JP3619919B2 - 写真フィルム包装体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は写真用ロールフィルムの包装体の改良及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
120タイプのロールフィルムは図9の平面図に示すように所定長さの遮光紙2の上の所定位置に一定長さに計尺されたフィルム1が重ねられて接着紙6で貼り付けられ遮光紙の後端部2Bはスプール10の巻軸11のスリット13に差し込まれて巻かれ巻終わった遮光紙2の先端部2Aには解け止めの為の封紙16が貼り付けられて図7の斜視図に示すようなロールフィルムになり、包装して出荷される。
【0003】
また、220タイプのロールフィルムは図10の平面図に示すように遮光紙はフィルム1とは重ねないでフィルム1の両端部1A,1Bでそれぞれ遮光紙3,4の接合部3A,4Bで接合し遮光紙3の後端部3Bはスプール10の巻軸11のスリット13に差し込まれて巻かれるようにしたものである。そして出来上がりの状態は120タイプの場合と同じで、図7の斜視図に示すようなロールフィルムになり、包装して出荷される。
【0004】
一方このようなロールフィルムの封紙16を破りカメラに装填し、その遮光紙の先端部2A又は4Aを既にカメラの巻取室に装着されているスプール(前述のスプールと形状、寸法の同じ別のスプール)のスリットに差し込んだ状態で撮影を行う。そして撮影毎にカメラの巻き取り機構が働き撮り終わるとカメラから取り出され、解け止めがなされたうえで、現像処理に回すシステムになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
遮光紙の幅がスプール10のフランジ12A,12Bの内面間の幅に対して小さい場合は、図8の部分断面図にも示すようにスプール10のフランジ12A,12Bと遮光紙2やフィルム1のエッジとの間の隙間から光が入りフィルムをかぶらせることがある。それとは逆に、遮光紙の幅がスプール10のフランジ12A,12Bの内面間の幅に対して大きい場合は、スプール10のフランジ12,12Bの内面間に遮光紙を収納しきれなくなってしまう。
【0006】
また、カメラに設けられている巻き取り駆動軸がフィルム給送方向に対して傾いてしまっている場合には、撮影後のフィルムはスプールにかたよって巻かれてしまうので前述の状態と同様になり、カメラからフィルムを取り出した時にスプール10のフランジ12A,12Bと遮光紙のエッジとの間の隙間から光が入りフィルムをかぶらせてしまう。
【0007】
更にフランジがこすれることにより、削りくずが発生してしまうことがある。
【0008】
本発明はこのような問題点を解消して光漏れのないしかも搬送性の良い安定した状態の写真用ロールフィルムの包装体及びその製造方法を提供することを課題目的にする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的は次の技術手段(1),(2),(3),(4)及び(5)の何れか1項によって達成される。
【0010】
(1) 感光性のフィルムの端部に遮光紙を接合して巻き取りスプールに巻かれるタイプの写真用ロールフィルムの巻き取りスプールの軸方向端部の少なくとも一方で、フィルム又は遮光紙の搬送通過時には該フィルム又は遮光紙によって撓み、通過し終わると復元する浅い円筒形状部を有する可撓性フランジが前記スプールに同心に結合して設けられていることを特徴とする写真フィルム包装体。
【0011】
(2) 前記可撓性フランジは熱成形又は射出成形によって製造されたことを特徴とする(1)項に記載の写真フィルム包装体。
【0012】
(3) 前記可撓性フランジは少なくとも一つ以上の穴を有し、前記スプールは前記穴に対応して係合する突起を有し前記可撓性フランジとスプールが結合されていることを特徴とする(1)項又は(2)項に記載の写真フィルム包装体。
【0013】
(4) 前記包装体の可撓性フランジとスプールとの結合を熱溶着又は超音波溶着によって行うことを特徴とする写真フィルム包装体の製造方法。
【0014】
(5) (3)の包装体の可撓性フランジとスプールとの結合を、前記穴に対し前記突起をかしめることによって行うことを特徴とする写真フィルム包装体の製造方法。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の写真フィルム包装体の実施の形態を図を用いて説明する。
【0016】
図1(a)は本発明の包装体の斜視図であり、図1(b)はその包装体に図9又は図10で示したようなフィルムと遮光紙を重ね巻きした写真用ロールフィルムの斜視図であり、図1(c)は図1(b)をスプール軸を含む平面で切断した部分断面図である。
【0017】
図1において、スプール10は巻軸11の両端部にフランジ12A,12Bを有し、その両端軸心部には巻き取り時に駆動軸のカップリングも可能にした十字穴17が設けられ、巻軸11の周面の母線方向には遮光紙端部係止用のスリット13が設けられている。但し、フランジ12A,12Bの外径はフィルムの巻径よりも小さくしてある。
【0018】
このようなスプールの材質はカーボン系の遮光剤を混練したポリスチレン樹脂等であり、このような材料を用いることによりスプールは射出成形による大規模の量産が可能になるという利点がある。
【0019】
両フランジ12A,12Bの外側には可撓性フランジ30が同心に固定して取り付けられる。
【0020】
可撓性フランジ30はスプール10のフランジ12A,12Bの外側面に円盤部31Aの内面が接し、フランジ12A,12Bの外周に短径の胴部31で包むように嵌合し、更に胴部31の外周端部からリング状の円盤部32Aと胴部32が形成され、胴部32の外周端部には更に折り返し部33が設けられている筒状の薄い可撓性の部材である。
【0021】
そして円盤部31Aの内面はスプール10のフランジ12A,12Bの外側面に接合され円盤部32Aの内側面はフランジ12A,12Bの内側面と略同一の平面にしてある。
【0022】
尚、円盤部31Aの中心部は同心状に開口穴34が設けられ、巻き取り、巻解きのときにスプール10に駆動軸や従動軸が嵌合可能にしてある。
【0023】
遮光紙とフィルムがスプール10に重ね巻きされるときには可撓性フランジ30の外側の胴部32及びそのエッジの折り返し部33を撓ませて曲げながら巻かれて図1(b),(c)に示されるようなロールフィルムが作成される。
【0024】
尚、折り返し部33があるためフィルムや遮光紙のエッジが可撓性フランジ30の円滑な折り返し部33で接し、該可撓性フランジ30の最外周エッジがこすられて削り屑が出ることも無く、搬送抵抗も大きく軽減される。
【0025】
また、フィルムを巻き取る時にフィルムのエッジがひっかかることなく、円滑に巻き取りが行われる利点がある。
【0026】
可撓性フランジ30を装着したスプール10に重ね巻きされたスクロールの両端面は円盤部32Aに近接して収納されていて隙間が保てる状態にしてある。しかし、スクロールの最外周の遮光紙と胴部32の内周面はほぼ密着しているので、スクロール両端面と円盤部32Aの隙間に入り込もうとする光は極度に弱められ、本発明の写真フィルム包装体を用いた写真用ロールフィルムが日中に曝されて置かれていても、光線カブリを受けて写真性能を阻害される危険性は全くといって良いほど無くなる。
【0027】
図2(a)は本発明の写真フィルム包装体を用いた写真用ロールフィルムの重ね巻きされたフィルムと遮光紙がカメラ内で撮影毎に巻解かれて引き出されながら別の同型のスプールに巻き取られて行くときの状態を示す斜視図であり、図2(b)は図2(a)のスプール軸を含む面で切断した部分断面図である。
【0028】
図2(a),(b)に示すように本発明の写真フィルム包装体を用いた写真用ロールフィルムがカメラ内に装填されているとき又は巻き取られて行くときは遮光紙単独又は遮光紙とフィルムは可撓性フランジ30を撓ませて引き出されて行くが、その撓ませる力は僅かであり、従来のものよりもカメラの巻き取りトルクを大きくして動力損失を招くほどの障害とはならない。
【0029】
尚、可撓性フランジ30はスプール10の両端フランジ12A,12Bの両方に設けることが望ましいが、何れか一方にだけ設けた方式にしても同様な効果が得られる。
【0030】
次に、本発明の写真フィルム包装体の製造方法について説明する。
【0031】
この実施例において、可撓性フランジ30の材質としては、PS(ポリスチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)、PVC(ポリ塩化ビニル)、PPE(ポリフェニレンエーテル)等の熱可塑性樹脂が用いられ、繰り返し耐久性、フィルムスクロールの保持性、フィルムの送り出しの確実性等の観点から、変性PPE樹脂が好適である。
【0032】
変性PPEはPPO(ポリフェニレンオキサイド)樹脂に加工性向上の目的でPS樹脂を混合したものであり、具体的商標名としては旭化成(株)製“ザイロン”、日本ジーイープラスチック(株)製“ノリル”、三菱エンジニアリングプラスチックス(株)製“ユピエース”等が挙げられる。
【0033】
変性PPE樹脂中のPPO含有量としては、50重量%以上95重量%未満が好適であり、50重量%未満では、繰り返し耐久性、フィルムスクロールの保持性が劣り、95重量%以上では樹脂の流動性が低下し、加工が極めて困難になる。
【0034】
樹脂中には滑剤、可塑剤、帯電防止剤、着色剤等の添加剤を含有することができる。着色剤としてはカーボンブラックを含有させて遮光性を持たせたものを用いている。なお、混合されるPS樹脂はブタジェンゴム等のゴム粒子を含有するHIPS(ハイインパクトポリスチレン)であることが好ましい。ディスクの厚みは0.1〜0.2mmの間が好ましい。
【0035】
この実施例の可撓性フランジは、下記のような樹脂組成により作成した。
【0036】
PPO 70重量%
HIPS 24重量%
リン酸エステル系可塑剤 5重量%
カーボンブラック 1重量%
からなる変性PPE樹脂を溶融押し出し方式で厚さ(0.15mm)のシート状に成形した後、熱成形特にその圧空成形方式で形状加工を行なうことにより製作した。
【0037】
また、略同様の材料の樹脂のペレットを射出成形して製作することもできる。
【0038】
図3は本発明の写真フィルム包装体の一例の分解斜視図であり、可撓性フランジ30の円盤部31Aには少なくとも1つの結合穴35が開けられ、スプール10のフランジ12A,12Bには前記穴35に対応する突起18が設けられている。前記穴35と前記突起18とが結合した状態が図4の斜視図である。その図4をスプール軸を含む平面で切断した部分断面図が図5である。このように位置決めして結合した状態で熱溶着又は超音波溶着を行って完全に接合したのが請求項4に示した実施の形態の一例である。
【0039】
また、図6の断面図に示すように、前記結合穴35に嵌合した突起18の先端をかしめることにより、結合するようにしたのが請求項5に示した実施の形態の一例である。
【0040】
【発明の効果】
本発明の写真フィルム包装体を用いたフィルムが遮光紙とともにスプールに巻かれるタイプの写真用ロールフィルムによりフィルムエッジからの光線かぶりを無くすことができ、カメラ内での搬送性も円滑にすることが可能になり、カメラの巻き取りトルクも軽く消費動力も特に増加せずに済ますことができた。
【0041】
更に、本発明の包装体を120タイプや220タイプの写真用ロールフィルムに適用するときは、該ロールフィルムの規格寸法を変えることなくそれに合わせた寸法の包装体を提供可能であり、例えば現行のブローニ型カメラの仕様を全く変えることなく、このような高性能のロールフィルムを適用可能になる。
【0042】
また、本発明は特に高感度の写真フィルムに全く安心して適用できる安全な包装体であると云うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の包装体の実施の形態の一例の斜視図であり、(b)はその包装体にフィルムと遮光紙を重ね巻きした写真用ロールフィルムの斜視図であり、(c)は(b)をスプール軸を含む面で切断した部分断面図である。
【図2】(a)は本発明の写真フィルム包装体を用いた写真用ロールフィルムが重ね巻きされたフィルムと遮光紙がカメラ内で撮影毎に巻解かれて引き出されながら別の同型のスプールに巻き取られて行くときの状態を示す斜視図であり、(b)は(a)のスプール軸を含む面で切断した部分断面図である。
【図3】本発明の写真フィルム包装体の一例の分解斜視図である。
【図4】図3の各部材を結合した状態を示す斜視図である。
【図5】図4のスプール軸方向に切断した状態を示す部分断面図である。
【図6】図4のスプール軸方向に切断した別の状態を示す部分断面図である。
【図7】従来の120タイプのロールフィルムの斜視図である。
【図8】図7のスプール軸方向に切断した状態を示す部分断面図である。
【図9】従来の120タイプのロールフィルムの各部材の構成を示す展開平面図である。
【図10】従来の220タイプのロールフィルムの各部材の構成を示す展開平面図である。
【符号の説明】
1 フィルム
2,3,4 遮光紙
2A,4A 先端部
2B,3B 後端部
3A,4B 接合部
6 接着紙
10 スプール
11巻軸
12A,12B フランジ
13 スリット
17 十字穴
18 突起
30 可撓性フランジ
31、32 胴部
31A,32A 円盤部
33 折り返し部
34 開口
35 穴
Claims (3)
- 感光性のフィルムの端部に遮光紙を接合して巻き取りスプールに巻かれるタイプの写真用ロールフィルムの巻き取りスプールの軸方向端部の少なくとも一方で、フィルム又は遮光紙の搬送通過時には該フィルム又は遮光紙によって撓み、通過し終わると復元する浅い円筒形状部を有する可撓性フランジが前記スプールに同心に結合して設けられていることを特徴とする写真フィルム包装体。
- 前記可撓性フランジは熱成形又は射出成形によって製造されたことを特徴とする請求項1に記載の写真フィルム包装体。
- 前記可撓性フランジは少なくとも一つ以上の穴を有し、前記スプールは前記穴に対応して係合する突起を有し前記可撓性フランジとスプールが結合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の写真フィルム包装体。
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