JP3627454B2 - 2気筒回転式圧縮機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置あるいは冷蔵庫などに用いられる2気筒回転式圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、実開昭第62−186号公報に開示されている2気筒回転式圧縮機を例にとり、図面とともに説明する。
【0003】
図4において、密閉容器101内に、電動機部102と、この電動機部102によって駆動される中間仕切板106を介して軸方向に設置された2個の圧縮機構部103a,103bと、前記電動機部102の回転力をこれら圧縮機構部103a,103bに伝達するための互いに180度対向する2個の偏心軸部105a,105bを有するクランク軸104とが設置されている。
【0004】
各圧縮機構部103a,103bは、各々、シリンダ107a,107bと、これらシリンダ107a,107bに設けられたベーン溝108a,108bに摺動自在に設置されたベーン109a,109bと、前記クランク軸104の偏心軸部105a,105bに回転自在に嵌合して設置されたピストン110a,110bとで構成されている。
【0005】
また、各圧縮機構部103a,103bの軸方向両端には、前記クランク軸104の主軸受111と副軸受112とが設置されている。
【0006】
さらに、ベーン109a,109bの一端には弾性部材113a,113bが設置されており、その力は、ベーン109a,109bを各々ピストン110a,110bの外周に押しつけるように作用する。そして、シリンダ107a,107b内は、吸入室側空間と吐出室側空間とに仕切られている。
【0007】
上記構成により、電動機部102が駆動することによって、その回転力がクランク軸104を介して互いに180度対向する2個の偏心軸部105a,105bに伝達し、その結果、各々ピストン110a,110bがシリンダ107a,107b内で偏心回転運動を行う。
【0008】
その結果、吸入孔(図示せず)から各々吸入された低圧冷媒ガスは、ピストン110a,110bの偏心回転運動に伴って圧縮され、吐出孔(図示せず)から高圧冷媒ガスとなって、一旦、密閉容器101内部に吐出される。この高圧冷媒ガスは、前記ベーン109a,109bの一端に作用し、その圧力による力は、前記弾性部材113a,113bによる力とともに、ピストン110a,110bの外周に押しつけられるように作用する。
【0009】
その後、高圧冷媒ガスは、電動機102の隙間を通って、吐出管114から密閉容器101外部へと吐出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、ベーン109a,109bがピストン110a,110bに押しつけられる力は、各々ベーン109a,109bの一端に設置された弾性部材113a,113bによる力と、同じくベーン109a,109bの一端に作用する高圧冷媒ガスの圧力による力との和となるが、このうち、弾性部材113a,113bによる押しつけ力は、ピストン110a,110bの偏心回転運動によって、ベーン109a,109bが並進往復運動し、弾性部材113a,113b自身が伸縮するのに伴って変化する。
【0011】
ピストン110a,110bがシリンダ107a,107bに設けられたベーン溝108a,108b方向の角度と180度反対側になったとき、弾性部材113a,113bが最も伸びた状態(以下、この状態を下死点という。)となり、その逆に、ピストン110a,110bがベーン溝108a,108b方向の角度になったとき、弾性部材113a,113bが最も縮んだ状態(以下、この状態を上死点という。)となる。従って、下死点では、ベーン109a,109bがピストン110a,110bに押しつけられる力が最も弱くなり、逆に上死点では最も強くなる。
【0012】
なお、圧縮機構部103aと103bは、それぞれピストン110a,110bが、180度対向するクランク軸104の偏心軸部105a,105bに回転自在に勘合しているので、一方の圧縮機構部で上死点の状態のとき、他方の圧縮機構部では下死点の状態となる。
【0013】
また、ベーン109a,109bの一端には、上記弾性部材113a,113bによる力に加えて、高圧冷媒ガスによる力が、ピストン110a,110bの外周に押しつけられる方向に作用する。
【0014】
上記のような構成のために、圧縮機が極めて高い負荷で運転されるとき、すなわち高圧冷媒ガスの圧力と低圧冷媒ガスの圧力との差が大きいとき、上死点の状態では、非常に強い力でベーン109a,109bがピストン110a,110bに押しつけられることになる。このような運転状態が続くことにより、ベーン109a,109bの先端の摩耗が異常に進行し、その結果、信頼性の低下を招いていた。特に近年、従来の冷媒に代わって用いられつつあるHFC系の冷媒を用いた圧縮機では、一般的に摺動条件がより厳しくなることが知られており、前記ベーン109a,109b先端の摩耗は大きな課題の一つとなっていた。
【0015】
また、弾性部材113a,113bは繰り返し伸縮されるので、十分な安全率を見込んだ設計を行わないと、疲労によって折損してしまうという課題を有していた。
【0016】
さらに、圧縮機の始動時には、比較的大きなトルクが必要となるために、例えば特開昭第62−29788号公報に開示されているように、弾性部材を一方の圧縮機構部のベーンのみに設置し、他方の圧縮機構部のベーンには設置せず、密閉容器内部の高圧冷媒ガスの圧力による力のみを作用させて、始動トルクを低減させるという技術がある。しかしながら、このような方法では、高圧冷媒ガスの圧力が小さいような場合、ベーンがピストンの外周部に押しつけられる力が小さ過ぎ、その結果、このベーンとピストンとの間から冷媒ガスが漏れ、圧縮効率の低下を招く恐れがあった。
【0017】
本発明は、上記のような従来の課題を解決するものであり、比較的簡単な構造によってベーンをピストンに確実かつ適度な力で押しつけることのできる2気筒回転式圧縮機を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、各ベーンのシリンダ外周方向側端部に円弧状連結部材の端部をそれぞれベーン端部に対して回転自在に連結し、前記円弧状連結部材はその中間部分外周側で前記密閉容器内壁に当接してなるものである。この連結部材によって、一方の圧縮機構部のベーンが、クランク軸の偏心軸部に回転自在に勘合したピストンの偏心回転運動によって、押し上げられることにより、その動作が連結部材を介して他方の圧縮機構部のベーンを押し下げ、その結果、ピストンに押しつけられる。これにより、ベーンをピストンに押しつけるための弾性部材が不要となるばかりでなく、ベーンをピストンに確実にかつ適度な力で押しつけることができる。
【0019】
本発明は、各ベーンのシリンダ外周方向側端部に円弧状連結部材の端部をそれぞれベーン端部に対して回転自在に連結し、前記円弧状連結部材はその中間部分外周側で前記密閉容器内壁に当接してなるものである。そして、この構成によれば、一方の圧縮機構部のベーンが、クランク軸の偏心軸部に回転自在に勘合したピストンの偏心回転運動によって押し上げられ、その動作がベーンの一端に回転自在に接続された円弧状の連結部材に伝達する。この円弧状の連結部材の他端は、他方の圧縮機構部のベーンの一端と回転自在に接続されており、また、連結部材の一部を密閉容器内壁に当接させているので、前記円弧状の連結部材の動作によって、他方の圧縮機構部のベーンを押し下げ、その結果、ベーンはピストンに押しつけられる。
【0020】
また本発明は、円弧状の連結部材を弾性部材としたものである。そして、この構成によれば、円弧状の弾性部材の剛性を適当に設定してやることにより、ベーンをピストンに最適かつ一定の力で押しつけてやることができる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0022】
(実施例1)
図1において、密閉容器1内に、電動機部2と、この電動機部2によって駆動される中間仕切板6を介して軸方向に設置された2個の圧縮機構部3a,3bと、前記電動機部2の回転力をこれら圧縮機構部3a,3bに伝達するための互いに180度対向する2個の偏心軸部5a,5bを有するクランク軸4とが設置されている。
【0023】
各圧縮機構部3a,3bは、各々、シリンダ7a,7bと、これらシリンダ7a,7bに設けられたベーン溝8a,8bに摺動自在に設置されたベーン9a,9bと、前記クランク軸4の偏心軸部5a,5bに回転自在に嵌合して設置されたピストン10a,10bとで構成されている。
【0024】
また、各圧縮機構部3a,3bの軸方向両端には、前記クランク軸4の主軸受11と副軸受12とが設置されている。
【0025】
さらに、ベーン9a,9bの一端には、凹部13a,13bが設けてあり、連結部材14の両端部14a,14bが回転自在に接続されているとともに、この連結部材14の軸方向高さ中央部に支持点15を設けている。ベーン9a,9bの凹部13a,13bが設けられている一端と反対の端部は、各々ピストン10a,10bの外周と接しており、各シリンダ7a,7b内は、吸入室側空間と吐出室側空間とに仕切られている。
【0026】
上記構成により、電動機部2が駆動することによって、その回転力がクランク軸4を介して互いに180度対向する2個の偏心軸部5a,5bに伝達し、その結果、各々ピストン10a,10bがシリンダ7a,7b内で偏心回転運動を行う。その結果、吸入孔(図示せず)から各々吸入された低圧冷媒ガスは、ピストン10a,10bの偏心回転運動に伴って圧縮される。その後、圧縮機構部3aで圧縮された冷媒ガスは、吐出孔(図示せず)から高圧冷媒ガスとなって、一旦、主軸側吐出空間16に吐出される。また、圧縮機構部3bで圧縮された冷媒ガスは、吐出孔(図示せず)から同じく高圧冷媒ガスとなって、一旦、副軸側吐出区間17に吐出された後、連通孔18と通って、前記主軸側吐出空間16に吐出される。その後、環状隙間19から密閉容器1内部に吐出され、電動機2の隙間を通って、吐出管20から密閉容器1外部へと吐出される。
【0027】
また、ピストン10a,10bがシリンダ7a,7b内偏心旋回運動するのに伴って、ベーン9a,9bが往復並進運動を行う。一方の圧縮機構部3a(3b)のベーン9a(9b)が、ピストン10a(10b)によって押し上げられると、ベーンの凹部13a(13b)を介して、連結部材14の一端14a(14b)にその動きが伝達される。連結部材14の軸方向高さ中央部には支持点15が設けられているので、前記動きは連結部材14の他端14b(14a)を経て、他方の圧縮機構部3b(3a)のベーンの凹部13b(13a)を押し下げるように伝達される。その結果、ベーン9b(9a)は押し下げられ、ベーン9b(9a)の一端はピストン10b(10a)に押しつけられる。また、クランク軸4の回転に伴って、これらの動作が交互に繰り返される。
【0028】
従って、一方のピストンがベーンを押し上げることにより、連結部材を介して確実に他方のベーンがピストンに押しつけられるので、従来のようにベーンをピストンに押しつけるための弾性部材が不要となり、またこの弾性部材の折損などの課題は生じない。
【0029】
なお、ベーン9a,9bの連結部材14との接続部13a,13bを球面状の凹部とし、連結部材14の両端14a,14bを球面状の凸部とすることにより、ベーン9a,9bと連結部材14の接続部での面圧を低減することができ、この部分での摩耗を抑制することが可能となる。
【0030】
さらに、連結部材14の支持点15を中間仕切板6の一部に設置することにより、別段支持点を設けるための部品を追加するなどの必要がない。
【0031】
(実施例2)
図2に示す実施例において、実施例1に示した構成と同一箇所については、同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0032】
同図において、ベーン9a,9bの一端には、凹部13a,13bが設けてあり、弾性部材21a,21bを介して、連結部材14の両端部14a,14bが接続されているとともに、この連結部材14の軸方向高さ中央部に支点15を設けている。
【0033】
上記構成により、ピストン10a,10bがシリンダ7a,7b内偏心旋回運動するのに伴って、ベーン9a,9bが往復並進運動を行う。一方の圧縮機構部3a(3b)のベーン9a(9b)が、ピストン10a(10b)によって押し上げられると、ベーンの凹部13a(13b)から弾性部材21a(21b)を介して、連結部材14の一端14a(14b)にその動きが伝達される。連結部材14の軸方向高さ中央部には支持点15が設けられているので、前記動きは連結部材14の他端14b(14a)から弾性部材21b(21a)を介して、他方の圧縮機構部3b(3a)のベーンの凹部13b(13a)を押し下げるように伝達される。その結果、ベーン9b(9a)は押し下げられ、ベーン9b(9a)の一端はピストン10b(10a)に押しつけられる。また、クランク軸4の回転に伴って、これらの動作が交互に繰り返される。
【0034】
従って、一方のピストンがベーンを押し上げることにより、弾性部材と連結部材を介して確実に他方のベーンがピストンに押しつけられる。また、弾性部材自体の変位はほとんど変化せず、常に一定の力が作用するので、予めこの弾性部材の剛性を適当に設定してやることにより、ベーンをピストンに最適かつ一定の力で押しつけてやることができる。
【0035】
さらに、部品公差、あるいは組立公差などによる部品同士の隙間などが生じても、この弾性部材21a,21bによってそれらが吸収されるので、部品加工あるいは組立が容易となる。
【0036】
(実施例3)
図3に示す実施例において、実施例1に示した構成と同一箇所については、同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
【0037】
同図において、ベーン9a,9bの一端には、凹部13a,13bが設けてあり、円弧状の連結部材22の両端部が回転自在に接続されているとともに、この連結部材22の一部を密閉容器1内壁に当接させている。
【0038】
上記構成により、ピストン10a,10bがシリンダ7a,7b内偏心旋回運動するのに伴って、ベーン9a,9bが往復並進運動を行う。一方の圧縮機構部3a(3b)のベーン9a(9b)が、ピストン10a(10b)によって押し上げられると、ベーンの凹部13a(13b)を介して、円弧状の連結部材22の一端にその動きが伝達される。この連結部材22の軸方向高さ中央付近は、密閉容器1の内壁に当接しているので、前記動きは連結部材22の他端から、他方の圧縮機構部3b(3a)のベーンの凹部13b(13a)を押し下げるように伝達される。その結果、ベーン9b(9a)は押し下げられ、ベーン9b(9a)の一端はピストン10b(10a)に押しつけられる。また、クランク軸4の回転に伴って、これらの動作が交互に繰り返される。
【0039】
従って、一方のピストンがベーンを押し上げることにより、円弧状の連結部材を介して確実に他方のベーンがピストンに押しつけられるので、従来のようにベーンをピストンに押しつけるための弾性部材が不要となる。
【0040】
また、円弧状の連結部材22自体に弾性を持たせてやることにより、ベーンをピストンに最適かつ一定の力で押しつけてやることができる。また、部品公差、あるいは組立公差などによる部品同士の隙間などが生じても、この弾性部材22によってそれらが吸収されるので、部品加工あるいは組立が容易となる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、各圧縮機構部のベーンの一端同士を円弧状の連結部材で接続するとともに、この連結部材の一部を密閉容器内壁に当接させているので、一方の圧縮機構部のベーンが、ピストンの偏心回転運動によって押し上げられ、その動作がベーンの一端に回転自在に接続された円弧状の連結部材に伝達し、他方の圧縮機構部のベーンを押し下げ、その結果、ベーンはピストンに押しつけられる。従って、ベーンをピストンに確実に押しつけることができる。
【0042】
また、円弧状の連結部材自体に弾性を持たせているので、予めこの円弧状の連結部材の剛性を適当に設定してやることにより、ベーンをピストンに最適かつ一定の力で押しつけてやることができ、ベーン先端の摩耗の進行を低減することができる。また、部品公差、あるいは組立公差などによる部品同士の隙間などが生じても、この弾性部材によってそれらが吸収されるので、部品加工あるいは組立が容易となる。
【0043】
以上、説明したように、従来のように、ベーンをピストンに押しつけるための弾性部材を用いなくても、比較的簡単な構造によってベーンをピストンに確実かつ適度な一定力で押しつけることができるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す2気筒回転式圧縮機の縦断面図
【図2】本発明の第2の実施例を示す2気筒回転式圧縮機の要部縦断面図
【図3】本発明の第3の実施例を示す2気筒回転式圧縮機の要部縦断面図
【図4】従来の2気筒回転式圧縮機の縦断面図
【符号の説明】
1 密閉容器
6 中間仕切板
9a,9b ベーン
10a,10b ピストン
13a,13b ベーン凹部
14 連結部材
14a,14b 連結部材凸部
15 連結部材支持点
21a,21b 弾性部材
22 円弧状連結部材

Claims (2)

  1. 密閉容器内に、電動機部と、中間仕切板を介して軸方向に設置された2個の圧縮機構部と、前記電動機部の回転力をこの圧縮機構部に伝達するための互いに180度対向する2個の偏芯軸部を有するクランク軸とを設置し、前記各圧縮機構部を、前記それぞれの偏芯軸部を収納する円筒形状の気筒を有するシリンダと、このシリンダに径方向に貫通して設けられた溝に摺動自在に設置されたベーンと、前記クランク軸の偏芯軸部に回転自在に嵌合して設置されたピストンとで構成し、前記ベーンはシリンダ内周方向側端部が前記ピストンの外周面に接する様に配置され、これら2個の圧縮機構部の軸方向両端に、前記クランク軸を軸承する主軸受と副軸受とを設置してなる2気筒回転式圧縮機であって、前記各ベーンのシリンダ外周方向側端部には円弧状連結部材の端部がそれぞれベーン端部に対して回転自在に連結され、前記円弧状連結部材はその中間部分外周側で前記密閉容器内壁に当接されてなることを特徴とする2気筒回転式圧縮機。
  2. 円弧状の連結部材を弾性部材とした請求項1記載の2気筒回転式圧縮機。
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