JP3634847B2 - 水を脱塩させるための方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、請求項1のプレアングル序文に従う、逆浸透による水の脱塩方法、およびこの方法を実行する装置に関係する。
【0002】
(背景技術)
こうした方法、およびこうした装置は、ドイツ特許出願第199 33 147.2号で説明されている。そこでは、塩水は、第1の圧力で圧力補償装置に導入され、次いで、より高い第2の圧力で、圧力補償装置から膜モジュールに導入され、脱塩水および濃縮塩水は、膜モジュールから取り除かれる。ここでは、脱塩された水は、装置に導入された塩水に対し、塩含有量が減少した水として理解されていることになる。こうした方法、およびこうした装置の効率、および、その結果として、エネルギー収支を増加させるために、そこでは、膜モジュールから排除された濃縮塩水が、第2の圧力の下で間断なく圧力補償装置へと導入され、圧力補償装置に導入された塩水に第2の圧力を加え、さらに、その塩水を膜モジュールに導入するよう、そこで用いられることが提案されている。圧力補償装置への濃縮塩水の導入は、チェックバルブを用いて実行され、圧力補償装置からの濃縮塩水の排出は、ここで主弁を制御することにより達成される。これらの制御される主弁は、能動的に制御可能であり、膜モジュールと圧力補償装置との間、あるいは、圧力補償装置と濃縮塩水の出力との間の適切な接続ライン内に、配置されていることが好ましい。
【0003】
最初に言及された方法、および最初に言及された装置は、EP 0 028 913で知られているものである。そこでは、圧力損失を補うよう、ポンプが設けられている。
【0004】
流体により駆動される液圧モーターによる、高圧流体からのエネルギー回収は、DE 24 48 985で知られている。ここでは、逆位相で作動するシリンダ/ピストンの組合せが提供されているが、それらは、接続ロッド経由で、圧力損失を補うよう、ドライブユニットによって順番に駆動されるクランク軸へと、機械的に接続されている。しかし、こうした複雑な軸受方法、およびピストンと接続ロッドの案内などでは、それらがクランク軸により2方向の動きを受けることから、このシステム固有のいくつかの短所を現出させている。膜モジュールおよび交換手段から濃縮塩水を引き出すために、主弁および平行な副次弁が設けられている、逆浸透により水を脱塩させる装置は、米国特許第5,797,429号の図1で知られている。逆位相で作動する、2つのピストン/シリンダ装置を備えた、逆浸透により水を脱塩させる装置は、米国特許第6,017,200号で知られている。
【0005】
既知の方法および装置では、主弁に高圧が適用される。結果として、主弁が操作される場合、主弁の初期開放の瞬間、もしくは主弁の閉塞の最終時に、大きな機械的ストレスが生じることになる。しかし、これらの主弁は、高速流体用に設計されているため、それに対応して、それらは大きく、がっしりしたものでなければならない。
【0006】
そのサイズと質量ゆえに、主弁の動きは比較的遅くなり、そのため、それらは、特に開放処理の始めと、閉塞処理の終わりで、比較的長い時間、大きな圧力変化に晒されることになる。こうした装置は、可能ならば、間断なく作動するよう意図されているため、その結果、これらの主弁は、一方では、圧力の大きさと継続時間に起因した、また他方では、負荷の交替頻度に起因した長時間のストレスに晒されることになる。
【0007】
(発明の開示)
このように、本発明は、最初に言及した方法、および装置の、前述の短所に関する改善、および、主弁が受ける摩耗をより小さくするなどの構成に基づくものである。
【0008】
最初に言及した方法、および装置から進み、この問題は、それぞれ、請求項1に従う方法、および請求項15に従う装置により解決される。
【0009】
本発明は、負荷ピークが、特に主弁の開放および閉塞の間に起こるという知識に基礎を置き、これらを回避することを主眼としている。これは、バイパス弁としても知られる、本発明に従って設けられる副次弁により達成され、この副次弁を通して、主弁の開放および閉塞の間に生じる圧力の一部が、主弁の周りに伝達される。この目的のために、主弁の周りには、副次弁が配置される適切な第2のラインが備えられる。
【0010】
副次弁は、主弁の開放もしくは閉塞の直前に開かれ、および/または、主弁の開放もしくは閉塞処理の間にのみ開かれるよう制御されるのが好ましい。それ以外は、通常、副次弁は閉じている。
【0011】
有利な構成では、副次弁は主弁より小さな断面を有している。副次弁の断面は、主弁の断面より著しく小さくなる場合さえあり、さらに、副次弁は、かなり大きな圧力抵抗を有している。従って、副次弁の適切な制御により、主弁にかかるストレスを著しく減少させることが出来、その結果、それらの耐用寿命を比例的に増加し得ることになる。
【0012】
本発明の代替的構成では、副次弁の断面を任意に選択可能である。適切な制御装置により提供可能な、副次弁の断面によって、流体輸送への寄与も満たされる。これは、副次弁が、平行に配置された対応する主弁と同時に、開放され、もしくは閉塞されるのを意味しており、違いは、副次弁が、主弁への負荷を軽減するよう、平行な主弁より幾分早く開放され、さらに、平行な主弁より幾分遅く閉塞されるという点である。
【0013】
本発明の好ましい実施例では、濃縮塩水を膜モジュールから外へ導く出力、および、圧力補償装置入力に接続された圧力タンクが提供されている。従って、この圧力タンクは、濃縮塩水自体と同圧力に晒される。この圧力タンクの目的は、バルブ作動時に、体積消失に起因して不可避的に生じる圧力変動を補うことである;従って、膜モジュールにおける、最適な一定作動圧力が確保される。
【0014】
本発明のさらなる有利な構成では、通過する最大量を制限することにより、圧力の突然の均等化を防ぐフローリミッタが、副次弁への供給ラインに提供され、その結果、突発的な変動に代わって、緩やかな圧力補償および緩慢な圧力変化が提供される。これらの[フローリミッタ]は、異なる大きさの「流動抵抗」を生成するよう、異なる大きさにすることが出来る。また、フローリミッタは、いずれにしても小さな断面を有するため、これらは副次弁と統合することも可能である。
【0015】
本発明の改良においては、圧力補償装置が逆位相で作動する2つのピストン/シリンダの組合せを備え、ピストン/シリンダ装置のピストンが接続ロッドにより接続される形で提供される。こうした接続ロッドとその機能はEP0 028 913で知られている。しかし、本発明のこの改良では、この既知の接続ロッドと異なって、圧力損失を補ういかなるポンプも提供されてはいない。
【0016】
それに代わり、本発明の第2の構成では、圧力損失を補うために、接続ロッド用ドライブユニットが提供されている。このドライブユニットは、中央部分に、適切に被駆動ピニオンと係合する歯を有する、接続ロッドに構成可能である。結果として、必要な作動圧力が維持可能となる。
【0017】
本発明に従う装置では、圧力補償装置にポンプで送られて来る塩水に圧力を加えるために、膜モジュール出力で濃縮塩水が必然的に有する圧力を、この濃縮塩水を圧力補償装置へ連続してフィードバックすることによって利用出来るなら、高圧を生成する高圧ポンプは完全に省略可能であり、かなり低圧力を生成するポンプと代替可能である。重要な点は、これを間断なく行なうことであり、さもなければ、圧力補償装置から膜モジュールまでの塩水供給ライン内の圧力が軽減し、高圧ポンプによって回復しなければならなくなるからである。脱塩水の連続生産も可能ではなくなるだろう。
【0018】
本発明に従う方法および装置の、追加的な有利な改良は、従属請求項から推測可能である。本発明に従う装置は、本発明に従う方法に関連して、改良可能であり、さらに、上に述べられた、および、請求項1を参照する従属請求項において、対応する類似的構成を有することが出来ることが指摘されなければならない。
【0019】
本発明は、以下において、図面に基づき説明される。
【0020】
(発明を実施するための最良の形態)
図1の概略図は、第1の圧力pで、圧力補償装置2に塩水10を導入する、供給ポンプ1を示している。しかし、ここで、高作業圧力の同じ塩水11が、圧力補償装置2から膜モジュール3まで送り出される。そこで、塩水11(例えば、25%の塩水11)の一部が、膜6を通り抜け、その過程で脱塩され、脱塩された水12として排出される。塩水11の残り(例えば、75%)は、膜6を通り抜けることが出来ず、接続経路5を通って、圧力補償装置2に、まだほとんど高圧p2にある濃縮塩水13として戻される。そこで、この高圧は、この高圧を圧力補償装置2に導入される塩水10に加え、それを膜モジュール3に後者の入力へ送り出すよう、すでに説明された方法で利用される。同時に、この圧力は、そこに存在する濃縮塩水14を排出経路4を通って最終的に排出させ、さらに、非濃縮塩水10を圧力補償装置2に送りだすよう、やはり説明された方法で、圧力補償装置2で使用される。説明された全処理は、高作業圧力を補う高圧ポンプを必要とせず、脱塩された水12が絶えず利用可能となる形で、同時に間断なく行われる。
【0021】
図2に示される本発明の実施例に基づき、特に圧力補償装置2の構成および機能をさらに説明する。ここでは、後者は、2つの対峙して並べられたシリンダを伴い、それぞれが、塩水10を収容する吸入チャンバー201、202および濃縮塩水13を収容する排出チャンバー101、102を備えた、2つの同一のピストン/シリンダ装置401、402を有している。ピストン/シリンダ装置401、402の内部には、ピストン内部を前述のチャンバーに分離し、図の水平方向に移動可能な、特殊ピストン301、302がそれぞれ存在している。(受動)チェックバルブ7を備えたそれぞれの供給ラインは、供給ポンプ1から吸入チャンバー201、202まで誘導する。チェックバルブ7は、供給ラインの圧力が吸入チャンバー201、202の圧力より大きい場合はいつでも、開いて、流動可能となるように構成される。別の流れ方向を有しているが、同等のチェックバルブ8は、吸入チャンバー201、202から膜モジュール3への供給ラインに備え付けられる。
【0022】
他方で、膜モジュール3から排出チャンバー101、102への供給ライン5、さらに、排出チャンバー101、102からの排出経路4では、能動的にスイッチ可能な主弁V3、V6、およびV1、V4が、それぞれ配置され、それを用いて、膜モジュール3からの濃縮塩水13の流入および圧力補償装置2からの濃縮塩水14の流出が制御可能である。
【0023】
ピストン301、302は、接続ロッド30により、互いに永久に接続される。例えば、ギヤー付き電気モータにより駆動され、さらに接続ロッド30上の歯付きカット(toothing cut)に係合したピニオン40は、圧力損失を補うよう、接続ロッド30を駆動し、結果として、ピストン301、302を駆動可能である。
【0024】
ピストンは、逆位相で作動するよう配置される。次に、一方のピストンが、吸入チャンバー202の体積を最大限にし、さらに排出チャンバー102の体積を最小限にする位置にある場合、接続ロッド30経由で接続された他方のピストンは、吸入チャンバー201の体積を最小限にし、排出チャンバー101の体積を最大限にする位置にある(図2と比較)。この状態で、吸入チャンバー202は水で満たされており、排出チャンバー101は濃縮塩水で満たされている。ここではスイッチとして表された弁V1、V3、V4、およびV6は、この状態で、V3およびV4が閉じられ、V1およびV6が開かれる形に制御されている。
【0025】
このコンテキストでは、弁を開放することは、通過を可能にする流動接続の実現を意味し、この実現のために、弁は純粋に機械的手段により開放される。これに類似して、弁を閉塞することは、通過を中断させる流動接続の中断を意味し、この中断のために、弁は純粋に機械的手段により閉塞される。
【0026】
主弁V1の開放により、排出チャンバー101内の濃縮塩水の圧力は、先ず放出される。主弁V6の開放により、排出チャンバー102に圧力(例えば、70バール)が加えられ、濃縮塩水がこの部屋へ流れ込む。同時に、吸入チャンバー202内に存在する塩水は、ピストンにかけられた圧力により、膜モジュールの方へ押される。
【0027】
ピストンが逆位相で作動するように配置されているため、(例えば70バールに)加圧された濃縮水を排出チャンバー102へ導入すると、接続ロッド30を通って、他方のピストン301の運動が引き起こされ、それにより、非加圧排出チャンバー101は空にされる。同時に、吸入チャンバー201内に負の圧力が生じ、それによって塩水が引き込まれ、このチャンバーを満たすことになる。
【0028】
排出チャンバー102が満たされると、主弁は適切に制御され、正反対の処理がなされる。
【0029】
淡水を十分に高く生産するには、膜モジュールは、およそ80バールで作動されるのが好ましく、膜では最大10バールの圧力低下があるので、少なくとも前述の70バールの圧力は、濃縮塩水の圧力として、膜モジュール3の濃縮水ドレイン5で利用可能である。
【0030】
特に開放時および閉塞時の、主弁を磨耗させる大きな圧力変化から解放させるよう、副次弁もしくは、バイパス弁V2、V2’、V5、V5’は、本発明に従い、主弁V1、V3、V4、V6と平行に設けられる。これらの副次弁は、主弁に比して著しく小さな断面、およびかなり高い圧力抵抗を有している。従って、副次弁の適当な制御により、主弁にかかる圧力を著しく減少させることが出来、それに比例して、結果的にそれらの耐用寿命を増加させることが出来る。
【0031】
さらには、膜モジュール3の濃縮塩水出力に接続され、従って、濃縮塩水自体と同じ、およそ70バールの圧力を加えられた、圧力タンクPも提供される。膜モジュール3内で発生する作動圧力を出来る限り一定にするには、体積の損失の結果、弁作動時に不可避的に生じる圧力変動を補償する必要がある。
【0032】
さらに、膜モジュール3の濃縮塩水出力と排出チャンバー101、102の間には、低抗器として描かれた、数個のフローリミッタR1、R2、R3があり、それらは流速を制限することによって突発的な圧力補償を回避し、それにより、突発的な変動に代わって、緩やかな圧力補償、さらには結果的に緩慢な圧力変化を提供することになる。これら、「流動抵抗器」として機能するフローリミッタは、異なる大きさにすることが出来る。
【0033】
ノードK2と副次弁V2、V2’との間、および、ノードK3と副次弁V5、V5’との間のフローリミッタR2、R3は、それぞれ、ノードK1と圧力タンクPとの間のフローリミッタR1よりも大きな流動量を許容可能である。これは、フローリミッタR2およびR3が、隣接する副次弁V2、V2’およびV5、V5’の、それぞれの全ての作動時の、許容時間内に圧力補償を実現すると考えられるからである。一方、R1は、圧力補償が圧力タンクP内で中断されることなく行われるような形で、常に膜モジュール3の濃縮水ドレイン口に接続されている。フローリミッタR1は、その結果、高い流動抵抗を有することが可能となり、僅かな流動のみを許容することになる。膜モジュール3からの濃縮回路のデカップリングは、膜モジュール3上の圧力変動のリアクションが無視しうる程度に小さくなるよう、相応に強いものとなる。また、このコンテキストでは、主弁V3、V6は、常に、ノードK1とノードK2、K3との間の圧力補償が、副次弁V2、V5によって既に確立されている時にのみ作動することに言及しておかねばならない。主弁V3、V6は、このように、結果としていかなる圧力変動も生じないように、常に非加圧状態で作動する。
【0034】
最大流動量は、どの場合でも、副次弁V2、V2’、V5、V5’の構造によって制限され、その結果、これら副次弁は、自動的にフローリミッタの機能において関係可能となる。
【0035】
以下では、本発明に従う装置の作動サイクルを、図4に示される処理概略図のみならず、図2および図3に示される概略図に基づいて説明する。図4に示された図内の弁の数値は、作動時でのそれぞれの弁全体の、圧力損失を示している。
【0036】
開始時の状態は、図2に示されている状態である。2つのピストン/シリンダ装置内のピストン301、302は、丁度最左位置に達したところである。またこれは、図4の処理図にも示されている(右の2つのコラム参照)。主弁V3、V4は、開放されたままである。これらの弁全体の圧力損失は0であるため、双方の弁は非加圧状態で閉塞される(時間t1)。ノードK2、K3を、それぞれ濃縮流出水および膜モジュール3の濃縮水ドレイン口から切り離すために、遅くともこの時までに、副次弁V2、V5’も閉塞されなければならない。この時点で、すべての弁が閉じられる。
【0037】
ピストン301、302の逆向きの動きを準備するため、ここで副次弁V2’は、K2と濃縮流出水との間のおよそ70バールの圧力を軽減するよう、開放される(時間t2)。弁V2’は、小さな断面を有する副次弁であるため、その流動体積は小さい。突発的な圧力変動は、フローリミッタR2、もしくは副次弁V2’それ自体により、抑制される。
【0038】
同時に、主[ママ;副次]弁V5が、排出チャンバー102から濃縮塩水を排出した後に非加圧となるノードK3に、圧力を加えるために開放される。この加圧はまた、フローリミッタR3が流れを制限しているので、徐々に行われる。従って、K1に存在する圧力も、ノードK3に蓄積される。
【0039】
ノードK1は、高い流動抵抗を伴うフローリミッタR1によって、主弁V5からデカップルされるので、その補償は、フローリミッタR1経由でノードK1を通して順番に満たされる、圧力アキュムレータPからもたらされる。その結果、ノードK1で比較的一定の圧力が達成され得るよう、膜モジュール3の濃縮水ドレイン口での圧力変動は、本質的にこのフローリミッタR1の大きさにより決定される。
【0040】
副次弁V2’によりノードK2の圧力が軽減し、さらに副次弁V5によりノードK3での圧力が増加され次第、主弁V1、V6が非加圧状態で開放可能となり(時間t3)、ピストンの逆向きの動きが始まる。これは、図4では、右を指す矢印によって示されている。
【0041】
時間t4で、副次弁V2’、V5は、再び閉塞可能となる。この副次弁V2’、V5の閉塞は、遅くともピストン301、302がその最右位置に達する(図3参照)、時間t5までに実行されなければならない。
【0042】
最左位置から最右位置までのピストンの運動による、濃縮塩水の排出チャンバー102への流れにより、塩水は、およそ80バール(非流動濃縮水からの70バール、およびドライブユニットからの10バール)の圧力で、吸入チャンバー202から膜モジュール3へ押し出される。同時に、濃縮塩水が加圧せずに排出チャンバー101から濃縮水ドレインへ送られており、さらに、塩水が吸入チャンバー201に流入している。こうして、時間t5に再度すべての弁が閉塞され、適切な制御により、同一処理が逆方向に実行される。
【0043】
この時点で、ポンプ1は、主として塩水10を吸入チャンバー201、202へ導入するために提供されるのではなく、それよりも、いわゆるキャビテーション、すなわち、吸入チャンバー201、202に流入する塩水10の流れにある負の圧力の領域の発生を防ぐことを意図している点に留意しておかねばならない。こうした領域は、その乱流のために、安定していない。周囲の水は、この負の圧力により、これらの領域に引き込まれ、それらを浸透する。結果として、この浸透は、ラインの壁やフィッティングから微粒子をたやすく弾き出す程の高速に到達可能となり、すぐさま、こうした部品を繰り返し定期的に交換しなければならなくなる損害をもたらすこともある。このように、本発明の2チャンバーシステムでは、ポンプ10[ママ;1]は、既知の装置のような高い作動圧力を有しておらず、塩水が引き込まれると、キャビテーションの発生を防ぐに十分な低圧力を伴って、あたかも内燃機関のターボチャージャーのように作動する。
【0044】
開始状況は、図3に示されている。2つのシリンダ内のピストン301、302は、ちょうど最右位置に達したところである。これは、図4の処理図にも示されている。弁V1、V6は、開放されたままである。これらの弁全体の圧力損失は0であるため、双方の弁は非加圧状態で閉塞される(時間t5)。ノードK2、K3を、それぞれ濃縮流出水および膜モジュール3の濃縮水ドレイン口から切り離すために、遅くともこの時までに、副次弁V2、V5’も閉塞されなければならない。ここで、すべての弁が閉じられる。
【0045】
ピストン301、302の逆向きの動きを準備するため、ここで副次弁V5’は、K3と濃縮水流出との間のおよそ70バールの圧力を軽減するよう、開放される(時間t6)。弁V5’は、小さな断面を有する副次弁であるため、その流動体積は小さい。突発的な圧力変動は、フローリミッタR3により抑制される。
【0046】
同時に、副次弁V2が、排出チャンバー101から濃縮塩水を排出した後に非加圧状態となるノードK2に、圧力を加えるために開放される。この加圧はまた、フローリミッタR2が流れを制限しているので、徐々に行われる。従って、K1に存在する圧力も、ノードK2に蓄積される。ノードK1は、フローリミッタR1によって、副次弁V2から高い流動抵抗でデカップルされるので、その補償は、フローリミッタR1経由で順番に満たされる、圧力アキュムレータPからもたらされる。
【0047】
副次弁V5’によりノードK3の圧力が軽減され、さらに副次弁V2によりノードK2での圧力が増加され次第、主弁V3、V4が非加圧状態で開放可能となり(時間t7)、ピストンの逆向きの動きが始まる。これは、図4では、左を指す矢印によって示されている。
【0048】
時間t8で、副次弁V5’、V2は、再び閉塞可能となる。この副次弁V5’、V2の閉塞は、遅くともピストン301、302がその最左位置に達する(図2参照)、時間t1までに実行されなければならない。
【0049】
最右位置から最左位置までのピストンの運動による、濃縮塩水の排出チャンバー101への流れにより、塩水は、およそ80バールの圧力で、吸入チャンバー201から膜モジュール3へ押し出される。同時に、濃縮塩水が排出チャンバー102から濃縮水ドレインへ送られており、さらに、塩水が吸入チャンバー202に流入している。
【0050】
こうして、次のサイクルの時間t1に再度すべての弁が閉塞され、適切な制御により、同じ処理が逆方向に実行される。図4内の一点破線は、1サイクルの終了と新サイクルの開始を同時に表している。
【0051】
個々の弁に示された圧力を見ると、適切な大きさにされた副次弁が開放時にのみ高圧に晒されはするが、主弁は常に非加圧状態に切り替わるのが理解される。これは本発明の非常に重要な利点である。
【0052】
ピストン/シリンダ装置のピストンとそれぞれのシリンダとの間のシールは、2つの流体が僅かに混っても、装置の作動に有意な影響を与えないので、厳密に必要とされるものではない。他方、接続ロッドの出口位置でのシリンダのシールは、厳密に必要とされる。
【0053】
また、ピストンの現在の位置が間断なく検出されてもよい。損傷を避ける上で、ピストンとシリンダとの衝突は防止しなければならないので、この位置検出は必要である。この場合、例えば接続ロッド上など、直接もしくは間接的に、ピストン位置を検出可能である。
【0054】
圧力損失を補うポンプは、一方では高圧により、また他方では活動的な塩水媒体により、著しいストレスがかかっており、さらに、対応する失敗の危険にも晒されているので、本発明では、こうしたポンプを、本質的にもしくは完全に、接続ロッドに代え、それによって圧力損失が補われるようにしている。
【0055】
圧力タンクは、膜モジュールでの圧力変動を平滑化する。圧力変動の追加的平滑化は、本発明に従う装置の膜モジュールごとの複数配置から、すなわち、時間tの所与の時点で、1つの圧力補償装置のピストンだけが最右もしくは最左位置にあるように、膜モジュールごとに、それぞれ1対のピストン/シリンダ装置を備えた、少なくとも2台の圧力補償装置を配置することにより、特にそれらが位相において互いにオフセットをする場合に、生じるものである。設計次第で、全ての圧力補償装置に対して1つのドライブユニットが設けられたり、もしくは、各圧力補償装置に別々のドライブユニットが設けられてもよい。
【0056】
本発明は、図示された実施例に制限されるものではない;特に、圧力補償装置は、異なるように設計されることも可能である。例えば、数対のピストン/シリンダ装置を伴う設計、および/または、異なった設計のピストン/シリンダ装置を伴う設計も考えられる。また、記載された圧力値も、本発明を説明するための例示的な値に過ぎず、例えば、異なる形状のピストンでは、また、他の圧力状態が結果として生じることになるだろう。
【0057】
本発明に従う装置および方法を用いることで、少なくとも90%レベルの、エネルギー回収における著しい高効率が達成される。フィードポンプは、逆浸透に必要な、およそ70−80バールの作動圧力の、一部のみを発生させれば良い;この一部は、吸引され、もたらされる水量に対する関数であり、莫大なコストとメンテナンスの低下を引き起こす。従って、一般に、水を脱塩し、飲用水を準備する装置のための製造費は著しく減少する。ピストンの形状は、唯一の可能性に制限されるものではない。浸透圧は、水の塩含有量により、調整可能、もしくは調整されるべきである。塩含有量が最も低いかん水のために、低圧力が選択可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う方法を説明する概略回路図。
【図2】第1の作動状態にある、本発明に従う装置の一実施例。
【図3】第2の作動状態にある、この実施例の図示。
【図4】完全作動サイクルの間の、この実施例の作動状態の図示。
【符号の説明】
1 供給ポンプ、2 圧力補償装置、3 膜モジュール、5 接続経路、6 膜、10 塩水、11 塩水、12 水、13 濃縮塩水、14 濃縮塩水。

Claims (13)

  1. 逆浸透により水を脱塩させる、特に海水を脱塩させるための方法において、
    塩水(10)は、第1の圧力(p)の下で圧力補償装置(2)に導入され、続いて、第2のより高い圧力(p)で、圧力補償装置(2)から膜モジュール(3)に導かれ、
    ここで、脱塩された水(12)および濃縮塩水(13)は、膜モジュール(3)から外へ案内され、
    さらに、膜モジュール(3)から外へ案内された濃縮塩水(13)は、およそ第2の圧力(p2)で、間断なく圧力補償装置に送り出され、さらに、そこで、圧力補償装置(2)に送られる塩水(10)に、およそ第2の圧力(p)を加え、塩水(11)を膜モジュール(3)へ送り出すために用いられ、
    さらに、圧力補償装置(2)への濃縮塩水(13)の導入、および圧力補償装置(2)の外への濃縮塩水(14)の案内が、制御される主弁(V1、V3、V4、V6)を用いて行われ、
    ここで、主弁(V1、V3、V4、V6)に平行に配列した副次弁(V2、V2’、V5、V5’)が、主弁(V1、V3、V4、V6)の開放および/または閉塞の間の負荷ピークを軽減する形で制御され、
    その目的のために、副次弁(V2、V2、’V5、V5’)が、それに対して平行に配列された主弁(V1、V3、V4、V6)の、少なくとも開放もしくは閉塞の間に開放され、
    濃縮塩水(13)が膜モジュール(3)から導入される時に通る、圧力補償装置(2)の入力に配置された圧力溜め(P)を用いて、圧力変動が補われることを特徴とする方法。
  2. 膜モジュール(3)からの濃縮塩水(13)が、およそ第2の圧力(p)で圧力補償装置(2)の少なくとも2つピストン/シリンダ装置(401、402)のうちの1つの排出チャンバー(101、102)に導入され、さらに、同一ピストン/シリンダ装置(401、402)の吸入チャンバー(201、202)に導入された塩水の(10)が、およそ第2の圧力(p)で膜モジュール(3)に案内されるよう、ピストン(301、302)に作用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 濃縮塩水(13)が、交互にピストン/シリンダ装置(401、402)のうちの1つの排出チャンバー(101、102)に導入され、それによって、同時に、塩水(11)が同じピストン/シリンダ装置(401、402)のそれぞれの吸入チャンバー(201、202)から膜モジュール(3)へ案内され、さらに、そこで、同時に、塩水(10)が、第1の圧力(p1)で別のピストン/シリンダ装置(401、402)の吸入チャンバー(201、202)に導入され、それにより、濃縮塩水(14)が低圧力で同じピストン/シリンダ装置(401、402)の排出チャンバー(101、102)から外へ案内されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 同時に、塩水(10)が少なくとも1つのピストン/シリンダ装置(401、402)の吸入チャンバー(201、202)に導入され、濃縮塩水(14)が同じピストン/シリンダ装置(401、402)の排出チャンバー(101、102)から外へ案内され、濃縮塩水(13)が少なくとも1つのピストン/シリンダ装置(401、402)の排出チャンバー(101、102)に導入され、さらに、塩水(11)が同じピストン/シリンダ装置(401、402)の吸入チャンバー(201、202)から膜モジュール(3)へ送り出されるよう、圧力補償装置(2)のピストン/シリンダ装置(401、402)が制御されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 圧力補償装置(2)が逆位相で作動する2つのピストン/シリンダ装置(401、402)を含み、さらに、ピストン/シリンダ装置(401、402)のピストン(301、302)が接続ロッド(30)によって接続されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 接続ロッド(30)が、ドライブユニットにより駆動されることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 副次弁(V2、V2、’V5、V5’)の断面が、主弁(V1、V3、V4、V6)の断面より小さいことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 副次弁(V2、V2、’V5、V5’)を通る最大流動量が、副次弁への供給ライン内のフローリミッタ(R1、R2、R3)を用いて制御されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 副次弁(V2、V2、’V5、V5’)が、それに対して平行に配置された主弁(V1、V3、V4、V6)の開放もしくは閉塞の処理の間のみに開放されることを特徴とする、請求項1〜8のうちの1つに記載の方法。
  10. 主弁および副次弁の制御が、主弁が非加圧状態でスイッチするように行われることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1つに記載の方法。
  11. ピストン(301,302)の位置が間断なく決定されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1つに記載の方法。
  12. 圧力補償装置(2)がそれぞれ接続ロッド(30)により接続された数対のピストン/シリンダ装置(401、402)を含み、その対が位相においてオフセットするよう作動することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか1つに記載の方法を実行するための装置であって、
    塩水(10)を圧力補償装置(2)へ導入する供給ポンプ(1)、および圧力補償装置(2)から導入された塩水(11)を、脱塩水(12)と濃縮塩水(13)に分離する膜モジュール(3)を伴い、ここで、膜モジュール(3)と圧力補償装置(2)の間に、作動の間、間断なく圧力(p2)の下にあり、それぞれ、濃縮塩水(13)を膜モジュール(3)から圧力補償装置(2)へ送り出し、さらに、塩水(11)を圧力補償装置(2)から膜モジュール(3)まで送り出すための接続ライン(4)[ママ;(5)]が設けられ、さらに、ここで、制御される主弁(V1、V3、V4、V6)が、濃縮塩水(13)を圧力補償装置(2)に導入し、さらに、濃縮塩水(14)を圧力補償装置(2)から外へ案内するために、設けられ、ここで、主弁(V1、V3、V4、V6)に平行な副次弁(V2、V2’、V5、V5’)が、主弁(V1、V3、V4、V6)の開放および/または閉塞の間の負荷ピークを軽減するために配列され、その目的のために、副次弁(V2、V2、’V5、V5’)が、それに対して平行に配列された主弁(V1、V3、V4、V6)の、少なくとも開放もしくは閉塞の間に開放され、濃縮塩水(13)が膜モジュール(3)から導入される時に通る、圧力補償装置(2)の入力に配置された圧力タンク(P)を用いて、圧力変動が補われることを特徴とする装置。
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