JP3623874B2 - テープ巻き糸束製造方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外周にテープを巻き付けた糸束を作る方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
糸束を作る場合、図1に示すような糸1を束にして糸束2を作り、束にした糸がほぐれないように外周を紙等で巻くことが必要である。従来このような糸を束にし、糸束を作り、外周にテープを巻く作業においては、多角形の糸車に糸を巻き付け、束にし、束にした直線状の部分に人手により紙を巻き付け、切断することで糸束を作ることが行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような糸束を作る方法では、紙等を糸束に人手で巻き付けるため、糸を束ねる巻取り輪の形状を多角形にし、直線部の糸束に四角い紙等を巻き付け、テープで留め、紙を巻いていない直線部を切断するため、多角形の紙等を巻き付けない部分では、糸束として活用できず無駄になる部分が生じていた。また、人手で巻き付けるため連続して生産される糸の場合、連続して作業を行うことが必要であり、夜間作業等も必要となる過酷な作業であった。
本発明が解決しようとする課題は、切断する作業を自動的に連続して行うことが可能であり、糸束の全てを無駄にすることなく完成品として製品とすることが可能で、また人手作業による部分を極力少なくした糸束テープ製造方法及び装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の第1のテープ巻き糸束製造方法は、糸を巻取り輪に規定数巻き付けて糸束を作り、この糸束を前記巻取り輪より解きながら糸束の外周にテープを連続してスパイラル状に巻き付け、テープの上にテープ留めテープを貼り付け、規定の長さに切断して外周にテープを巻き付けた糸束を作るものである。
この第1の方法を実施するためのテープ巻き糸束製造装置は、糸製造装置から送られてくる糸を巻き取る巻取り輪と、この巻取り輪に必要本数巻き取られた輪状の糸束の一箇所を切断する切断装置と、前記巻取り輪より切断されて解かれた糸束にテープをスパイラル状に連続して巻き付けていくテープ巻き装置と、スパイラル状に巻き付けられたテープが糸束を切断したときに解けないように、スパイラル状に巻き付けられたテープ上に糸束長手方向にテープ留めテープを貼り付けていくテープ留めテープ貼り付け装置と、前記巻取り輪に巻き付けた糸束を解き、テープを巻き付けていくために前記テープ巻き装置の中を通して、糸束先端を固定し引っ張っていく引っ張り装置と、前記糸束を搬送する糸束搬送装置と、テープをスパイラル状に巻き付けた糸束を規定の寸法に切断する糸束切断装置とを備えたものである。
【0005】
本発明の第2の方法は、糸を巻取り輪に規定数巻き付けて糸束を作り、この糸束を巻取り輪より一旦解き外した後、糸束の外周にテープを連続してスパイラル状に巻き付け、テープの上にテープ留めテープを貼り付け、規定の長さに切断して外周にテープを巻き付けた糸束を作るものである。
この第2の方法を実施するためのテープ巻き糸束製造装置は、糸製造装置から送られてくる糸を巻き取る巻取り輪と、この巻取り輪に必要本数巻き取られた輪状の糸束の一箇所を切断する切断装置と、前記巻取り輪より切断して解かれた糸束にテープをスパイラル状に連続して巻き付けていく、走行台上を移動するテープ巻き装置と、スパイラル状に巻き付けられたテープが糸束を切断したときに解けないように、スパイラル状に巻き付けられたテープ上に糸束長手方向にテープ留めテープを貼り付けていく、前記テープ巻き装置の後を同時に移動していくテープ留めテープ貼り付け装置と、前記巻取り輪に巻き付けた糸束を解き、テープを巻き付けていくために前記テープ巻き装置の中を通して、糸束先端を固定し引っ張っていく引っ張り装置と、前記巻取り輪より解き外した糸束の終端をエアーによる吸引で固定する吸引ガイドと、前記巻取り輪より解き外した糸束に前記テープ巻き付け装置がテープを巻ながら移動していくときにテープ巻き付け装置と干渉しないように糸束をセットする糸束支え装置と、テープをスパイラル状に巻き付けた糸束を規定の寸法に切断する切断装置とを備えたものである。
【0006】
また、本発明のテープ巻き糸束製造装置は、多角形の巻き取り輪を設け、前記巻き取り輪に糸等を規定の回数巻き付け糸束を作り、前記巻き取り輪内の多角形の一辺でその長さに相当する平らな紙等を糸束外周に巻き付け、粘着テープ等で紙の合わせ目を固定することにより紙巻き糸束を作り、この糸束をピッチ送りして解きながら切断して、一個毎の紙巻き糸束を製作するため、糸製造装置から送られてくる糸を多角形に巻き取る巻き取り輪と、この巻き取り輪に必要本数巻き取られた多角形の糸束の一箇所を切断する切断装置と、前記多角形の一辺に相当する糸束の外周に、前記多角形の一辺に相当する幅の平らな紙等を巻き付ける紙巻き装置と、前記紙等が巻かれた糸束に固定テープを巻き付けるテープ巻き装置と、前記巻取り輪より解かれた糸束を搬送する糸束搬送装置と、紙及びテープが巻き付かれた糸束を規定の寸法に切断する糸束切断装置とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に従って説明する。
図2は本発明の第1実施例の装置全体の構成図である。図中、1は糸製造装置より送られてくる糸であり、この糸を束ねて糸束2とする。3は巻取り輪であり、本実施例では3−1,3−2のように左右2台設置されていて、糸ガイド装置12により導かれた糸1は、巻取り輪3−1または3−2に交互に巻き取られる。巻取り輪3では糸1を必要な本数だけこの巻取り輪3に巻き付けて束を作る。4は切断装置であり、巻取り輪3に巻き取られた糸束2を解きながらテープを巻き付けるために、巻取り輪3に巻き取られ円形状になった糸束2を巻取り輪3内で切断するものである。5はテープ巻き装置であり、巻取り輪3より切断して解かれた糸束2にテープをスパイラル状に連続して巻き付けていくものである。6はテープ留めテープ貼り付け装置であり、スパイラル状に巻き付けられたテープが糸束2を切断したときに解けないように、スパイラル状に巻き付けられたテープに糸束長手方向に貼り付けていくものである。7は引っ張り装置であり、巻取り輪3に巻き付けた糸束2を解き、テープを巻き付けていくためにテープ巻き装置5の中を通して、糸束先端を固定し引っ張っていくものである。9は切断装置であり、テープをスパイラル状に巻き付けた糸束を規定の寸法に切断するものである。8は送り出し装置であり、糸束を搬送するものである。10はロボットであり、切断した糸束をつかみストック箱11に積み込むものである。
【0009】
以下、各装置部分について実施の形態を説明する。
(1)巻取り輪装置部分
図3は巻取り輪装置部分を示すもので、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。図3において、糸1は糸ガイド装置12により導かれ、巻取り輪3−1または3−2に交互に巻き取られる。3−5は巻取り輪3−1,3−2を支える架台、3−6は巻取り輪3−1,3−2を駆動する駆動部である。
糸を巻取り輪3−1,3−2に巻き付ける時、糸の始端、終端を固定する機構を図4に示す。図4(a)は巻取り輪3−1の規定巻取りが終了した後、巻取り輪3−1に糸1を移動して巻き付ける状態を示したもので、糸ガイド装置12により移動された糸1が巻取り輪始端掛け部3−8に引っ掛けられ巻取り輪3−2に巻き取られ始める。そしてこのとき巻取り輪3−1と巻取り輪3−2との間で、糸1は始端固定部3−7に取り付けられた切断装置(図示せず)にて切断されると同時に、巻き始端は、巻取り輪3−2に、始端固定装置3−7により固定される。巻取り輪3−2に始端が固定された状態を図4(b)に示す。図4(c)は巻取り輪3−2に規定の巻き数だけ糸が巻かれた後に巻取り輪3−1に巻きを移動させる時の終端固定の状態を示したもので、糸1は糸ガイド装置12により巻取り輪3−2の終端掛け部3−10に引っ掛けられ、巻取り輪3−1側に移動する。移動すると同時に終端固定装置3−9の切断装置(図示せず)により糸1が切断され、終端は巻取り輪3−2に終端固定装置3−9により固定される。同時に、巻取り輪3−1の終端固定装置(図示せず)により巻取り輪3−1に始端が固定される。このように巻取り輪3−1,3−2の各々で糸の巻き取り、巻き終わりの糸端の処理が、図には一部のみ示すが、始端、終端固定装置3−7,3−9により自動的に固定が行われる。
【0010】
(2)巻取り輪糸切断装置部分
図5は巻取り輪糸切断装置の部分を示すものであり、図5(a)において、巻取り輪3−1に糸1が規定回数巻き取られた後、巻取り輪3−1は糸束切断部3−3が切断装置部4に位置するように停止される。糸束切断部3−3の糸にクランプ3−5が糸束切断部3−3を挟んで取り付けられる。クランプ3−5は糸束2の外周を堅固に縛るようにして、人手により取り付けられる。2つのクランプ3−5が堅固に取り付けられた間に切断装置4の切断刃4−1が上昇し糸束2を切断する。糸束2が切断された後、糸束2を引き出す側のクランプ3−5にクランプ工具7−1が取り付けられ、引っ張りワイヤー7−2により引っ張られ、巻取り車3−1より糸束2が解かれる。このとき、もう一方の糸束端クランプ3−5は巻取り輪3−1側に装置(図示せず)により固定される。このような糸端クランプ工程を図5(b)に、糸端クランプ引っ張り工程を図5(c)に示す。
【0011】
(3)テープ巻き、テープ留めテープ貼り装置部分
図6にテープ巻き、テープ留めテープ貼り装置部分の詳細を示す。図7((a)は正面図、(b)は側面図)にテープ巻き部分の動作説明の詳細図を、図8((a)は拡大正面図、(b)は糸束の断面図)にテープ留めテープ貼り部分の動作説明詳細図をそれぞれ示す。
これらの図において、糸束2は糸束2の始端に固定されたクランプ3−5に固定されたクランプ工具7−1と引っ張りワイヤー7−2によってテープ巻き装置5の中を引っ張られる。このとき、糸束には巻取り輪3の駆動装置部(図示せず)の引っ張り力制御装置と引っ張り装置7により規定の一定引っ張り力が加わるように制御されている。一定の引っ張り力で引っ張られた糸束2は、巻取り装置5の間を通る時テープ5−1がスパイラル状に連続して巻かれる。
【0012】
テープ巻き装置5の動作を図7に示す。図において、糸束2に巻き付けるテープ5−1がテープ保持具5−2により回転ドラム5−3に取り付けられ、回転ドラム5−3は固定ドラム5−4にガイドされ駆動装置5−5により糸束2を中心として回転される。糸束2にテープ端5−1を人手により固定し、糸束2を引っ張り装置7により一定速度で引っ張りながら回転ドラム5−3を回転させることでテープ5−1は糸束2外周にスパイラル状に巻き付けられる。糸束2に巻き付けるテープ5−1の重なり程度等は糸束2を移動させる速度により適当に制御される。このように糸束2は、巻取り輪3より一定の引っ張り力で引っ張られ解かれながらテープ5−1が連続してスパイラル状に外周に巻き付けられる。テープ5−1が外周にスパイラル状に巻かれた糸束2は最後に切断されるが、切断された時、テープ5−1が解けないようにテープ留めテープを固定することが必要となる。図8に、このテープ留めテープ6−1を貼り付けるテープ留めテープ貼り装置6の動作の説明を示す。図において、6−1はテープ留めテープで、糸束2外周に巻かれたテープ5−1の上にテープ押さえ6−2により押しつけられ貼り付けられる。テープ留めテープ6−1は接着剤の付いたテープで、糸束2が移動しながら連続して巻き付けられるテープ5−1上に連続して貼り付けられていく。テープ留めテープ6−1を糸束外周に貼り付ける箇所は、必要に応じて数ヵ所貼り付けられる。図8では糸束2外周の4か所に貼り付けられている。
【0013】
(4)糸束切断装置部分
巻取り輪3より解かれた糸束2全部の外周にスパイラル状にテープ5−1が巻き付けられ、テープ留めテープ6−1で固定された後、糸束2は送り出し装置8により順次切断装置部分に送り出される。図9に切断装置9により切断される状態を示す。図9において、9−1は糸束を切断する切断刃9、9−2は糸束2の切断寸法を決める位置決めストッパーである。図において、切断刃9−1は刃物状のものを図示しているが、レーザ等による切断手段も使用できる。糸束2は送りローラ8−1により切断装置9側に順次送られ、ストッパー9−2にて位置決めされて切断刃9−1により切断される。図10にこの装置により、規定の糸を束ねた糸束2にテープ5−1がスパイラル状に巻かれ、テープ留めテープ6−1で外周を固定され、規定の長さに切断された完成糸束を示す。
【0014】
図11は本発明の第2実施例の構成図であり、図2に示した第1実施例と相違する構成を以下に説明する。
テープ巻き装置5は、巻取り輪3−1,3−2より切断して解かれた糸束2に、テープ5−1をスパイラル状に連続して巻き付けていくものである。テープ巻き装置5はセットされた糸束2に沿って移動していきながらテープ5−1を巻き付けるために、走行台34上を走行台車33により移動していくようになっている。
テープ留めテープ貼り装置6は、スパイラル状に巻き付けられたテープ5−1が糸束2を切断したときに解けないように、スパイラル状に巻き付けられたテープ5−1上にテープ留めテープ6−1を糸束2の長手方向に貼り付けていく装置である。このテープ留めテープ貼り装置6は、テープ巻き装置5の後を同時に移動していくよう、走行台車33上に取り付けられている。
【0015】
引っ張り装置7は、巻取り輪3−1,3−2に巻き付けた糸束2を解き、テープ5−1を巻き付けていくためにテープ巻き装置5の中を通して、糸束2先端を固定し引っ張っていくものである。糸束吸引ガイド32は、巻取り輪3−1,3−2より解き外した糸束2の終端を固定するものであり、エアーによる吸引で糸束終端を吸い込むような形態で固定し、図示していないエアー吸引装置により糸束終端を吸い込む方向に固定する。
糸束支え装置31は、巻取り輪3−1,3−2より解き外した糸束2をこの上にセットし、テープ巻き装置5がテープを巻きながら移動していく場合、テープ巻き装置5と干渉しないように下部に下降する構造になっている。
切断装置9は、テープ5−1をスパイラル状に巻き付けた糸束2を規定の寸法に切断するものである。送り出し装置8は、糸束2を搬送する装置である。ロボット10は、切断した糸束をつかみストック箱に積み込むものである。
【0016】
以下、各装置部分について実施の形態を説明する。
(1)巻取り輪装置部分
この部分は図2に示した第1実施例と同様であるので説明を省略する。
(2)巻取り輪糸切断装置部分
糸束が切断されるまでは第1実施例の図5に関する説明と同様であるので説明を省略する。
切断後、糸束2は引っ張り装置7により引っ張り、巻取り輪3−1,3−2より解き外していく。糸束2を巻取り輪3−1,3−2より解き外したときの終端部は、図12に示すように、糸束吸引ガイド32の中にクランプ3−5を取り外しセットされる。糸束吸引ガイド32は図示していないエアー吸引装置により吸引する構造となっており、糸束2をセットした場合、糸束終端を吸引する方向で固定する。糸束終端は特に機械的にクランプしていないためエアー吸引装置により吸引する構造となっており、糸束2をセットした場合、糸束終端を吸引する方向で固定する。糸束終端は特に機械的にクランプしていないためエアーの吸引により糸束長手方向にフリーの状態で糸束2に張力をかけた状態で固定された状態を保つ。糸束2は引っ張り装置7により巻取り輪3−1,3−2より解き外され、糸束支え装置31上に支えられた状態で置かれる。
【0017】
(3)テープ巻き、テープ留めテープ貼り装置部分
図12にテープ巻き、テープ留めテープ貼り装置部分の詳細を示す。図7にテープ巻き部分の動作説明の詳細図を、図8にテープ留めテープ貼り部分の動作説明詳細図をそれぞれ示す。
これらの図において、糸束2は糸束支え装置31上に引っ張り装置7により始端をクランプされて引っ張られ、終端を糸束吸引装置32により引っ張られ張力制御してセットされている。この状態の糸束2にテープ巻き装置5が移動しながらテープ5−1をスパイラル上に巻き付けていく。テープ5−1の巻き付け動作と巻き付けたテープを留めるテープ留めテープ6−1の貼り動作は第1実施例と同様である。図7、図8に詳細動作説明図を示す。
糸束2にテープ5−1を巻き付けていく場合、糸束2は糸束支え装置31にて支えられているが、テープ巻き装置5が移動していく過程で糸束支え装置31と干渉しないように、糸束支え装置31は図12において一部断面にて示しているように、テープ巻き装置5が移動するにつれて走行台34より下に移動する構造となっている。そして走行台車33が移動した後、再び上昇して糸束2を支える構造となっている。糸束支え装置31は円形の糸束2を支えるため表面構造は中凹状態のローラ等の形状としている。
【0018】
(4)糸束切断装置部分
この部分の動作は第1実施例と同様であるので、説明を省略する。
本第2実施例では、第1実施例に比較して、巻取り輪3−1,3−2全周に巻き取られた糸束2を全部解いた後にテープ巻きを行うために、次のような利点がある。
すなわち、巻取り輪3に糸1を巻き付けた場合、図13において、巻取り輪3に巻かれた糸束2の内径側と外径側では円周長さが異なるため、糸束2両端を固定して巻取り輪3より解いた場合、糸束2に「たるみ」が生じる。本実施例では糸束2を巻取り輪3より一度に全部解き、終端はエアーによる吸引でフリーの状態で固定するため、内外径の差による糸束の「たるみ」は生じない。このため糸束2の外径を精度よくテープを巻き付けていくことが可能である。
糸束を作る場合、図14に示すような糸1等を束にして糸束2を作り、束にした糸がほぐれないように外周を紙30等で糸束長さより短い状態で巻き、固定テープで止めることが必要な場合が生じる。前掲の第1及び第2実施例では、紙を巻いた糸束を紙と一緒に切断するため、図14に示すような、糸束2より紙30の長さが短い紙巻きはできない。
このような糸束を作るためには、紙等を人手にて巻き付ける方法が一般的に行われていた。人手作業では、24時間連続して生産される糸の場合、連続して作業を行うことが必要であり夜間作業等も必要となる極めて煩わしい作業であった。
【0019】
本発明の第3実施例は、糸を多角形の巻き取り輪に連続して巻き付け、糸束を作り、巻き取った巻取り輪内で平たい紙を一枚ずつ巻き付け、粘着テープ等で固定し、必要長さに切断することで紙巻き糸束を作るようにしたものである。
以下本発明の第3実施を図に従って説明する。図15は本発明の装置全体の構成図である。図で1は糸製造装置より送られてくる糸でこの糸を束ねて糸束2とする。3は巻き取り輪で、図では左右A,B2台設置されている。巻き取り輪3では糸1を必要な本数だけこの巻き取り輪3に巻き付けて束を作る。4は切断装置で、巻き取り輪3に巻き取られた糸束を解いて行くために、糸束を巻き取り輪内で切断する装置である。5は紙巻き装置で、紙供給装置より送られた紙を糸束に巻き付ける装置である。6は糸束を引っ張り解いていく糸束搬送装置、7は糸束を切断する時にクランプするクランプ装置、8は紙巻き後に切断する切断装置である。10は切断した糸束を取り出すハンドリングロボット、11は糸束をストックする箱であり、切断したものをストックしていく。
【0020】
以下各装置部分について実施の形態を説明する。
・巻き取り輪装置部分
図16に巻き取り輪構造を示す。糸巻き輪の糸渡り部説明図を図17に示す。
図に示すように糸巻輪3A,Bがそれぞれ架台3−6に取り付けられ駆動装置3−5により駆動される。図では糸巻輪Aに規定の回数だけ糸を巻きおわり、糸巻輪Bに糸を移して糸巻輪Bに巻き付けていく状態を示している。糸巻輪には糸受け3−1が多角形状に設けられてあり規定回数の糸を糸受け3−1に巻き付けることで糸束が作られる。糸1は糸ガイド装置12を通して連続して供給されるもので、糸巻き輪Aに巻き終わった糸は、糸ガイド装置12により糸巻輪Bの方向に移動される。糸1は糸ガイド装置12により移動されるため巻き取り輪Aより巻き取り輪Bに渡り、それぞれ糸端固定装置3−7により糸巻き輪に固定され、図示していない切断装置により糸端固定装置3−7部にて切断される。
【0021】
・糸束切断部
糸巻き輪3に糸1を規定回数巻き付け糸束2を作ったものに紙を巻き付け切断していく。糸束を切断する工程を図18〜図24により説明する。
糸巻き輪3に糸を巻き終わった状態を図18に示す。図18において糸巻き輪に設けられた糸束固定爪3−2により糸束を掴み固定する。糸束固定爪3−2は図20に別の装置の説明図として示す爪形状と同じ様な形状をしており糸束を掴み固定することができる。糸束固定爪3−2にて糸束を掴むと同時に、糸束搬送装置6に設けられた糸束掴み爪6−1(イ)が上昇し、糸束固定爪3−2で掴んだ位置と切断部分を挟んで糸束を掴む。糸束固定爪3−2と糸束掴み爪6−1(イ)にて糸束を掴みその間の糸束を切断装置4にて切断する。切断装置4は図18では向こう側より手前側に移動する鋸刃等により構成されている。
糸束を切断装置4で切断すると同時に紙巻き装置5にて紙が巻かれる(紙巻き工程は別途説明する)。切断装置4にて切断された糸束は、掴み爪6−1(イ)にて掴んだ状態で搬送装置6が図で右側方向に移動する。搬送装置6が移動する速度と同期して糸巻輪3は糸束を解く方向に回転し、糸束は掴み爪6−1(イ)で糸束端部を掴んだ状態で搬送装置6が移動して糸束を図で右方向に移動する。その状態を図19に示す。図19で糸束搬送装置6は送り装置6−3により搬送され糸束クランプ装置7が糸束端部を掴める位置まで搬送される。糸束クランプ装置7にて糸束をクランプした状態を図19に示す。糸束搬送装置6とそれに取り付けられた糸束掴み爪6−1(イ)、糸束掴み爪6−2(ロ)の構成を図20に示す。糸束搬送装置6は送り装置6−3により搬送され6に取り付けられた糸束掴み爪6−2,6−3は上下方向に移動すると共に、爪にて糸束を掴み固定する構造になっている。又糸束クランプ装置7構造を図21に示す。糸束を掴み固定する爪と前後に移動できる駆動装置7−1により構成されており、6−1で掴んだ糸束が搬送されてきた場合駆動装置7−1により糸束クランプ装置7が前進し糸束を掴み固定する。
【0022】
糸束クランプ装置7にて糸束を掴んだ後、糸束掴み爪6−1は糸束掴みを開放し、下に下がり図で左側に糸束搬送装置6により移動する。糸束掴み爪6−1(イ)と糸束掴み爪6−1(ロ)の間隔は糸束の紙を巻いた長さにセットされており、左に移動した後上昇し糸束掴み爪6−2(ロ)が糸束クランプ装置7で掴んだ左側を切断装置8で切断する間隔を空けて掴み、同時に掴み爪6−1(イ)は糸束長さだけ左側の糸束を掴む。この状態を図22に示す。糸束クランプ装置7と掴み爪6−2(右)で掴んだ間の糸束を切断装置8の鋸刃状の刃物等で構成された切断装置にて切断される。これにより糸束の端部が切断される。
次に糸束搬送装置6は、掴み爪6−1,6−2にて糸束を掴んだ状態で、糸巻輪3の糸束を解く方向と同じ速度で右方向に7クランプ装置が掴み爪6−1(イ)の右側を切断装置8で切断する長さだけ空けた位置を掴む位置まで移動する。その状態を図23に示す。図23でクランプ装置7と掴み爪6−1(イ)で掴んだ間の糸束を切断装置8で切断する。
糸束を切断後、掴み爪6−1(イ)、掴み爪6−2(ロ)は糸束を開放し下に降下し左方向に移動する。この時切断した糸束をささえ搬送する搬送装置9が糸束を支える状態にセットされる。左方向に移動した掴み爪6−1(イ)、6−2(ロ)は、上昇し糸束を掴み爪6−2(ロ)がクランプ装置7で掴んだ位置から切断装置8で切断する長さだけ空けて掴む位置を掴む。その状態を図24に示す。図24で糸束クランプ装置7と掴み爪6−2(ロ)で掴んだ間の糸束を切断装置8にて切断する。その時搬送装置9がセットされ切断された糸束は搬送装置9にて搬送される。
【0023】
・紙巻き工程
紙巻き工程装置の説明図を図25、紙巻き工程説明を図26、テープ固定装置説明を図27,図28に示す。
図25,図26,図27,図28により紙巻き工程を説明する。糸束に巻き付ける紙30は紙ストッカー5−5にストックされ、紙搬送装置5−6にて吸着等により一枚ずつ紙送りコンベア5−4に送られ紙送りコンベア5−4により紙受け5−3に送り出し、紙受け5−3端部に設けられたストッパーまで送られ、糸束下部に位置決めセットされる。糸束2の下部に位置決めされた平紙30は紙巻き爪にて糸束に巻き付けられる。
その手順を図26にて説明する。図において紙巻き爪5−1(左)と紙巻き爪5−2(右)はそれぞれ爪駆動装置5−6にて糸束外径に沿って紙を押しつける様に駆動される。図26で(イ)は平紙30が糸束2下部に位置決めさセットされたもので、この状態で紙巻き爪5−1(左)が駆動され紙30を糸束2外周に巻き付ける。その状態を図26(ロ)に示す。次に紙巻き爪5−2(右)が駆動され紙30を糸束2に巻き付ける。紙巻き爪5−1,5−2は図25に示すように互い違いに設けられているため紙30は端部を重ね合わせて糸束2に巻き付けることが可能である。紙巻き爪5−1,5−2にて糸束2に紙を巻き付けた状態を図26(ハ)に示す。
【0024】
紙巻き爪5−1,5−2にて糸束2に紙を巻き付け、紙巻き爪で紙を巻き付けた状態で、粘着テープ20等で紙端部に貼り付け固定する。その状態を図27,図28に示す。糸束2に紙30を巻き付け成形爪で押しつけた状態で、固定テープ20を紙30の合わせ目位置に送り出し、押し付けローラ5−10にて紙30合わせ目を固定テープ20で固定する。固定テープ20は粘着テープであり、紙30合わせ目に貼り付け固定する。固定テープ20が紙30合わせ目に固定された後、切断装置5−11にて固定テープは切断される。図28に固定テープ20で紙30合わせ目を固定し、切断装置5−10にてテープを切断している状態を示す。図27は紙30を糸束に巻き付け、固定テープ20にて紙30の端部の合わせ目を固定した状態を示す。
図15において、固定テープにて固定された紙巻き糸束は先に説明した切断工程にて糸束として一個ずつ切断され搬送装置9にて送られハンドリングロボット10等によりストック箱11等にストックされる。
以上示したように、この第3実施例によれば、必要な数の糸を多角形の糸束巻き輪に巻き付け糸束とし、巻き取り輪内で糸束外周に平紙を巻き付け、粘着テープ等で固定し、規定の寸法に切断する作業を連続して行うことで紙巻き糸束を全自動にて生産することが可能となった。
ところで、前記の第3実施例の装置による、多角形の巻き取り輪内で紙を巻き付け一ピッチづつ送りながら切断して紙巻き糸束を製造する方法では、糸束を糸巻輪より解いていくための搬送装置が必要で、複雑な往復動作により糸束を1ピッチつ解いていくことが必要である等複雑な機構が必要であった。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、必要な数の糸を束ねて糸束とし、連続して糸束の外周にテープを巻き付け、テープ留めテープによりテープを固定し、規定の寸法に切断するという作業を、自動的に連続して行うことが可能であり、糸束の全てを無駄にすることなく完成品として製品とすることが可能で、また人手作業による部分を極力少なくした自動化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】糸と糸束の説明図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る装置の全体構成図である。
【図3】本発明の巻取り輪部分の詳細説明図である。
【図4】本発明の巻取り輪への巻取り始端、終端処理動作説明図である。
【図5】本発明の巻取り輪糸束切断動作説明図である。
【図6】本発明のテープ巻き、テープ留めテープ貼り装置の説明図である。
【図7】本発明のテープ巻き装置動作説明図である
【図8】本発明のテープ留めテープ貼り動作説明図である。
【図9】本発明のテープ巻き糸束切断動作説明図である。
【図10】本発明の装置により製作した糸束完成図である。
【図11】本発明の第2実施例に係る装置の全体構成図である。
【図12】本発明の第2実施例におけるテープ巻き、テープ留めテープ貼り装置の説明図である。
【図13】糸束の「たるみ」を説明する説明図である。
【図14】糸と糸束の説明図である。
【図15】本発明第3実施例の装置の全体構成図である。
【図16】第3実施例の巻き取り輪部分の詳細説明図である。
【図17】第3実施例の巻き取り輪への巻き取り始端、終端処理動作説明図である。
【図18】第3実施例の巻き取り輪糸束切断動作説明図である。
【図19】第3実施例の糸束搬送工程説明図である。
【図20】第3実施例の糸束搬送装置説明図である。
【図21】第3実施例の糸束クランプ装置説明図である。
【図22】第3実施例の糸束搬送装置説明図である。
【図23】第3実施例の糸束搬送装置説明図である。
【図24】第3実施例の糸束搬送装置説明図である。
【図25】第3実施例の糸束平紙巻き装置説明図である。
【図26】第3実施例の糸束平紙巻き工程説明図である。
【図27】第3実施例の糸束平紙巻きテープ固定説明図である。
【図28】第3実施例の糸束平紙巻きテープ固定説明図である。
Claims (5)
- 糸を巻取り輪に規定数巻き付けて糸束を作り、この糸束を前記巻取り輪より解きながら糸束の外周にテープを連続してスパイラル状に巻き付け、テープの上にテープ留めテープを貼り付け、規定の長さに切断して、外周にテープを巻き付けた糸束を作ることを特徴とするテープ巻き糸束製造方法。
- 糸製造装置から送られてくる糸を巻き取る巻取り輪と、この巻取り輪に必要本数巻き取られた輪状の糸束の一箇所を切断する切断装置と、前記巻取り輪より切断されて解かれた糸束にテープをスパイラル状に連続して巻き付けていくテープ巻き装置と、スパイラル状に巻き付けられたテープが糸束を切断したときに解けないように、スパイラル状に巻き付けられたテープ上に糸束長手方向にテープ留めテープを貼り付けていくテープ留めテープ貼り付け装置と、前記巻取り輪に巻き付けた糸束を解き、テープを巻き付けていくために前記テープ巻き装置の中を通して、糸束先端を固定し引っ張っていく引っ張り装置と、前記糸束を搬送する糸束搬送装置と、テープをスパイラル状に巻き付けた糸束を規定の寸法に切断する糸束切断装置とを備えたことを特徴とするテープ巻き糸束製造装置。
- 糸を巻取り輪に規定数巻き付けて糸束を作り、この糸束を巻取り輪より一旦解き外した後、糸束の外周にテープを連続してスパイラル状に巻き付け、テープの上にテープ留めテープを貼り付け、規定の長さに切断して、外周にテープを巻き付けた糸束を作ることを特徴とするテープ巻き糸束製造方法。
- 糸製造装置から送られてくる糸を巻き取る巻取り輪と、この巻取り輪に必要本数巻き取られた輪状の糸束の一箇所を切断する切断装置と、前記巻取り輪より切断して解かれた糸束にテープをスパイラル状に連続して巻き付けていく、走行台上を移動するテープ巻き装置と、スパイラル状に巻き付けられたテープが糸束を切断したときに解けないように、スパイラル状に巻き付けられたテープ上に糸束長手方向にテープ留めテープを貼り付けていく、前記テープ巻き装置の後を同時に移動していくテープ留めテープ貼り付け装置と、前記巻取り輪に巻き付けた糸束を解き、テープを巻き付けていくために前記テープ巻き装置の中を通して、糸束先端を固定し引っ張っていく引っ張り装置と、前記巻取り輪より解き外した糸束の終端をエアーによる吸引で固定する吸引ガイドと、前記巻取り輪より解き外した糸束に前記テープ巻き付け装置がテープを巻ながら移動していくときにテープ巻き付け装置と干渉しないように糸束をセットする糸束支え装置と、テープをスパイラル状に巻き付けた糸束を規定の寸法に切断する切断装置とを備えたことを特徴とするテープ巻き糸束製造装置。
- 糸製造装置から送られてくる糸を多角形に巻き取る巻き取り輪と、この巻き取り輪に必要本数巻き取られた多角形の糸束の一箇所を切断する切断装置と、前記多角形の一辺に相当する糸束の外周に、前記多角形の一辺に相当する幅の平らな紙等を巻き付ける紙巻き装置と、前記紙等が巻かれた糸束に固定テープを巻き付けるテープ巻き装置と、前記巻取り輪より解かれた糸束を搬送する糸束搬送装置と、紙及びテープが巻き付かれた糸束を規定の寸法に切断する糸束切断装置とを備えたことを特徴とするテープ巻き糸束製造装置。
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