JP3631684B2 - 電話切り替えシステム及びそれに用いる端末装置 - Google Patents

電話切り替えシステム及びそれに用いる端末装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電話切り替えシステム及びそれに用いる端末装置に係り、特にパソコン電話と通常の電話の両方に使用できる電話切り替えシステム及びそれに用いる端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータ(パソコン)同士の間で、インターネットを介してリアルタイムで音声通信を行うインターネット電話の音声のやり取りは、パソコンとパソコンに接続される音源装置にスピーカとマイクを接続し、それらを用いて行う方法が採用されている。しかし、この方法では、スピーカから音声が周囲に聞こえてしまうため、プライベートな会話ができない。
【0003】
そこで、従来より、日常的に使用されている電話端末装置に給電し、2線4線の変換を行って送話と受話の信号を分けてパソコンに装備された音源装置に接続し、電話端末装置のフックスイッチの状態に応じて、受話音声信号をパソコンの音源装置のスピーカ出力端子へ出力するか、電話端末装置のスピーカ部へ出力するか切り替えるようにした電話切り替えシステムが知られている(特開2000−270123号公報)。
【0004】
また、音声データをパケットネットワーク上で通信できるようにするパケットネットワーク電話装置の分野では、当該装置の電源のオン/オフの状態に応じて、電話機を公衆交換電話網(PSTN)のライン又はパケットネットワークのラインのいずれかに接続するフォールバックスイッチを備え、任意選択可能な装置も従来知られている(特開平11−355474号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、インターネット電話と通常の電話を同一端末で行う方法は、装置が大規模になり、また殆どの家庭が所有している日常的に用いる電話端末機が無駄になる。また、特開2000−270123号公報記載のシステムでは、プライベートな会話をすることはできるが、電話端末機をマイクとスピーカの代わりにすることしかできないため、同端末機を用いて通常の電話を行うことができない。
【0006】
更に、特開平11−355474号公報記載のシステムでは、電源のオン/オフによってPSTNラインとパケットネットワークの切り替えを行い、電源オンのときにはIP電話が可能な構成であるが、その場合はネットワーク通信されていることが前提であり、そのため、ケーブルモデム等では有効であるが、常時接続ができない環境で使用する通常のモデムに対しては有効な技術ではない。
【0007】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、同端末でパソコン電話と通常の電話を切り替えて使用可能な電話切り替えシステム及びそれに用いる端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明の他の目的は、常時接続ができない環境で使用する通常のモデムを用いて、パソコン電話と通常の電話の切り替え使用可能な電話切り替えシステム及びそれに用いる端末装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の電話切り替えシステムは、通常の電話端末機の公衆回線網への接続を切り替えることにより、通信ネットワークプロトコルによる相互接続による電話通信と、回線交換による電話通信とを切り替える電話切り替えシステムであって、相互接続による電話通信で用いるサウンド信号を入出力するサウンド部と、サウンド部からのサウンド信号を発音し、外部からの音声は収音してサウンド部に入力する音源手段と、電話端末機のオフフック状態を検出する第1の検出手段と、モデム部を公衆回線網に接続して使用中であるかを検出する第2の検出手段と、第1及び第2の検出手段により、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、サウンド部を電話端末機に接続して電話端末機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせ、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部が不使用中であると検出されたときは、電話端末機を公衆回線網に接続して回線交換による電話通信のために使用する切り替え手段とを有することを特徴とする。
【0010】
この発明では、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部がインターネット等に使用中であると検出されたときに、サウンド部を電話端末機に接続して電話端末機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせ、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部が不使用中であると検出されたときは、電話端末機を公衆回線網に接続して電話端末機の通常の使用ができる。
【0011】
また、本発明は、上記の目的を達成するため、上記の切り替え手段を、第1及び第2の検出手段により、電話端末機がオンフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、サウンド部を電話端末機から切り離して音源手段に接続し、音源手段を音声入出力に用いて相互接続による電話通信を行わせる構成としたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、上記の目的を達成するため、通信ネットワークプロトコルによる相互接続による電話通信と、回線交換による電話通信とを切り替える電話切り替えシステムであって、相互接続による電話通信で用いるサウンド信号を入出力するサウンド部と、サウンド部からのサウンド信号を発音し、外部からの音声は収音してサウンド部に入力する音源手段と、通常の発着信可能な携帯電話機と、携帯電話機との間で無線通信を行う通信手段と、通信手段を介して携帯電話機から入力された信号に基づき、携帯電話機のオフフック状態を検出する第1の検出手段と、モデム部を公衆回線網に接続して使用中であるかを検出する第2の検出手段と、第1及び第2の検出手段により、携帯電話機がオフフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、通信手段を介してサウンド部を携帯電話機に接続して携帯電話機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせ、携帯電話機がオンフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときは、サウンド部を音源手段に切り替え接続し、音源手段を音声入出力に用いて相互接続による電話通信を行わせることを特徴とする。
【0013】
この発明では、携帯電話機がオフフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、通信手段を介してサウンド部を携帯電話機に接続するようにしたため、携帯電話機の送受話器をインターネット等の相互接続による電話通信のマイク及びスピーカに使用することができる。
【0014】
また、上記の目的を達成するため、本発明の端末装置は、モデム部を公衆回線網に接続して相互接続による電話通信を行うパーソナルコンピュータ内に設けられた端末装置であって、サウンド信号を入出力するサウンド部と、サウンド部からのサウンド信号を発音し、外部からの音声はサウンド信号に変換してサウンド部に入力する音源手段と、外部に接続された電話端末機のオフフック状態を検出する第1の検出手段と、モデム部を公衆回線網に接続して使用中であるかを検出する第2の検出手段と、第1及び第2の検出手段により、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、サウンド部を電話端末機に接続して電話端末機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせ、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部が不使用中であると検出されたときは、電話端末機を公衆回線網に切り替え接続して電話端末機を、通常の回線交換による電話通信のために使用する切り替え手段とを有する構成としたものである。
【0015】
本発明は、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、サウンド部を電話端末機に接続して電話端末機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせ、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部が不使用中であると検出されたときは、電話端末機を公衆回線網に切り替え接続して電話端末機を、通常の回線交換による電話通信のために使用する。
【0016】
また、上記の目的を達成するため、本発明の端末装置は、モデム部を公衆回線網に接続して相互接続による電話通信を行うパーソナルコンピュータ内に設けられた端末装置であって、サウンド信号を入出力するサウンド部と、サウンド部からのサウンド信号を発音し、外部からの音声はサウンド信号に変換してサウンド部に入力する音源手段と、携帯電話機との間で無線通信する通信手段と、携帯電話機から通信手段を介して入力される信号に基づき、携帯電話機のオフフック状態を検出する第1の検出手段と、モデム部を公衆回線網に接続して使用中であるかを検出する第2の検出手段と、第1及び第2の検出手段により、携帯電話機がオフフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、通信手段を介してサウンド部を携帯電話機に接続して携帯電話機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせ、携帯電話機がオンフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときは、サウンド部を音源手段に切り替え接続して音源手段を音声入出力に用いて相互接続による電話通信を行わせる切り替え手段とを有する構成としたものである。
【0017】
この発明では、携帯電話機がオフフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、通信手段を介してサウンド部を携帯電話機に接続するようにしたため、携帯電話機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる電話切り替えシステム及びそれに用いる端末装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図において、端末装置10はパソコン20内に設けられており、パソコン20の上位装置とデータの入出力処理を行うパソコン20内のI/Oバス21に接続されている、モデム部11とサウンド部12とから構成される。
【0019】
モデム部11は、モデム信号を処理するモデム信号処理部13と、回線の処理を行うデータアクセス回路部(DAA:Data Access Arrangement)14と、回線とサウンドの切り替えを行う回線・音源切り替え部15とより構成される。また、サウンド部12は、I/Oバス21に接続されてサウンドの処理を行うサウンド信号処理部16と、音源の入出力を行うサウンド入出力部17とより構成されている。
【0020】
端末装置10及びパソコン20の外部には、一般に使用される通常の加入者電話機である電話端末機32と、マイクロフォン(マイクと略す)33と、スピーカ34とが接続されている。また、端末装置10は、公衆回線網31に接続可能とされている。なお、公衆回線網31は、インターネットのような相互接続網と、電話網やISDNなどの回線交換網の両方を含む。
【0021】
次に、本発明の電話切り替えシステムの一実施の形態の概略動作について、図1と共に説明する。オペレータがパソコン20のモデム部11を使用して、インターネット等、公衆回線網31を使用して外部と通信を行っている場合は、モデム信号処理部13から回線捕捉制御信号が出力されて回線・音源切り替え部15に供給される。
【0022】
このモデム使用時に、電話端末機32をオフフックすると(送受話器を上げると)、回線・音源切り替え部15の制御により、電話端末機32とサウンド入出力部17とが接続され、日常用いている電話端末機32の送受話器がマイク/スピーカとして用いられ、インターネット電話が可能となる。
【0023】
モデム使用時に、電話端末機32をオンフック状態にしているときは、回線・音源切り替え部15の制御により、サウンド入出力部17とマイク33及びスピーカ34が接続される。また、モデム不使用時は、回線・音源切り替え部15には上記の回線捕捉制御信号が入力されず、このときに電話端末機32がオフフック状態になると、回線・音源切り替え部15は、電話端末機32を公衆回線網31と接続し、電話端末機32を通常の電話機として用いることができる。
【0024】
次に、本発明の主要部である回線・音源切り替え部15の構成及び動作について更に詳細に説明する。図2は本発明の主要部の回線・音源切り替え部15の一実施の形態のブロックを、周辺回路と共に示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0025】
図2において、回線・音源切り替え部15は、モデム信号処理部から回線捕捉制御信号の入力の有無に応じて電話端末機32との間の接続又は接続開放を行う回線捕捉部41と、電話端末機32がオフフックであることを検出するフッキング検出部42と、フッキング検出部42からフッキング信号が入力されるときにゲート「開」状態とされ、回線捕捉制御信号を通過させるAND回路43と、AND回路43からの信号に応じてサウンド入出力部17の入力及び出力を、▲2▼側の2線4線交換ハイブリッド回路45、又は▲3▼側のマイク33及びスピーカ34に切り替え接続する回線・サウンド切り替え回路44と、2線4線交換ハイブリッド回路45と、電話端末機32で受話可能なレベルに音声信号をレベル変換するレベル変換回路46とより構成されている。
【0026】
次に、この実施の形態の動作について、図1及び図2のブロック図と図3のフローチャートを併せ参照して説明する。モデム部11が回線を使用中は、モデム信号処理部13からモデムドライバ等ソフトウェアの制御により、回線捕捉制御信号が出力されて回線捕捉部41及びAND回路43にそれぞれ供給される。回線捕捉部41は、回線捕捉制御信号が入力されると、▲1▼側、すなわち、電話端末機32及びサウンド部12側を切り離す。この状態は、モデム部11が回線を捕捉しており、つまり、パソコンがモデム部11を介して公衆回線網31を使用している状態であり、オペレータがインターネット等に接続して外部と通信を行っている状態である。
【0027】
一方、モデム部11が回線を使用していないときには、モデム信号処理部13から回線捕捉制御信号は出力されず、回線捕捉部41は、▲1▼側、すなわち、電話端末機32側及びサウンド部12を接続した初期状態にある。従って、モデム信号処理部13から回線捕捉制御信号が出力されているかどうかにより、モデム部11を使用しているかどうかが分かる。
【0028】
いま、電話端末機32の使用者が送受話器を上げたものとすると、つまり、オフフック状態にしたものとすると(図3のステップ101)、フッキング検出部42によりオフフック状態が検出されて、フッキング信号がAND回路43に供給される。このとき、前述したように、モデム信号処理部13から回線捕捉制御信号が出力されているかどうかにより、モデム部11を使用しているかどうかを判定し(図3のステップ102)、モデム部11を使用しているときには、回線捕捉部41は、回線捕捉制御信号が入力されて電話端末機32及びサウンド部12側を切り離した状態にあり、また、AND回路43がゲート「開」状態にある。
【0029】
これにより、電話端末機32をオフフック状態にしたときに、モデム部11を使用しているときには、AND回路43を通してフッキング信号が回線・サウンド切り替え回路44に供給されて、回線・サウンド切り替え回路44は▲3▼側から▲2▼側へ切り替えられ、サウンド入出力部17を2線4線変換ハイブリッド回路45に接続する(図3のステップ103)。
【0030】
これにより、2線4線変換ハイブリッド回路45により、サウンド入出力部17の入出力サウンド信号(音声信号)が2線に変換され、更にレベル変換回路46で電話端末機32にて受話可能なレベルに変換されて電話端末機32の送受話器に入出力される。この結果、パソコンがモデム部11を介して公衆回線網31を使用しており、オペレータがインターネット等に接続して外部と通信を行っている状態で電話端末機32がオフフックされたときには、電話端末機32の送受話器のマイク及びスピーカとして機能する(図3のステップ104)。従って、このときには通常の電話端末機32をインターネット電話として使用できる。
【0031】
他方、電話端末機32をオフフックした時に、モデム部11が使用されていないとステップ102で判定されたときには、モデム信号処理部13から回線捕捉制御信号は出力されず、回線捕捉部41は、▲1▼側、すなわち、電話端末機32側を接続した初期状態にあり、また、AND回路43がゲート「閉」状態にある。
【0032】
これにより、電話端末機32をオフフック状態にしたときに、モデム部11が使用されていないときは、フッキング信号は回線・サウンド切り替え回路44に供給されず、回線・サウンド切り替え回路44は▲2▼側から▲3▼側へ切り替えられ、また電話端末機32が回線捕捉部41を介して公衆回線網312接続されるため、電話端末機32は通常の電話端末機として使用される(図3のステップ105)。
【0033】
なお、モデム部11を使用中であるが、電話端末機32をオフフックしないときには、前述したように、フッキング信号は回線・サウンド切り替え回路44に供給されず、回線・サウンド切り替え回路44は▲2▼側から▲3▼側へ切り替えられるため、サウンド入出力部17から出力されるサウンド信号は、回線・サウンド切り替え回路44を通してスピーカ34に供給されて発音され、また、マイク33で収音された音声はサウンド信号に変換された後、回線・サウンド切り替え回路44を通してサウンド入出力部17に入力される。
【0034】
このように、本実施の形態では、オペレータがパソコンのモデム部11を使用して公衆回線網31を介してインターネットに接続しているときは、日常的に用いている電話端末機32をインターネット電話として、またインターネットを使用していないときは、通常の電話機として自動的に切り替え使用できる。更に、この実施の形態では、モデム部11を使用しているかどうかをトリガとして、電話端末機32又はマイク33及びスピーカ34を使用するようにしており、常時接続ができない環境で用いられるモデム部11を用いたパソコンでも、インターネット電話と通常電話機の選択使用ができる。
【0035】
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。図4は本発明になる電話切り替えシステム及びそれに用いる端末装置の他の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図4において、端末装置50はパソコン内に設けられており、パソコン内のI/Oバス21に接続されている、モデム部51とサウンド部12とから構成される。
【0036】
モデム部51は、モデム信号を処理するモデム信号処理部13と、回線の処理を行うデータアクセス回路部(DAA:Data Access Arrangement)14と、回線とサウンドの切り替えを行う回線・音源切り替え部15と、A/D変換部53と、無線部59とより構成される。
【0037】
端末装置50は、無線部54が通常の携帯電話機55と接続可能な構成とされている。携帯電話機55は簡易型携帯電話機(PHS)あるいはブルーツース(Bluetooth)対応の携帯電話機で、無線部54との間で無線通信され、無線部54で受信された信号はA/D変換部53でディジタル信号に変換され、回線・音源切り替え部52に供給される。A/D変換部53及び無線部54は、公知のピアフ(PIAFS)やBluetooth等のワイヤレス出力に変換する。
【0038】
この実施の形態では、回線・音源切り替え部52は、図2に示した回線・音源切り替え部15の構成に比べて回線捕捉部41を有さない構成であり、モデム信号処理部13からモデム使用中であることを示す回線捕捉制御信号が入力され、かつ、携帯電話機55からオフフック状態を示す信号が無線部54及びA/D変換部53を通して入力されたときには、サウンド部12をA/D変換部53に接続する。
【0039】
これにより、携帯電話機55から入力された音声は、携帯電話機55のマイクでサウンド信号に変換され、無線部54へ無線送信され、更にA/D変換部53及び回線・音源切り替え部52を経由してサウンド部12に入力される。また、サウンド部12から出力されたサウンド信号は、回線・音源切り替え部52を通してA/D変換部53に入力され、ここでディジタル信号に変換された後、無線部54から携帯電話機55へ無線送信され、携帯電話機55のスピーカから発音される。
【0040】
なお、回線・音源切り替え部52は、モデム信号処理部13からモデム使用中であることを示す回線捕捉制御信号が入力されていても、携帯電話機55からオフフック状態を示す信号が無線部54及びA/D変換部53を通して入力されないときには、サウンド部12をマイク33及びスピーカ34に接続する。また、携帯電話機55は通常の電話通信を行う場合は、図示しない無線基地局を介して従来と同様のプロトコルに従って通信を行う。
【0041】
このように、この実施の形態によれば、モデム部51を使用してインターネット電話等のパソコン電話(つまり、通信ネットワークプロトコルによる相互接続による電話通信)を行うときには、携帯電話機55をあたかもコードレス電話機の子機のように使用でき、この結果、パソコンの前から離れてパソコン電話ができる。
【0042】
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、パソコン内蔵のインタフェース電話のアプリケーションとの組み合わせにより、インタフェース電話のアプリケーションが電話端末機より発信されたダイヤル(パルストーン)信号を検出し、自動的にインターネット電話として発信することにより、インターネット接続時に通常の電話端末機のオペレーションでインターネット電話を実現することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部がインターネット等に使用中であると検出されたときに、サウンド部を電話端末機に接続して電話端末機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせ、電話端末機がオフフック状態で、かつ、モデム部が不使用中であると検出されたときは、電話端末機を公衆回線網に接続して電話端末機の通常の使用ができるため、特別なオペレーションが必要とせず、日常に用いる電話機と同様の感覚でインターネット電話等の相互接続による電話通信に通常の電話端末機あるいは携帯電話機を使用することができる。
【0044】
また、本発明によれば、携帯電話機がオフフック状態で、かつ、モデム部が使用中であると検出されたときに、通信手段を介してサウンド部を携帯電話機に接続することにより、携帯電話機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて相互接続による電話通信を行わせるようにしたため、携帯電話機をコードレス電話機の子機のように用いて、パソコンの前から離れてインターネット電話等の相互接続による電話通信ができる。
【0045】
更に、本発明によれば、モデム部を使用しているかどうかをトリガとして、電話端末機又はマイク及びスピーカを使用するようにしており、常時接続ができない環境で用いられる通常のモデム部を用いたパソコンでも、インターネット電話等の相互接続による電話通信の電話機と通常電話機の選択使用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】図1の要部の回線・音源切り替え部の一実施の形態のブロック図である。
【図3】図1及び図2の動作説明用フローチャートである。
【図4】本発明の他の実施の形態のブロック図である。
【符号の説明】
10、50 端末装置
11、51 モデム部
12 サウンド部
13 モデム信号処理部
14 DAA部
15 回線・音源切り替え部
16 サウンド信号処理部
17 サウンド入出力部
20 パーソナルコンピュータ(パソコン)
21 I/Oバス
31 公衆回線網
32 電話端末機
33 マイク
34 スピーカ
41 回線捕捉部
42 フッキング検出部
43 AND回路
44 回線・サウンド切り替え回路
45 2線4線変換ハイブリッド回路
46 レベル変換回路
53 A/D変換部
54 無線部
55 携帯電話機

Claims (7)

  1. 通常の電話端末機の公衆回線網への接続を切り替えることにより、通信ネットワークプロトコルによる相互接続による電話通信と、回線交換による電話通信とを切り替える電話切り替えシステムであって、
    前記相互接続による電話通信で用いるサウンド信号を入出力するサウンド部と、
    前記サウンド部からのサウンド信号を発音し、外部からの音声は収音して前記サウンド部に入力する音源手段と、
    前記電話端末機のオフフック状態を検出する第1の検出手段と、
    モデム部を前記公衆回線網に接続して使用中であるかを検出する第2の検出手段と、
    前記第1及び第2の検出手段により、前記電話端末機がオフフック状態で、かつ、前記モデム部が使用中であると検出されたときに、前記サウンド部を前記電話端末機に接続して該電話端末機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて前記相互接続による電話通信を行わせ、前記電話端末機がオフフック状態で、かつ、前記モデム部が不使用中であると検出されたときは、前記電話端末機を前記公衆回線網に接続して回線交換による電話通信のために使用する切り替え手段とを有することを特徴とする電話切り替えシステム。
  2. 前記切り替え手段は、前記第1及び第2の検出手段により、前記電話端末機がオンフック状態で、かつ、前記モデム部が使用中であると検出されたときに、前記サウンド部を前記電話端末機から切り離して前記音源手段に接続し、該音源手段を音声入出力に用いて前記相互接続による電話通信を行わせることを特徴とする請求項1記載の電話切り替えシステム。
  3. 通信ネットワークプロトコルによる相互接続による電話通信と、回線交換による電話通信とを切り替える電話切り替えシステムであって、
    前記相互接続による電話通信で用いるサウンド信号を入出力するサウンド部と、
    前記サウンド部からのサウンド信号を発音し、外部からの音声は収音して前記サウンド部に入力する音源手段と、
    通常の発着信可能な携帯電話機と、
    前記携帯電話機との間で無線通信を行う通信手段と、
    前記通信手段を介して前記携帯電話機から入力された信号に基づき、該携帯電話機のオフフック状態を検出する第1の検出手段と、
    モデム部を前記公衆回線網に接続して使用中であるかを検出する第2の検出手段と、
    前記第1及び第2の検出手段により、前記携帯電話機がオフフック状態で、かつ、前記モデム部が使用中であると検出されたときに、前記通信手段を介して前記サウンド部を携帯電話機に接続して該携帯電話機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて前記相互接続による電話通信を行わせ、前記携帯電話機がオンフック状態で、かつ、前記モデム部が使用中であると検出されたときは、前記サウンド部を前記音源手段に切り替え接続し、該音源手段を音声入出力に用いて前記相互接続による電話通信を行わせることを特徴とする電話切り替えシステム。
  4. モデム部を公衆回線網に接続して相互接続による電話通信を行うパーソナルコンピュータ内に設けられた端末装置であって、
    サウンド信号を入出力するサウンド部と、
    前記サウンド部からのサウンド信号を発音し、外部からの音声はサウンド信号に変換して前記サウンド部に入力する音源手段と、
    外部に接続された電話端末機のオフフック状態を検出する第1の検出手段と、
    前記モデム部を前記公衆回線網に接続して使用中であるかを検出する第2の検出手段と、
    前記第1及び第2の検出手段により、前記電話端末機がオフフック状態で、かつ、前記モデム部が使用中であると検出されたときに、前記サウンド部を前記電話端末機に接続して該電話端末機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて前記相互接続による電話通信を行わせ、前記電話端末機がオフフック状態で、かつ、前記モデム部が不使用中であると検出されたときは、前記電話端末機を前記公衆回線網に切り替え接続して該電話端末機を、通常の回線交換による電話通信のために使用する切り替え手段と
    を有することを特徴とする端末装置。
  5. 前記モデム部は、モデム信号を処理し、該モデム部を前記公衆回線網に接続して使用中のときは回線捕捉制御信号を出力するモデム信号処理部と、回線の処理を行うデータアクセス回路部と、前記公衆回線網と前記電話端末機との切り替えと、前記サウンド部と前記音源手段との切り替えを行う回線・音源切り替え部とよりなることを特徴とする請求項4記載の端末装置。
  6. 前記回線・音源切り替え部は、前記データアクセス回路部と前記公衆回線網とを接続すると共に、前記回線捕捉制御信号入力時は前記電話端末機を前記公衆回線網に接続する回線捕捉部と、前記電話端末機のオフフック状態を検出するフッキング検出部と、前記電話端末機からの信号を2線4線変換して前記サウンド部に接続する変換回路と、前記回線捕捉制御信号と前記フッキング検出部からのオフフック状態検出時のフッキング信号の両方が入力された時は前記サウンド部を前記変換回路に接続し、前記回線捕捉制御信号及びフッキング信号の一方のみ入力されるときは前記サウンド部を前記音源手段に接続する切り替え回路とよりなることを特徴とする請求項4又は5記載の端末装置。
  7. モデム部を公衆回線網に接続して相互接続による電話通信を行うパーソナルコンピュータ内に設けられた端末装置であって、
    サウンド信号を入出力するサウンド部と、
    前記サウンド部からのサウンド信号を発音し、外部からの音声はサウンド信号に変換して前記サウンド部に入力する音源手段と、
    携帯電話機との間で無線通信する通信手段と、
    前記携帯電話機から前記通信手段を介して入力される信号に基づき、該携帯電話機のオフフック状態を検出する第1の検出手段と、
    前記モデム部を前記公衆回線網に接続して使用中であるかを検出する第2の検出手段と、
    前記第1及び第2の検出手段により、前記携帯電話機がオフフック状態で、かつ、前記モデム部が使用中であると検出されたときに、前記通信手段を介して前記サウンド部を前記携帯電話機に接続して該携帯電話機の送受話器をマイク及びスピーカとして用いて前記相互接続による電話通信を行わせ、前記携帯電話機がオンフック状態で、かつ、前記モデム部が使用中であると検出されたときは、前記サウンド部を前記音源手段に切り替え接続して該音源手段を音声入出力に用いて前記相互接続による電話通信を行わせる切り替え手段と
    を有することを特徴とする端末装置。
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