JP3622496B2 - 生活情報監視システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高齢者などが住む住戸を含んだ集合住宅に適用される生活情報監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
高齢者用の集合住宅(シルバーマンション)などには、一人暮しの老人や病人が、住戸内で、不意の病や事故によって倒れたことなどを早期に発見するため、生活情報監視システムが導入されている。
図10は、生活情報監視システムの構成を示した図である。
【0003】
各住戸には、住戸用コントロール盤101(生活情報監視盤)を設置しており、同じ住戸内に設置された住宅情報盤102に信号線Laを介して接続されている。また、電話回線L101を通じて生活異常を通報するために自動通報機105を接続している。
住戸用コントロール盤101は、分電盤に内蔵されて構成されており、取消釦付コール押釦b1、にぎりコール押釦b2、コール取消釦b3など、異常などの通知や取消を指示するための釦と、水量センサSなどのセンサを接続して、生活異常を検知している。また、廊下警報表示灯lを接続して、異常が発生したことを廊下において警報表示しており、更に、在室管理錠Jと在室設定釦b4を接続し、これらと連動して、在室中にのみ生活異常を監視するようにしている。
【0004】
ここに、生活異常を検知するセンサには、トイレの水等の使用状態を検知する水量センサSの他、各住戸内の人体の動きを赤外線などで検知する人体検知センサ、ガスの使用状態を検知するガス使用量センサ、電気の使用状態を検知する電気使用量センサ等がある。
住戸用コントロール盤101は、例えば、水量センサSが、所定時間(例えば12時間)の間、水洗トイレの水が使用されたことを検知しなかったり、人体検知センサが、所定時間の間、在室中の人体の動きを検知しなかったときには、住戸内の人に異常が発生したと判断して、自動通報機105から、電話回線L101を介して、予め設定された外部の通報先(例えば、警備会社、消防署等)を自動的にダイヤルし、異常が起きたことを通報する。また、信号線Laを通じた接点出力によって、住宅情報盤102から警報を出力させたり、更に、住宅監視盤102を介して、玄関先に設置されたドアホン子器Dから警報を出力させる。
【0005】
また、各住戸の住宅情報盤102は、多重伝送線L100を介して、管理人室(LSA室)などに設置された監視盤103に接続されているので、住戸用コントロール盤101から異常発生信号を受ければ、多重伝送線L100を通じて、非常信号を送出している。
住宅情報盤102は、住戸内の火災などのセキュリティ情報を監視するとともに、ドアホン子器Dとインターホン通話をしたり、通話信号線L101を介して、監視盤103や、監視盤103に接続されたロビーインターホン104との通話を可能とする。
【0006】
このため、住宅情報盤102には、住戸内に設置された火災感知器S1やCO/ガス検知器S2を接続するとともに、玄関先などに設置されたドアホン子器Dを接続し、また、多重信号線L100を介して監視盤103を接続している。したがって、住宅情報盤102と監視盤103の間は、火災などの異常信号や、制御信号を伝送するための信号線L100以外に、通話信号線L101で接続されている。なお、ここには、ドアホン子器Dとして、火災感知器S1と住宅情報盤102の間を中継する点検端子付のドアホン子器を示しており、その点検端子に遠隔試験器(不図示)を接続すれば、戸外から火災感知器Sの疑似発報試験等ができるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の生活情報監視システムでは、管理人室などに設置された監視盤103は、各住戸において生活異常が発生したとしても、どのような種類の異常が発生したのかが分からなかった。
すなわち、住宅情報盤102は、火災/ガス/非常に区別してのみ、信号を監視盤103に送出できるので、住戸用コントロール盤101から住宅情報盤102に、信号線Laを通じて、コール釦b1,b2の操作、センサSによる異常検知が通知されても、住宅情報盤102から監視盤103には、多重伝送線L100を通じて、「非常」という区別でしか信号(非常信号)を送出することができず、監視盤103では、その非常信号が、その住戸の住戸用コントロール盤101が生活異常を検知したことを示すものなのか、住宅情報盤102の非常スイッチが操作されたこと等を示すものなのかが判らなかった。したがって、住戸用コントロール盤101において、コール釦b1,b2が操作されたのか、センサSが生活異常を検知したのかも判らず、更に、それらの種別を特定することもできなかった。
【0008】
また、管理人室でどのような生活異常が発生したのかが判るようにするには、生活情報の監視を目的とした別のシステムを導入する必要があるが、このようなシステムを導入すると、集合住宅全体のシステムが複雑になって、施工に手間がかかり、更に、一般住戸(セキュリティ情報のみを監視する住戸)をシルバー住戸(セキュリティ情報と生活情報を監視する住戸)に変更するために、住戸用コントロール盤101を後施工することも非常に困難であった。
【0009】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、監視盤において各住戸における生活異常の発生が判別できる生活情報監視システムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために提案される、本発明の生活情報監視システムは、監視盤から導出され、各住戸のセキュリティ情報を監視する住宅情報盤を接続した多重伝送線に、各住戸の生活情報を監視する住戸用コントロール盤を直接接続したものである。
【0011】
請求項1では、住戸用コントロール盤は、生活情報の異常を検知したときには、多重伝送線を通じて、監視盤に異常発生信号を送出し、監視盤は、住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その住戸の生活情報の異常を報知することを特徴としている。
すなわち、住戸用コントロール盤と住宅情報盤は、共通の多重伝送線に接続される。監視盤では、住宅情報盤から火災の発生などを示す異常信号を受信したときには、その住戸の異常を報知するとともに、住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その住戸の生活情報の異常を報知する。
【0012】
請求項2では、請求項1において、監視盤は、住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その信号を多重伝送線を通じて、その住戸の住宅情報盤に送出し、住宅情報盤は、監視盤から異常発生信号を受けたときには、生活情報の異常を報知することを特徴としている。
請求項3では、請求項1又は請求項2において、監視盤から導出され、住宅情報盤を接続する多重伝送線と、住戸用コントロール盤を接続する多重伝送線は、並列に接続されていることを特徴としている。
【0013】
請求項4では、請求項1において、住戸用コントロール盤は、その住戸の住宅情報盤を、信号線を介して接続しており、生活情報の異常を検知したときには、信号線を通じて、住宅情報盤に異常発生信号を送出し、住宅情報盤は、住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、生活情報の異常を報知することを特徴としている。
【0017】
請求項5では、請求項2又は請求項7において、監視盤は、住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その信号を多重伝送線を通じて、その住戸と近隣する住戸の住宅情報盤に送出し、近隣する住戸の住宅情報盤は、監視盤から異常発生信号を受けたときには、生活情報の異常を報知することを特徴としている。これによって、近隣住戸では、生活異常が発生した住戸に対して迅速な対応がとれる。
【0018】
請求項6〜請求項8では、各住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤に割り当てられるアドレスについて提案している。
請求項6では、請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤には、同じアドレスが割り当てられており、監視盤は、多重伝送線を通じ、アドレスが付加された信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤を、同時に監視あるいは制御することを特徴としている。
【0019】
請求項7では、請求項6において、同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤の各々には、両者の識別コードが更に割り当てられており、監視盤は、多重伝送線を通じ、アドレスとともに識別コードが付加された信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤あるいは住宅情報盤を、個別に監視あるいは制御することを特徴としている。
【0020】
請求項8では、請求項1〜請求項5のいずれかにおいて、同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤の各々には、異なるアドレスが割り当てられており、監視盤は、多重伝送線を通じ、アドレスが付加された信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤あるいは住宅情報盤を、個別に監視あるいは制御することを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について、図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る生活情報監視システムの全体構成の一例を概略的に示す図である。
この生活情報監視システムは、高齢者などの独り暮し住戸がある集合住宅に適用され、管理人室などに設置された監視盤3から導出される共通の多重伝送線Lに対して、住戸に設置された住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2を、並列に接続している(図中、L(#1)とL(#2)を参照)。
【0022】
多重伝送線L(L(#1)、L(#2)、後述するL(#3)を含む)は、2線式平衡ケーブルで構成されており、各種制御信号や情報信号を伝送する。なお、住宅情報盤2と監視盤3の間は、多重伝送線Lとは別に、2線ケーブルによる通話信号線L1が接続されている。
ここでは、住宅情報盤2によるセキュリティ情報の監視に加えて、生活情報の監視が必要であるシルバー住戸と、セキュリティ情報の監視のみを行う一般住戸が混在している場合を示しているが、シルバー住戸のみの構成であってもよい。
【0023】
また、ここでは、監視盤3として、住宅情報盤2から火災信号を受信したときに、近隣住戸の住宅情報盤2に制御信号を送出して警報出力させることができる、集合住宅監視統合盤の例を示している。
住戸用コントロール盤1は、分電盤に内蔵されて構成されており、トイレや風呂等に設置される取消釦付コール押釦b1、にぎりコール押釦b2、コール取消釦b3など、異常などの通知、取消を指示するための釦と、水量センサSなどのセンサを接続して、生活異常を検知している。なお、住戸用コントロール盤1は、センサやコール押釦b1,b2のすべてを接続する必要はなく、生活環境に応じて任意に接続すればよい。
【0024】
また、廊下警報表示灯lを接続して、異常が発生したことを廊下に警報表示しており、更に、在室管理錠Jと在室設定釦b4を接続し、これらと連動して、在室中にのみ、生活異常を監視するようにしている。
ここに、生活異常を検知するセンサには、トイレの水等の使用状態を検知する水量センサSの他、各住戸内の人体の動きを赤外線などで検知する人体検知センサ、ガスの使用状態を検知するガス使用量センサ、電気の使用状態を検知する電気使用量センサ等があり、各々のセンサユニット(不図示)を介して、住戸用コントロール盤1に接続されている。また、コール用の押釦には、ワイヤレス発信器(不図示)も含まれ、住戸用コントロール盤1にワイヤレス受信機(不図示)を接続して、発信器からの呼出も検知できるようになっている。
【0025】
住戸用コントロール盤1は、例えば、水量センサSが、所定時間(例えば12時間)の間、水洗トイレの水が使用されたことを検知しなかったり、人体検知センサが、所定時間(例えば12時間)の間、在室中の人体の動きを検知しなかったときには、住戸内の人の生活に異常が発生したと判断して、監視盤3に多重伝送線Lを通じて異常発生信号を送出し、警報を出力させる。
【0026】
一方、住宅情報盤2は、住戸内のセキュリティ情報を監視するために、住戸内に設置され、火災の発生を熱や煙などによって感知する火災感知器S1や、一酸化炭素や有害ガスを検出するCO/ガス検知器S2を接続している。また、住戸人以外の不法侵入を検知する防犯センサ(不図示)なども接続しており、更に、玄関先とインターホン通話をするため、ドアホン子器Dを接続している。ここには、ドアホン子器Dとして、火災感知器S1と住宅情報盤2の間を中継する点検端子付のドアホン子器を接続しており、点検端子に遠隔試験器(不図示)を接続すれば、戸外から火災感知器Sの疑似発報試験等ができるようになっている。
【0027】
また、住宅情報盤2は、通話信号線L1を介して、監視盤3を接続しており、監視盤3、あるいは、監視盤3に接続されたロビーインターホン4との通話を可能としている。
したがって、一般住戸をシルバー住戸に変更するときは、警報盤3と各住戸の住宅情報盤2とを接続している、多重伝送線Lと通話信号線L1のうち、多重伝送線Lに対して住戸用コントロール盤1を接続すればよい(図中、L(#1)参照)。
【0028】
このような構成において、監視盤3は、多重伝送線Lを通じて、住戸用コントロール盤1から異常発生信号を受けたときには、その住戸の生活情報の異常を報知するとともに、住宅情報盤2から火災の発生などを示す異常信号を受信したときには、その住戸の異常を報知する。
また、監視盤3は、住戸用コントロール盤1から異常発生信号を受けたときには、その生活異常が発生した住戸以外の近隣の住戸にも、異常発生信号を送出するようにして、近隣の住戸人がいち早く、生活異常が発生した住戸に駆けつけられるようにもできる。なお、近隣住戸には、両隣の住戸や、監視盤3において予め設定している指定住戸などがある。
【0029】
住戸用コントロール盤1は、同じ住戸の住宅情報盤2を、信号線Laを介して接続しており、生活情報の異常を検知したときには、信号線Laを通じて、住宅情報盤2に異常発生信号を送出し、住宅情報盤2は、異常発生信号を受けたときには、生活情報の異常を報知する。このとき、住宅情報盤2では、生活情報の内容を、音声やLED表示などによって報知して、住戸人にその内容が判るようにできる。
【0030】
この信号線Laは、接点信号や有電圧信号や、生活異常の種類によって異なる音声信号などを伝送できるようになっており、住宅情報盤2では、各コール釦b1、b2が操作されたことや、異常が発生したことが警報音などで出力される。音声信号が伝送された場合は、住宅情報盤2で生活異常の内容を区分して報知することができる。
【0031】
これによって、住戸内において、動けなくなった住戸人などは、住戸用コントロール盤1から監視盤3に対して異常発生信号が出力されていることが確認でき、また、ドアホン子器Dから警報音が出力されれば、近所の人にすぐに駆けつけてもらうこともできる。
以下には、住戸用コントロール盤1による生活異常の検知の一例を説明する。
【0032】
各住戸の住戸用コントロール盤1には、生活異常検知センサとして、各住戸で使用する水量で生活情報を監視する水量センサSや、人体の動きで生活情報を監視する赤外線センサなどの人体検知センサを接続しており、住戸用コントロール盤1は、住戸人の在室あるいは不在を判定し、この判定に応じてセンサを作動させて、生活上の異常を検知する。
【0033】
具体的には、住戸用コントロール盤1は、各室の外側から扉を閉じ在室管理錠Jを施錠すれば、住戸人が外出したと判断して不在モードに移行させ、また、外側から解錠、あるいは、内側から施錠すれば、外出から戻ったと判断して在室モードに移行させる。ところが、外側から施錠する場合でも、室内に人が居残る場合もあることから、在室設定釦b4を操作したあとに外側から施錠すれば、不在モードに切換え設定せず、在室モードを保持する。
【0034】
例えば、水道管の基幹の基に設置され、日常生活におけるトイレなど水の使用を検知する水量センサSを用いた場合であれば、在室モードに設定されているときに、水量センサSによって水量の使用状況を監視し、一定量以上の水が所定の時間(例えば12時間)以上継続して使用されないときには、住戸用コントロール盤1は、管理人室の監視盤3、住宅情報盤2やドアホン子器Dなどから、音声メッセージ、警報音などで異常を報知させる。一方、不在モードに設定されたときには、水量センサSによる異常監視を解除する。
【0035】
なお、在室モードにおいて、上記の水量の不使用時間は、住戸用コントロール盤1によって計時されており、一定量以上の水が使用される度に計時はリセットされ、計時時間が予め設定した所定時間を超えたときに、監視盤3等に異常を報知する。
また、住戸用コントロール盤1には、異常が発生したときに住戸人が操作する操作釦として、壁面に設置されたコール押釦b1や、病人などが操作し易いようになっている、にぎりコール押釦b2を接続しているので、これらを操作した後、所定時間内に取消釦b3などによって取消操作がされなければ、異常が発生したと確定し、センサを用いて異常と判断したときと同様に、監視盤2などに異常を報知する。
【0036】
次に、図2(a)に住戸用コントロール盤1、図2(b)に住宅情報盤2、図3に監視盤3の各々の要部構成をブロック図で示す。
住戸用コントロール盤1は、図2(a)に示すように、以下の各部を制御する制御回路11と、監視盤3との多重伝送線L(#1)を通じた伝送を制御する伝送入出力回路12と、水量センサSなどの生活異常を検知するセンサを接続する生活異常検知回路13と、コール押釦b1やにぎりコール押釦b2の操作を検出するコール入力検知回路14と、住宅情報盤2に信号線Laを通じて異常発生信号を送出するための信号出力回路15とを備えている。
【0037】
制御回路11は、生活異常検知回路13が異常が発生したと判断したり、コール入力検知回路14が、コール押釦b1,b2の操作を検知したときには、伝送入出力回路12を通じて異常発生信号を監視盤3に送信する。また、信号出力回路15を通じて異常発生信号を住宅情報盤2に送出する。
住宅情報盤2は、図2(b)に示すように、CPU21と、監視盤3との多重伝送線L(#2)を通じた伝送を制御する伝送入出力回路22と、ハンドセットHによる監視盤3等との通話を制御する通話制御回路23と、スピーカSP2から警報を出力させる警報出力回路24と、接続された火災感知器S1やCO/ガス検知器S2などから警報信号を受け付ける警報入力回路25と、各種スイッチ操作を受け付けるスイッチ入力回路26と、住戸用コントロール盤1から異常発生信号を受ける信号入力回路27とを備えている。
【0038】
住宅情報盤3のCPU21は、警報入力回路25が火災信号などの警報信号を受けたり、信号入力回路27が住戸用コントロール盤1から異常発生信号を受けたときには、警報出力回路24によって警報音を出力させる。
また、監視盤3から多重伝送線L(#2)を通じて、異常発生信号を受けたときには、同じ住戸の住戸用コントロール盤1が生活異常を検知したとして、警報出力回路24によって警報出力する。このような構成であれば、住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2を、信号線Laを介して接続しなくても、住宅情報盤2から生活異常の発生を報知できる。
【0039】
監視盤3は、図3に示すように、CPU31と、多重伝送線Lを通じた伝送を制御する伝送入出力回路32と、各住戸におけるセキュリティ情報の異常、生活情報の異常を表示する表示回路33と、これらの異常をスピーカSP3から警報出力する音発生回路34と、キー操作を検出するためのキースキャン入力回路35と、各住戸の住宅情報盤2やロビーインターホン4との通話を制御するインターホン制御回路36と、警報などを移報するための移報接点出力回路37とを備えている。
【0040】
監視盤3のCPU31は、住戸用コントロール盤1から多重伝送線Lを通じて異常発生信号を受信すれば、その住戸の住戸番号や警報内容を、表示回路33によって表示し、音発生回路34を作動させてスピーカSP3から音声などで出力する。また、住宅情報盤2から多重伝送線Lを通じて異常発生信号を受信したときも同様に、その住戸の住戸番号や警報内容を表示し、音声などで出力する。
【0041】
更に、住戸用コントロール盤1から異常発生信号を受けたときには、その信号を多重伝送線Lを通じて、その住戸や近隣住戸の住宅情報盤2に送出し、生活情報の異常を報知させることもできる。
図4には、以上において説明した警報出力の態様を模式的に示している。なお、図4(a)〜(c)は各々、別々の実施例を示しており、各図中の▲1▼〜▲4▼は、処理の順番を示している。
【0042】
図4(a)では、住戸用コントロール盤1は、生活情報の異常を検知したときには、多重伝送線Lを通じて、監視盤3に異常発生信号を送出し(▲1▼)、これを受けた監視盤3は、その住戸の生活情報の異常を警報出力する(▲2▼)。
図4(b)では、住戸用コントロール盤1は、生活情報の異常を検知したときには、多重伝送線Lを通じて、監視盤3に異常発生信号を送出し(▲1▼)、これを受けた監視盤3は、その住戸の生活情報の異常を警報出力する(▲2▼)とともに、その信号を多重伝送線Lを通じて、その住戸の住宅情報盤2に送出する(▲3▼)。住宅情報盤2は、監視盤3から異常発生信号を受けたときには、生活情報の異常を警報出力する(▲4▼)。
【0043】
図4(c)では、住戸用コントロール盤1は、生活情報の異常を検知したときには、信号線Laを通じて、住宅情報盤2に異常発生信号を送出し(▲1▼)、これを受けた住宅情報盤2は、生活情報の異常を警報出力する(▲2▼)。
なお、(a)と(c)とを組み合わせて、住戸用コントロール盤1は、生活情報の異常を検知したときに、監視盤3と住宅情報盤2の両方に異常発生信号を送出し、両方から生活情報の異常を警報出力するようにしてもよい。
【0044】
次に、本発明に係る生活情報監視システムの別の構成を、図5に示す。
この生活情報監視システムは、図1の構成と比べて、監視盤3から導出される共通の多重伝送線Lに対し、各住戸に設置された住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2を、並列ではなく、直列に接続している(図中、L(#2)とL(#3)を参照)。すなわち、住宅情報盤2と住戸用コントロール盤1は、送り配線L(#3)によって接続される。具体的には、例えば、多重伝送線L(#2)とL(#3)は、住宅情報盤3の共通の端子に接続され、両者が直結されて送り配線される。
【0045】
この図では、住戸用コントロール盤1は、住宅情報盤2の監視盤3に対する後段側に接続されているが、住宅情報盤2が住戸用コントロール盤1より後段に接続されるようにしてもよい。住戸用コントロール盤1を、従来、集合住宅監視システムとして設置されている住宅情報盤2に対し、後から接続することにより、容易に一般住戸をシルバー住戸に変更することが出来る。
【0046】
住戸用コントロール盤1は、生活情報の異常を検知したときには、多重伝送線L(L(#3)、L(#2))を通じて、監視盤3に異常発生信号を送出し、これを受けた監視盤3は、その住戸の生活情報の異常を報知する。一方、監視盤3は、多重伝送線L(L(#2))を通じて、住宅情報盤2から火災の発生などを示す異常信号を受信したときには、その住戸の異常を報知する。
【0047】
また、監視盤3は、住戸用コントロール盤1から異常発生信号を受けたときには、その信号を多重伝送線L(L(#2))を通じて、その住戸の住宅情報盤2に送出し、これを受けた住宅情報盤2において、生活情報の異常を報知することもできる。
このとき、監視盤3は、生活異常が発生した住戸以外の近隣の住戸にも、異常発生信号を送出するようにして、近隣の住戸人がいち早く、生活異常が発生した住戸に駆けることができるようにしてもよい。
【0048】
更に、住戸用コントロール盤1は、生活情報の異常を検知したときには、多重伝送線L(#3)(送り配線)を通じて、住宅情報盤2に異常発生信号を送出し、これを受けた住宅情報盤2において、その住戸の生活情報の異常を報知することもできる。このとき、住宅情報盤2では、生活情報の内容を、音声やLED表示などによって報知して、住戸人にその内容が判るようにできる。
【0049】
図6には、このシステムにおける、住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2の要部構成の各々をブロック図で示している。なお、このシステムにおける監視盤3の構成は、図3に示した構成と同じである。
図6(a)に示すように、住戸用コントロール盤1は、図2(a)の構成と比べ、信号出力回路15を備えておらず、また、伝送入出力回路12は、住宅情報盤2と送り配線L(#3)によって接続されている。
【0050】
制御回路11は、生活異常検知回路13が異常が発生したと判断したり、コール入力検知回路14が、コール押釦b1,b2の操作を検知したときには、伝送入出力回路12を通じ、異常発生信号を、監視盤3(住宅情報盤2側)に送信する。
一方、図6(b)に示す住宅情報盤2は、図2(b)の構成と比べて、信号入力回路27を備えておらず、伝送入出力回路22から送り配線L(#3)によって住戸用コントロール盤1を接続している。具体的には、住宅情報盤2では、多重伝送線L(#2)を接続する端子を共用して、送り配線L(#3)を接続している。
【0051】
CPU21は、警報入力回路25が火災信号などの警報信号を受けたときには、警報出力回路24によって警報音を出力させるとともに、多重伝送線L(#2)を通じて、監視盤3に異常発生信号を送出する。
また、住戸用コントロール盤1から送り配線L(#3)を通じて異常発生信号が送出されて来たときは、伝送入出力回路22では、自己宛の信号ではないので何等処理をせず、この信号は、そのまま多重伝送線L(#2)を通じて、監視盤3に送出される。ただし、このときに住宅情報盤2は、送出される信号を検出して、警報出力をするようにしてもよい。
【0052】
このように、住戸用コントロール盤1を、従来、集合住宅監視システムとして設置されている住宅情報盤2に対し、後から接続することにより、容易に一般住戸をシルバー住戸に変更することが出来る。
次に、図1又は図5のシステムにおいて、各住戸の住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2に割り当てられるアドレスについて説明する。
【0053】
図7には、そのアドレスの例を示している。監視盤3には、図示したようなシステム全体の端末(住戸用コントロール盤1、住宅情報盤2など)のアドレス情報が記憶されており、これを基に、アドレスを付加した多重信号を送出して、各住戸の端末の制御を行い、また、アドレスが付加された多重信号を受けて、各住戸の端末の監視を行う。このとき、各住戸の住戸用コントロール盤1や住宅情報盤2では、ディップスイッチの設定や、キー操作によるメモリへの設定などで、予め、自己のアドレスを登録しておく。
【0054】
図7(a)に示す構成では、同じ住戸の住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2には、同じアドレスが割り当てられている。これによって、監視盤3では、多重伝送線Lを通じ、アドレスが付加された信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2を、同時に監視あるいは制御することができる。すなわち、監視盤3では、その住戸に対し1つのアドレスを指定した信号を伝送すれば、両者を連動制御することができる。
【0055】
したがって、住戸用コントロール盤1を付加接続した場合でも、監視盤3に新たにアドレスを設定したり、各住戸の住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2を関連付けて登録しなくても、住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2を容易に連動制御できる。
また、ここでは、同じ住戸の住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2の各々に、アドレスとともに、両者の識別コード(ここでは、「0」が住宅情報盤2、「1」が住戸用コントロール盤1)が割り当てられている。これによって、監視盤3では、多重伝送線Lを通じ、アドレスとともに識別コードが付加された信号を伝送すれば、その住戸の住戸用コントロール盤1あるいは住宅情報盤2を、個別に監視あるいは制御することができる。
【0056】
なお、同じ住戸の住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2に、アドレスのみを割り当て、識別コードを割り当てずに、両者を同時に監視あるいは制御できるのみのシステムとしてもよい。
一方、図7(b)に示す構成では、異なる住戸はもちろんのこと、同じ住戸の住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2の各々にも、異なるアドレスが割り当てられている。この場合、監視盤3は、多重伝送線Lを通じ、アドレスが付加された信号を伝送して、すべての住戸の住戸用コントロール盤1あるいは住宅情報盤2を、個別に監視あるいは制御する。このようにすれば、住戸用コントロール盤1を後施工するときでも、住宅情報盤2と同様にして、新たにアドレスを設定すればよい。
【0057】
次に、本発明に係る生活情報監視システムの更に別の構成について、図8と図9のシステム構成図とともに説明する。
図示したシステムでは、管理人室などに、監視盤としてシルバーHA監視盤5と、住棟受信機6とを設置している。各住戸に設置された住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2は、監視盤5から導出された多重伝送線Lに接続されており、各住戸の住宅情報盤2は、更に、階毎などの所定区域単位に、住棟受信機6から導出された制御信号線LAに、中継器7を介して接続されている。したがって、住宅情報盤2には、図2(b)、図6(b)の構成に加えて、住棟受信機6との信号の伝送手段を備えている。なお、ここでは、住宅情報盤2は、火災感知器S1を、ドアホン子器Dを中継させずに接続している。
【0058】
図8の構成のシルバー住戸では、住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2とを、多重伝送線Lに対して並列に接続しており、図1に対応した構成になっている。すなわち、図8の監視盤5と住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2の間では、図1の監視盤3と住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2の間と同じ動作を行う。
【0059】
また、図9の構成のシルバー住戸では、住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2とを、多重伝送線Lに対して直列に接続しており、図5に対応した構成になっている。すなわち、図9の監視盤5と住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2の間では、図5の監視盤3と住戸用コントロール盤1と住宅情報盤2の間と同じ動作を行う。
【0060】
監視盤5では、住戸用コントロール盤1から異常発生信号を受けたときや、住宅情報盤2から火災などの異常信号を受けたときには、警報を出力する。一方、住棟受信機6では、住宅情報盤2から火災の確定信号を受けたときに、予め設定されている近隣住戸の住宅情報盤2に対して警報出力信号を送出し、警報を出力させる。
【0061】
このようなシステムにおいても、住戸用コントロール盤1を、従来、集合住宅監視システムとして設置されている住宅情報盤2に対し、後から接続することにより、容易に一般住戸をシルバー住戸に変更することが出来る。
以上に説明したように、図1,5,8,9の各々に示したシステムでは、監視盤3,5は、各住戸内で住戸用コントロール盤1が検知した生活異常の内容を知ることが出来る。例えば、押釦b1,b2の操作による生活異常であるのか、センサSが一定時間反応しなかったことによる生活異常であるのかが判別できる。
【0062】
また、必要に応じて、一般住戸からシルバー住戸への変更が、住戸用コントロール盤1の後施工により可能になる。更に、従来の集合住宅システムの多重伝送線Lを用いて、各住戸の生活異常が監視盤3,5側で判るようにできる。
【0063】
【発明の効果】
本発明の請求項1〜請求項8に記載の生活情報監視システムでは、住戸用コントロール盤を、監視盤から導出され住宅情報盤を接続した多重伝送線に直接接続している。したがって、各住戸の生活異常を監視盤にて報知することができる。また、従来の集合住宅システムの多重伝送線を共用しているので、省線化が図れ、各住戸の生活異常を監視盤において報知することができる。
【0064】
請求項1では、監視盤は、住宅情報盤から異常信号を受信したときに、その住戸の異常を報知するとともに、住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときにも、その住戸の生活情報の異常を報知することができる。
請求項2では、監視盤は、住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その信号を多重伝送線を通じ、その住戸の住宅情報盤に送出して、その住宅情報盤から生活情報の異常を報知させることができる。
【0065】
請求項3では、住宅情報盤と住戸用コントロール盤は、多重伝送線に並列に接続すればよいので、施工が容易である。
請求項4では、住戸用コントロール盤は、その住戸の住宅情報盤に、信号線を通じて直接異常発生信号を送出し、生活情報の異常を報知させているので、住戸人は、生活異常が発生したことが、確実且つ迅速に分かる。
【0068】
請求項5では、監視盤は、住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その信号を多重伝送線を通じて、その住戸と近隣する住戸の住宅情報盤に送出して、その近隣住戸において生活情報の異常を報知させることができるので、近隣住戸の人が生活異常が発生した住戸に対して早急に対応できる。
【0069】
請求項6では、同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤には、同じアドレスが割り当てられているので、監視盤は、1つのアドレスを指定した信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤を、同時に監視あるいは制御することができる。
請求項7では、同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤には、同じアドレスを割り当てるとともに、両者の識別コードを割り当てているので、監視盤は、アドレスとともに識別コードを指定した信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤あるいは住宅情報盤を、個別に監視あるいは制御することができる。
【0070】
請求項8では、同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤の各々には、異なるアドレスが割り当てられているので、住戸用コントロール盤と住宅情報盤を、監視盤によって、個別に監視あるいは制御することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生活情報監視システムの全体構成の一例を示す図である。
【図2】図1のシステムにおける、住戸用コントロール盤と住宅情報盤の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図3】監視盤の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図4】警報出力の手順を模式的に示す図である。
【図5】本発明に係る生活情報監視システムの全体構成の別の例を示す図である。
【図6】図5のシステムにおける、住戸用コントロール盤と住宅情報盤の内部構成の一例を示すブロック図である。
【図7】住戸用コントロール盤と住宅情報盤に割り当てられるアドレスの例を示す図である。
【図8】本発明に係る生活情報監視システムの全体構成の別の例を示す図である。
【図9】本発明に係る生活情報監視システムの全体構成の別の例を示す図である。
【図10】従来の生活情報監視システムの全体構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・住戸用コントロール盤
11・・・制御回路
12・・・伝送入出力回路
13・・・生活異常検知回路
14・・・コール入力検知回路
15・・・信号出力回路
2・・・住宅情報盤
21・・・CPU
22・・・伝送入出力回路
25・・・警報入力回路
27・・・信号入力回路
3・・・監視盤(集合住宅監視統合盤)
L・・・多重伝送線
La・・・信号線
5・・・監視盤(シルバーHA監視盤)
6・・・住棟受信機
Claims (8)
- 監視盤から導出され、各住戸のセキュリティ情報を監視する住宅情報盤を接続した多重伝送線に、各住戸の生活情報を監視する住戸用コントロール盤を直接接続した生活情報監視システムであって、
上記住戸用コントロール盤は、生活情報の異常を検知したときには、上記多重伝送線を通じて、上記監視盤に異常発生信号を送出し、
上記監視盤は、上記住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その住戸の生活情報の異常を報知することを特徴とする生活情報監視システム。 - 上記監視盤は、上記住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その信号を上記多重伝送線を通じて、その住戸の住宅情報盤に送出し、
上記住宅情報盤は、上記監視盤から異常発生信号を受けたときには、生活情報の異常を報知することを特徴とする請求項1に記載の生活情報監視システム。 - 上記監視盤から導出され、上記住宅情報盤を接続する多重伝送線と、上記住戸用コントロール盤を接続する多重伝送線は、並列に接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の生活情報監視システム。
- 上記住戸用コントロール盤は、その住戸の住宅情報盤を、信号線を介して接続しており、生活情報の異常を検知したときには、上記信号線を通じて、上記住宅情報盤に異常発生信号を送出し、
上記住宅情報盤は、上記住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、生活情報の異常を報知することを特徴とする請求項1に記載の生活情報監視システム。 - 上記監視盤は、上記住戸用コントロール盤から異常発生信号を受けたときには、その信号を上記多重伝送線を通じて、その住戸と近隣する住戸の住宅情報盤に送出し、
上記近隣する住戸の住宅情報盤は、上記監視盤から異常発生信号を受けたときには、生活情報の異常を報知することを特徴とする請求項2に記載の生活情報監視システム。 - 同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤には、同じアドレスが割り当てられており、
上記監視盤は、上記多重伝送線を通じ、アドレスが付加された信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤を、同時に監視あるいは制御することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の生活情報監視システム。 - 同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤の各々には、両者の識別コードが更に割り当てられており、
上記監視盤は、上記多重伝送線を通じ、アドレスとともに識別コードが付加された信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤あるいは住宅情報盤を、個別に監視あるいは制御することを特徴とする請求項6に記載の生活情報監視システム。 - 同じ住戸の住戸用コントロール盤と住宅情報盤の各々には、異なるアドレスが割り当てられており、
上記監視盤は、上記多重伝送線を通じ、アドレスが付加された信号を伝送して、その住戸の住戸用コントロール盤あるいは住宅情報盤を、個別に監視あるいは制御することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の生活情報監視システム。
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