JP3630818B2 - 車両用加速度センサ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両に装着されるシートベルト装置用リトラクタ、エアバッグ等に用いられる車両用加速度センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両に大きな加速度が加わった場合、シートベルト装置のリトラクタからウエビングが引き出されないようにし、又はエアバッグを展開する等、種々の態様がとられるようにされている。このためリトラクタやエアバッグ装置等には、車両に加わる所定値以上の大きな加速度を検出するための車両用加速度センサ装置が装着されている。
【0003】
このような、車両用加速度センサ装置を備えた装置類、例えばシートベルトリトラクタは車両のセンタピラー又はシートクッション部分に取り付けられ、またエアバッグ装置はステアリング又はインストルメントパネルに取り付けられるといったように、車体に対し所定の角度を維持して取り付けられるのが普通である。
【0004】
上述のように、従来の車両用加速度センサ装置は、車体に対し所定の角度を維持して取り付けられるのが前提であり、所定方向の加速度を検出するように構成した加速度センサを、例えばリクライニングシートのシートバック用リトラクタ等の車体に対して角度が変更される部分へ取り付けようとした場合には、これらの部品の角度が変更されることがある。すなわち、搭乗者が着座姿勢を合わせるためシートバックを傾動調整すると、このリトラクタの加速度センサ装置の取付姿勢が変更されてしまい、検出すべき設定加速度とは異なる加速度を検出することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、車両に対し取り付けられた姿勢が変更されても、車体の所定方向に働く加速度を良好に検出可能とした加速度センサ装置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の車両用加速度センサ装置は、車両加速度に応じて慣性体を慣性移動させる加速度センサ装置であって、前記慣性体を支持すると共に車両へ揺動可能に支持されたセンサブラケットと、このセンサブラケットに取り付けられ、このセンサブラケットの揺動中心よりも下側に重心を有し、車両の傾き時にも拘わらずセンサブラケットを現位置に維持する下側ウエイトと、この下側ウエイトよりも軽量で、前記センサブラケットへ取り付けられ、センサブラケットの揺動中心よりも上側に重心を有する上側ウエイトと、を有することを特徴とする。
【0007】
上述のように構成することにより、このセンサブラケットを取り付けた車両部分が傾けられた場合においても、下側ウエイトによりセンサブラケットが検出する加速度方向が変更されないようにセンサブラケットは原位置を維持する。また、この加速度センサに大きな加速度が加わった場合でも上側及び下側ウエイトに加わる慣性力によって、センサブラケットを原位置に保持するので、この加速度センサ装置は常に車体全体に対する所定方向の加速度を検出することができる。
【0008】
請求項2記載の車両用加速度センサ装置は請求項1記載の車両用加速度センサ装置において、前記センサブラケットには前記下側又は上側ウエイトの収容部が形成されていることを特徴とする。
【0009】
上述のように構成することにより、センサブラケットに上側ウエイト又は下側ウエイトを組み付ける作業を容易にし、廉価な製品を提供できるようにする。
【0010】
請求項3記載の車両用加速度センサ装置は、リクライニングシートのシートバック側に固定されたセンサハウジングと、前記センサハウジングに対し、前記シートバツグの傾動方向と略平行な軸で軸支されたセンサブラケットと、前記センサブラケットの支受溝内に所定範囲で移動自在に支持された球形状の慣性体と、前記慣性体が前記センサブラケットの支受溝内を登る動作に連動して出力する出力用機構の出力部材と、センサブラケットの揺動中心軸よりも上側位置に配置された上側ウエイトと、センサブラケットの揺動中心軸に対し、軸支される全体の重心が前記揺動中心軸よりも下側に位置するように設定する重心設定手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
上述のように構成することにより、乗員がリクライニングシートのシートバックを傾動調節した場合においても、このシートバックに固定されたセンサハウジングに対し、重心設定手段がセンサブラケットを原位置に維持するように回動する。これとともに、この加速度センサ装置に大きな加速度が加わった場合においても、揺動中心軸よりも上側位置に配置された上側ウエイトに働く慣性力によって、センサブラケットが原位置に維持され、慣性体だけがセンサブラケットの支受溝内を移動し、この動作が出力部材によって外部に取り出され、適正に加速度センサ装置により加速度を検出することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の車両用加速度センサ装置を、シートベルト装置に用いられるリトラクタの加速度センサとして構成した第1実施の形態が、図1に示されている。
【0013】
このシートベルト装置に用いられるリトラクタRは、図11に示されるように車両内におけるリクライニングシートSのシートバックBの上側位置に配置されることになる。このリトラクタRには、センサハウジング10が固定して設置されている。図1に示されるように、このセンサハウジング10は、センサブラケット12と出力用機構の出力部材を装着するための支持及び軸支構造が形成されたケース状のハウジングとして構成されている。
【0014】
図1に示すようにセンサハウジング10の内側中間部には支持板14が突設されている。この支持板14の平面部中央には小円柱状の軸ピン16が立設されている。この軸ピン16はセンサブラケット12を軸支する揺動中心軸Oの一部を構成するもので、その中心軸Oの延長線状におけるセンサハウジング10の一端部には軸受凹部18が形成されている。この揺動中心軸Oは図11に示されるシートバックBのシートベース部材124に対する揺動中心軸O1と平行になっている。
【0015】
センサハウジング10における他方の端部近くには出力部材を軸支するために軸棒20が一体的に立設されている。更に、センサハウジング10の支持板14と軸棒20の間の位置には出力用機構の一部を納める為の逃げ凹部22が形成されている。
【0016】
上述のように構成されたセンサハウジング10に装着されるセンサブラケット12は、図1に示すように底板部30の両端から自由端側部24、36が互いに平行に立設された側面略U字状に形成されており、その一方の自由端側部24にはその外側面からアーム部26が突出している。このアーム部26は揺動中心軸Oに沿って延出し、その自由端部を揺動中心軸Oから上方に向けて直角に屈曲し、全体が鉤形に突設されている。このアーム部26の自由端部には上側ウエイト28が一体的に設けられている。
【0017】
この上側ウエイト28は所定の重量を持つ金属製その他の材料で構成されアーム26に一体的に設けられている。
【0018】
このセンサブラケット12の両自由端側部の間にある底板部30部分の上表面、すなわち揺動中心軸O側平面部には、その平面中央を中心としたすり鉢状に形成された支受溝32が設けられている。この支受溝32は垂直断面V字形に形成されており、そのV字形の傾斜角は所定の傾斜角となるように形成されている。この支受溝32内には所定の重さに形成された球形金属製の慣性体34が移動自在に載置されている。従って、この慣性体34は水平方向に所定加速度を受けると支受溝32を登り上がるようになっている。
【0019】
センサブラケット12の他方の自由端側部36の先端部には半円形状の開口である通し開口38が穿設されている。この他方の自由端側部36における通し開口38部分には、図8にも示すように出力連動部材40が装着されている。この出力連動部材40は被動受部42と、接続部44とが屈曲した一体構造に形成されている。この被動受部42は矩形板の先端部に、円形板部46を一体に形成してなり、この円形板部46の底板部30側に面した平面部には球面状の凹部が形成してあり、この円形端部46の球面状の凹部と底板部30の支受溝32との間に慣性体34を挟み込むように構成されている。
【0020】
この出力連動部材40の中間部であって、被動受部42の基端部であり、かつ接続部44の基端部に当たる部分には、軸受け孔部48を穿孔し、この軸受け孔部48に軸挿した軸ピン50をセンサブラケット12の自由端側部36に設けた軸受け孔に通し、この自由端側部36に対し出力連動部材40を軸支する。
【0021】
この状態で、被動受け部は、その軸ピン50による軸支部から通し開口38を貫通して、底板部30上に延出されている。このため被動受け部42の軸ピン50回りの回動動作が制限されることになり、この被動受け部42の球面上の凹部と、支受溝32との間に挟みこまれた慣性体34が支受溝32の斜面によって、所定高さ登ったところで、この被動受け部42が軸ピン50回りに回動を制止されるため、慣性体34がそれ以上支受溝32の斜面を登ることが出来ないように被動受け部42に押し付けられることになる。よって、慣性体34は支受溝32と被動受け部42の円形端部の球面状の凹部に挟まれた状態から離脱しない。
【0022】
このように慣性体34が支受溝32の斜面を登るように動作すると、被動受け部42は図1に示す矢印A方向に回動し、これにともなって接続部44も矢印A方向に回動する。図1及び図8に示すように、この接続部44は、出力連動部材40の軸受孔部48からくの字状に折曲して延出されるよう形成されている。この接続部44の自由端部には球形状の連動頭部52が一体に形成されている。この出力連動部材40の連動頭部52には、出力用機構の一部を構成する連動ストッパ部材54が連動するよう接続されている。
【0023】
この連動ストッパ部材54は、略鉤型に形成されており、その矩形柱状の軸支柱部56の中間部位には円柱状の軸孔58が穿孔されておりこの軸孔58の一方の端口部は小円柱状の蓋部60で閉塞されている。
【0024】
この軸孔58の軸支柱部側面に開口した軸孔58内には、センサハウジング10の軸棒20が軸挿されて、連動ストッパ部材54がこの軸棒20の回りに回動自由に軸支される。この連動ストッパ部材54における軸支柱部56の一方の端部(出力連動部材40の連動頭部52側の端部)には、側面L字形状の連動突片62が一体的に突設されている。この連動突片62は、軸支柱部56との間に出力連動部材40の接続部44における連動頭部52を挟持している。
【0025】
連動ストツパー部材54における軸支柱部56のリトラクタ用歯車部64側の端部には、ストッパ部材66が一体的に突設されている。このストッパ部材66の自由端部は側面U字状に形成され、その自由端部がリトラクタ用歯車部64に向けて延出されるとともに、その自由端部には鋭角な歯状に形成された係止歯部68が、一体的に形成されている。
【0026】
この連動ストッパ部材54は軸棒20の回りに矢印B方向に回動することにより、そのストッパ部材66における係止歯部68を矢印C方向に移動し、リトラクタ用歯車部64の各歯溝に歯合させ、リトラクタ用歯車部64を制動するように構成されている。これによって、リトラクタRのイナーシャロック機構(詳細は公知であり説明を省略する)が作動し。シートベルトウエビングWを巻き取っている巻き取り軸の回転が停止し、ウエビングの引出しを阻止できるようになっている。
【0027】
図2及び図3にも示すように、センサブラケット12における自由端側部36には通し開口38の両端近傍に、それぞれ強制駆動部材70が揺動中心軸Oを中心とする放射線方向に突設されている。これらの強制駆動部材70は、それぞれ小矩形突片状に形成され、その先端部が丸められている。これらの各強制駆動部材70はセンサブラケット12が揺動中心軸Oを中心に所定角度回動すると、図3に示すように、ストッパ部材66の中間部の下面に、その先端部を当接して、このストッパ部材66を押し、連動ストッパ部材54を軸棒20の回りに矢印B方向に回動し、ストッパ部材66の自由端部に形成された係止歯部68がリトラクタ用歯車部64の各歯溝に係止されるように、配置構成されている。
【0028】
上述のように揺動中心軸Oを中心として回動自由に軸支されたセンサブラケット12には出力用機構の一部を構成する出力連動部材40、アーム部26に設けられた上側ウエイト28及び強制駆動部材70、更に慣性体34が配置されているので、これらがシートバックBの傾動にかかわらず揺動中心軸Oに対し、図1、9に示す原位置を保つようにするため、センサブラケット12の底板部30における支受溝32と反対側の底面部に重心設定手段としての下側ウエイト72が設けられている。
【0029】
この下側ウエイト72は、揺動中心軸Oの回りに回動自由に軸支されたセンサブラケット12及びその付属部分の重心が、揺動中心軸Oよりも底板部30側に位置して、支受溝32の垂直軸Vが垂直位置を保持し、慣性体34が支受溝32の最深部に位置するようにする。またこのセンサブラケット12へ車両前後方向(矢印FR方向)の加速度が加わった時に、そのアーム部26に設けた上側ウエイト28に働く加速度に対する慣性力によって、このセンサブラケット12が揺動中心軸Oの回りに回動せず図1、9の原位置を保持するように構成されている。
【0030】
さらに、上側ウエイト28は、センサブラケット12、出力連動部材40、下側ウエイト72といったセンサブラケット12の揺動中心軸Oの下側部分に働く慣性力を打ち消すものであればよいので、そのアーム部26の揺動中心軸Oからの変位量及び上側ウエイト28の重さが前述の慣性力を打ち消せるように設定されていればよい。このためには上側ウエイト28、下側ウエイト72に比べて、これら以外の部品の質量を実質的に無視できる場合、例えば上側ウエイト28、下側ウエイト72、慣性体34を金属で製作し、慣性体34を揺動中心軸O上に配置し、これら以外の部品を合成樹脂で製作した場合には、上側ウエイト28、下側ウエイト72の揺動中心軸Oからの長さをL1、L2とし、各重量をW1、W2とすれば、W1<W2であって、実質的にW1×L1=W2×L2とすれば良い。
【0031】
これによってシートバックBのリクライニング操作時には、下側ウエイト72がセンサブラケット12の原位置へ復帰させる力を与え、矢印FRの加速度作用時には上側ウエイト28、下側ウエイト72の慣性力が相殺されてセンサブラケット12の原位置が維持される。また、上側ウエイト28、下側ウエイト72以外の部品の質量が実質的に無視できない質量を有する場合には、揺動中心軸Oよりも上側の重量の重心迄の長さをL1、下側の重量の重心迄の長さをL2として、上記式を満足するように各部品を製作すれば良い。
【0032】
また重心設定手段は、揺動中心軸Oに対するセンサブラケット12、出力連動部材40、下側ウエイト72の重心を、この揺動中心軸Oより下側へ設定する手段であれば、種々の構成をとり得る。例えば、センサブラケット12の底板部30を厚肉にし、重くしたり、両自由端側部24の自由端近くに揺動中心軸Oがくるように設定する等の手段をとることができる。
【0033】
このセンサブラケット12はその底板部30に設けた下側ウエイト70の働きによりセンサハウジング10が揺動中心軸Oに対し相対的に回転した場合であっても、センサブラケット12自体を下側ウエイト72に働く引力によつて鉛直方向に引きつけることにより、センサブラケット12を図1に示す原位置の状態に保持する。
【0034】
なお、上述のように構成した本第1実施の形態における強制駆動部材70は図1に示すようにセンサブラケット12の自由端側部36に設けるばかりでなく、図4及び図5に示すごとくアーム部26の揺動中心軸Oに沿った延出軸部に一体的に突設し、このセンサブラケット12が所定角だけ揺動中心軸Oに対し回動した時にこのアーム部26に突設された強制駆動部材70の先端部が直接リトラクター用歯車部64における各歯溝部分に噛合し、リトラクタ用歯車部64の回動を制止するように構成してもよい。
【0035】
さらに図6及び図7に示すように、強制駆動部材70はアーム部26に設けた駆動歯車部74に被動歯車部76等を噛合させ、その被動歯車部76に一体的に突設された強制駆動部材70が、リトラクタ用歯車部64の各歯溝に噛合し、このリトラクタ用歯車部64の回動を制止するように構成してもよい。なお、センサブラケット12と、強制駆動部材70を連動させる機構は、種々の構成を採り得ることは勿論である。
【0036】
次に上述のように構成した本第1実施の形態に関わる車両用加速度センサ装置の作用及び動作について説明する。
【0037】
まず車両内に装着されたリクライニングシートSのシートバックBが傾動されると、この動作に伴ってこのシートバックBに装着されたリトラクタRの加速度センサ装置のセンサハウジング10が図示しないシートバックともに、揺動中心軸Oを中心に傾動する。
【0038】
このとき揺動中心軸Oの回りに軸支されたセンサブラケット12部分は重心設定手段である下側ウエイト72の重りの作用により、シートバックが傾動されなかったときにおける原位置を維持する。すなわち、このセンサブラケット12部分は揺動中心軸Oを中心に相対的に回動したと同様の状態となり、この原位置を維持する。
【0039】
また、この揺動中心軸Oの回りに回動自由に軸支されたセンサブラケット12の部分に、この揺動中心軸Oに対し直角方向の加速度が加わった場合には、下側ウエイト72にこの加速度による慣性力が作用する。
【0040】
これと同時に、センサブラケット12にアーム部26を介して固定された上側ウエイト28に働く加速度に対する慣性力が働き、前述した下側ウエイト72に対する慣性力を、この上側ウエイト28に働く慣性力が打ち消し、図10のようにセンサブラケット12が揺動中心軸Oを中心に回動するのを制動するようにする。
【0041】
このとき慣性体34は軸心が揺動中心軸O上にあり上側ウエイト28からなんら拘束を受けるものでないので、支受溝32の斜面を登り出力連動部材の被動受け部42を矢印A方向に回動する。この動作に連動して出力連動部材40の接続部44が連動ストッパ部材54の連動突片62を矢印A方向に押し、連動ストッパ部材54を軸棒20の回りに矢印B方向に回動する。このように軸棒20の回りに矢印B方向に回動された連動ストッパ部材54は、そのストッパ部材66の係止歯部68が矢印C方向に上がりリトラクタ用歯車部64の歯溝に噛合してリトラクタ用歯車部64を制止し、図示しないリトラクタ装置のストッパ機構を作動させてこのリトラクタに巻装されたウエビングの引き出し動作を制止するようにされている。
【0042】
また上述のように構成した本実施の形態の車両用加速度センサ装置を装着したリクライニングシートのシートバックが傾動角度12度以上27度以下の範囲で、例えば傾動角度15度から20度の範囲の所定の傾動角度まで傾動されたとき、強制駆動部材70が作動してリトラクタ用歯車部64を制動する。すなわちこの加速度センサ装置を装着したシートバックが傾動されるとその動作にともなってセンサハウジング10が傾動する。この時センサブラケット12は揺動中心軸Oを中心に傾動し、その重心設定手段の働きによって原位置を保持する。この時のセンサブラケット12とセンサハウジング10との相対回転動作により、センサハウジング10の軸棒20に軸支された連動ストッパ部材54は、センサブラケット12の強制駆動部材72に対し相対的に回動し、連動ストッパ部材54のストッパ部材66の一部が強制駆動部材70に当たり、この連動ストッパ部材54が軸棒20の回りに矢印B方向に回動される。
【0043】
するとストッパ部材66の係止歯部68が矢印C方向に移動され、リトラクタ用歯車部64の歯の各溝に噛合し、リトラクタ用歯車部64を制動する。これにより、図示しないリトラクタ装置が働いてウエビングがそれ以上引き出されないようになる。なお、図1に示す実施の形態ではセンサブラケットの揺動中心軸Oに対する回転対称位置に二つの強制駆動部材70が設置されているので、この揺動中心軸Oを中心にセンサブラケットが右回り、又は左回りに回動した場合であっても連動ストッパ部材54に連動して、リトラクタ用歯車部54を制動することを出来る。
【0044】
なお、図4から図7に示す強制駆動部材の他の構成例においては、この図4及び図6に向かって時計方向にセンサブラケット12が回動した場合にのみ、強制駆動部材70が直接リトラクタ用歯車部64の各歯の溝に歯合し、リトラクタ用歯車部64の回動を制止するようにされている。
【0045】
次に本実施の形態におけるセンサブラケット12の支受溝32と慣性体34との関係についてみると、図10に示すようにセンサブラケットが原位置すなわち支受溝32が水平と所定の角度位置θ1をなす状態においては、この慣性体34を有する加速度センサの慣性体34に図10の矢印FR方向の加速度が加わった場合、慣性体34は支受溝32の斜面を矢印FR方向に登り、図示しない出力連動部材を連動させ適性に作動する。
【0046】
これに対し、センサブラケット12が図11に示す矢印FR方向の加速度を受けて、図示するように時計方向に回動した場合には、支受溝32と水平方向とのなす角θ2が図10に示すθ1より大きくなる。よって支受溝32の傾角が大きなθ2となり、慣性体34はこの大きな傾角となった支受溝32の斜面を登ることができない。よって慣性体34はこの状態では出力連動部材40を作動することができず、加速度センサが適性に加速度を検知できないことになる。
【0047】
しかしながら本実施の形態では、アーム部26によって揺動中心軸Oより上側に変位した位置に上側ウエイト28を設け、この上側ウエイト28によって、揺動中心軸Oより下側の部分の慣性力を打ち消し、センサブラケット12が揺動しないようにしているので、慣性体34は所定の加速度を検出して適正に働くことになる。
【0048】
次に本発明の第2実施の形態を図9によって説明する。
この第2実施の形態は上側ウエイト及び下側ウエイトを配置する構成の変形例である。なお、本第2実施の形態において、前述した第1実施の形態と同一部材には同一符号を付すこととし、その詳細な説明を省略する。
【0049】
本第2実施の形態の加速度センサ装置では、センサハウジング10に対しセンサブラケット12を揺動自在に軸支し、このセンサブラケット12に軸支した出力連動部材40を慣性体34で駆動することにより、出力連動部材40が連動ストッパ部材54を操作し、この連動ストッパ部材54によりリトラクタ用歯車部64を制動するように構成されている。
【0050】
センサハウジング10は略矩形箱状でその上蓋部分を取り除いた形状に構成されており、その一対の側面部80の外側部中央には、支持突片82がそれぞれ突設されている。各支持突片82には締結用の透孔84がそれぞれ穿孔されている。このセンサハウジング10はリトラクタのフレーム86に締結されるもので、このためリトラクタフレーム86にはその一側部に逆U字状の切欠き88が穿設され、この切欠き88の両端部にあたる突片部92には、それぞれ前述したセンサハウジング10の透孔84に連通するよう対応する透孔90がそれぞれ穿孔されている。なお、図9のリトラクタフレーム86は紙面の都合上、他に図示したものに比較して縮小して図示してある。そしてセンサハウジング10の支持突片82をリトラクタフレーム86の切欠き88の突片部92に合わせ透孔84と透孔90とを合致させた状態で、図示しないねじ及びナットによりセンサハウジング10をリトラクタフレーム86に締結する。
【0051】
センサハウジング10の他の対向する側面部94には、それぞれ軸受け孔96が穿孔されている。この軸受け孔96は、その一部がセンサハウジング10の端面に開放されるよう切欠されている。また一方の側面部80には、その上端面状に一対の軸支台部98が立設されている。各軸支台部98はそれぞれ小矩形突片状に形成され、それぞれ軸受孔100が穿孔されている。この各軸受孔100も、その一部が軸支台部98の端面部分に開放されるように切欠されている。
【0052】
上述のセンサハウジング10に軸支するセンサブラケット12は図9に示すように、略正面U字形に構成されている。すなわち底板部30の両端からそれぞれ自由端側部24が平行に立設されている。底板部30における自由端側部24が延出する方向の平面部には断面V字状の支受溝32が形成されている。また底板部30の支受溝32と反対側の平面部には、その底板部30の両側から相対向するように鉤型に延出して形成された保持部102を一体的に突設し、この一対の保持部102の間に形成されたポケット部104の部分に矩形平板状の下側ウエイト72を嵌挿しセンサハウジング10と一体に嵌めつけられるようにされている。
【0053】
センサブラケット12の一対の自由端側部24には、それぞれ軸受け孔106が穿設されている。各軸受け孔106は、その一部が各自由端側部24の端面に開放するように切欠されている。
【0054】
一方の自由端側部24の底板部と反対側の平面部には上側ウエイト28用のポケット部108が一体的に形成されている。このポケット部108は上平面が開放した小箱状に形成されている。このポケット部108の箱内部空間には小矩形状の上側ウエイト28が嵌挿され納められる。更にポケット部108の外方平面部には軸棒110が突設されている。
【0055】
センサブラケット12の他方の自由端側部24には、その底板部30と反対側の側面に前述した軸棒110と同軸芯上にある軸棒112が突設されている。更に自由端側部24の自由端辺部上には一対の強制駆動部材70が突設されている。各強制駆動部材70は4分の1円弧状に形成され、互いに平端面を向き合うように所定間隔をおいて対向配置されている。このように構成されたセンサブラケット12は、その軸棒110及び112をそれぞれセンサハウジング10の軸受け孔96にそれぞれ軸挿し、センサハウジング10に対しセンサブラケット12が軸支されるように装着される。
【0056】
このセンサブラケット12には出力連動部材40が軸支される。この出力連動部材40は被動受部42に接続部44を一体に構成してなる。被動受部42は円盤状に形成され、その支受溝32に対向する面部は慣性体34を受ける略球面状凹部に形成されている。また被動受部42の基端部には角柱状の軸支部114が形成され、この軸支部114の両端部にはそれぞれ軸ピン116が突設されている。また被動受部42の慣性体34と反対側の面部には、円弧状の自由端側辺部44Aを形成した小突片状の接続部44が一体的に立設されている。このように構成された出力連動部材40はその軸ピン116をそれぞれセンサブラケット12の各軸受孔106に軸挿し、揺動自在に装着される。
【0057】
このように出力連動部材40を軸支したセンサブラケット12を軸挿したセンサハウジング10には、その一対の軸支台部98に連動ストッパ部材54が軸支される。連動ストッパ部材54は小矩形板状のストッパ部材66の自由端部を、リトラクタ用歯車部64側に向け湾曲させて形成した係止歯部46が設けられている。またストッパ部材66の基端側には矩形ブロック状の軸支部118が一体に設けられており、軸支部118の両端部側には、それぞれ軸ピン120が突設されている。さらにストッパ部材66の一方の側部所定位置には小矩形状の強制駆動部材連動部122が一体に突設されている。
【0058】
このように構成された連動部材54は、その軸ピン120をセンサハウジング10の各軸支台部98における軸受け孔100に軸挿することにより、揺動自在に装着されている。
【0059】
上述のように構成された加速度センサ装置はリトラクタフレーム86に装着されることにより、そのストッパ部材66の係止歯部46がリトラクタフレームに装着されたリトラクタ用歯車部64の歯面直下に噛合離脱可能に配置される。
【0060】
このリトラクトフレーム86を有する図示しないリトラクタRは、そのリトラクタ用歯車64を制止されることにより、このリトラクタRから引き出されたウエビングWの引出し動作を制止するように構成されている。
【0061】
次に上述のように構成された本第2実施の形態に関わる作用及び動作を説明する。本第2実施の加速度センサ装置が装着されたリトラクタを車両のリクライニングシートSのシートバックB部分に装着し使用している場合には、このシートバックBを傾動調整した場合に、リトラクタフレームと共にセンサハウジング10が傾動される。この時センサブラケット12は揺動中心軸Oと同芯の軸棒110を中心に、下側ウエイト72の作用で原位置を保持するように、センサハウジング10に対し相対的に揺動する。よって、支受溝32は水平方向に対し所定の傾斜面の角度を維持することになる。
【0062】
本第2実施の形態に関わる加速度センサ装置に図の矢印D方向に加速度が加わると、センサブラケット12の揺動中心軸Oと一致する軸棒112に対し、下方に重心がくるセンサブラケット12と下側ウエイト72と出力連動部材40とに生じる慣性モメントに対し、上側ウエイト28に働く慣性力が揺動中心軸Oの上側にあって、これを相殺し、センサブラケット12を原位置に保持する。
【0063】
このため慣性体34だけが矢印Dと反対の方向に移動し、支受溝32を転動して登り、この慣性体34が出力連動部材40を矢印E方向に回動するよう持ち上げる。すると出力連動部材40の接続部44が、連動ストッパ部材54のストッパ部材66を図9の矢印F方向に押し上げ、ストッパ部材66の係止歯部46がリトラクタ用歯車部64の各歯の間の歯溝に係合して、リトラクタ用歯車部64を制動する。
【0064】
このようにリトラクタ用歯車部64が制止されると、図示しないリトラクタはこのリトラクタから引き出されたウエビングの引き出しを阻止するように働く。
【0065】
また本第2実施の形態の加速度センサ装置ではリトラクタフレームとともにセンサハウジング10が傾角12度から27度の範囲内、例えば各15度から20度の間の所定角度の位置まで傾動されると、このセンサハウジング10に対し相対的に回動されたセンサブラケット12における強制駆動部材70がストッパ部材の連動部122に当たり、このストッパ部材66を矢印F方向に持ち上げ、ストッパ部材66の係止歯部46をリトラクタ用歯車部64の歯の溝に噛合させてリトラクタ用歯車54を停止させる。なお、強制駆動部材70は、揺動中心軸Oに対し左右対称位置に形成されているので、センサブラケット12が相対的に時計回り又は反時計回りに回動したいずれの場合であっても、ストッパ部材66を操作し、リトラクタ装置のウエビング引き出し動作を制止させることができる。
【0066】
なお、本発明の加速度センサ装置の構成は前述した実施の形態の構成に限定されるものではなく、例えば慣性体34を振り子状に揺動可能に構成し、この振子状に揺動する慣性体によって、出力連動部材を動かし加速度を検出するように構成した加速度センサ装置にも適用でき、また垂直に配置され所定角度傾動することにより頂部に載置された出力連動部材が上昇される略円柱形の慣性体を用いた加速度センサ装置等の他の加速度センサ装置に対しても本発明の構成を利用できることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】
本発明の加速度センサ装置は、車両に対し、この加速度センサ装置を取り付けた姿勢が変更されても車体の所定方向に働く加速度を良好に検出可能とするという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に関わる加速度センサ装置の分解斜視図である。
【図2】図1のII−II線によるセンサブラケットが原位置にある状態を示す側面図である。
【図3】図1のII−II線によるセンサブラケットが傾動位置にある状態を示す側面図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係る加速度センサ装置における、強制駆動部材の他の構成例を示す図1のII−II線に対応した側面図である。
【図5】図4に示す構成例における強制駆動部材部分の要部正面図である。
【図6】本発明の第1実施の形態に関わる加速度センサ装置における、強制駆動部材の更に他の構成例を示す図1のII−II線に対応する側面図である。
【図7】図6に示す構成例における強制駆動部材部分の要部を示す正面図である。る。
【図8】本発明の第1実施の形態に関わる加速度センサ装置における、出力連動部材と連動ストッパ部材とを取り出して示す側面図である。
【図9】本発明の第2実施の形態に関わる加速度センサ装置の分解斜視図である。
【図10】本発明の加速度センサ装置におけるセンサブラケットの支受溝と慣性体との原位置状における関係を説明するための要部縦断面図である。
【図11】本発明の加速度センサ装置におけるセンサブラケットの支受溝と慣性体との、センサブラケット傾動時の状態を説明するための要部縦断面図である。
【図12】本発明の加速度センサ装置をリクライニングシートのシートバックに取り付けた状態を例示する側面概略説明図である。
【符号の説明】
10・・・センサハウジング
12・・・センサブラケット
16・・・軸ピン
18・・・軸受凹部
26・・・アーム部
28・・・上側ウエイト
30・・・底板部
32・・・支受溝
34・・・慣性体
40・・・出力連動部材 (出力部材)
42・・・被動受部
44・・・接続部
54・・・連動ストッパ部材
64・・・リトラクタ用歯車部
66・・・ストッパ部材
68・・・係止歯部
70・・・強制駆動部材
72・・・下側ウエイト (重心設定手段)
98・・・軸支台部
102・・・保持部
104・・・ポケット部
108・・・ポケット部
110・・・軸棒
Claims (3)
- 車両加速度に応じて慣性体を慣性移動させる加速度センサ装置であって、
前記慣性体を支持すると共に車両へ揺動可能に支持されたセンサブラケットと、
このセンサブラケットへ取り付けられ、このセンサブラケットの揺動中心よりも下側に重心を有し、車両の傾き時にも拘わらずセンサブラケットを現位置に維持する下側ウエイトと、
この下側ウエイトよりも軽量で、前記センサブラケットへ取り付けられセンサブラケットの揺動中心よりも上側に重心を有する上側ウエイトと、
を有することを特徴とする車両用加速度センサ装置。 - 前記センサブラケットには前記下側又は上側ウエイトの収容部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用加速度センサ装置。
- リクライニングシートのシートバック側に固定されたセンサハウジングと、
前記センサハウジングに対し、前記シートバックの傾動方向と略平行な軸で軸支されたセンサブラケットと、
前記センサブラケットの支受溝内に所定範囲で移動自在に支持された球形状の慣性体と、
前記慣性体が前記センサブラケットの支受溝内を登る動作に連動して出力する出力用機構の出力部材と、
前記センサブラケットの揺動中心軸よりも上側位置に配置され、前記センサブラケットに働く加速度により生じる揺れを相殺して静止させるようにした上側ウエイトと、
前記センサブラケットの揺動中心軸に対し、軸支される全体の重心が前記揺動中心軸よりも下側に位置するように設定する重心設定手段と、
を有することを特徴とする車両用加速度センサ装置。
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