JP3620489B2 - 通信装置、プログラム、記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は通信装置、プログラム、記録媒体に係り、詳しくは、電話機やファクシミリなどの通信装置と、その通信装置を実現するようにコンピュータシステムを機能させるためのプログラム、そのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、NTTより「Lモード」と呼ばれる情報サービスが提供されている。このLモードは、Lモード対応の通信機器(電話機やファクシミリなど)から、メニュー操作により、電話感覚で文字や簡易な画像を中心とした情報検索や電子メールの送受信などが利用できるサービスである。
尚、Lモードにおける情報検索や電子メールの送受信は、NTTが設置しているLモードゲートウェイを経由して行われる。
【0003】
Lモードでは、Lモードゲートウェイとの接続時間(通信時間)に応じて課金される従量制がとられている。そのため、通信コストを抑制するための回線自動切断機能が設定されており、その回線自動切断機能には、Lモード対応の通信機器側で回線を切断する機能と、Lモードゲートウェイ側で回線を切断する機能とがある。
Lモード対応の通信機器側の回線自動切断機能によれば、Lモード利用中に通信機器のボタン(キー)操作が一定時間行われない場合は、通信機器に設けられた無通信監視タイマ(タイムアウト用タイマ)の設定時間(0〜数十分間)に達すると、通信機器とLモードゲートウェイとの回線接続が通信機器側から自動的に切断される。
また、Lモードゲートウェイ側の回線自動切断機能によれば、Lモード利用中に通信機器のボタン操作が30分間行われない場合は、通信機器とLモードゲートウェイとの回線接続がLモードゲートウェイ側から自動的に切断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電子メールの新規作成時および返信・転送時に、ユーザーがボタン操作をしている場合には、上記の回線自動切断機能が機能しないため課金がなされることになり、通信コストが高くなるという問題がある。
また、Lモード対応の通信機器としてファクシミリを使用する場合には、電子メールやホームページなどの印刷中にも課金がなされる。このとき、印刷時間が長い場合には上記の回線自動切断機能が機能するが、印刷時間が無通信監視タイマの設定時間以下または30分以下の場合は、その印刷時間の分だけ課金がなされる。そのため、印刷操作が度重なると、課金される金額が積み重ねられて大きくなり、通信コストが高くなるという問題がある。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、以下の目的を有するものである。
(1)通信コストを低減することが可能な通信装置を提供する。
(2)上記(1)の通信装置を実現するようにコンピュータシステムを機能させるためのプログラムを提供する。
(3)上記(1)の通信装置を実現するようにコンピュータシステムを機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
係る目的を達成するためになされた請求項1に記載の通信装置は、通信回線との回線接続を行う回線接続手段と、その回線接続手段による通信回線との回線接続を切断させる回線切断手段と、通信回線を使用する操作を通信装置に実行させる操作手段と、その操作手段が実行させる操作が所定時間以上の時間を要するものかどうかを判定する判定手段と、前記所定時間を設定する設定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記回線接続手段および前記回線切断手段の動作を制御する制御手段とを備えた通信装置であって、前記操作手段は、通信回線から送信されてくる情報を記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶されている情報を印刷用紙に印刷する印刷手段とを備え、前記設定手段は、前記印刷手段が印刷用紙に印刷する印刷量を設定することによって前記所定時間を設定し、前記判定手段は、前記印刷手段が印刷用紙に印刷する印刷量が、前記設定手段によって設定された所定印刷量以上の場合には、前記印刷手段による印刷に前記所定時間以上の時間を要するものと判定し、前記制御手段は、前記判定手段が前記印刷手段による印刷に前記所定時間以上の時間を要すると判定した場合は、前記回線切断手段により通信回線との回線接続を一旦切断させ、前記判定手段が前記印刷手段による印刷に前記所定時間未満の時間しか要さないと判定した場合は、前記回線切断手段により通信回線との回線接続を切断させることなく、前記印刷手段に印刷を実行させるものである。
【0007】
従って、請求項1に記載の通信装置によれば、判定手段により通信回線を使用する操作が所定時間以上の時間を要すると判定された場合は、回線切断手段により通信回線との回線接続が一旦切断される。そのため、所定時間以上の長時間に渡って通信回線との回線接続が行われることがなくなり、通信回線の使用料金(回線接続料金)が過大にならないことから、通信コストを低減することができる。
また、通信装置のユーザーが設定手段により前記所定時間を自由に設定可能であるため、通信コストをどのように低減させるかについてユーザーの意志を反映させることができる。
そして、印刷操作が度重なっても通信回線の使用料金として課金される金額が積み重ねられないため、印刷操作が度重なると課金される金額が積み重ねられて大きくなる従来の形態に比べて、通信コストを低減することができる。
尚、前記所定印刷量は、通信装置のユーザーが設定手段により自由に設定可能であるため、通信コストをどのように低減させるかについてユーザーの意志を反映させることができる。
【0008】
次に、請求項2に記載の発明は、通信回線との回線接続を行う回線接続手段と、その回線接続手段による通信回線との回線接続を切断させる回線切断手段と、通信回線を使用する操作を通信装置に実行させる操作手段と、その操作手段が実行させる操作が所定時間以上の時間を要するものかどうかを判定する判定手段と、前記所定時間を設定する設定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記回線接続手段および前記回線切断手段の動作を制御する制御手段とを備えた通信装置であって、前記操作手段は、前記操作として電子メールに関する操作を実行させ、前記設定手段は、電子メールの新規作成,返信,転送のうち少なくともいずれか1つの操作を設定することによって前記所定時間を設定し、前記判定手段は、前記操作手段によって実行される操作が、前記設定手段によって設定された操作の場合には、前記操作手段による操作に前記所定時間以上の時間を要するものと判定し、前記制御手段は、前記判定手段が前記操作手段による操作に前記所定時間以上の時間を要すると判定した場合は、前記回線切断手段により通信回線との回線接続を一旦切断させ、前記判定手段が前記操作手段による操作に前記所定時間未満の時間しか要さないと判定した場合は、前記回線切断手段により通信回線との回線接続を切断させることなく、 前記操作手段に前記操作を実行させるものである。
【0009】
従って、請求項2に記載の通信装置によれば、判定手段により通信回線を使用する操作が所定時間以上の時間を要すると判定された場合は、回線切断手段により通信回線との回線接続が一旦切断される。そのため、所定時間以上の長時間に渡って通信回線との回線接続が行われることがなくなり、通信回線の使用料金(回線接続料金)が過大にならないことから、通信コストを低減することができる。
また、通信装置のユーザーが設定手段により前記所定時間を自由に設定可能であるため、通信コストをどのように低減させるかについてユーザーの意志を反映させることができる。
そして、設定手段が設定した電子メールの新規作成時、返信時、転送時に通信回線の使用料金が課金されないため、電子メールの新規作成時や返信・転送時にユーザーがボタン操作をしている場合に課金がなされる従来の形態に比べて、通信コストを低減することができる。
尚、電子メールの新規作成に比べれば処理に時間がかからない返信および転送については、通信回線との回線接続を切断させるかどうかを、通信装置のユーザーが設定手段により自由に設定可能であるため、通信コストをどのように低減させるかについてユーザーの意志を反映させることができる。
【0010】
次に、請求項3に記載の通信装置は、請求項1または請求項2に記載の通信装置において、前記判定手段および前記制御手段の動作を実行させるかどうかを選択する選択手段を備えるものである。
従って、請求項3に記載の通信装置によれば、通信装置のユーザーが選択手段により前記判定手段および前記制御手段の動作を実行させるかどうかを自由に選択可能であるため、通信コストの低減についてユーザーの意志を反映させることができる。
次に、請求項4に記載のプログラムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置における前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラムを提供するものである。
つまり、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置における前記各手段を実現するための機能は、コンピュータシステムで実行されるプログラムとして備えることができる。
【0011】
次に、請求項5に記載の記録媒体は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置における前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供するものである。
このようなプログラムの場合、例えば、ROMやバックアップRAMをコンピュータで読み取り可能な記録媒体として前記プログラムを記録しておき、このROMあるいはバックアップRAMをコンピュータシステムに組み込んで用いることができる。
この他、半導体メモリ(スマートメディア,メモリスティックなど),ハードディスク,フロッピーディスク,データカード(ICカード,磁気カードなど),光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVDなど),光磁気ディスク(MOなど),相変化ディスク,磁気テープなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に前記プログラムを記録しておき、そのプログラムを必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
[実施形態の主要構成]
以下、本発明に係る一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、NTTが提供するLモードにおける通信システム10の概略構成を示すブロック図である。
Lモードにおける通信システム10は、Lモード対応の各種通信機器11、インターネット網12、インターネット網12に接続された各種通信機器13、情報提供者の通信機器14、公衆電話回線15、Lモードゲートウェイ16などから構成されている。
【0013】
Lモード対応の各種通信機器11には、例えば、Lモード対応の電話機やファクシミリ、ICカード公衆電話機などがある。
WWWサーバ(図示略)を介してインターネット網12に接続された各種通信機器13には、例えば、パーソナルコンピュータや携帯電話機などがある。
通信機器14を用いて各種情報(日々の生活に役立つ情報、地域に密着した情報)を提供する情報提供者(例えば、天気予報提供者(日本気象協会など)、銀行、証券会社、新聞社、販売店など)は、NTTが提供するLメニューリストに登録されている。
尚、通信機器14を用いて各種情報を提供する情報提供者や、各種通信機器13の使用者が提供する情報やサービスの内容は「コンテンツ」と総称される。また、NTTが提供するLメニューリストに登録されていない各種通信機器13の使用者が提供する情報やサービスの内容は「一般コンテンツ」と呼ばれる。
【0014】
各通信機器11,13,14およびインターネット網12は、公衆電話回線15を介して、NTTが設置しているLモードゲートウェイ16に接続されている。
そして、Lモード対応の各種通信機器11は、第1経路(公衆電話回線15→Lモードゲートウェイ16→公衆電話回線15)または第2経路(公衆電話回線15→インターネット網12→Lモードゲートウェイ16→公衆電話回線15)を通じて情報提供者の通信機器14と各種情報および電子メールを送受信することができる。
また、Lモード対応の各種通信機器11は、インターネット網12に接続された各種通信機器13と前記第2経路を通じて各種情報および電子メールを送受信することができる。
尚、Lモードゲートウェイ16は、実際には、NTT西日本とNTT東日本にそれぞれ1つずつ設けられて互いに接続されている。
【0015】
図2は、Lモード対応の各種通信機器11の一例であるLモード対応ファクシミリの本体20の外観を示す平面図である。
Lモード対応ファクシミリの本体20には、表示器21および多数のボタン(キー)類22が配設されており、ハンドセット(図示略)が接続されると共に、本体20を親機とするコードレスホンの子機(図示略)が別体に設けられている。
表示器21は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどから構成されている。表示器21には、Lモードゲートウェイ16と本体20との回線が接続中であることを示すピクトグラム、回線接続が切断されたことを示すメッセージ文(例えば「切断されました」など)、予め設定された待ち受け画面などが表示される。
【0016】
ボタン類22を構成する各ボタンには、ダイヤルボタンを構成するテンキー、各種操作(例えば、留守番電話の設定・解除、スピーカ再生、保留または子機への切替など)を行うための各種機能ボタン、電子メールに関する操作を行う際に用いられるEメールボタン22a、Lモードに関する操作を行う際に用いられるLボタン22b、表示器21に表示されるカーソル(図示略)を上下左右に移動させるカーソル移動ボタン(スクロールボタン)22cなどがある。
【0017】
図3は、Lモード対応ファクシミリの本体20の電気的構成を示すブロック回路図である。
Lモード対応ファクシミリの本体20には、表示器21、ボタン類22、パネルGA(Gate Array)41、モータ42、サーマルヘッド43、スキャナ44、センサ類45、AFE(Analog Front End)46、メロディIC(Integrated Circuit)47、スピーカ48、RTC(Real Time Clock)49、ROM50、RAM51、EEPROM52、子機用高周波(RF:Radio Frequency)ユニット53、クロスポイントスイッチ54、ハンドセット55、NCU56、CPU57、記録回路58、読取回路59、FAX・データモデム60などが備えられている。
【0018】
CPU57は、親機としての本体20および子機(図示略)を含めたLモード対応ファクシミリ全体の動作を制御する。CPU57には、記録回路58、読取回路59、パネルGA41、FAX・データモデム60、AFE46、RTC49、ROM50、RAM51、EEPROM52、子機用RFユニット53が接続されている。
尚、CPU57,記録回路58,読取回路59,パネルGA41,FAX・データモデム60は1チップIC61によって構成され、その1チップIC61は1チップFAXエンジンと呼ばれる。
【0019】
記録回路58は、CPU57の制御処理に従い、プリンタを構成するモータ42およびサーマルヘッド43の動作を制御する。モータ42は、Lモード対応ファクシミリの本体20に印刷用紙を供給排出するために移動させる。サーマルヘッド43は、感熱紙からなる印刷用紙に印刷を行う。尚、サーマルヘッド43をインクジェットヘッドやレーザーエンジンに置き代えてもよい。
【0020】
読取回路59は、CPU57の制御に従い、スキャナ44の動作を制御する。スキャナ44は、原稿に印刷されている文字や画像を読み取り、その文字や画像のデータを読取回路59へ出力する。
センサ類45は、印刷用紙がセットされていることを検出する印刷用紙検出センサ、ハンドセット55がセットされていることを検出するハンドセット検出センサなど、本体20に備えられた各種センサから構成されている。
パネルGA41は、ボタン類22および表示器21とCPU57との間でデータ信号の仲介を行うためのインタフェースとして機能する。
【0021】
FAX・データモデム60は、ファクシミリの送受信データの変復調を行うと共に、Lモードにおける各種情報および電子メールの送受信データの変復調を行う。AFE46は、メロディIC47およびクロスポイントスイッチ54とCPU57およびFAX・データモデム60との間でデータ信号のサンプリングおよび変換を行う。
メロディIC47は、CPU57の制御処理に従い、所定のデータフォーマット仕様(例えば、SMAF(Synthetic Music Mobile Application Format)など)に基づいて着信音として機能するメロディ(着信メロディ)を生成し、スピーカ48を駆動して当該着信メロディを発音させる。
【0022】
RTC49は、現在の時刻および年月日を計測し、それらのデータをCPU57へ出力する。ROM50は、CPU57が各種制御を実行するための各種制御プログラムを記憶している。RAM51は、CPU57の作業領域や各種データの展開領域を提供する。
EEPROM52は、電話やファクシミリの送信先の電話番号、電子メールの送信先やインターネット網12に接続された各種通信機器13,14のURL(Uniform Resource Locator)などを記憶している。
【0023】
子機用RFユニット53は、コードレスホンの子機(図示略)と親機である本体20とを無線回線を通じて接続するために、CPU57と子機との間でデータ信号を無線で送受信する。
クロスポイントスイッチ54は、子機用RFユニット53、NCU56、電話の送受話器からなるハンドセット55、AFE46のそれぞれの間で転送されるデータ信号を切り替えて仲介する。
NCU56は、公衆電話回線15に接続されて網制御を行い、公衆電話回線15に対するダイヤル信号を送り出すと共に、公衆電話回線15からの呼出信号に対する応答などを行う。
【0024】
[CPU57が実行する主な制御処理]
図4〜図6は、本実施形態においてCPU57が実行する主な制御処理の流れを示すフローチャートである。
CPU57は、ROM50に記録(記憶)されているプログラムに従い、コンピュータによる各種演算処理によって、以下の各ステップ(以下、「S」と記載する)の処理を実行する。尚、CPU57は、以下の各ステップの処理が実行される前に、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を接続させておく。
尚、前記プログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体(半導体メモリ(メモリスティックなど)、ハードディスク、フロッピーディスク、データカード(ICカード,磁気カードなど)、光ディスク(CD−ROM,CD−R,CD−RW,DVDなど)、光磁気ディスク(MOなど)、相変化ディスク、磁気テープなど)を備えた外部記録装置(外部記憶装置)に記録(記憶)しておき、当該プログラムを必要に応じて外部記録装置からCPU57にロードして起動することにより用いるようにしてもよい。
【0025】
CPU57は、まず、パネルGA41または子機用RFユニット53から転送されてくるデータ信号に基づいて、ボタン類22を構成するいずれかのボタン(キー)または子機に配設されたボタン類(図示略)を構成するいずれかのボタン(キー)が操作されたかどうかを判定し(S10)、いずれかのボタンが操作された場合は(S10:Yes)、無通信監視タイマ(タイムアウト用タイマ)をリセットした後にスタートさせ(S12)、操作されたボタンに対応する制御コマンドを生成する(S14)。
【0026】
次に、CPU57は、S14の処理で生成した制御コマンドがLモードゲートウェイ16へ送信するものかどうかを判定し(S16)、当該制御コマンドがLモードゲートウェイ16へ送信するものの場合は(S16:Yes)、当該制御コマンドをAFE46からクロスポイントスイッチ54を介してNCU56へ転送し、NCU56から公衆電話回線15を介してLモードゲートウェイ16へ送信する(S18)。
すると、各種通信機器11,13,14から提供される各種情報の中から、CPU57がS14の処理で生成した制御コマンドに対応する各種情報が選択され、その各種情報が公衆電話回線15からNCU56へ転送される。
【0027】
続いて、CPU57は、S14の処理で生成した制御コマンドに応答する各種情報がLモードゲートウェイ16から公衆電話回線15を介してNCU56によって取得されたかどうかを判定し(S20)、取得完了されるまで待ち、取得完了されたら(S20:Yes)、パネルGA41を介して表示器21を制御し、その取得された各種情報のデータを表示器21に表示させ(S22)、その後にS10の処理に戻る。
【0028】
また、CPU57は、S10の処理でいずれのボタンも操作されていないと判定した場合は(S10:No)、無通信監視タイマが設定時間に達したか(タイムアップしたか)どうかを判定し(S24)、無通信監視タイマが設定時間に達した場合は(S24:Yes)、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続を切断させる(S26)。
ここで、CPU57は、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続を切断させるのと同時に、パネルGA41を介して表示器21を制御し、それまで表示器21に表示されていた回線が接続中であることを示すピクトグラムの表示を消させると共に、回線接続が切断されたことを示すメッセージ文(「切断されました」)を新たに表示させる。
次に、CPU57は、パネルGA41を介して表示器21を制御し、予め設定された待ち受け画面を表示器21に表示させ(S28)、その後に処理を終了する。
そして、CPU57は、S24の処理で無通信監視タイマが設定時間に達していないと判定した場合は(S24:No)、S10の処理に戻る。
【0029】
このように、Lモード対応ファクシミリ側には回線自動切断機能が備えられており、Lモード利用中にLモード対応ファクシミリのボタン(キー)操作が一定時間行われない場合は、Lモード対応ファクシミリに設けられた無通信監視タイマの設定時間に達すると、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続が本体20側から自動的に切断される。
尚、無通信監視タイマの設定時間は、ボタン類22の操作によりLモード対応ファクシミリのユーザーが所定時間(0〜数十分間)の範囲で自由に設定することができる。
また、無通信監視タイマは、CPU57によるソフトウェアタイマによって具体化するか、または、CPU57に付加した専用のタイマ回路によって具体化すればよい。
【0030】
そして、CPU57は、S16の処理において、S14の処理で生成した制御コマンドがLモードゲートウェイ16へ送信するものでないと判定した場合は(S16:No)、当該制御コマンドがモータ42およびサーマルヘッド43を用いた印刷に関するものかどうかを判定し(S30)、当該制御コマンドが印刷に関するものの場合は(S30:Yes)、その印刷頁数が所定頁数以上かどうかを判定し(S32)、その印刷頁数が所定頁数以上の場合は(S32:Yes)、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続を切断させる(S34)。
【0031】
次に、CPU57は、記録回路58を介してモータ42およびサーマルヘッド43を制御して印刷用紙に印刷させる印刷処理を行い(S36)、その印刷処理が終了したら、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を再び接続させ(S38)、その後にS10の処理に戻る。
また、CPU57は、S32の処理で印刷頁数が所定頁数未満であると判定した場合は(S32:No)、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を切断させることなく印刷処理を行い(S40)、その後にS10の処理に戻る。
【0032】
尚、CPU57は、Lモードゲートウェイ16から公衆電話回線15を介してNCU56に送信されてきた各種情報および電子メールを、RAM51またはEEPROM52に一旦記憶させる。そして、CPU57は、RAM51またはEEPROM52から読み出した各種情報および電子メールのデータを記録回路58へ出力し、各種情報および電子メールを印刷用紙に印刷させる。
そのため、S34の処理で回線接続が切断されても、S36の処理で印刷処理を行うことができる。
【0033】
そして、CPU57は、S30の処理において、S14の処理で生成した制御コマンドが印刷に関するものでないと判定した場合は(S30:No)、当該制御コマンドが電子メールに関するものかどうかを判定し(S42)、当該制御コマンドが電子メールに関するものの場合は(S42:Yes)、当該制御コマンドが電子メールの新規作成,返信,転送のいずれかに関するものかどうかを判定し(S44)、当該制御コマンドが電子メールの新規作成,返信,転送のいずれかに関するものの場合は(S44:Yes)、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続を一旦切断させる(S46)。
【0034】
次に、CPU57は、ユーザーがボタン類22を用いて指定した電子メールに関する操作をパネルGAを介して入力し(電子メールの送信先のTO欄(CC欄)の入力(S48)、電子メールの件名の入力(S50)、電子メールの本文の入力(S52))、それらの入力処理が終了したら、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を再び接続させ(S54)、入力された電子メールを送信し(S56)、その後にS10の処理に戻る。
【0035】
また、CPU57は、S42の処理において、S14の処理で生成した制御コマンドが電子メールに関するものでないと判定した場合は(S42:No)、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続を切断させ(S58)、その後にS10の処理に戻る。
そして、CPU57は、S44の処理において、S14の処理で生成した制御コマンドが電子メールの新規作成,返信,転送のいずれに関するものでもないと判定した場合は(S44:No)、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を切断させることなく、当該制御コマンドに関するその他の電子メールに関する処理(例えば、受信や参照など)を行い(S60)、その後にS10の処理に戻る。
【0036】
[実施形態の作用・効果]
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
(1)CPU57は、ボタン類22を構成するいずれかのボタンが操作され(S10:Yes)、その操作されたボタンに対応する制御コマンドが印刷に関するものであり(S30:Yes)、その印刷頁数が所定頁数以上の場合には(S32:Yes)、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続を一旦切断させてから(S34)、印刷処理を行い(S36)、その印刷処理が終了したら、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を再び接続させる(S38)。
また、CPU57は、前記印刷頁数が所定頁数未満の場合は(S32:No)、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を切断させることなく印刷処理を行う(S40)。
【0037】
つまり、本実施形態において、印刷頁数が所定頁数以上の場合(例えば、長文の電子メールの印刷、画像データ量の多いホームページの印刷など)には印刷処理に長い時間を要するため、その印刷処理を行う前に、Lモード対応ファックスの本体20とLモードゲートウェイ16との回線接続を一旦切断させるようにしている。また、印刷頁数が所定頁数未満の場合には印刷処理にあまり時間を要しないため、Lモード対応ファックスの本体20とLモードゲートウェイ16との回線接続を切断させることなく印刷処理を行うようにしている。
【0038】
従って、本実施形態によれば、印刷操作が度重なっても公衆電話回線15の使用料金として課金される金額が積み重ねられないため、印刷操作が度重なると課金される金額が積み重ねられて大きくなる従来の形態に比べて、通信コストを低減することができる。
尚、前記所定頁数は、ボタン類22の操作によりLモード対応ファクシミリのユーザーが自由に設定可能にすればよい。
【0039】
(2)CPU57は、ボタン類22を構成するいずれかのボタンが操作され(S10:Yes)、その操作されたボタンに対応する制御コマンドが電子メールに関するものであり(S42:Yes)、その制御コマンドが電子メールの新規作成,返信,転送のいずれかに関するものの場合には(S44:Yes)、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続を一旦切断させてから(S34)、当該電子メールに関する入力処理を行い(S48〜S52)、その入力処理が終了したら、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を再び接続させ(S54)、入力された電子メールを送信する(S56)。
また、CPU57は、前記制御コマンドが電子メールの新規作成,返信,転送のいずれに関するものでもない場合には(S44:No)、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を切断させることなく、当該制御コマンドに関するその他の電子メールに関する処理を行う(S60)。
【0040】
つまり、本実施形態において、電子メールの新規作成,返信,転送のいずれかに関する処理には長い時間を要するため、その電子メールに関する処理を行う前に、Lモード対応ファックスの本体20とLモードゲートウェイ16との回線接続を一旦切断させるようにしている。また、電子メールの新規作成,返信,転送を除く処理にはあまり時間を要しないため、Lモード対応ファックスの本体20とLモードゲートウェイ16との回線接続を切断させることなく当該処理を行うようにしている。
【0041】
従って、本実施形態によれば、電子メールの新規作成時および返信・転送時に公衆電話回線15の使用料金が課金されないため、電子メールの新規作成時および返信・転送時にユーザーがボタン操作をしている場合に課金がなされる従来の形態に比べて、通信コストを低減することができる。
尚、電子メールの新規作成に比べれば処理に時間がかからない返信および転送については、Lモード対応ファックスの本体20とLモードゲートウェイ16との回線接続を切断させるかどうかを、ボタン類22の操作によりLモード対応ファクシミリのユーザーが自由に選択可能にすればよい。
【0042】
[別の実施形態]
ところで、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
[1]上記実施形態では、S32の処理において、印刷頁数が所定頁数以上かどうかを判定するようにしている。
しかし、印刷頁数に限らず、印刷量が所定量以上かどうかを判定するようにしてもよい(例えば、印刷行数が所定行数以上かどうかを判定する)。
【0043】
また、S32の処理において、CPU57は、印刷に要する時間を推定し、その推定時間が所定時間以上かどうかを判定するようにしてもよい。
この場合、CPU57は、その推定時間が所定時間以上の場合は(S32:Yes)、NCU56とLモードゲートウェイ16との公衆電話回線15を介した回線接続を切断させ(S34)、その印刷処理が終了したら(S36)、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を再び接続させるようにすればよい(S38)。
また、CPU57は、S32の処理で判定した推定時間が所定時間未満であると判定した場合は(S32:No)、Lモードゲートウェイ16とNCU56との公衆電話回線15を介した回線を切断させることなく印刷処理を行うようにすればよい(S40)。
【0044】
[2]上記(1)の機能に関する処理(S32〜S40)を実行するかどうかは、ボタン類22の操作によりLモード対応ファクシミリのユーザーが自由に選択できるようにしてもよい。
この場合、CPU57は、S32の処理で印刷頁数が所定頁数以上であると判定した場合は(S32:Yes)、その旨を示すメッセージ文(例えば「印刷頁数が多いので回線を一旦切断しますか?」など)またはピクトグラムを表示器21に表示させ、S34〜S38の処理を実行するかどうかをユーザーに問い合わせる。
【0045】
そして、CPU57は、ボタン類22を構成する各ボタンの中から予め設定された選択ボタンをユーザーが操作した場合は、ユーザーがS34〜S38の処理を実行することを選択したとして、S34〜S38の処理を順次実行する。
また、CPU57は、ボタン類22を構成する各ボタンの中から予め設定された非選択ボタンをユーザーが操作した場合は、ユーザーがS34〜S38の処理を実行することを選択しなかったとして、S34およびS38の処理を省き、S36の処理のみを実行する。
【0046】
[3]上記(2)の機能に関する処理(S44〜S56,S60)を実行するかどうかは、ボタン類22の操作によりLモード対応ファクシミリのユーザーが自由に選択できるようにしてもよい。
この場合、CPU57は、S44の処理において、S14の処理で生成した制御コマンドが電子メールの新規作成,返信,転送のいずれに関するものでもないと判定した場合は(S44:No)、その旨を示すメッセージ文(例えば「電子メールの処理に時間がかかるので回線を一旦切断しますか?」など)またはピクトグラムを表示器21に表示させ、S46〜S56の処理を実行するかどうかをユーザーに問い合わせる。
【0047】
そして、CPU57は、ボタン類22を構成する各ボタンの中から予め設定された選択ボタンをユーザーが操作した場合は、ユーザーがS46〜S56の処理を実行することを選択したとして、S46〜S56の処理を順次実行する。
また、CPU57は、ボタン類22を構成する各ボタンの中から予め設定された非選択ボタンをユーザーが操作した場合は、ユーザーがS46〜S56の処理を実行することを選択しなかったとして、S46およびS54の処理を省き、S48〜S52,S56の処理のみを実行する。
【0048】
[4]上記実施形態では、サーマルヘッド43を用いるプリンタを使用しているが、どのような形式のプリンタ(例えば、レーザプリンタ、インクジェット式プリンタなど)を使用してもよい。
【0049】
[5]上記実施形態は、Lモード対応の各種通信機器11の一例としてLモード対応ファクシミリに具体化したものである。
しかし、Lモード対応の各種通信機器11であれば、どのような通信機器(例えば、Lモード対応電話機、ICカード公衆電話機など)に適用してもよい。
【0050】
[6]上記実施形態はLモード対応の各種通信機器11に適用したものである。
しかし、本発明は、Lモードに限らず、どのような形態の通信システム(例えば、NTTが提供するiモード、インターネット網を利用した各種通信システム、インターネット網以外の各種情報通信ネットワーク網(各種LAN、バス構造のLANによるイーサネット)など)を利用する通信装置に適用してもよい。
そして、当該通信装置は、どのようなものでもよい(例えば、電話機、ファクシミリ、各種情報機器(携帯情報端末、モデムを備えたパーソナルコンピュータなど))。
【0051】
尚、上述した[特許請求の範囲]および[課題を解決するための手段および発明の効果]に記載した構成要素と、[発明の実施の形態]に記載した構成部材との対応関係は以下のようになっている。
「通信装置」は、Lモード対応の各種通信機器11およびLモード対応ファクシミリの本体20に該当する。
「通信回線」は、インターネット網12,公衆電話回線15,Lモードゲートウェイ16に該当する。
「回線接続手段」は、AFE46,クロスポイントスイッチ54,NCU56,FAX・データモデム60と、CPU57が実行するS38,S54の処理とに該当する。
【0052】
「回線切断手段」は、AFE46,クロスポイントスイッチ54,NCU56,FAX・データモデム60と、CPU57が実行するS34,S46の処理とに該当する。
「通信回線を使用する操作」は、印刷に関する操作または電子メールに関する操作に該当する。
「操作手段」は、ボタン類22およびパネルGA41と、CPU57が実行するS36,S40,S48〜S52,S60の処理とに該当する。
「判定手段」は、CPU57が実行するS32,S44の処理に該当する。
「設定手段」および「選択手段」は、ボタン類22およびパネルGA41に該当する。
【0053】
「制御手段」は、CPU57が実行するS30〜S60の処理に該当する。
「記憶手段」は、RAM51またはEEPROM52に該当する。
「印刷手段」は、モータ42,サーマルヘッド43,記録回路58と、CPU57が実行するS36,S40の処理とに該当する。
「印刷量」は、印刷頁数または印刷行数に該当する。
「プログラム」は、CPU57が実行するS10〜S60の処理に該当する。
「記録媒体」は、ROM50に該当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】NTTが提供するLモードにおける通信システムの概略構成を示すブロック図。
【図2】本発明を具体化した一実施形態におけるLモード対応ファクシミリの本体の外観を示す平面図。
【図3】Lモード対応ファクシミリの本体の電気的構成を示すブロック回路図。
【図4】本体に備えられたCPUが実行する主な制御処理の流れを示すフローチャート。
【図5】本体に備えられたCPUが実行する主な制御処理の流れを示すフローチャート。
【図6】本体に備えられたCPUが実行する主な制御処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
10…Lモードにおける通信システム
11…Lモード対応の各種通信機器
15…公衆電話回線
16…Lモードゲートウェイ
20…Lモード対応ファクシミリの本体
22…ボタン類
41…パネルGA
42…モータ
43…サーマルヘッド
46…AFE
50…ROM
51…RAM
52…EEPROM
54…クロスポイントスイッチ
56…NCU
57…CPU
58…記録回路
60…FAX・データモデム

Claims (5)

  1. 通信回線との回線接続を行う回線接続手段と、
    その回線接続手段による通信回線との回線接続を切断させる回線切断手段と、
    通信回線を使用する操作を通信装置に実行させる操作手段と、
    その操作手段が実行させる操作が所定時間以上の時間を要するものかどうかを判定する判定手段と、
    前記所定時間を設定する設定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記回線接続手段および前記回線切断手段の動作を制御する制御手段と
    を備えた通信装置であって、
    前記操作手段は、
    通信回線から送信されてくる情報を記憶する記憶手段と、
    その記憶手段に記憶されている情報を印刷用紙に印刷する印刷手段と
    を備え、
    前記設定手段は、前記印刷手段が印刷用紙に印刷する印刷量を設定することによって前記所定時間を設定し、
    前記判定手段は、前記印刷手段が印刷用紙に印刷する印刷量が、前記設定手段によって設定された所定印刷量以上の場合には、前記印刷手段による印刷に前記所定時間以上の時間を要するものと判定し、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が前記印刷手段による印刷に前記所定時間以上の時間を要すると判定した場合は、前記回線切断手段により通信回線との回線接続を一旦切断させ、
    前記判定手段が前記印刷手段による印刷に前記所定時間未満の時間しか要さないと判定した場合は、前記回線切断手段により通信回線との回線接続を切断させることなく、前記印刷手段に印刷を実行させることを特徴とする通信装置。
  2. 通信回線との回線接続を行う回線接続手段と、
    その回線接続手段による通信回線との回線接続を切断させる回線切断手段と、
    通信回線を使用する操作を通信装置に実行させる操作手段と、
    その操作手段が実行させる操作が所定時間以上の時間を要するものかどうかを判定する判定手段と、
    前記所定時間を設定する設定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記回線接続手段および前記回線切断手段の動作を制御する制御手段と
    を備えた通信装置であって、
    前記操作手段は、前記操作として電子メールに関する操作を実行させ、
    前記設定手段は、電子メールの新規作成,返信,転送のうち少なくともいずれか1つの操作を設定することによって前記所定時間を設定し、
    前記判定手段は、前記操作手段によって実行される操作が、前記設定手段によって設定された操作の場合には、前記操作手段による操作に前記所定時間以上の時間を要するものと判定し、
    前記制御手段は、
    前記判定手段が前記操作手段による操作に前記所定時間以上の時間を要すると判定した場合は、前記回線切断手段により通信回線との回線接続を一旦切断させ、
    前記判定手段が前記操作手段による操作に前記所定時間未満の時間しか要さないと判定した場合は、前記回線切断手段により通信回線との回線接続を切断させることなく、前記操作手段に前記操作を実行させることを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信装置において、
    前記判定手段および前記制御手段の動作を実行させるかどうかを選択する選択手段を備 えたことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置における前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラム。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信装置における前記各手段としてコンピュータシステムを機能させるためのプログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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