JP3617766B2 - タイヤ加硫機 - Google Patents
タイヤ加硫機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3617766B2 JP3617766B2 JP07411698A JP7411698A JP3617766B2 JP 3617766 B2 JP3617766 B2 JP 3617766B2 JP 07411698 A JP07411698 A JP 07411698A JP 7411698 A JP7411698 A JP 7411698A JP 3617766 B2 JP3617766 B2 JP 3617766B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- vulcanizer
- mold
- loader
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0603—Loading or unloading the presses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、グリーンタイヤ(未加硫タイヤ)を加硫成形するタイヤ加硫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のタイヤ加硫機としては、図10及び図11に示されるもの等が提案されている。このタイヤ加硫機101は、加硫機フレーム102の前面側中央部に立設されたガイド支柱103を挟んで並設された2つのモールド104(金型)と、ガイド支柱103に昇降・旋回自在に設けられた2つの搬入ローダ106を備えている。
【0003】
タイヤ加硫機101でグリーンタイヤ105を加硫成形するには、各搬入ローダ106を各モールド104前方のグリーンタイヤホルダ107まで旋回させ、下降によってタイヤチャック109の各爪109aをグリーンタイヤ105(未加硫タイヤ)内に差し込み拡径することで把持する。そして、グリーンタイヤ105を把持した後に、各搬入ローダ106を各モールド104に向けて旋回させ、開状態の各モールド104間に搬入する。これにより、各モールド104にグリーンタイヤ105がセットされ、所望の工程を経て加硫成形する。また、加硫成形されたタイヤはタイヤ加硫機101の2つのアンローダ(図示しない)で各モールド104から搬出されて、膨張冷却を行うポストキュアインフレータに搬送される。
【0004】
また、加硫成形するタイヤのサイズや形状に対応して各モールド104を交換する必要があるが、その交換作業は、図11に例示すように、フォークリフト108で各モールド104を吊り下げ搬送して行われる。この交換作業の際に、各搬入ローダ106はフォークリフト108のマスト110と接触しないように、マスト高さ以上となる位置まで上昇退避させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来のタイヤ加硫機101では、各搬入ローダ106が互いに干渉したり衝突するのを防止するために、モールド104とグリーンタイヤホルダ107間以上には旋回しないように構成していることから、各モールド104の交換作業には、各搬入ローダ106がタイヤ加硫機101への各モールド104の搬送を遮ることになり、フォークリフト108のマスト110に接触する恐れがある。このため、モールド交換時には、各搬入ローダ106をマスト110以上の高さまで上昇退避させる必要があり、各搬入ローダ106を昇降させるぶんだけ交換作業に余分な時間かかってしまう。又、各搬入ローダ106をフォークリフト108のマスト110の高さ以上に上昇させる必要があり、そのストロークも長くなることからタイヤ加硫機101自体も大型化する傾向にある。
【0006】
本発明のタイヤ加硫機は、モールド交換時に各搬入ローダを加硫機フレームの前面側中央位置に位置させることで、モールド交換作業における作業性を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のタイヤ加硫機は、加硫機フレームの前面側中央位置で昇降・旋回されるタイヤチャックを備えた2つの搬入ローダと、加硫機フレームに前面側中央位置を挟んで並設された2つのモールドとを含んでなり、各搬入ローダのタイヤチャックにより各モールド前方の各グリーンタイヤストック位置でグリーンタイヤを把持してから各モールドに搬入するものにおいて、各搬入ローダは、モールド、グリーンタイヤストック位置及び加硫機フレームの前面側中央位置間で旋回自在とされており、モールドの交換時に、前記タイヤチャックが加硫機フレームの前面側中央位置に位置されるものである。
各搬入ローダを上昇させることなく、加硫機フレームの前面側中央位置に旋回させるだけで、各モールド前方に搬入ローダで遮ることのないスペースを広く確保できる。
【0008】
また、各搬入ローダは、両モールドの同時交換時に、上下に重なる状態で加硫機フレームの前面側中央位置に位置させることもできる。
各搬入ローダが相互に接触しない間隔だけ昇降させて、加硫機フレームの前面側中央位置を共用するように旋回すると、各搬入ローダを各モールド前方から退避させるスペースを最小にし、1のモールドのみならず、同時に2つのモールド交換作業を行うことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態におけるタイヤ加硫機について、図1〜図9を参照しつつ説明する。
【0010】
図1及び図2において、タイヤ加硫機1は2つのグリーンタイヤ2(未加硫タイヤ)を同時に加硫成形できる2連式のものを示している。タイヤ加硫機1は、ベース3上にフレーム枠4を立設して形成された加硫機フレーム5と、加硫機フレーム5前面側中央部に立設されたガイド支柱6とを有しており、加硫機フレーム5にガイド支柱6を挟んで並設された2つのモールド7(金型)と、ガイド支柱6の両側に昇降・旋回自在に設けられた2つの搬入ローダとを備えている。
【0011】
各モールド7は、相対的に上下に開閉自在にされた上下のモールド部7A,7Bとからなっている。各上モールド部7Aは加硫機フレーム5中央に設けられた昇降シリンダ(図示しない)によって、加硫機フレーム5下部に固定された各下モールド部7Bに対して昇降される。
【0012】
各搬入ローダ8は、ガイド支柱6に沿って延びるガイドレール上を昇降する昇降台10に旋回自在に軸支されている。昇降台10(搬入ローダ8)は昇降シリンダ9によって昇降され、その昇降ストロークがリニアセンサ11で検出されて制御シーケンスを実行する制御盤(図示しない)に表示される。又、各搬入ローダ8は昇降台10の旋回軸12に軸支された旋回アーム13と、この旋回アーム13先端に設けられたタイヤチャック14とを備えており、図3〜図5に示す旋回シリンダ15で旋回されるようになっている。
【0013】
タイヤチャック14は、放射方向に一斉に拡径又は縮径する3枚以上の爪14aを周方向に等間隔で配置するもので、各モールド7前方に配置されるグリーンタイヤホルダ16のグリーンタイヤストック位置P1にあるグリーンタイヤ2内に縮径状態で各爪14aを差し込んで拡径することで上ビード部2Aでグリーンタイヤ2を把持する。又、タイヤチャック14は、各爪14aを縮径することでグリーンタイヤ2を開放するもので、各爪14aの拡径又は縮径は図示しないエアシリンダ等によって行われる。グリーンタイヤホルダ16は各モールド7前方にグリーンタイヤストック位置P1を対峙させており、3つのタイヤホルダ部16Aが回転して順次、グリーンタイヤストック位置P1に位置するようになっている。
【0014】
図3〜図7において、各搬入ローダ8の具立的な構成について説明する。
【0015】
図3に示す各搬入ローダ8は、タイヤチャック14を各モールド7上にそれぞれ旋回させた状態を示している。各搬入ローダ8は、旋回アーム13下部に支持ブラケット17を介してショックアブソーバ18(図6,図7参照)と共に軸支された旋回シリンダ15(エアシリンダ)によって、各モールド7とグリーンタイヤストック位置P1間で旋回自在とされている。旋回シリンダ15は、図6及び図7に示すように、シリンダ本体を旋回アーム13と支持ブラケット17に回動自在に軸支され、ロッド19先端は旋回ブラケット20に連結されている。旋回ブラケット20は昇降台10下部に固定されて加硫機フレーム5側に突出しており、旋回ピン21で旋回シリンダ15のロッド19先端に連結されている(図6参照)。ショックアブソーバ18は旋回シリンダ15に並行として旋回アーム13と支持ブラケット17に回動自在に設けられ、先端側に旋回ピン21が挿入されて旋回ブラケット20に連結されている(図6,図7参照)。このショックアブソーバ18によって旋回シリンダ15のロッド19の伸縮時の衝撃を緩衝できる。
【0016】
この構成で、各搬入ローダ8は、各旋回シリンダ15のロッド19を伸長させると、図4に示すように、旋回アーム13が旋回軸12を中心として旋回され、タイヤチャック14をモールド7からグリーンタイヤストック位置P1まで旋回させる。
【0017】
また、各搬入ローダ8は、各旋回シリンダ15のロッド19を縮めると、図3に示すように、各タイヤチャック14をグリーンタイヤストック位置P1からモールド7上まで旋回させる。
【0018】
更に、各搬入ローダ8は、旋回ピン21を旋回シリンダ15、旋回ブラケット20から抜き取ると、旋回フリーの状態にされて、図5に示すように、グリーンタイヤストック位置P1、モールド7及び加硫機フレーム5の前面側中央位置P2間でタイヤチャック13を手動旋回できるようにされている。
【0019】
また、各搬入ローダ8は、図5の加硫機フレーム5の前面側中央位置P2まで旋回されると、固定ピン22によって位置決め固定できるようにされている。固定ピン22は昇降台10上部に固定された固定ブラケット23に挿入され、伸長状態の旋回シリンダ15のロッド19先端と連結する(図5参照)。これで各搬入ローダ8の旋回が規制され、各搬入ローダ8のタイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めできる。又、固定ピン22を抜き取ることで、各搬入ローダ8を旋回フリーな状態として加硫機フレーム5の前面側中央位置P2からグリーンタイヤストック位置P1、或いはモールド7までタイヤチャック14を旋回できる(図3〜図5参照)。この各搬入ローダ8のモールド7、グリーンタイヤストック位置P1及び加硫機フレーム5の前面側中央位置P2への位置決めは、昇降台10に設けられた複数の近接スイッチ26〜28が旋回アーム13の検出片25を検出して行なわれる。
【0020】
次に、タイヤ加硫機1における各モールド7の交換作業について説明する。
【0021】
一方のモールド7を交換するためには、各モールド7前方のグリーンタイヤホルダ16を移動させてタイヤ加硫機1前方からフォークリフトによる搬送を可能とする。そして、各搬入ローダ8を下限位置まで下降させた後に、モールド交換に対応する搬入ローダ8の旋回ピン21を旋回シリンダ15のロッド19先端、旋回ブラケット20から抜き取って旋回フリーの状態にする。
【0022】
続いて、モールド交換の対象となっている搬入ローダ8を、作業者の手動によってグリーンタイヤストック位置P1からガイド支柱6側に向けて旋回させて、図8に示すように、タイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させる。このとき、タイヤチャック14の旋回は各近接スイッチ26〜28で検出され、この検出結果に基づいて作業者が旋回量を調整して旋回シリンダ15のロッド19先端を固定ブラケット23下方に位置させる。すなわち、検出片25を近接スイッチ28が検出して、ONした時にタイヤチャック14の旋回を停止することで、タイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させる。
【0023】
搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させた後に、固定ブラケット23に固定ピン22を挿入することで、この固定ピン22によって旋回シリンダ15と固定ブラケット23とを連結して、タイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めする。これにより、モールド7前方を搬送ローダ8で遮ることなく、フォークリフトによる搬送スペースを広げられる。
【0024】
搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めした後に、図8に示すように、フォークリフト30のフォーク31でモールド7を吊下げ状態で搬送して交換作業を行う。このとき、モールド7前方のスペースが広げられていることから、フォークリフト30による交換作業を容易に行える。
【0025】
また、両方のモールド7を同時交換する際には、各グリーンタイヤホルダ16を退避させた後に、一方の搬入ローダ8を下降させ、他方の搬入ローダ8を一方の搬入ローダ8に接触しない距離をもって上方に位置させる。この各搬入ローダ8の昇降は、リニアセンサ11にて検出されて制御される。上下に距離をもって各搬入ローダ8を昇降させた後、旋回ピン21を旋回シリンダ15、旋回ブラケット20から抜き取って旋回フリーの状態にする。
【0026】
続いて、各搬入ローダ8を、作業者の手動によってグリーンタイヤストック位置P1からガイド支柱6側に向けて旋回させて、図9に示すように、各タイヤチャック14を相互に上下に重なる状態で加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させる。このとき、各タイヤチャック14の旋回は各近接スイッチ26〜28で検出され、この検出結果に基づいて作業者が旋回量を調整して旋回シリンダ15のロッド19先端を固定ブラケット23下方に位置させる。すなわち、検出片25を近接スイッチ28が検出して、ONした時にタイヤチャック14の旋回を停止することで、タイヤチャック14をベースフレーム5の前面側中央位置P2に位置させる。
【0027】
各搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置させた後に、各搬入ローダ8の固定ブラケット23へ固定ピン22を挿入することで、この固定ピン22によって旋回シリンダ15と固定ブラケット23を連結して、タイヤチャック14を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めする。これにより、各モールド7前方を各搬入ローダ8で遮ることなく、フォークリフトによる搬送スペースを広げられる。また、搬入ローダ8が加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に旋回されるので、フォークリフトに接触することもない。
【0028】
各搬送ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に上下重ね状態で位置決めした後に、図9に示すように、フォークリフト30のフォーク31で各モールド7を吊下げ搬送して交換作業を行う。このとき、モールド7前方のスペースが広げられていることから、フォークリフト30による交換作業を容易に行える。また、各搬入ローダ8が加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に旋回されるので、フォークリフト30に接触することもない〔図9(b)参照〕。
【0029】
各モールド7の交換作業が完了すると、固定ピン22を抜き取ることで、各搬入ローダ8を旋回フリーの状態にする。そして、搬入ローダ8を旋回させてタイヤチャック14をグリーンタイヤストック位置P1に位置させて、旋回ピン21を旋回ブラケット20へ挿入することで、旋回ブラケット20と旋回シリンダ15を連結する。この状態で、旋回シリンダ15のロッド19を伸縮させることで、グリーンタイヤストック位置P1から各モールド7間にグリーンタイヤ2を搬入して加硫成形に移行させる。尚、タイヤ加硫機2で加硫成形されたタイヤは、加硫機フレーム5の後面側センタフレームに昇降・旋回自在に設けられた2つのアンローダ(図示しない)によって搬出される。
【0030】
このように、本発明のタイヤ加硫機1によれば、各モールド7を交換する際に、各搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置するように退避させるので、フォークリフト30のマスト32への接触を避けるために各搬入ローダ8をマスト高さ以上に上昇させることなく、各モールド7前方のスペースを広げられる。この結果、フォークリフト30による各モールド交換作業の作業性を向上でき、且つ各搬入ローダ8の昇降ストロークを最小限にできることから、タイヤ加硫機1自体の小型化も達成できる。
【0031】
尚、本発明におけるタイヤ加硫機1では、各搬入ローダ8を加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に旋回させる手段として、作業者による手動で行うものを示したが、これに限定されるものでない。すなわち、旋回シリンダ15の伸縮ストロークを長くすることで、旋回シリンダ15によって各搬入ローダ8をモールド7、グリーンタイヤストック位置P1及び加硫機フレーム5の前面側中央位置P2の間で自動旋回させるようにしても良い。このような構成にすれば、モールド交換時に、各搬入ローダ8を、一旦下限位置まで下降させることなく、旋回シリンダ15によって加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置できることから、モールド交換作業の作業性を著しく向上できる。
【0032】
また、2つのモールド7を同時に交換するのみならず、一方のモールドのみを交換する時においても、各搬送ローダ8を上下重ね状態で加硫機フレーム5の前面側中央位置P2に位置決めするようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】
本発明のタイヤ加硫機では、各モールドを交換する際に、各搬入ローダを加硫機フレームの前面側中央位置に位置させるので、フォークリフトのマストへの接触を避けるために各搬入ローダをマスト高さ以上に上昇させることなく、各モールド前方のスペースを広げられる。この結果、フォークリフトによる各モールド交換作業のアクセス性を向上でき、且つ各搬入ローダの昇降ストロークを最小限にできるので、タイヤ加硫機自体の小型化を達成できる。
【0034】
また、各モールドの交換時に、各搬入ローダを上下に重なる状態で加硫機フレームの前面側中央位置に位置させているので、各搬入ローダが相互に接触しない距離だけ昇降させて、加硫機フレームの前面側中央位置を共用するように旋回すると、各搬入ローダを各モールド前方から退避させるスペースを最小にし、1のモールドのみならず、同時に2つのモールドの交換作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ加硫機の全体構成を示す上面図である。
【図2】タイヤ加硫機の全体構成を示す側面図である。
【図3】タイヤ加硫機の搬入ローダの具体的構成を示す図であって、搬入ローダがモールド上に位置する状態を示す拡大図である。
【図4】タイヤ加硫機の搬入ローダの具体的構成を示す図であって、搬入ローダがグリーンタイヤストック位置上に位置する状態を示す拡大図である。
【図5】タイヤ加硫機の搬入ローダの具体的構成を示す図であって、搬入ローダが加硫機フレームの前方側中央位置に位置する状態を示す拡大図である。
【図6】図3のA−A矢視図である。
【図7】図3のB−B矢視図である。
【図8】タイヤ加硫機に対する一方のモールド交換作業を示す図である。
【図9】タイヤ加硫機に対する両方のモールド交換作業を示す図である。
【図10】従来のタイヤ加硫機の全体構成を示す上面図である。
【図11】従来のタイヤ加硫機の全体構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 タイヤ加硫機
2 グリーンタイヤ
5 加硫機フレーム
6 ガイド支柱
8 搬入ローダ
16 グリーンタイヤホルダ
P1 グリーンタイヤストック位置
P2 前面側中央位置
Claims (1)
- 加硫機フレームの前面側中央位置で昇降・旋回されるタイヤチャックを備えた2つの搬入ローダと、加硫機フレームに前面側中央位置を挟んで並設された2つのモールドとを含んでなり、各搬入ローダのタイヤチャックにより各モールド前方の各グリーンタイヤストック位置でグリーンタイヤを把持してから各モールドに搬入するタイヤ加硫機において、
前記各搬入ローダは、前記モールド、グリーンタイヤストック位置及び加硫機フレームの前面側中央位置間で旋回自在とされており、
前記モールドの交換時に、前記タイヤチャックが前記加硫機フレームの前面側中央位置に位置され、
前記各搬入ローダは、前記両モールドの同時交換時に、上下に重なる状態で前記加硫機フレームの前面側中央位置に位置されることを特徴とするタイヤ加硫機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07411698A JP3617766B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | タイヤ加硫機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07411698A JP3617766B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | タイヤ加硫機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268040A JPH11268040A (ja) | 1999-10-05 |
JP3617766B2 true JP3617766B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=13537921
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07411698A Expired - Lifetime JP3617766B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | タイヤ加硫機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3617766B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5721479B2 (ja) * | 2011-03-10 | 2015-05-20 | 住友ゴム工業株式会社 | ローダ・アンローダの制御方法 |
US20220388262A1 (en) * | 2019-10-21 | 2022-12-08 | Harburg-Freudenberger Maschinenbau Gmbh | Device and method for handling tyres and tyre curing press |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP07411698A patent/JP3617766B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11268040A (ja) | 1999-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05238217A (ja) | タイヤ取外し機械 | |
US3809423A (en) | Loader for tire curing press | |
KR100301943B1 (ko) | 타이어 가황기 | |
JP5424727B2 (ja) | タイヤの製造方法および装置 | |
JP3617766B2 (ja) | タイヤ加硫機 | |
JP5705762B2 (ja) | タイヤ加硫機、および、タイヤ加硫設備 | |
US8431062B2 (en) | Tire unloading apparatus and method in a curing line | |
JPH1034660A (ja) | タイヤ加硫機 | |
US7891962B2 (en) | Tire building core manipulator apparatus | |
CN212528784U (zh) | 多层多模轮胎硫化机装抓胎机械手组合装置 | |
CN215320796U (zh) | 一种轮胎硫化机机械手装置 | |
JP2980642B2 (ja) | タイヤヒートプレスにおいてグリーンタイヤの装入および完成タイヤの取出し又はそのいずれかを行なうための装置 | |
CN213166986U (zh) | 一种应用于工程胎成型机的可翻转式卸胎装置 | |
JPH09225944A (ja) | タイヤ加硫用ローダ | |
JP3865503B2 (ja) | タイヤ加硫装置およびタイヤ加硫装置の金型交換方法並びにタイヤ加硫方法 | |
JP4487118B2 (ja) | タイヤ用ビードリングラッキング方法及び装置 | |
JP3657421B2 (ja) | タイヤ加硫装置用搬送ローダ | |
JP5546173B2 (ja) | タイヤの製造方法 | |
JP5366701B2 (ja) | ポストキュアインフレータのリム交換方法および装置 | |
CN109070510B (zh) | 用于操纵轮胎的方法和装置 | |
JP4375822B2 (ja) | 未加硫タイヤの反転装置 | |
JP3865500B2 (ja) | タイヤ加硫装置およびタイヤ加硫装置のモールド交換方法並びにタイヤ加硫方法 | |
JP3692209B2 (ja) | タイヤ加硫機 | |
JP3340560B2 (ja) | 加硫済タイヤの搬送方法 | |
EP3974164B1 (en) | Tire vulcanizing method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040722 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040820 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041102 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |