JP3615250B2 - ディスクアレイ装置 - Google Patents
ディスクアレイ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3615250B2 JP3615250B2 JP28603594A JP28603594A JP3615250B2 JP 3615250 B2 JP3615250 B2 JP 3615250B2 JP 28603594 A JP28603594 A JP 28603594A JP 28603594 A JP28603594 A JP 28603594A JP 3615250 B2 JP3615250 B2 JP 3615250B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- storage device
- holding storage
- parity
- storage devices
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、冗長構造並列分散型ディスクアレイにおいて、アクセス時間を短縮するようにしたディスクアレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年における半導体技術の躍進、パイプライン方式等の計算機アーキテクチャの採用により、コンピュータシステムの各構成要素の性能、信頼性は飛躍的に向上している。一方、機構デバイスを中心とする二次記憶装置の性能・信頼性向上は他の構成要素には及ばず、コンピュータシステム全体の処理能力のボトルネックとなっている。
ところで、二次記憶の性能と信頼性を、現実的なコストの元に改善するため、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )アーキテクチャのディスクアレイが提唱されている。このようなディスクアレイは複数の二次記憶装置により構成され、データを複数の装置に分割して保存する。そして、アクセスを並列に行なうことによりデータ転送を高速化する。一方、1つの二次記憶装置にパリティを格納し、いずれか1つの二次記憶装置の障害に対応できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術には、次のような課題があった。
即ち、二次記憶装置として一般に採用されているものはハードディスクドライブであり、アクセスの際は回転待ち時間を伴なう。例えば、4台の装置を使用する場合は4台分の回転待ち時間が生じる。この場合、高価なシステムではスピンドル同期機能により各ディスクの回転を同期させて待ち時間を短縮することができるが、小型で安価な普及品にはこのようなスピンドル同期機能を持たないものが多い。
従って、例えば、リード時には4台のデータディスクの回転待ちのため、単一のハードディスクへのアクセスに比較して回転待ち時間が増加する。また、ライト時にはデータディスクが4台であるとすると、パリティディスクにもパリティをライトする必要があるので、5台のディスクの回転待ちを行なう必要があり、回転待ち時間が更に増加する。これらの増加時間の割合は、シミュレーションを使った実験等の結果、リード時は約60%、ライト時は約66%であることがわかっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスクアレイ装置は、上述した課題を解決するため、以下の点を特徴とするものである。
(1)
1)データリード要求時に複数のデータ保持用記憶装置及びパリティ保持用記憶装置のすべてに対してデータリード要求を発行するデータリード要求発行部を備える。
2)当該データリード要求発行部によるデータリード要求の発行後、データリード動作が最も遅い1台を除いたすべての記憶装置のデータリード動作が完了した時点で、まだその動作が完了していない記憶装置がデータ保持用記憶装置かパリティ保持用記憶装置かを判定する判定部を備える。
3)当該判定部の判定結果に応じて、パリティ保持用記憶装置の動作が遅れている場合は、複数のデータ保持用記憶装置からのデータを合成して転送する一方、データ保持用記憶装置の動作が遅れている場合は、データリード動作が完了している他の複数のデータ保持用記憶装置からのデータ及びパリティ保持用記憶装置からのパリティにより遅れて欠落しているデータを再生しつつ各データを合成して転送するデータ転送部を備える。
【0005】
(2)
1)複数のデータ保持用記憶装置及びパリティ保持用記憶装置に対応してそれぞれ設けられたデータバッファを備える。
2)データライト要求時に複数のデータ保持用記憶装置及びパリティ保持用記憶装置のすべてに対してデータライト要求を発行するデータライト要求発行部を備える。
3)当該データライト要求発行部によるデータライト要求の発行直後、複数のデータ保持用記憶装置及びパリティ保持用記憶装置に分割されたデータ及びパリティを転送するとともに、これらをデータバッファにも転送するデータ転送部を備える。
4)当該データ転送部によるデータ転送後、データライト動作が最も遅い1台を除いたすべての記憶装置のデータライト動作が完了した時点で、ライト動作が完了した旨を上位装置に報告すると共に前記除いた1台の記憶装置の少なくとも識別子を不揮発性メモリに格納するライト報告部を備える。
5)当該ライト報告部によるデータライトの完了報告後、既にデータライト動作が完了した記憶装置に対応するデータバッファ中のデータを破棄し、その後残りの1台の記憶装置もデータライト動作が完了した時はそれに対応するデータバッファ中のデータも破棄する後処理部を備える。
6)前記残りの1台の記憶装置に対応するデータバッファ中のデータが失われた場合に、残り1台の記憶装置を除く記憶装置からのデータにより失われたデータを回復し、前記不揮発性メモリを参照して該残りの1台の記憶装置に回復したデータのライト動作を行う。
【0006】
【作用】
(1)
リード時に、例えば、5台の記憶装置のうち任意の4台に対してアクセスが完了すれば、判定部によりこれが判定され、データに欠損があればデータ転送部で欠損したデータがパリティにより復元され、結合されて転送される。この結果、データリードに際し、なるべく動作の速い記憶装置が使用でき、アクセス速度を向上させることができる。
【0007】
(2)
ライト時にも、リード時と同様に、例えば5台の記憶装置のうち任意の4台に対してアクセスが完了すれば、その4台の記憶装置に格納されたデータを読み出すことにより他の1台の記憶装置に格納されるべきデータを再生することができる。従って、その時点でライト動作を完了できる。この結果、データリードの場合と同様に、なるべく動作の速い記憶装置を使用してアクセス速度を向上させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のディスクアレイ装置の一実施例のブロック図である。
図示の装置は、データリード要求発行部1、データライト要求発行部2、判定部3、データ転送部4、データバッファ51〜55、ライト報告部6、後処理部7を備えている。
データリード要求発行部1、データライト要求発行部2は、主制御部10に設けられている。主制御部10は、ディスクアレイ装置11の全体を制御する。この主制御部10には、不揮発性メモリ12が設けられている。
【0009】
データリード要求発行部1は、ホスト計算機20からのデータリード要求時にデータ制御部13を介してデータ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25のすべてに対してデータリード要求を発行する。
データライト要求発行部2は、データリード要求発行部1と同様に、ホスト計算機20からのデータライト要求時にデータ制御部13を介してデータ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25のすべてに対してデータライト要求を発行する
判定部3、データ転送部4、ライト報告部6、後処理部7は、データ制御部13に備えられている。データ制御部13は、データをRAIDレベル3に合せて処理し、データ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25に対するアクセスを制御する。
【0010】
判定部3は、データリード要求発行部1によるデータリード要求の発行後、データ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25からのデータリード動作の完了報告を監視する。そして、動作が最も遅い1台を除いたすべての記憶装置のデータリード動作が完了した時点で、まだその動作が完了していない記憶装置がデータ保持用記憶装置かパリティ保持用記憶装置かを判定する。即ち、5台の記憶装置からの完了報告を順次記憶していき、4台までの完了報告があった時点でまだ完了報告のない記憶装置を検出する。
【0011】
データ転送部4は、判定部3の判定結果に応じて、パリティ保持用記憶装置25の動作が遅れている場合は、データ保持用記憶装置21〜24からのデータを合成して主制御部10を介してホスト計算機20に転送する。一方、データ保持用記憶装置21〜24のいずれかの動作が遅れている場合は、パリティ保持用記憶装置25からのパリティにより遅れて欠落しているデータを再生する。そして、再生したデータを含めた各データを合成してホスト計算機20に転送する。
データバッファ51〜55は、不揮発性メモリ等から成り、複数のデータ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25に対応してそれぞれ設けられている。これらのデータバッファ51〜55には、データライト要求発行部2によるデータライト要求の発行直後、データ転送部4により複数のデータ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25に分割されたデータ及びパリティが転送されるとともに、それと同一のデータ及びパリティが転送される。
【0012】
ライト報告部6は、データ転送部4によるデータ転送後、データライト動作が最も遅い1台を除いたすべての記憶装置のデータライト動作が完了した時点で、ライト動作が完了した旨を上位装置であるホスト計算機20に報告する。即ち、5台の記憶装置からの完了報告を順次記憶していき、4台までの完了報告があった時点でまだ完了報告のない記憶装置を検出する。この検出時点でホスト計算機20への完了報告を行ない、検出結果は後処理部7へ渡す。
後処理部7は、ライト報告部6によるデータライトの完了報告後、既にデータライト動作が完了した記憶装置に対応するデータバッファ51〜55中のデータを破棄する。そして、その後残りの1台の記憶装置もデータライト動作が完了した時はそれに対応するデータバッファ中のデータも破棄する。
【0013】
データ保持用記憶装置21〜24は、ハードディスク等から成る二次記憶デバイスであり、データをバイト単位に分散して格納する。
パリティ保持用記憶装置25も、データ保持用記憶装置21〜24と同様に、ハードディスク等から成る二次記憶デバイスであり、分割データA〜Dに分散したデータに対するパリティを格納する。
【0014】
次に、上述したディスクアレイ装置の動作を説明する。
まず、RAIDレベル3のディスクアレイ装置の一般的な動作を詳細に説明する。
図2は、RAIDレベル3のディスクアレイ装置のデータ及びパリティの分散形式を示した図である。
ホスト計算機20からのデータは複数のデータ保持用記憶装置21〜24に、バイト単位でd0〜d3、d4〜d7の順に格納される。これらの記憶装置のバイト単位のデータに対して、データライト時にそのパリティp1、p2が生成されてパリティ保持用記憶装置25に格納される。一般に、RAIDレベル3のディスクアレイ装置では、このようにデータをバイト単位で複数の記憶装置に分散して格納するため、データを高速にリード/ライト可能であり、またパリティ保持用記憶装置25を有しているため、複数の記憶装置のうちの1台が故障してもディスクアレイ装置11としてはデータが失われることがなく、高速性と信頼性が発揮される。
【0015】
次に、図1、図2を用いてRAIDレベル3のディスクアレイ装置のデータライト動作、データリード動作、単一ディスクドライブ、障害時のデータライト動作を説明する。
ホスト計算機20からのデータライト要求に対して、主制御部10のデータライト要求発行部2はデータ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25にデータライト要求を発行する。そして、これらの記憶装置のデータ受理準備ができた時点でホスト計算機20からのライトデータをデータ転送部4により各記憶装置に転送する。このとき、ライトデータはデータ保持用記憶装置21〜24に対し、バイト単位でインタリーブし、同時にこれらの記憶装置のデータバイトに対するパリティバイトを図2中の式に従って生成し、パリティ保持用記憶装置25に転送する。
【0016】
次に、このようにして書き込まれたデータを本発明に係る手順で読み出す動作を説明する。
図3は、本発明に係るデータリード手順の説明図である。
図示のa,b,c,d,pは、データ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25から得られるデータバイト及びパリティバイトである。ホスト計算機20からのデータリード要求に対して、主制御部10のデータリード要求発行部1はデータ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25のすべてにデータリード要求を発行する。このデータリード要求を受けてデータ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25の各ディスクドライブはシーク及びスピンドルの位置付けの完了後、データ転送を実行できる状態となる。
【0017】
ここで、スピンドルの位置付けの一番遅かった、又はシークエラー、セレクタ交代を発生させたディスクドライブをデータ保持用記憶装置24とする。この場合、図3(a)に示すように、データ保持用記憶装置21〜23及びパリティ保持用記憶装置25のディスクドライブの転送準備が整った時点でデータ制御部13のデータ転送部4はバス上のデータバイトa,b,c,pの取込みを行なう。そして、データ転送部4内のパリティ生成器は得られたデータバイトa,b,c,pにより欠落しているデータバイトdを生成し、データバイトa,b,c,dを主制御部10を介してリードの要求元であるホスト計算機20に転送する。
このようにして、スピンドルの位置付けの遅れ、又はシークエラー、セレクタ交代等により、動作が最も遅いディスクドライブの影響を除去することができ、データリード動作を高速化することができる。
【0018】
次に、本発明に係る手順でデータを書き込む動作を説明する。
図4は、本発明に係るデータの同期ライト手順の説明図である。
図示のa,b,c,d,pは、データ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25に転送されるべきデータバイト及びパリティバイトである。ホスト計算機20からのデータの同期ライト要求に対して主制御部10のデータライト要求発行部2はデータ保持用記憶装置21〜24及びパリティ保持用記憶装置25のすべてのディスクドライブに対してデータライト要求を発行する。このデータライト要求を受けて各ディスクドライブはライトデータの取込みを開始する。そして、データバイトa〜d、パリティバイトpを各ディスクドライブに転送すると同時にこれらのバイトを対応する各データバッファ51〜55にも書き込む。
【0019】
すべてのデータバイトa〜d及びパリティバイトpの転送後、各ディスクドライブはシーク、スピンドルの位置付けを経て媒体への書き込みを行ない、データライトとの完了報告を行なう。この完了報告のタイミングはスピンドルの位置付けの差、又はシークエラー、セクタ交代の影響により各ディスクドライブで差異がある。このため、例えば、データ保持用記憶装置24のディスクドライブの完了報告が遅れた場合、ライト報告部6は残りのデータ保持用記憶装置21〜23及びパリティ保持用記憶装置25のディスクドライブから完了報告を受けた時点でホスト計算機20に対して完了報告を行なう。
【0020】
この段階でデータバッファ51〜53、55中のデータは必要なくなるため、破棄、若しくはその領域を再利用できるようにする。このとき、不揮発性メモリ12に完了報告を行なっていないディスクドライブの識別子、要求アドレス、データ長、完了報告の無いことを示すフラグを記憶する。その後、後処理部7がディスクドライブからの完了報告を受けてバッファのデータを破棄、若しくはその領域を再利用できるようにし、かつ不揮発性メモリ12の内容を無効にする。これにより、ホスト計算機20からのライト要求に対する一連の処理を終える。
このようにして、スピンドルの位置付けの遅れ、又はシークエラー、セレクタ交代等により、動作が最も遅いディスクドライブの影響を除去することができ、データライト動作を高速化することができる。
【0021】
尚、ホスト計算機20へのデータライトの完了報告後、アクセスの遅れているディスクドライブからの完了報告を受ける前にディスクアレイ装置11が電源断等によりダウンした場合は、データバッファ54中の書き込みデータが失われる。このため、この後のディスクアレイ装置11の電源の立ち上げ後、不揮発性メモリ12に残されている情報を元にしてアクセスの遅れているディスクドライブ中の欠落データの回復を行なう。これは、以下の手順で行なう。
【0022】
まず、不揮発性メモリ12上の情報を読み出し、どのディスクドライブのどの部分に欠落データが存在するかを識別する。そして、欠落データの存在するディスクドライブにライト要求を発行し、その他のディスクドライブにリード要求を発行する。データの欠落していないディスクドライブからのデータにより、データ制御部13内のパリティ生成器において図3に示す処理手順に従って欠落データを回復し、欠落データの存在するディスクドライブに転送する。そして、欠落データの転送を終えて、欠落データの存在したディスクドライブからのライトの完了報告を受理した後、不揮発性メモリ12中の情報を無効化し欠落データの回復処理を終える。
このようにして、電源断による障害にも対応することができる。
【0023】
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可能であることはもちろんである。例えば、二次記憶装置の例としてハードディスク装置について説明したが、フロッピディスク装置等でも同様である。また、データバッファを各二次記憶装置に対応して設けるように説明したが、物理的には1つのデータバッファを論理的に分割して使用することも可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のディスクアレイ装置によれば、すべてのディスクドライブに対してアクセス要求を発行して動作の最も遅い1台を除いた他のディスクドライブのみのアクセス動作の完了により上位装置に対する完了報告を行なうようにしたので、リード時及びライト時の双方において、ディスクの回転待ち等のための待ち時間が減少させることができ、アクセス速度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクアレイ装置の一実施例のブロック図である。
【図2】RAIDレベル3のディスクアレイ装置のデータ及びパリティの分散形式の説明図である。
【図3】本発明に係るデータリード手順の説明図である。
【図4】本発明に係るデータの同期ライト手順の説明図である。
【符号の説明】
1 データリード要求発行部
2 データライト要求発行部
3 判定部
4 データ転送部
6 ライト報告部
7 後処理部
Claims (2)
- データリード要求時複数のデータ保持用記憶装置及びパリティ保持用記憶装置のすべてに対してデータリード要求を発行するデータリード要求発行部と、
当該データリード要求発行部によるデータリード要求の発行後、データリード動作が最も遅い1台を除いたすべての記憶装置のデータリード動作が完了した時点で、まだその動作が完了していない記憶装置がデータ保持用記憶装置かパリティ保持用記憶装置かを判定する判定部と、
当該判定部の判定結果に応じて、前記パリティ保持用記憶装置の動作が遅れている場合は、前記複数のデータ保持用記憶装置からのデータを合成して転送する一方、前記データ保持用記憶装置の動作が遅れている場合は、データリード動作が完了した他の複数のデータ保持用記憶装置からのデータ及び前記パリティ保持用記憶装置からのパリティにより遅れて欠落しているデータを再生しつつ各データを合成して転送するデータ転送部とから成ることを特徴とするディスクアレイ装置。 - 複数のデータ保持用記憶装置及びパリティ保持用記憶装置に対応してそれぞれ設けられたデータバッファと、
データライト要求時に前記複数のデータ保持用記憶装置及びパリティ保持用記憶装置のすべてに対してデータライト要求を発行するデータライト要求発行部と、
当該データライト要求発行部によるデータライト要求の発行直後、前記複数のデータ保持用記憶装置及びパリティ保持用記憶装置に分割されたデータ及びパリティを転送するとともに、これらを前記データバッファにも転送するデータ転送部と、
当該データ転送部によるデータ転送後、データライト動作が最も遅い1台を除いたすべての記憶装置のデータライト動作が完了した時点で、ライト動作が完了した旨を上位装置に報告すると共に前記除いた1台の記憶装置の少なくとも識別子を不揮発性メモリに格納するライト報告部と、
当該ライト報告部によるデータライトの完了報告後、既にデータライト動作が完了した記憶装置に対応するデータバッファ中のデータを破棄し、その後残りの1台の記憶装置もデータライト動作が完了した時はそれに対応するデータバッファ中のデータも破棄する後処理部とを含み、
前記残りの1台の記憶装置に対応するデータバッファ中のデータが失われた場合に、残り1台の記憶装置を除く記憶装置からのデータにより失われたデータを回復し、前記不揮発性メモリを参照して該残りの1台の記憶装置に前記回復したデータのライト動作を行うことを特徴とするディスクアレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28603594A JP3615250B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | ディスクアレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28603594A JP3615250B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | ディスクアレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08123628A JPH08123628A (ja) | 1996-05-17 |
JP3615250B2 true JP3615250B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=17699137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28603594A Expired - Fee Related JP3615250B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | ディスクアレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3615250B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3284963B2 (ja) | 1998-03-10 | 2002-05-27 | 日本電気株式会社 | ディスクアレイの制御装置及び制御方法 |
JP2012103853A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Hitachi Ltd | ディスクアレイ装置のエラー制御方法 |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP28603594A patent/JP3615250B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08123628A (ja) | 1996-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USRE39421E1 (en) | On-the-fly redundancy operation for forming redundant drive data and reconstructing missing data as data transferred between buffer memory and disk drives during write and read operation respectively | |
US5720027A (en) | Redundant disc computer having targeted data broadcast | |
JP3302688B2 (ja) | 並列ディスク駆動機構アレイ式データ記憶サブシステム用の論理トラック書込みスケジューリングのシステム | |
US5072378A (en) | Direct access storage device with independently stored parity | |
JP3181398B2 (ja) | アレイ型記録装置 | |
US6049890A (en) | Disk array system and its control method | |
JP3249868B2 (ja) | アレイ形式の記憶装置システム | |
US7770076B2 (en) | Multi-platter disk drive controller and methods for synchronous redundant data operations | |
JPH06332623A (ja) | アレイ型記録装置及び記録装置 | |
JP2674985B2 (ja) | データ読み出し制御方法 | |
JPH0744326A (ja) | 記憶装置システム | |
JPH08161124A (ja) | 計算機システム | |
JPH10105344A (ja) | データ記録装置システム及びそのデータ書込方法 | |
JP3661205B2 (ja) | ディスクアレイシステムおよびディスクアレイシステムのパリティデータの生成方法 | |
US5396620A (en) | Method for writing specific values last into data storage groups containing redundancy | |
US20030236943A1 (en) | Method and systems for flyby raid parity generation | |
EP0662660A1 (en) | An improved data storage device and method of operation | |
JP2003316525A (ja) | ディスクアレイ制御装置 | |
JP3615250B2 (ja) | ディスクアレイ装置 | |
US5875458A (en) | Disk storage device | |
JPH10240453A (ja) | ディスクアレイ装置 | |
JP2857289B2 (ja) | ディスクアレイ装置 | |
JPH10312246A (ja) | 記憶装置サブシステム | |
JP4209108B2 (ja) | 記憶装置の制御方法およびこの方法に用いる記憶装置、ディスクアレイ装置、及びディスクコントローラ | |
JPH0744331A (ja) | ディスクアレイ装置およびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040312 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041026 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041029 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |