JP3613036B2 - 半導体検査装置および半導体検査方法 - Google Patents

半導体検査装置および半導体検査方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体検査装置および半導体検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の検査は次の3種類に大別できる。
【0003】
1つは、半導体装置の直流特性を検査する「DC検査」で、入力端子の負荷特性、出力端子の駆動能力、消費電力などがそれにあたる。
【0004】
1つは、半導体装置の伝達特性を検査する「タイミング検査」で、最小クロックパルス幅、入出力の伝搬遅延時間、出力信号の立ち上がり時間と立ち下がり時間などがそれにあたる。また、「タイミング検査」は「AC検査」とも呼ばれるものである。
【0005】
1つは、半導体装置に規定の動作条件を与えたとき、半導体装置の機能が期待通りに働くか否かを検査する「機能検査」である。
【0006】
上記した3種類の検査において、いずれの検査でも良品と判定された半導体装置が最終的な良品となる。
【0007】
半導体検査装置は、上記した3種類の検査を行うものであり、一般的に、「DC検査」を行うためのDC検査回路、「タイミング検査」を行うためのタイミング検査回路、および「機能検査」を行うための機能検査回路をそれぞれ備えている。
【0008】
上記した各回路による検査時間については、DC検査回路およびタイミング検査回路の場合、1回の検査に数msから数十msの時間を必要とする。
【0009】
一方、機能検査回路は1回の検査を数十nsから数百nsで実行できる。すなわち、機能検査回路は、DC検査回路やタイミング検査回路に比べて、100倍から1000倍程度高速な検査を行うことができる。
【0010】
このため、近年、「タイミング検査」に要する検査時間を短縮することを目的として、「タイミング検査」をタイミング検査回路を用いずに、機能検査回路を用いて検査することが一般的になっている。
【0011】
以下に、従来の半導体検査装置による、「機能検査」および「タイミング検査」について説明する。
【0012】
図21は従来の半導体検査装置の構成を示す図である。
図21に示すように、従来の半導体検査装置500は、制御用コンピュータ501、パターン発生器502、複数の検査回路群503A〜503C、出力判定器508および基準クロック発生器509から構成されている。
【0013】
各検査回路503A〜503Cは、それぞれ、タイミング発生器504A〜504C、入力信号発生器505A〜505C、出力信号検出器506A〜506Cおよび切り換えスイッチ507A〜507Cから構成されている。
【0014】
また、200は被検査対象となる半導体装置である。
各検査回路503A〜503Cは、それぞれ、半導体装置200に対する入力信号を出力するか、半導体装置200からの出力信号を入力するか、いずれかの動作を行うものである。
【0015】
各検査回路503A〜503Cは、切り換えスイッチ507A〜507Cが入力信号発生器505A〜505C側に接続された場合は、半導体装置200に対する入力信号を出力し、切り換えスイッチ507A〜507Cが出力信号検出器506A〜506C側に接続された場合は、半導体装置200からの出力信号を入力する。
【0016】
ここで、被検査対象となる半導体装置200についての具体的な回路図の一例を図22に示す。
【0017】
図22に示すように、この回路は、第1のインバータ600および第2のインバータ601からなるものであり、入力信号Aを第1のインバータ600に入力し、第1のインバータ600の出力信号Bを第2のインバータ601に入力し、第2のインバータ601が出力信号Cを出力するものである。
【0018】
次に、図21に示した従来の半導体検査装置500を用いて、図22に示したような回路構成の半導体装置200を検査する際の動作について説明する。
【0019】
なお、図22に示したような半導体装置200を検査する場合、検査回路503Aは、半導体装置200に対する出力信号Aを出力し、検査回路503B,503Cは、それぞれ、半導体装置200からの出力信号B,Cを入力するように、切り換えスイッチ507A〜507Cが接続される。
【0020】
なお、図21においては、以下に説明する動作に関係しない部分の構成図および配線については点線で示している。
【0021】
まず、「機能検査」を行う際の動作について説明する。
「機能検査」は、半導体装置200に対して、入力信号を与えて動作させ、半導体装置200からの各出力信号が、各出力期待値と一致しているかどうかを、繰り返し検査するものである。
【0022】
入力信号値および出力期待値は、検査を実行する前に、前もって検査パターンとして、パターン発生器502(図21参照)に設定しておく。
【0023】
ここで、パターン発生器502(図21参照)に設定される検査パターンについて、図を用いて説明する。
【0024】
図23は、検査パターンを示す図であり、縦方向は、時間の単位であるピリオド、横軸に示すA〜Cは、各ピリオド毎に、各検査回路503A〜503Cに与えられる信号を示す。
【0025】
ここで、入力信号値は、”1”または”0”で表され、この場合、検査回路103Aは入力信号発生回路となることを示す。
【0026】
また、出力期待値は、”H”または”L”で表され、この場合、検査回路503B,503Cはそれぞれ、出力信号判定回路となることを示す。
【0027】
タイミング時間T1については後述する。
次に、入力信号の発生タイミングおよび出力信号の検出タイミングについて、図を用いて説明する。
【0028】
図24は、各検査回路503A〜503C毎の、タイミング発生の規定時間を示す図である。タイミング発生の規定時間の情報は、制御用コンピュータ501(図21参照)に記憶されているものである。
【0029】
検査回路503Aは基準時間から規定時間a経過後に入力信号値を発生し、検査回路503B,503Cは、基準時間から、それぞれ、規定時間b,c経過後に、出力信号を検出するように設定されている。
【0030】
ここで、基準時間とは、各ピリオドの開始時間を示すものである。
なお、図24に示すタイミング時間T1は、先に説明した図23の第1〜第6の全てのピリオドにおいて適用されることを示す。
【0031】
ここで、図21に基づいて具体的な動作を説明する。
制御用コンピュータ501は、基準クロック発生器509からの基準クロックに基づいて、各基準時間毎にパターン発生器502に対して、各ピリオドの入力信号値および出力期待値を出力するよう指示する。
【0032】
この時、入力信号値は検査回路503A〜503Cに出力され、出力期待値は出力判定器508に出力される。
【0033】
第1ピリオドの場合、パターン発生器502は、制御用コンピュータ501の指示にしたがって、検査回路503Aに対して入力信号値”1”を出力し、出力判定器508に対して検査回路503Bの出力期待値”L”および検査回路503Cの出力期待値”H”を出力する。
【0034】
なお、検査回路503Aに出力された入力信号値”1”は入力信号発生器505Aに保持される。
【0035】
また、これと同時に、制御用コンピュータ501は、図24に示した規定時間を、それぞれ、対応する各検査回路503A〜503Cのタイミング発生器504A〜504Cに対して出力する。
【0036】
タイミング発生器504Aは、基準クロック発生器509からの基準クロックに基づいて、基準時間から時間a経過後、入力信号発生器505Aに対して、タイミング信号を出力する。入力信号発生器505Aは、パターン発生器502により与えられていた入力信号値”1”を、入力信号Aとして半導体装置200に出力する。
【0037】
半導体装置200に入力信号Aが入力されると、半導体装置200は、それぞれ、出力信号B,Cを出力する。
【0038】
タイミング発生器504B,504Cは、基準クロック発生器509からの基準クロックに基づいて、基準時間から時間bおよびc経過後、出力信号検出器506B,506Cに対して、それぞれ、タイミング信号を出力する。出力信号検出器506B,506Cは、出力信号BおよびC信号が”H”または”L”のいずれであるかを検出し、それぞれ、出力判定器508に出力する。
【0039】
出力判定器508は、出力信号検出器506Bの出力と出力期待値”L”、出力信号検出器506Cの出力と出力期待値”H”が、それぞれ一致しているかどうかを判定する。
【0040】
出力判定器508は、両方が共に一致している場合は、制御用コンピュータ501に対して、「機能検査」がOKであるとの結果を出力し、いずれか一方でもが一致しない場合は、「機能検査」がNGであるとの結果を出力する。
【0041】
制御用コンピュータ501は、結果がOKの場合は、第1ピリオドについては「機能検査」がOKであると判断し、第2ピリオド以降の検査を順次、継続する。
【0042】
最終的に、第6ピリオドまで検査を行い、いずれのピリオドにおいてもNGの結果がでなければ、最終的に「機能検査」がPASSとなる。
【0043】
以下に、「機能検査」がPASSとなる例について図25に示す。
全てのピリオドにおいて、基準時間から時間a経過後に、入力信号Aが変化し、基準時間から時間bおよびc経過後に出力信号B、Cがそれぞれ出力期待値と一致している。
【0044】
また、結果がNGの場合は、「機能検査」はFAILとなり、検査はその時点で終了する。
【0045】
図26は「機能検査」がFAILとなる例を示す図であり、第1ピリオド、第3ピリオド、第4ピリオドで、「機能検査」がNGとなっていることを示している。
【0046】
図26においては、PASSの例と対比するために、第1〜第6ピリオドまで、全てを示しているが、実際は、第1ピリオドでの判定結果がNGとなった場合は、以降のピリオドについては検査は行われない。
【0047】
次に、従来の「タイミング検査」を行う際の動作について説明する。
「機能検査」が、各出力信号についてそれぞれ判定していたのに対し、「タイミング検査」は、各出力信号間の相関関係を判定するものである。
【0048】
図27は図25の第1ピリオドを拡大したものであって、出力信号BとCの関係が、「タイミング検査」でPASSとなる例を示す図である。
【0049】
出力信号Bに対する出力信号Cの遅延時間t1が、規定遅延時間t2よりも小さくなっている。
【0050】
また、図28は図25の第1ピリオドを拡大したものであって、「タイミング検査」がFAILとなる例を示す図である。
【0051】
出力信号Bに対する出力信号Cの遅延時間t1が、規定遅延時間t2よりも大きくなっている。
【0052】
つまり、「機能検査」をPASSしたものであっても、「タイミング検査」がFAILとなるものがあることを示している。
【0053】
出力信号Bに対する出力信号Cの遅延時間t1を求める手順について次に説明する。
【0054】
図29は出力信号Bに対する出力信号Cの遅延時間t1を示す図である。
出力信号Bと出力信号Cの関係をみる場合は、まず、基準時間から出力信号Bが変化するまでの時間を変化点探索により調べ、次に、基準時間から出力信号Cが変化する間での時間を変化点探索により調べ、最後に、減算により遅延時間t1を求めていた。
【0055】
変化点探索の具体的な手順については以下に説明する。
図30は出力信号Bの変化点探索を示す図である。
【0056】
図30に示すように、入力信号Aの変化に対して出力信号Bがどの時点で変化しているかを調べるために、入力信号Aの変化時点よりも後の時点の判定位置から繰り返し、判定を行う。図30は、このような判定を10回繰り返し、10回目で出力信号Bが”H”から期待値”L”に変化していることを示している。
【0057】
次に、図30で示した動作を行うための具体的な手順について説明する。
図31は出力信号Bの変化点探索を行う際の検査パターンを示す図である。
【0058】
図31は「機能検査」の手順において説明した図23の第1ピリオドのみを示したものであり、Cについては”X”としている点が異なっている。ここで、Cについて”X”としている理由は、出力信号Bの変化点を調べる場合、出力信号Cについては判定を行わないためであり、”X”は判定しない、という意味を持つものである。
【0059】
また、図32は出力信号Bの変化点探索を行う際のタイミング発生の規定時間を示す図である。
【0060】
図32は「機能検査」の手順において説明した図24に相当するものであり、”b”の値を図30において示した判定位置毎に、大きくしていくものである。
【0061】
図31に示す検査パターンと図32に示すタイミング発生の規定時間により、繰り返し判定を行うことにより、出力信号Bの変化点の探索を行う。
【0062】
同様に、図33は出力信号Cの変化点探索を行う際の検査パターンを示す図、図34は出力信号Cの変化点探索を行う際のタイミング発生の規定時間を示す図である。
【0063】
上記した手順でそれぞれ、出力信号B及び出力信号Cの変化点探索を行い、最後に、制御用コンピュータ501が、それぞれの結果を基に演算を行い、遅延時間t1が求まり、規定遅延時間t2内かどうかが判定される。
【0064】
図35は従来の半導体検査装置500による総検査時間を示す図である。
図35では、出力信号B及び出力信号Cの変化点探索にそれぞれ、10回の判定を必要とした例を示しているが、判定回数が多くなれば、その分、「タイミング検査」に要する時間は長くなり、総検査時間は長くなる。
【0065】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の半導体検査装置には、以下のような問題があった。
【0066】
まず、従来の半導体検査装置では、「タイミング検査」は「機能検査」と比較して、判定ポイントをずらして繰り返し判定を行うため、非常に長い検査時間を要する、といった問題があった。
【0067】
さらに、「タイミング検査」は「機能検査」と比較して非常に長い検査時間を要するため、「機能検査」が全てのピリオドについて検査を行うのに対し、現実的には全てのピリオドについての検査は行えない、といった問題があった。
【0068】
上記した課題に鑑み、本発明は、半導体検査装置および半導体検査方法として、長い時間を要することなく、「タイミング検査」を実現することを課題とする。
【0069】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、発明が講じた解決手段は、信号検出器により検出された信号とパターン発生器により与えられる期待値とを比較する論理比較器を、各検査回路毎にそれぞれ設けるものである。
【0070】
発明によると、1ピリオド区間に、複数の出力端子毎の出力信号に対して、それぞれ1回、期待値との比較が可能となる。
【0071】
これにより、「タイミング検査」において、異なる出力信号の各変化点探索を同時に並行して行うことができ、「タイミング検査」に要する時間を短縮できる。
【0072】
そして、他の発明では、カウンタを各検査回路毎にそれぞれ設け、論理比較器にカウント機能を付加するものとする。
【0073】
カウント機能付き論理比較器により、1ピリオド区間に、複数の出力端子毎の各出力信号に対して、それぞれ複数回、期待値との比較が可能となる。
【0074】
これにより、「タイミング検査」において、異なる出力信号の各変化点探索を同時に並行して行うことができ、かつ、各出力信号の変化点探索は1回の検査パターン入力で行うことができ、「タイミング検査」に要する時間を短縮できる。
【0075】
そして、他の発明は、参照出力器および参照入力器を各検査回路毎に、それぞれ設けるものである。
【0076】
参照出力器および参照入力器により、ある検査回路において変化点探索をした場合、その変化点の位置を他の検査回路に伝えるため、他の検査回路はその位置を基準に「タイミング検査」を行う。
【0077】
これにより、「タイミング検査」において、変化点探索を1回行えば、その情報を元に、他の変化点の変化タイミングの適否を判定できるので、「タイミング検査」に要する時間を短縮できる。
【0078】
そして、他の発明は、「機能検査」の判定タイミングを「タイミング検査」の判定位置に合わせるものである。
【0079】
したがって、「機能検査」と「タイミング検査」を同時並列的に行うこととなる。
【0080】
これにより、「機能検査」および「タイミング検査」の両方に対してPASSしているかどうかのみを判定する場合は、1回の検査パターン入力で判定が可能となる。
【0081】
そして、「機能検査」の判定タイミングを「タイミング検査」の判定位置に合わせ、かつ、繰り返し判定を行うものである。
【0082】
他の発明によると、「機能検査」と「タイミング検査」を同時並行的に行うこととなり、かつ、「機能検査」および「タイミング検査」のそれぞれに対してPASSしているかどうかの判定を、1回の検査パターン入力で判定が可能となる。
【0083】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0084】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態にかかる半導体検査装置の構成を示す図である。
【0085】
図21で示した従来の半導体検査装置との違いは出力判定器508(図21参照)の機能に相当する機能を有する論理比較器107A〜107Cを各検査回路103A〜103C毎に備えている点である。
【0086】
図1において、101は、半導体検査装置全体の制御を司る制御用コンピュータ、102は、制御用コンピュータ101からの指示に基づいて、検査パターンを発生するパターン発生器である。
【0087】
103A〜103Cは、制御用コンピュータ101およびパターン発生器102からの指示に基づいて、半導体装置200に対する入力信号を発生させる入力信号発生回路か、半導体装置200からの出力信号に対して判定を行う出力信号判定回路か、いずれかの回路として動作する検査回路である。
【0088】
検査回路103A〜103Cは、それぞれ、タイミング発生器104A〜104C、入力信号発生器105A〜105C、出力信号検出器106A〜106C、論理比較器107A〜107C、切り換えスイッチ108A〜108Cにより構成されている。
【0089】
後述する、「機能検査」および「タイミング検査」の手順では、検査回路103Aは入力信号発生回路、検査回路103Bおよび103Cは出力信号判定回路として使用する例で説明を行うため、図1では、動作に関係しない部分については点線で示している。
【0090】
また、109は、制御用コンピュータ101および検査回路103A〜103Cに対して基準クロックを供給する基準クロック発生器である。
【0091】
図1に示す半導体検査装置について、具体的な動作を説明する。
まず、「機能検査」を行う場合について説明する。
【0092】
「機能検査」を行う場合、従来の半導体検査装置を用いた検査と、本実施形態にかかる半導体検査装置を用いた検査とでは、回路構成の違いによる動作の違いはあるが、検査内容および検査に要する時間は同じである。
【0093】
また、本実施形態において「機能検査」を行う場合、検査パターンについては従来の技術で説明した図23で示したものと同じものを使用する。また、タイミング発生の規定時間についても同様に、図24で示したものを使用する。
【0094】
ここで、従来の半導体検査装置で「機能検査」を行う場合、出力判定器508(図21参照)は、1ピリオド毎に、各検査回路の各出力信号検出器506B,506C(図21参照)で検出された信号と、パターン発生器502(図21参照)により与えられた各検査回路毎の各検査パターンとが、それぞれ一致しているかどうかを判定し、全て一致しているか否かで、「機能検査」がOKまたはNGと判定し、その判定結果を制御用コンピュータ501(図21参照)に伝えていた。
【0095】
制御用コンピュータ501(図21参照)は、その判定結果にしたがって、さらに検査を継続するか、検査を終了するかを決めていた。
【0096】
本実施形態においては、各検査回路103A〜103C毎に、論理比較器107A〜107Cが設けられており、各論理比較器107A〜107Cは、1ピリオド毎に各出力信号検出器106A〜106Cで検出された信号と、パターン発生器102により与えられた各検査回路103A〜103C毎の各検査パターンとが、それぞれ一致しているかどうかを判定し、その判定結果をそれぞれ、制御用コンピュータ101に出力する。
【0097】
つまり、制御用コンピュータ101は、各論理比較器107A〜107Cにより出力された結果が全て一致しているか否かで、「機能検査」がOKまたはNGと判断すると共に、OKの場合は検査を継続し、NGの場合は検査を終了する、という制御を行う。
【0098】
制御用コンピュータ101は、従来と比べた場合、各論理判定器107により出力された結果により、OKまたはNGの判定を行う、という動作が増えているが、これは制御用コンピュータ101の性能上、問題にはならない。
【0099】
最終的に、全てのピリオドにおいて結果がOKであれば、「機能検査」がPASSとなる。
【0100】
次に、「タイミング検査」を行う場合について説明する。
図2は出力信号Bおよび出力信号Cの変化点探索を示す図である。
【0101】
図2に示すように、本実施形態では、出力信号Bおよび出力信号Cがどの時点で変化しているかを調べるために、入力信号Aの変化点よりも後の時点の判定位置から、繰り返し出力信号Bについて判定を行い、かつ、出力信号Bの変化点よりも後の時点の判定位置から、繰り返し出力信号Bについて判定を行う。
【0102】
図2は、このような判定をそれぞれ、判定位置をずらしながら、出力信号および出力信号Cについて、それぞれ10回繰り返し、10回目で出力信号Bおよび出力信号Cが期待値に変化していることを示している。
【0103】
次に、図2で示した動作を行うための具体的な手順について説明する。
図3は出力信号Bおよび出力信号Cの変化点探索を行う際の検査パターンを示す図である。
【0104】
図3は「機能検査」の手順において説明した図23の第1ピリオドのみを示したものと同じものである。
【0105】
また、図4は出力信号Bおよび出力信号Cの変化点探索を行う際のタイミング発生の規定時間を示す図である。
【0106】
図4は「機能検査」の手順において説明した図24に相当するものであり、”b”および”c”の値を図2において示した判定位置毎に、大きくしていくものである。
【0107】
図3に示す検査パターンと図4に示すタイミング発生の規定時間により、繰り返し判定を行うことにより、出力信号Bおよび出力信号Cの変化点の探索を並行して行う。
【0108】
上記した手順で、出力信号B及び出力信号Cの変化点探索を行い、最後に、制御用コンピュータ101が、それぞれの結果をもとに演算を行い、遅延時間が求まり、規定遅延時間内かどうかが判定される。
【0109】
図5は第1の実施形態にかかる総検査時間を示す図である。
図5では、出力信号B及び出力信号Cの変化点探索にそれぞれ、10回の判定を必要とした例を示しているが、各変化点探索を並行して行うことにより、従来の場合と比べて、「タイミング検査」に要する時間が短くなっている。
【0110】
(第2の実施形態)
図6は本発明の第2の実施形態にかかる半導体検査装置の構成を示す図である。図1において示した第1の実施形態にかかる半導体検査装置の構成と異なる点は、検査回路1032A〜1032Cがそれぞれ、カウンタ111A〜111Cを備えている点、論理比較器107A〜107C(図1参照)に代えて、カウント機能付き論理比較器110A〜110Cを備えている点である。
【0111】
後述する、「機能検査」および「タイミング検査」の手順では、検査回路1032Aは入力信号発生回路、検査回路1032Bおよび1032Cは出力信号判定回路として使用する例で説明を行うため、図6では、動作に関係しない部分については点線で示している。
【0112】
図6に示す半導体検査装置について、具体的な動作を説明する。
まず、「機能検査」を行う場合について説明する。
【0113】
「機能検査」を行う場合、第1の実施形態にかかる半導体検査装置を用いた検査と、本実施形態にかかる半導体検査装置を用いた検査とでは、回路構成の違いによる動作の違いはあるが、検査内容および検査に要する時間は同じであるので、そのポイントのみ説明する。
【0114】
また、本実施形態においては、検査パターンについては従来の技術および第1の実施形態で説明した図23で示したものと同じものを使用する。また、タイミング発生の規定時間については、次に説明する図7で示すものを使用する。
【0115】
図7はタイミング発生の規定時間を示す図である。第1の実施形態で説明した図24との違いは、スタートa1、ステップ単位a2、ステップ数a3等が設定される点である。ここで、a1は判定開始位置、a2は判定位置をずらす際のずらし幅、a3は判定を行う回数である。
【0116】
これらは、後述する「タイミング検査」の際に重要となるものであり、1ピリオドの間に複数の判定位置で出力信号の判定を行うためのものである。
【0117】
ただし、「機能検査」を行う際は、スタートa、ステップ数1と設定され、1ピリオドに1回の判定を行うものであり、実質的に第1の実施形態で説明したものと同じ動作になる。
【0118】
次に、「タイミング検査」を行う際の動作について説明する。
図8は出力信号Bおよび出力信号Cの変化点探索を示す図である。
【0119】
図8に示すように、本実施形態では、出力信号Bおよび入力信号Cがどの時点で変化しているかを調べるために、入力信号Aの変化時点よりも後の時点の判定位置で繰り返し出力信号Bについて1ピリオドの期間に連続的に判定を行い、かつ、出力信号Bの変化時点よりも後の時点の判定位置で繰り返し出力信号Bについて1ピリオドの期間に連続的に判定を行う。
【0120】
次に、図8で示した動作を行うための具体的な手順について説明する。
図7に示したタイミング発生の規定時間において、ステップ単位b2、ステップ数b3の値等を設定し、カウンタ111Bおよび111C(図6参照)が1ピリオドに複数回、タイミング発生器104Bおよび104Cにタイミング信号を発生させるものである。
【0121】
図9は本実施形態にかかる変化点探索を行う際の検査パターンを示す図であり、マルチ出力ML、MHは、カウント機能付き論理比較器110Bおよび110C(図6参照)で1ピリオドの期間に複数回の判定を行うものであることを示す。
【0122】
図7に示すタイミング発生の規定時間と図9に示す検査パターンとにより、繰り返し判定を行うことにより、出力信号Bおよび出力信号Cの変化点の探索を1ピリオド期間内に並行して行う。
【0123】
図10は第2の実施形態にかかる総検査時間を示す図である。
図10は、1ピリオドの期間に複数回変化点検索を行い、出力信号Bおよび出力信号Cの変化点探索を1ピリオドの期間で完了することを示している。
【0124】
これにより、第1の実施形態に比べて、さらに「タイミング検査」に要する時間が短くなっている。
【0125】
なお、図10の点線部で示した部分は、本実施形態では説明していないが、第2ピリオド以降、第6ピリオドまで「タイミング検査」を行った場合に要する検査時間を示す。
【0126】
(第3の実施形態)
図11は本発明の第3の実施形態にかかる半導体検査装置の構成を示す図である。
【0127】
図6において示した第2の実施形態にかかる半導体検査装置1002の構成と異なる点は、検査回路1033A〜1033Cがそれぞれ、参照出力器112A〜112Cおよび参照入力器113A〜113Cを備えている点である。
【0128】
後述する、「機能検査」および「タイミング検査」の手順では、検査回路1033Aは入力信号発生回路、検査回路1033Bおよび1033Cは出力信号判定回路として使用する例で説明を行うため、図11では、動作に関係しない部分については点線で示すか、省略している。
【0129】
図11に示す半導体検査装置について、具体的な動作を説明する。
まず、「機能検査」を行う場合について説明する。
【0130】
「機能検査」を行う場合、第2の実施形態にかかる半導体検査装置を用いた検査と、本実施形態にかかる半導体検査装置を用いた検査とでは、回路構成の違いによる動作の違いはあるが、検査内容および検査に要する時間は同じであるので、そのポイントのみ説明する。
【0131】
また、本実施形態においては、検査パターンについては従来の技術、第1および第2の実施形態で説明した図23で示したものと同じものを使用する。
【0132】
また、タイミング発生の規定時間についても、第2の実施形態で説明した図7に記載したものと同じものを使用する。
【0133】
「機能検査」を行う際は、参照出力器112A〜112Cおよび参照入力器113A〜113Cは、動作させないため、実質的に第2の実施形態で説明したものと同じ動作になる。
【0134】
次に、「タイミング検査」を行う場合について説明する。
図12は出力信号Bの変化点探索および出力信号Cの遅延時間判定を示す図である。
【0135】
図12に示すように、本実施形態では、出力信号Bがどの時点で変化しているかを調べるために、入力信号Aの変化時点よりも後の時点の判定位置から繰り返し出力信号Bについて1ピリオドの期間に連続的に判定を行い、出力信号Bの変化点が探索できた時点で、あらかじめ定められた規定遅延時間後に、出力信号Cの判定を行うものである。
【0136】
次に、図12で示した動作を行うための具体的な手順について説明する。
図13は本実施形態にかかる変化点探索を行う際の検査パターンを示す図であり、ML、MHは複数回の判定を行うものであることを示し、P、Nは出力参照で判定を行うものであることを示す。
【0137】
図14は、本発明の第3の実施形態にかかるタイミング発生の規定時間を示す図であり、出力信号Bの変化点探索を複数回行うことを示している。
【0138】
図11を用いて説明すると、複数回の判定により探索された出力信号Bの変化点はカウント機能付き論理比較器110Bから参照出力器112Bに伝えられ、さらに、検査回路1033Cの参照入力器113Cおよびカウンタ111Cに伝えられ、タイミング発生器104Cが、規定遅延時間後にタイミング信号を出力する。
【0139】
図15は第3の実施形態にかかる総検査時間を示す図である。
図15は、1ピリオドの期間に複数回変化点検索を行い、出力信号Bの変化点探索を1ピリオドの期間の途中で完了し、その結果を基に、変化点探索時から規定遅延時間後に、出力信号Cの判定を行うことを示している。
【0140】
これにより、第1の実施形態に比べて、演算時間が不要になる分、さらに「タイミング検査」に要する時間が短くなっている。
【0141】
なお、図15の点線部で示した部分は、本実施形態では説明していないが、第2ピリオド以降、第6ピリオドまで「タイミング検査」を行った場合に要する検査時間を示す。
【0142】
(第4の実施形態)
第4の実施形態にかかる半導体検査方法および次に説明する第5の実施形態にかかる半導体検査方法は、いずれも第3の実施形態で説明した図11に示した半導体検査装置を用いて検査を行うものである。
【0143】
また、第3の実施形態との違いは、第3の実施形態で説明したものは、「機能検査」と「タイミング検査」を別々に行うものであるのに対し、第4および第5の実施形態にかかる半導体検査方法は、「機能検査」および「タイミング検査」を同時並行的に行うものである。
【0144】
具体的には、第3の実施形態においてタイミング検査の判定位置としていた位置を機能検査の判定位置とすることにより実現している。
【0145】
特に、第4の実施の形態にかかる半導体検査方法は、被検査対象となる半導体装置が、「機能検査」および「タイミング検査」の両方についてPASSしているか、否かについてのみ検査をする場合に有効である。つまり、検査結果がFAILとなる場合は、FAILの原因が「機能検査」によるものか、「タイミング検査」によるものかまでについては特定する必要がない場合に有効である。
【0146】
以下に、第4の実施の形態にかかる半導体検査方法について、具体的に説明する。
【0147】
図16は本実施形態にかかる検査パターンを示す図である。
また、本実施形態では、規定遅延時間は第3の実施形態で説明した図14で示したものと同じものを使う。
【0148】
図17は、図16に示した検査パターンおよび図14で示したタイミング発生の規定時間を用いて検査を行った場合の検査の具体例を示している。
【0149】
(a)良品の例の場合、出力信号CがすべてOKとなっている。
(b)機能不良品の場合、出力信号CでNGが発生している。
【0150】
また、(c)タイミング不良品の場合、出力信号CでNGが発生している。
先に説明したように、本実施形態にかかる検査方法では、(b)機能不良品と(c)タイミング不良品の区別までは行わないものである。
【0151】
次に説明する第5の実施形態にかかる検査方法では、これらの区別も行う。
(第5の実施形態)
第5の実施形態にかかる半導体検査方法は、「機能検査」および「タイミング検査」を同時並行的に行うものであり、かつ、検査結果がFAILとなる場合は、その原因が、「機能検査」によるものか、「タイミング検査」によるものかを特定するものである。
【0152】
具体的には、第4の実施形態においてタイミング検査および機能検査の判定位置としていた位置(図17に示す出力信号Cの判定位置)より後の位置についても判定を行うことにより実現している。
【0153】
以下に、第5の実施の形態にかかる半導体検査方法について、具体的に説明する。
【0154】
図18は本実施形態にかかる検査パターンを示す図である。
また、本実施形態では、規定遅延時間は図19に示すものを使う。
【0155】
図19は、本実施形態にかかるタイミング発生の規定時間を示す図であり、出力信号Bおよび出力信号Cに対して、それぞれ複数回の判定を行うことを示す。
【0156】
図20は、図18に示した検査パターンおよび図20で示した規定遅延時間を用いて検査を行った場合の具体例を示している。
【0157】
(a)良品の例の場合、および(b)機能不良品の場合は第4の実施形態に記載したものと性能上の差異はないが、(c)タイミング不良品の場合、複数回の判定を行っているため、機能的にはOKであることが確認できる。
【0158】
つまり、本実施形態によれば、同じ不良品であっても、その不良が機能不良であるか、タイミング不良であるかの判別が可能となる。
【0159】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、従来「機能検査」と比較して非常に長い検査時間を要していた「タイミング検査」の検査時間を短縮できる、という効果を奏するものである。
【0160】
さらにまた、本発明によれば、「機能検査」と「タイミング検査」とを同時並行的に行うことが可能となり、半導体装置の検査に要する時間を、大幅に減少させることができる、という効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる半導体検査装置の構成を示す図
【図2】本発明の第1の実施形態にかかる変化点探索を示す図
【図3】本発明の第1の実施形態にかかる検査パターンを示す図
【図4】本発明の第1の実施形態にかかるタイミング発生の規定時間を示す図
【図5】本発明の第1の実施形態にかかる半導体検査装置による総検査時間を示す図
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる半導体検査装置の構成を示す図
【図7】本発明の第2の実施形態にかかるタイミング発生の規定時間を示す図
【図8】本発明の第2の実施形態にかかる変化点探索を示す図
【図9】本発明の第2の実施形態にかかる検査パターンを示す図
【図10】本発明の第2の実施形態にかかる総検査時間を示す図
【図11】本発明の第3の実施形態にかかる半導体検査装置の構成を示す図
【図12】本発明の第3の実施形態にかかる遅延時間判定を示す図
【図13】本発明の第3の実施形態にかかる検査パターンを示す図
【図14】本発明の第3の実施形態にかかるタイミング発生の規定時間を示す図
【図15】本発明の第3の実施形態にかかる総検査時間を示す図
【図16】本発明の第4の実施形態にかかる検査パターンを示す図
【図17】本発明の第4の実施形態にかかる検査の具体例を示す図
【図18】本発明の第5の実施形態にかかる検査パターンを示す図
【図19】本発明の第5の実施形態にかかるタイミング発生の規定時間を示す図
【図20】本発明の第5の実施形態にかかる検査の具体例を示す図
【図21】従来の半導体検査装置の構成を示す図
【図22】被検査対象となる半導体装置の回路図の一例を示す図
【図23】検査パターンを示す図
【図24】タイミング発生の規定時間を示す図
【図25】「機能検査」がPASSとなる例を示す図
【図26】「機能検査」がFAILとなる例を示す図
【図27】「タイミング検査」がPASSとなる例を示す図
【図28】「タイミング検査」がFAILとなる例を示す図
【図29】出力信号Bに対する出力信号Cの遅延時間を示す図
【図30】出力信号Bの変化点探索を示す図
【図31】出力信号Bの変化点探索を行う際の検査パターンを示す図
【図32】出力信号Bの変化点探索を行う際のタイミング発生の規定時間を示す図
【図33】出力信号Cの変化点探索を行う際の検査パターンを示す図
【図34】出力信号Cの変化点探索を行う際のタイミング発生の規定時間を示す図
【図35】従来の半導体検査装置500による総検査時間を示す図
【符号の説明】
A 入力信号
B 出力信号
C 出力信号
T1 時間タイミング
t1 規定遅延時間
t2 遅延時間
100 半導体検査装置
101 制御用コンピュータ
102 パターン発生器
103A〜103C 検査回路
104A〜104C タイミング発生器
105A〜105C 入力信号発生器
106A〜106C 出力信号検出器
107A〜107C 論理比較器
108A〜108C 切り換えスイッチ
109 基準クロック発生器
110A〜110C カウント機能付き論理比較器
111A〜111C カウンタ
112A〜112C 参照出力器
113A〜113C 参照入力器
200 半導体装置
500 半導体検査装置
501 制御用コンピュータ
502 パターン発生器
503A〜503C 検査回路
504A〜504C タイミング発生器
505A〜505C 入力信号発生器
506A〜506C 出力信号検出器
507A〜507C 切り換えスイッチ
508 出力判定器
509 基準クロック発生器
600 第1のインバータ
601 第2のインバータ
1002 半導体検査装置
1003 半導体検査装置
1032A〜1032C 検査回路
1033A〜1033C 検査回路

Claims (9)

  1. タイミング発生の規定時間情報が記録されている制御用コンピュータと、
    前記制御用コンピュータからタイミング発生の指示を受け、前もって定められた入力信号値および出力期待値を出力するパターン発生器と、
    前記パターン発生器から出力される前記入力信号値を基に、基準クロックで調整された入力信号を生成して半導体装置へ送る入力信号発生部と、
    前記半導体装置からの出力信号と前記パターン発生器から送られた前記出力期待値とが一致するかどうか論理比較による判定を行ない、判定結果を前記制御用コンピュータへ送る複数の出力信号判定部と
    からなる半導体検査装置。
  2. 前記請求項1記載の半導体検査装置であって、
    前記制御用コンピュータ、前記入力信号発生部および前記出力信号判定部に対して基準クロックを供給する基準クロック発生器を有し、
    前記入力信号発生部は、前記基準クロックを基に、前記制御用コンピュータの指示を受けて第1のタイミング信号を発生する第1のタイミング発生器、及び、前記第1のタイミング信号に基づいて前記入力信号を発生する入力信号発生器、により構成され、
    前記複数の出力信号判定部はそれぞれ、前記基準クロックを基に、前記制御用コンピュータの指示を受けて第2のタイミング信号を発生する第2のタイミング発生器、前記第2のタイミング信号に基づいて前記出力信号の検出を行う出力信号検出器、及び、前記出力信号検出器で検出された信号と前記パターン発生器から出力された出力期待値信号とが一致するかの判定を行う論理比較器、により構成され、
    前記制御用コンピュータは、前記複数の出力信号判定部中の前記論理比較器から判定結果を受け取り、検査に合格するかどうかの判断を行う、
    半導体検査装置。
  3. 前記請求項1又は請求項2記載の半導体検査装置であって、
    前記入力信号発生部および前記出力信号判定部は、少なくとも3つの検査回路部として共通化され、スイッチによって切り替えることを特徴とし、
    前記検査回路部は、
    前記第1又は第2のタイミング信号を発生するタイミング発生器、前記入力信号検出器、前記出力信号検出器、前記論理比較器および前記スイッチからなる、
    半導体検査装置。
  4. 制御用コンピュータと、
    前記制御用コンピュータからの指示に基づいて、予め決められた、入力信号値および出力期待値からなる検査パターンを出力するパターン発生器と、
    前記入力信号値が入力され、被検査対象である半導体装置に対する入力信号が発生する入力信号発生部と、
    前記出力期待値および前記半導体装置からの出力信号が入力され、前記出力信号について判定を行う出力信号判定部と、
    前記制御用コンピュータ、前記入力信号発生部および前記出力信号判定部に対して基準クロックを供給する基準クロック発生器とからなる半導体検査装置であって、
    前記入力信号発生部は、
    前記基準クロックに基づいて、前記制御用コンピュータにより指示された時間毎にタイミング信号を発生する第1のタイミング発生器と、
    前記第1のタイミング発生器が発生するタイミング信号に基づいて、前記入力信号を発生する入力信号発生器とからなり、
    前記出力信号判定部は、
    前記制御用コンピュータにより指示される時間毎に制御信号を出力するカウンタと、
    前記基準クロックおよび前記制御信号に基づいて、タイミング信号を発生する第2のタイミング発生器と、
    前記第2のタイミング発生器が発生するタイミング信号に基づいて、前記出力信号の検出を行う出力信号検出器と、
    前記出力信号検出器で検出された信号と前記パターン発生器から出力された出力期待値とがどの時点で一致するかの判定を行うカウント機能付き論理比較器とからなることを特徴とする半導体検査装置。
  5. 請求項4に記載した半導体検査装置であって、
    前記第1のタイミング発生器と前記第2のタイミング発生器とを1つのタイミング発生器で共通化し、入力信号発生部または出力信号判定部としての切り換えは切り換えスイッチで行うことを特徴とする半導体検査装置。
  6. 制御用コンピュータと、
    前記制御用コンピュータからの指示に基づいて、予め決められた、入力信号値および出力期待値からなる検査パターンを出力するパターン発生器と、
    前記入力信号値が入力され、被検査対象である半導体装置に対する入力信号を発生する入力信号発生部と、
    前記出力期待値および前記半導体装置からの出力信号が入力され、前記出力信号について判定を行う出力信号判定部と、
    前記制御用コンピュータ、前記入力信号発生部および前記出力信号判定部に対して基準クロックを供給する基準クロック発生器とからなる半導体検査装置であって、
    前記入力信号発生部は、
    前記基準クロックに基づいて、前記制御用コンビュータにより指示された時間毎にタイミング信号を発生する第1のタイミング発生器と、
    前記第1のタイミング発生器が発生するタイミング信号に基づいて、前記入力信号を発生する入力信号発生器とからなり、
    前記出力信号判定部は、
    前記制御用コンピュータにより指示された時間毎に制御信号を出力するカウンタと、
    前記基準クロックおよび前記制御信号に基づいて、タイミング信号を発生する第2のタイミング発生器と
    前記第2のタイミング発生器が発生するタイミング信号に基づいて、出力信号の検出を行う出力信号検出器と、
    前記出力信号検出器で検出された信号と、前記パターン発生器から出力された前記出力期待値とがどの時点で一致するかどうかの判定を行うカウント機能付き論理比較器と、
    前記カウント機能付き論理比較器で判定された判定結果を他の検査回路に伝える参照出力器と、
    前記参照出力器の前記判定結果を前記カウンタに伝える参照入力器
    とからなることを特徴とする半導体検査装置。
  7. 請求項に記載した半導体検査装置であって、前記第1のタイミング発生器と前記第2のタイミング発生器とを1つのタイミング発生器で共通化し、入力信号発生部または出力信号判定部の切り換えは切り換えスイッチで行うことを特徴とする半導体検査装置。
  8. 請求項または請求項に記載した半導体検査装置を用いて検査を行う半導体検査方法であって、
    「機能検査」の判定位置を「タイミング検査」の判定位置と同じ位置にして1回判定することにより、「機能検査」と「タイミング検査」を同時並行的に行う半導体検査方法。
  9. 請求項に記載した半導体検査装置を用いて検査を行う半導体検査方法であって、
    「機能検査」の判定位置を「タイミング検査」の判定位置と同じ位置から複数回判定することにより「機能検査」と「タイミング検査」を同時並行的に行う半導体検査方法。
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