JP3620282B2 - 電話装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電話装置に関し、特に相手側装置の電話番号(発信者番号)を受信することができる電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通話中に他から新たな電話がかかってきた場合、簡単な操作で通話相手を切り替えることができる、いわゆるキャッチホンサービスが実用化されている。このキャッチホンサービスにおいて、既にアメリカでは、通話中に新たにかけてきた相手側装置(発信者)の電話番号(発信者番号)を交換機から送信するサービスが実用化されている。電話装置の中には、このサービスにより交換機から送られる発信者番号を受信して、通話中に、その受信した発信者番号を電話装置の表示器(例えば、液晶ディスプレイ(LCD))へ表示する、いわゆるコール・ウエイティング・コーラーID機能を備えたものがある。よって、この機能を備えた電話装置では、LCDの表示内容を見ることにより、新たにかけてきた発信者を認識することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる電話装置では、受信者が、新たにかけてきた発信者を認識して、電話回線の接続を切り替えても、発信者番号は通話中ずっとLCDに表示されたままになっていた。そのため、発信者を認識して発信者番号の表示が必要なくなった場合や、発信者が誰であるのかを他の人に知られたくない場合であっても、LCDに表示された発信者番号の表示を消去することができないという問題点があった。
【0004】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、表示装置へ表示された相手側装置の電話番号を所定の契機で消去することができる電話装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の電話装置は、文字や記号を表示可能な表示装置と、回線の閉結中に交換機側から送られる相手側装置の電話番号を受信可能な受信手段とを備えており、更に、1の相手側装置との回線の閉結中に、新たに他の相手側装置から着呼があった場合、前記受信手段により受信された前記他の相手側装置の電話番号を記憶する発信者番号記憶手段と、その発信者番号記憶手段に記憶される前記他の相手側装置の電話番号を前記表示装置へ表示する表示手段と、その表示手段により前記表示装置へ表示された前記他の相手側装置の電話番号を所定の契機で消去する消去手段と、前記表示手段による前記表示装置への前記他の相手側装置の電話番号の表示時間を記憶する表示時間記憶手段と、その表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時を行う計時手段とを備え、前記計時手段による計時は、接続されている回線が前記1の相手側装置から前記他の相手側装置へ切り替えられることにより開始され、前記消去手段は、その計時手段により前記表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時が終了した場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去するものである。
【0006】
請求項1記載の電話装置によれば、1の相手側装置との回線の閉結中に交換機側から送られる他の相手側装置の電話番号が受信手段により受信されると、その受信された他の相手側装置の電話番号が発信者番号記憶手段に記憶され、表示手段によって表示装置へ表示される。接続されている回線が1の相手側装置から他の相手側装置へ切り替えられると、表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時が計時手段により開始され、その計時が終了すると、表示装置へ表示されている他の相手側装置の電話番号が消去手段によって消去される。
【0007】
請求項2記載の電話装置は、請求項1記載の電話装置において、前記消去手段は、接続されている回線が前記他の相手側装置から前記1の相手側装置へ切り替えられた場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去するものである。
【0008】
【0009】
請求項3記載の電話装置は、文字や記号を表示可能な表示装置と、通話中に相手側装置の電話番号を受信可能な受信手段とを備えており、更に、1の相手側装置との通話中に、新たに他の相手側装置から着呼があった場合、前記受信手段により受信された前記他の相手側装置の電話番号を記憶する発信者番号記憶手段と、その発信者番号記憶手段に記憶される前記他の相手側装置の電話番号を前記表示装置へ表示する表示手段と、その表示手段により前記表示装置へ表示された前記他の相手側装置の電話番号を所定の契機で消去する消去手段と、前記表示手段による前記表示装置への前記他の相手側装置の電話番号の表示時間を記憶する表示時間記憶手段と、その表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時を行う計時手段とを備え、前記計時手段による計時は、通話が前記1の相手側装置から前記他の相手側装置へ切り替えられることにより開始され、前記消去手段は、その計時手段により前記表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時が終了した場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去するものである。
【0010】
請求項4記載の電話装置は、請求項記載の電話装置において、前記消去手段は、通話が前記他の相手側装置から前記1の相手側装置へ切り替えられた場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去するものである。
【0011】
請求項5記載の電話装置は、請求項1から4のいずれかに記載の電話装置において、キー部材が配設されている入力装置を備えており、前記消去手段は、前記入力装置に配設されているキー部材が操作された場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去するものである。
【0012】
請求項6記載の電話装置は、請求項1から5のいずれかに記載の電話装置において、前記消去手段によって消去された前記他の相手側装置の電話番号を前記発信者番号記憶手段の記憶内容に基づいて、所定の契機で再表示する再表示手段を備えている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例であるファクシミリ装置1の外観斜視図である。ファクシミリ装置1の本体2の側部には、受話器3が取り付けられている。受話器3は非通話時には本体2に設けられた図示しないフック上に置かれ、通話時にはフックから取り上げられて使用される。前者をオンフック状態、後者をオフフック状態と称している。
【0014】
本体2の上面前部には複数のキー4aを備えた操作パネル4が設けられ、その操作パネル4の左後部には、新たに着呼のあった相手側装置(発呼側装置)の電話番号(発信者番号)を表示するための液晶表示器(LCD)5が設けられている。
【0015】
操作パネル4の左端部には、上から順に切替キー4b、ストップキー4c、表示キー4dとが設けられている。切替キー4bは、接続している電話回線を1の相手側装置と新たに着呼のあった相手側装置との間で切り替えるためのものである。
【0016】
ストップキー4cは、LCD5へ表示された発信者番号を消去するためのものである。よって、受信者は、発信者番号をLCD5に表示する必要がなくなった場合には、ストップキー4cを押下することによって、発信者番号の表示を消去することができるのである。
【0017】
表示キー4dは、LCD5へ発信者番号を表示するためのものである。よって、受信者は、発信者番号の表示がLCD5から消去されていても、その発信者番号をメモなどする必要がある場合には、表示キー4dを押下することによって、LCD5へ再表示することができるのである。
【0018】
ファクシミリ装置1は、この操作パネル4上に設けられた各キー4aが押下されることにより操作されるとともに、その操作状態や操作手順などがLCD5に表示される。
【0019】
操作パネル4及びLCD5の後部には原稿挿入口6が設けられている。ファクシミリ送信される原稿は、この原稿挿入口6に原稿面を下向きにして挿入され、読み取りが行われた後に、本体2の前面であって操作パネル4の下方に設けられた原稿排出口7から排出される。原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着部9が設けられており、この記録紙ホルダ装着部9には、複数枚の記録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ10が着脱可能に取り付けられている。記録紙ホルダ10から供給され印刷に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方に設けられた記録紙排出口8から排出される。
【0020】
図2は、本ファクシミリ装置1の電気的構成を示したブロック図である。ファクシミリ装置1には、CPU11、ROM12、EEPROM13、RAM14、画像メモリ15、音声メモリ16、音声LSI17、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下「NCU」と称す)19、モデム20、バッファ21、スキャナ22、符号化部23、復号化部24、プリンタ25、操作パネル4、アンプ27、時計回路33、とが備えられ、これらはバスライン30を介して相互に接続されている。
【0021】
NCU19は回線制御を行うためのものであり、ファクシミリ装置1はこのNCU19を介して電話回線31に接続されている。NCU19は、交換機29から送信される呼出信号や発信者番号などを受信するとともに、操作パネル4上に設けられているキー4a操作に応じた発信時のダイヤル信号を交換機29へ送信したり、更には通話時におけるアナログ音声信号の送受信を行うものである。
【0022】
CPU11は、NCU19を介して送受信される各種信号に従って、バスライン30により接続された各部を制御してファクシミリ動作や電話動作、即ち、データ通信を実行するものである。時計回路33は時刻の計時を行うためのものであり、時計回路33により計時された時刻はCPU11によって読み出され、各処理に使用される。ROM12は、このファクシミリ装置1で実行される制御プログラムなどを格納した書換不能なメモリであり、図3および図4のフローチャートに示す各プログラムはこのROM12内に格納されている。
【0023】
EEPROM13は書換可能な不揮発性のメモリであり、EEPROM13へ記憶されたデータは、ファクシミリ装置1の電源オフ後も保持される。このEEPROM13は、発信者番号をLCD5へ表示する表示時間を記憶するためのタイマカウンタ13aを備えている。ファクシミリ装置1は、発信者番号をタイマカウンタ13aに記憶されている値分の表示時間だけLCD5へ表示した後、その発信者番号の表示を消去する。よって、かかる表示時間の経過により、受信者に操作パネル4上のキー4a操作をさせることなく、発信者番号の表示をLCD5から消去することができるのである。
【0024】
RAM14は、ファクシミリ装置1の各動作の実行時に各種のデータを一時的に記憶するためのメモリであり、発信者番号メモリ14aと表示フラグ14bとを備えている。
【0025】
発信者番号メモリ14aは、1の相手側装置との通話中(電話回線の閉結中)に新たな着呼があった場合、従来技術の欄で説明した「コール・ウエイティング・コーラーIDサービス」によって交換機29から送信される発信者番号を一時的に記憶するためのメモリである。このため、通話中に新たな着呼があっても交換機29から発信者番号が送信されない場合には、発信者番号メモリ14aの内容を「0」クリアしている。従って、発信者番号メモリ14aの内容を調べて、「0」でなければ、発信者番号メモリ14aに記憶される電話番号の相手側装置(発信者)からの着呼であると判断でき、一方、発信者番号メモリ14aの内容が「0」であれば、通話中に新たに着呼のあった相手側装置(発信者)の電話番号が交換機29から送信されなかったと判断することができる。
【0026】
表示フラグ14bは、受信者によって表示キー4dが押下されたか否かを記憶するためのフラグである。このフラグ14bの初期値はオフに設定されており、表示キー4dが押下されると、表示フラグ14bはオンに設定される。ファクシミリ装置1は、表示フラグ14bがオンであれば、表示キー4dが押下されたと判断する。よって、かかる場合には、タイマカウンタ13aの値分の表示時間が経過しても、発信者番号の表示を消去しないようにしている。
【0027】
画像メモリ15は、通信履歴や、画像データ及び印刷のためのビットイメージを記憶するためのメモリであり、安価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRAM)により構成されている。受信された画像データは、一旦画像メモリ15に記憶され、プリンタ25によって記録紙に印刷された後に、この画像メモリ15から消去される。一般に、画像データは大容量であるが、画像データが印刷されることを条件にその画像データを消去しているので、画像メモリ15を有効に使用することができる。音声メモリ16は、受信者へ報知されるメッセージや、発呼側装置へ送出される応答メッセージ、更には、発呼側装置から送られてきた入来メッセージを記憶するためのメモリである。画像メモリ15と同様に、安価な大容量メモリであるダイナミックRAM(DRAM)により構成されている。音声メモリ16に記憶された入来メッセージは、操作パネル4を介して消去操作がなされることにより、或いは、電話回線に接続された他の装置から送られる消去コマンドを受信することによって、消去される。
【0028】
音声LSI17は、NCU19によって受信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する音声認識処理を行うとともに、ファクシミリ装置1の内部で生成されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して、NCU19やスピーカ28(アンプ27)へ出力する音声合成処理を行うためのものである。
【0029】
モデム20は、画情報を変調および復調して伝送するとともに伝送制御用の各種手順信号を送受信するためのものであり、バッファ21は、相手側ファクシミリ装置との間で送受信される符号化された画情報を含むデータを一時的に格納するためのものである。スキャナ22は、原稿挿入口6に挿入された原稿から画像を読み取るためのものであり、符号化部23は、スキャナ22により読み取られた画像の符号化を行うものである。復号化部24は、バッファ21又は画像メモリ15に記憶された受信画像データを読み出して、これを復号化するためのものであり、復号化されたデータはプリンタ25によって記録紙に印刷される。
【0030】
操作パネル4は、受信者がこのファクシミリ装置1の設定等を行う場合に各種の操作を行うためのものであり、アンプ27は、そのアンプ27に接続されたスピーカ28を鳴動して、呼出音や音声などを出力するためのものである。
【0031】
このように構成されたファクシミリ装置1は、NCU19を介して、電話回線31に接続されている。電話回線31は、ファクシミリ装置1の交換機29に接続され、交換機29は、電話回線32を介して、他の交換機に接続されている。なお、他の交換機は、更に電話回線を介して、発呼側装置に接続されている。
【0032】
次に図3から図4のフローチャートを参照して、上記のように構成されたファクシミリ装置1の動作について説明する。図3は、キャッチホン処理を示した図である。図3に示すように、ファクシミリ装置1は、1の相手側装置との電話回線の閉結中に、新たな電話の着呼があるのを待機している(S1:No)。新たな着呼があり受信者側の受話器3から割り込み音が鳴動されると(S1:Yes)、上述したコール・ウエイティング・コーラーIDサービスにより交換機29から送信される発信者番号を受信したか否かを判断する(S2)。判断の結果、発信者番号を受信した場合には(S2:Yes)、その受信した発信者番号を発信者番号メモリ14aへ書き込む(S3)とともに、その発信者番号メモリ14aの内容をLCD5へ表示する(S4)。
【0033】
一方、ファクシミリ装置1がコール・ウエイティング・コーラーIDサービスに加入していても、発信者が電話番号の送信を拒否している場合には、交換機29から発信者番号は送信されないので、発信者番号を受信することができない。よって、かかる場合には(S2:No)、発信者番号メモリ14aの内容を「0」クリアして(S5)、発信者番号を受信することができなかったことを記憶する。
【0034】
発信者番号メモリ14aの「0」クリア後(S5)、または、発信者番号のLCD5への表示後(S4)、割り込み音が継続しているか否かを確認する(S6)。割り込み音が継続していなければ(S6:No)、新たな電話の着呼が途絶えたので、処理をS11へ移行して、発信者番号メモリ14aの内容の表示をLCD5から消去し(S11)、このキャッチホン処理を終了する。
【0035】
一方、割り込み音が継続していれば(S6:Yes)、受信者によって切替キー4bが押下されたか否かを判断する(S7)。判断の結果、切替キー4bが押下されなければ(S7:No)、処理をS6へ移行して、S6及びS7の処理を繰り返す。その間に切替キー4bが押下されれば(S7:Yes)、通話相手を新たに着呼のあった電話の相手に切り替える(S8)。切り替え後、図4に示す発信者番号表示非表示設定処理を実行する(S9)。
【0036】
なお、S6の割り込み音は(SAS信号は)、日本などでは交換機29から約4sごとに送信されるので、その割り込み音の継続状態により、新たに着呼のあった発信者からの呼出が継続しているか否かを確認した。しかし、アメリカなどでは、かかる割り込み音(SAS信号)の送信は、約10sの間隔を空けて2回行われるだけである。よって、かかる割り込み音の送信が2回しか行われないアメリカなどでは、図3のフローチャートにおけるS6の処理、即ち、割り込み音が継続しているか否かの判断処理を削除して、キャッチホン処理を構成するようにしても良い。
【0037】
図4の発信者番号表示非表示設定処理は、発信者番号をLCD5へ表示したり、或いは、非表示とする設定を行う処理である。図4に示すように、まず、時計回路33の時間を読み取り、タイマカウンタ13aへ記憶されている値分の時間の計時を開始する(S21)。計時開始後、受信者によって表示キー4dが押下されたか否かを記憶するための表示フラグ14bを初期化するために、表示フラグ14bをオフする(S22)。表示フラグ14bのオフ後、表示フラグ14bの内容を確認する(S23)。表示フラグ14bがオフであれば(S23:OFF)、未だ受信者によって表示キー4dが押下されていないので、時計回路33の時間を監視して、S21の処理で読み取った時計回路33の時間からタイマカウンタ13aへ記憶されている値分の時間が経過したか否かを判断する(S24)。判断の結果、タイマカウンタ13aへ記憶されている値分の計時が終了すれば(S24:Yes)、発信者番号メモリ14aの内容の表示をLCD5から消去する(S25)。一方、計時が終了していない場合には(S24:No)、S25の処理をスキップする。また、S23の処理において表示フラグ14bがオンである場合には(S23:ON)、受信者によって表示キー4dが押下されているので、S24及びS25の処理をスキップする。
【0038】
このようにタイマカウンタ13aへ記憶されている値分の計時が終了すれば、LCD5へ表示されている発信者番号は消去される。よって、表示時間の経過により、受信者に操作パネル4上のキー4a操作をさせることなく、発信者番号の表示を消去することができるのである。
【0039】
次に、受信者によって表示キー4dが押下されたか否かを確認し(S26)、表示キー4dが押下されれば(S26:Yes)、発信者番号メモリ14aの内容が「0」であるか否かを判断する(S27)。判断の結果、発信者番号メモリ14aの内容が「0」でない場合には(S27:No)、交換機29から送られた発信者番号を受信することができたので、発信者番号メモリ14aの内容をLCD5へ表示する(S28)。表示後、表示キー4dが押下されたことを記憶するために表示フラグ14bをオンする(S29)。一方、発信者番号メモリ14aの内容が「0」である場合には(S27:Yes)、発信者番号を受信することができなかったので、S28及びS29の処理をスキップする。また、S26の処理において、表示キー4dが押下されなければ(S26:No)、発信者番号メモリ14aの内容をLCD5へ表示する設定を行わないので、S27からS29の処理をスキップする。
【0040】
このように、受信者によって表示キー4dが押下され、発信者番号メモリ14aの内容が「0」でない場合には、LCD5へ発信者番号が表示される。よって、受信者は、発信者番号の表示がLCD5から消去されていても、その発信者番号をメモなどする必要がある場合には、表示キー4dを押下することによって、LCD5へ再表示することができるのである。
【0041】
次に、受信者によってストップキー4cが押下されたか否かを確認し(S30)、ストップキー4cが押下されれば(S30:Yes)、発信者番号メモリ14aの内容の表示をLCD5から消去する(S31)。一方、ストップキー4cが押下されなければ(S30:No)、発信者番号メモリ14aの内容の表示をLCD5から消去する設定を行わないので、S31の処理をスキップする。
【0042】
このように、受信者によってストップキー4cが押下されると、LCD5に表示されている発信者番号は消去される。よって、受信者は、発信者番号をLCD5へ表示する必要がなくなった場合には、ストップキー4cを押下することによって、即座に発信者番号の表示を消去することができるのである。
【0043】
次に、受信者によって切替キー4bが押下されたか否かを確認し(S32)、切替キー4bが押下されなければ(S32:No)、処理をS23へ移行して、S23からS32までの処理を繰り返す。切替キー4bが押下されれば(S32:Yes)、この発信者番号表示非表示設定処理を終了する。
【0044】
発信者番号表示非表示設定処理(S9)の終了後は、処理を図3のS10へ移行して、通話相手を先に通話していた電話の相手へ切り替える(S10)。切り替え後、発信者番号の表示をLCD5から消去し(S11)、このキャッチホン処理を終了する。
【0045】
このように、接続されている電話回線が、新たに着信した電話から先に通話していた電話へ切り替えられた場合には、発信者番号の表示がLCD5から消去される。よって、電話回線の切り替えに応じて、発信者番号の表示を消去することができるのである。
【0046】
なお、本実施例において、請求項1から6に記載の消去手段としては、S11またはS25処理が該当する。請求項から6に記載の計時手段としては、S21及びS24の処理が該当する。請求項6記載の再表示手段としては、S28の処理が該当する。
【0047】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0048】
例えば、本実施例のファクシミリ装置1では、S4の処理において、発信者番号メモリ14aの内容、即ち、相手側装置の電話番号がLCD5へ表示された。しかし、これに代えて、予め、相手側装置の電話番号に対応つけて、その相手側装置の名称を記憶しておき、S4の処理では、その記憶された相手側装置の名称を発信者番号メモリ14aの内容に替えてLCD5へ表示するように構成しても良い。
【0049】
【発明の効果】
請求項1記載の電話装置によれば、1の相手側装置との回線の閉結中に交換機側から送られる他の相手側装置の電話番号が受信されると、その受信された他の相手側装置の電話番号が表示装置へ表示される。接続されている回線が1の相手側装置から他の相手側装置へ切り替えられると、時間の計時が開始され、その計時が終了すると、表示装置へ表示されている他の相手側装置の電話番号が消去される。このように、表示時間の経過により、受信者に煩雑な操作を強いることなく、新たに着呼のあった相手側装置の電話番号を表示装置から自動的に消去することができるという効果がある。また、受信者は、回線の切り替え後もしばらくの間、新たに着信した相手側装置の電話番号を認識することができるという効果がある。
【0050】
請求項2記載の電話装置によれば、請求項1記載の電話装置の奏する効果に加え、更に、接続されている回線が、他の相手側装置から1の相手側装置へ切り替えられた場合には、消去手段によって、表示装置へ表示された他の相手側装置の電話番号が消去される。よって、回線の切り替えに応じて、新たに着信した相手側装置の電話番号の表示を消去することができるという効果がある。
【0051】
請求項3記載の電話装置によれば、1の相手側装置との通話中に他の相手側装置の電話番号が受信されると、その受信された他の相手側装置の電話番号が表示装置へ表示される。通話が1の相手側装置から他の相手側装置へ切り替えられると、時間の計時が開始され、その計時が終了すると、表示装置へ表示されている他の相手側装置の電話番号が消去される。このように、表示時間の経過により、受信者に煩雑な操作を強いることなく、新たに着呼のあった相手側装置の電話番号を表示装置から自動的に消去することができるという効果がある。また、受信者は、切り替え後もしばらくの間、新たに着信した相手側装置の電話番号を認識することができるという効果がある。
【0052】
請求項4記載の電話装置によれば、請求項記載の電話装置の奏する効果に加え、更に、通話が、他の相手側装置から1の相手側装置へ切り替えられた場合には、消去手段によって、表示装置へ表示された他の相手側装置の電話番号が消去される。よって、り替えに応じて、新たに着信した相手側装置の電話番号の表示を消去することができるという効果がある。
【0053】
請求項5記載の電話装置によれば、請求項1から4のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加え、更に、入力装置に配設されているキー部材が操作されると、消去手段によって、表示装置へ表示された他の相手側装置の電話番号が消去される。よって、受信者は、新たに着呼のあった相手側装置の電話番号を表示する必要がなくなった場合には、所望のタイミングでキー操作をして消去することができるという効果がある。
【0054】
請求項6記載の電話装置によれば、請求項1から5のいずれかに記載の電話装置の奏する効果に加え、更に、消去手段により消去された他の相手側装置の電話番号は、発信者番号記憶手段の記憶内容に基づいて、再表示手段により所定の契機で再表示される。よって、新たに着呼のあった相手側装置の電話番号を表示装置から消去してしまっても、必要な場合には、再表示することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるファクシミリ装置の斜視図である。
【図2】上記ファクシミリ装置の電気的構成を示したブロック図である。
【図3】キャッチホン処理を示したフローチャートである。
【図4】発信者番号表示非表示設定処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置(電話装置)
3 受話器
4 操作パネル(入力装置)
4a キー(キー部材)
4b 切替キー
4c ストップキー(消去手段)
4d 表示キー(再表示手段)
5 LCD(表示装置)
13 EEPROM
13a タイマカウンタ(表示時間記憶手段)
14 RAM
14a 発信者番号メモリ(発信者番号記憶手段)
14b 表示フラグ
19 ネットワークコントロールユニット(NCU)(受信手段の一部)
20 モデム(受信手段の一部)
21 バッファ(受信手段の一部)
29 交換機
31,32 電話回線
33 時計回路(計時手段)

Claims (6)

  1. 文字や記号を表示可能な表示装置と、回線の閉結中に交換機側から送られる相手側装置の電話番号を受信可能な受信手段とを備えた電話装置において、
    1の相手側装置との回線の閉結中に、新たに他の相手側装置から着呼があった場合、前記受信手段により受信された前記他の相手側装置の電話番号を記憶する発信者番号記憶手段と、
    その発信者番号記憶手段に記憶される前記他の相手側装置の電話番号を前記表示装置へ表示する表示手段と、
    その表示手段により前記表示装置へ表示された前記他の相手側装置の電話番号を所定の契機で消去する消去手段と
    前記表示手段による前記表示装置への前記他の相手側装置の電話番号の表示時間を記憶する表示時間記憶手段と、
    その表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時を行う計時手段とを備え、
    前記計時手段による計時は、接続されている回線が前記1の相手側装置から前記他の相手側装置へ切り替えられることにより開始され、
    前記消去手段は、その計時手段により前記表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時が終了した場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去することを特徴とする電話装置。
  2. 前記消去手段は、接続されている回線が前記他の相手側装置から前記1の相手側装置へ切り替えられた場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去することを特徴とする請求項記載の電話装置。
  3. 文字や記号を表示可能な表示装置と、通話中に相手側装置の電話番号を受信可能な受信手段とを備えた電話装置において、
    1の相手側装置との通話中に、新たに他の相手側装置から着呼があった場合、前記受信手段により受信された前記他の相手側装置の電話番号を記憶する発信者番号記憶手段と、
    その発信者番号記憶手段に記憶される前記他の相手側装置の電話番号を前記表示装置へ表示する表示手段と、
    その表示手段により前記表示装置へ表示された前記他の相手側装置の電話番号を所定の契機で消去する消去手段と、
    前記表示手段による前記表示装置への前記他の相手側装置の電話番号の表示時間を記憶する表示時間記憶手段と、
    その表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時を行う計時手段とを備え、
    前記計時手段による計時は、通話が前記1の相手側装置から前記他の相手側装置へ切り替えられることにより開始され、
    前記消去手段は、その計時手段により前記表示時間記憶手段に記憶されている時間の計時が終了した場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去することを特徴とする電話装置。
  4. 前記消去手段は、通話が前記他の相手側装置から前記1の相手側装置へ切り替えられた場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去することを特徴とする請求項3記載の電話装置。
  5. キー部材が配設されている入力装置を備えており、
    前記消去手段は、前記入力装置に配設されているキー部材が操作された場合に、前記表示装置へ表示されている前記他の相手側装置の電話番号を消去することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電話装置。
  6. 前記消去手段によって消去された前記他の相手側装置の電話番号を前記発信者番号記憶手段の記憶内容に基づいて、所定の契機で再表示する再表示手段を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電話装置。
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