JP3616358B2 - 2つの横向き分岐口をもつシングルレバ−式湯水混合栓 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、横向きの分岐口を有する湯水混合栓に関し、殊に、既設の湯水混合栓を利用して横向きの分岐口(分岐栓ともいう)を追加したシングルレバ−式湯水混合栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、2枚のセラミックディスクを用いたシングルレバ−式湯水混合栓が広く普及されるようになった。
【0003】
この湯水混合栓には有底円筒状のカ−トリッジ本体(カ−トリッジ方式とは消耗材ないし内蔵物を容器ごと簡単に取換える方式をいう)が内蔵され、このカ−トリッジ本体の底板たる弁座板上に、固定ディスクと可動ディスクとが摺動自在に接合・載置しており、これらのディスク上に、可動ディスクと一体的で、かつ、下面に混合室をもつ作動ディスクが載置され、この作動ディスクに作動軸が係合し、この作動軸にシングルレバ−の基部が連結している。
【0004】
そして、このカ−トリッジ本体は、長尺(約30cm)のスパウトを取付けた混合栓本体に載置され、上方から化粧キャップ(化粧カバ−ともいう)でカバ−(被覆)し固定している。
【0005】
本発明者は、かかる湯水混合栓に分岐口を単に追加することに鋭意腐心した結果、湯水混合栓にはカ−トリッジ本体を内蔵するため、スパウトが取付けられた混合栓本体と、カ−トリッジ本体をカバ−する化粧キャップとが分離することに着目し、この混合栓本体と化粧キャップとの間に、分岐口をもつ分岐栓本体を別体として介在させることに想到したのである。
【0006】
ところで、カ−トリッジ本体を混合栓本体に固定するには、カ−トリッジ本体を混合栓本体に載置した後、化粧キャップを混合栓本体に螺着して上方から押圧固定する方式と、カ−トリッジ本体の上面にフランジを周設し、このフランジに3本(複数)の長寸ボルトを上方から挿通し、この長寸ボルトの先端を混合栓本体に螺着してカ−トリッジ本体を固定する方式とが現在、行われている。
【0007】
そこで、前者の方式における分岐口をもつ分岐栓本体の取付けについては、本出願人は実公平4−44944号公報、特許第2660823号公報、特許第2866628号公報、特許第3017690号公報、特許第3026769号公報等で提案を行っている。
【0008】
また、後者に類似の方式における分岐口をもつ分岐口付本体についても、本出願人は提案を行っている(特許第2546893号公報参照)。
【0009】
そこで前者の方式における例えば、前掲の特許第3026769号公報に示された提案を述べる。
【0010】
図4に示すように混合栓本体50に円筒状立上り部51を一体的に突設し、この立上り部51にスパウトハブ52を回転自在に外嵌している。この立上り部51の上方の外周にオネジ53を刻設し、このオネジ53は、元のシングルレバ−式湯水混合栓では、カ−トリッジ本体54を被覆する化粧キャップ55を螺着するネジである。
【0011】
56はカ−トリッジ本体54より突出した作動軸で、この作動軸56にシングルレバ−57の基部を連結している。
【0012】
特に、この立上り部51のオネジ53を取付用シリンダ−58の下方内周に刻設したメネジに螺着し、また、取付用シリンダ−58の上方外周に刻設したオネジを化粧キャップ55の下方内周のメネジ59に螺着している。
【0013】
この取付用シリンダ−58の外周には、ホ−ス等に接続可能の分岐ジョィント60を突設した分岐口ハブ61を回転自在に挿入している。また、この取付用シリンダ−58内には分岐栓本体62を密接嵌合している。
【0014】
この分岐栓本体62には、カ−トリッジ本体54の固定ディスクに穿設した孔と同じ位置で水道水流路63、熱湯流路64、および、温水流路(不図示)をそれぞれ軸方向に貫通してレンコン孔状に穿設している。つまり、湯、水および湯水の上下貫通孔をそれぞれ穿設している。
【0015】
この水道水流路63および熱湯流路64には、それぞれ横孔65を互に反対方向に穿設し、一方の横孔65にはプラグ66を螺入して閉塞し、他方の横孔65には、取付用シリンダ−58の孔67および環状溝68を介して、分岐ジョィント60と連通している。
【0016】
したがって、以上の提案では、混合栓本体50と化粧キャップ55との間に分岐口をもつ分岐栓本体62を介在させたので、既設のシングルレバ−式湯水混合栓を全く改変することなく、分岐口をもつ分岐栓本体62を追加することができる。
【0017】
そのため、全体として安価な横向き分岐口追加装置(アタッチメント)になり、かつ、素人でも必要に応じ容易に追加することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、かかる横向きの分岐口を追加したシングルレバ−式湯水混合栓では、分岐栓本体62の外面に1つの環状溝68を形成して、水道水流路63か、熱湯流路64かのいずれか一方のみをこの環状溝68に連通するようになっているので、分岐するのは水道水か、熱湯かの一つに限られ、両者を同時に分岐することができない。
【0019】
したがって、現在熱望されている、浄水器のための水道水と、食器洗い乾燥機のための熱湯との両者が同時に分岐できない。
【0020】
そこで本発明者は、水道水と熱湯とのいずれも、任意に分岐できるように鋭意腐心したところ、前記分岐ジョィント60には常にセラミック製等の開閉コックを一体化して生産工場出荷したり、販売していることから、水道水用の分岐ジョィントと熱湯用の分岐ジョィントのうち、いずれか一方の不使用のときは閉塞しておけばよいこと、および、2つの分岐ジョィントを設けると、一方の分岐ジョィントを回転させようとすると、他方の分岐ジョィントに接続したホ−スが抵抗し、結局回転自在の分岐口ハブ61を設けていても、セット後は、2つの分岐ジョィント60が互に牽制し、回転自在の機能が失われること、等に鑑み、本発明が案出されたのである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の要旨とするところは、有底円筒状のカ−トリッジ本体に、通水孔を有する固定ディスクと通水孔を有する可動ディスクとを接合・収容し、該カ−トリッジ本体を、長尺のスパウトが回転自在に外嵌した混合栓本体に載置・固定したシングルレバ−式湯水混合栓にあって、該カ−トリッジ本体を取外した後、該混合栓本体上に、ワンタッチ式管継手および分岐コックをもつ分岐ジョィントを螺入して突設し、かつ、その下方外周に取付用袋ナットを回転自在に設けた分岐栓本体を載置・固定した、台付タイプの横向き分岐口をもつシングルレバ−式湯水混合栓にして、前記分岐栓本体に、前記固定ディスクの孔と同じ位置に、該分岐栓本体の直径上に位置する温水流路を頂点とする2等辺3角形状に水道水流路および熱湯流路をそれぞれ軸方向に貫通・穿設し、これらの水道水流路と熱湯流路とにそれぞれ、前記2等辺3角形状の底辺に平行で且つ前記直径と直交する直径上に、互に反対方向に横孔を、その内面にメネジを設けたキリ孔加工により構成して連通させ、これらの横孔にそれぞれ、前記の分岐ジョィントの第1および第2をネジ込み式管継手で構成して螺入し、当該シングルレバ−式湯水混合栓の両側で水道水および熱湯を自由に同時に横取り分岐可能とすることにより、前記第1の分岐ジョィントの不使用の場合には、該第1の分岐ジョィント用の横孔にプラグを螺入して閉塞することを特徴とする台付タイプの2つの横向き分岐口をもつシングルレバ−式湯水混合栓にある。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面に示す実施例により詳細に述べる。
図1および図2は、本発明の実施例の断面図を示し、(A)は軸線に沿った縦断面図、(B)は(A)におけるB矢視横断面図、(C)は(B)におけるC矢視縦断面図、(D)は(B)におけるD矢視要部縦断面図であり、図3は本実施例の全体概観斜視図であって、図4で示す従来例と同一または均等部分は省略する。
【0023】
先ず、本発明の実施例の概要を述べる。
【0024】
本実施例の台付タイプ(デッキタイプともいう)のシングルレバ−式湯水混合 栓1は、図3に基づいて述べると、有底円筒状のカ−トリッジ本体に、通水孔を有する固定セラミックディスクと通水孔を有する可動セラミックディスクとを摺動自在に接合して収納し、この可動セラミックディスク上で一体化し且つ下面に混合室を形成した作動ディスクに、作動軸を介してシングルレバ−2の基部を連結し、シングルレバ−2により吐水・混合・止水を行い、この吐水を吐水口3が斜め上方に位置した長尺のスパウト4により吐水するものであって、この湯水混合栓1の混合栓本体5と、化粧キャップ6とを分離して、前記カ−トリッジ本体を混合栓本体5から取外し、この混合栓本体5上にカ−トリッジ本体を上にして分岐栓本体7を共に載置し、再び化粧キャップ6を被覆したものである。
【0025】
この分岐栓本体7には、分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8が回転自在に外嵌され、しかも、この分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8の下方外周には回転自在の取付用袋状ナット9が設けられているので、この分岐栓本体7は混合栓本体5に載置・固定され、化粧キャップ6が被覆・螺着される。
【0026】
したがって、既設のシングルレバ−式湯水混合栓1へのアタッチメントの追加工事(ネジ回転作業)を楽にすることができる。
【0027】
また、この分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8には、2つの第1および第2の分岐ジョィント10,11が約180°間隔で互に反対方向の横向きに設けられている。
【0028】
これらの分岐ジョィント10,11には(図3では1つしか図示しない)、ツマミハンドル12をもつセラミック製分岐コック(実開平6−20557号公報参照)13を直接接続し、このセラミック製分岐コック13にワンタッチ式管継手(いわゆるカチット式ジョィント)14を直接接続し、このワンタッチ式管継手14に、浄水器または食器洗い乾燥機(いずれも不図示)等に接続するホ−ス15を直接接続している。
【0029】
したがって、この台付タイプのシングルレバ−式湯水混合栓1によると、湯・水の吐水操作は通常の湯水混合栓1と同様に行うことは勿論、カ−トリッジ本体へ導く水道水や熱湯を事前に横取りして、分岐コック13の開閉操作によりホ−ス15から水処理器等へも自由に導くことができ、それ故、既設のシングルレバ−式湯水混合栓1を、その取付位置変更や部品の交換や新規な壁や流し台の穿設工事による配管等をすることなく、そのまま利用した追加工事でありながら、多様化を図ることができる。
【0030】
ここにおいて、本発明の実施例の分岐栓1Aは、次のように構成して水道水と熱湯とを分岐している。
【0031】
主として図1において、この分岐栓1Aの分岐栓本体7は快削黄銅棒を加工した中実円筒体で、その外径をカ−トリッジ本体と同径にし、その軸長を約50mmにして扁平化している。
【0032】
この分岐栓本体7には、上下のOリング16,16を介して分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8を回転自在に外嵌しているが、この分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8は青銅鋳物製でできている。したがって、両者(7,8)とも金属加工製でできている。
【0033】
この分岐栓本体7には、カ−トリッジ本体の固定ディスクに穿設した孔と同じ位置で、水道水流路(水道管に連通したもの)17、熱湯流路(湯沸器等に直接連通したもの)18、および、温水流路(混合室に連通したもの)19をそれぞれ軸方向に貫通してレンコン状に穿設している。
【0034】
そして、これらの流路は、分岐栓本体7の直径上に位置する温水流路19を頂点とする2等辺3角形状に配置しているので(図1(B)参照)、水道水流路17に連通する第1の横孔20と、熱湯流路18に連通する第2の横孔21とは、前記2等辺3角形の底辺に平行な、分岐栓本体7の前記直径と直交する直径上に穿設(キリ孔加工)することができ、湯水流路19を回避しながら、ひいては、第1および第2の分岐ジョィント10,11を互に反対向きに左右対称に構成でき、分岐ジョィント10,11の取付けのための螺入におけるネジ込みストッパ−や、ホ−ス接続等の取扱いを容易にすることができる。
【0035】
この分岐ジョィント10,11は共にネジ込み式管継手、すなわち、ユニオン継手の一種で構成し、ユニオンつば(ブッシュともいう)22(22A)と、このユニオンつば22(22A)に回転自在に外嵌し且つ抜止めした外面6角状のユニオンナット23(23A)と、から構成している。
【0036】
このユニオンつば22(22A)には、その内外面にメネジ24とオネジ25とを刻設し、これらによって第1または第2の横孔20,21側に螺着すると共に、分岐コック13の上流側接続螺部が螺着できるようにしている。
【0037】
ここにおいて、第1の分岐ジョィント10における第1のユニオンつば22は、その軸方向の長さを長寸に形成して、分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8および分岐栓本体7の2つに亘り螺入している。すなわち、これらに形成した第1の横孔20の内面のメネジに螺入している。
【0038】
勿論、第2の分岐ジョィント11も同様に螺入してもよいが、一方を長寸にし、他方を短寸にした方がより多様化を図ることができる。
【0039】
したがって、第1の分岐ジョィント10の第1のユニオンつば22は、分岐栓本体7の外周に形成された環状溝26と完全に連通せずに交叉している。
【0040】
また、第2の分岐ジョィント11における第2のユニオンつば22Aは、従来どおりの軸長にして(短寸)、分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8に形成した第2の横孔21の内面のメネジに螺入して、その内端は環状溝26に臨んでいる。
【0041】
そして、これらの第1および第2のユニオンつば22,22Aにそれぞれ外嵌したユニオンナット23,23Aは共通にしているので、共通の分岐コック13等が接続できるし、ユニオンナット23、23Aによる外方向への突起量も等しくすることができ、物流上好都合にしている。
【0042】
なお、前記環状溝26を形成して、これと第1のユニオンつば22が非連通状で交叉させた理由は、もし、分岐栓本体7と分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8とを一体化してこの環状溝26を形成せず、3本の貫通したビス止め構造(前記後者の方式)にすれば、既設の台付タイプのシングルレバ−式湯水混合栓1へ分岐栓1Aを追加する工事における、これらの長尺のビス止め作業が面倒となるからである。
【0043】
また、もし、第1の分岐ジョィント10を当分使用せずに、熱湯(または水道水)のみを分岐させる場合は、その第1の横孔20にプラグ(不図示)を螺入して閉塞しておけば、首振り可能の第2の分岐ジョィント11が簡単に構成できるからである。
【0044】
そして、この第1のユニオンつば22を、分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8および分岐栓本体7に亘り螺入してシ−ルするには、この第1のユニオンつば22の先端側と分岐栓本体7の第1の横孔20の内面との間にOリング27を設けたり、あるいは、第1のユニオンつば22(第2も同じ)を螺入するとき接着剤を塗布して螺入すればよい。
【0045】
なお、図中、28は位置決めノックピン、29は取付用袋状ナット9のメネジ、30は取付用袋状ナット9と分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8との間に介在させた取付リング、31はカ−トリッジ本体の位置決めノックピン用孔、32は分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8の上方外周のオネジで、化粧キャップ6が螺着する。また33はシ−トブッシュ、図3の34はフィルタ−パッキンを示す。
【0046】
【発明の効果】
本発明によると、シングルレバ−式湯水混合栓に追加した分岐栓でありながら、2つの分岐ジョィントが水もれなく取付けられ、通常の湯水混合栓の操作を行いながら、浄水器に使う水道水、および食器洗い乾燥機に使う熱湯を同時に自由に取り出して使用することができる。
【0047】
殊に、既設のシリンダ−レバ−式湯水混合栓に、分岐栓をセットする作業において、既設の湯水混合栓本体と化粧キャップとの螺着作業と同じ要領の操作でこのセット作業が容易に行える上に、セット後には、2つの分岐ジョィントがシングルレバ−式湯水混合栓の両側で固定状態となっているので、接続するホ−スが固定され、ひいては、それぞれのホ−ス先端の食器洗い乾燥機および浄水器が安定して設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】本発明の実施例の断面図である。
【図3】本実施例の全体概観斜視図である。
【図4】従来例である。
【符号の説明】
1…シングルレバ−式湯水混合栓、1A…分岐栓、7…分岐栓本体、10,11…分岐ジョィント、13…分岐コック、17…水道水流路、18…熱湯流路、19…温水流路、20,21…横孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、横向きの分岐口を有する湯水混合栓に関し、殊に、既設の湯水混合栓を利用して横向きの分岐口(分岐栓ともいう)を追加したシングルレバ−式湯水混合栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、2枚のセラミックディスクを用いたシングルレバ−式湯水混合栓が広く普及されるようになった。
【0003】
この湯水混合栓には有底円筒状のカ−トリッジ本体(カ−トリッジ方式とは消耗材ないし内蔵物を容器ごと簡単に取換える方式をいう)が内蔵され、このカ−トリッジ本体の底板たる弁座板上に、固定ディスクと可動ディスクとが摺動自在に接合・載置しており、これらのディスク上に、可動ディスクと一体的で、かつ、下面に混合室をもつ作動ディスクが載置され、この作動ディスクに作動軸が係合し、この作動軸にシングルレバ−の基部が連結している。
【0004】
そして、このカ−トリッジ本体は、長尺(約30cm)のスパウトを取付けた混合栓本体に載置され、上方から化粧キャップ(化粧カバ−ともいう)でカバ−(被覆)し固定している。
【0005】
本発明者は、かかる湯水混合栓に分岐口を単に追加することに鋭意腐心した結果、湯水混合栓にはカ−トリッジ本体を内蔵するため、スパウトが取付けられた混合栓本体と、カ−トリッジ本体をカバ−する化粧キャップとが分離することに着目し、この混合栓本体と化粧キャップとの間に、分岐口をもつ分岐栓本体を別体として介在させることに想到したのである。
【0006】
ところで、カ−トリッジ本体を混合栓本体に固定するには、カ−トリッジ本体を混合栓本体に載置した後、化粧キャップを混合栓本体に螺着して上方から押圧固定する方式と、カ−トリッジ本体の上面にフランジを周設し、このフランジに3本(複数)の長寸ボルトを上方から挿通し、この長寸ボルトの先端を混合栓本体に螺着してカ−トリッジ本体を固定する方式とが現在、行われている。
【0007】
そこで、前者の方式における分岐口をもつ分岐栓本体の取付けについては、本出願人は実公平4−44944号公報、特許第2660823号公報、特許第2866628号公報、特許第3017690号公報、特許第3026769号公報等で提案を行っている。
【0008】
また、後者に類似の方式における分岐口をもつ分岐口付本体についても、本出願人は提案を行っている(特許第2546893号公報参照)。
【0009】
そこで前者の方式における例えば、前掲の特許第3026769号公報に示された提案を述べる。
【0010】
図4に示すように混合栓本体50に円筒状立上り部51を一体的に突設し、この立上り部51にスパウトハブ52を回転自在に外嵌している。この立上り部51の上方の外周にオネジ53を刻設し、このオネジ53は、元のシングルレバ−式湯水混合栓では、カ−トリッジ本体54を被覆する化粧キャップ55を螺着するネジである。
【0011】
56はカ−トリッジ本体54より突出した作動軸で、この作動軸56にシングルレバ−57の基部を連結している。
【0012】
特に、この立上り部51のオネジ53を取付用シリンダ−58の下方内周に刻設したメネジに螺着し、また、取付用シリンダ−58の上方外周に刻設したオネジを化粧キャップ55の下方内周のメネジ59に螺着している。
【0013】
この取付用シリンダ−58の外周には、ホ−ス等に接続可能の分岐ジョィント60を突設した分岐口ハブ61を回転自在に挿入している。また、この取付用シリンダ−58内には分岐栓本体62を密接嵌合している。
【0014】
この分岐栓本体62には、カ−トリッジ本体54の固定ディスクに穿設した孔と同じ位置で水道水流路63、熱湯流路64、および、温水流路(不図示)をそれぞれ軸方向に貫通してレンコン孔状に穿設している。つまり、湯、水および湯水の上下貫通孔をそれぞれ穿設している。
【0015】
この水道水流路63および熱湯流路64には、それぞれ横孔65を互に反対方向に穿設し、一方の横孔65にはプラグ66を螺入して閉塞し、他方の横孔65には、取付用シリンダ−58の孔67および環状溝68を介して、分岐ジョィント60と連通している。
【0016】
したがって、以上の提案では、混合栓本体50と化粧キャップ55との間に分岐口をもつ分岐栓本体62を介在させたので、既設のシングルレバ−式湯水混合栓を全く改変することなく、分岐口をもつ分岐栓本体62を追加することができる。
【0017】
そのため、全体として安価な横向き分岐口追加装置(アタッチメント)になり、かつ、素人でも必要に応じ容易に追加することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、かかる横向きの分岐口を追加したシングルレバ−式湯水混合栓では、分岐栓本体62の外面に1つの環状溝68を形成して、水道水流路63か、熱湯流路64かのいずれか一方のみをこの環状溝68に連通するようになっているので、分岐するのは水道水か、熱湯かの一つに限られ、両者を同時に分岐することができない。
【0019】
したがって、現在熱望されている、浄水器のための水道水と、食器洗い乾燥機のための熱湯との両者が同時に分岐できない。
【0020】
そこで本発明者は、水道水と熱湯とのいずれも、任意に分岐できるように鋭意腐心したところ、前記分岐ジョィント60には常にセラミック製等の開閉コックを一体化して生産工場出荷したり、販売していることから、水道水用の分岐ジョィントと熱湯用の分岐ジョィントのうち、いずれか一方の不使用のときは閉塞しておけばよいこと、および、2つの分岐ジョィントを設けると、一方の分岐ジョィントを回転させようとすると、他方の分岐ジョィントに接続したホ−スが抵抗し、結局回転自在の分岐口ハブ61を設けていても、セット後は、2つの分岐ジョィント60が互に牽制し、回転自在の機能が失われること、等に鑑み、本発明が案出されたのである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の要旨とするところは、有底円筒状のカ−トリッジ本体に、通水孔を有する固定ディスクと通水孔を有する可動ディスクとを接合・収容し、該カ−トリッジ本体を、長尺のスパウトが回転自在に外嵌した混合栓本体に載置・固定したシングルレバ−式湯水混合栓にあって、該カ−トリッジ本体を取外した後、該混合栓本体上に、ワンタッチ式管継手および分岐コックをもつ分岐ジョィントを螺入して突設し、かつ、その下方外周に取付用袋ナットを回転自在に設けた分岐栓本体を載置・固定した、台付タイプの横向き分岐口をもつシングルレバ−式湯水混合栓にして、前記分岐栓本体に、前記固定ディスクの孔と同じ位置に、該分岐栓本体の直径上に位置する温水流路を頂点とする2等辺3角形状に水道水流路および熱湯流路をそれぞれ軸方向に貫通・穿設し、これらの水道水流路と熱湯流路とにそれぞれ、前記2等辺3角形状の底辺に平行で且つ前記直径と直交する直径上に、互に反対方向に横孔を、その内面にメネジを設けたキリ孔加工により構成して連通させ、これらの横孔にそれぞれ、前記の分岐ジョィントの第1および第2をネジ込み式管継手で構成して螺入し、当該シングルレバ−式湯水混合栓の両側で水道水および熱湯を自由に同時に横取り分岐可能とすることにより、前記第1の分岐ジョィントの不使用の場合には、該第1の分岐ジョィント用の横孔にプラグを螺入して閉塞することを特徴とする台付タイプの2つの横向き分岐口をもつシングルレバ−式湯水混合栓にある。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面に示す実施例により詳細に述べる。
図1および図2は、本発明の実施例の断面図を示し、(A)は軸線に沿った縦断面図、(B)は(A)におけるB矢視横断面図、(C)は(B)におけるC矢視縦断面図、(D)は(B)におけるD矢視要部縦断面図であり、図3は本実施例の全体概観斜視図であって、図4で示す従来例と同一または均等部分は省略する。
【0023】
先ず、本発明の実施例の概要を述べる。
【0024】
本実施例の台付タイプ(デッキタイプともいう)のシングルレバ−式湯水混合 栓1は、図3に基づいて述べると、有底円筒状のカ−トリッジ本体に、通水孔を有する固定セラミックディスクと通水孔を有する可動セラミックディスクとを摺動自在に接合して収納し、この可動セラミックディスク上で一体化し且つ下面に混合室を形成した作動ディスクに、作動軸を介してシングルレバ−2の基部を連結し、シングルレバ−2により吐水・混合・止水を行い、この吐水を吐水口3が斜め上方に位置した長尺のスパウト4により吐水するものであって、この湯水混合栓1の混合栓本体5と、化粧キャップ6とを分離して、前記カ−トリッジ本体を混合栓本体5から取外し、この混合栓本体5上にカ−トリッジ本体を上にして分岐栓本体7を共に載置し、再び化粧キャップ6を被覆したものである。
【0025】
この分岐栓本体7には、分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8が回転自在に外嵌され、しかも、この分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8の下方外周には回転自在の取付用袋状ナット9が設けられているので、この分岐栓本体7は混合栓本体5に載置・固定され、化粧キャップ6が被覆・螺着される。
【0026】
したがって、既設のシングルレバ−式湯水混合栓1へのアタッチメントの追加工事(ネジ回転作業)を楽にすることができる。
【0027】
また、この分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8には、2つの第1および第2の分岐ジョィント10,11が約180°間隔で互に反対方向の横向きに設けられている。
【0028】
これらの分岐ジョィント10,11には(図3では1つしか図示しない)、ツマミハンドル12をもつセラミック製分岐コック(実開平6−20557号公報参照)13を直接接続し、このセラミック製分岐コック13にワンタッチ式管継手(いわゆるカチット式ジョィント)14を直接接続し、このワンタッチ式管継手14に、浄水器または食器洗い乾燥機(いずれも不図示)等に接続するホ−ス15を直接接続している。
【0029】
したがって、この台付タイプのシングルレバ−式湯水混合栓1によると、湯・水の吐水操作は通常の湯水混合栓1と同様に行うことは勿論、カ−トリッジ本体へ導く水道水や熱湯を事前に横取りして、分岐コック13の開閉操作によりホ−ス15から水処理器等へも自由に導くことができ、それ故、既設のシングルレバ−式湯水混合栓1を、その取付位置変更や部品の交換や新規な壁や流し台の穿設工事による配管等をすることなく、そのまま利用した追加工事でありながら、多様化を図ることができる。
【0030】
ここにおいて、本発明の実施例の分岐栓1Aは、次のように構成して水道水と熱湯とを分岐している。
【0031】
主として図1において、この分岐栓1Aの分岐栓本体7は快削黄銅棒を加工した中実円筒体で、その外径をカ−トリッジ本体と同径にし、その軸長を約50mmにして扁平化している。
【0032】
この分岐栓本体7には、上下のOリング16,16を介して分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8を回転自在に外嵌しているが、この分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8は青銅鋳物製でできている。したがって、両者(7,8)とも金属加工製でできている。
【0033】
この分岐栓本体7には、カ−トリッジ本体の固定ディスクに穿設した孔と同じ位置で、水道水流路(水道管に連通したもの)17、熱湯流路(湯沸器等に直接連通したもの)18、および、温水流路(混合室に連通したもの)19をそれぞれ軸方向に貫通してレンコン状に穿設している。
【0034】
そして、これらの流路は、分岐栓本体7の直径上に位置する温水流路19を頂点とする2等辺3角形状に配置しているので(図1(B)参照)、水道水流路17に連通する第1の横孔20と、熱湯流路18に連通する第2の横孔21とは、前記2等辺3角形の底辺に平行な、分岐栓本体7の前記直径と直交する直径上に穿設(キリ孔加工)することができ、湯水流路19を回避しながら、ひいては、第1および第2の分岐ジョィント10,11を互に反対向きに左右対称に構成でき、分岐ジョィント10,11の取付けのための螺入におけるネジ込みストッパ−や、ホ−ス接続等の取扱いを容易にすることができる。
【0035】
この分岐ジョィント10,11は共にネジ込み式管継手、すなわち、ユニオン継手の一種で構成し、ユニオンつば(ブッシュともいう)22(22A)と、このユニオンつば22(22A)に回転自在に外嵌し且つ抜止めした外面6角状のユニオンナット23(23A)と、から構成している。
【0036】
このユニオンつば22(22A)には、その内外面にメネジ24とオネジ25とを刻設し、これらによって第1または第2の横孔20,21側に螺着すると共に、分岐コック13の上流側接続螺部が螺着できるようにしている。
【0037】
ここにおいて、第1の分岐ジョィント10における第1のユニオンつば22は、その軸方向の長さを長寸に形成して、分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8および分岐栓本体7の2つに亘り螺入している。すなわち、これらに形成した第1の横孔20の内面のメネジに螺入している。
【0038】
勿論、第2の分岐ジョィント11も同様に螺入してもよいが、一方を長寸にし、他方を短寸にした方がより多様化を図ることができる。
【0039】
したがって、第1の分岐ジョィント10の第1のユニオンつば22は、分岐栓本体7の外周に形成された環状溝26と完全に連通せずに交叉している。
【0040】
また、第2の分岐ジョィント11における第2のユニオンつば22Aは、従来どおりの軸長にして(短寸)、分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8に形成した第2の横孔21の内面のメネジに螺入して、その内端は環状溝26に臨んでいる。
【0041】
そして、これらの第1および第2のユニオンつば22,22Aにそれぞれ外嵌したユニオンナット23,23Aは共通にしているので、共通の分岐コック13等が接続できるし、ユニオンナット23、23Aによる外方向への突起量も等しくすることができ、物流上好都合にしている。
【0042】
なお、前記環状溝26を形成して、これと第1のユニオンつば22が非連通状で交叉させた理由は、もし、分岐栓本体7と分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8とを一体化してこの環状溝26を形成せず、3本の貫通したビス止め構造(前記後者の方式)にすれば、既設の台付タイプのシングルレバ−式湯水混合栓1へ分岐栓1Aを追加する工事における、これらの長尺のビス止め作業が面倒となるからである。
【0043】
また、もし、第1の分岐ジョィント10を当分使用せずに、熱湯(または水道水)のみを分岐させる場合は、その第1の横孔20にプラグ(不図示)を螺入して閉塞しておけば、首振り可能の第2の分岐ジョィント11が簡単に構成できるからである。
【0044】
そして、この第1のユニオンつば22を、分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8および分岐栓本体7に亘り螺入してシ−ルするには、この第1のユニオンつば22の先端側と分岐栓本体7の第1の横孔20の内面との間にOリング27を設けたり、あるいは、第1のユニオンつば22(第2も同じ)を螺入するとき接着剤を塗布して螺入すればよい。
【0045】
なお、図中、28は位置決めノックピン、29は取付用袋状ナット9のメネジ、30は取付用袋状ナット9と分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8との間に介在させた取付リング、31はカ−トリッジ本体の位置決めノックピン用孔、32は分岐口ハブ兼取付用シリンダ−8の上方外周のオネジで、化粧キャップ6が螺着する。また33はシ−トブッシュ、図3の34はフィルタ−パッキンを示す。
【0046】
【発明の効果】
本発明によると、シングルレバ−式湯水混合栓に追加した分岐栓でありながら、2つの分岐ジョィントが水もれなく取付けられ、通常の湯水混合栓の操作を行いながら、浄水器に使う水道水、および食器洗い乾燥機に使う熱湯を同時に自由に取り出して使用することができる。
【0047】
殊に、既設のシリンダ−レバ−式湯水混合栓に、分岐栓をセットする作業において、既設の湯水混合栓本体と化粧キャップとの螺着作業と同じ要領の操作でこのセット作業が容易に行える上に、セット後には、2つの分岐ジョィントがシングルレバ−式湯水混合栓の両側で固定状態となっているので、接続するホ−スが固定され、ひいては、それぞれのホ−ス先端の食器洗い乾燥機および浄水器が安定して設置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】本発明の実施例の断面図である。
【図3】本実施例の全体概観斜視図である。
【図4】従来例である。
【符号の説明】
1…シングルレバ−式湯水混合栓、1A…分岐栓、7…分岐栓本体、10,11…分岐ジョィント、13…分岐コック、17…水道水流路、18…熱湯流路、19…温水流路、20,21…横孔
Claims (1)
- 有底円筒状のカ−トリッジ本体に、通水孔を有する固定ディスクと通水孔を有する可動ディスクとを接合・収容し、該カ−トリッジ本体を、長尺のスパウトが回転自在に外嵌した混合栓本体に載置・固定したシングルレバ−式湯水混合栓にあって、
該カ−トリッジ本体を取外した後、該混合栓本体上に、ワンタッチ式管継手および分岐コックをもつ分岐ジョィントを螺入して突設し、かつ、その下方外周に取付用袋ナットを回転自在に設けた分岐栓本体を載置・固定した、台付タイプの横向き分岐口をもつシングルレバ−式湯水混合栓にして、
前記分岐栓本体に、前記固定ディスクの孔と同じ位置に、該分岐栓本体の直径上に位置する温水流路を頂点とする2等辺3角形状に水道水流路および熱湯流路をそれぞれ軸方向に貫通・穿設し、これらの水道水流路と熱湯流路とにそれぞれ、前記2等辺3角形状の底辺に平行で且つ前記直径と直交する直径上に、互に反対方向に横孔を、その内面にメネジを設けたキリ孔加工により構成して連通させ、これらの横孔にそれぞれ、前記の分岐ジョィントの第1および第2をネジ込み式管継手で構成して螺入し、当該シングルレバ−式湯水混合栓の両側で水道水および熱湯を自由に同時に横取り分岐可能とすることにより、前記第1の分岐ジョィントの不使用の場合には、該第1の分岐ジョィント用の横孔にプラグを螺入して閉塞することを特徴とする台付タイプの2つの横向き分岐口をもつシングルレバ−式湯水混合栓。
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