JP3614543B2 - 型枠パネルの建込構造及び建込方法 - Google Patents

型枠パネルの建込構造及び建込方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、型枠パネルの建込構造及び建込方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
躯体コンクリートの立面を構成する型枠の堰板として、合板製型枠パネルとは異なり、埋め殺し状態に放置して型枠解体の省力化を図るようにした(いわゆる捨てパネルとする)金属製の型枠パネルを用いることがある。そして、図10に示すようにこの種、型枠パネル50にはコンクリートの堰止め面側へ向けて縦方向に長い補強凸条51が横方向へ所定間隔をおいて複数本突出形成されたもの(いわゆるキーストンプレート構造を有したもの)がある(例えば、特願平4−50910号公報等参照)。
【0003】
この型枠パネル50を建て込むには、まず、基礎スラブ53上へ互いに平行に敷設した支持レール54に対し、各々型枠パネル50を嵌めて起立させる。次に、図11に示すように両端部にねじ部56を有したセパレータ57を、各型枠パネル50における補強凸条51の突出面(相互に対向する内側面)からパネル外方へ向けて貫通させ、型枠パネル50から突出するねじ部56へフォームタイ59を螺合する。そして、フォームタイ59の上側へ横パイプ61を沿わせると共に、これらフォームタイ59及び横パイプ61に抱き合わせ金具62を嵌め付け、最後にフォームタイ59に対してクサビ63を打ち込むようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、セパレータ57やフォームタイ59は、もともと合板製型枠パネル(図示略)への使用を想定して製作されているので、セパレータ57のねじ部56は合板製型枠パネルの肉厚中へ少し含まれる程度の長さしか有しておらず、またフォームタイ59のめねじ部も深さ寸法に十分な余裕を有したものではなかった。そのため、金属製型枠パネル50に対しては、図12に示すように上記補強凸条51に伴って反対側面に形成された凹条65内でフォームタイ59が宙に浮いた状態(型枠パネル50と当接しない状態)のまま、その螺合が止まることになる。
【0005】
すなわち、セパレータ57に対してフォームタイ59を螺合しても型枠パネル50の起立状態はグラグラのままであり、その結果、型枠パネル50を支えながら、横パイプ61、抱き合わせ金具62及びクサビ63による最終的な取り付けを行わなければならないという面倒さがあった。
また型枠パネル50やセパレータ57については埋め殺しができるとしても、フォームタイ59、横パイプ61、抱き合わせ金具62及びクサビ63はコンクリートの硬化後に分解し、持ち帰ることが必要であるため、作業の面倒化、工期の長期化を解消するうえで十分満足できるものではなかった。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、型枠パネルの建込作業を一層、簡単且つ迅速に行えるようにした型枠パネルの建込構造及び建込方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
即ち、請求項1記載の本発明(型枠パネルの建込構造)では、コンクリートの堰止め面側へ向けて複数本の補強凸条が突出形成された金属製型枠パネルと、起立させた型枠パネルに対して補強凸条の突出面を貫通状に横架されるセパレータと、該セパレータの貫通側端部に軸方向移動不能に嵌め付け可能で且つ型枠パネルにおいて上記補強凸条に伴って反対側面に形成された凹条内へ収納可能な仮止め具とを有していることを特徴としている。
【0008】
このような構成であれば、起立させた型枠パネルへセパレータを貫通させた後、このセパレータの端部へ仮止め具を嵌め込むだけで、仮止め具がセパレータに対して軸方向移動不能状態になるので、型枠パネルの起立状態は仮止め具によって保持されるようになる。すなわち、これ以降、型枠パネルを支えておく必要はなくなる。
【0009】
前記セパレータの端部にはねじ部が設けられていると共に、型枠パネルに対しその凹条と交差する方向へ並んだ複数本のセパレータ端部を各々挿通可能とする貫通孔が形成された連結条材と、セパレータのねじ部に螺合して上記連結条材を固定するナットとが付属された構成とすることが可能である(請求項2)。
このような構成にあって連結条材は、セパレータ端部を挿通可能な貫通孔を有したものであるので、横パイプをフォームタイ、抱き合わせ金具及びクサビによって保持していた従来の構造とは異なり、フォームタイ、抱き合わせ金具及びクサビを省くことができる利点がある。しかも、従来にあって横パイプは足場の組み立て等にも流用できる頑丈なものを用いていたが、上記の如き連結条材では、型枠パネルの起立保持に必要十分な強度のもの(横パイプに比べて軽量、薄肉、低廉なもの)を用いることができる利点がある。
【0010】
前記仮止め具は、セパレータの軸方向に沿った長さを型枠パネルにおける凹条の深さと同等に形成しておくのが好適である(請求項3)。
このような構成であれば、セパレータの端部まわりにおいて仮止め具が型枠パネルの凹条を満たすようになる(即ち、スペーサ的存在になる)。従って、上記したようにセパレータのねじ部へナットを締め込むような場合に、上記連結条材等が型枠パネルの凹条内へ凹む変形を起こすといったことが防止できる。そのため、強固な締め付けが可能となる。
【0011】
前記連結条材は、型枠パネルへ溝底部を向けるかたちで断面溝型を呈するように薄板材により折曲形成されており、上記溝底部にはセパレータ挿通用の貫通孔まわりを型枠パネルから浮かせる方向へ突出した補強台部が設けられていると共に、溝壁部は折り返しによって重壁構造とすることが可能である(請求項4)。このような構成であれば、連結条材を薄板材製としてその低廉化が可能であるので、コンクリートの硬化後に連結条材やナットをも含めて埋め殺しにできる。すなわち、型枠全体として解体の手間が全く不要になる。
【0012】
一方、請求項5記載の本発明(型枠パネルの建込方法)では、コンクリートの堰止め面側へ向けて縦方向に長い補強凸条が横方向へ所定間隔をおいて複数本突出形成された金属製型枠パネルを起立させ、端部にねじ部を有したセパレータを上記型枠パネルにおける補強凸条の突出面からパネル外方へ向けて貫通させ、該セパレータのねじ部と係合可能であり且つ型枠パネルにおいて上記補強凸条に伴って反対側面に形成された凹条内を満たす仮止め具を上記セパレータの端部へ嵌め込み、しかる後、横方向に並ぶ複数本のセパレータ端部に対して各別に対応した貫通孔を有する連結条材を嵌め込み、セパレータのねじ部へナットを螺合して連結条材を型枠パネルへ沿接固定することを特徴としている。
【0013】
従って、上記した各構成による作用効果が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図3は本発明の実施形態の一つである建込構造により型枠パネル1を建て込んだ状況を示している。この建込構造では、起立させた型枠パネル1にセパレータ2を貫通させた後、このセパレータ2の端部へ仮止め具3及び連結条材4を嵌め、ナット5で止め付けるようになっている。
【0015】
型枠パネル1及びセパレータ2はいずれも従来と略同じものを用いている。
すなわち、型枠パネル1には、コンクリートの堰止め面側へ向けて互いに平行する複数本の補強凸条8が突出形成されている。この補強凸条8は、パネル板面の折曲によって形成されているため、型枠パネル1における補強凸条8の反対側面にはこれに対応した凹条9が形成されていることになる。そして、各補強凸条8の突出面8aには、セパレータ2を差し込むための孔10がその長手方向に所定間隔をおいて複数形成されている。
【0016】
なお、この孔10は、図4(a)及び(b)に示すように径方向2か所を微小な係留部11aによって接続された円形盲片11で当初、塞いでおき、使用時の必要性に合わせて図5に示すように盲片11をねじり取り、これによって孔10にするという構造にすると、コンクリートの無用な漏出を防止でき、好適である。
【0017】
この型枠パネル1は、補強凸条8の長手方向が縦方向へ向くようにして用いている。
一方、セパレータ2は、その両端部に位置決め突起13及びねじ部14が設けられたものである。位置決め突起13は座金15の挿入位置を所定に規制するためのもので、両端側における座金15の外法寸法が、型枠パネル1を背合わせで起立させる場合の相互間隔となるように形成されている。
【0018】
上記仮止め具3は、図6に示すように断面コ字状の条材を短く切断する等して形成されたもので、両側の折曲壁を脚部16とし、これら両脚部16間を繋ぐ平面部分を支持面部17としている。
脚部16は補強用の折曲端部16aを有しており、この折曲端部16aから支持面部17までの長さが、型枠パネル1における凹条9の深さと同じ寸法に形成されている。
【0019】
また、支持面部17は凹条9内に収納可能な幅方向寸法に形成されており、その板面中央部から一辺側(図6下方)へ抜けるようにして鍵穴状に開口形成された係合孔20が形成されている。
この係合孔20は、セパレータ2の端部を挿通可能な軸孔部20aと、この軸孔部20aにおける開口縁部の一部(セパレータ2の直径より狭い範囲)を径方向外方へ遠ざかるほど徐々に広げてセパレータ2の直径以上にした係合誘導部20bとを有している。
【0020】
支持面部17における軸孔部20a側の縁部には、同孔部20aの径外方向に向かって放射状に延びる二条のスリット20cが穿設されており、これにより、支持面部17の下部が幅方向へ広がりやすくなっている。このため、係合誘導部20bをセパレータ2に外嵌させた状態で当該仮止め具3を下方へ押し込むと、支持面部17の下部が幅方向へ広がるように弾性変形し、セパレータ2が軸孔部20aに嵌合することになる。
【0021】
上記連結条材4は、図1乃至図3に示したように型枠パネル1の凹条9とは直交する方向、すなわち長手方向を横方向へ向けるように用いられるもので、薄板材(例えば厚さ0.7〜1.2mm程度)を素材として形成されており、その断面形状は、型枠パネル1へ溝底部23を向けるかたちで溝型を形成するようになっている。
【0022】
上記溝底部23には、型枠パネル1における補強凸条8の形成ピッチと同じ間隔をおいてセパレータ2の端部を挿通させるための貫通孔24が形成されている。なおこの貫通孔24は、連結条材4の長手方向に沿った長孔としておくのが好適である。また、この溝底部23には、貫通孔24まわりを型枠パネル1から浮かせるように板面を折曲して突出させた補強台部25が設けられている。
【0023】
連結条材4の溝壁部26は、素材板を折り返すことによって補強した重壁構造となっている。
この連結条材4は、薄板材を素材としているため、従来の同じ長さの横パイプ(図10及び図11の符号61参照)に比べ、重量的に約1/4程度(6〜8kg)の軽量化が可能になっている。
【0024】
このような各部材を用いて型枠パネル1を建て込むには、起立させた型枠パネル1に対し、その補強凸条8の突出面8a側から孔10を介してセパレータ2の端部を貫通させると共に、この端部に仮止め具3を嵌め込む。この仮止め具3の嵌め込みは、セパレータ2のねじ部14に対しその軸方向に直交するように係合孔20(図6参照)の係合誘導部20bを差し入れ、軸孔部20aの開口縁部がねじ部14のねじ谷に噛み込むように押し込むことによって行う。
【0025】
これにより、仮止め具3はセパレータ2に対する軸方向移動が不能な状態になる。勿論、セパレータ2自体も、型枠パネル1に対して軸方向移動不能に保持されることになる。
従って型枠パネル1はこの時点をもって自立するようになり、それ以降、支え持っておく必要はなくなる。
【0026】
次に、型枠パネル1から突出するセパレータ2の端部(ねじ部14)へ連結条材4の貫通孔24を嵌め入れ、ナット5を螺合する。このナット5を強く締め込んでも、連結条材4は補強台部25及び重壁構造の溝壁部26によって補強されていると共に、型枠パネル1の凹条9を満たしている仮止め具3によって支持されているため、この連結条材4が凹むといった変形を生じるようなことはない。
【0027】
これにより型枠パネル1の建て込みは完了する。コンクリートの打設及び硬化後には、型枠パネル1及びセパレータ2はもとより、仮止め具3、連結条材4、ナット5を分解する必要はなく、その全部をそのまま埋め殺しにすればよい。
ところで、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、仮止め具3は図7(a)及び(b)に示すような円柱台状をしたものや、図8に示すような円錐台状をしたものとすることができる。
【0028】
図7に示す仮止め具3は外形状が異なるだけでその作用効果は上記した実施形態のものと同じである。
また図8に示す仮止め具3は、その中央に設けられた係合孔30がセパレータ2の軸径よりも径小とされていると共に、この係合孔30の開口縁部から放射状に延びる複数本の切り込み31が設けられたものとなっている。
【0029】
そのため、この仮止め具3では、セパレータ2の端部へその軸方向に沿って無理嵌めすることにより、係合孔30の開口まわりで縮径方向への弾性力が作用し、これによってセパレータ2のねじ部14と係合するようになっている。
なお、セパレータ2の端部において、各種、仮止め具3との係合をするためにねじ部14とは別に専用の係合突起(図示略)を設けておくことも可能である。
【0030】
連結条材4においては、板金製とする他、アルミ材等を引き抜き成形又は押し出し成形することで形成させることができる。また、図9に示すように断面U字状を呈するものに形成させることが可能である。なお、この場合、溝底部23の補強のため、セパレータ2を挿通する貫通孔24まわりの肉厚を分厚くしておくことが好ましい。
【0031】
型枠パネル1の形状や構造、材質等は何ら限定されるものではない。また、この型枠パネル1において、補強凸条8の長手方向を横方向へ向けるように用いることも可能であり、この場合には、連結条材4を縦方向に用いるようにすればよい。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1記載の本発明(型枠パネルの建込構造)では、複数本の補強凸条を有する金属製型枠パネルと、この型枠パネルに貫通状に横架されるセパレータと、このセパレータの端部に嵌め付け可能な仮止め具とを有したものであるので、仮止め具をセパレータ端部へ嵌め付けた時点で型枠パネルは自立保持されることになり、それ以降、型枠パネルを支えておく必要はなくなる。このようなことから、型枠パネルの建込作業全体として、容易且つ迅速に行えるものとなる。従って、工期の飛躍的な短縮化、人手不足の解消、低コスト化等を招来することができる。
【0033】
しかも仮止め具は、従来のフォームタイとは異なってセパレータに螺合するものではなく、ワンタッチで嵌め付けることができるので、この点でも作業の容易化及び迅速化が図られるものである。
前記セパレータの端部にねじ部を設けると共に、型枠パネルの凹条と交差する方向へ並ぶ各セパレータ端部に嵌まる連結条材と、セパレータのねじ部に螺合するナットとが付属された構成とすれば(請求項2)、従来の構造とは異なり、フォームタイ、抱き合わせ金具及びクサビを省くことができる利点がある。しかも、連結条材は、横パイプに比べて軽量、薄肉、低廉なものでよいという利点がある。
【0034】
前記仮止め具において、型枠パネルの凹条を満たす大きさに形成すれば(請求項3)、セパレータのねじ部へナットを締め込むことにより連結条材が凹み変形を起こすといったことは防止できる。そのため、セパレータによる型枠パネルの強固な締め付けが可能となる。
前記連結条材は、型枠パネルへ溝底部を向けるかたちで薄板材により断面溝型に形成し、溝底部には補強台部を設け、溝壁部は重壁構造とすることで(請求項4)、連結条材として低廉化が可能であるので、コンクリートの硬化後に連結条材やナットをも含めて埋め殺しにすることが可能となる(この方が、連結条材やナットを分解する手間としての人的コストよりも低コストにできる)。すなわち、型枠全体として解体の手間が全く不要になるので、型枠パネルの建込作業全体として、一層、容易且つ迅速に行えるものとなる。
【0035】
このことは、換言すれば型枠パネルの建込作業として、縦柱だけでなく横パイプをも不要化できるということになり、コンクリート打設現場への資材搬入及び搬出の面から、飛躍的な作業軽減化が図れるという点で優れている。
そしてまた、このことは横パイプとして地域的に丸パイプを用いたり角パイプを用いたりしていた煩雑さを解消するうえで、極めて有益なものとなる。
【0036】
一方、請求項5記載の本発明(型枠パネルの建込方法)では、上記型枠パネルを起立させ、この型枠パネルへセパレータを貫通させ、セパレータの端部へ仮止め具を嵌め込んだ後、横方向に並ぶ各セパレータ端部に連結条材を嵌め込むと共にセパレータへナットを螺合させることで型枠パネルへの沿接固定を行っているので、上記各構成による作用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるセパレータに沿った位置の平面断面図である。
【図2】本発明の実施形態の一例である建込構造を示す斜視図である。
【図3】図2におけるセパレータに沿った位置の側断面図である。
【図4】(a)は型枠パネルに設けるセパレータ挿通用孔の一例を示す拡大正面図であり、(b)は(a)におけるA−A線拡大断面図である。
【図5】図4の孔を貫通させる状況を拡大して示す斜視図である。
【図6】仮止め具を拡大して示す斜視図である。
【図7】(a)は仮止め具の別実施形態を示す正面図であり、(b)はその平面断面図である。
【図8】仮止め具における更なる別実施形態を示す斜視図である。
【図9】連結条材における別実施形態の一部を破砕して示す斜視図である。
【図10】従来における型枠パネルの建込構造を示す斜視図である。
【図11】図10におけるセパレータに沿った一の側断面図である。
【図12】図10における要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 型枠パネル
2 セパレータ
3 仮止め具
4 連結条材
5 ナット
8 補強凸条
8a 突出面
9 凹条
14 ねじ部
23 溝底部
24 貫通孔
25 補強台部
26 溝壁部

Claims (5)

  1. コンクリートの堰止め面側へ向けて複数本の補強凸条(8)が突出形成された金属製型枠パネル(1)と、起立させた型枠パネル(1)に対して補強凸条(8)の突出面(8a)を貫通状に横架されるセパレータ(2)と、該セパレータ(2)の貫通側端部に軸方向移動不能に嵌め付け可能で且つ型枠パネル(1)において上記補強凸条(8)に伴って反対側面に形成された凹条(9)内へ収納可能な仮止め具(3)とを有していることを特徴とする型枠パネルの建込構造。
  2. 前記セパレータ(2)の端部にはねじ部(14)が設けられていると共に、型枠パネル(1)に対しその凹条(9)と交差する方向へ並んだ複数本のセパレータ端部を各々挿通可能とする貫通孔(24)が形成された連結条材(4)と、セパレータ(2)のねじ部(14)に螺合して上記連結条材(4)を固定するナット(5)とが付属されていることを特徴とする請求項1記載の型枠パネルの建込構造。
  3. 前記仮止め具(3)は、セパレータ(2)の軸方向に沿った長さが型枠パネル(1)における凹条(9)の深さと同等に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の型枠パネルの建込構造。
  4. 前記連結条材(4)は、型枠パネル(1)へ溝底部(23)を向けるかたちで断面溝型を呈するように薄板材により折曲形成されており、上記溝底部(23)にはセパレータ挿通用の貫通孔(24)まわりを型枠パネル(1)から浮かせる方向へ突出した補強台部(25)が設けられていると共に、溝壁部(26)は折り返しによって重壁構造とされていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の型枠パネルの建込構造。
  5. コンクリートの堰止め面側へ向けて縦方向に長い補強凸条(8)が横方向へ所定間隔をおいて複数本突出形成された金属製型枠パネル(1)を起立させ、端部にねじ部(14)を有したセパレータ(2)を上記型枠パネル(1)における補強凸条(8)の突出面(8a)からパネル外方へ向けて貫通させ、該セパレータ(2)のねじ部(14)と係合可能であり且つ型枠パネル(1)において上記補強凸条(8)に伴って反対側面に形成された凹条(9)内を満たす仮止め具(3)を上記セパレータ(2)の端部へ嵌め込み、しかる後、横方向に並ぶ複数本のセパレータ(2)端部に対して各別に対応した貫通孔(24)を有する連結条材(4)を嵌め込み、セパレータ(2)のねじ部(14)へナット(5)を螺合して連結条材(4)を型枠パネル(1)へ沿接固定することを特徴とする型枠パネルの建込方法。
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