア通信端末との間で相互に通信を行うことを可能にするマルチメディア通信方法において、
    LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第1の情報交換手順と、
    公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第2の情報交換手順と、
    上記第1,第2の情報交換手順における情報交換に基づいて、上記LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間にて多地点問通信を行う際の適用伝送レート制御を、最も遅い伝送レートに合わせるように上記LAN回線上または公衆回線網上の伝送レートを制御する伝送レート制御手順とを有することを特徴とするマルチメディア通信方法。
  6. LAN回線に接続されているマルチメディア通信端末と、公衆回線網に接続されているマルチメディア通信端末との間で相互に通信を行うことを可能にするインターワーク装置において、
    LAN回線に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第1の情報交換手段と、
    公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末と能力情報交換を行う第2の情報交換手段と、
    上記第1、第2の情報交換手段による情報交換に基づいて、上記LAN回線に接続された複数のマルチメディア通信端末と、上記公衆回線網に接続されたマルチメディア通信端末との間にて多地点問通信を行う際の適用伝送レート制御を、最も遅い伝送レートに合わせるように上記LAN回線上または公衆回線網上の伝送レートを制御する伝送レート制御手段とを有することを特徴とするインターワーク装置。
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