JP3636808B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタに係り、更に詳しくは、例えば電気若しくは電気信号を伝達するフラットケーブルの幹線から支線を分岐させる分岐用、かつ、圧接用のコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ケーブルを一時仮止めし、該ケーブルを圧接するコネクタにおいて、例えば、フラットケーブルの幹線から支線にコネクタを介して電気的に分岐させる場合、図23乃至図24に示すように、例えば、4芯のフラットケーブル1の途中に、合成樹脂製のケーブルカバー2を仮止めする。
【0003】
このケーブルカバー2によるフラットケーブル1の仮止めは、図25に示すように、仮止め部2aにおいて、開閉自在な蓋2cがヒンジを介して設けられおり、フラットケーブル1をケーブルカバー2の仮止め部2aに載せてセットする工程▲1▼と、続いて前記蓋2cを手で回転させて閉じ、その先端部を係止部2dに係止させる工程▲2▼と、の2工程からなる。
【0004】
そして、支線用のフラットケーブル3を予め装着してある絶縁ハウジング4を、図24に示すように、前記フラットケーブル1を仮止めしたケーブルカバー2に圧接ペンチ等で圧接する。
【0005】
前記絶縁ハウジング4側には、雌コンタクトが配設され、その雌コンタクトの片側先端部が前記幹線用のフラットケーブル1の外皮を切断して食い込み、当該フラットケーブル1の芯線を弾性的に挟装する。これにより、前記支線用のフラットケーブル3と幹線用のフラットケーブル1との電気的接続がなされる。
【0006】
こうして、図23に示すように、幹線用のフラットケーブル1に、ケーブルカバー2と絶縁ハウジング4からなる分岐用コネクタ5を複数個設けてフラットケーブル3を圧接することで、当該支線用のフラットケーブル3の各々に、例えば、ブースター,近接センサ,リミットスイッチ,フォトセンサ等を設けることができるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記フラットケーブル1を分岐用コネクタ5のケーブルカバー2に仮止めする作業工程が2工程であり、かつ、前記蓋2cを係止部2dに係止させるには幹線用フラットケーブル1が簡単にスライドしないように、ある程度の摩擦力が生じるように押し込む力が必要であり、これを繰り返すのは作業者にとってかなりの負担となっていた。
【0008】
更に、分岐用コネクタ5において、ケーブルカバー2と絶縁ハウジング4とを合体させる際に、これらを一旦仮止めするのであるが、その仮止め状態においてフラットケーブル1がガタついて好ましくないものであった。
【0009】
このように、従来のコネクタは、仮止め作業と仮止め状態のフラットケーブルにおいて解決すべき課題を有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るコネクタの上記課題を解決するための要旨は、フラットケーブルを仮止めするケーブルカバーと、相手方のコネクタのコンタクトがコンタクト後端部に接続される共にコンタクト先端部に前記フラットケーブルが圧接されるコンタクトを有して前記ケーブルカバーと合体する絶縁ハウジングとからなるコネクタにおいて、前記絶縁ハウジングの中空内部に装着され圧接方向である上下方向に移動自在なスペーサが設けられており、前記スペーサには、当該スペーサの左右壁面から下側に傾斜されて延設されたもので、前記絶縁ハウジングにこのスペーサを仮止めした状態で、絶縁ハウジングの底面から該スペーサが浮き上がった状態となり前記フラットケーブルを前記ケーブルカバーの内面側に弾発力で付勢してガタつきなく保持する弾性脚部が設けられていることである。
【0013】
本発明に係るコネクタによれば、コネクタにおけるケーブルカバーにフラットケーブルを仮止めする作業工程が、弾性的に係止する係止突起に対して該フラットケーブルを押し込めると言う1工程だけになる。
また、前記コネクタにおける、フラットケーブルを仮止めしたケーブルカバーと、絶縁ハウジングとを仮止めした際に、前記フラットケーブルが絶縁ハウジング側に圧接方向である上下方向に移動自在にして設けられたスペーサによりケーブルカバーの内壁面に付勢されてガタ付きが防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るコネクタの実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、理解容易のため従来例に対応する部分には同一符号を付けて説明する。
【0015】
本発明に係るコネクタを、例えば、幹線用のフラットケーブルから支線用のフラットケーブルへ電気的に分岐させる分岐用コネクタを例にとって説明する。
【0016】
分岐用コネクタ5aの第1実施例は、図1乃至図4に示すように、例えば、4芯の幹線用フラットケーブル1を仮止めする合成樹脂製のケーブルカバー6において、幹線用のフラットケーブル1との当接面の一部に、該フラットケーブル1の側部を弾性的に係止する係止突起7を設ける。
【0017】
前記係止突起7は、ケーブルカバー6の内面側に4箇所で、幹線用フラットケーブル1の幅に対応して対向配置にされている。また、その高さも前記フラットケーブル1の高さに対応して少し低くして、当該係止突起7の先端部がフラットケーブル1の丸い外周面に当接して押さえ込むようにされている。
【0018】
よって、図1に示すように、前記ケーブルカバー6に幹線用のフラットケーブル1を仮止めするには、該フラットケーブル1をケーブルカバー6の内壁面に向けて押し込むだけで良い。
【0019】
そして、ケーブルカバー6の両側面には、後述の絶縁ハウジング8と係合して仮止め及び固定するための係合部6aが延設されている。
【0020】
更に、ケーブルカバー6の内壁面には、フラットケーブル1が当接したときに隙間無くフィットするように、4芯フラットケーブル1の外面形状に合わせた半円台座6bが形成されている。
【0021】
次に、分岐用コネクタ5aにおける合成樹脂製の絶縁ハウジング8には、図5乃至図9に示すように、その外壁面8a,8b(紙面に直交する方向)に前記ケーブルカバー6を仮止めする仮止め突起10と、該ケーブルカバー6を固定する突起11,11とが設けられている。
【0022】
また、前記外壁面8a,8bの反対側の内壁面8c,8dには、図7と図8に示すように、図において上下方向に凹溝が設けられ、この凹溝が後述のスペーサ13の上下方向のスライドをガイドするガイド溝12,14であって、各々対向配置で設けられている。
【0023】
そして、図6乃至図8に示すように、絶縁ハウジング8の後端部から雄コンタクト部15が、コンタクトピン用の貫通孔15a(4箇所)と相手側コンタクト部と係合して係止させる係合突起15bを有して、略四角形状にして延設されている。
【0024】
前記コンタクト部15の各貫通孔15aには、図10乃至図11に示すように、L字型に屈曲された雌コンタクト9が各々挿入されて固定される。
【0025】
前記雌コンタクト9は、後端部9aが二股状になっていて相手側の雄コンタクトを弾性的に挟装して導通を図り、先端部9bも二股状になっていて幹線用のフラットケーブル1に圧接されその芯線と導通を図るものである。
【0026】
また、雌コンタクト9の長手方向における中央部には、前記貫通孔15aに該雌コンタクト9を挿入する際の案内役となるガイド片9cが設けられている。なお、この雌コンタクトは、後端部を先端部に対して略90゜屈曲させる位置が異なる2種類の雌コンタクト9,9dが用意される。
【0027】
次に、絶縁ハウジング8の中央部と先端部は、図6乃至図8に示すように、内壁面8c,8dを形成する両側壁と底部があるのみで、内部が中空となっていて全面開口している。
【0028】
この絶縁ハウジング8の中空内部に装着される合成樹脂製のスペーサ13は、図12乃至図16に示すように、該スペーサ13の上部にフラットケーブル1用の半円台座16が設けられ、その両側にフラットケーブル1に対する幅規制用の突起17が上方に突設されている。
【0029】
そして、図12において、左右両側壁面の外側に、絶縁ハウジング8に仮止めするための仮止め突起18と、ロック用突起19が各々突設されている。
【0030】
また、図13において、スペーサ13の後端部(図の左側)に、圧接方向である上下方向に沿ってガイド突起20が設けられている。このガイド突起20は、前記絶縁ハウジング8の、図6において示す内壁面8c,8dの一部に摺接してこのスペーサ13の上下移動のガイドとなるものである。
【0031】
更に、図13において、スペーサ13の先端部(図の右側)に、下側に傾斜して突出した弾性脚部21,22が設けられている。この弾性脚部21,22は、図14乃至図16に示すように、先端壁面23と左右壁面24,25で囲まれた空間部において、前記左右壁面24,25から下側に傾斜されて延設されたものである。
【0032】
また、図14と図16に示すように、スペーサ13の上下方向に貫通させた、雌コンタクトの先端部9bを保護し、かつ、圧接時の倒れを防止するための、ガイド孔26が4箇所に千鳥配置で設けられている。このガイド孔26の各々に前記雌コンタクト9,9dの先端部9bが挿通されることになる。
【0033】
以上のようにして形成した、ケーブルカバー6と絶縁ハウジング8と雌コンタクト9,9dとスペーサ13を組立てる方法について説明する。図17乃至図21に示すように、まず、絶縁ハウジング8の先端部側から圧接用の雌コンタクト9,9dを搬入し、絶縁ハウジング8の後端部におけるコンタクト部15の各貫通孔15aに雌コンタクトの後端部9aを差し込む。
【0034】
次に、絶縁ハウジング8にスペーサ13を装着するには、例えば、図21において、該絶縁ハウジング8に千鳥配置にして固定された前記雌コンタクト9,9dの先端部9b(4個)の位置に、弾性脚部21,22を下に向け、スペーサ13のガイド孔26の位置を各々対応させ、図14において示すスペーサ13のガイド突起20を、図6において示す絶縁ハウジング8側のガイド溝20aに嵌合させながら、当該絶縁ハウジング8にスペーサ13を嵌装させる。
【0035】
そして、スペーサ13の仮止め突起18,18が、図7に示す絶縁ハウジング8の内壁面8c,8dに各々当接して外側に押し拡げながら進入し、ガイド溝12に到って落ち込んで係合される。この状態が、図21に示すように、絶縁ハウジング8にスペーサ13を仮止めした状態である。
【0036】
前記仮止め状態では、スペーサ13の弾性脚部21,22の弾発力で、絶縁ハウジング8の底面から浮き上がった状態となる。そして、スペーサ13のガイド孔26を形成する部分が、雌コンタクト9,9dの圧接部分である先端部9bを各々囲繞しており、これによって、絶縁ハウジング8の納品状態若しくは保管状態において、当該雌コンタクト9,9dの圧接用の先端部9bがスペーサ13で保護されることになる。
【0037】
次に、ケーブルカバー6を絶縁ハウジング8に仮止めする。これには、図3において示したケーブルカバー6の係合部6aを、図5において示した絶縁ハウジング8の両外壁面8a,8bの仮止め突起10に係合させる。この分岐用コネクタ5aの仮止め状態が、図17乃至21に示す状態である。
【0038】
そして、分岐用コネクタ5aとして幹線用フラットケーブル1に適用する場合には、図1乃至図2に示すように、幹線用のフラットケーブル1にケーブルカバー6を跨らせ、手で該フラットケーブル1を押し込む1工程により、4箇所の係止突起7,7で係合させて仮止めする。
【0039】
更に、前記ケーブルカバー6を絶縁ハウジング8に仮止めさせる。これによって、ケーブルカバー6の半円台座6bと絶縁ハウジング8側に仮止めされたスペーサ13の半円台座16とでフラットケーブル1がその外周形状に沿って挟装される。
【0040】
前記スペーサ13は、その弾性脚部21,22の弾発力で前記フラットケーブル1をケーブルカバー6の内面側に付勢し、分岐用コネクタ5aの仮止め状態のフラットケーブル1がガタ付くことなく、しっかりと保持されることになる。
【0041】
そして、仮止め状態のケーブルカバー6を圧接ペンチ等で押圧する。すると、フラットケーブル1が絶縁ハウジング8側のスペーサ13を弾性脚部21,22の変形に伴う弾性力に抗して押し込み、同時に、スペーサ13のガイド孔26から次第に露出する雌コンタクト9の先端部9bの二股形状部分が、前記フラットケーブル1の外皮を切断しその芯線を弾性力で挟持する。
【0042】
更に、押し込まれたケーブルカバー6は、その両側面に設けた係合部6aが絶縁ハウジング8の突起11を乗り越えて係合すると、該ケーブルカバー6が絶縁ハウジング8に固定されるとともに、スペーサ13も図12乃至図13に示すロック用突起19が、図7乃至図8に示す絶縁ハウジング8のガイド溝14に落ち込んで絶縁ハウジング8にロックされる。
【0043】
こうして、絶縁ハウジング8にロックされたスペーサ13は、もはや移動不可能となって、フラットケーブル1をケーブルカバー6側に付勢することなく、その役目を終了する。
こうして、幹線用のフラットケーブル1を仮止めしたケーブルカバー6を、圧接作業によって絶縁ハウジング8にロックした状態が、図22に示す分岐用コネクタ5aの状態である。
【0044】
この分岐用コネクタ5aに対して、支線用のフラットケーブル3を圧接してある圧接コネクタ27(図22中で破線で示す)をコンタクト部15に接続させる。これによって、幹線用のフラットケーブル1の芯線と、支線用のフラットケーブル3の芯線とが、雌コンタクト9,9dと雄コンタクト27aを介して電気的に接続される。
【0045】
こうして、幹線用のフラットケーブル1に対して支線用のフラットケーブル3を分岐させることができる。同様に前記分岐用コネクタ5aを複数個使用して、幹線用のフラットケーブル1に複数の支線用のフラットケーブル3を分岐させることができるものである。なお、本発明に係るコネクタは、前記支線用フラットケーブルに電気的に接続する場合のみならず、例えば、プリント基板上に実装された各種コネクタ、電気・電子機器の各接続用端子としてのコネクタ等におけるコンタクトと電気的接続を図る場合等、汎用的に使用されるものである。
【0046】
本発明に係る、例えば上記分岐用コネクタ5aで説明したような、ケーブルを仮止めして圧接するタイプのコネクタを使用することで、フラットケーブル1をケーブルカバー6に仮止めさせる作業が、押し込むだけの1工程となって、作業者の作業負担が軽減されることになる。
【0047】
また、ケーブルカバー6に仮止めされたフラットケーブル1を絶縁ハウジング8に圧接して固定する工程中で、スペーサ13による弾発力が常に該フラットケーブル1に加わりガタ付きを防止するとともに、雌コンタクト9,9dの圧接用の先端部9bが圧接時に倒れるのを防止してスムーズな圧接作業を維持するものである。更に、前記絶縁ハウジング8とケーブルカバー6との仮止め状態で、製品として納品することや部品として保管することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るコネクタは、フラットケーブルを仮止めするケーブルカバーと、相手方のコネクタのコンタクトがコンタクト後端部に接続される共にコンタクト先端部に前記フラットケーブルが圧接されるコンタクトを有して前記ケーブルカバーと合体する絶縁ハウジングと、からなるコネクタであって、前記ケーブルカバーにおけるのフラットケーブルとの当接面の一部に、該フラットケーブルの側部を弾性的に係止する係止突起を設けるので、ケーブルカバーにフラットケーブルを仮止めする作業工程が押し込むだけの1工程となり、作業負担が軽減され作業工数の短縮となると言う優れた効果を奏する。
【0049】
本発明に係るコネクタは、フラットケーブルを仮止めするケーブルカバーと、相手方のコネクタのコンタクトがコンタクト後端部に接続される共にコンタクト先端部に前記フラットケーブルが圧接されるコンタクトを有して前記ケーブルカバーと合体する絶縁ハウジングとからなるコネクタにおいて、前記絶縁ハウジングの中空内部に装着され圧接方向である上下方向に移動自在なスペーサが設けられており、前記スペーサには、当該スペーサの左右壁面から下側に傾斜されて延設されたもので、前記絶縁ハウジングにこのスペーサを仮止めした状態で、絶縁ハウジングの底面から該スペーサが浮き上がった状態となり前記フラットケーブルを前記ケーブルカバーの内面側に弾発力で付勢してガタつきなく保持する弾性脚部が設けられているので、フラットケーブルのガタ付が防止されるとともに、コンタクト先端部も保護されて、コネクタが高品質に維持されると言う優れた効果を奏する。
【0050】
また、前記絶縁ハウジングに設けたスペーサには、ケーブルカバーを前記絶縁ハウジングに仮止めした際に、コンタクト先端部を該スペーサの一部で出没自在に囲繞して保護するガイド孔が設けられているので、コンタクト先端部が露出せずに保護されると共に、圧接時にはガイド孔から出現して圧接作業が行われ、コンタクト先端部の倒れも防止されてスムーズな圧接作業となると言う優れた効果を奏する。
【0051】
更に、前記絶縁ハウジングに設けたスペーサには、該絶縁ハウジングとケーブルカバーとを合体させた時に、前記絶縁ハウジングの内壁面と当該スペーサの外壁面とに、当該スペーサをロックするロック手段が設けられているので、ケーブルカバーを絶縁ハウジングに固定させた後は、スペーサがケーブルカバーを固定解除させる方向に弾発力を発揮しないようにロックされて、安定した状態のコネクタとなると言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタに係るケーブルカバーの縦断面図である。
【図2】同本発明のコネクタに係るケーブルカバーに幹線用のフラットケーブルを仮止めする様子を示す説明図である。
【図3】同本発明のコネクタに係るケーブルカバーの側面図である。
【図4】同本発明のコネクタに係るケーブルカバーの、図3のA−A線に沿った縦断面図である。
【図5】同本発明のコネクタに係る絶縁ハウジングの側面図である。
【図6】 同本発明のコネクタに係る絶縁ハウジングの平面図である。
【図7】図6のB−B線に沿った縦断面図である。
【図8】図6のC−C線に沿った縦断面図である。
【図9】同本発明のコネクタに係る絶縁ハウジングの一部詳細縦断面図である。
【図10】同本発明のコネクタに係る絶縁ハウジングに取り付けられる2種類の雌コンタクトのうち、その一の展開状態の平面図である。
【図11】同図10で示した雌コンタクトの正面図である。
【図12】同本発明のコネクタに係る絶縁ハウジングのスペーサの正面図である。
【図13】同本発明のコネクタに係る絶縁ハウジングのスペーサの側面図である。
【図14】同本発明のコネクタに係る絶縁ハウジングのスペーサの平面図である。
【図15】図14におけるD−D線に沿った断面図である。
【図16】図14におけるE−E線に沿った断面図である。
【図17】本発明に係るコネクタの、絶縁ハウジングとケーブルカバーとを仮止めした状態の側面図である。
【図18】同本発明に係るコネクタの、絶縁ハウジングとケーブルカバーとを仮止めした状態の背面図である。
【図19】同本発明に係るコネクタの、絶縁ハウジングとケーブルカバーとを仮止めした状態の正面図である。
【図20】同本発明に係るコネクタの、絶縁ハウジングとケーブルカバーとを仮止めした状態の底面図である。
【図21】図18におけるF−F線に沿った断面図である。
【図22】本発明に係るコネクタの使用状態を示す説明用縦断面図である。
【図23】従来例に係るコネクタを使用した状態の概略構成図である。
【図24】同従来例に係るコネクタの分解説明図である。
【図25】同従来例に係る分岐用コネクタにおいて、幹線用のフラットケーブルを仮止めする様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 幹線用フラットケーブル、
2,6 ケーブルカバー、
2a 仮止め部、
2c 蓋、
2d 係止部、
3 支線用フラットケーブル、
4 絶縁ハウジング、
5 分岐用コネクタ、
6 ケーブルカバー、
6a 係合部、
6b 半円台座、
7 係止突起、
8 絶縁ハウジング、
8a,8b 外壁面、
8c,8d 内壁面、
9,9d 雌コンタクト、
9a 後端部、
9b 先端部、
9c ガイド片、
10 仮止め突起、
11 突起、
12,14 ガイド溝、
13 スペーサ、
15 コンタクト部、
15a 貫通孔、
15b 係合突起、
16 半円台座、
17 突起、
18 仮止め突起、
19 ロック用突起、
20 ガイド突起、
21,22 弾性脚部、
23 先端壁面、
24,25 左右壁面、
26 ガイド孔、
27 圧接コネクタ、
27a 雄コンタクト。

Claims (1)

  1. フラットケーブルを仮止めするケーブルカバーと、相手方のコネクタのコンタクトがコンタクト後端部に接続される共にコンタクト先端部に前記フラットケーブルが圧接されるコンタクトを有して前記ケーブルカバーと合体する絶縁ハウジングとからなるコネクタにおいて、
    前記絶縁ハウジングの中空内部に装着され圧接方向である上下方向に移動自在なスペーサが設けられており、前記スペーサには、
    当該スペーサの左右壁面から下側に傾斜されて延設されたもので、前記絶縁ハウジングにこのスペーサを仮止めした状態で、絶縁ハウジングの底面から該スペーサが浮き上がった状態となり前記フラットケーブルを前記ケーブルカバーの内面側に弾発力で付勢してガタつきなく保持する弾性脚部が設けられていること、
    を特徴とするコネクタ。
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