JP3630879B2 - ビデオカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像部とその撮像部に接続可能な表示部とを有するビデオカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のビデオカメラ(カメラ一体型VTR)は、通常撮像部と画像表示部や画像記録部が一体となっていて分離できない構造となっている。このため、例えば手の届かない場所から撮影しようとする場合には、撮るべき映像を確認することができない。
【0003】
そこで、上記の問題を解決すべく以下の構成からなるビデオカメラが提案されている。図7はそのビデオカメラの構成を示すブロック図であり、aは撮像部、bは画像表示記録部を示している。
【0004】
同図において、1は被写体像を取り込むレンズ、2は取り込んだ被写体像を画像信号に変換する撮像素子、3はその画像信号をサンプルホールドして適正な信号レベルにするCDS/AGC回路、4はこのCDS/AGC回路3からのアナログ画像信号をディジタル画像信号にA/D変換し、所定のディジタル信号処理を行うディジタル信号処理回路、5はこのディジタル信号処理回路4からのディジタル画像信号をNTSC方式の映像信号に変換するNTSCエンコーダである。
【0005】
また、6は上記撮像部aと画像表示/記録部bを繋ぐケーブル、7は撮像部aあるいは記録再生部8から再生されたNTSC映像信号により画像を表示する表示モニタ、8は撮像部aからのNTSC映像信号を記録/再生する記録再生部、9は撮像部aと画像表示/記録部bを機械的に着脱する着脱手段である。
【0006】
上記構成においては、画像表示/記録部bを撮像部aから離すことができ、また必要に応じて画像表示/記録部bと撮像部aを一体化させて使用することが可能となっている。そして、撮像部aで撮像した被写体の画像をケーブル6にて接続された表示/記録部bのモニタ画面に表示することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のビデオカメラにあっては、撮像部から表示/記録部にケーブルが延びており、このケーブルが邪魔なものとなって、撮影時の自由度が制限されるという問題点があった。
【0008】
また、上記のようなビデオカメラでは、画像表示/記録部が撮像部から離れている状態ではその間の画像伝送経路のデータ伝送速度の制限が大きく、また画像表示部と撮像部を一体化させている状態ではその間の画像伝送経路のデータ伝送速度の制限が小さくなる。
【0009】
したがって、撮像部から画像表示部に画像データを送る場合、画像表示/記録部が撮像部から離れている状態での画像伝送経路のデータ伝送速度の制限に合わせて画像データ量の削減を行う必要がある。
【0010】
しかしながら、上記の画像データの削減によって画像の品質が劣化してしまうので、画像表示/記録部と撮像部を一体化させている状態のようにデータ伝送速度の制限が少ない場合でも、画像の品質の劣化が起こってしまう。
【0011】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、撮影時の自由度を向上させたビデオカメラを提供することを目的としている。
【0012】
また本発明は、表示部が撮像部に接続されていない場合であっても、表示部が撮像部に接続されている場合であっても、最適な画像伝送を行うことができるビデオカメラを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るビデオカメラは、撮像部と、前記撮像部と接続可能な表示部とを有するビデオカメラであって、前記表示部が前記撮像部に接続されている場合は、第1の圧縮方法に従って圧縮された画像を前記撮像部から前記表示部に伝送し、前記表示部が前記撮像部に接続されていない場合は、前記第1の圧縮方法よりも圧縮率の高い第2の圧縮方法に従って圧縮された画像を前記撮像部から前記表示手段に無線伝送することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
本発明の実施例1について、図面に基づいて説明する。
【0030】
図1は本実施例によるビデオカメラ(カメラ一体型VTR)の送信側の撮像送信部Aの構成を示すブロック図である。同図において、101は被写体像を取り込むレンズ、102は取り込んだ被写体像を画像信号に光電変換する撮像素子、103はこの撮像素子102からの画像信号をサンプルホールドして適正な信号レベルにするCDS/AGC回路、104はこのCDS/AGC回路103からのアナログ画像信号をディジタル画像信号にA/D変換し、所定のディジタル信号処理を行うディジタル信号処理回路、105はこのディジタル信号処理回路104からのディジタル画像信号の画像データを圧縮する画像圧縮回路で、データ圧縮率は任意に変更可能となっている。
【0031】
106は上記画像圧縮回路105を制御し、さらにこの画像圧縮回路105からの圧縮画像信号を後述するスペクトラム拡散方式で送信するのに適した圧縮画像データに変換する通信プロトコル/圧縮制御部、107はこの通信プロトコル/圧縮制御部106からの圧縮画像データの接続先をスペクトラム拡散送信部108または後述する着脱装置113内の信号接続装置111に切り換える信号切換装置、108は上記圧縮画像データをスペクトラム拡散変調して送信するスペクトラム拡散送信部である。
【0032】
また、109は送信アンテナ、110は画像圧縮回路105における画像圧縮率及び信号切換装置107の動作を制御する圧縮制御/信号選択マイコン(マイクロコンピュータ)、111は図2の画像表示部を含む受信側と合体したときに上記ディジタル信号処理回路104を上記受信側に接続する上述の信号接続装置、112は同画像表示部を含む受信側と合体したときにその合体したことを検知する合体検知装置である。
【0033】
図2は本実施例の受信側の受信表示部Bの構成を示すブロック図である。同図において、201は受信アンテナ、202は上述のスペクトラム拡散送信部108から送信された画像データを受信し、圧縮画像データに復調するスペクトラム拡散受信部、210は上述の撮像部を含む送信側と合体したときに該送信側の信号接続装置111と接続される信号接続装置で、図1の着脱装置113と協働する着脱装置212内に設けられている。
【0034】
203は後述する通信プロトコル/伸張制御部205の接続元を上記スペクトラム拡散受信部202または上記信号接続装置210に切り換える信号切換装置、204は上記圧縮画像デーを伸張し、元の圧縮前のディジタル画像信号に復元する画像伸張回路、205は上記圧縮画像データ及びディジタル画像信号の入出力を制御する上述のプロトコル/伸張制御部、207は上記ディジタル画像信号をアナログ画像信号にD/A変換し、NTSC方式の映像信号に変換するNTSCエンコーダ、208はそのNTSC映像信号により画像を表示する表示モニタである。
【0035】
また、209は後述する合体検知装置211の検出結果に応じて信号切換装置203を制御する信号選択マイコン、210は着脱装置212内の信号接続装置、211は上記撮像部を含む送信側と合体したときにその合体したことを検知する上述の合体検知装置である。
【0036】
図3は図1の画像圧縮回路105の詳細を示す図である。同図中、301はラスタ−ブロック変換部、302はDCT(離散的コサイン変換)部、303は量子化部、304はハフマン符号化部、305は量子化ブロック(量子化部303)に与えられる量子化テーブル、306はハフマン符号化ブロック(ハフマン符号化部304)に与えられるハフマンテーブルである。
【0037】
上記構成の画像圧縮回路105において、入力されたラスタ形式のディジタル画像信号は、ラスタ−ブロック変換部301によって8×8画素の画素ブロックに変換され、DCT部302により画素ごとに離散コサイン変換され、そして圧縮制御信号により設定される量子化テーブル及びハフマンテーブルに基づき量子化、ハフマン符号化され、圧縮画像信号となって出力される。
【0038】
このとき、上記量子化テーブルの設定により、画像データ量の圧縮率の変更を行うことができる。
【0039】
図4は図2の画像伸張回路204の詳細を示す図である。同図中、401は量子化ブロック(逆量子化部404)に与えられる量子化テーブル、402はハフマン符号化ブロック(ハフマン複合化部403)に与えられるハフマンテーブル、403はハフマン復号化部、404は逆量子化部、405はIDCT(逆離散的コサイン変換)部、406はブロック−ラスタ変換部である。
【0040】
上記構成の画像伸張回路204において、入力された圧縮画像信号は、該圧縮画像信号に含まれているテーブル情報によって選択されたハフマンテーブル及び量子化テーブルに基づきハフマン復号化、逆量子化される。そして、IDCT部405によって逆離散コサイン変換され、さらにブロック−ラスタ変換部406によってラスタ形式に戻され、ディジタル画像信号となる。
【0041】
ここで、図1の撮像送信部Aと図2の受信表示部Bとが分離している場合、各々の合体検知装置112,211は合体状態を検知しないので、送信側のマイコン110は信号切換装置107に通信プロトコル/圧縮制御部106をスペクトラム拡散送信部108に接続するように命令を出し、受信側のマイコン209は信号切換装置203に通信プロトコル部205をスペクトラム拡散受信部202に接続するように命令を出す。
【0042】
さらに、マイコン110は、画像圧縮回路105の量子化部303に高圧縮となる量子化テーブルを使用するように命令を出す。
【0043】
このときの信号経路は、レンズ101→撮像素子102→CDS/AGC回路103→ディジタル信号処理回路104→通信プロトコル/圧縮制御部106→画像圧縮回路105(高圧縮設定)→通信プロトコル/圧縮制御部106→スペクトラム拡散送信部108→送信アンテナ109→受信アンテナ201→スペクトラム拡散受信部202→通信プロトコル部205→画像伸張回路204→通信プロトコル部205→NTSCエンコーダ207→表示モニタ208となる。
【0044】
この状態では、上記撮像部を含む送信側で取り込まれた画像は、上述のスペクトラム拡散送受信間のデータ伝送速度に収まるように高圧縮され、スペクトラム拡散によって上記画像表示部を含む受信側に対して無線伝送され、表示モニタ208に表示される。
【0045】
また、図1の撮像送信部Aと図2の受信表示部Bとが合体して一体化している場合、送信側及び受信側の合体検知装置112,211は合体状態を検知し、送信側のマイコン110は信号切換装置107に上記通信プロトコル/圧縮制御部106を信号接続装置111に接続するように命令を出し、受信側のマイコン209は信号切換装置203に通信プロトコル制御部205を信号接続装置210に接続するように命令を出す。
【0046】
さらにマイコン110は、画像圧縮回路105の量子化部303に低圧縮となる量子化テーブルを使用するように命令を出す。
【0047】
このときの信号経路は、レンズ101→撮像素子102→CDS/AGC回路103→ディジタル信号処理回路104→通信プロトコル/圧縮制御部106→画像圧縮回路105(低圧縮設定)→通信プロトコル/圧縮制御部106→信号接続装置111→信号接続装置210→通信プロトコル部205→NTSCエンコード207→表示モニタ208となる。
【0048】
この状態では、上記撮像部を含む送信側で取り込まれた画像は、低圧縮された後、信号接続装置107によって上記画像表示部を含む受信側に対して有線伝送され、表示モニタ208に表示される。
【0049】
以上、本実施例では、撮像部を含む送信側と画像表示部を含む受信側とが分離している場合は画像データが高圧縮されるため、無線通信において有利となる。また、撮像部を含む送信側と画像表示部を含む受信側とが合体して一体化している場合は、画像データは低圧縮となるため、高画質な画像伝送が行える。
【0050】
なおこのとき、NTSCエンコーダ206と表示モニタ208の間にアナログ画像信号を記録/再生する記憶媒体206を接続し、画像を記録/再生する構成であってもよい。
【0051】
図5は上述の本実施例の動作を示すフローチャートであり、(a)は送信側の処理、(b)は受信側の処理をそれぞれ示している。なお、これらの処理は各々のマイコン110,209によって行われるものである。
【0052】
送信側のマイコン110は、受信側との合体を検知しないときは(ステップSa1)、通信プロトコル/圧縮制御部106の接続先を無線送信のスペクトラム拡散送信部108に切り換える(ステップSa2)。そして、ディジタル信号処理回路104からの画像データを画像圧縮回路105に入力し(ステップSa3)、高圧縮処理した後(ステップSa4)、その圧縮データを受信側に無線伝送する(ステップSa5)。
【0053】
また、ステップSa1で合体を検知したときは、通信プロトコル/圧縮制御部106の接続先を有線送信の信号接続装置111に切り換える(ステップSa6)。そして、ディジタル信号処理回路104からの画像データを画像圧縮回路105に入力し(ステップSa7)、低圧縮処理した後(ステップSa8)、その圧縮データを受信側に有線伝送する(ステップSa9)。
【0054】
一方、受信側のマイコン209は送信側との合体を検知しないときは(ステップSb1)、通信プロトコル/伸張制御部205の接続元を無線受信のスペクトラム拡散受信部202に切り換える(ステップSb2)。そして、圧縮画像データを無線受信し(ステップSb3)、そのデータを画像伸張回路204で伸張復元して(ステップSb4)、モニタ画面に表示させる(ステップSb5)。
【0055】
また、ステップSb1で合体を検知したときは、通信プロトコル/伸張制御部205の接続元を有線受信の信号接続装置210に切り換える(ステップSb6)。そして、圧縮画像データを有線受信し(ステップSb7)、そのデータを画像伸張回路204で伸張復元して(ステップSb8)、モニタ画面に表示させる(ステップSb9)。
【0056】
このようにして、撮影した被写体の画像をモニタ画面に表示させることができるが、本実施例では撮像部と表示部を分離した場合でもその間にケーブル等が存在しないため、撮影時における自由度が大きく、使い勝手が向上したものとなる。
【0057】
また、撮像部と表示部が分離及び合体した状態で、それぞれの状態に応じた最適な画像伝送を行うことができる。
【0058】
なお、本実施例にあっては撮像部と表示部とを合体した状態では画像圧縮回路105及び画像伸張回路204により圧縮,伸張処理を行わず、これらの回路をバイパスする構成とすることも可能である。
【0059】
(実施例2)
本発明の実施例2について、図面に基づいて説明する。なお、本実施例のビデオカメラの撮像部を含む送信側は図1の撮像送信部Aと同様であるので、説明は省略する。
【0060】
図6は本実施例の受信表示部Cの構成を示すブロック図である。同図において、501は受信アンテナ、502は図1のスペクトラム拡散送信部108から送信された画像データを受信し、圧縮画像データに復調するスペクトラム拡散受信部、503は後述する通信プロトコル/伸張制御部505の接続元を上記スペクトラム拡散受信部502または着脱装置514内の信号接続装置512に切り換える信号切換装置である。
【0061】
504は上記圧縮画像データを伸張し、ディジタル画像信号に戻す画像伸張回路、505は上記圧縮画像データ及び上記ディジタル画像信号の入出力を制御する上述の通信プロトコル制御部、506は上記ディジタル画像信号をアナログ画像信号にD/A変換し、NTSC方式の映像信号に変換するNTSCエンコーダ、507はそのNTSC映像信号により画像を表示する表示モニタ、508は後述する記録媒体510に画像を記録するために低圧縮を行う画像圧縮回路、509は上記信号切換装置503に連動して、上記記録媒体510を画像圧縮回路508または信号接続装置512に接続する記録元切換装置、510は圧縮されたディジタル画像データを記録/再生する上述のディジタル記録媒体である。
【0062】
511は後述する合体検知装置513の検出結果に応じて信号切換装置503を制御する信号選択マイコン、512は図1の撮像部を含む送信側と合体したときに該送信側の信号接続装置111と接続される上述の信号接続装置、513は上述の撮像部を含む送信側と合体した場合、合体したことを検知する合体検知装置である。
【0063】
なお、画像圧縮回路508及び画像伸張回路504の構成は、図3及び図4の画像圧縮回路及び画像伸張回路と同様であるので、説明は省略する。
【0064】
上記構成において、図1の撮像部を含む送信側と図5の画像表示部を含む受信側とが分離している場合、送信側及び受信側の合体検知装置112,513は合体状態を検知しないので、送信側のマイコン110は信号切換装置107に通信プロトコル/圧縮制御部106をスペクトラム拡散送信部108に接続するように命令を出し、受信側のマイコン511は信号切換装置503に通信プロトコル部505をスペクトラム拡散受信部502に接続するように命令を出す。このとき、記録元切換装置509は上記信号切換装置503に連動して記録媒体510を画像圧縮回路508に接続する。
【0065】
さらにマイコン110は、画像圧縮回路105の量子化部303に高圧縮となる量子化テーブルを使用するように命令を出す。
【0066】
このときの信号経路は、レンズ101→撮像素子102→CDS/AGC回路103→ディジタル信号処理回路104→通信プロトコル/圧縮制御部106→画像圧縮回路105(高圧縮設定)→通信プロトコル/圧縮制御部106→スペクトラム拡散送信部108→送信アンテナ109→受信アンテナ501→スペクトラム拡散受信部502→通信プロトコル部505→画像伸張回路504→通信プロトコル制御部505→NTSCエンコーダ506→表示モニタ507となり、また、通信プロトコル制御部505→画像圧縮回路508→ディジタル記録媒体510となる。
【0067】
この状態では、上記撮像部を含む送信側で取り込まれた画像は、前述のスペクトラム拡散送受信間のデータ伝送速度に収まるように高圧縮され、スペクトラム拡散によって上記画像表示部を含む受信側に対して無線伝送され、表示モニタ507に表示される。
【0068】
さらに、通信プロトコル制御部505からのディジタル画像信号は、画像圧縮回路508で低圧縮処理され、ディジタル記録媒体510に記録される。
【0069】
また、上記撮像部を含む送信側と画像表示部を含む受信側とが合体して一体化している場合、送信側及び受信側の合体検知装置112,513は合体状態を検知し、送信側のマイコン110は信号切換装置107に上記通信プロトコル/圧縮制御部106を信号接続装置111に接続するように命令を出し、受信側のマイコン511は信号切換装置503に通信プロトコル制御部505を信号接続装置512に接続するように命令を出す。
【0070】
このとき、記録元切換装置509上記信号切換装置503に連動して、記録媒体510を信号接続装置512に接続する。
【0071】
さらに、送信側の画像圧縮回路105の図3に示す量子化部303に、低圧縮となる量子化テーブルを使用するように命令を出す。
【0072】
このときの信号経路は、レンズ101→撮像素子102→CDS/AGC回路103→ディジタル信号処理回路104→通信プロトコル/圧縮制御部106→画像圧縮回路105(低圧縮設定)→通信プロトコル/圧縮制御部106→信号接続装置111→信号接続装置512→通信プロトコル部505→画像伸張回路色504→通信プロトコル部505→NTSCエンコーダ506→表示モニタ507となり、また、信号接続装置512→ディジル記録媒体510→となる。
【0073】
この状態では、上記撮像部を含む送信側で取り込まれた画像は、低圧縮された後、信号接続装置107によって上記画像表示部を含む受信側に対して有線伝送され、表示モニタ507に表示される。
【0074】
また、送信側で低圧縮された圧縮画像データは、信号接続装置512を通じて上記低圧縮と共通の圧縮処理を行う画像圧縮回路508を介することなく、直接記録媒体510に記録される。
【0075】
以上、本実施例では、撮像部を含む送信側と画像表示部を含む受信側とが分離している場合は画像データが高圧縮されるため、無線通信において有利となる。
【0076】
また、撮像部を含む送信側と画像表示部を含む受信側とが合体して一体化している場合は画像データは低圧縮となるため、高画質な画像伝送が行える。さらにこのとき、送信側からの低圧縮画像データは受信側の圧縮回路で再度圧縮されることなく、直接記録媒体510に記録されるため、画質の劣化を減少させることができる。
【0077】
なお、上記各実施例においては、圧縮データを伸張後NTSCエンコーダで標準テレビジョン信号に変換しているので、圧縮の手法としては自由な圧縮の手法が選択でき、圧縮効率を上げることができる。また、送信側,受信側の双方でNTSCエンコーダ等の標準テレビジョン信号への変換回路を持つ必要がない。
【0078】
【発明の効果】
本発明によれば、撮像部と表示部とを切り離して使用することができるので、使い勝手が向上する。また、本発明によれば、表示部が撮像部に接続されていない場合であっても、表示部が撮像部に接続されている場合であっても、最適な画像伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の送信側の構成を示すブロック図
【図2】実施例1の受信側の構成を示すブロック図
【図3】画像圧縮回路の詳細を示すブロック図
【図4】画像伸張回路の詳細を示すブロック図
【図5】実施例1の動作を示すフローチャート
【図6】実施例2の受信側の構成を示すブロック図
【図7】従来例の構成を示すブロック図
【符号の説明】
102 撮像素子
104 ディジタル信号処理回路
105 画像圧縮回路
106 通信プロトコル/圧縮制御部
107 信号切換装置
108 スペクトラム拡散送信部
109 送信アンテナ
110 圧縮制御/信号選択マイコン
111 信号接続装置
112 合体検知装置
113 着脱装置
201 受信アンテナ
202 スペクトラム拡散受信部
203 信号切換装置
204 画像伸張回路
205 通信プロトコル制御部
208 表示モニタ
209 信号選択マイコン
210 信号接続装置
211 合体検知装置
212 着脱装置
501 受信アンテナ
502 スペクトラム拡散受信部
503 信号切換装置
504 画像伸張回路
505 通信プロトコル制御部
507 表示モニタ
508 画像圧縮回路
509 記録元切換装置
510 ディジタル記録媒体
511 信号選択マイコン
512 信号接続装置
513 合体検知装置
514 着脱装置

Claims (1)

  1. 撮像部と、前記撮像部と接続可能な表示部とを有するビデオカメラであって、
    前記表示部が前記撮像部に接続されている場合は、第1の圧縮方法に従って圧縮された画像を前記撮像部から前記表示部に伝送し、
    前記表示部が前記撮像部に接続されていない場合は、前記第1の圧縮方法よりも圧縮率の高い第2の圧縮方法に従って圧縮された画像を前記撮像部から前記表示手段に無線伝送することを特徴とするビデオカメラ。
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