JP3632204B2 - システムラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍋、フライパンなどの調理器具、あるいは肉野菜などの食材などの各種調理用品、さらには衣類、雑貨類などの各種道具を収納して保管するためのシステムラックに関し、特に一度に多数の道具等を扱う業務用などに好適なシステムラックに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
ホテル・飲食店などにおける厨房では、多種多様の鍋、フライパンなどの調理器具をその用途によって使い分けている。このため、厨房には多数の鍋などが放置されることになるが、これらの調理器具を棚などに置く場合、場所を占めないように複数個づつ重ねざるをえないため、必要な調理器具を取り出しにくいという問題があった。
【0003】
そこで、フックなどを多数設けてこれにそれぞれの調理器具を掛けたりしているが、調理器具の数が多いと厨房内の空間が乱雑になり、また、長期的に見ると、それぞれの調理器具を掛けておく場所も一定しなくなるため、使用時には場所を確認する必要があり、また定期的に整理も必要であった、これらにより調理器具を整理した状態で収納してホテル・飲食店などの仕事場としての厨房の作業効率の向上が望まれていた。
【0004】
また、これらホテル・飲食店などの厨房では多種多様の食材が取り扱われるが、これらの食材も食材ごとに整理して保管することができれば、一層の作業効率の向上を図れて便利である。同様に調理関係に限らず、衣類や日用雑貨類、さらには大工道具など各種用品も整理して保管できれば、スペースの有効活用が図れて望ましい。
【0005】
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、鍋、フライパン等の調理器具、あるいは肉野菜等の食材、さらには衣類、日用雑貨類、大工道具などの各種用品を整理して収納し、保管するためのシステムラックを提供することを目的とする。特に本発明は、一度に多数の調理器具や食材などの各種用品を扱う業務用などに好適なシステムラックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のシステムラックは、機枠に設けられた回動部材に無端状部材が設けられ、この無端状部材に複数の支持部材を設け、前記支持部材に各種用品を保管する箱体が支持されて、開閉扉を有する格納室に格納された構造でなり、前記回動部材には、その回転を制御する駆動装置が設けられ、所定のパネルスイッチが押されると、前記駆動装置が起動して前記回動部材が所定角度回動し、前記パネルスイッチに対応した支持部材が前記開閉扉の位置で停止するように制御可能なシステムラックであって、前記箱体は、外箱と内箱との二重構造となっていて、前記外箱の一側面には開口部が形成されているとともに、上側には取付部材を介して吊り下げ管が取り付けられており、この吊り下げ管に前記支持部材が挿入されることにより、前記外箱が前記支持部材に対して回動自在に支持されており、前記外箱の他側面には、油圧シリンダの突き出し棒が挿脱するための孔が形成され、前記内箱はリンクにより前記外箱に対して前後方向に移動可能となっており、前記開閉扉はストッパ杆により水平方向で固定可能な構成でなり、前記油圧シリンダの突き出し棒を前進させて前記孔から挿入し、水平方向に固定された前記開閉扉上に前記内箱を押し出すものである。このため、箱体内に各種用品を保管して、無端状部材を回動させることにより箱体を移動させ所望の各種用品を取り出すことができるので、各種用品を整理した状態で収納することができ、収納の省スペース化を図ることができる。また、内箱が飛び出す構造となっているので、収納物の格納・取り出しが一層容易なものとなっている。
【0007】
また、請求項2記載のシステムラックは、前記請求項1において、前記回動部材が上下方向と、前後あるいは左右方向に複数設けられており、これら複数の回動部材には無端状部材が屈折状に全体として短コ字状をなすように掛け渡されていて、前記格納室は、壁をくりぬいて形成され、前記回動部材に屈折状に掛け渡された無端状部材に対応して短コ字状に屈曲形成されており、この屈曲部分を含む上側部及び下側部は、それぞれ天井内及び床面より下側の床下内に形成され、前記壁に前記開閉扉が設けられているものである。このため、壁に対して同じ占有面積においてより多くの箱体を設けることができるので省スペース化の点で優れたものとなっている。特に、コ字状の格納室の屈曲部分を含む上側部及び下側部は、それぞれ天井内及び床下内に形成されているので、床下、天井など普段は使わないスペースを有効活用する構成となっているので、省スペース化の点で特に優れたものとなっている。
【0008】
請求項3記載のシステムラックは、前記請求項1又は2において、前記回動部材の回動により前記無端状部材が移動するのに伴う箱体の軌跡に対応してガイドレールを設けるとともに、前記箱体にガイド部材を設けたものである。このため、箱体をガイドレールに沿って揺動することなく、移動させることができるようになっている。これにより箱体内に収納した各種用品が箱体内で偏ったりしないようになっている。
【0009】
さらに、請求項4記載のシステムラックは、前記請求項において、前記ガイドレールに沿って、前記箱体の停止位置における下端縁に、枢軸により回動自在に設けられた載置板を有し、前記載置板は垂直方向と水平方向との間で回動自在となっており、前記載置板は、前記箱体の移動時には上方に押し上げられて垂直方向となっているが、前記箱体の停止時には下方に回動して水平方向となり前記箱体の下端縁が載置されるものである。このため、箱体が揺動するのを防止し、箱体の収納物が混乱するのを抑制することができるようになっている。また、無端状部材にかかる荷重を低減できるという効果も奏する。
【0010】
【0011】
請求項記載のシステムラックは、前記請求項3又は4において、前記支持部材が直角をなす2個の回動軸より2箇所で回動自在に設けられているものである。このため、ガイドレールが2方向にわたって屈折していても箱体をガイドレールに沿って垂直状態を維持したまま移動させることが可能となっている。
【0012】
また、請求項記載のシステムラックは、前記請求項1乃至のいずれか1項において、前記各種用品が鍋、フライパンなどの調理器具、あるいは肉野菜などの食材であるものである。このため、調理器具や食材を整理整頓することができ、厨房での作業効率の向上を図ることができる。
【0013】
さらに、また、請求項記載のシステムラックは、前記請求項1乃至のいずれか1項において、前記各種用品が衣類、日用雑貨品、各種道具類であるものである。このため、衣類、日用雑貨品、各種道具類を整理整頓することができ、収納の省スペース化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施形態】
以下、本発明の第1実施例によるシステムラックについて図1乃至図3を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1乃至図3は、本実施例のシステムラックを示しており、同図においてシステムラックは、機枠(図示せず)に回動部材たるディスク1が取り付けられており、このディスク1には、放射状の複数のスポーク2が延設されていて、このスポーク2の外周には無端状部材たる円形の環状部材3が設けられている。この環状部材3には、横方向(水平方向)に等間隔、本実施例においては45度ずつ8本の支持部材たる支持棒4A〜4Hが設けられていて、この支持棒4A〜4Hにそれぞれ箱体5が取り付けられている。
【0016】
このようなシステムラックにおいて、箱体5は、一側面に開口部6を有する本体7と上面中央に取付けられた吊り下げ管8とを有し、この吊り下げ管8を支持棒4A〜4Hに挿入することにより、該支持棒4A〜4Hに対して回動自在に支持されている。
【0017】
また、図中Wは壁面であり、この壁面Wには開口部9Aを開閉する開閉扉9が設けられていて、この壁Wの裏側にシステムラックの格納室Rが形成されている。なお、図1中、Tは調理作業用のテーブルである。箱体5はそれぞれ開口部6がこの開閉扉側9側となるように支持されている。そして、ディスク1には、モータなどの回転駆動装置(図示せず)が接続されていて、図示しない制御装置に連通した壁Wに設けられたコントロールパネル10により、支持棒4A〜4Hが順次それぞれ所定の場所に位置するように、45度を1単位として回動可能となっている。このコントロールパネル10は図3に示すように駆動装置を起動するためのON−OFFスイッチ11と、ディスク1の停止位置を指定するためのパネルスイッチA〜Hとを有し、このパネルスイッチA〜Hは、それぞれ支持棒4A〜4Hに対応しており、例えばAのスイッチが押されたら、支持棒4Aが開閉扉9に最も近接する位置(本実施例においては、図1に示す円形の環状部材3の左端位置)となるように制御されている。
【0018】
前記構成につきその作用について説明する。まず、箱体5に鍋などの調理器具を収納する。この収納は、例えば、支持棒4A〜4Hに対応して4Aには大鍋、4Bにはフライパンなどあらかじめ収納する調理器具を決めておくのが好ましい。そして、例えば大鍋Aを収納するときには、コントロールパネル10のON−OFFスイッチ11をON側に切り替えて駆動装置を起動し、パネルスイッチAを押す。すると回転駆動装置が起動してディスク1が所定角度回動し、支持棒4Aが開閉扉9の位置で停止するので、その後開閉扉9を開ける。このとき箱体5の開口部6は開閉扉9側を向いているので、開口部9Aから箱体5内に大鍋Aをすばやく収納することができる。また、同様にフライパンを収納するときには、パネルスイッチBを押す。するとディスク1がAの位置から45度回動し、支持棒4Bが開閉扉9の位置で停止するので、その後開閉扉9を開け、開口部9Aから箱体5内にフライパンを収納すればよい。このようにしてそれぞれの箱体5に各種調理器具を収納することができる。
【0019】
また、調理器具を取り出すときにもほぼ同様の操作を行えばよい。すなわち、コントロールパネル10のON−OFFスイッチ11をON側にし駆動装置を起動し、パネルスイッチAを押す。すると回転駆動装置が起動してディスク1が所定角度回動し、支持棒4Aが開閉扉9の位置で停止するので、その後開閉扉9を開ける。このとき箱体5の開口部6は開閉扉9側を向いているので、開口部9Aから箱体5内に収納された大鍋Aをすばやく取り出すことができる。また、同様にフライパンを収納するときには、パネルスイッチBを押す。するとディスク1がAの位置から45度回動し、支持棒4Bが開閉扉9の位置で停止するので、その後開閉扉9を開け、開口部9Aから箱体5内のフライパンを取り出せばよい。
【0020】
以上詳述したとおり、本発明の第1実施例であるシステムラックは、ディスク1に円形の環状部材3が設けられ、この環状部材3に複数の支持棒4A〜4Hを設け、前記各支持部材4A〜4Hに鍋などの調理器具を保管する箱体5が支持されているものであるので、ディスク1を回転駆動することにより環状部材3を回動させることにより、箱体5内に各種調理器具を整理した状態で収納し、すばやく取り出すことができる。また、ディスク1モータなどの回転駆動装置で駆動し、この回転駆動装置を制御装置で制御することにより、箱体5の位置を自動に調節することができるので、収納が容易で整理しやすくなっている。特に支持棒4A〜4Hに対応して収納物品を決めておけば、常に良好な状態で収納、取り出しを行うことができる。さらに、本実施例においては、箱体5は、支持棒4A〜4Hに吊り下げ管8を挿入することにより回動自在に支持されているので、箱体5は、底面5Aがほぼ水平のまま支持されることになるので、環状部材3が回動しても収納された鍋、フライパンなどが箱体5内を移動して、開口部6から突出したりすることがないようになっている。その上、壁面Wには開閉扉9を設け、この壁Wの裏側に格納室Rを形成し、システムラックをここに格納することにより、該装置が厨房内に突出することがなく、省スペース化を図ることができるようになっている。なお、本実施例においては、鍋、フライパンなどの調理器具を保管する場合について説明したが、食材などを保管する場合には、格納室Rを密閉式として全体が付属した冷却装置(図示せず)によって冷却されるように冷気を導入して保冷できるような構造としてもよい。
【0021】
次に本発明の第2実施例について図4及び図5に基いて説明する。図4及び図5は、第2実施例のシステムラックを示しており、同図においてシステムラックは、機枠(図示せず)に上下方向に設けられた回動部材たるそれぞれ一対の駆動スプロケット21及び従動スプロケット22と、この両スプロケット21,22間に掛け渡された、無端状部材たる一対のチェーン23とを有し、この一対のチェーン23間には、支持部材たる一対の支持アーム24A〜24Hが等間隔、本実施例においては8本設けられていて、この支持アーム24A〜24Hにそれぞれ箱体25が取り付けられている。
【0022】
このようなシステムラックにおいて、箱体25は、一側面に開口部26を有する本体27と上面中央に取付けられた吊り下げ管28とを有し、この吊り下げ管28が支持アーム24A〜24Hに挿入されることにより、該支持アーム24A〜24Hに対して回動自在に支持されている。なお、29は、チェーン23の移動に伴う箱体25の軌跡に応じて設けられた一対の長円状のガイドレールであり、箱体25の外縁部は、このガイドレール29により保持された状態で回動する。
【0023】
また、図中Wは、壁面であり、この壁面Wには開口部30Aを開閉する開閉扉30が設けられていて、この壁Wの裏側にシステムラックの格納室Rが形成されている。なお、図4中、Tは調理作業用のテーブルである。箱体25は、それぞれ開口部26が開閉扉側30側となるように支持されている。そして、駆動スプロケット21には、モータなどの回転駆動装置(図示せず)が接続されていて、図示しない制御装置に連通した壁Wに設けられたコントロールパネル31により、支持アーム24A〜24Hが順次それぞれ所定の場所に位置するように制御可能となっている。すなわち、チェーン23の長さを8等分した長さを1単位として駆動スプロケット21の回動量が制御可能となっている。なお、このコントロールパネル31は前述した第1実施例の図3に示すものと同じ構造となっているのでその説明を省略する。
【0024】
本実施例のシステムラックは、基本的には、前述した第1実施例のものと同じ作用を有する。すなわち、まず、箱体25に鍋などの調理器具を収納する。この収納は、例えば、支持アーム24A〜24Hに対応して24Aには大鍋、24Bにはフライパンなどあらかじめ収納する調理器具を決めておき、そして、例えば大鍋Aを収納するときには、コントロールパネル31のON−OFFスイッチ11をON側に切り替えて回転駆動装置を起動し、パネルスイッチAを押す。すると駆動装置により駆動スプロケット21が所定角度回動し、これに伴いチェーン23が所定長さ移動し、支持アーム棒24Aが開閉扉30の位置で停止するので、その後開閉扉30を開ける。このとき箱体25の開口部26は開閉扉30側を向いているので、開口部30Aから箱体25内に大鍋Aをすばやく収納することができる。また、調理器具を取り出すときにはコントロールパネル31のON−OFFスイッチ11をON側にし駆動装置を起動し、パネルスイッチAを押す。すると駆動装置が起動して駆動スプロケット21が所定角度回動し、支持アーム24Aが開閉扉31の位置で停止するので、その後開閉扉31を開ける。このとき箱体25の開口部26は開閉扉30側を向いているので、箱体25内に収納された大鍋Aを開口部30Aからすばやく取り出すことができる。
【0025】
上述したような本実施例のシステムラックは、前述した第1実施例と同様の作用効果を奏するのみならず、回動部材たる駆動スプロケット21及び従動スプロケット22を上下方向に設け、開閉扉31を有する格納室Rに格納されているので、箱体25の運動が上下方向を主体とするものになるため、格納室Rの奥行きが狭くてよいため、一層の省スペース化を図ることができるものとなっている。特に本実施例においては、箱体25の外側縁を保持するガイドレール29を設けているので、箱体25を安定した状態で移動することができるようになっている。なお、本実施例においては、鍋、フライパンなどの調理器具を保管する場合について説明したが、食材などを保管する場合には、格納室Rを密閉式として全体が冷却されるように冷気を導入する構造としてもよい。
【0026】
さらに、本発明の第3実施例について図6〜図10を参照して説明する。図6乃至図10においてシステムラックは、機枠(図示せず)に上下方向に設けられた回動部材たるそれぞれ一対の駆動スプロケット41及び従動スプロケット42,43,44と、このスプロケット41,42,43,44に掛け渡された、無端状部材たる一対のチェーン45とを有し、この一対のチェーン45間には、支持部材たる一対の支持アーム46が等間隔に設けられていて、この支持アーム46にそれぞれ箱体47A〜47Hが取り付けられている。また、48,48,48Aはガイドレールであり、このガイドレール48には箱体47A〜47Hの側面に取り付けられたガイド部材49,49が摺動可能に嵌入している。
【0027】
このようなシステムラックにおいて、箱体47A〜47Hは、図7及び図8に示すように外箱50と内箱51の二重構造となっていて、外箱50の一側面には開口部52が形成されているとともに上側には取付部材53Aを介して吊り下げ管53が取り付けられており、この吊り下げ管53に支持アーム46が挿入されることにより、該支持アーム46に対して回動自在に支持されている。また、外箱50の他側面には、図示しない油圧シリンダなどの突き出し棒が挿脱するための孔54,54が形成されている。さらに、内箱51はリンク55により外箱50に対して前後方向に移動可能となっている。
【0028】
また、図中Rは、壁Wをくりぬいて形成された格納室であり、この壁Wの凹部W1には開口部56を開閉する開閉扉57が上下方向に回動可能に収納されていて、この開閉扉57はストッパ杆58により開口部56から水平方向で固定可能となっている。
【0029】
そして、駆動スプロケット41には、モータなどの回転駆動装置(図示せず)が接続されていて、図示しない制御装置に連通した壁Wに設けられたコントロールパネル59により、支持アーム46が回動して箱体47A〜47Hが順次それぞれ所定の場所に位置するように制御可能となっている。すなわち、チェーン45の長さを8等分した長さを1単位として駆動スプロケット41の回動量が制御可能となっている。なお、このコントロールパネル59は前述した第1実施例の図3に示すものと同じ構造となっているのでその説明を省略する。
【0030】
また、61は格納室Rの奥側のガイドレール48に沿って、箱体47D〜47Fの停止位置における下端縁に取り付けられた支持部材であり、図9に示すように、この支持部材61は、枢軸62により回動自在に設けられた載置板63と、ストッパ64とを有し、載置板63は垂直方向と水平方向との間で回動自在となっている。
【0031】
本実施例のシステムラックは、基本的には、前述した第1実施例のものと同じ作用を有する。すなわち、コントロールパネル59のON−OFFスイッチ11をON側に切り替えて回転駆動装置を起動し、パネルスイッチAを押す。すると駆動装置により駆動スプロケット41が所定角度回動し、これに伴いチェーン45が所定長さ移動し、箱体47A〜47Hのいずれかが開口部56の位置で停止する。その後、開閉扉57を持ち上げて開口部56から水平方向に向けて固定する。続いて油圧シリンダなどの突き出し棒を前進させて孔54,54から挿入することにより、内箱51を押し出す。これにより、内箱51が開閉扉57上の上面側に押し出されるので、例えば箱体47A内に鍋等をすばやく収納することができる。また、調理器具を取り出すときには同様にしてすばやく取り出すことができる。そして、作業を終了したらストッパ杆58を解除して開閉扉57を壁Wと面一にすっきりと収納することができる。
【0032】
しかも、本実施例においては、枢軸62により回動自在に設けられた載置板63と、ストッパ64とを有する支持部材61を設けているので、箱体47A〜47Hの移動時には、図9に一点鎖線で示すように載置板63は上方に押し上げられて垂直方向となっているが、停止時には下方に回動して箱体47D〜47Fの下端縁が載置されるので、箱体47A〜47Hが揺動するのを防止し、箱体47D〜47Fの収納物が混乱するのを抑制することができるようになっている。また、チェーン45などにかかる荷重を低減できるという効果も奏する。
【0033】
さらに、本実施例においては、一対のガイドレール48,48に箱体47A〜47Hの側面に設けたガイド部材49,49を摺動可能に嵌入することにより、箱体47A〜47Hを左右2箇所でガイドしているので、箱体47A〜47Hが揺動することなく移動可能となっている。また、このガイドレール48,48は上端部では図10に示すように上下では1本のガイドレール48Aとなっているので、一対のガイド部材49,49が1本のガイドレール48Aに誘導されることで箱体47A〜47Hの方向転換をスムーズに行うことができる。なお、ガイドレール48,48の下端側も上下逆の同じ構造であることはいうまでもない。
【0034】
上述したような本実施例のシステムラックは、前述した第1実施例と同様の作用効果を奏するのみならず、内箱51が開口部56から飛び出す構造となっているので、収納物の格納・取り出しが一層容易なものとなっている。しかも、ガイドレール48,48及びガイド部材49,49、並びに支持部材61により箱体47A〜47Hが特に安定した状態で移動することができるようになっている。なお、本実施例においては、鍋、フライパンなどの調理器具を保管する場合について説明したが、食材などを保管する場合には、格納室Rを密閉式として全体が冷却されるように冷気を導入する構造としてもよい。
【0035】
さらに、本発明の第4実施例について図11乃至図13にを参照して説明する。図11乃至図13においてシステムラックは、複数個のスプロケット、すなわち機枠(図示せず)に上下方向に設けられた回動部材たる駆動スプロケット71A及び従動スプロケット71B〜71Dと、この上側のスプロケット71A,71Bより前後方向(図11における左右方向)に設けられた駆動スプロケット72A,72Bと、下側のスプロケット71C,71Dより前後方向に設けられた駆動スプロケット72C,72Dとを有し、これらスプロケット71A〜71D及び72A〜72Dには無端状部材たるチェーン73が屈折状に全体として短コ字状をなすように掛け渡されている。このチェーン73間には、図12に示すような支持部材たる支持アーム74が等間隔に設けられていて、この支持アーム74にそれぞれ箱体75…が取り付けられている。この支持アーム74は、チェーン73に第1の回動軸76を介して片持ち状に取り付けられた逆L字状のアーム本体77とこのアーム本体77の先端部に設けられたホルダ78と、このホルダ78に遊嵌して回動自在に取り付けられた第2の回動軸として機能する取付リング79とからなり、この取付リング79に箱体75が吊り下げられている。そして、図12及び図13に示すように、チェーン73の移動に伴う箱体75の軌跡に対応して、該箱体75の一側にはガイドレール80が設けられており、このガイドレール80の受け溝80Aには箱体75の一側面に取り付けられたガイド部材81が摺動可能に嵌入している。これにより箱体75の支持アーム74がチェーン73に片持ち状に取り付け可能となっている。なお、箱体75は、前述した第3実施例の場合と同様に外箱75Aと内箱75Bの二重構造となっている。
【0036】
また、図中Rは、壁Wをくりぬいて形成された格納室であり、この格納室Rは、スプロケット71A〜71D及び72A〜72Dに屈折状に掛け渡されたチェーン73に対応して短コ字状に屈曲形成されているが、この屈曲部分を含む上側部U及び下側部Lは、それぞれ天井Tの板上の天井内及び床面Yより下側(床下内)に形成されている。そして、この壁Wには開口部(図示せず)を開閉する開閉扉82が上下方向に回動可能に取り付けられている。さらに、駆動スプロケット71Aには、モータなどの回転駆動装置(図示せず)が接続されていて、図示しない制御装置に連通した壁Wに設けられたコントロールパネル(図示せず)により、チェーン73の移動に伴い箱体75…が順次それぞれ所定の場所に位置するように制御可能となっている。なお、このコントロールパネルとしては、前述した第1実施例の図3に示すものにおいてパネルスイッチA〜Hの数を箱体75の数に応じて増やした以外、同じ構造のものを用いればよい。
【0037】
このような構成を有する第4実施例のシステムラックは、基本的には、前述した第1実施例乃至第3実施例のものと同じ作用を有する。すなわち、コントロールパネルを操作して回転駆動装置を起動し、図3におけるパネルスイッチ(例えば「A」)を押す。すると駆動装置により駆動スプロケット71Aが所定角度回動し、これに伴いチェーン73が所定長さ移動し、パネルスイッチ「A」に対応するいずれかの箱体75が開口部の位置で停止する。その後、開閉扉82を持ち上げて開口部から水平方向に向けて固定し、第3実施例と同様にして内箱75Bを押し出す。これにより、内箱75Bが開閉扉82上の上面側に押し出されるので、この内箱75Bに鍋等をすばやく収納することができる。また、調理器具を取り出すときには逆の操作で同様にしてすばやく取り出すことができる。
【0038】
このような本実施例においては、複数のスプロケット71A〜71Dに対して前後方向にスプロケット72A〜72Dが設けられており、これらスプロケット71A〜71D及びスプロケット72A〜72Dにチェーン73が掛け渡されていて、これに対応して開閉扉82を有する格納室Rが前後方向に拡張した短コ字状に形成されているので、壁Wに対して同じ占有面積においてより多くの箱体75を設けることができるので省スペース化の点で優れたものとなっている。特に、コ字状の格納室Rの屈曲部分を含む上側部U及び下側部Lは、それぞれ天井内及び床下内に形成されているので、床下、天井など普段は使わないスペースを有効活用する構成となっているので、省スペース化の点で特に優れたものとなっている。そして、スプロケット71A〜71D及びスプロケット72A〜72Dにチェーン73の回動によりチェーン73が移動するのに伴う箱体75の軌跡に対応してガイドレール80を設けるとともに、箱体75にガイド部材81を設けているので、箱体75はガイドレール80に沿って揺動することなく移動することができるようになっている。このため、箱体75内に収納した鍋などの各種用品が箱体75内で偏ったり、あるいは蓋が外れたりしないようになっている。特に本実施例においては、箱体75が直角を第1の回動軸76と第2の回動軸として機能する取付リング79とにより2箇所で回動自在に設けられているので、ガイドレールが80が前後方向及び上下方向の2方向にわたって屈折していても箱体75はガイドレール80に沿って垂直状態を維持したまま移動することが可能となっており、箱体75の安定性において特に優れたものとなっている。なお、本実施例においては、鍋、フライパンなどの調理器具を保管する場合について説明したが、食材などを保管する場合には、格納室Rを密閉式として全体が冷却されるように冷気を導入する構造としてもよい。
【0039】
以上本発明について前記第1乃至第4実施例に基き説明してきたが、本発明は前記実施例に限られるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、第1実施例においては、箱体5は、上下方向に回転移動するように構成したが、環状部材3を横方向に設けて、水平方向に回転移動するようにしてもよい。また、システムラックを複数並列に設けて、調理器具の種類別に格納するように構成してもよい。そして、前記各実施例においては、無端状部材としてチェーンを用い回動部材としてスプロケットを用いたが、無端状部材としてゴム製、布製などのベルトを用い、回動部材としてプーリーを用いてもよいし、さらには、無端状部材として歯付ベルトを用い、回動部材としてギアを用いてもよい。さらに、第4実施例は、複数のスプロケット71A〜71Dに対して前後方向にスプロケット72A〜72Dを設けて、これらスプロケット71A〜71D及びスプロケット72A〜72Dにチェーン73が掛け渡すことで屈曲させたことに特徴を有するものであり、箱体75などの構成については、第1乃至第3実施例の構成を適宜応用することができる。なお、調理用品とは、鍋、フライパンなどの調理器具、フライ返し、おたまなどの調理道具のみならず、野菜類や場合によっては肉、魚などの食材も含む。したがって、本発明のシステムラックを食材用に用いる場合には、格納室Rに冷気を導入するような構成としてもよい。さらに、前記各実施例においては、前記各種用品が鍋、フライパンなどの調理器具、あるいは肉野菜などの食材などのいわゆる調理用品の場合について説明してきたが、その他の各種用品、例えば衣類、日用雑貨品、各種道具類等にも同様に適用可能であることはいうまでもない。また、第1実施例乃至第3実施例においても格納室Rを縦長に形成し、天井スペースや床下スペースをも有効活用するようにしてもよい。さらに、また、前記各実施例においては、回転駆動装置によりディスク1等を回動させているが、ディスク1を回動自在として紐などを引くことにより手動で回動させてもよい。さらに、第4実施例では支持アーム74により片持状としたが、第1実施例のように第3実施例のように両側で箱体47を支持するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載のシステムラックは、機枠に設けられた回動部材に無端状部材が設けられ、この無端状部材に複数の支持部材を設け、前記支持部材に各種用品を保管する箱体が支持されて、開閉扉を有する格納室に格納された構造でなり、前記回動部材には、その回転を制御する駆動装置が設けられ、所定のパネルスイッチが押されると、前記駆動装置が起動して前記回動部材が所定角度回動し、前記パネルスイッチに対応した支持部材が前記開閉扉の位置で停止するように制御可能なシステムラックであって、前記箱体は、外箱と内箱との二重構造となっていて、前記外箱の一側面には開口部が形成されているとともに、上側には取付部材を介して吊り下げ管が取り付けられており、この吊り下げ管に前記支持部材が挿入されることにより、前記外箱が前記支持部材に対して回動自在に支持されており、前記外箱の他側面には、油圧シリンダの突き出し棒が挿脱するための孔が形成され、前記内箱はリンクにより前記外箱に対して前後方向に移動可能となっており、前記開閉扉はストッパ杆により水平方向で固定可能な構成でなり、前記油圧シリンダの突き出し棒を前進させて前記孔から挿入し、水平方向に固定された前記開閉扉上に前記内箱を押し出すものである。このため、箱体内に各種用品を保管して、無端状部材を回動させることにより箱体を移動させ所望の各種用品を取り出すことができるので、各種用品を整理した状態で収納することができ、収納の省スペース化を図ることができる。
そして、駆動装置により回動部材を回動させることにより箱体を自動に移動させることができる。また、制御装置により所望の箱体を所望の箇所で停止させることができる。
さらに、所望とする箱体を開閉扉の位置まで移動させたら、開閉扉から箱体内の各種用品をすばやく取り出すことができる。そして、前記格納室を壁面より内側に形成し、ここに格納することにより一層の省スペース化を図ることができる。
また、内箱が飛び出す構造となっているので、収納物の格納・取り出しが一層容易なも のとなっている。
【0041】
また、請求項2記載のシステムラックは、前記請求項1において、前記回動部材が上下方向と、前後あるいは左右方向に複数設けられており、これら複数の回動部材には無端状部材が屈折状に全体として短コ字状をなすように掛け渡されていて、前記格納室は、壁をくりぬいて形成され、前記回動部材に屈折状に掛け渡された無端状部材に対応して短コ字状に屈曲形成されており、この屈曲部分を含む上側部及び下側部は、それぞれ天井内及び床面より下側の床下内に形成され、前記壁に前記開閉扉が設けられているものであるので、壁に対して同じ占有面積においてより多くの箱体を設けることができるので省スペース化の点で優れたものとなっている。特に、コ字状の格納室の屈曲部分を含む上側部及び下側部は、それぞれ天井内及び床下内に形成されているので、床下、天井など普段は使わないスペースを有効活用する構成となっているので、省スペース化の点で特に優れたものとなっている。
【0042】
請求項3記載のシステムラックは、前記請求項1又は2において、前記回動部材の回動により前記無端状部材が移動するのに伴う箱体の軌跡に対応してガイドレールを設けるとともに、前記箱体にガイド部材を設けたものであるので、箱体をガイドレールに沿って揺動することなく、移動させることができ、箱体内に収納した各種用品が箱体内で偏ったりしないようになっている。
【0043】
さらに、請求項4記載のシステムラックは、前記請求項において、前記ガイドレールに沿って、前記箱体の停止位置における下端縁に、枢軸により回動自在に設けられた載置板を有し、前記載置板は垂直方向と水平方向との間で回動自在となっており、前記載置板は、前記箱体の移動時には上方に押し上げられて垂直方向となっているが、前記箱体の停止時には下方に回動して水平方向となり前記箱体の下端縁が載置されるものであるので、箱体をガイドレールに沿って揺動することなく、移動させることができるようになっている。
【0044】
【0045】
請求項記載のシステムラックは、前記請求項3又は4において、前記支持部材が直角をなす2個の回動軸より2箇所で回動自在に設けられているので、ガイドレールが2方向にわたって屈折していても前記箱体をガイドレールに沿って垂直状態を維持したまま移動させることが可能となっている。
【0046】
また請求項記載のシステムラックは、前記請求項1乃至のいずれか1項において、前記各種用品が鍋、フライパンなどの調理器具、あるいは肉野菜などの食材であるものであるので、調理器具や食材を整理整頓することができ、厨房での作業効率の向上を図ることができる。
【0047】
さらに、また、請求項記載のシステムラックは、前記請求項1乃至のいずれか1項において、前記各種用品が衣類、日用雑貨品、各種道具類であるものであるので、衣類、日用雑貨品、各種道具類を整理整頓することができ、収納の省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるシステムラックを示す縦断面図である。
【図2】図1のシステムラックを示す斜視図である。
【図3】第1実施例におけるコントロールパネルを示す平面図である。
【図4】本発明の第2実施例によるシステムラックを示す縦断面図である。
【図5】図4と直交する方向におけるシステムラックを示す正面図である。
【図6】本発明の第3実施例によるシステムラックを示す斜視図である。
【図7】前記実施例における箱体を示す斜視図である。
【図8】同上断面図である。
【図9】前記実施例における支持部材を示す斜視図である。
【図10】前記実施例におけるガイドレールを示す斜視図である。
【図11】本発明の第4実施例によるシステムラックを示す縦断面図である。
【図12】前記第4実施例のシステムラックにおける箱体の取り付け構造を示す拡大図である。
【図13】前記第4実施例のシステムラックにおけるガイドレールの構造を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 ディスク(回動部材)
3 環状部材(無端状部材)
4A〜4H 支持棒(支持部材)
5,25,47A〜47H,75 箱体
9,30,57 開閉扉
21,41,71A 駆動スプロケット(回動部材)
22,42,43,44,71B,71C,71D,72A,72B,72C,72D 従動スプロケット(回動部材)
23,45,73 チェーン(無端状部材)
24A〜24H,46,74 支持アーム
76 第1の回動軸
79 取付リング(第2の回動軸)
29,48,48A,80 ガイドレール
49,81 ガイド部材
R 格納室

Claims (7)

  1. 機枠に設けられた回動部材に無端状部材が設けられ、この無端状部材に複数の支持部材を設け、前記支持部材に各種用品を保管する箱体が支持されて、開閉扉を有する格納室に格納された構造でなり、前記回動部材には、その回転を制御する駆動装置が設けられ、所定のパネルスイッチが押されると、前記駆動装置が起動して前記回動部材が所定角度回動し、前記パネルスイッチに対応した支持部材が前記開閉扉の位置で停止するように制御可能なシステムラックであって、前記箱体は、外箱と内箱との二重構造となっていて、前記外箱の一側面には開口部が形成されているとともに、上側には取付部材を介して吊り下げ管が取り付けられており、この吊り下げ管に前記支持部材が挿入されることにより、前記外箱が前記支持部材に対して回動自在に支持されており、前記外箱の他側面には、油圧シリンダの突き出し棒が挿脱するための孔が形成され、前記内箱はリンクにより前記外箱に対して前後方向に移動可能となっており、前記開閉扉はストッパ杆により水平方向で固定可能な構成でなり、前記油圧シリンダの突き出し棒を前進させて前記孔から挿入し、水平方向に固定された前記開閉扉上に前記内箱を押し出すことを特徴とするシステムラック。
  2. 前記回動部材が上下方向と、前後あるいは左右方向に複数設けられており、これら複数の回動部材には無端状部材が屈折状に全体として短コ字状をなすように掛け渡されていて、前記格納室は、壁をくりぬいて形成され、前記回動部材に屈折状に掛け渡された無端状部材に対応して短コ字状に屈曲形成されており、この屈曲部分を含む上側部及び下側部は、それぞれ天井内及び床面より下側の床下内に形成され、前記壁に前記開閉扉が設けられていることを特徴とする請求項1記載のシステムラック。
  3. 前記回動部材の回動により前記無端状部材が移動するのに伴う箱体の軌跡に対応してガイドレールを設けるとともに、前記箱体にガイド部材を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のシステムラック。
  4. 前記ガイドレールに沿って、前記箱体の停止位置における下端縁に、枢軸により回動自在に設けられた載置板を有し、前記載置板は垂直方向と水平方向との間で回動自在となっており、前記載置板は、前記箱体の移動時には上方に押し上げられて垂直方向となっているが、前記箱体の停止時には下方に回動して水平方向となり前記箱体の下端縁が載置されることを特徴とする請求項3記載のシステムラック。
  5. 前記支持部材が直角をなす2個の回動軸より2箇所で回動自在に設けられており、前記箱体が前記ガイドレールに沿って垂直状態を維持したまま移動可能であることを特徴とする請求項3または4記載のシステムラック。
  6. 前記各種用品が鍋、フライパンなどの調理器具、あるいは肉野菜などの食材であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のシステムラック。
  7. 前記各種用品が衣類、日用雑貨品、各種道具類であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のシステムラック。
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