JP3632826B2 - 被土屋根工法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の屋上やバルコニーに芝生等を植栽するために土壌を敷設し、生育に必要な水分を貯留可能として緑化する被土屋根工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビルや住宅等で屋上やバルコニーを有する建築物において、屋上やバルコニーの空間の有効利用を図り、自然の風と光を活用するために、屋上やバルコニーの床面に土壌を敷き詰め、樹木を植樹し、芝生を植栽して緑化する技術は公知のものである。
また、屋上やバルコニーを緑化し、利用することは、コンクリートやアスファルトでつくられ、緑被率が小さくなっている都市部において有効であり、屋上等を緑化して緑被率が大きくなることによって、平均気温を下げる効果を期待することができる技術として、近年注目されている。
すなわち、都市部で問題となっているヒート・アイランドによる平均気温の上昇に伴う生活環境の悪化を改善することができるとともに、建築物の最上階での室内環境の改善、特に夏期の屋根からの熱負荷の低減効果に寄与することができるのである。
そして、前記屋上等を緑化するために樹木や芝生を育てるには、土壌の保水性能の確保が重要であり、また、屋上等の耐久性を確保するためには防水性能が必要となる。例えば、図6に示す如く、屋上(またはバルコニー)の植栽部分は、屋根スラブ(コンクリート床)20の上面から順に防水層21、防根層22、排水層23、保水層24を構成し、その上に土壌(または人工軽量土壌)25を敷き詰めて芝生Sを植栽することによって、前記土壌25から浸透してきた水分を保水層24を介して貯留し、生育に必要な水分を保水し、該保水層24の保水能力を超えて余った水分を排水層23を介して排水口に導いて排水し、防根層22を介して芝生Sの根が防水層21を傷めないようにし、水分をコンクリート部分に浸透させないようにし、芝生Sを生育できる構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来技術による構成は、ビル等の大面積の屋上を利用することを前提にしており、住宅の屋上やバルコニーに活用するにはコストが掛かり過ぎるという不具合が生じていた。
すなわち、屋根スラブ20の上面から順に防水層21、防根層22、排水層23、保水層24、土壌25の五層構造であるため、構成が複雑でその施工に手間がかかり、工期の延長の原因となるとともに、構成部材の点数が多く、コスト高となっていたのである。
そこで、本発明は、住宅の小面積の屋上やバルコニー等に活用でき、十分な保水効果と耐久性を確保することができるとともに、構造の簡素化を図ることができ、構成部材のコストの低減を図ることができる被土屋根工法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための手段として、本発明は、次の如く構成したものである。
建築物の屋上AまたはバルコニーBに芝生Sや樹木Tを植えて緑化する施工方 法において、屋上AまたはバルコニーBの屋根床の上面に防根性を有する防水層1を形成し、該防水層1の上面に貯水可能な保水層2を形成し、該保水層2の上面に高排水性土壌を敷き詰め、該保水層2の上面位置の高排水性土壌中に樹木支持ネット13を配設し、該樹木支持ネット13にて樹木Tの根鉢Taを支持して樹木Tを植樹し、また、保水層2上の高排水性土壌内に給水ホース4を埋設し、該給水ホース4を介して高排水性土壌に水分を自動供給するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を添付の図面により説明する。
図1は、屋上に樹木を植樹し、芝生を植栽した状態を示す側面断面図、図2は、バルコニーに芝生を植栽した状態を示す側面断面図、図3は、芝生を植栽した部分を示す側面断面図、図4は、樹木を植樹した部分を示す側面断面図、図5は、ドレイン部分を示す側面断面図である。
【0006】
図1・図3において、平屋根を有する住宅の屋上Aには、芝生Sを植栽することによって庭園が構成されている。前記屋上Aの屋根スラブ(屋根下地であるコンクリート床)10の上面には、例えば防根性を有するシート防水を施して、防水層1が形成されており、該防水層1の上には、例えばマット等を敷いて、保水層2が形成されている。該保水マット2の上には、排水性の高い軽量人工土壌3(または土壌)が敷き詰められ、該軽量人工土壌3には芝生Sが植栽されており、雨水または灌水によって軽量人工土壌3に水分が供給され、該水分が軽量人工土壌3全体に広がって芝生Sに供給される構成となっている。
【0007】
前記保水層2は、軽量人工土壌3から浸透してきた水分を貯留し、保水効果を高める構成となっており、保水能力を超えて貯水しきれずに余った水分は、軽量人工土壌3中を流れ速やかに屋上Aの端部に設けられているドレイン部5・6の排水ドレイン5a・6aから、それらに接続されている排水パイプ7・8を介して外部に排出可能とされている。前記ドレイン部5・6の近傍には、水はけをよくするために、軽量人工土壌3の粒径より小さい目が設定されているドレインフィルター(ヘチマロン)9・9が配されて排水層が形成されており、前記ドレイン部5・6および排水パイプ7・8への軽量人工土壌3の流入を阻止している。
【0008】
そして、前記軽量人工土壌3には、図4に示す如く、樹木Tを植樹することができ、該樹木Tの根鉢Taは、保水層2の上面位置に配設されている樹木支持ネット13にて支持する構成とされている。また、前記ドレイン部6は、図5に示す如く、周囲にコンクリートブロック12や金属等で加工された仕切りを配し、その下面部分に前記ドレインフィルター(ヘチマロン)9を配するとともに、底部にドレインフィルター15・15を二段重ねに配設し、壁面側にオーバーフロー管16と排水ドレイン6aを配設することによって構成されており、前記排水ドレイン6aには、排水パイプ8が接続されている。
【0009】
他の実施例として、図2に示す如く、バルコニーBに芝生Sを植栽する構成にも本発明の被土屋根工法を用いることができる。すなわち、階上のバルコニーBの屋根スラブ11の上面に順に防水層1、保水層2を形成し、該保水層2の上に軽量人工土壌3を敷き詰め、該軽量人工土壌3に芝生Sを植栽し、雨水または灌水によって軽量人工土壌3に水分を供給し、芝生Sを育てることができる構成とし、前記保水層にて軽量人工土壌3から浸透してきた水分を貯留し、保水効果を高める構成とし、余分な水分を手摺りの内側下面に設けられているドレイン部17から外部に排出可能な構成とすることによって、バルコニーBを緑化して利用することができる。
【0010】
このように被土屋根工法を用いて屋根AやバルコニーBを緑化できる構成において、保水層2にて保水する構成としたことによって、常に軽量人工土壌3を最適の状態に維持しておくことができ、芝生Sや樹木Tが水分不足で枯れることがない構成とすることができる。また、軽量人工土壌3を用いることよって、軽量化を図ることができ、構造物に過度の負担をかけることがないようにしている。
【0011】
なお、図1・図2に示す如く、前記保水層2上の軽量人工土壌3内に給水ホース4・4・・・を埋設し、該給水ホース4・4・・・を介して軽量人工土壌3に水分を自動供給することによって、芝生Sを育てることができる構成とすることも可能である。
また、本実施例において、水勾配を付けるためだけに、屋根スラブ10の上面には勾配断熱材14が敷き詰められているが、特別に必要とするものではなく、敷き詰めない構成でもよいし、モルタルやコンクリートで代用することも可能である。
【0012】
このような施工方法を用いることによって、例えば、屋上に芝生や樹木を植えて庭園を構成して緑化を図る場合、防根性のある防水層にて芝生等の根の影響が屋根床におよばないようにすることができ、高排水性土壌に供給した水分を保水層にて必要な分だけ貯留し、常に高排水性土壌を最適の状態に維持することができる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は以上のような施工方法を用いて建築物の屋上やバルコニーを緑化して利用できる構成としたので、次のような効果を奏する。
すなわち、防根性のある防水層を形成することによって、従来形成されていた防根層を省くことができる。
更に、高排水性土壌を敷き詰めることによって、従来形成されていた排水層も不要となったので、従来、屋根スラブの上面に防水層、防根層、排水層、保水層、土壌と順に施工する五層構造であったものを、防水層、保水層、土壌の三層構造とすることができ、従来に比べて施工が簡単となり、工期を短縮でき、大幅に施工性の向上を図ることができる。
さらに、従来に比べて構成部材の点数を削除することができるので、コストの低減を図ることができる。
また、施工が簡単で、かつ、コストの低減を図ることができるので、住宅等の小規模の屋上やバルコニーを緑化するのに活用することができる。
また、樹木Tの根鉢Taは、保水層2の上面位置に配設されている樹木支持ネ ット13にて支持する構成とされているので、樹木Tを植樹することができる。また、給水ホース4・4・・・を介して軽量人工土壌3に水分を自動供給することによって、芝生Sを育てることができる構成も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】屋上に樹木を植樹し、芝生を植栽した状態を示す側面断面図である。
【図2】バルコニーに芝生を植栽した状態を示す側面断面図である。
【図3】芝生を植栽した部分を示す側面断面図である。
【図4】樹木を植樹した部分を示す側面断面図である。
【図5】ドレイン部分を示す側面断面図である。
【図6】従来の実施例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 防水層
2 保水層
3 軽量人工土壌
A 屋上
B バルコニー
S 芝生
T 樹木

Claims (1)

  1. 建築物の屋上AまたはバルコニーBに芝生Sや樹木Tを植えて緑化する施工方法において、屋上AまたはバルコニーBの屋根床の上面に防根性を有する防水層1を形成し、該防水層1の上面に貯水可能な保水層2を形成し、該保水層2の上面に高排水性土壌を敷き詰め、該保水層2の上面位置の高排水性土壌中に樹木支持ネット13を配設し、該樹木支持ネット13にて樹木Tの根鉢Taを支持して樹木Tを植樹し、また、保水層2上の高排水性土壌内に給水ホース4を埋設し、該給水ホース4を介して高排水性土壌に水分を自動供給することを特徴とする被土屋根工法。
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