JP3635630B2 - 担体自動再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンパクトディスク(以下CDと記す)等の複数の担体を収納する担体収納ラックから担体を自動的に選択し再生する担体自動再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、再生専用の光ディスクとしてのCD、或は記録、再生可能なカートリッジ内に収納されたミニディスク(MD)等の複数の担体を担体収納ラックに配設し、担体収納ラックに収納した任意の番地の担体を操作手段を介して、担体を再生または記録する担体再生、記録手段(以下ディスク駆動手段と記す)位置に持ち来すか、このディスク駆動手段に載置された担体(以下ディスクと記す)をピックアップして、担体搬送手段を介して、担体収納ラックに収納する様に成したオートチェンジャ式の担体自動再生装置(以下オートチェンジャと記す)は広く利用されて公知である。
【0003】
図6(A)・(B)において、オートチェンジャ1の筐体7内には正面の開閉蓋(以下フロントパネルと記す)8側からシャーシ上の奥行方向に向って少なくとも1つのディスク2を再生または記録可能なディスク駆動手段6が配設されている。このディスク駆動手段6の例えば、左側にフロントパネル8側から奥行方向に向って複数のCDの様なディスク2あるいはMDを収納したカートリッジ等が並設可能な担体収納ラック(以下ディスク収納ラックと記す)3がスライドレール4上に配設されている。
【0004】
ディスク収納ラック3の前後面板間には複数の仕切板と次の仕切板とで形成された複数の空間部にディスク2を各々収納保持する様に成され、複数の空間部の前面側ならびに上面側は開口部とされている。
【0005】
ディスク収納ラック3はフロントパネル8側から奥行方向にシャーシに沿って筐体7内のスライドレール4上を摺動可能とされ、ディスク2の交換はディスク収納ラック3をフロントパネル8側に引き出すことで簡単に行うことが出来る。
【0006】
ディスク収納ラック3とディスク駆動手段6間にはフロントパネル8側から奥行方向にシャーシの上面に沿ってレール10が配設され、このレール10に沿ってディスク搬送手段5が摺動可能に配設されている。シャーシの前後端に回動自在に固定した前方プーリ12と図示しない後方のプーリ間にワイヤ11が掛け渡され、ワイヤ11の一端をディスク搬送手段5に固定し、後方のプーリを駆動用のモータで駆動することでディスク搬送手段5は矢印A−A′方向に移動する。
【0007】
ディスク搬送手段5はレール10に沿って摺動する摺動部の軸受と、この摺動部に対して回動可能となされたディスクローダ15と、ディスク収納ラック3とディスクローダ15間を架橋するような桁部材から構成されている。
【0008】
担体案内手段を構成するディスクローダ15はディスク2を保持すると共にディスク2をディスク駆動手段6のターンテーブル16上に載置可能とされ、ターンテーブル16上に載置されたディスク2はディスク駆動手段6上にクランプされ再生または記録される。
【0009】
また、オートチェンジャ1は箱状の筐体7とフロントパネル8で構成され、筐体7のリアパネル側には上述の各機構の駆動部を駆動制御する制御部13が設けられ、フロントパネル8は筐体7の前部開口部の上部に設けたヒンジ等を介し、図6(B)の様に開閉自在に構成されている。フロントパネル8は上方に持ち上げることで筐体7から取り外せる。
【0010】
さらに、筐体7の左側壁7L近傍に回転軸9cを中心に回動自在に取り付けられたロックレバー9の下端に設けられたロック溝9b内にディスク収納ラック3に設けた後述するロックピン3aが係合して、ディスク収納ラック3を所定位置にロックしている。
【0011】
従って、ロックレバー9を回転軸9cを中心に図6(A)のように矢印B′方向に持ち上げることで筐体7とディスク収納ラック3のロックが外れてスライドレール4に沿ってディスク収納ラック3をフロントパネル8側に引き出して、ディスク2の交換等を行うことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来のオートチェンジャ1ではディスク交換後にディスク収納ラック3を筐体7側に摺動させて所定の位置にディスク収納ラック3を押し込んだ後に、ロックレバー9とディスク収納ラック3に設けたロックピン3aを係合させることでディスク収納ラック3は筐体7の所定位置に固定されるので、ディスク収納ラック3に設けられたディスクのアドレス位置を定める櫛歯状のシャッターをディスク搬送手段5に設けたフォトインタラプタの如き位置検出器に対し、正しい位置に置くことが出来る。
【0013】
しかし、ロックレバー9がロック動作を行わずにディスク収納ラック3が筐体7内の所定の正しい位置に収納されていない状態で、オートチェンジャ1の電源投入を行うと、上述の指定して再生・記録すべきディスク2のアドレスを正しく認識出来なくなるため、オートチェンジャ1は動作しなくなる。
【0014】
本発明の叙上の課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の解決しようとする課題はディスク収納ラック3を筐体7内への押し込み時にディスク収納ラック3が所定の位置に収納されたことが操作者に認識できるようにすることである。
【0015】
本発明の第2の解決しようとする課題は操作者がフロントパネル8を閉じたとき、自動的にディスク収納ラック3を筐体7の所定位置に収納できるようにすることである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1記載の発明は、複数の担体を収納する担体収納ラックと、担体を駆動し再生する担体駆動手段と、前記担体収納ラックから担体を選択し前記担体駆動手段に搬送する担体搬送手段とを有する担体自動再生装置において、前面に開口部を有する筐体と、前記開口部を開閉し裏面に突出部を備える開閉蓋と、前記筐体内に固定され前記担体収納ラックを前記筐体の前後方向へ摺動自在に載置するスライドレールとを備え、
前記担体収納ラックは、前記開口部の方向に突出するロックピンを備え、前記筐体は、前記担体収納ラックが所定の位置に載置されたとき前記ロックピンが嵌合するロック溝を備えるロックレバーを回動自在に軸支し、前記突出部は、前記ロックピンが前記ロック溝に嵌合している状態では前記ロックレバーに当接せず前記ロックピンが前記ロック溝に嵌合しない状態では前記ロックレバーに当接する位置に取り付けられ、前記突出部が前記ロックレバーに当接したときは前記開閉蓋による前記開口部の閉鎖が阻止されることを特徴とする担体自動再生装置である。
【0017】
また、本願の請求項2記載の発明は、複数の担体を収納する担体収納ラックと、担体を駆動し再生する担体駆動手段と、前記担体収納ラックから担体を選択し前記担体駆動手段に搬送する担体搬送手段とを有する担体自動再生装置において、前面に開口部を備える筐体と、前記開口部を開閉する開閉蓋と、前記筐体内に固定され前記担体収納ラックを前記筐体の前後方向へ摺動自在に載置するスライドレールとを備え、前記担体収納ラックは、前記開口部の方向に突出するロックピンを備え、前記筐体は、前記担体収納ラックが所定の位置に載置されたとき前記ロックピンが嵌合するロック溝を備えるロックレバーを回動自在に軸支し、前記開閉蓋は、前記ロック溝が前記ロックピンに嵌合する位置まで前記担体収納ラックを前記筐体の奥行き方向へ押し込む突出部を裏面に備えることを特徴とする担体自動再生装置である。
【0018】
また、本願の請求項3記載の発明は、複数の担体を収納する担体収納ラックと、担体を駆動し再生する担体駆動手段と、前記担体収納ラックから担体を選択し前記担体駆動手段に搬送する担体搬送手段とを有する担体自動再生装置において、前面に開口部を備える筐体と、前記開口部を開閉する開閉蓋と、前記筐体内に固定され前記担体収納ラックを前記筐体の前後方向へ摺動自在に載置するスライドレールとを備え、前記担体収納ラックは、前記開口部の方向に突出するロックピンを備え、前記筐体は、上側に傾斜を有する傾斜部を有し前記担体収納ラックが所定の位置に載置されたとき前記ロックピンが嵌合するロック溝を備えるロックレバーを回動自在に軸支し、前記開閉蓋は、前記ロック溝が前記ロックピンに嵌合する位置まで前記前記担体収納ラックを前記筐体の奥行き方向へ押し込む第1の突出部と、前記傾斜部を摺動し前記ロック溝を前記ロックピンに嵌合させる第2の突出部を裏面に備えることを特徴とする担体自動再生装置である。
【0020】
請求項1に記載の発明によれば、フロントパネル8の裏面に突起8bを設けてロックレバー9が接触するようにしたので、ロックレバー9を押し上げることができなくなりディスク収納ラック3を筐体7内に押し込めなくなり、ディスク収納ラック3が正しい位置に載置されていないことを操作者は知ることができる。
【0021】
請求項2に記載の発明によればフロントパネル8の裏面に突起8aを設けたのでディスク収納ラック3が筐体7の所定位置に押し込まれていない場合でも、フロントパネル8の閉蓋動作に応じて、ディスク収納ラック3を筐体7の所定の正しい位置に移動させることができる。
【0022】
請求項3に記載の発明によればフロントパネル8の裏面に長短2つの突起8aおよび8bを設けたのでディスク収納ラック3が筐体7の所定位置に押し込まれていなくとも閉蓋時に突起8aがディスク収納ラック3を筐体7内の正しい位置へ押し込むと共に突起8bでロックレバー9を確実に動作させて、ディスク収納ラック3を筐体7に対し、ロックを行うので動作不能となるオートチェンジャが減少する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の担体自動再生装置(オートチェンジャ1)の一実施例を図1乃至図5により詳記する。図1(A)および図1(B)は本発明のオートチェンジャの一実施例の概略構成を示す斜視図、図2は本実施例のオートチェンジャのロック状態を示す側面図、図3(A)および図3(B)は本実施例のオートチェンジャの動作説明用の側面図、図4(A)および図4(B)はオートチェンジャの他の実施例の動作説明用の側面図、図5は本実施例のオートチェンジャに用いるロックレバーのロック溝およびロックピン近傍の動作説明図である。なお図6との対応部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。以下本発明の主要部の構成のみを説明する。
【0025】
図1(A)において、オートチェンジャ1の筐体7には開閉蓋(以下フロントパネルと記す)8側から筐体7の奥行方向に向って少なくとも1つのディスク2を再生または記録可能なディスク駆動手段6が配設されている。このディスク駆動手段6の例えば、筐体7の左側にフロントパネル8側から筐体7の奥行方向に向ってCD等のディスク2を複数枚収納するディスク収納ラック3を配設する。
【0026】
ディスク収納ラック3とディスク駆動手段6間にはフロントパネル8側から奥行方向にレール10が配設され、このレール10に沿ってディスク搬送手段5が摺動可能に配設され、例えば、ワイヤ11の一端をディスク搬送手段5に固定し、筐体7の前後端に回動自在に枢着したプーリ12および12間に掛け渡され、一方のプーリ12を駆動用のモータで駆動することディスク搬送手段5は矢印A−A′方向に移動する。
【0027】
ディスク搬送手段5によりディスク収納ラック3からディスク2を取り出し、ディスク駆動手段6にディスク2を載置してディスク2の再生または記録をする。また再生または記録終了後ディスク2をディスク駆動手段6から取り出しディスク収納ラック3に収納する。これらの制御はマイクロコンピュータ等を有する制御部13によって制御する。
【0028】
ディスク収納ラック3は筐体7の底部に敷設したスライドレール4上を手動で摺動させてフロントパネル8外に取り出すことができる。
【0029】
ディスク収納ラック3が配設されている筐体7の左側壁7Lにはロックレバー9が回転軸9cを支軸として矢印B−B′方向に回動可能に取り付けられている。
【0030】
ロックレバー9は板材を略長方形状となし、先端部の下側に傾斜する第1の傾斜部9aと上側に傾斜する第2の傾斜部9dとを有し、第1の傾斜部9aの終端部に連接するようにロック溝9bが形成されたロック爪である。
【0031】
上述のロックレバー9のロック溝9b内にディスク収納ラック3が筐体7の所定の位置に挿入された時に、このディスク収納ラック3の前方上部に立設したロックピン3aが嵌合することでディスク収納ラック3は筐体7の正しい位置に固定される。
【0032】
従って、ロックレバー9を図1(A)で矢印B′方向に持ち上げればディスク収納ラック3のロックが解除されて、フロントパネル8側にディスク収納ラック3を移動可能となる。
【0033】
また、図1(B)に示すようにフロントパネル8は箱型の筐体7の開口部の天板との間にヒンジ等の回動軸を介して開閉自在となし、フロントパネル8を上側に持ち上げることで筐体7から取り外しができる。
【0034】
さらに、フロントパネル8の裏側の下部にはディスク収納ラック3の前面を押圧して、筐体7の奥行方向に移動させる第1の突出部、即ち、比較的に長い第1の突起8aを立設する。
【0035】
同様にフロントパネル8の裏側の上部には筐体7の左側壁7Lに回動自在に取り付けられたロックレバー9の第2の傾斜部9dと対向する位置に第2の突出部、即ち比較的に短い第2の突起8bを立設する。
【0036】
上述の構成における、本実施例の動作を図2乃至図4によって説明する。
【0037】
図2は本実施例のフロントパネル8が完全に閉じられディスク収納部3がロック状態となされた場合の要部の側面図であり、ディスク収納ラック3は筐体7内の所定位置に完全に押し込まれていて、ディスク収納ラック3に設けられるたロックピン3aはディスク収納ラック3を筐体7内に押し込む場合に、ロックレバー9の第1の傾斜部9aに沿ってロックレバー9を矢印B′のように上方に押し上げながら移動するが、ディスク収納ラック3を完全に所定の位置に押し込んだ場合にはロックピン3aはロックレバー9のロック溝9bに嵌合し、同時にロックレバー9は矢印B方向に下がり、ディスク収納ラック3は筐体7にロックする。
【0038】
この場合、フロントパネル8の裏側の上側に立設された突起8bとロックレバー9の第2の傾斜部9dとの接触は解除される。また、ディスク収納ラック3が筐体7の奥行方向の所定位置に引き込まれるためフロントパネル8の裏面の下側に立設された突起8aとディスク収納ラック3の前面との接触も図2のように解除される。
【0039】
以下図3乃至図4によって、本実施例のオートチェンジャの動作を説明する。図3(A)および図3(B)はディスク収納ラック3が筐体7内に完全に押し込まれていない状態の動作説明図である。
【0040】
図3(A)においてフロントパネル8は上部のヒンジを回転軸として、反時計方向に手動で回動させた場合ディスク収納ラック3に突出させたロックピン3aはロックレバー9の第1の傾斜部9aに沿ってロックレバー9を矢印B′で示すように回転軸9cを支点として時計方向に回動してロックレバー9を押し上げながら移動する。この時、ディスク収納ラック3の前面とフロントパネル8の裏面の下側に立設した突起8aが当接して、ディスク収納ラック3は突起8aによって矢印Cのように筐体7の奥行方向に押し込まれる。
【0041】
更に、フロントパネル8を反時計方向に回動させて、閉じて行くと、ディスク収納ラック3は図3(B)のうように矢印Cの方向に更に押し込められる。
【0042】
しかし、この時、ディスク収納ラック3に設けたロックピン3aによってB′方向に押し上げられたロックレバー9はフロントパネル8の裏側の上に設けられた突起8bの先端とロックレバー9の第1乃至第2の傾斜部9aおよび9dの交点近傍に当接するため、ロックレバー9をロックピン3aで上方に持ち上げることが出来なくなる。
【0043】
従って、ディスク収納ラック3はそれ以上、押し込めなくなるためフロントパネル8は閉じることが出来なくなり、ディスク収納ラック3が正しい位置に載置されていないことを認識することが出来る。
【0044】
次に図4(A)および図4(B)と図5を用いて、フロントパネル8の閉蓋動作によって、ディスク収納ラック3が筐体7の所定位置に自動的に押し込められ、ロックレバー9をディスク収納ラック3にロックさせる場合の動作を説明する。
【0045】
図4(A)に示すようにフロントパネル8を閉じて行くと、ディスク収納ラック3の前面と、フロントパネル8の裏面の下側に立設した突起8aとが当接して、ディスク収納ラック3は矢印Cのように筐体7の奥行方向に押し込められる。
【0046】
この時、ディスク収納ラック3に立設したロックピン3aはロックレバー9の第1の傾斜部9aと接しているのでロックレバー9は回転軸9cを支点として矢印B′のように時計方向に押し上げられる。
【0047】
さらに、フロントパネル8を図4(B)のように閉じて行くと、ディスク収納ラック3はスライドレール4上をさらにC方向に押し込められる。
【0048】
この時、第2の突起8bは第2の傾斜部9dと対向する位置になる様に立設されているのでディスク収納ラック3に立設されたロックピン3aにより押し上げられたロックレバー9の上側に向けて傾斜した第2の傾斜部9dにフロントパネル8の裏側の上側に立設された突起8bの先端が当接する。
【0049】
さらに、フロントパネル8を閉じていくと突起8bの先端は第2の傾斜部9dに沿って上動されるのでロックレバー9は回転軸9cを中心に矢印B方向の回動力が働く。従って、矢印B′方向に移動できず図4(B)のE部拡大図である図5に示すようにロックレバー9の第1の傾斜部9aのピーク点9eでは矢印Dに示す押し下げ力が発生する。
【0050】
第1の傾斜部9aに接しているロックピン3aは第1の傾斜部9aのピーク点9eがロックピン3aの中心を越えるまで押し込まれるとディスク収納ラック3のロックピン3aはロック溝9bに引き込まれ、矢印Hのように水平方向に移動する。この時突起8bとロックレバー9の第2の傾斜部9dとの接触は解除される。
【0051】
また、ディスク収納ラック3が所定の位置に引き込まれるため、フロントパネルの突起8aとディスク収納ラック3の接触も解除されるのでフロントパネル8の閉蓋時の衝撃がディスク収納ラックに伝わることなく、図2に示すように閉蓋出来ると共にディスク収納ラック3を所定の正しい位置に収納することが出来る。
【0052】
【発明の効果】
本発明のオートチェンジャによれば、ディスク収納ラックが所定の位置に収納されていない場合にはフロントパネルを閉じることが出来ないようにすることが可能なので、フロントパネルが閉じられない場合はディスク収納ラックが正しい位置に収納されていないことを直ちに認識することが出来る。
また、ディスク収納ラックが所定の位置に収納されていない状態でフロントパネルを閉じようとした場合に、フロントパネルを閉じることで、ディスク収納ラックを所定の位置に移動することが出来るため、ディスク収納ラックの収納不備によるオートチェンジャ1が動作しなくなることを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオートチェンジャの一実施例の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明のオートチェンジャの一実施例のロック状態を示す側面図である。
【図3】本発明のオートチェンジャの一実施例の動作説明図用の側面図である。
【図4】本発明のオートチェンジャの他の実施例の動作説明図である。
【図5】本発明のオートチェンジャに用いるロックレバーのロック溝およびロックピン近傍の動作説明図である。
【図6】従来のオートチェンジャの斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥担体自動再生装置(オートチェンジャ)、2‥‥担体(ディスク)、3‥‥担体(ディスク)収納ラック、3a‥‥ロックピン、5‥‥担体(ディスク)搬送手段、7‥‥筐体、8‥‥開閉蓋(フロントパネル)、8a、8b‥‥突起、9‥‥ロックレバー、9a、9d‥‥傾斜部、9b‥‥ロック溝

Claims (3)

  1. 複数の担体を収納する担体収納ラックと、担体を駆動し再生する担体駆動手段と、前記担体収納ラックから担体を選択し前記担体駆動手段に搬送する担体搬送手段とを有する担体自動再生装置において、
    前面に開口部を備える筐体と、
    前記開口部を開閉し裏面に突出部を備える開閉蓋と、
    前記筐体内に固定され前記担体収納ラックを前記筐体の前後方向へ摺動自在に載置するスライドレールとを備え、
    前記担体収納ラックは、前記開口部の方向に突出するロックピンを備え、
    前記筐体は、前記担体収納ラックが所定の位置に載置されたとき前記ロックピンが嵌合するロック溝を備えるロックレバーを回動自在に軸支し、
    前記突出部は、前記ロックピンが前記ロック溝に嵌合している状態では前記ロックレバーに当接せず前記ロックピンが前記ロック溝に嵌合しない状態では前記ロックレバーに当接する位置に取り付けられ、前記突出部が前記ロックレバーに当接したときは前記開閉蓋による前記開口部の閉鎖が阻止されることを特徴とする担体自動再生装置。
  2. 複数の担体を収納する担体収納ラックと、担体を駆動し再生する担体駆動手段と、前記担体収納ラックから担体を選択し前記担体駆動手段に搬送する担体搬送手段とを有する担体自動再生装置において、
    前面に開口部を備える筐体と、
    前記開口部を開閉する開閉蓋と、
    前記筐体内に固定され前記担体収納ラックを前記筐体の前後方向へ摺動自在に載置するスライドレールとを備え、
    前記担体収納ラックは、前記開口部の方向に突出するロックピンを備え、
    前記筐体は、前記担体収納ラックが所定の位置に載置されたとき前記ロックピンが嵌合するロック溝を備えるロックレバーを回動自在に軸支し、
    前記開閉蓋は、前記ロック溝が前記ロックピンに嵌合する位置まで前記担体収 納ラックを前記筐体の奥行き方向へ押し込む突出部を裏面に備えることを特徴とする担体自動再生装置。
  3. 複数の担体を収納する担体収納ラックと、担体を駆動し再生する担体駆動手段と、前記担体収納ラックから担体を選択し前記担体駆動手段に搬送する担体搬送手段とを有する担体自動再生装置において、
    前面に開口部を備える筐体と、
    前記開口部を開閉する開閉蓋と、
    前記筐体内に固定され前記担体収納ラックを前記筐体の前後方向へ摺動自在に載置するスライドレールとを備え、
    前記担体収納ラックは、前記開口部の方向に突出するロックピンを備え、
    前記筐体は、上側に傾斜を有する傾斜部を有し前記担体収納ラックが所定の位置に載置されたとき前記ロックピンが嵌合するロック溝を備えるロックレバーを回動自在に軸支し、
    前記開閉蓋は、前記ロック溝が前記ロックピンに嵌合する位置まで前記前記担体収納ラックを前記筐体の奥行き方向へ押し込む第1の突出部と、前記傾斜部を摺動し前記ロック溝を前記ロックピンに嵌合させる第2の突出部を裏面に備えることを特徴とする担体自動再生装置。
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