JP3638769B2 - 通信制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はローカルエリアネットワーク(LAN)などの多重通信ネットワークにおいて好適に利用することができる通信制御装置に係り、特に、このような多重通信ネットワークにおいても汎用的に利用することが可能な通信制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の通信制御装置では、通信に必要な各種の制御機能、例えば通信データの送受信タイミング制御機能、2以上のデータがネットワーク上に出力された時に生ずる衝突制御などの制御機能が全てハードウェアにて構成され、当該通信制御装置に接続されたコンピュータなどにおいては外部から通信データを入出力すれば良いように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、ネットワーク技術は多様化し、多数のプロトコルが存在するようになってきた。そのため、上記従来の通信制御装置のようにその全てをハードウェアとして構成した場合には、1つのプロトコルに対応して形成した通信制御装置は他のプロトコルに適用することが不可能であるため、各プロトコルごとに通信制御装置の設計を行なわなければならなかった。
【0004】
そこで、通信制御装置を必要最小限のハードウェアで構成し、中央処理装置において各種の通信制御を実現することが考えられる。
【0005】
図5はこのような考えのもとに考案される通信制御装置の構成を示すブロック図である。図において、1は図示外の通信経路に接続され、当該通信経路上の通信データが入力される入力端子であり、2は当該通信経路にワイヤードオアロジックあるいはワイヤードアンドロジックで接続され、当該通信経路に通信データを出力する出力端子であり、3は当該入力端子1,出力端子2への通信データを受信/生成する中央処理装置であり、4は中央処理装置3により書き込まれたデータおよび入力端子1から入力される通信経路上の通信データを保持する入出力ポートであり、5はクロック数をカウントしてタイムアウトしたら割り込み信号を中央処理装置3に出力するタイマであり、6は中央処理装置3により当該タイマ5のカウント値が設定されるレジスタであり、7は中央処理装置3と当該レジスタ6などを接続するデータバスである。
【0006】
次に動作について説明する。
図6はノーリターンゼロ(NRZ)方式で連続的にデータ通信を行なうLAN通信の1ビット波形を示す波形概念図である。同図はビットが立っている状態の波形を示すものであり、図において、8は1ビットに割り当てられた1ビット周期であり、9は当該1ビット周期8の始まりのエッジとなる送信ポイントであり、10は各通信制御装置において当該ビットのデータをラッチするタイミングを示す受信ポイントであり、11は送信ポイント9から受信ポイント10までの読取セットアップ期間であり、12は受信ポイント10から次の送信ポイント9までの出力セットアップ期間である。
【0007】
そして、このように中央処理装置3において各種の通信制御を実現するように構成した通信制御装置では、例えば図7および図8に示すようなフローチャートに従って他の通信制御装置との間で同期を図りつつ(通信ノード間の同期を図りつつ)通信データを送受信する。
【0008】
図7は当該通信制御装置において中央処理装置3がデータ送受信のために実行するデータ送受信制御フローチャートである。図において、ST1はタイマ5からの割り込み信号入力を待つタイムアウト待機ステップであり、ST2は当該割り込み信号が読取セットアップ期間11を設定するためのカウント値に基づく割り込み信号か否かを判断する割り込み判別ステップであり、ST3は当該割り込み信号が読取セットアップ期間11のカウント値に基づくものである場合に実行されるステップであって、レジスタ6に出力セットアップ期間12用のカウント値を設定する出力カウント値設定ステップであり、ST4はステップST3に続いて入出力ポート4を介して入力端子1から入力されたデータを読み込む読取ステップであり、ST5は当該読取通信データと出力端子2に出力している通信データとを比較してこれらが一致しているか否かを判断する衝突判断ステップであり、ST6は上記衝突判断にて不一致である場合に通信データの送信を停止させる通信終了ステップであり、ST7は上記ステップST2において割り込み信号が出力セットアップ期間12のカウント値に基づくものである場合に実行されるステップであって、レジスタ6に読取セットアップ期間11用のカウント値を設定する読取カウント値設定ステップであり、ST8は当該ステップST7に続いて出力通信データがある場合には当該データを出力端子2から出力する出力端子書き込みステップであり、このステップST8の後には上記ステップST5が実行される。
なお、ステップST3やステップST7においてレジスタ6に設定されるカウント値はタイマ5による割り込み発生タイミングから当該カウント値に基づいてタイマ5のカウントが開始されるまでの割り込み遅延時間を考慮した値が設定される。
【0009】
図8は通信制御装置において中央処理装置3が同期を補正するために実行するデータ送受信制御フローチャートである。図において、ST9は入力通信データのエッジ検出を行なうエッジ待機ステップであり、ST10はレジスタ6に出力カウント値を設定するタイミング補正ステップであり、ST11は検出するエッジの極性(立ち上がりエッジと立ち下がりエッジ)を切り替えるエッジ切替ステップである。
【0010】
そして、このような通信制御装置であれば、上記1ビット周期の間にレジスタ6に読取カウント値と出力カウント値とをセットすることができ、これにより当該1ビット周期の間に通信データの送受信を行なうことができる。また、自分以外の通信制御装置が同時に出力を行なった場合には、ワイヤードオアロジックあるいはワイヤードアンドロジックにおいて自分が負けたら(入力通信データと出力通信データとが不一致となったら)出力を停止して当該他の通信制御装置の出力通信データを受信することができ、しかも、ワイヤードオアロジックあるいはワイヤードアンドロジックにおいて自分が勝ったら(入力通信データと出力通信データとが一致していたら)そのまま出力を継続することができる。更に、他の通信制御装置から送信された通信データに含まれるエッジを検出してカウント値を設定し直すので、他の通信制御装置との同期を常に維持することができ、長期に渡って安定したデータ通信を行なうことができる。
【0011】
また、上記レジスタ6に設定する読取カウント値と出力カウント値との比率や総和を変更することにより、各種の読み取りタイミングや通信速度に対応することができ、各種のLANプロトコルに対応することができる。
【0012】
しかしながら、このように通信制御装置を必要最小限のハードウェアで構成するとともに、中央処理装置3において各種の通信制御を実現するように構成した場合には、実際には、上述したように中央処理装置3において通信に必要な全ての制御を実行する必要があるため、自ずと中央処理装置3の処理能力により通信速度が制限されてしまい、高速化を望むこともできない。
【0013】
また、上記割り込み処理にて各種タイミングを制御すると、割り込み要求が発生してから実際に割り込みルーチンが実行されるまでの時間には一般的に数μsのバラツキがあるため、他の通信制御装置との同期がずれ易く、しかも、更にその期間のばらつきを考慮して各種タイミングを設計しなければならず、高速通信のプロトコルには利用できないという問題もある。
【0014】
そこで、この発明は、装置としての汎用性を損なうことなく、しかも、高速の通信ネットワークにも対応することができる通信制御装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る通信制御装置は、所定の通信経路に接続され、当該通信経路上の通信データが入力される入力端子と、当該通信経路にワイヤードオアロジックあるいはワイヤードアンドロジックで接続され、当該通信経路に通信データを出力する出力端子と、当該入出力端子への通信データを受信/生成する中央処理装置と、中央処理装置により書き込まれたデータを保持し、当該データを上記出力端子から出力する出力データバッファと、入力端子から入力される通信経路上の通信データを保持し、当該情報が上記中央処理装置に読み出される入力データバッファとを有する通信制御装置において、上記中央処理装置により読取カウント値が設定される読取リロードレジスタと、上記中央処理装置により出力カウント値が設定される出力リロードレジスタと、タイムアウトする度に当該2つのリロードレジスタのカウント値を交互に読み出してカウントするタイマとを設けるとともに、読取カウント値に基づいてタイムアウトした場合には上記入力データバッファには通信データの保持動作を行なわせ、出力カウント値に基づいてタイムアウトした場合には上記出力データバッファによる通信データ出力動作を行わせるものである。
【0016】
この発明に係る通信制御装置は、入力端子から入力される通信データのエッジを検出してエッジ検出信号をタイマに出力するエッジ検出回路を設けるとともに、当該タイマには、当該エッジ検出信号が入力された際に読取カウント中であれば読取カウント値を再度リロードし、当該エッジ検出信号が入力された際に出力カウント中であればタイムアウトを出力して読取カウント値をリロードするものである。
【0017】
この発明に係る通信制御装置は、出力データバッファと入力データバッファとの少なくとも一方は複数の通信データを保持し、古いものから順次出力するものである。
【0018】
この発明に係る通信制御装置は、入力端子から入力される通信データと出力端子から出力される通信データとを比較し、これらが不一致となった場合には衝突検出信号を中央処理装置に出力する衝突検出回路を設けたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による通信制御装置の構成を示すブロック図である。図において、1は図示外の通信経路に接続され、当該通信経路上の通信データが入力される入力端子であり、2は当該通信経路にワイヤードオアロジックあるいはワイヤードアンドロジックで接続され、当該通信経路に通信データを出力する出力端子であり、3は当該入力端子1,出力端子2への通信データを受信/生成する中央処理装置であり、13は入力端子1に入力される波形をフィルタリングして入力通信データの波形を整形するデジタルフィルタであり、15は中央処理装置3により書き込まれたデータを保持し、当該データを所定のタイミングにて出力端子2に出力する出力データバッファであり、14は当該デジタルフィルタ13の出力が入力されて、当該波形を所定のタイミングでサンプリングして保持する入力データバッファであり、16はデジタルフィルタ13の出力が入力されて、当該出力に含まれる立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを検出したらエッジ検出信号を出力するエッジ検出回路であり、17は中央処理装置3により読取カウント値が設定される読取リロードレジスタであり、18は中央処理装置3により出力カウント値が設定される出力リロードレジスタであり、19はタイムアウトする度に当該2つのリロードレジスタ17,18のカウント値を交互に読み出してカウントし、読取カウント値に基づいてタイムアウトした場合には上記入力データバッファ14にラッチ信号を出力し、出力カウント値に基づいてタイムアウトした場合には上記出力データバッファ15にラッチ信号を出力するタイマであり、20はデジタルフィルタ13から出力される通信データと出力端子2から出力される通信データとを比較し、これらが不一致となった場合には衝突検出信号を中央処理装置3に出力する衝突検出回路である。
【0020】
また、上記タイマ19にはエッジ検出信号が入力されており、読取カウント中にエッジ検出信号が入力されると、上記読取カウント値を読取リロードレジスタ17から再度呼び出し直し、出力カウント中にエッジ検出信号が入力されると、出力データバッファ15にラッチ信号を出力するとともに読取カウント値を読取リロードレジスタ17から呼び出す。なお、当該タイマ19は、カウントアップによるオーバフローに基づいてラッチ信号を出力するように構成しても、カウントダウンによるアンダーフローに基づいてラッチ信号を出力するように構成しても良い。
【0021】
上記入力データバッファ14は、詳しくは、デジタルフィルタ13の出力をラッチ信号に基づいてホールドする入力Dフリップフロップ14aと、当該入力Dフリップフロップ14aの出力を保持する入力用データレジスタ14bとで構成されており、また、上記出力データバッファ15は、中央処理装置3により書き込まれた出力通信データを保持する出力用データレジスタ15bと、当該出力用データレジスタ15bに保持されたデータをラッチ信号に基づいてホールド出力する出力Dフリップフロップ15aとからなる。
【0022】
上記衝突検出回路20は、詳しくは、デジタルフィルタ13から出力される通信データと出力端子2から出力される通信データとが入力され、これら2つの入力レベルが異なるときにはハイレベル信号を出力する排他的論理和回路20aと、当該出力を入力データバッファ14へのラッチ信号によりラッチして中央処理装置3に衝突検出信号を出力する衝突検出Dフリップフロップ20bとからなる。
【0023】
ここではLANのプロトコルに基づく動作について例示的に説明する。
【0024】
まず、中央処理装置3の動作について説明する。
図2はデータ送受信のために実行するデータ送受信制御フローチャートである。図において、ST12はタイマ19から出力されるラッチ信号に基づくタイマ割り込み入力を待つデータ設定待機ステップであり、ST13は当該タイマ割り込みが読取カウント値に基づくものか否かを判別する割り込み判別ステップであり、ST14は当該割り込みが読取カウント値に基づくものである場合に実行されるステップであって、入力データバッファ14に格納された1ビット分の入力通信データを読み込む読取ステップであり、ST15はステップST14に続いて実行されるステップであって、出力データバッファ15に1ビット分の出力通信データをセットする書込ステップである。
なお、上記ステップST13においてタイマ割り込みが読取カウント値に基づくものではない(即ち、出力カウント値に基づくものである)と判断された場合には、上記ステップST14およびステップST15を実行せずに終了する。
【0025】
図3は衝突検出信号に基づく中央処理装置3の動作を示す衝突検出時フローチャートである。図において、ST16は当該衝突検出信号が入力されたことを検出する衝突検出ステップであり、ST17は当該検出がなされたときに出力データバッファ15に対するデータ書き込みを中断(終了)させる送信終了ステップである。
【0026】
図4は以上の構成および動作に基づく通信制御装置の全体の動作タイミングを説明する動作説明図である。図において、TAは読取リロードレジスタ17の設定値(読取カウント値)に基づく入力用データバッファへのラッチ信号を示し、TBは出力リロードレジスタ18の設定値(出力カウント値)に基づく出力用データバッファへのラッチ信号を示す。
【0027】
図4に示すように、当該通信制御装置は、入力端子1から入力される通信データの波形に同期して動作し、例えば(3)に示すように入力端子1から入力される通信データとタイマ19のタイムアウトとのタイミングがずれたら、当該入力通信データのエッジにあわせてタイマ19のカウント値を所定のリロードレジスタ17からリロードして同期を図ることができる。
【0028】
また、このように同期がとれた状態であれば、(1)および(2)に示すように、1ビット周期の間に、出力用データレジスタ15bのデータをプロトコルに基づいた所定のタイミング(送信ポイント)のラッチ信号にて送出したり、プロトコルに基づいた所定のタイミング(受信ポイント)のラッチ信号にて入力通信データを入力用データレジスタ14bに格納することができる。また、中央処理装置3においては上述したデータ送受信制御フローチャートにて当該2つのデータレジスタに対して読み出し/書き込みを1ビット周期の間に実行するだけでデータの送受信を行なうことができる。
【0029】
更に、出力端子2から出力通信データを出力している途中で、衝突検出信号が入力されれば、その次の出力通信データの送信を停止(中断)することができる。
【0030】
以上のように、この実施の形態1によれば、2つのリロードレジスタ17,18とタイマ19とを設け、これらによりデータの送信/受信タイミングを制御するように構成したので、中央処理装置3の動作を介することなく、タイマ19のタイムアウトに応じて出力通信データを出力データバッファ15から出力したり、読取通信データを入力データバッファ14に読み取ったりすることができるので、中央処理装置3は、プロトコルに応じたカウント値を設定した後は、1ビット周期の間において通信データの出力および読取を行なうだけで通信データの送受信を行なうことができる。
【0031】
また、この実施の形態1によれば、入力通信データのエッジを検出するエッジ検出回路16を設け、当該エッジ検出に基づいてタイマ19のカウント値を適宜リロードするように構成したので、中央処理装置3の制御を介することなく、常に同一の通信ネットワーク上に接続された他の通信制御装置との同期を確保することができる。
【0032】
更に、この実施の形態1によれば、入力通信データと出力通信データとをリアルタイムで比較する衝突検出回路20を設けたので、1ビット周期毎に中央処理装置3において入力通信データと出力通信データとを比較する必要がなくなり、衝突検出を適当に行ないつつ、1ビット周期に必要な最小制御時間を短縮することができる。
【0033】
従って、この実施の形態1によれば、上記2つのリロードレジスタ17,18の値(比率や総和)を変更することにより各種のプロトコルに対応した送信ポイントおよび受信ポイントを設定することができるので、非常に汎用性を有する。
【0034】
しかも、1ビット周期毎にルーチン的に発生するデータの送受信動作や衝突検出について専用のハードウェアを設けて中央処理装置3に負荷を軽減し、しかも、データの出力タイミングや読取タイミングを中央処理装置3にて調整する必要がなくなったので、当該中央処理装置3の処理能力以上の速度でデータの送受信を行なうことができる。
【0035】
その結果、装置としての汎用性を損なわないというレベルではなく、高速の通信ネットワークにも対応することができるほどの汎用性を得ることができる。
【0036】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2の通信制御装置は、入力用データレジスタ14bおよび出力用データレジスタ15bがそれぞれ複数ビットデータを保持するとともに、古いものから順次出力するように構成された以外は実施の形態1と同様の構成である。
【0037】
次に動作について説明する。
中央処理装置3が複数ビット単位にて各データレジスタ14b,15bに対して読み出し/書き込みを行なう以外は実施の形態1と同様の動作である。
【0038】
以上のように、この実施の形態2によれば、中央処理装置3は複数ビット毎に通信データの読み出し/書き込みを行なうことができるので、同量のデータを送受信する際に必要となる中央処理装置3の処理時間を短縮することができる。従って、実施の形態1よりも更に高速の通信ネットワークに対しても利用することができる程の汎用性を有する。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、中央処理装置により読取カウント値が設定される読取リロードレジスタと、上記中央処理装置により出力カウント値が設定される出力リロードレジスタと、タイムアウトする度に当該2つのリロードレジスタのカウント値を交互に読み出してカウントするタイマとを設けるとともに、読取カウント値に基づいてタイムアウトした場合には上記入力データバッファには通信データの保持動作を行わせ、出力カウント値に基づいてタイムアウトした場合には上記出力データバッファによる通信データ出力動作を行わせるようにしたので、中央処理装置の動作を介することなく、タイマのタイムアウトに応じて出力通信データを出力データバッファから出力したり、読取通信データを読取データバッファに読み取ったりすることができる。従って、中央処理装置は、プロトコルに応じたカウント値を設定した後は、通信データの出力および読取を行なうだけで通信データの送受信を行なうことができるので、装置としての汎用性を損なうことなく、しかも、高速の通信ネットワークにも対応することができる効果がある。
【0040】
この発明によれば、入力端子から入力される通信データのエッジを検出してエッジ検出信号をタイマに出力するエッジ検出回路を設けるとともに、当該タイマには、当該エッジ検出信号が入力された際に読取カウント中であれば読取カウント値を再度リロードし、当該エッジ検出信号が入力された際に出力カウント中であればタイムアウトを出力して読取カウント値をリロードするので、中央処理装置は複数の通信データを連続的に読み出したり書き込んだりすることができるので、中央処理装置はエッジ検出に基づく同期補正制御をも実行する必要が無くなる。従って、装置としての汎用性を損なうことなく、しかも、更に高速の通信ネットワークにも対応することができる効果がある。
【0041】
この発明によれば、出力データバッファと入力データバッファとの少なくとも一方は複数の通信データを保持し、古いものから順次出力するので、同量のデータを送受信する際に必要となる中央処理装置の処理時間を短縮することができる。従って、装置としての汎用性を損なうことなく、しかも、更に高速の通信ネットワークにも対応することができる効果がある。
【0042】
この発明によれば、入力端子から入力される通信データと出力端子から出力される通信データとを比較し、これらが不一致となった場合には衝突検出信号を中央処理装置に出力する衝突検出回路を設けたので、中央処理装置では衝突検出をする必要が無くなる。従って、装置としての汎用性を損なうことなく、しかも、更に高速の通信ネットワークにも対応することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による通信制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による通信制御装置のデータ送受信制御フローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1による通信制御装置の衝突検出時フローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1による通信制御装置の全体の動作タイミングを説明する動作説明図である。
【図5】 必要最小限のハードウェアで構成し、中央処理装置において各種の通信制御を実現するための通信制御装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 LAN通信の1ビット波形を示す波形概念図である。
【図7】 図5に示す通信制御装置において実行されるデータ送受信制御フローチャートである。
【図8】 図5に示す通信制御装置において実行されるデータ送受信制御フローチャートである。
【符号の説明】
1 入力端子、2 出力端子、3 中央処理装置、14 入力データバッファ、15 出力データバッファ、16 エッジ検出回路、17 読取リロードレジスタ、18 出力リロードレジスタ、19 タイマ、20 衝突検出回路。
Claims (4)
- 所定の通信経路に接続され、当該通信経路上の通信データが入力される入力端子と、当該通信経路にワイヤードオアロジックあるいはワイヤードアンドロジックで接続され、当該通信経路に通信データを出力する出力端子と、当該入出力端子への通信データを受信/生成する中央処理装置と、中央処理装置により書き込まれたデータを保持し、当該データを上記出力端子から出力する出力データバッファと、入力端子から入力される通信経路上の通信データを保持し、当該情報が上記中央処理装置に読み出される入力データバッファとを有する通信制御装置において、
上記中央処理装置により読取カウント値が設定される読取リロードレジスタと、上記中央処理装置により出力カウント値が設定される出力リロードレジスタと、タイムアウトする度に当該2つのリロードレジスタのカウント値を交互に読み出してカウントするタイマとを設けるとともに、読取カウント値に基づいてタイムアウトした場合には上記入力データバッファには通信データの保持動作を行わせ、出力カウント値に基づいてタイムアウトした場合には上記出力データバッファによる通信データ出力動作を行わせることを特徴とする通信制御装置。 - 入力端子から入力される通信データのエッジを検出してエッジ検出信号をタイマに出力するエッジ検出回路を設けるとともに、当該タイマには、当該エッジ検出信号が入力された際に読取カウント中であれば読取カウント値を再度リロードし、当該エッジ検出信号が入力された際に出力カウント中であればタイムアウトを出力して読取カウント値をリロードすることを特徴とする請求項1記載の通信制御装置。
- 出力データバッファと入力データバッファとの少なくとも一方は複数の通信データを保持し、古いものから順次出力することを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信制御装置。
- 入力端子から入力される通信データと出力端子から出力される通信データとを比較し、これらが不一致となった場合には衝突検出信号を中央処理装置に出力する衝突検出回路を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の通信制御装置。
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