JP3620834B2 - 携帯可能電子装置及びその初期応答の出力方法 - Google Patents

携帯可能電子装置及びその初期応答の出力方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば書込み/書換え可能な不揮発性メモリおよびCPUなどの制御素子を有するIC(集積回路)チップを内蔵し、外部から供給される命令データに基づいて各種処理を実行するICカード等の携帯可能電子装置及びその初期応答の出力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯可能な電子装置として、書換え可能な不揮発性のデータメモリとそれを制御するためのCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)を有し、外部からのデータの入出力を行う手段を備えたICチップを内蔵した、いわゆるICカードが産業各方面で開発されている。
【0003】
従来までの磁気カードと比較すると、磁気カードは個々のアプリケーションに対応した枚数を保持する必要があったが、ICカードは1枚に複数のアプリケーションプログラムを保持することができるという利点がある。即ち、銀行で使用されるICカードや、スポーツやレジャー施設での個人IDカード、パチンコ等の遊技場におけるプリペイドカード等を同一のICカードにより実現できる。そして、端末装置からのリセット信号に応じて、ICカード内部のリセットが完了した時点で自己の機能に応じた初期応答情報を端末装置へ送り出している。
【0004】
しかし、このような複数アプリケーションを搭載したICカードが実現されると、当初想定していなかった新しい機能をICカードに付加したり、内容を変更する場合に、端末装置の処理プログラムを変更する必要が生じる等の諸問題が発生してきた。
【0005】
このような問題の解決策の1つとして、例えば、特開平10−124302号公報には、複数のアプリケーションを搭載したICカードにおいて、対リセット応答(ATR)を出力する際に、EEPROMのフラグエリアに設定されたアプリケーションに対応するATRを出力し、カード読取装置からアプリケーション切換えコマンドを受信するか、あるいは何も反応がなければ自動的に次のアプリケーションプログラムのフラグに切換えられ、次のリセット時には切りかえられたアプリケーションに対応するATRを出力するICカードが記載されている。この結果、端末装置は、リセット信号を定期的に送出することで順次初期応答情報を得る事が出来、自己の処理対象のATRが来る迄リセット信号を定期的に送出すればよいというICカードシステムを得る事ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の技術においては、電源を維持した状態で再リセットされた場合に、リセット受信時のICカードがどのアプリケーションが既に選択されていたかは全く考慮することなく、自動的に次のアプリケーションプログラムのフラグに切換え、このフラグに対応するATRを送出することとなる。
【0007】
実際には端末装置が送出するリセット信号の回数は予め制限されており、従って、ICカードが再リセットの受信時に不用意にアプリケーションを切換える事によって、端末装置がこの制限内に処理対象となるATRを受信できなかった場合、不正カードと判断され、再リセットを含む以降の処理が中断されてしまい、端末装置によっては受付けられないICカードが発生してしまう恐れがあった。
【0008】
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、アプリケーションの切換えを効率良く実施し、再活性化時のアプリケーションに対応した初期応答情報(ATR)を出力することが可能な携帯可能電子装置及びその初期応答の出力方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の携帯可能電子装置は、外部装置から電源供給を受け、ファイル選択を指示する命令データを受信すると、指示されたファイルを選択する携帯可能電子装置において、前記選択されたファイルが格納されているアプリケーションファイルの識別情報を記憶する識別情報バッファ手段と、前記外部装置からのリセット信号を受信すると、前記識別情報バッファ手段に記憶される識別情報を参照して、第1の初期応答情報を応答する第1のアプリケーションファイルと、前記識別情報バッファ手段に記憶される識別情報を参照して、この第1の初期応答情報とは異なる第2の初期応答情報を応答する第2のアプリケーションファイルを有するメモリと、外部装置から供給されるリセット信号の状態を検出する検出手段と、この検出手段によってリセット信号の解除が検出されると、上記検出されたリセット信号が、上記電源供給の開始に応じて供給された第1のリセット信号であるか、上記電源供給が中断されない状態で供給された第2のリセット信号であるかを判定するリセット判定手段と、このリセット判定手段による判定の結果、上記第2のリセット信号であると判定された場合は、前記識別情報バッファ手段に記憶される識別情報を参照して、上記第2のリセット信号の解除前に選択されているアプリケーションファイルを判定するファイル判定手段と、このファイル判定手段により第1のアプリケーションファイルが選択されていたと判定された場合には上記第1の初期応答情報を設定し、上記リセット判定手段による判定の結果、上記第1のリセット信号であると判定された場合あるいは上記ファイル判定手段により第2のアプリケーションファイルが選択されていたと判定された場合には上記第2の初期応答情報を設定する制御手段と、この制御手段によって設定された第1あるいは第2の初期応答情報を外部へ出力する出力手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の携帯可能電子装置は、外部装置から電源供給を受けることにより動作し、複数のアプリケーションプログラムを搭載し、夫々のアプリケーションプログラムに対応した初期応答情報を有する携帯可能電子装置において、上記外部装置から送信されたファイル選択を指示する命令データを受信すると、指示されたファイルを選択する命令実行手段と、上記選択されたファイルが格納されるアプリケーションファイルの識別情報を記憶する識別情報バッファ手段と、上記外部装置から供給されるリセット信号の状態を検出する検出手段と、
この検出手段によってリセット信号の解除が検出されると、上記検出されたリセット信号が、上記電源供給の開始に応じて供給された第1のリセット信号であるか、上記電源供給が中断されない状態で供給された第2のリセット信号であるかを判定する判定手段と、この判定手段による判定の結果、上記第1のリセット信号であると判定された場合は予め設定された初期応答情報を設定し、上記判定の結果、上記第2のリセット信号であると判定された場合は、前記識別情報バッファ手段に記憶される識別情報を参照して、上記第2のリセット信号の解除前に上記命令実行手段によって選択されていたファイルに対応した初期応答情報を設定する制御手段と、この制御手段によって設定された初期応答情報を外部へ出力する出力手段と
を有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の携帯可能電子装置の初期応答の出力方法は、ファイル選択を指示する命令データに基づいて選択されたファイルが格納されるアプリケーションファイルの識別情報を記憶し、外部装置からのリセット信号を受信すると、上記識別情報を参照して、第1の初期応答情報を応答する第1のアプリケーションファイルと、この第1の初期応答情報とは異なる第2の初期応答情報を応答する第2のアプリケーションファイルを有するメモリを持ち、上記外部装置から電源供給を受け、ファイル選択を指示する命令データを受信し、指示されたファイルを選択する携帯可能電子装置の初期応答の出力方法において、上記外部装置から供給されるリセット信号を検出部で検出する検出ステップと、この検出の結果、リセット信号の解除が検出されると、上記検出されたリセット信号は、上記電源供給の開始に応じて供給された第1のリセット信号であるのか、上記電源供給が中断されない状態で供給された第2のリセット信号であるかをリセット判定部で判定するステップと、この判定の結果、上記第2のリセット信号であると判定された場合は、上記識別情報を参照して、上記第2のリセット信号の解除前に選択されているアプリケーションファイルをファイル判定部で判定するステップと、この判定の結果、第1のアプリケーションファイルが選択されていたと判定された場合には上記第1の初期応答情報を設定し、上記第1のリセット信号であると判定された場合あるいは上記第2のアプリケーションファイルが選択されていたと判定された場合には上記第2の初期応答情報を制御部で設定するステップと、この設定された第1あるいは第2の初期応答情報を出力部から外部へ出力するステップとからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図2は、本発明に係る携帯可能電子装置としてのICカード1及びリーダライタ4を用いたシステム構成を説明するための図である。
【0011】
図2に示すように、ICカード1を用いたシステムは、図示せぬ内部メモリを有する上位装置としてのホストコンピュータ3と、このホストコンピュータ3と接続している端末装置としてのリーダライタ4と、ディスプレイ装置5と、キーボード6と、プリンタ7とを有している。
【0012】
リーダライタ4は内部メモリを有し、ICカード1に対する電文の読み取り、書き込み(送受信)を接触あるいは非接触で行うものである。ディスプレイ装置5は、操作手順や作動状態をオペレータに知らせるものである。キーボード6は、オペレータによって操作入力されるものである。プリンタ7は、オペレータの操作指示に従って、指示された情報を印刷するものである。
【0013】
また、接触式ICカードを用いる場合には、リーダライタ4に接触式ICカードを挿入するためのICカード挿入部(図示せず)が設けられ、無線式ICカードを用いる場合には、リーダライタ4と無線式ICカードとの間を通信するための通信部(図示せず)が設けられる。
【0014】
特に、本実施の形態では、ICカード1がリーダライタ4に対して、そのICカード挿入部(あるいは通信部)に挿入(載置)されたままの状態で長時間あるいは複数のアプリケーションを使用する場合に適している。
【0015】
図3は、図2のシステムを構成するICカード1の機能ブロックを概略的に示す図である。図3に示すように、ICカード1は、リード/ライト部(R/W部)11と、暗証設定/暗証照合部12と、暗号化/復号化部13などの基本機能を実行する部分と、これらの基本機能を管理するスーパーバイザ14とで構成されている。
【0016】
R/W部11は、データメモリ等に対してデータの読み出し、書き込み、あるいは消去を行う機能を有する。暗証設定/暗証照合部12は、ユーザが設定した暗証番号の記憶及び読み出し禁止処理を行うと共に、暗証番号の設定後にその暗証番号と外部装置から入力した暗証番号との照合を行い、以後の処理の許可を与える機能を有する。
【0017】
暗号化/復号化部13は、例えば、通信回線を介してあるいは無線通信によりリーダライタ4とICカード1との間でデータの送受信を行う場合の通信データの漏洩、偽造を防止するための暗号化や、復号化行う機能を有する。
【0018】
また、暗号化/復号化部13は、送信データに対して暗号化を施し、また暗号化されたデータを復号化する機能も有する。スーパーバイザ14は、リーダライタ4から入力された命令コード、もしくはデータの付加された命令コードを解読し、この命令を実行する機能を有する。この暗号化/復号化部13により、本発明の復号手段を構成している。
【0019】
図4は、ICカード1の概略的な制御ブロック図を示している。図4に示すように、無線式及び接触式ICカードともに、少なくとも1つ以上のアプリケーションが登録可能であり、図4に示すような諸機能を実行するために、制御手段としてのCPU等の制御素子15と、各種記憶部としてのデータメモリ16、プログラムメモリ18、ワーキングメモリ17、リーダライタ4と信号の授受を行なう受信手段、出力手段としての通信部19とから構成されている。
【0020】
通信部19は、無線式ICカード1の場合にはアンテナ部として構成され、リーダライタ4から送信された変調波を非接触で受信したり外部へ変調波を発信するようになっている。また、このアンテナ部19で受信した変調波から内部回路に供給するための電源やクロックを生成するようになっている。
【0021】
また、接触式ICカード1の場合にはコンタクト部として構成され、リーダライタ4に設けられた図示せぬICカード端子部と接触することにより電源やクロックを得るようになっている。
これらの構成のうち、制御素子15、データメモリ16、プログラムメモリ18、及びワーキングメモリ17は1つのICチップ(あるいは複数のICチップ)20で構成されてICカード本体内に埋設されている。制御素子15は、各種の判定処理/判断処理及びメモリへの書込みや読出し等のデータ処理を行う制御部である。
【0022】
プログラムメモリ18は、例えばマスクROM等の書き換え不可能な固定メモリで構成されており、上述するような各基本機能を実現するサブルーチンを備えた制御素子15の制御プログラム等を記憶している。
【0023】
データメモリ16は、アプリケーションデータ等の各種データの記憶に使用され、例えばEEPROMなどの消去(書き換え)可能な不揮発性メモリで構成されている。ワーキングメモリ17は、制御素子15が処理を行なう際の処理データを一時的に保持するための作業用のメモリであり、例えばRAM等の揮発性メモリで構成されている。また、本実施の形態では、ワーキングメモリ17には、後述するDF識別情報バッファ30(図7参照)と、コールドリセットフラグ31が設けられている。
【0024】
尚、ICカード1に登録されているアプリケーションとしては、例えばクレジット、IDカード、ポイントシステム等が挙げられる。本実施の形態では、ICカード1には少なくとも2つの異なる仕様を持つアプリケーションA、Bが搭載されているとする。そして、アプリケーションAはISO/IEC7816−3First Editionを参考に制定されたアプリケーション仕様である。また、アプリケーションBは、上記First Editionよりも後に発行されたISO/IEC7816−3 Second Editionを参考に制定されたアプリケーション仕様であるとする。
【0025】
図5は、データメモリ16における複数アプリケーションを構成した場合の概念図である。データメモリ16は、図5に示すように、ISO/IEC7816−4に基づき、色々なフォルダの種類をもったディレクトリのツリー構造になっている。
【0026】
最上位がMF(Master File)21で、その次が各アプリケーション毎に設定されるフォルダとしてDF(Dedicated File)22、25があり、最下位が実際にアプリケーションで使われるユーザデータの格納に使用されるEF(Elementary File)23、24、26、27という構成になっている。MF21は、ICカード1が後述するコールドリセットされた後に選択されるルートディレクトリである。
【0027】
このMF21の次のレベルには、搭載しているアプリケーションに相当する数だけDFが設けられる。本実施の形態では、例えばクレジットとしてのアプリケーションA用のファイルとしてDF22が設けられている。また、IDカードとしてのアプリケーションB用のファイルとしてDF25が設けられている。DF22、25は夫々対応するアプリケーションにて使用されるEF23、24と、EF26、27を一括して管理している。
【0028】
DF22、25は、DF識別情報及びDF名が付与されており、EFにはEF識別情報が夫々付与されている。従って、本実施の形態では、例えばDF22にはDF識別情報として「01」、DF名として「A0,00,00,01」が設定されている。DF22配下のEF23にはEF識別情報として「01」が、EF24にはEF識別情報として「02」が設定されている。DF25にはDF識別情報として「02」、DF名として「A0,00,00,02」が設定されている。DF25配下のEF26にはEF識別情報として「03」が、EF27にはEF識別情報として「04」が設定されている。
【0029】
図6(a)は、リーダライタ4からICカード1に対して供給される命令データで、ファイルの選択を指示する選択コマンドの構成を示す図である。尚、この選択コマンドは、ISO/IEC7816−4に規定されており、「h」は16進数を示すものである。
【0030】
選択コマンドは、図6(a)に示すように、コマンドの分類(CLA:class)や命令(INS:instruction)からなるコマンドコード部と、パラメータデータP1/P2、書込むデータのデータ長を示すLcフィールド、及び書込みデータを示すDATAフィールドで構成されている。
【0031】
そして、例えばアプリケーションA用のDF22を選択する場合には、選択コマンドは、コマンドコード部にファイル選択の指示を示す「CLA=00h」「INS=A4h」が、パラメータデータP1、P2にDATAフィールドがDF名である事を示す「P1=04h」「P2=0Ch」が、データ長LcにDF名の長さを示す「Lc=04h」が、DATAフィールドにDF22のDF名を示す「DATA=A0h,00h,00h,01h」が設定され、リーダライタ4からICカード1へ送信される。
【0032】
図6(b)は、ICカード1が選択コマンドを実行した後、リーダライタ4へ出力するレスポンスデータの構成を示している。選択コマンドに対するレスポンスは、図6(b)に示すように、ステータスバイト(SW1、SW2)で構成されている。尚、図6(a)に示す命令データの指示によってはDATAフィールドも追加される。そして、選択コマンドが正常に終了した旨をレスポンスする場合には、ステータスバイトには「SW1=90h」「SW2=00h」が設定されて、外部へ出力されるようになっている。
【0033】
図7は、ICカード1が図6に示すような選択コマンドを実行した結果、選択されカレント状態となったDFの識別情報を設定するためのDF識別情報バッファ30を示す図である。DF識別情報バッファ30は、MFが選択されている場合には初期値を示すNull(00h、00h、00h、…、00h)が設定されている。
【0034】
選択コマンドによりDF識別情報01のDF22が選択された場合、DF識別情報バッファ30は、DF名「A0h、00h、00h、01h」が設定される。また、選択コマンドによりDF識別情報02のDF25が選択された場合、DF識別情報バッファ30は、DF名「A0h、00h、00h、02h」が設定される。
【0035】
そして、本実施の形態では、ICカード1が後述するウォームリセットされた際には、このDF識別情報バッファ30を参照して、設定されているDF名のアプリケーションに対応した初期応答情報(Answer To Reset:ATR)を設定するようになっている。
【0036】
尚、DF識別情報の記憶について、本実施の形態では、ワーキングメモリ17にDF識別情報バッファを設けているが、これに限らず、EEPROMなどで構成されるデータメモリ16に設けることもできる。
【0037】
図8乃至図9は、ISO/IEC7816−3に規定されているATRの一例を示すものである。図8に示すATR(以降、第1のATRと称す)と図9に示すATR(以降、第2のATRと称す)はその物理的特性および伝送プロトコルに関して同一の意味を持っている。しかし、ISO/IEC7816−3 First Editionで規定された第1のATRに対して、改訂されたISO/IEC7816−3の2nd EditionからTD3バイト及びTA4バイトが付加され、第2のATRとなった点が異なる。
【0038】
図9に示すように、TA4バイトは動作モード、特にICカード1の動作電圧(3V対応、5V対応、3Vと5V両方対応)とクロック停止機能のサポートの有無に関する情報である。また、TA4バイトを付加する場合には、その付加を示唆するTD3バイトも共に付加するようになっている。第2のATRは、本実施の形態では5V単一動作に対応したものとなっている。
【0039】
そして、第2のATRのTD3バイト及びTA4バイトは、第1のATRからも分かるように、その発行以前のISO/IEC7816−3 First Editionを参考に制定されたアプリケーション仕様では存在しないものである。しかし、第2のATRには、第1のATRにて必須となる部分(TS〜TB3、TCK)が含まれているので、ISO/IEC7816−3 First Editionを参考に制定されたアプリケーション仕様においても正常なATRとして受入れられる傾向にある。
【0040】
逆に、ISO/IEC7816−3の2nd Edition以降を参考に制定されたアプリケーション仕様ではTD3バイト及びTA4バイトは必ず存在すると決めているものもあり、TD3バイト及びTA4バイトが存在しない第1のATRを送信したICカードを不正なカードであると認識するリーダライタも存在する。従って、ICカード1が不用意に第1のATRを出力してしまうと、不正カードと認識され、リーダライタ4に受付けてもらえない場合が発生してしまう可能性がある。
【0041】
従って、本実施の形態では、一番最初のリセット(後述するコールドリセット)時、あるいはMF21が選択されている場合には、第2のATRを出力するようになっており、最初のリセットに応答するATRで、リーダライタから不正カードと認識されないように配慮している。
【0042】
図10は、ISO/IEC7816−3に規定されているICカードの活性化(リセット)シーケンスを示しており、上述するコールドリセット及びウォームリセットについて説明するための図である。
【0043】
コールドリセットとは、電源電圧(a)、続く動作クロック信号(c)の投入動作の直後に実行されたリセットのことである。従って、リーダライタ4がICカード1を最初に起動させる際に実行するリセットtb1はコールドリセットである。また、ウォームリセットとは、電源電圧(a)及び動作クロック信号(c)が投入されたままの状態で実行されるリセットtb2のことであり、再活性化といわれている。
【0044】
そして、このコールドリセットが実行され、その解除を検知すると、ワーキングメモリ17に設けられたコールドリセットフラグ31にフラグ情報(例えば「1」)を書込むようになっている。以降、リセット解除を検知した際に、このコールドリセットフラグ31の値を参照することによって、コールドリセットが実行されたか否かを認識できるようになっている。その結果、リセット解除時にコールドリセットであるのか、ウォームリセットであるのかを判定することができる。
【0045】
即ち、リセット解除時、コールドリセットフラグ31の値が不定値であれば「1」を書込み、コールドリセットであると認識する。また、既にコールドリセットフラグ31の値が「1」がある場合には、コールドリセットフラグ31の値を保持しつつ、ワーキングメモリ17をリセットし、その値からウォームリセットであることを認識するようになっている。
【0046】
本実施の形態では、リセット時にワーキングメモリ17に設けられた識別子(例えばDF識別情報バッファ30やコールドリセットフラグ31等)が、不特定な値である場合には特定の情報を書き込む。また、既に特定の情報が書込まれている場合には、リセット時に消してしまわないように保護しながらワーキングメモリ17をリセットするようになっている。
【0047】
そして、電源電圧(a)、リセット信号(b)、クロック信号(c)、及びI/O信号(d)を用いて、ICカードの活性化(リセット)シーケンスは、図10に示すように、リーダライタ4から電源電圧(a)がICカード1のVcc端子に供給された後、時間Taでクロック信号(c)がCLK端子に供給される。
【0048】
そして、時間Ta以後の時間ta(200クロックサイクル以内)にI/O信号(d)の回線を所定の状態とし、時間Ta以後の時間tb1(400クロックサイクル以内)の間、リセット信号(b)を状態Lowに保つことによって、ICカード1はリセット(コールドリセット)される。そして、時間Tb1にリセット信号(b)の立ち上がり(Low→High)を検出すると、時間Tb1以後の時間tc1(400〜40000クロックサイクル)を経過後、時間Tc1にリセットtb1に応答したATR1をI/O端子に送り出すようになっている。
【0049】
次に、電源電圧(a)とクロック信号(c)が供給され安定している状態で、リセット信号(b)を状態Lowへと変化され、時間tb2(400クロックサイクル以内)の間、状態Lowを保つことによって、ICカード1はリセット(ウォームリセット)される。そして、時間Tb2にリセット信号(b)の立ち上がり(Low→High)を検出すると、時間Tb2以後の時間tc2(400〜40000クロックサイクル)を経過後、時間Tc2にリセットtb2に応答したATR2をI/O端子に送り出すようになっている。
【0050】
そして、本実施の形態では、ICカード1は、コールドリセット時及びMF21が選択された時には第2のATR(図9)を出力し、選択コマンドによって特定のDF(例えばDF22またはDF25)が選択された時には選択されているDFに対応したATR(図8あるいは図9)を出力するようになっている。
【0051】
例えば、ウォームリセットが解除された際に、図7に示すDF識別情報バッファ30を参照し、アプリケーションA用のDF22が選択されていた場合には第1のATR(図8)を出力し、MF21あるいはアプリケーションB用のDF25が選択されていた場合には第2のATR(図9)を出力するようになっている。
【0052】
従って、図10に示すタイムチャートにおいては、コールドリセット後に出力するATR1は第2のATR(図9)であり、ウォームリセット後に出力するATR2は、ウォームリセット時に選択されていたMF、DFに応じた第1又は第2のATR(図8又は図9)が出力される。
【0053】
次に、図11及び図1を用いて、このように構成されたICカード1における処理動作について説明する。図11に示すように、リーダライタ4により通信部19を介して電源電圧、クロック信号が供給され、リセット信号(コールドリセット)が解除(Low状態からHigh状態へ移行)されると、ICカード1の制御素子15は、コールドリセットフラグ31に値を書き込み、コールドリセットが実行されたことを記憶する(ST11)。そして、第2のATRを、外部へ出力する(ST12)。この際、DF識別情報バッファ30をNull(00h、00h、00h、…00h)に設定する。
【0054】
ST12でのATR出力後、リーダライタ4からコマンドを受信すると(ST13、ST14)、受信したコマンドは選択コマンドであるか否かを判定する(ST15)。ST15の結果、選択コマンドではなく他のコマンドであった場合には、受信したコマンドを実行し(ST18)、処理結果をレスポンスする(ST19)。
【0055】
ST15の結果、選択コマンドであると判定されると、選択コマンドのDATAフィールドで指定されたDF名を選択し(ST16)、DF識別情報バッファ30にST16で選択されたDF名を設定する(ST17)。ST16及びST17が正常に終了すると、制御素子15は通信部19を介してリーダライタ4へ正常に終了した旨のレスポンス(図6(b))を出力する(ST19)。
【0056】
次に、図1に示すように、ST12でATRを出力後、又はST19でレスポンス出力後に、リセット信号が解除されると(ST13、ST21)、制御素子15は、コールドリセットフラグ31を参照することによって、ST21でのリセットはコールドリセットかウォームリセットかを判定する(ST22)。
【0057】
ST22でコールドリセットフラグ31の値からコールドリセットであると判定されると、制御素子15は、第2のATRを選択し(ST23)、通信部19を介して外部へ出力する(ST27)。また、ST22でコールドリセットフラグ31の値からウォームリセットであると判定されると、制御素子15は、DF識別情報バッファ30を参照し、現在選択されているファイルを確認する(ST24)。
【0058】
ST24による確認の結果、ウォームリセットの前にMF21あるいはDF25のようなISO/IEC7816−3のSecond Editionを参考に制定されたアプリケーション仕様のDFが選択されていた場合、制御素子15は、第2のATRを選択し(ST23)、通信部19を介して外部へ出力する(ST27)。
【0059】
ST24による確認の結果、ウォームリセットの前にDF22のようなISO/IEC7816−3のFirst Editionを参考に制定されたアプリケーション仕様のDFが選択されていた場合、制御素子15は、第1のATRを選択し(ST26)、通信部19を介して外部へ出力し、図11のステップ13に戻る(ST27)。
【0060】
以上、説明したように、本実施例では、複数のアプリケーションを搭載したICカードにおいて、ICカード1がリセット解除された際、コールドリセット時にはISO/IEC7816−3 Second Edition(新しいバージョン)のATR(第2のATR)を出力し、ウォームリセット時には選択されたファイル(アプリケーション)に対応したATR(第1又は第2のATR)を出力するようになっている。
従って、不用意にアプリケーションを切換えることなく、再活性化時のアプリケーションに対応した初期応答情報(ATR)を出力することができる。
【0061】
また、システム開発当初、想定されていないアプリケーション仕様、あるいはアプリケーションの組合わせになったとしても、コールドリセット時には端末装置に受入れられやすいATRを出力し、ウォームリセットの際になって初めて既に選択されていたファイルのアプリケーション仕様に対応するATR(端末装置によっては受け入れられないかもしれないバージョンの新しいATR)を出力するようなっており、端末装置に不正カードと判断されない(判断される可能性を低くした)ようにしている。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、アプリケーションの切換えを効率良く実施し、再活性化時のアプリケーションに対応した初期応答情報(ATR)を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯可能電子装置に係るICカード1における処理動作について説明するためのフローチャート図。
【図2】ICカード1及びリーダライタ4を用いたシステム構成を概略的に説明するための図。
【図3】ICカード1の基本的な機能ブロックを示す図。
【図4】ICカード1の制御ブロックを示す図。
【図5】ICカード1のデータメモリ16の構成を説明するための図。
【図6】ファイルを選択する命令データ(選択コマンド)及びそのレスポンスの構成を説明するための図。
【図7】ワーキングメモリ17におけるDF識別情報バッファを説明するための図。
【図8】第1の初期応答情報(ATR)を説明するための図。
【図9】第2の初期応答情報(ATR)を説明するための図。
【図10】コールドリセットとウォームリセットを説明するための図。
【図11】ICカード1における処理動作について説明するためのフローチャート図。
【符号の説明】
1 ICカード
4 リーダライタ
16 データメモリ(不揮発性メモリ)
17 ワーキングメモリ(RAM)
18 プログラムメモリ(ROM)
21 MF
22、25 DF
23、24、26、27 EF
30 DF識別情報バッファ
31 コールドリセットフラグ

Claims (4)

  1. 外部装置から電源供給を受け、ファイル選択を指示する命令データを受信すると、指示されたファイルを選択する携帯可能電子装置において、
    前記選択されたファイルが格納されているアプリケーションファイルの識別情報を記憶する識別情報バッファ手段と、
    前記外部装置からのリセット信号を受信すると、前記識別情報バッファ手段に記憶される識別情報を参照して、第1の初期応答情報を応答する第1のアプリケーションファイルと、前記識別情報バッファ手段に記憶される識別情報を参照して、この第1の初期応答情報とは異なる第2の初期応答情報を応答する第2のアプリケーションファイルを有するメモリと、
    外部装置から供給されるリセット信号の状態を検出する検出手段と、
    この検出手段によってリセット信号の解除が検出されると、上記検出されたリセット信号が、上記電源供給の開始に応じて供給された第1のリセット信号であるか、上記電源供給が中断されない状態で供給された第2のリセット信号であるかを判定するリセット判定手段と、
    このリセット判定手段による判定の結果、上記第2のリセット信号であると判定された場合は、前記識別情報バッファ手段に記憶される識別情報を参照して、上記第2のリセット信号の解除前に選択されているアプリケーションファイルを判定するファイル判定手段と、
    このファイル判定手段により第1のアプリケーションファイルが選択されていたと判定された場合には上記第1の初期応答情報を設定し、上記リセット判定手段による判定の結果、上記第1のリセット信号であると判定された場合あるいは上記ファイル判定手段により第2のアプリケーションファイルが選択されていたと判定された場合には上記第2の初期応答情報を設定する制御手段と、
    この制御手段によって設定された第1あるいは第2の初期応答情報を外部へ出力する出力手段と
    を有することを特徴とする携帯可能電子装置。
  2. 上記第2の初期応答情報は、上記第1の初期応答情報に対して当該携帯可能電子装置の動作電圧に関する情報を少なくとも追加したものであることを特徴とする請求項1記載の携帯可能電子装置。
  3. 外部装置から電源供給を受けることにより動作し、複数のアプリケーションプログラムを搭載し、夫々のアプリケーションプログラムに対応した初期応答情報を有する携帯可能電子装置において、
    上記外部装置から送信されたファイル選択を指示する命令データを受信すると、指示されたファイルを選択する命令実行手段と、
    上記選択されたファイルが格納されるアプリケーションファイルの識別情報を記憶する識別情報バッファ手段と、
    上記外部装置から供給されるリセット信号の状態を検出する検出手段と、
    この検出手段によってリセット信号の解除が検出されると、上記検出されたリセット信号が、上記電源供給の開始に応じて供給された第1のリセット信号であるか、上記電源供給が中断されない状態で供給された第2のリセット信号であるかを判定する判定手段と、
    この判定手段による判定の結果、上記第1のリセット信号であると判定された場合は予め設定された初期応答情報を設定し、上記判定の結果、上記第2のリセット信号であると判定された場合は、前記識別情報バッファ手段に記憶される識別情報を参照して、上記第2のリセット信号の解除前に上記命令実行手段によって選択されていたファイルに対応した初期応答情報を設定する制御手段と、
    この制御手段によって設定された初期応答情報を外部へ出力する出力手段と
    を有することを特徴とする携帯可能電子装置。
  4. ファイル選択を指示する命令データに基づいて選択されたファイルが格納されるアプリケーションファイルの識別情報を記憶し、外部装置からのリセット信号を 受信すると、上記識別情報を参照して、第1の初期応答情報を応答する第1のアプリケーションファイルと、この第1の初期応答情報とは異なる第2の初期応答情報を応答する第2のアプリケーションファイルを有するメモリを持ち、上記外部装置から電源供給を受け、ファイル選択を指示する命令データを受信し、指示されたファイルを選択する携帯可能電子装置の初期応答の出力方法において、
    上記外部装置から供給されるリセット信号を検出部で検出する検出ステップと、
    この検出の結果、リセット信号の解除が検出されると、上記検出されたリセット信号は、上記電源供給の開始に応じて供給された第1のリセット信号であるのか、上記電源供給が中断されない状態で供給された第2のリセット信号であるかをリセット判定部で判定するステップと、
    この判定の結果、上記第2のリセット信号であると判定された場合は、上記識別情報を参照して、上記第2のリセット信号の解除前に選択されているアプリケーションファイルをファイル判定部で判定するステップと、
    この判定の結果、第1のアプリケーションファイルが選択されていたと判定された場合には上記第1の初期応答情報を設定し、上記第1のリセット信号であると判定された場合あるいは上記第2のアプリケーションファイルが選択されていたと判定された場合には上記第2の初期応答情報を制御部で設定するステップと、
    この設定された第1あるいは第2の初期応答情報を出力部から外部へ出力するステップとを有することを特徴とする携帯可能電子装置の初期応答の出力方法。
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