JP3617875B2 - 保守運用管理セル処理方法および装置 - Google Patents

保守運用管理セル処理方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はATM(Asynchronous Transfer Mode; 非同期転送モード)網におけるセルレベルのマルチキャスト通信に利用する。特に、マルチキャスト通信に対応したOAM(Operation, Administration and Maintenance;保守運用管理)機能に関する。
【0002】
ここで「マルチキャスト通信」とは、「ルート」と呼ばれる一つの端末と「リーフ」と呼ばれる複数の端末との間の1:Nの通信をいう。
【0003】
【従来の技術】
ATMでは、音声、データ、画像といった各種メディアのデータをセルという固定長パケットに分解し、これらを網内で統一的に転送することができる。ATMは多様なサービスの提供が期待されており、電話や単純なデータ通信のような1:1接続サービスに対しては、基本的な仕組みがすでに開発されている。また、ビデオ配信などの1:N接続サービスの提供についても、今後検討されようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ATMではVC(Virtual Channel;仮想チャネル)やVP(Virtual Path; 仮想パス)といったセルレベルでのOAM機能が強化されており、OAM情報を運ぶOAMセルが、ATMコネクション上でユーザセルと一緒に転送される。OAMセルとしては、ネットワーク内の回線毎の障害情報を回線の両端の端末に伝えるためのFM(警報)セル、ネットワーク内の輻輳状態を回線の両端の端末に伝えるためのRM(リソース管理)セル、回線毎のセル廃棄率やビット誤り率を検出するためのPM(品質監視)セル、回線導通試験のためのLB(ループバック)セルやCC(接続正常性確認)セルが定義されている。
【0005】
OAMセルのうちFMセルとRMセルは、ネットワーク内の任意の回線で発生した障害あるいは輻輳を発信側端末と着信側端末とに通知するために、まず、障害や輻輳の検出点からその回線の下流側(この方向を「順方向」という)に転送され、この通知を受けた着信側端末から、今度は逆方向に向けて返送される。これにより、回線の両端の端末や回線上のノード装置が、回線で発生した障害や輻輳を確認することができる。順方向のFMセルはAIS(警報表示信号)セル、逆方向のFMセルはRDI(遠端受信故障)セルと呼ばれ、また、順方向のRMセルはEFCN(前方輻輳通知)セル、逆方向のRMセルはEBCN(後方輻輳通知)セルと呼ばれる。
【0006】
しかし、ATMスイッチングノードにおいてマルチキャスト通信サービスをサポートしようとすると、FMセルとRMセルに関して以下の問題が発生する。
【0007】
(1)FMセルに関する問題
図14はFMセルに関する問題を説明する図である。ここで、ATMスイッチングノード142が、ルート端末141とリーフ端末143、144との間のマルチキャスト通信サービスを提供するものとする。また、ATMスイッチングノードとリーフ端末143との間で回線に障害があったものとする。このとき、ルート端末141に向けてAISセルが送出され、それに応じてルート端末141がRDIセルを返送し、そのRDIセルがATMスイッチングノード142からリーフ端末143、144へ配分され、正常なチャネルが確保されているリーフ端末144へもRDIセルが転送されてしまう。このときリーフ端末144は、ルート端末との間の回線上で障害が発生したと判断するため、正常なチャネルが確保されているにもかかわらずセルの送信を停止してしまう可能性がある。
【0008】
(2)RMセルに関する問題
図15はRMセルに関する問題を説明する図である。ここで、ATMスイッチングノード153がルート端末151とリーフ端末156、157との間のマルチキャスト通信サービスを提供し、各端末はそれぞれ、ATMスイッチングノード152、154、155を経由してATMスイッチングノード153に接続されているものとする。また、リーフ端末156が直接に接続されているATMスイッチングノード154において輻輳が発生したものとする。このとき、このATMスイッチングノード154からルート端末151に向けてEFCNセルが送出され、それに応じてルート端末151がEBCNセルを返送し、そのEBCNセルがATMスイッチングノード152を経由しATMスイッチングノード153からATMスイッチングノード154、155へ配分され、それぞれリーフ端末156、157へ転送される。すなわち、回線が輻輳していないリーフ端末157へもEBCNセルが転送されてしまう。このときリーフ端末157は、ルート端末151側との間の回線上で輻輳が発生したと判断するため、正常な帯域が確保されているにもかかわらずセルの送信を停止したり、送信帯域を絞ったりしてしまう。
【0009】
本発明は、このような課題を解決し、ATM網で設定されたマルチキャスト呼の回線分岐点となる通信装置において動作し、障害あるいは輻輳を検出する必要のない端末にまでOAMセルを転送してしまうことを回避することのできるOAMセル処理方法および装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の観点は網内のセル転送に関するものであり、非同期転送モード網内の回線の監視情報を第一種のOAMセル(AISセルあるいはEFCNセル)により第一の方向に転送してその回線を利用している一端の端末に通知し、この第一種のOAMセルに対して前記一端の端末から返送された第二種のOAMセル(RDIセルあるいはEBCNセル)を第一の方向と逆の第二の方向に転送してその回線を利用する他端の端末に通知するOAMセル処理方法において、回線はひとつのルート側回線と複数のリーフ側回線とが接続されたマルチキャスト回線であり、このマルチキャスト回線の回線分岐点では、複数のリーフ側回線からの第一種のOAMセルについてはルート側回線に転送し、その第一種のOAMセルに対して返送された第二種のOAMセルについては、その第一種のOAMセルが転送されてきたリーフ側回線に選択的に転送することを特徴とする。
【0011】
回線分岐点が多段となっている場合には、対応する第一種のOAMセルの転送なしに第二種のOAMセルが入力された回線分岐点では、その回線分岐点で分岐するすべてのリーフ側回線にその第二種のOAMセルを転送することがよい。
【0012】
本発明の第二の観点はこのようなセル転送を行うための個々のノードの処理に関するものであり、非同期転送モード網内の1以上のノードを経由してひとつのルート端末と複数のリーフ端末とを接続し、ノードはそれぞれ、回線の監視情報を伝える第一種のOAMセルを隣接するノードまたは端末に転送し、その第一種のOAMセルに対して返送された第二種のOAMセルを逆方向に転送するOAMセル処理方法において、第一種および第二種のOAMセルにはそれぞれ通過ノード数に関する情報を付与し、ノードはそれぞれ、第一種のOAMセルと第二種のOAMセルとでそのセルに付与された通過ノード数に関する情報を逆論理に処理し、入力された第二種のOAMセルに付与された通過ノード数に関する情報が初期値に戻っていないときには、その第二種のOAMセルを対応する第一種のOAMセルが転送されてきた方向に選択的に返送し、入力された第二種のOAMセルに付与された通過ノード数に関する情報が初期値に戻っているときには、その第二種のOAMセルをルート端末とリーフ端末との接続に対応してあらかじめ定められたすべての方向に転送することを特徴とする。
【0013】
本発明の第三の観点は以上の処理を実現する装置に関するものであり、非同期転送モード網内の交換機にそれぞれ設けられ、回線の監視情報を伝える第一種のOAMセルを処理する第一の処理手段と、その第一種のOAMセルに対して返送される第二種のOAMセルを処理する第二の処理手段とを備えたOAMセル処理装置において、第一の処理手段は、その交換機に入力された第一種のOAMセルに付与された通過ノード数に関する情報を第一の論理により更新する第一の演算手段と、その交換機に入力された第一種のOAMセルのアドレス情報を保持するアドレス格納手段とを含み、第二の処理手段は、その交換機から出力する第二種のOAMセルに付与された通過ノード数に関する情報を第一の論理と逆論理により更新する第二の演算手段と、この第二の演算手段により更新された通過ノード数に関する情報が初期値に戻っておらず、かつアドレス格納手段にはその第二のOAMセルのアドレス情報に対応するアドレス情報がない場合に、その第二のOAMセルを廃棄する手段とを含むことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第一の実施形態を示すブロック構成図である。ここでは、警報通知のためのOAMセルすなわちFMセルの転送について説明する。
【0015】
図1に示した実施形態は、ルート側の端末としてユーザ端末51、リーフ側の端末としてユーザ端末52〜54をそれぞれ備え、マルチキャスト呼のルート側回線(ユーザ端末51側の回線)をリーフ側回線(ユーザ端末52〜54側のそれぞれの回線)に分岐する回線分岐点が、二つの交換機(ATMスイッチング装置)13、14により提供される。ユーザ端末51と交換機13との間は、回線101、201、交換機11、回線102、202、交換機12および回線103、203を介して接続される。また、交換機13とユーザ端末52との間は回線104、204、交換機14および回線105、205を介して接続され、交換機13とユーザ端末53との間は回線104、204、交換機14および回線106、206を介して接続され、交換機13とユーザ端末54との間は回線107、207、交換機15および回線108、208を介して接続される。回線101〜108はルート側からリーフ側へ情報転送を行うための回線、回線201〜208はその逆方向の回線である。また、ここでいう「回線」はVCのことであり、物理的な信号線を意味するものではない。
【0016】
この実施形態において、回線204で障害が発生したとする。このとき、交換機13は、回線203にAISセルを送出する。このAISセルは、交換機12、回線202、交換機11および回線201を経由してユーザ端末51へ転送される。ユーザ端末51は、このAISセルを受け取ると、今度は逆方向にRDIセルを返送する。このRDIセルは、回線101、交換機11、回線102、交換機12および回線103を経由して、交換機13に転送される。ここで交換機13は、このRDIセルを障害の発生した回線204と双方向回線を構成する他方の回線104だけに送出する。したがって、このRDIセルは、交換機14および回線205、206を経由してユーザ端末52、53に転送されるが、正常なチャネルが確保されているユーザ端末54へ転送されることはない。
【0017】
ここで重要な点は、交換機13では障害のあった側の回線104だけにRDIセルを送出する一方で、障害点よりリーフ側の交換機14では各リーフ側にRDIセルを分配し、障害点よりルート側の交換機11、12に回線分岐点があったとしても、そこではRDIセルの分配は行わないようにすることである。
【0018】
このためには、まず、各ノードにおいて、受信したRDIセルが障害点を通過したものであるか否かを判断する必要がある。そこで、OAMセル内にそのセルが通過したノード(交換機)数に関する情報を挿入することとし、その値をAISセルとRDIセルとで逆論理に処理する。通過ノード数を以下「ホップ数」という。このようにホップ数を処理することにより、RDIセルのホップ数がAISセルに設定された初期値に戻っていないときには、そのRDIセルはまだ障害点に達していないことになる。そして、障害点に達していないノードでは、RDIセルの分配を行うか否かの判断が必要となる。その一方、障害点を過ぎていれば、RDIセルを無条件で分配すればよい。
【0019】
RDIセルの分配の判断は、それに対応して以前に処理したAISセルのアドレス情報と比較することにより行う。例えば、受信AISセルのVPI(仮想パス識別子)値およびVCI(仮想チャネル識別子)値に対し、その値により表される回線に対向する出力回線のVPI/VCI値を蓄積しておき、その蓄積されたVPI/VCI値の回線のみにRDIセルを出力する。
【0020】
図2は本実施形態で用いるFMセルフォーマット例を示す。現在使用されているFMセルフォーマットには、セルヘッダ、第一の共通フィールド、故障点情報LUIDおよび第二の共通フィールドに加え、故障点情報LUIDと第二の共通フィールドとの間に、16バイトの使用方法が未定のフィールドが含まれる。この未使用フィールドに、新規にホップ数に関する情報の領域を設定する。
【0021】
図3は交換機の構成例を示すブロック図である。ここでは、図1に示した交換機13を例に、1:2のマルチキャスト呼に関係する部分について説明する。また、各回線は物理的に異なる信号線に割り当てられるものではなく、交換機の各構成要素もまた回線毎に設けられるものではないが、ここでは説明を簡単にするため回線毎に別々のものとする。
【0022】
すなわち、この交換機13は、回線交換を行うスイッチ部513と、回線103、203が接続されるOAM処理部831、回線104、204が接続されるOAM処理部832および回線107、207が接続されるOAM処理部833とを備え、スイッチ部513とOAM処理部831との間は信号線301、401により接続され、スイッチ部513とOAM処理部832との間は信号線302、402により接続され、スイッチ部513とOAM処理部833との間は信号線303、403により接続される。
【0023】
図4はOAM処理部の構成例を示すブロック図である。このOAM処理部は、入力回線(図3における回線103、204または207)から入力されたAISセルを処理してスイッチ部513に出力するAIS処理回路731と、スイッチ部513からのRDIセルを処理して出力回線(回線203、104または107)に出力するRDI処理回路732と、AIS処理回路731に入力されたAISセルのアドレスに関する情報を蓄積する受信アドレス格納部733とを備える。
【0024】
AIS処理回路731は加算回路710とAIS発生回路711とを備え、加算回路710により、入力されたAISセルの内部情報であるホップ数に「1」を加算するとともに、AIS発生回路711により、入力回線の障害を検出してホップ数HP=1の新たなAISセルを発生する。RDI処理回路732は減算回路720とパージ回路721とを備え、減算回路720によりRDIセルの内部情報であるホップ数から「1」を減算し、出力回線に出力する必要のないRDIセルについてはパージ回路721により廃棄する。受信アドレス格納部733は、各入力回線のVPI/VCI値と出力回線のVPI/VCI値との対応があらかじめ記録され、入力されたAISセルのVPI/VCI値に対応してフラグを設定することで、そのAISセルが入力された回線のアドレス情報とそれに対向する出力回線のアドレス情報とを蓄積した状態となる。
【0025】
図5はAIS処理回路の動作フローを示す。回線側の入力線からAISセルが入力された場合、AIS処理回路は、まず、入力されたAISセルのセルヘッダに含まれるVPI/VCI値(入力回線のアドレス)に対して、その回線に対向する出力回線のVPI/VCI値を受信アドレス格納部733に蓄積する。続いてAIS処理回路は、AISセルの内部情報であるホップ数を加算回路710により「1」だけインクリメントし、そのAISセルをスイッチ部側の信号線へ出力する。回線側の入力線で障害が発生した場合には、その障害の影響を受けた回線ついて、AIS発生回路711により新規のAISセルを生成して、下流の交換機に通知する。このときAIS処理回路は、AISセルが入力されたときと同様に、障害の発生した回線のVPI/VCI値に対してその回線に対向する出力回線のVPI/VCI値を受信アドレス格納部733に蓄積し、AISセルのホップ数を「1」に設定し、スイッチ部側の信号線へ出力する。
【0026】
図6はRDI処理回路の動作フローを示す。スイッチ部側の信号線からRDIセルが入力された場合、RDIセルのホップ数を識別する。ホップ数が「1」以上の場合、そのRDIセルのVPI/VCI値(出力回線のアドレス)と同じ値が受信アドレス格納部733に蓄積されていなければ、そのRDIセルを廃棄する。また、ホップ数が「0」より大きく、かつそのVPI/VCI値と同じ値が蓄積されている場合には、ホップ数をデクリメントし、そのRDIセルを出力回線へ送出する。ホップ数が「0」の場合には、そのRDIセルを無条件で出力回線へ送出する。
【0027】
図7は図1に示したセル転送の詳しい処理を説明する図であり、図4ないし図6を参照して説明したOAM処理部を用いた場合の例を示す。交換機11〜15にはそれぞれ、スイッチ部とOAM処理部とを備える。ここで、交換機11については、スイッチ部511と、回線101、201(回線の符号については図1参照)に関するOAM処理部811および回線102、202に関するOAM処理部812とを示す。交換機12については、スイッチ部512と、回線102、202に関するOAM処理部821および回線103、203に関するOAM処理部822とを示す。交換機13については、スイッチ部513と、回線103、203に関するOAM処理部831、回線104、204に関するOAM処理部832および回線107、207に関するOAM処理部833とを示す。交換機14については、スイッチ部514と、回線104、204に関するOAM処理部841、回線105、205に関するOAM処理部842および回線106、206に関するOAM処理部843とを示す。交換機15については、スイッチ部515と、回線107、207に関するOAM処理部851および回線108、208に関するOAM処理部852とを示す。また、各回線のアドレスは、交換機13を中心として、回線103、203がVCI=a1、b1、回線104、204がVCI=a2、b2、回線107、207がVCI=a3、b3、回線102、202がVCI=a4、b4、回線101、201がVCI=a5、b5、回線105、205がVCI=a6、b6、回線106、206がVCI=a7、b7、回線108、208がVCI=a8、b8とする。VPI値については省略する。
【0028】
ここで、交換機14から交換機13へ接続される回線204上で障害が発生したとする。このとき、回線204を入力とするOAM処理部832は、障害を受けることになるユーザ端末51に向けて、ホップ数HP=1のAISセルを発生する。さらにOAM処理部832は、回線204に対向する回線104のアドレスVCI=a2を蓄積する。交換機13ではさらに、その発生したAISセルの出力アドレスをVCI=b1に変換し、隣接する交換機12に転送する。交換機12の回線処理部822では、そのAISセルを受信すると、そのアドレスで指定される回線に対向する回線のアドレスすなわちVCI=a1を蓄積し、さらに、そのAISセルのホップ数をインクリメントする(HP=1からHP=2)。交換機12はさらに、そのAISセルの出力アドレスをVCI=b4に変換し、隣接する交換機11へ転送する。交換機11では、入力されたAISセルに対して交換機12と同様の処理を行う。
【0029】
以上の動作により、ルートであるユーザ端末51には、HP=3、VCI=b5のAISセルが受信される。このAISセルに対してユーザ端末51は、リーフであるユーザ端末52、53に障害情報を通知するため、RDIセルを逆方向に発生する。この返送されるRDIセルの出力アドレスはVCI=a5とし、ホップ数として、受信した値(HP=3)をそのまま埋め込む。
【0030】
交換機11では、ユーザ端末51から返送されたHP=3、VCI=a5のRDIセルについて、その出力アドレスをVCI=a4に変換した後、OAM処理部812により図6に示した処理を行う。このとき、ホップ数が「3」であるため、アドレスの照合を行う。VCI=a4が受信アドレス格納部に蓄積されているので、交換機11は、そのRDIセルのホップ数を「1」だけデクリメントし、回線102を通して交換機12へ転送する。交換機12では、入力されたHP=2、VCI=a4のRDIセルについて、その出力アドレスをVCI=a1に変換した後、OAM処理部822により処理を行う。このとき、このRDIセルのホップ数が「0」より大きく、出力アドレスVCI=a1が受信アドレス格納部に蓄積されているため、そのRDIセルのホップ数を「1」だけデクリメントし、回線102を通して交換機13へ転送する。交換機13では、入力されたHP=1、VCI=a1のRDIセルを出力アドレスVCI=a2、a3の2方路に分配し、それぞれOAM処理部832、833で処理する。OAM処理部832では、入力されたRDIセルのホップ数が「1」であり、出力アドレスVCI=a2が受信アドレス格納部に蓄積されているため、そのRDIセルを回線104を通して交換機14へ転送する。一方、OAM処理部833では、入力されたRDIセルのホップ数が「1」であるものの、その出力アドレスVCI=a3は受信アドレス格納部に蓄積されていないので、RDI処理回路のパージ回路で廃棄し、交換機15へは転送しない。
【0031】
交換機14では、入力されたHP=0、VCI=a2のRDIセルを出力アドレスVCI=a6、a7の2方路に分配し、それぞれOAM処理部842、843で処理する。この場合、いずれのRDIセルもホップ数が「0」なので、そのまま出力回線へ出力する。
【0032】
このようにして、ユーザ端末52、53のみがRDIセルを受け取ることになり、不要なルートへのRDIセルの転送を回避することができる。
【0033】
図4ないし図7に示した例では、RDIセルが障害点を通過したものであるか否かを判断するため、各交換機でホップ数を加減算することとした。同じ目的のため、ホップ数のビットパターンをシフトさせてもよい。そのような例について以下に説明する。
【0034】
図8はOAM処理部の別の構成例を示すブロック図である。このOAM処理部は、図4に示した構成例と同様に、入力回線から入力されたAISセルを処理してスイッチ部に出力するAIS処理回路731と、スイッチ部からのRDIセルを処理して出力回線に出力するRDI処理回路732と、AIS処理回路731に入力されたAISセルのアドレスに関する情報を蓄積する受信アドレス格納部733とを備える。
【0035】
AIS処理回路731はAIS発生回路711と左シフタ回路712とを備え、AIS発生回路711により入力回線の障害を検出して新たなAISセルを発生するとともに、左シフタ回路712により、入力されたAISセルの内部情報であるホップ数を左に1ビットだけシフトさせる。RDI処理回路732はパージ回路721と右シフタ回路722とを備え、右シフタ回路722によりRDIセルの内部情報であるホップ数を右に1ビットだけシフトさせ、出力回線に出力する必要のないRDIセルについてはパージ回路721により廃棄する。受信アドレス格納部733は、各入力回線のVPI/VCI値と出力回線のVPI/VCI値との対応があらかじめ記録され、入力されたAISセルのVPI/VCI値に対応してフラグを設定することで、そのAISセルが入力された回線のアドレス情報とそれに対向する出力回線のアドレス情報とを蓄積した状態となる。
【0036】
図9はAIS処理回路の動作フローを示す。回線側の入力線からAISセルが入力された場合、AIS処理回路は、まず、入力されたAISセルのセルヘッダに含まれるVPI/VCI値(入力回線のアドレス)に対して、その回線に対向する出力回線のVPI/VCI値を受信アドレス格納部733に蓄積する。続いてAIS処理回路は、AISセルの内部情報であるホップ数を左シフタ回路712により1ビット左にシフトさせ、そのAISセルをスイッチ部側の信号線へ出力する。回線側の入力線で障害が発生した場合には、その障害の影響を受けた回線ついて、AIS発生回路711により新規のAISセルを生成して、下流の交換機に通知する。このときAIS処理回路は、AISセルが入力されたときと同様に、障害の発生した回線のVPI/VCI値に対してその回線に対向する出力回線のVPI/VCI値を受信アドレス格納部733に蓄積し、AISセルのホップ数として例えば8ビットのうち右から2ビット目を「1」とし、スイッチ部側の信号線へ出力する。
【0037】
図10はRDI処理回路の動作フローを示す。スイッチ部側の信号線からRDIセルが入力された場合、RDIセルのホップ数を識別する。ホップ数の最右ビットが「0」の場合、そのRDIセルのVPI/VCI値(出力回線のアドレス)と同じ値が受信アドレス格納部733に蓄積されていなければ、そのRDIセルを廃棄する。また、ホップ数の最右ビットが「0」であり、かつそのVPI/VCI値と同じ値が蓄積されている場合には、ホップ数を1ビット右にシフトし、そのRDIセルを出力回線へ送出する。ホップ数の最右ビットが「1」の場合には、そのRDIセルを無条件で出力回線へ送出する。
【0038】
図11は図1に示したセル転送の詳しい処理を説明する図であり、図8ないし図10を参照して説明したOAM処理部を用いた場合の例を示す。ここで、各部の符号および各回線のアドレスは図7に示したものと同じとする。
【0039】
交換機14から交換機13へ接続される回線204上で障害が発生したとする。このとき、回線204を入力とするOAM処理部832は、障害を受けることになるユーザ端末51に向けて、ホップ数HP=00000010のAISセルを発生する。さらにOAM処理部832は、回線204に対向する回線104のアドレスVCI=a2を蓄積する。交換機13ではさらに、その発生したAISセルの出力アドレスをVCI=b1に変換し、隣接する交換機12に転送する。交換機12の回線処理部822では、そのAISセルを受信すると、そのアドレスで指定される回線に対向する回線のアドレスすなわちVCI=a1を蓄積し、さらに、そのAISセルのホップ数を1ビット左にシフトする(00000010から00000100)。交換機12はさらに、そのAISセルの出力アドレスをVCI=b4に変換し、隣接する交換機11へ転送する。交換機11では、入力されたAISセルに対して交換機12と同様の処理を行う。
【0040】
以上の動作により、ルートであるユーザ端末51には、HP=00001000、VCI=b5のAISセルが受信される。このAISセルに対してユーザ端末51は、リーフであるユーザ端末52、53に障害情報を通知するため、RDIセルを逆方向に発生する。この返送されるRDIセルの出力アドレスはVCI=a5とし、ホップ数として、受信した値をそのまま埋め込む。
【0041】
交換機11では、ユーザ端末51から返送されたHP=00001000、VCI=a5のRDIセルについて、その出力アドレスをVCI=a4に変換した後、OAM処理部812により図6に示した処理を行う。このとき、ホップ数の最右ビットが「0」であるため、アドレスの照合を行う。VCI=a4が受信アドレス格納部に蓄積されているので、交換機11は、そのRDIセルのホップ数を1ビット右にシフト(00001000から00000100)し、回線102を通して交換機12へ転送する。交換機12では、入力されたHP=00000100、VCI=a4のRDIセルについて、その出力アドレスをVCI=a1に変換した後、OAM処理部822により処理を行う。このとき、このRDIセルのホップ数の最右ビットが「0」であり、出力アドレスVCI=a1が受信アドレス格納部に蓄積されているため、そのRDIセルのホップ数をHP=00000010に変換し、回線102を通して交換機13へ転送する。交換機13では、入力されたHP=00000010、VCI=a1のRDIセルを出力アドレスVCI=a2、a3の2方路に分配し、それぞれOAM処理部832、833で処理する。OAM処理部832では、入力されたRDIセルのホップ数の最右ビットが「0」であり、出力アドレスVCI=a2が受信アドレス格納部に蓄積されているため、そのRDIセルを回線104を通して交換機14へ転送する。一方、OAM処理部833では、入力されたRDIセルのホップ数の最右ビットが「0」であるものの、その出力アドレスVCI=a3は受信アドレス格納部に蓄積されていないので、RDI処理回路のパージ回路で廃棄し、交換機15へは転送しない。
【0042】
交換機14では、入力されたHP=00000001、VCI=a2のRDIセルを出力アドレスVCI=a6、a7の2方路に分配し、それぞれOAM処理部842、843で処理する。この場合、いずれのRDIセルもホップ数の最右ビットが「1」なので、そのまま出力回線へ出力する。
【0043】
このようにして、ユーザ端末52、53のみがRDIセルを受け取ることになり、不要なルートへのRDIセルの転送を回避することができる。
【0044】
以上の実施形態では警報通知のためのOAMセルすなわちFMセルの転送を例に説明したが、リソース管理のためのOAMセルすなわちRMセルを転送する場合にも本発明を同様に実施できる。そのような例について以下に簡単に説明する。
【0045】
図12は本発明の第二の実施形態を示すブロック構成図であり、RMセルの転送を説明する図である。この実施形態は、構成については図1に示したものと同等であるが、回線障害によりAISセルおよびRDIセルを転送するのではなく、輻輳の発生によりEFCNセルおよびEBCNセルを転送することが異なる。
【0046】
すなわち、交換機14において輻輳が発生したとする。このとき交換機14は、回線204に順方向のRMセルすなわちEFCNセルを送出する。このEFCNセルは、交換機13、回線203、交換機12、回線202、交換機11および回線201を経由してユーザ端末51へ転送される。ユーザ端末51は、このEFCNセルを受け取ると、今度は逆方向にEBCNセルを返送する。このEBCNセルは、回線101、交換機11、回線102、交換機12および回線103を経由して、交換機13に転送される。ここで交換機13は、このEBCNセルを輻輳の発生した交換機14側の回線104だけに送出する。したがって、このEBCNセルは、交換機14および回線205、206を経由してユーザ端末52、53に転送されるが、輻輳とは関係のないユーザ端末54へ転送されることはない。
【0047】
図13はこのようなRMセルの転送を行うために交換機内に設けられるOAM処理部の構成例を示すブロック図である。このOAM処理部は、処理対象のOAMセルがRMセルであるという点を除けば、図4に示したものと同等である。すなわち、入力回線からのEFCNセルを処理するEFCN処理回路741と、出力回線へのEBCNセルを処理するEBCN処理回路742と、EFCN処理回路741に入力されたEFCNセルのアドレスに関する情報を蓄積する受信アドレス格納部743とを備える。EFCN処理回路741は加算回路750を備え、入力されたEFCNセルの内部情報であるホップ数に「1」を加算する。EBCN処理回路742は減算回路760とパージ回路761とを備え、減算回路760によりEBCNセルの内部情報であるホップ数から「1」を減算し、出力回線に出力する必要のないEBCNセルについてはパージ回路761により廃棄する。ホップ数のビットパターンをシフトさせる構成とすることもできる。
【0048】
以上の各実施形態に示したOAMセル処理部は、交換機内での設置位置がルート側かリーフ側かにかかわらず同じ構成であり、マルチキャスト呼が新たに設定されてルート端末とリーフ端末とが変更された場合でも対応が可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ATM網でマルチキャスト通信を行う場合に、マルチキャスト通信をサポートするATMスイッチングノードにおいて、正常なチャネルが確保されている端末にOAMセルを転送して無駄な送信停止を引き起こすことが回避される。したがって、ネットワークの効率的な利用が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック構成図。
【図2】FMセルのフォーマットを示す図。
【図3】交換機の構成例を示す図。
【図4】OAM処理部の構成例を示す図。
【図5】AIS処理回路の動作フローを示す図。
【図6】RDI処理回路の動作フローを示す図。
【図7】セル転送の詳しい処理を説明する図。
【図8】OAM処理部の別の構成例を示す図。
【図9】AIS処理回路の動作フローを示す図。
【図10】RDI処理回路の動作フローを示す図。
【図11】セル転送の詳しい処理を説明する図。
【図12】本発明の第二の実施形態を示すブロック構成図。
【図13】OAM処理部の構成例を示す図。
【図14】FMセルに関する問題を説明する図。
【図15】RMセルに関する問題を説明する図。
【符号の説明】
11〜15 交換機
51〜54 ユーザ端末
101〜108、201〜208 回線
141、151 ルート端末
143、144、156、157 リーフ端末
142、152〜155 ATMスイッチングノード
301〜303、401〜403 信号線
511〜515 スイッチ部
710、750 加算回路
711 AIS発生回路
712 左シフタ回路
720、760 減算回路
721、761 パージ回路
722 右シフタ回路
731 AIS処理回路
732 RDI処理回路
733、743 受信アドレス格納部
741 EFCN処理回路
742 EBCN処理回路
811、812、821、822、831〜833、841〜843、851、852 OAM処理部

Claims (5)

  1. 非同期転送モード網内の回線の監視情報を第一種の保守運用管理セルにより第一の方向に転送してその回線を利用している一端の端末に通知し、
    この第一種の保守運用管理セルに対して前記一端の端末から返送された第二種の保守運用管理セルを前記第一の方向と逆の第二の方向に転送してその回線を利用する他端の端末に通知する
    保守運用管理セル処理方法において、
    前記回線はひとつのルート側回線と複数のリーフ側回線とが接続されたマルチキャスト回線であり、
    このマルチキャスト回線の回線分岐点では、前記複数のリーフ側回線からの第一種の保守運用管理セルについては前記ルート側回線に転送し、その第一種の保守運用管理セルに対して返送された第二種の保守運用管理セルについては、その第一種の保守運用管理セルが転送されてきたリーフ側回線に選択的に転送する
    ことを特徴とする保守運用管理セル処理方法。
  2. 前記マルチキャスト回線には複数の回線分岐点を含み、
    対応する第一種の保守運用管理セルの転送なしに第二種の保守運用管理セルが入力された回線分岐点では、その回線分岐点で分岐するすべてのリーフ側回線にその第二種の保守運用管理セルを転送する
    請求項1記載の保守運用管理セル処理方法。
  3. 非同期転送モード網内の1以上のノードを経由してひとつのルート端末と複数のリーフ端末とを接続し、
    前記1以上のノードはそれぞれ、回線の監視情報を伝える第一種の保守運用管理セルを隣接するノードまたは端末に転送し、その第一種の保守運用管理セルに対して返送された第二種の保守運用管理セルを逆方向に転送する
    保守運用管理セル処理方法において、
    第一種および第二種の保守運用管理セルにはそれぞれ通過ノード数に関する情報を付与し、
    前記1以上のノードはそれぞれ、
    第一種の保守運用管理セルと第二種の保守運用管理セルとでそのセルに付与された通過ノード数に関する情報を一方はインクリメント、他方はデクリメントし、
    入力された第二種の保守運用管理セルに付与された通過ノード数に関する情報が初期値に戻っていないときには、その第二種の保守運用管理セルを対応する第一種の保守運用管理セルが転送されてきた方向に選択的に返送し、
    入力された第二種の保守運用管理セルに付与された通過ノード数に関する情報が初期値に戻っているときには、その第二種の保守運用管理セルを前記ひとつのルート端末と前記複数のリーフ端末との接続に対応してあらかじめ定められたすべての方向に転送する
    ことを特徴とする保守運用管理セル処理方法。
  4. 非同期転送モード網内の交換機にそれぞれ設けられ、
    回線の監視情報を伝える第一種の保守運用管理セルを処理する第一の処理手段と、
    その第一種の保守運用管理セルに対して返送される第二種の保守運用管理セルを処理する第二の処理手段と
    を備えた保守運用管理セル処理装置において、
    前記第一の処理手段は、
    その交換機に入力された第一種の保守運用管理セルに付与された通過ノード数に関する情報をインクリメントする第一の演算手段と、
    その交換機に入力された第一種の保守運用管理セルのアドレス情報を保持するアドレス格納手段と
    を含み、
    前記第二の処理手段は、
    その交換機から出力する第二種の保守運用管理セルに付与された通過ノード数に関する情報をデクリメントする第二の演算手段と、
    この第二の演算手段により更新された通過ノード数に関する情報が初期値に戻っておらず、かつ前記アドレス格納手段にはその第二種の保守運用管理セルのアドレス情報に対応するアドレス情報がない場合に、その第二種の保守運用管理セルを廃棄する手段と
    を含む
    ことを特徴とする保守運用管理セル処理装置。
  5. 請求項4記載の保守運用管理セル処理装置を備えた非同期転送モード交換機。
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