JP3616159B2 - モップの拭布取付台 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、清掃用のモップにおける拭布取付台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、柄棒の先端に取り付けた拭布取付台に拭布を装着して、床や家具等を清掃するようにしたモップは、従来より良く知られているところである。そしてこの種のモップには、拭布取付台の上面の左右複数箇所に切り込みを穿設し、装着した拭布を該切り込みに押し込んで係止させるようにしたものがある。
しかしながら、従来のこの種のモップは、任意形状の切り込みにその縁部を押し開いた状態で拭布を押し込み、該縁部に拭布を係止させることによって装着状に保持するものであるため、何度も使用しているうちに上記縁部が折れ曲がったままになるなど変形し、拭布を確実に係止させることが難しくなったり、変形が繰り返されるうちに縁部が切れて使用不能になるなど、拭布の止着性能や耐久性等において問題があった。また、薄い拭布を使用する場合は特に問題ないが、厚手の拭布を使用する場合は、その厚さによっては該拭布を切り込みに挿入することができない場合もあり、使用できる拭布の厚さに制限があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の技術的課題は、拭布の止着性能及び耐久性に勝れ、どのような厚さの拭布でも使用することができるモップの拭布取付台を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の拭布取付台は、相対する2つで1組の拭布止着孔を複数組備えた取付台本体と、上記拭布止着孔の組数と同じ数だけ設けられ、2つの拭布止着孔に嵌入する2つの突子を両端部に備えた柔軟性ある複数の拭布止着部材とを備えていて、上記拭布止着孔と突子とによって拭布を上記取付台本体への装着状態に保持可能なるように構成され、上記拭布止着部材が、その中間部において取付台本体の相対する2つの拭布止着孔の中間位置に着脱自在に取り付けられていることを特徴とするものである。
本発明の具体的な構成態様によれば、拭布止着部材における突子の近くに、該突子を拭布止着孔に挿脱する際に摘持するための摘持部が設けられている。この場合、上記取付台本体における拭布止着孔の近くの上記拭布止着部材の摘持部に対応する位置に、該摘持部を摘持する際の逃げとなる切欠を設けておくことが望ましい。
【0005】
【作用】
上記構成を有するモップの拭布取付台は、拭布止着孔と同数の係止孔を開けた拭布を巻き付け、該拭布の係止孔を取付台の拭布止着孔に合わせた状態で、拭布止着部材の突子をそれぞれ上記係止孔及び拭布止着孔に嵌入することにより、該拭布を止着する。
このようにして拭布を取付台本体に止着することにより、切り込み内に拭布を挿入する従来品のように、切り込みの縁部が折れ曲がったり切れたりするといった不都合がなく、どのような厚さの拭布であってもそれを確実に止着することができると同時に、耐久性も高い。
また、拭布止着部材は、その中間部が上記拭布取付台本体に着脱自在に止着されているため、紛失する心配がないばかりでなく、それを取り外すことによって該拭布止着部材及び取付台本体の清掃を容易に行うことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明するに、図1乃至図3は本発明の拭布取付台を用いて構成したモップの一実施例を示すもので、このモップは、紙や不織布あるいは織布等からなる払掃用の拭布1と、該拭布1を交換可能に装着するための拭布取付台2と、該拭布取付台2に連結された操作用の柄棒3とからなっている。
【0007】
上記拭布取付台2は、硬質又は半硬質の合成樹脂により扁平な矩形状に形成された取付台本体11と、拭布1を装着状態に保持するための拭布止着部材12とを有している。
上記取付台本体11の四側辺は、上方に向けて一旦立ち上がったあとすぐ下方に向けて折り返されることにより、弾力性をもった緩衝壁13となっている。また、該取付台本体11には、巻き付けた拭布1を止着するための相対する2つで1組の拭布止着孔14a,14bが、該取付台本体11の長手方向両側に2組形成されている。
【0008】
上記拭布止着孔14a,14bは、取付台本体11の幅方向両端部に設けられた高さの高い台状部分15に穿設されている。これら2つの拭布止着孔14a,14bの中間部分は台状部分15より低くなっていて、その中央部に、上記拭布止着部材12を着脱自在に係止させるための手段である係止突起16,16が一対形成され、これらの係止突起16,16の周囲は、上方に立ち上がった壁17と上記台状部分15とによって囲まれている。
上記係止突起16,16は、上部にフック16aを有し、このフック16aが拭布止着部材12の係止部18に係止するものである。
【0009】
一方、上記拭布止着部材12は、図3からも分かるように、ゴムや軟質合成樹脂等の弾性素材により細長いテープ状に形成され、その両端部に、上記拭布止着孔14a,14bに密に嵌入する2つの突子20a,20bが形成されている。また、該拭布止着部材12の中央部には、該拭布止着部材12を取付台本体11に着脱自在に係止させるための上記係止部18が形成されており、この係止部18は、底部が開放する矩形枠状をしていて、4つの側壁のうち少なくとも2つ、即ち、取付台本体11上の上記2つの係止突起16,16と対応する2つの側壁18a,18aの下端部に、内向きに突出する突縁18bがそれぞれ形成され、図2に示すようにこれらの突縁18bを上記係止突起16,16に係止させることにより、該拭布止着部材12が取付台本体11に着脱自在に取り付けられている。
【0010】
また、上記拭布止着部材12における各突子20a,20bの近くには、該突子20a,20bを拭布止着孔14a,14bに挿脱する際に指で摘持するための摘持部21が、側方に突出するように設けられており、これに対して取付台本体11側には、拭布止着孔14a,14bの近くの上記拭布止着部材12の摘持部21に対応する位置に、該摘持部21を指で摘持する際の逃げとなる切欠22が形成されている。
【0011】
更に、上記取付台本体11の上面中央部には、上記柄棒3を取り付けるための取付部23が形成されている。この取付部23は、取付台本体11にその幅方向に傾動自在なるように連結された第1連結部材23aと、該第1連結部材23aに取付台本体11の長手方向に傾動自在なるように連結された第2連結部材23bとからなっていて、この第2連結部材23bに上記柄棒3が取り付けられており、これにより該柄棒3が、取付台本体11の幅方向と長さ方向の両方向に傾動自在となっている。
【0012】
上記拭布1は、図5から分かるように、取付台本体11における拭布止着孔14a,14bに対応する対数の係止孔24a,24bを有するもので、該拭布1を拭布取付台2に取り付けるときは、該拭布1を取付台本体11の下面から両側面にかけて巻き付け、拭布1の係止孔24a,24bと取付台本体11の拭布止着孔14a,14bとを一致させた状態で、拭布止着部材12の両端の突子20a,20bを上記係止孔24a,24bを通して拭布止着孔14a,14bに圧入する。これにより該拭布1は、上記突子20a,20bに係止して装着状態に保持されることになる。
【0013】
かくして、拭布止着孔14a,14bに突子20a,20bを嵌入するだけの簡単な操作によって拭布1を装着状態に確実に保持させることができる。また、切り込み内にその縁部を押し開いて拭布を挿入する従来品のような、切り込みの縁部が折れ曲がったり切れたりするといった不都合が全くないため、耐久性が非常に高く、しかも、どのような厚さの拭布であってもそれを確実に止着することができる。
【0014】
拭布1を廃棄や交換等のために拭布取付台から取り外すときは、拭布止着部材12の摘持部21を摘持して突子20a,20bを拭布止着孔14a,14b及び係止孔24a,24bから外し、その状態で拭布1を取り外すようにする。また、拭布止着部材12は、係止部18を取付台本体11の係止突起16,16から解放することにより該取付台本体11から取り外すことができ、これにより、該拭布止着部材12及び取付台本体11の清掃を容易に行うことができる。
【0015】
なお、上記実施例では、拭布止着孔14a,14b及び突子20a,20bが円形をしているが、その形状は四角形又はその他の任意の形状とすることができる。
また、装着する拭布1が薄い場合は、必ずしもそれに係止孔24a,24bを予め明けておく必要はなく、該拭布1を介して拭布止着部材12の突子20a,20bを拭布止着孔14a,14bに圧入する際に該拭布1に自然に孔が開くようにしても良く、あるいは、拭布1を突子20a,20bで拭布止着孔14a,14bに押し込むようにすることもできる。
【0016】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明によれば、取付台本体に設けた拭布止着孔と拭布止着部材に設けた突子との組み合わせによって拭布を装着状態に止着するようにしたので、切り込み内に縁部をむりやり押し開いて拭布を挿入する従来品のような、切り込みの縁部が折れ曲がって変形したり切れたりするといった不都合がなく、拭布を簡単且つ確実に止着することができると共に、耐久性も高く、しかも、どのような厚さの拭布であってもそれを確実に止着することができる。
また、上記拭布止着部材の中間部を拭布取付台に着脱自在に取り付けたので、該拭布止着部材が紛失する心配がなく、且つ、それを取り外すことによって該拭布止着部材及び拭布取付台の細部の清掃を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る拭布取付台を使用したモップの一例を、一方の拭布止着部材を取り外して示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A線での断面図である。
【図3】図1におけるB−B線での拡大断面図である。
【図4】拭布止着部材の側面図である。
【図5】拭布の平面図である。
【符号の説明】
1 拭布 2 拭布取付台
11 取付台本体 12 拭布止着部材
14a,14b 拭布止着孔 20a,20b 突子
21 摘持部 22 切欠

Claims (3)

  1. 相対する2つで1組の拭布止着孔を複数組備えた取付台本体と、上記拭布止着孔の組数と同じ数だけ設けられ、2つの拭布止着孔に嵌入する2つの突子を両端部に備えた柔軟性ある複数の拭布止着部材とを備えていて、上記拭布止着孔と突子とによって拭布を上記取付台本体への装着状態に保持可能なるように構成され、
    上記拭布止着部材が、その中間部において取付台本体の相対する2つの拭布止着孔の中間位置に着脱自在に取り付けられている、
    ことを特徴とするモップの拭布取付台。
  2. 拭布止着部材における突子の近くに、該突子を拭布止着孔に挿脱する際に摘持するための摘持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のモップの拭布取付台。
  3. 取付台本体における拭布止着孔の近くの上記拭布止着部材の摘持部に対応する位置に、該摘持部を摘持する際の逃げとなる切欠が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のモップの拭布取付台。
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