JP3627259B2 - バーコード印刷データ作成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、入力された文字列に対応するバーコードのバーコードデータを作成してこれを印刷データとして出力するバーコード印刷データ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バーコード規格の選定、文字列の入力および規格によって設定を要求されるパラメータ項目の設定がなされると、これらに応じてバーコードデータを作成し、出力指示があるとバーコードデータを印刷用ドットデータに変換して出力するバーコード印刷データ作成装置が知られている。この種のバーコード印刷データ作成装置では、任意の時点でバーコード規格の選定、変更やパラメータ項目の設定、変更が可能であった。このため、例えば規格の変更に伴う文字列の桁数制限や使用可能文字制限に、入力済みの文字列が適合しないことも想定され、規格を変更した場合には入力済みの文字列のデータを抹消していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした従来技術の構成によれば、バーコード規格の選定、変更やパラメータ項目の設定、変更の自由度が高い反面、例えば規格を変更する毎に文字列の入力を必要とするなど、一層の操作性の向上を求められていた。
【0004】
本発明の目的は、再設定可能と規定されたパラメータ項目を変更する設定指示のみを受け入れることで操作性を向上させることができるバーコード印刷データ作成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための手段として、図9に例示するように、請求項1記載のバーコード印刷データ作成装置は、文字および種々の指令を入力するための入力手段と、バーコードの規格に関わる規格データを記憶する規格記憶手段と、前記入力手段を介して指定された前記規格に対応する前記規格データを前記規格記憶手段から読み取って、前記入力手段から入力される文字列および該規格データにより設定を要求されるパラメータ項目についての前記入力手段からの設定指示に従ってバーコードデータを作成するデータ作成手段と、前記バーコードデータを記憶するデータ記憶手段と、前記バーコードデータを印刷用ドットデータに変換して出力する出力手段とを備えるバーコード印刷データ作成装置において、前記バーコードデータが新規作成であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段により新規作成であると判定されると前記入力手段からの設定指示を前記パラメータ項目の全てについて受け入れ、前記判定手段により新規作成でないと判定されると予め再設定可能と規定された前記パラメータ項目についてのみ前記設定指示を受け入れる設定指示選択手段を設けた。
【0006】
請求項2記載のバーコード印刷データ作成装置は、請求項1記載のバーコード印刷データ作成装置において、前記バーコードデータの新規作成時には全ての前記パラメータ項目を表示し、前記作成されたバーコードデータの修正時には前記再設定可能と規定されたパラメータ項目のみを表示する表示手段を設けた。
【0007】
【作用】
上記の構成になる請求項1記載のバーコード印刷データ作成装置においては、判定手段はバーコードデータが新規作成であるか否かを判定し、設定指示選択手段は、判定手段により新規作成であると判定されると入力手段からの設定指示をパラメータ項目の全てについて受け入れ、判定手段により新規作成でないと判定されると予め再設定可能と規定されたパラメータ項目についてのみ設定指示を受け入れる。
【0008】
バーコードデータが新規作成でないとき、すなわち修正時には、例えば一旦設定したものを変更するには新規作成と同様の操作を要するために再設定不可と規定されたパラメータ項目を変更する設定指示を受け入れないので、既に入力または作成されたデータの重要部分、例えば文字列を抹消するような修正操作は回避され、操作性は向上する。
【0009】
請求項2記載のバーコード印刷データ作成装置においては、請求項1記載の構成によると同様に作用する他に、表示手段は、バーコードデータの新規作成時には全パラメータ項目を表示し、作成されたバーコードデータの修正時には再設定可能と規定されたパラメータ項目のみを表示する。
【0010】
操作者は、新規作成時には全パラメータ項目を表示にて確認しながら設定できる。また、修正時においては再設定可能なパラメータ項目を確認できるので、これら以外のパラメータ項目を設定指示することは回避され、操作性は一層向上する。
【0011】
【実施例】
次に、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例は、アルファベットや数字等の文字や記号をテープに印刷可能なテープ印刷機に本発明を適用した例である。
【0012】
図1に示すように、テープ印刷機10は、テーププリンタ12とこのテーププリンタ12に印刷データを供給する印刷データ作成装置14とからなり、印刷データ作成装置14が本発明のバーコード印刷データ作成装置に相当する。
印刷データ作成装置14は、文字や記号等を表示するためのCRTディスプレイ(以下、単にCRTともいう)16、アルファベットや数字や記号等のキャラクタを入力するためのキャラクタ入力キー、CRT16に表示されたカーソルを上下左右に移動させるためのカーソル移動キー、改行もしくは決定のためのリターンキー、印刷を実行させるための印刷キー、入力したデータを削除するための削除キー等が配置されたキーボード18、CRT16上のマウスカーソルを操作して各種の入力をするための座標入力装置(以下、単にマウスともいう)20および予め格納されたプログラム並びにキーボード18またはマウス20からの入力に従って各種の演算処理を行う制御本体部22を備える。
【0013】
次に、図2を参照してテーププリンタ12の印刷機構PMの概要について説明する。印刷機構PMに着脱自在に内蔵される矩形状のテープ収納カセットCSには、透明なラミネートフィルムからなる印刷用テープ25が巻装されたテープスプール26と、インクリボン27が巻装されたリボン供給スプール28と、このインクリボン27を巻取る巻取りスプール29と、印刷用テープ25と同一幅を有する両面テープ30が剥離紙を外側にして巻装された供給スプール31と、これら印刷用テープ25と両面テープ30とを接合させる接合ローラ32とが回転自在に設けられている。
【0014】
印刷用テープ25とインクリボン27とが重なる位置には、サーマルヘッド33が立設され、これら印刷用テープ25とインクリボン27とをサーマルヘッド33に押圧するプラテンローラ34と、印刷用テープ25と両面テープ30とを接合ローラ32に押圧する送りローラ35とは支持体36に回転可能に枢支されている。このサーマルヘッド33には、印刷用テープ25の幅に対応して上下方向に列設された128個の発熱素子からなる発熱素子群が設けられている。
【0015】
従って、テープ送りモータ90(図3参照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ32と巻取りスプール29とが所定回転方向に夫々同期して駆動されながら128個の発熱素子群に通電されたとき、その印刷用テープ25上にはテープ幅に略一杯に複数のドット列(最大128ドット)により文字やビットイメージが印刷され、しかも印刷用テープ25は両面テープ30を接合した積層テープ37としてテープ送り方向Aにテープ送りされ、図1に示される如くテーププリンタ12の外部へ排出される。なお、図2に示さないが、印刷機構PMには、カッター駆動モータ94(図3参照)にて揺動される可動刃および可動刃と協動する固定刃が設置されており、可動刃の揺動により積層テープ37を切断できる。
【0016】
ここで、印刷用テープ25としては、上述のラミネートフィルム、片面が剥離紙で覆われた粘着面で他面が被印刷面となり両面テープ30を要さない構造の片面テープ、感熱用テープ、インスタントレタリングテープの4種類が用意されている。また、テープ幅は、「6mm」、「9mm」、「12mm」、「18mm」、「24mm」の5種類あり、且つ各テープ幅毎に「赤」、「青」、「黄」、「緑」など13種類のテープ色が用意されている。なお、ラミネートフィルム等の透明なテープの色とは、両面テープ30による背景色のことである。したがって、印刷用テープ25の種類、幅および色に応じて多種類のテープ収納カセットCSが準備されており、使用者の選択により印刷機構PMに装着されることになる。
【0017】
そして、これらテープ収納カセットCSの底部壁には、テープ幅に対応する形状の第1突出片38、テープ色に対応する形状の第2突出片39およびテープ種類に対応する形状の第3突出片40が設けられており、テーププリンタ12には、第1突出片38の形状からテープ幅を検出するテープ幅センサ76(図3参照)、第2突出片39の形状からテープ色を検出するテープ色センサ78(図3参照)および第3突出片40の形状からテープ種類を検出するテープ種類センサ80(図3参照)が設けられている。
【0018】
次に、テープ印刷機10の制御系について、図3のブロック図に従って説明する。
まず、印刷データ作成装置14の制御系について説明する。
制御本体部22に内蔵される制御装置C1は、CPU42、CPU42にバス44を介して接続されたRAM46、通信用インタフェース(I/F)48、入出力インタフェース50および図示しないハードディスクが装着されているハードディスクドライブ(HDD)52のためのハードディスクコントローラ(HDC)54から構成されている。また、入出力インタフェース50には、キーボード18、マウス20、CRT16のためのCRTコントローラ56、制御本体部22に内蔵されるフロッピディスクドライブ(FDD)58のためのFDDコントローラ(FDC)60が、それぞれ接続されている。
【0019】
HDD52に装着されたハードディスクには、JAN8、CODE39、I−2/5、JAN13、UPC−A、UPC−E、CODABAR、CODE128、EAN128、POSTNET等のバーコードの規格名並びに各規格名毎に使用可能と規定されている文字や記号、これらの文字や記号に対応するバーパターンのパターンコードおよびバーコードの作成に当たって設定が必要となるパラメータ項目等に関わる規格データ、バーパターンを表示するためのドットパターンがパターンコードに対応させて格納されたコード表示パターンデータメモリ、キャラクタを表示するためのドットパターンデータがキャラクタコードデータに対応させて格納されたキャラクタ表示パターンデータメモリ、バーパターンの印刷用輪郭線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)がパターンコードデータに対応させて格納されたバーパターンアウトラインメモリ、キャラクタの印刷用輪郭線を規定する輪郭線データがゴシック体、明朝体等の書体毎に分類されキャラクタコードデータに対応させて格納されたフォントメモリ、キーボード18から入力されるキャラクタのキャラクタコードデータならびにキャラクタに対応するバーパターンのパターンコードデータをドットパターンに変換処理してドットイメージデータとしてRAM46のドットイメージメモリ462に記憶させるドットイメージ展開プログラム、ドットイメージデータに対応させてCRTコントローラ56を制御する表示駆動制御プログラム、本発明に特有で後に詳述するバーコード印刷データ作成制御プログラム等が格納されている。
【0020】
RAM46のテキストメモリ461には、キーボード18から入力される文字や記号等に対応するキャラクタコードからなる文書データやキャラクタコードに対応するバーパターンコードからなるバーパターンデータが格納される。RAM46のドットイメージメモリ462には、上述のようにキーボード18から入力されるキャラクタのキャラクタコードデータならびにキャラクタに対応するバーパターンのパターンコードデータをドットパターンに変換処理したドットイメージデータが記憶される。ドキュメント情報メモリ463には、印刷文書名のデータ、テープ幅、テープ色およびテープ種類等のテープ収納カセットCSに関わるデータ等が格納される。さらに、ステータス情報メモリ464には、テーププリンタ12から出力される様々な情報が格納される。
【0021】
次に、テーププリンタ12の制御系について説明する。
制御装置C2は、CPU64、ROM66、RAM68、通信用インタフェース(I/F)70および入出力インタフェース72をバス74で相互に接続した構成で、通信用インタフェース(I/F)70を介して印刷データ作成装置14の制御装置C1に接続されている。ROM66には、通信用インタフェース48、70を介して印刷データ作成装置14との間でデータの送受信を行うための転送制御プログラム、印刷データ作成装置14から送信された印刷用ドットイメージデータに基づいてサーマルヘッド33やテープ送りモータ90を駆動する印刷駆動制御プログラムが格納されている。RAM68には、通信用インタフェース70を介して印刷データ作成装置14から受信した印刷用ドットイメージデータを格納する受信バッファ、ステータス情報を格納するステータスメモリ、装着されているテープ収納カセットCSに関する情報を格納するカセット情報メモリ、印刷用ドットイメージデータを印刷出力形態に展開する印字バッファ、CPU64での演算結果を一時的に格納する各種のメモリなどが設けられている。
【0022】
入出力インタフェース72には、テープ幅センサ76、テープ色センサ78、種類センサ80、カセットスイッチ82およびテープエンドセンサ84が接続されており、制御装置C2はこれらからの信号を読込み可能である。また、入出力インタフェース72には、サーマルヘッド33を駆動するための駆動回路88、テープ送りモータ90を駆動するための駆動回路92およびカッタ駆動モータ94を駆動するための駆動回路96が接続されており、制御装置C2によりサーマルヘッド86、テープ送りモータ90およびカッタ駆動モータ94の稼動を制御できる。
【0023】
次に、印刷データ作成装置14の制御装置C1で実行されるバーコード印刷データ作成制御ルーチンについて図4および図5を参照して説明する。なお、図中Si(i=1,2,3・・・)は各ステップである。
テープ印刷機10の電源がオンされて、図4に示されるバーコード印刷データ作成制御ルーチンを開始すると、制御装置C1は、RAM461〜463をクリアする等のイニシャライズを実行する(S1)。次に、制御装置C1は、キーボード18の文字や記号などの印字可能キーの操作あるいはマウス20を介してのアイコン操作による入力を待つ(S2)。ここでの入力が文字キーによる入力であれば(S2:YES、S3:YES)、制御装置C1は、操作されたキーに対応する文字列のキャラクタコードデータをテキストメモリ461に格納し、後述のバーコード規格の選定、パラメータ項目の設定がなされていれば、この文字列に対応するバーコードシンボル100(102)を、バーコードリーダーでの読取り時に必要とされる余白に対応する表示余白104(106)を備えたバーコードブロック108(110)として、CRT16に表示させる(図8参照)。一方、文字キー入力でなければ(S3:NO)、制御装置C1はバーコードパラメータ設定キーかを判定する(S5)。ここでバーコード設定キーの入力であれば(S5:YES)、制御装置C1はS6に進んで図5に示されるバーコードパラメータ設定サブルーチンを実行する。
【0024】
次に、バーコードパラメータ設定サブルーチンについて説明するが、バーコード規格としてはCODE39とJAN13の2種類のみがあるものとして、説明を簡素化する。
制御装置C1は、バーコードパラメータ設定サブルーチンを開始すると、まず既にバーコード化処理された文字データが無いこと、つまり新規作成であるかを判定する(S20)。ここで、まず新規作成(S20:YES)の場合を説明し、その後に修正(S20:NO)について説明する。
【0025】
制御装置C1は、S20:YESでS21に進むと、操作者によるキーボード18またはマウス20を介してのバーコード規格選定がCODE39であるかを判定し、YESであればCODE39によるバーコードの新規作成に要するパラメータ項目を設定画面1としてCRT16に表示させる(S22)。あるいは、S21:NOであれば、JAN13が選定されたとしてJAN13によるバーコードの新規作成に要するパラメータ項目を設定画面3としてCRT16に表示させる(S23)。
【0026】
図6(a)に示すように、設定画面1においては、「規格」、「幅」、「高さ」、「桁数」、「下部文字」、「配置」、「チェックデジット」のパラメータ項目が2重丸付で表示され、図7(a)に示すように、設定画面3においては、「規格」、「幅」、「高さ」、「下部文字」、「配置」のパラメータ項目が2重丸付で表示される。なお、各パラメータ項目においてデフォルトに設定されている数値等が併せて表示される。また、2重丸付は変更可能を表しており、当然ながら規格自体も変更の対象とされる。
【0027】
設定画面3にては、「桁数」および「チェックデジット」の項目表示がないが、その理由については、以下のパラメータ項目の説明にて述べる。
設定画面1および設定画面3の各パラメータ項目と、その具体的な設定範囲について順に説明すると、規格としては選定されたCODE39またはJAN13が表示される。「幅」は、バーコードシンボルの基本エレメントの印字幅を設定するもので、小、中、大の3種類から選択して設定できる。各印字幅は次のとおりである。
【0028】
小;0.011インチ=0.282mm(2ドット)
中;0.017インチ=0.423mm(3ドット)
大;0.022インチ=0.564mm(4ドット)
なお、各規格における基本エレメント幅(単位:mm)は次のとおりである。
【0029】
Figure 0003627259
上記により明かなように、POSTNETでは印字幅として小を選択することはできない。
【0030】
「高さ」は、バーコードシンボルの印字高さを設定するもので、インチまたはmm単位で設定可能である。「高さ」の最小値は0.13インチ=3.4mmに設定されている。また、最大値はテーププリンタ12に装着されている印刷用テープ25の幅に応じて次のように決定される。
【0031】
Figure 0003627259
ただし、POSTNETでは、バーの印字高さはフルバー(0.125±0.010インチ)とショートバー(0.050±0.010インチ)の2種類に規定されており、本実施例では
フルバー: 0.128インチ=3.175mm
ショートバー: 0.050インチ=1.270mm
に固定されている。
【0032】
「桁数」は、バーコードデータの桁数であり、次のように規格されている。
CODE39 2〜20桁の範囲で任意に設定
I−2/5 4〜22桁の範囲で任意に設定
JAN13 12桁
JAN8 7桁
UPC−A 11桁
UPC−E 6桁
CODE128 2〜20桁の範囲で任意に設定
EAN128 2〜20桁の範囲で任意に設定
POSTNET 6桁、10桁、12桁
JAN13、JAN8、UPC−A、UPC−Eのように桁数が固定されている規格の場合、設定画面3に示されるように「桁数」の項目自体が表示されない。なお、チェックデジット、スタート/ストップキャラクタ等が付加される場合には、印字桁数は上記よりも大きくなる。
【0033】
「下部文字」は、バーコードシンボルの下部にバーコードデータ(文字)を併記するかしないかを「有り」または「無し」で選択できる。
「配置」は、下部文字の配置形式であり、左寄せ、中央寄せ、右寄せまたは均等割付が選択できる。
【0034】
「チェックデジット」は、チェックデジットを付加するか否かの選択であり、チェックデジットの付加が要件とされているバーコード規格(JAN13、JAN8、UPC−A、UPC−E、POSTNET)では、この項目は表示されない。
【0035】
さらに、バイナリレベル型のバーコード規格(CODE39、I−2/5、CODABAR)については、太バーと細バーとの比率もパラメータとして設定可能で、2:1、2.5:1、3:1のいずれかを選択できる。
バーコードパラメータ設定サブルーチンの説明に戻ると、既にバーコード化処理された文字データが有る場合は(S20:NO)、制御装置C1は、S24でバーコード規格がCODE39であるかを判定し、YESであればCODE39によるバーコードの修正可能なパラメータ項目を設定画面2としてCRT16に表示させる(S25)。あるいは、S24:NOであれば、JAN13が選定されたとしてJAN13によるバーコードの修正可能なパラメータ項目を設定画面4としてCRT16に表示させる(S26)。
【0036】
図6(b)に示すように、設定画面2においても設定画面1と同様のパラメータ項目が表示されるが、「規格」および「桁数」には2重丸が付記されておらず設定変更できないことが示されている。図7(b)に示すように、設定画面4においても設定画面3と同様のパラメータ項目が表示されるが、「規格」には2重丸が付記されておらず設定変更できないことが示されている。
【0037】
図5に示すように、制御装置C1は、設定画面1〜4のいずれかをCRT16に表示させた(S22、S23、S25またはS26)後、キーボード18によるキー入力を待ち、キー入力があれば(S27:YES)、次のS28へ進む。S28では、制御装置C1は、キー入力がキャンセルの指令かを判定し、YESであればバーコードパラメータ設定サブルーチンを終えてメインルーチンへリターンする。また、S28においてキャンセルの指令ではないと判定された場合には(S28:NO)、終了の指令かを判定する(S29)。ここで終了の指令と判定されれば、制御装置C1は設定画面1〜4に表示されているパラメータを記憶して(S30)、メインルーチンへリターンする。一方、終了の指令ではない場合(S29:NO)、S31へ進み設定変更が可能なパラメータ項目に関わるキー入力かを判定する。ここで設定変更可能な項目に関わるキー入力であれば(S31:YES)、制御装置C1はこのキー入力に応じてパラメータを変更し、CRT16の表示を変更させて(S32)、S27へ回帰する。一方、設定変更可能な項目に関わるキー入力でなければ(S31:NO)、制御装置C1は、例えばブザによる警報を発して(S33)、S27へ回帰する。
【0038】
ここで、図4に示されるメインルーチンの説明に戻るが、S1〜S6については既に説明したので、S7以下について説明する。
S2における入力が、文字キー入力でなく(S3:NO)、バーコードパラメータ設定キーでもなければ(S5:NO)、制御装置C1は、ブロック選択キーであるかを判定し(S7)、YESであればS8へ進み、NOであればS9へ進む。制御装置C1は、S8においては、カーソルK上にバーコードブロック108、110があるか(図8参照)を判定する。図8に示される状態では、バーコードブロック108がカーソルK上にあるので、S8:YESとなり、制御装置C1はこのバーコードブロック108を選択状態にして(S10)、S2に回帰する。ここで、選択状態にするとは、パラメータの設定変更等の修正の対象とすることである。したがって、このバーコードブロック108を選択状態にして、上述のバーコードパラメータの設定サブルーチンを実行すれば、バーコードブロック108中のバーコードシンボル100(CODE39)について「幅」、「高さ」、「下部文字」、「配置」、「チェックデジット」のパラメータを変更することができる。一方、カーソルK上にバーコードブロックがなければ(S8:NO)、制御装置C1はS2へ回帰する。
【0039】
また、S7:NOでS9に進んだ場合、制御装置C1は入力が全ブロック選択キーによるかを判定し、YESであればCRT16に表示されている全てのバーコードブロックを選択状態にして(S11)、S2に回帰する。図8に示される例では、CODE39によるバーコードブロック108とJAN13によるバーコードブロック110の両方が選択状態にされる。この場合、例えば「高さ」等の共通のパラメータ項目については、1回の入力操作で両方を同時に設定変更できる。つまり、異なる規格に従うバーコードシンボル100、102を同時に編集、修正できる。このため、例えば1個の商品に2種類以上のバーコードを貼付する場合等には、便利である。
【0040】
さらに、S9:NOの場合には、制御装置C1は、その入力に応じたキー処理を実行してS2に回帰する。
以上、バーコード印刷データ作成制御ルーチンをほぼステップ順にしたがって説明したが、具体的な操作手順に従って要約すると、イニシャライズ(S1)に続いてバーコード規格の選定とパラメータ項目の設定がなされる(バーコードパラメータ設定サブルーチン)。次に、バーコード化すべき文字が入力されると(S2:YES、S3:YES)、バーコードブロック108、110がCRT16に表示される(S4)。この状態で個別のブロック選択(S7:YES、S8:YES、S10)または全ブロック選択(S7:NO、S9:YES、S11)し、バーコードパラメータ設定サブルーチンを実行させれば、規格および新規設定時のパラメータ設定に応じて変更可能なパラメータ項目がCRT16に表示される。操作者が表示されたパラメータ項目を設定変更することで、これら以外のパラメータ項目の設定を指示することは回避され、操作性は向上する。しかも、変更不可能とされているパラメータ項目に関わる入力があった場合には、制御装置C1はこの様な入力を受け入れずに、警報を発するので(S31:NO、S33)、誤入力も防止される。
【0041】
この実施例のテープ印刷機10は、上述のように作動するが、このテープ印刷機10においては、キーボード18およびマウス20が入力手段に相当し、制御本体部22の制御装置C1が、規格記憶手段、データ作成手段、データ記憶手段、出力手段、設定指示選択手段としての機能を備えている。
【0042】
上記の例では、バーコード規格としてCODE39とJAN13との2種類を選択可能として説明したが、あくまでも説明を簡素化するための措置であり、例えばS21およびS24における処理を、バーコード規格の一覧表示による選択とすれば、上述した各種のバーコード規格を対象とできることは言うまでもない。
【0043】
なお、この実施例のテープ印刷機10は、バーコードの印刷以外にも使用可能であり、入力された文字や記号を、バーコード化せずに、そのまま文字や記号として印刷することもできる。
以上、実施例に従って、本発明について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載のバーコード印刷データ作成装置によれば、修正時には、再設定不可と規定されたパラメータ項目を変更する設定指示を受け入れないので、既に入力または作成されたデータの重要部分、例えば文字列を抹消するような修正操作は回避され、操作性は向上する。
【0045】
請求項2記載のバーコード印刷データ作成装置によれば、請求項1記載の構成によると同様の効果を得られる他に、設定可能なパラメータ項目が表示されるので、これらを確認しながら設定でき、これら以外のパラメータ項目を設定指示することは回避されるので、操作性は一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のテープ印刷機の概要の説明図である。
【図2】実施例のテープ印刷機のテーププリンタに内蔵される印刷機構の概要お説明図である。
【図3】実施例のテープ印刷機の制御系のブロック図である。
【図4】実施例のテープ印刷機で実行されるバーコード印刷データ作成制御ルーチンのフローチャートである。
【図5】実施例のテープ印刷機で実行されるバーコードパラメータ設定サブルーチンのフローチャートである。
【図6】CODE39におけるパラメータ設定画面の説明図であり、図6(a)は新規作成時の設定画面を、図6(b)は修正時の設定画面を表す。
【図7】JAN13におけるパラメータ設定画面の説明図であり、図7(a)は新規作成時の設定画面を、図7(b)は修正時の設定画面を表す。
【図8】実施例のテープ印刷機のCRTに表示されるバーコードブロックを一例を示す説明図である。
【図9】本発明のバーコード印刷データ作成装置の構成を例示するブロック図である。
【符号の説明】
10・・・テープ印刷機、12・・・テーププリンタ、14・・・印刷データ作成装置(バーコード印刷データ作成装置)、16・・・CRT(表示手段)、18・・・キーボード(入力手段)、20・・・マウス(入力手段)、22・・・制御本体部、C1・・・制御装置、25・・・印刷用テープ、100、102・・・バーコードシンボル、108、110・・・バーコードブロック、CS・・・テープ収納カセット、PM・・・印刷機構。

Claims (2)

  1. 文字および種々の指令を入力するための入力手段と、バーコードの規格に関わる規格データを記憶する規格記憶手段と、前記入力手段を介して指定された前記規格に対応する前記規格データを前記規格記憶手段から読み取って、前記入力手段から入力される文字列および該規格データにより設定を要求されるパラメータ項目についての前記入力手段からの設定指示に従ってバーコードデータを作成するデータ作成手段と、前記バーコードデータを記憶するデータ記憶手段と、前記バーコードデータを印刷用ドットデータに変換して出力する出力手段とを備えるバーコード印刷データ作成装置において、
    前記バーコードデータが新規作成であるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により新規作成であると判定されると前記入力手段からの設定指示を前記パラメータ項目の全てについて受け入れ、前記判定手段により新規作成でないと判定されると予め再設定可能と規定された前記パラメータ項目についてのみ前記設定指示を受け入れる設定指示選択手段
    を設けたことを特徴とするバーコード印刷データ作成装置。
  2. 前記バーコードデータの新規作成時には全ての前記パラメータ項目を表示し、前記作成されたバーコードデータの修正時には前記再設定可能と規定されたパラメータ項目のみを表示する表示手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のバーコード印刷データ作成装置。
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