JP3617704B2 - 対数増幅器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は対数増幅器に関し、特に詳細には、高速化が図られた対数増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば高階調画像を読み取る光検出器の出力信号等、非常に広いレンジを有する電流信号は、レンジを圧縮して信号の取扱いを容易にするために、対数増幅されることが多い。
【0003】
この対数増幅を行なう対数増幅器の1つとして従来より、特開平2−277181号公報に示されるように、オペアンプと、このオペアンプの帰還回路に接続された対数変換用素子と、この対数変換用素子と並列的に接続されたコンデンサを備えた発振防止回路と、オペアンプへの入力電流に応じて、該入力電流が小さくなるに従って上記発振防止回路を経由する帰還量を減じるように該発振防止回路を制御する制御回路とを備えたものが知られている。
【0004】
このタイプの対数増幅器は、入力電流が大きくて動作が不安定になりがちな場合には高周波成分の帰還量を大きくし、入力電流が小さく対数増幅器の動作の安定は問題ないがその応答特性が問題となる場合には高周波成分の帰還量を抑え、これにより回路の安定動作と高速応答性の良化を両立できるものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の対数増幅器において高速応答性をさらに高めるためには、オペアンプ自体を高速性に優れたもので構成することが必要である。高速性に優れたオペアンプとしてはバイポーラ入力タイプのものが知られているが、発振防止回路を経由する帰還量を入力電流が小さくなるに従って減じる回路構成となっている上記従来の対数増幅器においては、入力バイアス電流が誤差となるため、実際には精度の点から入力バイアス電流が小さいFET入力タイプオペアンプを使用せざるを得ず、バイポーラ入力タイプオペアンプを用いることはできなかった。このような事情があるため、上記従来の対数増幅器は、十分な高速応答性を得ることが困難となっていた。
【0006】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、回路の安定動作を実現するとともに、十分な高速応答性を備えた対数増幅器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による第1の対数増幅器は、請求項1に記載の通り、
オペアンプと、
このオペアンプの帰還回路に接続された対数変換用素子と、
この対数変換用素子と並列的に接続されたコンデンサを備えた発振防止回路と、
上記オペアンプへの入力電流に応じて、該入力電流が小さくなるに従って上記発振防止回路を経由する帰還量を減じるように該発振防止回路を制御する制御回路とを備えた対数増幅器において、
上記オペアンプがFET入力タイプオペアンプと、バイポーラ入力タイプオペアンプとの複合アンプ構成とされたことを特徴とするものである。
【0008】
なお上記の構成において、より好ましくは請求項2に記載の通り、バイポーラ入力タイプオペアンプの入力段に、FETによる入力段が設けられる。
【0009】
また、本発明による第2の対数増幅器は、請求項3に記載の通り、
オペアンプと、
このオペアンプの帰還回路に接続された対数変換用素子と、
この対数変換用素子と並列的に接続されたコンデンサを備えた発振防止回路と、
上記オペアンプへの入力電流に応じて、該入力電流が小さくなるに従って上記発振防止回路を経由する帰還量を減じるように該発振防止回路を制御する制御回路とを備えた対数増幅器において、
上記オペアンプが、FETによる入力段が設けられたバイポーラ入力タイプオペアンプであることを特徴とするものである。
【0010】
また、本発明による第3の対数増幅器は、請求項4に記載の通り、
オペアンプと、
このオペアンプの帰還回路に接続された対数変換用素子と、
この対数変換用素子と並列的に接続されたコンデンサを備えた発振防止回路とを備えた対数増幅器において、
上記オペアンプがFET入力タイプオペアンプと、バイポーラ入力タイプオペアンプとの複合アンプ構成とされた上で、
上記バイポーラ入力タイプオペアンプに対して、上記対数変換用素子が接続された帰還回路とは別のマイナー帰還回路が設けられたことを特徴とするものである。
【0011】
なお上記のマイナー帰還回路とは、上記バイポーラ入力タイプオペアンプのみに関わる帰還回路を指すものである。
【0012】
また上記第3の対数増幅器において、より好ましくは請求項5に記載の通り、上記オペアンプへの入力電流に応じて、該入力電流が小さくなるに従って上記発振防止回路を経由する帰還量を減じるように該発振防止回路を制御する制御回路が設けられる。
【0013】
【発明の効果】
上記構成を有する本発明の第1の対数増幅器においては、高速性に優れたバイポーラ入力タイプオペアンプを用いたことにより高速応答性が高められ、その一方、入力バイアス電流が小さいFET入力タイプオペアンプを用いたことにより、大きな誤差の発生も防止できる。
【0014】
そしてこの第1の対数増幅器において、バイポーラ入力タイプオペアンプの入力段にFETによる入力段が設けられていると、この入力段によりバイポーラ入力タイプオペアンプの入力バイアス電流の影響および電流性ノイズの影響がより小さく抑えられ、誤差およびノイズ発生がさらに確実に防止される。
【0015】
また、上記構成を有する本発明の第2の対数増幅器においては、高速性に優れたバイポーラ入力タイプオペアンプを用いたことにより高速応答性が高められ、その一方、このバイポーラ入力タイプオペアンプの入力段にFETによる入力段が設けられているため、この入力段によりバイポーラ入力タイプオペアンプの入力バイアス電流の影響および電流性ノイズの影響が小さく抑えられ、大きな誤差およびノイズの発生も防止される。
【0016】
一方、本発明の第3の対数増幅器においては、第1の対数増幅器と同様に、高速性に優れたバイポーラ入力タイプオペアンプを用いたことにより高速応答性が高められ、その一方、入力バイアス電流が小さいFET入力タイプオペアンプを用いたことにより、大きな誤差の発生も防止できる。
【0017】
そしてこの第3の対数増幅器においては、バイポーラ入力タイプオペアンプに対して、対数変換用素子が接続された帰還回路とは別のマイナー帰還回路が設けられているので、このバイポーラ入力タイプオペアンプとFET入力タイプオペアンプとからなる複合アンプにおいて、高周波用のバイポーラ入力タイプオペアンプが担う周波数領域が狭くなり、低ノイズ化が実現される。以下、この点を図6および7を参照して説明する。
【0018】
上記マイナー帰還回路が設けられていない場合のバイポーラ入力タイプオペアンプのオープンループの周波数特性が、図6に実線で示すものであるとする。このときポールの周波数は、例えば1kHzであるとする。それに対して、上記のようなマイナー帰還回路を設けると、バイポーラ入力タイプオペアンプの周波数特性は図6に破線で示すように変化し、ポールの周波数は例えば1MHzに変わる。
【0019】
そこで、低周波用のFET入力タイプオペアンプと高周波用のバイポーラ入力タイプオペアンプとからなる複合アンプのオープンループの周波数特性は、マイナー帰還回路が設けられていない場合は図7(a)に示すようなものであるとすると、マイナー帰還回路が設けられたことにより、同図(b)に示すようなものに変わる。つまり、高周波用のバイポーラ入力タイプオペアンプが担う周波数領域が、前者では例えば1kHz以上の領域であったのが、後者では1MHz以上の領域に狭められることになる。
【0020】
微小電流を扱う対数増幅器のノイズ特性は、オペアンプの電流性ノイズが支配的であり、そして一般に、バイポーラ入力タイプオペアンプの電流性ノイズはFET入力タイプオペアンプのそれよりも大きくなっている。そこで、上述のようにして、電流性ノイズが大きいバイポーラ入力タイプオペアンプが受け持つ周波数領域を狭くすると、対数増幅器の低ノイズ化が達成される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の第1の実施の形態である対数増幅器を示すものである。図示されるようにこの対数増幅器の入力端子10は、FET入力タイプオペアンプ11の−入力端子11aに接続されている。一方このオペアンプ11の+入力端子11bは接地されている。またこのオペアンプ11には+Vボルト、−Vボルトの2つの直流電力が供給されている。各電源ライン12,13はノイズ防止用コンデンサ14,15を介して接地されている。また図示は省略してあるが、オペアンプ11にはオフセット調整回路が設けられる。
【0023】
上記入力端子10は、コンデンサ16を介してバイポーラ入力タイプオペアンプ22の−入力端子22aにも接続されている。このオペアンプ22の+入力端子22bは、上記FET入力タイプオペアンプ11の出力端子11cに接続されている。またオペアンプ22の−入力端子22aには抵抗器17の一端が接続され、この抵抗器17の他端は接地されている。このオペアンプ22には+Vボルト、−Vボルトの2つの直流電力が供給されている。各電源ライン24,25はノイズ防止用コンデンサ26,27を介して接地されている。また図示は省略してあるが、オペアンプ22にもオフセット調整回路を設けてもよい。
【0024】
上記バイポーラ入力タイプオペアンプ22の出力端子22cは、抵抗器30を介して第1段目の出力端子31と接続されている。入力端子10とオペアンプ22の出力端子22cとの間には、互いに直列に接続された発振防止用コンデンサ32とPNPトランジスタ33が接続されている。このPNPトランジスタ33のエミッタ33a、コレクタ33bはそれぞれオペアンプ22の出力端子22c、抵抗器34の一端に接続されている。該抵抗器34の他端は接地されている。また該PNPトランジスタ33のベース33cはそのコレクタ33bと接続され、さらにコンデンサ32の一端側に接続されている。
【0025】
一方、入力端子10と第1段目の出力端子31との間には、指数関数特性を有するPNPトランジスタ35が接続されている。該トランジスタ35のエミッタ35a、コレクタ35bはそれぞれ出力端子31、入力端子21と接続され、ベース35cは接地されている。
【0026】
以上のように構成された対数増幅器の入力端子10に電流信号Iinが入力されると、その電流信号Iinの対数値に対応した出力電圧(正の電圧)が出力端子31に発生する。
【0027】
第1段目の出力端子31と、この対数増幅器の出力端子41との間に構成された第2段目の回路は、第1段目の対数変換回路の温度補償のための回路である。第1段目の出力端子31には、帰還用トランジスタ35と同一特性を有するPNPトランジスタ43のエミッタ43aが接続されている。該トランジスタのコレクタ43bは、ベース43cとともに第2段目のオペアンプ42の+入力端子42aに接続されている。このトランジスタ43は、第2段目のオペアンプ42の入力インピーダンスの役割を担っており、このトランジスタ43として第1段目の帰還用トランジスタ35と同一特性のトランジスタが用いられたことにより、後述する温度補償用素子44とともに第1段目の対数変換回路の温度補償に寄与している。上記+入力端子42aは、抵抗器45を介して−Vボルトの電源に接続されている。
【0028】
オペアンプ42にもオペアンプ22と同様に+Vボルト、−Vボルトの2つの電源が接続されており、電源ライン46,47はそれぞれコンデンサ48,49を介して接地されている。オペアンプ42の−入力端子42bと出力端子42cとの間には、抵抗器50が接続されている。また上記−入力端子42bは、温度補償用素子44を介して接地されている。
【0029】
上記のように構成された第2段目の回路に、第1段目の回路で対数変換された信号(正の電圧)が入力されると、温度変化による出力値の変動が補正され、かつ適切に増幅された信号が出力端子41から出力される。
【0030】
そして、オペアンプ22の出力端子22cに発生した出力電圧(正の電圧)は、第2段目のオペアンプ42に入力されるとともに、トランジスタ33にも入力される。ここで、トランジスタ33のエミッタ33aに高い電圧が印加されるほどエミッタ−コレクタ間の抵抗値が下がり、これにより、コンデンサ32を介するフィードバック量が大きくなって回路動作が安定する。その一方、トランジスタ33のエミッタ33aに印加される電圧が下がるとエミッタ−コレクタ間の抵抗値が上昇し、これにより、コンデンサ32を介するフィードバック量が小さくなって回路の周波数応答特性が改善される。
【0031】
この第1の実施の形態の対数増幅器においては、入力バイアス電流が小さいFET入力タイプオペアンプ11を用いていることにより、従来通り大きな誤差の発生を防止でき、その一方、高速性に優れたバイポーラ入力タイプオペアンプ22を用いていることにより高速応答性も高められる。例えば、FET入力タイプオペアンプのみを用いた従来の対数増幅器では、入力電流Iinが 300nAのときの周波数特性は 400kHz程度が限界であったが、本発明によるこの対数増幅器において周波数特性は約1.5 MHzまで向上することが確認された。
【0032】
次に、図2を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。なおこの図2において、図1中の要素と同等の要素には同番号を付し、それらについての重複した説明は省略する(以下、同様)。
【0033】
この第2の実施の形態の対数増幅器は、第1の実施の形態の対数増幅器と比べると、バイポーラ入力タイプオペアンプ22に対して、FET60による入力段が付加された点が異なるものである。すなわち、バイポーラ入力タイプオペアンプ22の−入力端子22aにFET60のソース60bが接続され、このFET60のゲート60cが前記コンデンサ16を介して入力端子10に接続されている。そしてFET60のドレイン60aはVボルトの電源に、ドレイン60bは抵抗器61を介して−Vボルトの電源に接続されている。
【0034】
上記の構成においては、FET60からなる入力段によりバイポーラ入力タイプオペアンプ22の入力バイアス電流の影響および電流性ノイズの影響がより小さく抑えられ、誤差およびノイズの発生がさらに確実に防止される。
【0035】
次に、図3を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。この第3の実施の形態の対数増幅器はFET入力タイプオペアンプは備えず、その代わりにバイポーラ入力タイプオペアンプ22に対してFET60、62による入力段が設けられたものである。すなわち、バイポーラ入力タイプオペアンプ22の−入力端子22aには第2の実施の形態のものと同様のFET60が接続されており、このFET60のゲート60cは直接入力端子10に接続されている。
【0036】
また、バイポーラ入力タイプオペアンプ22の+入力端子22bにはFET62のソース62aが接続されている。このソース62aは抵抗器63を介して−Vボルトの電源に接続され、一方FET62のドレイン62bは+Vボルトの電源に接続されている。そしてFET62のゲート62cは接地されている。
【0037】
上記の構成においては、高速性に優れたバイポーラ入力タイプオペアンプ22を用いたことにより高速応答性が高められ、その一方、バイポーラ入力タイプオペアンプ22の入力段にFET60、62による入力段が設けられているため、この入力段によりバイポーラ入力タイプオペアンプ22の入力バイアス電流の影響および電流性ノイズの影響が小さく抑えられ、大きな誤差およびノイズの発生も防止される。
【0038】
次に、図4を参照して本発明の第4の実施の形態について説明する。この第4の実施の形態の対数増幅器は、先に説明した第1の実施の形態の対数増幅器と比べると、基本的に、バイポーラ入力タイプオペアンプ22に対してマイナー帰還回路70が設けられている点が相違している。このマイナー帰還回路70は、帰還経路71および分圧用抵抗器72、73から構成されている。
【0039】
上記のマイナー帰還回路70が設けられたことによりこの対数増幅器は、先に図6および7を参照して説明した通り、比較的電流性ノイズが大きい高周波用のバイポーラ入力タイプオペアンプ22が担う周波数領域が狭くなり、低ノイズ化が実現される。
【0040】
なおマイナー帰還回路70を設ける場合は、コンデンサ16の容量をC1 、抵抗器74、75、17の抵抗をそれぞれR1 、R2 、R3 としたとき、C1 /R3 で決まる時定数および、R1 /R2 で決まるFET入力タイプオペアンプ11の出力の減衰率等を、マイナー帰還による増幅率に合わせて適当に変更する必要がある。
【0041】
次に、図5を参照して本発明の第5の実施の形態について説明する。この第5の実施の形態の対数増幅器は、第4の実施の形態の対数増幅器と比べると、基本的に、コンデンサ32を介したフィードバック量を制御するトランジスタ33等からなる制御回路が設けられていない点が相違するものである。
【0042】
この場合も、第4の実施の形態の対数増幅器と同様に、帰還経路71および分圧用抵抗器72、73からなるマイナー帰還回路70が設けられたことにより、高周波用のバイポーラ入力タイプオペアンプ22が担う周波数領域が狭くなり、低ノイズ化が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である対数増幅器を示す電気回路図
【図2】本発明の第2の実施の形態である対数増幅器を示す電気回路図
【図3】本発明の第3の実施の形態である対数増幅器を示す電気回路図
【図4】本発明の第4の実施の形態である対数増幅器を示す電気回路図
【図5】本発明の第5の実施の形態である対数増幅器を示す電気回路図
【図6】バイポーラ入力タイプオペアンプの周波数特性の変化を説明する説明図
【図7】バイポーラ入力タイプオペアンプとFET入力タイプオペアンプとからなる複合アンプの周波数特性の変化を説明する説明図
【符号の説明】
11 FET入力タイプオペアンプ
16 コンデンサ
22 バイポーラ入力タイプオペアンプ
32 発振防止用コンデンサ
33 帰還量制御用トランジスタ
60、62 バイポーラ入力タイプオペアンプの入力段のFET
70 マイナー帰還回路
71 帰還経路
72、73 分圧用抵抗器

Claims (5)

  1. オペアンプと、
    このオペアンプの帰還回路に接続された対数変換用素子と、
    この対数変換用素子と並列的に接続されたコンデンサを備えた発振防止回路と、 前記オペアンプへの入力電流に応じて、該入力電流が小さくなるに従って前記発振防止回路を経由する帰還量を減じるように該発振防止回路を制御する制御回路とを備えた対数増幅器において、
    前記オペアンプがFET入力タイプオペアンプと、バイポーラ入力タイプオペアンプとの複合アンプ構成とされたことを特徴とする対数増幅器。
  2. 前記バイポーラ入力タイプオペアンプの入力段に、FETによる入力段が設けられたことを特徴とする請求項1記載の対数増幅器。
  3. オペアンプと、
    このオペアンプの帰還回路に接続された対数変換用素子と、
    この対数変換用素子と並列的に接続されたコンデンサを備えた発振防止回路と、 前記オペアンプへの入力電流に応じて、該入力電流が小さくなるに従って前記発振防止回路を経由する帰還量を減じるように該発振防止回路を制御する制御回路とを備えた対数増幅器において、
    前記オペアンプが、FETによる入力段が設けられたバイポーラ入力タイプオペアンプであることを特徴とする対数増幅器。
  4. オペアンプと、
    このオペアンプの帰還回路に接続された対数変換用素子と、
    この対数変換用素子と並列的に接続されたコンデンサを備えた発振防止回路とを備えた対数増幅器において、
    前記オペアンプがFET入力タイプオペアンプと、バイポーラ入力タイプオペアンプとの複合アンプ構成とされ、
    前記バイポーラ入力タイプオペアンプに対して、前記対数変換用素子が接続された帰還回路とは別のマイナー帰還回路が設けられたことを特徴とする対数増幅器。
  5. 前記オペアンプへの入力電流に応じて、該入力電流が小さくなるに従って前記発振防止回路を経由する帰還量を減じるように該発振防止回路を制御する制御回路が設けられたことを特徴とする請求項4記載の対数増幅器。
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