JP3629005B2

JP3629005B2 - Endoscope washing device

Info

Publication number: JP3629005B2
Application number: JP2002024652A
Authority: JP
Inventors: 仁友岡; 正雄鈴木; 欣伸大山; 剛人鈴木
Original assignee: Koken Co Ltd
Current assignee: Koken Co Ltd
Priority date: 2002-01-31
Filing date: 2002-01-31
Publication date: 2005-03-16
Anticipated expiration: 2022-01-31
Also published as: JP2003225204A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ワイヤブラシを使用する内視鏡洗滌装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
特開平７−１９４５３３号公報や特開平８−２７５９１７号公報には、内視鏡洗滌槽に納まる内視鏡の管路にワイヤブラシを自動挿入して管路内部を洗滌する装置が開示されている。ワイヤは長尺のものであるからリールに巻き取られた状態にあり、管路の長さに応じて必要量が繰り出される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
前記公知の洗滌装置では、ワイヤの繰り出し量をリールの回転によって制御することがある。ところが、この場合には、ワイヤが重なり合ってリールに巻き取られていたり、重なり合わず巻き取られていたとしてもその巻き取られた状態が一定していないと、リールの回転数とワイヤの繰り出し量とが一定にならず、繰り出し量を正確に制御することができない。また、ワイヤの一端はリールに固定されているから、その固定を解かなければワイヤを交換できず、またそのためにはリールをそれが収納されている部位から取り出さなければならないというように手間のかかることが多い。
【０００４】
この発明は、ワイヤブラシを使用する内視鏡洗滌装置の改良に係り、内視鏡の管路に挿入されるワイヤブラシが前進・後退するときの寸法の正確な制御を容易にすることおよびワイヤブラシの交換を容易にすることによって、その内視鏡洗滌装置の取扱い易さを向上させることが課題である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためのこの発明は第１発明と第２発明とからなり、これら両発明が対象とするのは、前端と後端とを有するワイヤの前記前端にブラシが取り付けられているワイヤブラシと、前記ワイヤブラシを収納する部位と、前記ブラシを内視鏡の管路に挿入した状態で前記ワイヤブラシ収納部位から前記内視鏡へ向かう方向に前記ワイヤブラシを前進・後退させることができる駆動手段とを有する内視鏡洗滌装置である。
【０００６】
かかる内視鏡洗滌装置において、第１発明が特徴とするところは、次のとおりである。前記ワイヤブラシ収納部位は、前端部と後端部とこれら両端部間に延びるパイプ状の中間部とを有し、前記前端部が開放状態にあって前記内視鏡の管路に接続可能に形成され、前記中間部と後端部とのいずれかには前記ワイヤの位置検出手段と前記ワイヤブラシ収納部位内側へ前記内視鏡に対する洗滌水を供給可能であって前記ワイヤブラシ収納部位と交差する方向においてつながる給水管とが設けられており、前記ワイヤの前記後端には前記検出手段に対する作用部が設けられ、前記作用部は前記ワイヤと直交する方向の断面形状が実質的に円形である。
【０００７】
かかる内視鏡洗滌装置において、第２発明が特徴とするところは次のとおりである。前記ワイヤブラシ収納部位は、前端部と後端部とこれら両端部間に延びるパイプ状の中間部とを有し、前記前端部が開放状態にあって前記内視鏡の管路に接続可能に形成され、前記中間部と後端部とのいずれかには前記ワイヤの位置検出手段と前記ワイヤブラシ収納部位内側へ前記内視鏡に対する洗滌水を供給可能であって前記ワイヤブラシ収納部位と交差する方向においてつながる給水管とが設けられており、前記ワイヤの前記後端には前記検出手段に対する作用部が設けられ、前記作用部は前記ワイヤが延びる方向に両端部を有し、その両端部の少なくとも一方が前記ワイヤが延びる方向へ向かってとがっている。
【０００８】
これら第１、２発明には、次のような好ましい実施態様がある。
（１）前記内視鏡洗滌装置は、前記位置検出手段に前記作用部が作用して生じる前記位置検出手段からの信号に基づいて前記駆動手段を運転または停止させることができる。
（２）前記内視鏡洗滌装置において、前記中間部が光透過性であり、前記位置検出手段が前記中間部を挟んで対向する投光器と受光器とであり、前記作用部が前記投光器からの光を遮るものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照して、この発明に係る内視鏡洗滌装置の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【００１０】
図１は、内視鏡洗滌装置が使用されている洗滌槽３の部分破断頂面図であって、洗滌槽３は蓋４が開いた状態にあり、この蓋４がヒンジ５によって洗滌槽３に取り付けられている。洗滌槽３には、使用後の内視鏡２が洗滌のために納められ、給水口１３，１４からは洗滌水を供給可能である。その洗滌水には、アルカリ水や酸性水、水道水が使用される。これら洗滌水の供給条件は、洗滌槽３に付属する操作パネル（図示せず）によって設定することができる。洗滌槽３内の洗滌水は、排水口１５から外へ出る。内視鏡２は慣用のもので、コネクター部１７、ユニバーサルコード部１８、操作部１９、および挿入部２１等を有する。操作部１９には、鉗子挿入口２２、吸引ボタン挿入口２３等が設けられている。
【００１１】
かかる洗滌槽３の側壁３ａからは、フレキシブルな２本の連結管２６，２２６が延び、連結管２６，２２６からは２本のワイヤブラシ３１，２３１が延びている。ワイヤブラシ３１，２３１は、ワイヤ部３３，２３３と、ワイヤ部３３，２３３先端のブラシ部３６，２３６とを有し、それぞれは連結管２６，２２６先端からの進出と後退とが可能である。連結管２６，２２６は、内視鏡２の鉗子挿入口２２と吸引ボタン挿入口２３とのそれぞれに着脱可能である。ワイヤブラシ３１，２３１は、ワイヤ部３３，２３３がブラシ部３６，２３６とともに内視鏡２の管路の奥部に向かって前進・後退を反復することにより、管路内部をブラッシング洗滌することができる。
【００１２】
洗滌水として供給される好ましいアルカリ水はｐＨ１１．０以上、酸化還元電位（ＯＲＰ）−８００ｍＶ以上のもので、使用後の内視鏡に付着している血液その他のタンパク質の汚れを溶解するために使用される。好ましい酸性水はｐＨ２．２〜２．７、酸化還元電位＋１１００ｍＶ以上、有効塩素濃度２０〜６０ｍｇ／ｋｇのもので、内視鏡２に付着している細菌等を死滅させる殺菌剤として使用される。水道水は、内視鏡２を予めすすぐときや殺菌後にすすぐとき等に使用される。
【００１３】
図２は、洗滌槽３の要部斜視図である。洗滌槽３の外側には、この発明に係る内視鏡洗滌装置である第１洗滌装置５１と第２洗滌装置５２とが取り付けられている。第１洗滌装置５１と第２洗滌装置５２とは、ほぼ同じ構造を有するもので、以下では第１洗滌装置５１についてまず説明する。第１洗滌装置５１は、洗滌槽３を外側から囲むように延びるパイプ部５６を有し、パイプ部５６の前方部分５６ａには駆動部５７が取り付けられ、この駆動部５７が洗滌槽３の側壁３ａの外側に固定されている。駆動部５７からは、洗滌槽３の内側へ第１洗滌装置５１の前端部を形成する連結管２６が延びている。連結管２６の先端には、内視鏡２の鉗子挿入口２２（図１参照）に対するアタッチメント５９が取り付けられている。パイプ部５６の後方部分５６ｂは、第１洗滌装置５１の後端部を形成し、洗滌槽３の内側にまで延びた先端には開閉可能な密栓６１（図３（ａ）参照）が取り付けられている。その後方部分５６ｂは、洗滌槽３の側壁３ｂに水密状態で固定されている。後方部分５６ｂの近傍には、給水管６３と電磁弁６４とがつながっている。洗滌槽３の内側では、アタッチメント５９からワイヤブラシ３１の先端部分がのぞいている。
【００１４】
図３の（ａ），（ｂ）は、第１洗滌装置５１と第２洗滌装置５２との断面図である。第１洗滌装置５１では、ワイヤブラシ３１のワイヤ部３３がパイプ部５６における前方部分５６ａと後方部分５６ｂとの間の中間部分５６ｃの内側でパイプ部５６の長さ方向に延び、ワイヤブラシ３１のほぼ全長が装置５１における連結管２６から密栓６１に至るまでのワイヤブラシ収納部位に納まっている。ワイヤ部３３は、その前端にブラシ部３６を有し、後端に遮光部材６６を有する。パイプ部５６は、その前方部分５６ａであって駆動部５７のやや後方に前部センサ６７を有し、後方部分５６ｂであって密栓６１のやや前方に後部センサ６８を有する。これらセンサ６７，６８は同じ構造のもので、光透過性のパイプ部５６の径方向外側で互いに向かい合う投光器９１と受光器９２とからなる。図示のワイヤブラシ３１は後退した状態にあり、遮光部材６６が後部センサ６８と向かい合う位置にあって投光器９１からの光を遮ってワイヤブラシ３１が後退位置にあることを感知させるように作用するもので、感知した後部センサ６８は信号を適宜の制御回路を通して駆動部５７に伝える。ワイヤブラシ３１が前進して遮光部材６６が前部センサ６７と向かい合う位置に来ると、投光器９１からの光を遮ってワイヤブラシ３１が前進位置にあることを感知させ、そのときに前部センサ６７は信号を駆動部５７に伝える。駆動部５７は、ハウジング７１と、ハウジング７１に納まるローラ７２とを有し、ハウジング７１は、パイプ部５６と連結管２６との接続部分を除いて水密状態にある。パイプ部５６の後方部分５６ｂ近傍にパイプ部５６と交差する方向からつながる給水管６３では、電磁弁６４が開閉することによって、パイプ部５６の中へアルカリ水、酸性水、および水道水いずれかの洗滌水を供給することができる。
【００１５】
図４，５は、駆動部５７の頂面図と、同図のＶ−Ｖ線部分断面図である。ただし、図４では、駆動部５７におけるハウジング７１の蓋７３（図３（ａ）参照）が取り外され、ハウジング７１の内部が見える状態にある。駆動部５７のローラ７２は並列した一対のローラ７２ａ，７２ｂからなり、ローラ７２ａ，７２ｂは適宜の圧力でワイヤブラシ３１のワイヤ部３３を挟持して回転し、ワイヤブラシ３１を前進・後退させることができるとともに、ワイヤブラシ３１をパイプ部５６に対して挿抜するときには、ブラシ部３６を通過させることができる。ローラ７２は、駆動ギア７４とこれにつながるモータ７６とによって回転するもので、モータ７６は、前部センサ６７および後部センサ６８からの信号によって時計方向または反時計方向への回転と、停止とが可能である。
【００１６】
このように形成された第１洗滌装置５１では、洗滌槽３内部において、連結管２６のアタッチメント５９を図１における内視鏡２の鉗子挿入口２２に固定する。固定するときに、連結管２６から突出しているワイヤブラシ３１は、鉗子挿入口２２に予め挿し込んでおく。続いて、第２洗滌装置５２の連結管２２６のアタッチメント２５９を内視鏡２の吸引ボタン挿入口２３に固定する。洗滌槽３の操作パネルを使って運転を開始すると、給水管６３の電磁弁６４が開いてパイプ部５６の内部にアルカリ水、酸性水、水道水のいずれかがパネルの設定条件に従って供給される。運転開始時のワイヤブラシ３１は、遮光部材６６が後部センサ６８と向かい合う後退した位置にある。運転を開始した駆動手段５７では、ローラ７２ａ，７２ｂがワイヤブラシ３１を前進・後退運動させつつ繰り出して、内視鏡２の鉗子チャネル（図示せず）内を徐々に前進させる。ワイヤブラシ３１の遮光部材６６が前部センサ６７に到達すると、投光を遮られた前部センサ６７からの信号でワイヤブラシ３１を停止させる。その後ローラ７２ａ，７２ｂはワイヤブラシ３１を前進・後退運動させながら、または単に後退運動させるだけで遮光部材６６が後部センサ６８と向かい合う位置に到達するところまで戻す。通常は、このような洗滌をアルカリ水、酸性水、水道水のそれぞれについて行うことで、内視鏡の鉗子用管路（チャネル）に対する洗滌が終了する。但し、第１洗滌装置５１で設定した運転条件の如何によって、各洗滌水ごとの洗滌時間、洗滌の繰り返し回数を変えることができる。
【００１７】
このようにして内視鏡２を洗滌している間に、ワイヤブラシ３１もまた洗滌される。ワイヤブラシ３１は、従来技術のようにリールに巻き付けられるのではなく、パイプ部５６内で直状に延びているから、ワイヤ部３３の周囲およびブラシ部３６の周囲が余すところなく洗滌される。ワイヤブラシ３１は、その遮光部材６６が後部センサ６８と向かい合う位置にあるときにブラシ部３６が鉗子挿入口２２の手前に位置し、遮光部材６６が前部センサ６７と向かい合う位置にあるときに鉗子用管路の先端に到達するような長さのものであることが好ましく、パイプ部５６もそれに対応した長さであることが好ましい。給水管６３は、パイプ部５６のどのような位置につながるものであってもよいが、ワイヤブラシ３１の全長を洗滌するためにパイプ部５６の後方部分５６ｂにつながっていることが好ましい。
【００１８】
ワイヤブラシ３１をパイプ部５６に対して挿抜するときには、洗滌槽３の内側において密栓６１を外し、パイプ部５６の後方部分５６ｂを開放すればよい。その後方部分５６ｂは、洗滌槽３の内側に位置しているから、後方部分５６ｂが開放状態であったり、後方部分５６ｂに対する密栓６１の取り付けが不完全であったりしても、パイプ部５６に供給される洗滌水は、洗滌槽３が置かれた室内に漏れるということがない。かかる第１洗滌装置５１は、パイプ部５６の後方部分５６ｂを洗滌槽３から外した状態で密栓６１を取り付け、さらに駆動手段５７と連結管２６も洗滌槽３から外し、装置５１の全体を洗滌槽３から切り離した状態で使用することも可能である。
【００１９】
ローラ７２ａ，７２ｂの回転によってワイヤブラシ３１を後退させると、遮光部材６６がパイプ部５６と給水間６３との交差部８０を通過してパイプ部５６の後方部分５６ｂの外へ出る。
【００２０】
図３（ｂ）の第２洗滌装置５２は、後部センサの配置を除くと、図３（ａ）の第１洗滌装置５１と同じであるので、第１洗滌装置５１の参照番号に対応する部位にはその参照番号に２００を加えて表示されている。第２洗滌装置５２は、パイプ部２５６の後方部分２５６ｂ寄りにパイプ部２５６の長さ方向へ並ぶ第１後部センサ２６８ａと、第２後部センサ２６８ｂと、第３後部センサ２６８ｃとを有し、これら第１〜３後部センサ２６８ａ〜２６８ｃの構造は前部センサ２６７のそれと同じように作られている。この第２洗滌装置５２は、内視鏡２の吸引管路とユニバーサルコード部管路（いずれも図示せず）とを洗滌するのに適したもので、連結管２２６のアタッチメント２５９は、内視鏡２の吸引ボタン挿入口２３に固定する。洗滌槽３の操作パネルを使って第２洗滌装置５２を始動すると、ワイヤブラシ２３１は、遮光部材２６６が第２後部センサ２６８ｂと向かい合う位置から前進し、第３後部センサ２６８ｃと向かい合う位置に到達する。この間にブラシ部２３６は内視鏡２の吸引管路を前進・後退しながら洗滌する。次にワイヤブラシ２３１は、遮光部材２６６が第３後部センサ２６８ｃと向かい合う位置から第１後部センサ２６８ａと向かい合う位置まで後退し、その間にブラシ部２３６が吸引管路から抜けて出る。さらに、ワイヤブラシ２３１は、遮光部材２６６が前部センサ２６７と向かい合う位置に到達するまで僅かずつの前進・後退を繰り返しながら進み、その間にブラシ部２３６がユニバーサルコード部管路を洗滌する。この管路の全長の洗滌が終了すると、ワイヤブラシ２３１は、遮光部材２６６が第２後部センサ２６８ｂと向かい合う位置にまで戻る。ワイヤブラシ２３１がこのように動く間に、パイプ部２５６には、アルカリ水、酸性水、水道水いずれかの洗滌水が給水管２６３から供給される。
【００２１】
なお、ワイヤブラシ２３１を動かすときの第１〜３後部センサ２６８ａ〜２６８ｃの選択順序は、適宜変更することができる。たとえば、遮光部材２６６は、図示例に代えて第１または第３後部センサ２６８ａ，２６８ｃと向かい合う位置からスタートさせることもできる。さらにはまた、内視鏡２の洗滌を終えたワイヤブラシ２３１は、遮光部材２６６が第１後部センサ２６８ａと向かい合う位置にまで戻すことができる。ワイヤブラシ２３１がこの位置まで戻っているときにブラシ部２３６が連結管２２６に位置していれば、そのブラシ部２３６に対してアルカリ水，酸性水、水道水を給水管２６３から順に供給することによって、ブラシ部２３６を十分に洗滌することができる。ブラシ部２３６の洗滌を終えたワイヤブラシ２３１は、遮光部材２６６を第２後部センサ２６８ｂにまで進めて次の内視鏡２の洗滌にそなえる。
【００２２】
図６は遮光部材２６の斜視図であって、（ａ）〜（ｅ）は部材２６の各種態様を例示している。（ａ）の遮光部材６６は、図において水平に左右方向ヘ延びるワイヤ部３３と同じ方向ヘ長く延びる円柱状のもので、ワイヤ部３３につながる前端部８１と、その反対端部である後端部８２とを有し、これら両端部８１，８２に現われているように、ワイヤ部３３と直交する方向の断面形状は実質的に円形である。このような断面形状の遮光部材６６は、それがパイプ部５６の中で周方向ヘ回転しても、投光器９１からの光を遮る面積に変化がなく、一定している。断面形状が多角形の遮光部材であっても、その作用が遮光部材６６と同等であるならば、この発明においてその遮光部材の断面形状は実質的に円形のものとみなされる。（ａ）の遮光部材６６は、それが前進または後退して、パイプ部５６と給水管６３との交差部８０を通過するときに、その交差部８０に引掛り易いという難点がある。（ｂ）の遮光部材２６は、その難点を解消し得るものの例であって、前端部８１の径がワイヤ部３３の延びる方向（図の左右方向）へ向かって次第に小さくなり、その前端部８１は先がとがって円錐形を呈している。かような遮光部材６６は、ワイヤ部３３が前進するときに、交差部８０に引掛りにくい。（ｃ）の遮光部材２６は、後端部８２の径がワイヤ部３３の延びる方向ヘ向かって次第に小さくなり、その後端部８２は円錐形を呈している。かような遮光部材６６は、ワイヤ部３３が後退するときに、交差部８０に引掛りにくい。（ｄ）の遮光部材６６は、前端部８１と後端部８２とが円錐形を呈している。かような遮光部材２６は、ワイヤ部３３が前進するときにも、後退するときにも交差部８０に引掛りにくい。（ｅ）の遮光部材６６は、六角形を呈する板状のもので、前端部８１と後端部８２とがワイヤ部３３の延びる方向ヘ向かってとがるように形成されているから、この遮光部材６６は、（ｄ）のそれと同様に交差部８０に引掛りにくい。ただし、この遮光部材６６は、それがパイプ部５６の中で回転すると、実質的な意味において投光器９１と向かい合う面積が変化するから、それによって光を遮る面積が変化するという場合がある。
【００２３】
図６の（ａ）〜（ｅ）の例示によって明らかなように、この発明では、遮光部材６６の断面形状を実質的に円形にすることによって、遮光部材６６がパイプ部５６の中で回転してもその回転によって投光器９１からの光を遮る面積に変化が生じるということがない。それゆえ、この遮光部材６６は、ワイヤブラシ３１の停止位置を精度よく再現することに優れ、ワイヤブラシ３１が前進・交代するときの寸法を正確に制御できる。また、遮光部材６６の前端部８１および／または後端部８２がワイヤ部３３の延びる方向ヘ向かってとがっていることによって、ワイヤブラシ３１のパイプ部５６に対する挿抜が容易かつ速やかになり、パイプ部５６における前進・後退がスムーズになる。
【００２４】
この発明において、遮光部材２６６は、図示例の遮光部材６６と同様の形状に作ることができる。これら遮光部材６６，２６６はプラスチックその他適宜の材料によって作ることができる。また、この発明において、パイプ部５６に対して後方部分５６ｂでつながる給水管６３は、中間部分５６ｃでつながるものに代えることができる。パイプ部５６において、給水管６３の位置と前部センサ６７や後部センサ６８の位置との間に格別の規定はなく、それぞれの位置を自由に決めることができる。
【００２５】
この発明において、図示例で同じ長さを有する第１洗滌装置５１のパイプ部５６と第２洗滌装置５２のパイプ部２５６とは、長さの異なるものに代えることができる。また、洗滌槽３は、第１洗滌装置５１または第２洗滌装置５２の一方のみを取り付けて使用することもできる。
【００２６】
【発明の効果】
この発明に係る内視鏡洗滌装置では、パイプ状の部分に挿入されたワイヤの後端に設けられている作用部をセンサで検出することによって内視鏡に対してワイヤブラシが前進・後退する寸法を制御する。その制御に当たっては、作用部の端部をとがらせることによって作用部はパイプ状部分において引掛かることがなくなり、作用部の断面形状を実質的に円形にすることによって作用部の回転による影響を解消することができる。それゆえ、この発明に係る内視鏡洗滌装置は、ワイヤブラシが前進・後退するときの寸法を正確に制御することができるので取扱い易いものになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】内視鏡洗滌装置が使用される洗滌槽の部分頂面図。
【図２】図１の洗滌槽の斜視図。
【図３】（ａ）と（ｂ）とによって異なる実施態様を示す内視鏡洗滌装置の断面図。
【図４】駆動手段の頂面図。
【図５】図４のＶ−Ｖ線断面図。
【図６】（ａ）〜（ｅ）によって各種態様の遮光部材を示す図面。
【符号の説明】
２内視鏡
３洗滌槽
２６連結管
３１ワイヤブラシ
３３ワイヤ
３６ブラシ
５１内視鏡洗滌装置
５２内視鏡洗滌装置
５６パイプ
５６ａ前方部分
５６ｂ後方部分
５６ｃ中間部分
５７駆動手段
６３給水手段（給水管）
６６作用部（遮光部材）
６７検出手段
６８検出手段
２３１ワイヤブラシ
２３３ワイヤ
２３６ブラシ
２５６パイプ
２５６ｂ後方部分
２６３給水手段（給水管）
２６６作用部（遮光部材）
２６７検出手段
２６８ａ，２６８ｂ，２６８ｃ検出手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope cleaning apparatus using a wire brush.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-194533 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-275117 disclose an apparatus for automatically inserting a wire brush into an endoscope pipe line accommodated in an endoscope washing tank and washing the inside of the pipe line. Yes. Since the wire is long, it is wound around a reel, and a necessary amount is paid out according to the length of the pipe.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the known cleaning apparatus, the wire feed amount may be controlled by the rotation of the reel. However, in this case, even if the wires overlap and are wound around the reel, or even if they are wound around without being overlapped, if the wound state is not constant, the reel rotation speed and the wire feed The amount is not constant, and the feeding amount cannot be accurately controlled. In addition, since one end of the wire is fixed to the reel, the wire cannot be exchanged unless the fixing is released, and for that purpose, the reel must be taken out from the part in which it is stored. There are many cases.
[0004]
The present invention relates to an improvement of an endoscope cleaning apparatus using a wire brush, which facilitates accurate control of dimensions when a wire brush inserted into an endoscope channel advances and retracts, and a wire. It is a problem to improve the ease of handling of the endoscope cleaning device by facilitating the replacement of the brush.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for solving the above problems comprises the first invention and the second invention, and both inventions are directed to a wire having a brush attached to the front end of a wire having a front end and a rear end. Moving the wire brush forward and backward in a direction from the wire brush housing part to the endoscope in a state where the brush, the part for housing the wire brush, and the brush are inserted into the duct of the endoscope An endoscope cleaning apparatus having a driving means that can be used.
[0006]
In such an endoscope cleaning apparatus, the first invention is characterized as follows. The wire brush housing portion has a front end portion, a rear end portion, and a pipe-like intermediate portion extending between the both end portions, and the front end portion is in an open state so that it can be connected to a conduit of the endoscope. Formed and capable of supplying cleaning water for the endoscope to the inside of the wire brush housing part and the position detecting means of the wire and the wire brush housing part at one of the intermediate part and the rear end part and intersecting the wire brush housing part A water supply pipe connected in the direction in which the wire is connected, and an action portion for the detection means is provided at the rear end of the wire, and the action portion has a substantially circular cross-sectional shape in a direction perpendicular to the wire. is there.
[0007]
In such an endoscope cleaning apparatus, the features of the second invention are as follows. The wire brush housing portion has a front end portion, a rear end portion, and a pipe-like intermediate portion extending between the both end portions, and the front end portion is in an open state so that it can be connected to a conduit of the endoscope. Formed and capable of supplying cleaning water for the endoscope to the inside of the wire brush housing part and the position detecting means of the wire and the wire brush housing part at one of the intermediate part and the rear end part and intersecting the wire brush housing part A water supply pipe connected in the direction in which the wire is provided, and an action portion for the detection means is provided at the rear end of the wire, and the action portion has both end portions in the direction in which the wire extends, and both end portions thereof. At least one of them is pointed in the direction in which the wire extends.
[0008]
These first and second inventions have the following preferred embodiments.
(1) The endoscope cleaning apparatus can operate or stop the driving unit based on a signal from the position detection unit generated by the action unit acting on the position detection unit.
(2) In the endoscope cleaning apparatus, the intermediate portion is light-transmitting, the position detecting means is a projector and a light receiver facing each other with the intermediate portion interposed therebetween, and the action portion is provided from the projector. It blocks light.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The details of the endoscope cleaning apparatus according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
[0010]
FIG. 1 is a partially broken top view of a washing tub 3 in which an endoscope washing apparatus is used. The washing tub 3 is in a state in which a lid 4 is opened. Is attached. In the washing tub 3, the used endoscope 2 is stored for washing, and washing water can be supplied from the water supply ports 13 and 14. Alkaline water, acidic water, and tap water are used for the washing water. These washing water supply conditions can be set by an operation panel (not shown) attached to the washing tub 3. The washing water in the washing tank 3 goes out from the drain port 15. The endoscope 2 is a conventional one, and includes a connector portion 17, a universal cord portion 18, an operation portion 19, an insertion portion 21, and the like. The operation unit 19 is provided with a forceps insertion port 22, a suction button insertion port 23, and the like.
[0011]
Two flexible connecting pipes 26 and 226 extend from the side wall 3 a of the washing tub 3, and two wire brushes 31 and 231 extend from the connecting pipes 26 and 226. The wire brushes 31, 231 have wire portions 33, 233 and brush portions 36, 236 at the tips of the wire portions 33, 233, and can advance and retract from the tips of the connecting pipes 26, 226, respectively. The connecting tubes 26 and 226 can be attached to and detached from the forceps insertion port 22 and the suction button insertion port 23 of the endoscope 2. The wire brushes 31, 231 can brush and wash the inside of the pipe line by the wire parts 33, 233 repeatedly moving forward and backward toward the inner part of the pipe line of the endoscope 2 together with the brush parts 36, 236. it can.
[0012]
The preferred alkaline water supplied as washing water has a pH of 11.0 or higher and an oxidation-reduction potential (ORP) of -800 mV or higher in order to dissolve blood and other protein stains adhering to the endoscope after use. used. Preferred acidic water has a pH of 2.2 to 2.7, an oxidation-reduction potential of +1100 mV or more, an effective chlorine concentration of 20 to 60 mg / kg, and is used as a disinfectant that kills bacteria attached to the endoscope 2. . The tap water is used when the endoscope 2 is rinsed in advance or after sterilization.
[0013]
FIG. 2 is a perspective view of a main part of the washing tub 3. A first cleaning device 51 and a second cleaning device 52, which are endoscope cleaning devices according to the present invention, are attached to the outside of the cleaning tank 3. The first cleaning device 51 and the second cleaning device 52 have substantially the same structure, and the first cleaning device 51 will be first described below. The first washing device 51 has a pipe portion 56 extending so as to surround the washing tub 3 from the outside. A drive portion 57 is attached to a front portion 56 a of the pipe portion 56, and the drive portion 57 is a side wall of the washing tub 3. It is fixed to the outside of 3a. A connecting pipe 26 that forms the front end of the first cleaning device 51 extends from the drive unit 57 to the inside of the cleaning tank 3. An attachment 59 for the forceps insertion port 22 (see FIG. 1) of the endoscope 2 is attached to the distal end of the connecting tube 26. The rear portion 56b of the pipe portion 56 forms a rear end portion of the first washing device 51, and a seal plug 61 (see FIG. 3 (a)) that can be opened and closed is attached to a distal end that extends to the inside of the washing tub 3. ing. The rear portion 56b is fixed to the side wall 3b of the washing tub 3 in a watertight state. A water supply pipe 63 and an electromagnetic valve 64 are connected in the vicinity of the rear portion 56b. Inside the washing tub 3, the tip of the wire brush 31 is seen from the attachment 59.
[0014]
FIGS. 3A and 3B are cross-sectional views of the first cleaning device 51 and the second cleaning device 52. In the first cleaning device 51, the wire portion 33 of the wire brush 31 extends in the length direction of the pipe portion 56 inside the intermediate portion 56 c between the front portion 56 a and the rear portion 56 b of the pipe portion 56. The almost entire length is accommodated in the wire brush housing part from the connecting pipe 26 to the sealing plug 61 in the device 51. The wire portion 33 has a brush portion 36 at its front end and a light shielding member 66 at its rear end. The pipe portion 56 has a front sensor 67 at the front portion 56 a and slightly behind the drive portion 57, and has a rear sensor 68 at the rear portion 56 b and slightly in front of the sealing plug 61. These sensors 67 and 68 have the same structure, and include a light projector 91 and a light receiver 92 that face each other on the radially outer side of the light-transmitting pipe portion 56. The illustrated wire brush 31 is in a retracted state, and the light shielding member 66 is located at a position facing the rear sensor 68 so as to shield the light from the projector 91 and sense that the wire brush 31 is in the retracted position. The sensed rear sensor 68 transmits the signal to the driving unit 57 through an appropriate control circuit. When the wire brush 31 moves forward and the light blocking member 66 comes to a position facing the front sensor 67, the light from the projector 91 is blocked to sense that the wire brush 31 is in the forward position, and at that time, the front sensor 67 is detected. Transmits the signal to the drive unit 57. The drive unit 57 includes a housing 71 and a roller 72 that is housed in the housing 71, and the housing 71 is in a watertight state except for a connection portion between the pipe portion 56 and the connecting pipe 26. In the water supply pipe 63 connected from the direction intersecting the pipe portion 56 in the vicinity of the rear portion 56b of the pipe portion 56, any one of alkaline water, acidic water, and tap water enters the pipe portion 56 by opening and closing the electromagnetic valve 64. Wash water can be supplied.
[0015]
4 and 5 are a top view of the drive unit 57 and a partial cross-sectional view taken along line VV in FIG. However, in FIG. 4, the lid 73 (see FIG. 3A) of the housing 71 in the drive unit 57 is removed, and the inside of the housing 71 is visible. The roller 72 of the drive unit 57 is composed of a pair of rollers 72a and 72b arranged in parallel. The rollers 72a and 72b rotate while holding the wire part 33 of the wire brush 31 with an appropriate pressure to advance and retract the wire brush 31. In addition, when the wire brush 31 is inserted into and removed from the pipe portion 56, the brush portion 36 can be passed. The roller 72 is rotated by a drive gear 74 and a motor 76 connected thereto, and the motor 76 is rotated clockwise or counterclockwise by a signal from the front sensor 67 and the rear sensor 68 and stopped. Is possible.
[0016]
In the 1st washing apparatus 51 formed in this way, the attachment 59 of the connection pipe 26 is fixed to the forceps insertion port 22 of the endoscope 2 in FIG. When the wire brush 31 is fixed, the wire brush 31 protruding from the connecting tube 26 is inserted into the forceps insertion opening 22 in advance. Subsequently, the attachment 259 of the connecting tube 226 of the second cleaning device 52 is fixed to the suction button insertion port 23 of the endoscope 2. When the operation is started using the operation panel of the washing tub 3, the electromagnetic valve 64 of the water supply pipe 63 is opened, and either alkaline water, acidic water or tap water is supplied into the pipe portion 56 according to the setting conditions of the panel. . The wire brush 31 at the start of operation is in a retracted position where the light shielding member 66 faces the rear sensor 68. In the driving means 57 that has started operation, the rollers 72a and 72b are advanced while moving the wire brush 31 forward and backward, and gradually advance in the forceps channel (not shown) of the endoscope 2. When the light blocking member 66 of the wire brush 31 reaches the front sensor 67, the wire brush 31 is stopped by a signal from the front sensor 67 where the projection is blocked. Thereafter, the rollers 72 a and 72 b return the wire brush 31 to a position where the light shielding member 66 reaches the position facing the rear sensor 68 while moving the wire brush 31 forward and backward, or simply by moving backward. Normally, such washing is performed for each of alkaline water, acidic water, and tap water, thereby completing washing of the forceps conduit (channel) of the endoscope. However, depending on the operating conditions set in the first washing device 51, the washing time and the number of times of washing can be changed for each washing water.
[0017]
While the endoscope 2 is being cleaned in this manner, the wire brush 31 is also cleaned. The wire brush 31 is not wound around a reel as in the prior art, but extends straight in the pipe portion 56, so that the periphery of the wire portion 33 and the periphery of the brush portion 36 are thoroughly washed. When the light shielding member 66 is in a position facing the rear sensor 68, the wire brush 31 is positioned in front of the forceps insertion opening 22, and the forceps when the light shielding member 66 is in a position facing the front sensor 67. It is preferable that the length of the pipe reaches the front end of the pipe, and the pipe portion 56 is also preferably a length corresponding thereto. The water supply pipe 63 may be connected to any position of the pipe portion 56, but is preferably connected to the rear portion 56 b of the pipe portion 56 in order to wash the entire length of the wire brush 31.
[0018]
When inserting / removing the wire brush 31 into / from the pipe portion 56, the sealing plug 61 may be removed inside the washing tub 3 and the rear portion 56b of the pipe portion 56 may be opened. Since the rear portion 56b is located inside the washing tub 3, even if the rear portion 56b is in an open state or the sealing plug 61 is not completely attached to the rear portion 56b, The supplied washing water does not leak into the room in which the washing tank 3 is placed. The first cleaning device 51 is attached with the sealing plug 61 in a state where the rear portion 56b of the pipe portion 56 is removed from the cleaning tub 3, and the drive means 57 and the connecting pipe 26 are also removed from the cleaning tub 3, and the entire device 51 is cleaned. It is also possible to use it in a state separated from the tank 3.
[0019]
When the wire brush 31 is moved backward by the rotation of the rollers 72 a and 72 b, the light blocking member 66 passes through the intersection 80 between the pipe portion 56 and the water supply 63 and goes out of the rear portion 56 b of the pipe portion 56.
[0020]
The second washing device 52 in FIG. 3B is the same as the first washing device 51 in FIG. 3A except for the arrangement of the rear sensor. Therefore, the part corresponding to the reference number of the first washing device 51 Is displayed by adding 200 to the reference number. The second washing device 52 includes a first rear sensor 268a, a second rear sensor 268b, and a third rear sensor 268c that are arranged in the length direction of the pipe portion 256 near the rear portion 256b of the pipe portion 256. The structure of the first to third rear sensors 268a to 268c is made the same as that of the front sensor 267. The second cleaning device 52 is suitable for cleaning the suction conduit and the universal cord section conduit (both not shown) of the endoscope 2, and the attachment 259 of the connecting tube 226 is an endoscope. Fix to the suction button insertion port 23 of the mirror 2. When the second cleaning device 52 is started using the operation panel of the cleaning tank 3, the wire brush 231 advances from a position where the light shielding member 266 faces the second rear sensor 268b and reaches a position facing the third rear sensor 268c. . During this time, the brush portion 236 cleans the suction pipe of the endoscope 2 while moving forward and backward. Next, the wire brush 231 retreats from the position where the light shielding member 266 faces the third rear sensor 268c to the position facing the first rear sensor 268a, during which the brush part 236 comes out of the suction conduit. Further, the wire brush 231 advances while being gradually advanced and retracted little by little until the light shielding member 266 reaches a position facing the front sensor 267, during which the brush portion 236 cleans the universal cord portion conduit. When the cleaning of the entire length of the conduit is completed, the wire brush 231 returns to a position where the light shielding member 266 faces the second rear sensor 268b. While the wire brush 231 moves in this way, cleaning water of any one of alkaline water, acidic water and tap water is supplied to the pipe portion 256 from the water supply pipe 263.
[0021]
In addition, the selection order of the 1st-3rd rear sensors 268a-268c when moving the wire brush 231 can be changed suitably. For example, the light shielding member 266 can be started from a position facing the first or third rear sensor 268a, 268c instead of the illustrated example. Furthermore, the wire brush 231 that has finished cleaning the endoscope 2 can be returned to a position where the light shielding member 266 faces the first rear sensor 268a. If the brush portion 236 is positioned in the connecting pipe 226 when the wire brush 231 is returned to this position, alkaline water, acidic water, and tap water are sequentially supplied from the water supply pipe 263 to the brush portion 236. Thus, the brush part 236 can be sufficiently washed. After the brush portion 236 has been cleaned, the wire brush 231 advances the light shielding member 266 to the second rear sensor 268b to prepare for the next cleaning of the endoscope 2.
[0022]
FIG. 6 is a perspective view of the light shielding member 26, and (a) to (e) illustrate various aspects of the member 26. The light shielding member 66 in (a) is a cylindrical member extending in the same direction as the wire portion 33 extending horizontally in the left-right direction in the drawing, and includes a front end portion 81 connected to the wire portion 33 and a rear end opposite thereto. As shown in these end portions 81 and 82, the cross-sectional shape in the direction orthogonal to the wire portion 33 is substantially circular. Even if the light shielding member 66 having such a cross-sectional shape rotates in the circumferential direction in the pipe portion 56, the area that blocks the light from the light projector 91 does not change and is constant. Even if the cross-sectional shape is a polygonal light-shielding member, if the action is equivalent to that of the light-shielding member 66, the cross-sectional shape of the light-shielding member is regarded as a substantially circular shape in the present invention. The light shielding member 66 of (a) has a drawback that when it moves forward or backward and passes through the intersecting portion 80 between the pipe portion 56 and the water supply pipe 63, it is easily caught by the intersecting portion 80. The light shielding member 26 of (b) is an example that can eliminate the difficulty, and the diameter of the front end portion 81 gradually decreases in the direction in which the wire portion 33 extends (left and right direction in the figure), and the front end portion 81 thereof. Has a pointed conical shape. Such a light shielding member 66 is unlikely to be caught by the intersecting portion 80 when the wire portion 33 moves forward. In the light shielding member 26 of (c), the diameter of the rear end portion 82 gradually decreases in the direction in which the wire portion 33 extends, and the rear end portion 82 has a conical shape. Such a light shielding member 66 is less likely to be caught by the intersecting portion 80 when the wire portion 33 moves backward. In the light shielding member 66 in (d), the front end portion 81 and the rear end portion 82 have a conical shape. Such a light shielding member 26 is less likely to be caught by the intersecting portion 80 when the wire portion 33 moves forward and backward. The light shielding member 66 of (e) is a plate-shaped member having a hexagonal shape, and the front end portion 81 and the rear end portion 82 are formed so as to extend toward the direction in which the wire portion 33 extends. The light shielding member 66 is unlikely to be caught at the intersection 80 as in the case of (d). However, when the light shielding member 66 rotates in the pipe portion 56, the area facing the light projector 91 changes in a substantial sense, so that the light blocking area may change accordingly.
[0023]
6A to 6E, in the present invention, the light shielding member 66 rotates in the pipe portion 56 by making the cross-sectional shape of the light shielding member 66 substantially circular. However, the rotation does not change the area that blocks the light from the projector 91. Therefore, the light shielding member 66 is excellent in accurately reproducing the stop position of the wire brush 31 and can accurately control the dimensions when the wire brush 31 moves forward / changes. In addition, since the front end portion 81 and / or the rear end portion 82 of the light shielding member 66 are pointed toward the direction in which the wire portion 33 extends, the wire brush 31 can be easily and quickly inserted into and removed from the pipe portion 56. The forward / backward movement at 56 becomes smooth.
[0024]
In the present invention, the light shielding member 266 can be formed in the same shape as the light shielding member 66 in the illustrated example. These light shielding members 66 and 266 can be made of plastic or other appropriate material. In the present invention, the water supply pipe 63 connected to the pipe portion 56 at the rear portion 56b can be replaced with one connected at the intermediate portion 56c. In the pipe portion 56, there is no special provision between the position of the water supply pipe 63 and the positions of the front sensor 67 and the rear sensor 68, and each position can be freely determined.
[0025]
In this invention, the pipe part 56 of the 1st washing apparatus 51 and the pipe part 256 of the 2nd washing apparatus 52 which have the same length by the example of illustration can be replaced with what differs in length. Moreover, the washing tank 3 can also be used by attaching only one of the first washing device 51 or the second washing device 52.
[0026]
【The invention's effect】
In the endoscope cleaning apparatus according to the present invention, the wire brush moves forward and backward with respect to the endoscope by detecting the action portion provided at the rear end of the wire inserted into the pipe-shaped portion with the sensor. Control the dimensions. In the control, the action part is not caught in the pipe-like part by bending the end part of the action part, and the influence of the action part rotation is eliminated by making the action part substantially circular in cross section. can do. Therefore, the endoscope cleaning apparatus according to the present invention is easy to handle because the dimensions when the wire brush moves forward and backward can be accurately controlled.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partial top view of a washing tank in which an endoscope washing apparatus is used.
FIG. 2 is a perspective view of the washing tub shown in FIG.
FIG. 3 is a cross-sectional view of an endoscope cleaning apparatus showing different embodiments according to (a) and (b).
FIG. 4 is a top view of driving means.
5 is a cross-sectional view taken along line VV in FIG.
6A to 6E are diagrams showing light shielding members of various modes.
[Explanation of symbols]
2 Endoscope 3 Washing tank 26 Connecting pipe 31 Wire brush 33 Wire 36 Brush 51 Endoscope washing device 52 Endoscope washing device 56 Pipe 56a Front portion 56b Rear portion 56c Intermediate portion 57 Drive means 63 Water supply means (water supply pipe)
66 Action part (light shielding member)
67 Detection means 68 Detection means 231 Wire brush 233 Wire 236 Brush 256 Pipe 256b Rear portion 263 Water supply means (water supply pipe)
266 Action part (light shielding member)
267 detection means 268a, 268b, 268c detection means

Claims

前端と後端とを有するワイヤの前記前端にブラシが取り付けられているワイヤブラシと、前記ワイヤブラシを収納する部位と、前記ブラシを内視鏡の管路に挿入した状態で前記ワイヤブラシ収納部位から前記内視鏡へ向かう方向に前記ワイヤブラシを前進・後退させることができる駆動手段とを有する内視鏡洗滌装置において、
前記ワイヤブラシ収納部位は、前端部と後端部とこれら両端部間に延びるパイプ状の中間部とを有し、前記前端部が開放状態にあって前記内視鏡の管路に接続可能に形成され、前記中間部と後端部とのいずれかには前記ワイヤの位置検出手段と前記ワイヤブラシ収納部位内側へ前記内視鏡に対する洗滌水を供給可能であって前記ワイヤブラシ収納部位と交差する方向においてつながる給水管とが設けられており、前記ワイヤの前記後端には前記検出手段に対する作用部が設けられ、前記作用部は前記ワイヤと直交する方向の断面形状が実質的に円形であることを特徴とする前記内視鏡洗滌装置。A wire brush in which a brush is attached to the front end of a wire having a front end and a rear end, a portion for storing the wire brush, and the wire brush storage portion in a state in which the brush is inserted into a conduit of an endoscope In an endoscope cleaning apparatus having driving means capable of moving the wire brush forward and backward in a direction from the endoscope toward the endoscope,
The wire brush housing portion has a front end portion, a rear end portion, and a pipe-like intermediate portion extending between the both end portions, and the front end portion is in an open state so that it can be connected to a conduit of the endoscope. Formed and capable of supplying cleaning water for the endoscope to the inside of the wire brush housing part and the position detecting means of the wire and the wire brush housing part at one of the intermediate part and the rear end part and intersecting the wire brush housing part A water supply pipe connected in the direction in which the wire is connected, and an action portion for the detection means is provided at the rear end of the wire, and the action portion has a substantially circular cross-sectional shape in a direction perpendicular to the wire. The endoscope cleaning apparatus according to claim 1, wherein the endoscope cleaning apparatus is provided.

前端と後端とを有するワイヤの前記前端にブラシが取り付けられているワイヤブラシと、前記ワイヤブラシを収納する部位と、前記ブラシを内視鏡の管路に挿入した状態で前記ワイヤブラシ収納部位から前記内視鏡へ向かう方向に前記ワイヤブラシを前進・後退させることができる駆動手段とを有する内視鏡洗滌装置において、
前記ワイヤブラシ収納部位は、前端部と後端部とこれら両端部間に延びるパイプ状の中間部とを有し、前記前端部が開放状態にあって前記内視鏡の管路に接続可能に形成され、前記中間部と後端部とのいずれかには前記ワイヤの位置検出手段と前記ワイヤブラシ収納部位内側へ前記内視鏡に対する洗滌水を供給可能であって前記ワイヤブラシ収納部位と交差する方向においてつながる給水管とが設けられており、前記ワイヤの前記後端には前記検出手段に対する作用部が設けられ、前記作用部は前記ワイヤが延びる方向に両端部を有し、その両端部の少なくとも一方が前記ワイヤが延びる方向へ向かってとがっていることを特徴とする前記内視鏡洗滌装置。A wire brush in which a brush is attached to the front end of a wire having a front end and a rear end, a portion for storing the wire brush, and the wire brush storage portion in a state in which the brush is inserted into a conduit of an endoscope In an endoscope cleaning apparatus having driving means capable of moving the wire brush forward and backward in a direction from the endoscope toward the endoscope,
The wire brush housing portion has a front end portion, a rear end portion, and a pipe-like intermediate portion extending between the both end portions, and the front end portion is in an open state so that it can be connected to a conduit of the endoscope. Formed and capable of supplying cleaning water for the endoscope to the inside of the wire brush housing part and the position detecting means of the wire and the wire brush housing part at one of the intermediate part and the rear end part and intersecting the wire brush housing part A water supply pipe connected in the direction in which the wire is provided, and an action portion for the detection means is provided at the rear end of the wire, and the action portion has both end portions in the direction in which the wire extends, and both end portions thereof. The endoscope cleaning apparatus according to claim 1, wherein at least one of the ends is bent in a direction in which the wire extends.

前記位置検出手段に前記作用部が作用して生じる前記位置検出手段からの信号に基づいて前記駆動手段を運転または停止させることができる請求項１または２記載の内視鏡洗滌装置。The endoscope cleaning apparatus according to claim 1 or 2, wherein the driving means can be operated or stopped based on a signal from the position detection means generated by the action portion acting on the position detection means.

前記中間部が光透過性であり、前記位置検出手段が前記中間部を挟んで対向する投光器と受光器とであり、前記作用部が前記投光器からの光を遮るものである請求項１〜３のいずれかに記載の内視鏡洗滌装置。The intermediate portion is light transmissive, the position detecting means is a light projector and a light receiver facing each other with the intermediate portion interposed therebetween, and the action portion blocks light from the light projector. The endoscope cleaning apparatus according to any one of the above.