JP3613011B2 - ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクカートリッジのシャッタ部材を操作するシャッタ開閉機構を有するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、光ディスクや光磁気ディスク等の記録ディスクがカートリッジに回転可能に収納されて構成されたディスクカートリッジが提案されている。これらディスクカートリッジには、開口部が形成されており、この開口部を介して光学ピックアップ装置や磁気ヘッド装置が記録ディスクに対して臨むことが可能となり、情報信号の書き込み及び読み出しが可能となっている。
【0003】
ここで、これらディスクカートリッジにおける開口部は、カートリッジにスライド可能に取り付けられたシャッタ部材により開閉可能となされている。すなわち、ディスクカートリッジの非使用時においては、シャッタ部材が、開口部を閉蓋することにより、カートリッジ内への塵挨や手指の進入を防止し、ディスクカートリッジ使用時においては前述のように、シャッタ部材がスライドして開口部が形成される。
【0004】
そして、これら記録再生装置には、ディスクカートリッジのこの記録再生装置への挿入及び取り出しに応じてシャッタ部材を開閉操作するためのシャッタ開閉機構が設けられている。
このシャッタ開閉機構は、通常、カートリッジに対してシャッタ部材をスライドさせて開口部を開放させるシャッタ開放爪と、カートリッジに対してシャッタ部材をスライドさせて開口部を閉蓋させるシャッタ閉蓋爪とを有して構成されており、特に近年は、装置の小型、軽量化に対する要望が強く、シャッタ開閉機構についても簡単な構成で確実に機能が発揮できる高性能のものが求められているのが現状である。
【0005】
かかる状況の中、簡単な構成のシャッタ開閉機構の従来技術として特開平8−45159号公報が挙げられる。
以下、同公報に記載されたシャッタ開閉機構について説明する。
まず、同公報の図9はディスクが回転可能に収納されたカートリッジ105を示す。
【0006】
ここで、カートリッジ105は上面側の主面部に、ディスクの信号記録面の一部を外方に臨ませるための磁気ヘッド用開口部123を有しており、下面側の主面部の前記磁気ヘッド用開口部123に対向する位置に光学ピックアップ用開口部122を有している。この磁気ヘッド用開口部123及び上記光学ピックアップ用開口部122は、シャッタ部材106に依って開閉可能となされており、シャッタ部材106は、これら開口部123,122に対応した互いに平行に相対向された上側及び下側蓋板部と、これら各蓋板部の一端側同士間を連結する被支持板部とを有して、薄い金属板材料により、一体的に構成され、前記被支持板部を、カートリッジ105の一側部に前後方向に亘って形成されたガイド溝部107に沿って摺動可能に支持されている。
【0007】
また、同公報の図8において、回動部材10は、合成樹脂等で形成され、支持孔57を中心に反時計方向に付勢されている。その前端側にはカートリッジ105内方側に向けてシャッタ閉蓋爪60が、後端側にはカートリッジ105内方側に臨んだ回動操作片部61が一体的に設けられている。
次に、動作を説明する。
【0008】
まず、同公報の図7中矢印Bの方向にカートリッジ105が挿入操作された時、シャッタ閉蓋爪60は、カートリッジ105右側面のシャッタ部材106より離間した位置にある。さらにカートリッジ105が挿入されるとカートリッジ105が回動操作片部61に当接し、回動部材10は図8中矢印D方向に回動してシャッタ閉蓋爪60が閉蓋操作孔108に嵌入係合する。さらにカートリッジ105が挿入されるとシャッタ開放爪59が、シャッタ部材106の被支持板部の前端部に当接し、シャッタ部材106の移動を阻止するため、カートリッジ105の進入に伴って、開口部122,123が開放される。
【0009】
次に、カートリッジ105を装置から抜き取る時は、シャッタ閉蓋爪60と閉蓋操作孔108との係合により、シャッタ部材106の移動が阻止され、カートリッジ105を装置から抜き取るにともない、開口部122,123が閉蓋される。
さらにカートリッジ105が装置から抜き取られるに従い、開口部122,123が閉蓋されるタイミングで、カートリッジ105の回動操作片部61への当接が解除され、回動部材10は、付勢力により回動し、初期位置に復帰される。
【0010】
回動部材10が初期位置に復帰することにより、シャッタ閉蓋爪60と閉蓋操作孔108との係合も解除され、カートリッジ105を装置より抜き取ることが可能となる。
しかし、上記従来のシャッタ開閉機構においては、以下の課題があった。
まず、カートリッジを装置に挿入する時に、回動操作片部とカートリッジの当接により回動部材が付勢力に抗して回動するタイミングと、シャッタ閉蓋爪と閉蓋操作孔が対向するタイミングを比較すると、前者が後者よりも早い場合は、シャッタ部材の孔が無い部分にシャッタ閉蓋爪が当接してなお回動部材を無理に変形させようとすることから過大負荷がかかることになる。また、後者が前者よりも早い場合は、シャッタ開放爪の設置位置のばらつきにより、同様に回動部材を無理に変形させようとする過大負荷がかかることになる。
【0011】
カートリッジを装置から抜き取る時も同様で、回動操作片部とカートリッジの当接が解除されて回動部材が付勢力により元の位置に復帰するタイミングと、開口部が完全に閉蓋されるタイミングを比較すると、前者が後者よりも早い場合は、開口部が閉蓋されない状態でカートリッジが装置外に排出されることとなり、後者が前者よりも早い場合は、カートリッジが装置から取り出せなくなる。
【0012】
さらに、回動操作片部と当接して回動部材の回動動作を制御するのは、カートリッジ側面の直線形状部ではなく、カートリッジ角の円形形状部が支配的であり、この形状についてはカートリッジの規格で詳細に決まっておらず、製造メーカーによる寸法ばらつきが十分考えられる。つまり、使用するカートリッジによっては、上記課題が発生する可能性が十分考えられるのである。
【0013】
また、操作者による何らかの誤操作によってシャッタが少し開いた状態のままカートリッジを装置に挿入した場合、上記構成のシャッタ開閉機構では、過大負荷がかかり、スムーズに挿入操作が出来ないという課題があった。
そこで、本願発明は上記従来の課題を解決しようとするものであり、簡単な構成で安価に実現出来、信頼性が高く、しかも誤操作に対しても確実に動作するシャッタ開閉機構を備えたディスク装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願発明は、ローディングシャーシ上に一方向に付勢されて回動可能に設けられたシャッタ閉蓋部材とシャッタ開蓋部材を有し、シャッタ閉蓋部材及びその付勢手段の双方にシャッタ閉蓋部材の回動制御部を設け、カートリッジを装置に装着する際にはまず付勢手段上の回動制御部とカートリッジが、そしてシャッタ閉蓋部材上の回動制御部とカートリッジが当接することによりシャッタ部材の孔にシャッタ閉蓋部材が係合し、その後シャッタ開蓋部材がシャッタ部材を開蓋すること、としたものであり、構成が簡単で単純形状の部品とすることができる為、安価な材料が使用出来、信頼性が高く、しかも誤操作に対しても確実に動作する信頼性の高いシャッタ開閉機構を備えたディスク装置を提供することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
本願発明は、ディスク状記録媒体を収納し、シャッタ部材により開閉される開口部を有するカートリッジと、シャッタ開蓋部材と、回動軸を中心に付勢手段により一方向に付勢された状態で回動可能に設け、かつ一端に前記カートリッジと当接する第1の回動制御部を有すると共に、他端にシャッタ閉蓋爪を有するシャッタ閉蓋部材とを設け、カートリッジを挿入開口部から挿入移送して装着し、押し出し移送して挿入開口部から外部に取り出すようにし、かつ挿入開口部からのカートリッジの挿入移送に伴ってシャッタ部材がシャッタ開蓋部材に当接し、該当接状態でカートリッジが移送されシャッタ部材の移動が阻止されることによって開口部が開口されるディスク装置であって、付勢手段の一部に弾性変形可能でかつカートリッジと当接可能な第2の回動制御部を設け、カートリッジの挿入開口部からの挿入移送に伴って第2の回動制御部に前記カートリッジが当接することにより、付勢手段の反力によってシャッタ閉蓋部材が一方向とは反対方向へ回動し、その後第1の回動制御部にカートリッジが当接することによりシャッタ閉蓋部材が回動される構成とし、シャッタ閉蓋部材の回動によりシャッタ閉蓋爪がシャッタ部材に設けた孔に嵌入し、かつシャッタ閉蓋爪が孔に嵌入した状態でカートリッジを押し出し移送することにより開口部がシャッタ部材によって閉じられるように構成したものであり、かかる構成とすることにより、簡単な構成で、確実な動作を保証するシャッタ開閉機構を有するディスク装置を提供出来る。
【0016】
また、本願発明は、シャッタ閉蓋部材の一部にくびれ部を設けているため、誤って操作された場合でも部品の破損等が生じることがない。
さらに、シャッタ閉蓋爪の形状の特徴から、シャッタが開放された状態のカートリッジの挿入を防止出来る。
(実施の形態1)
以下、図面を用いて本願発明の実施の形態について説明する。
【0017】
図1は本願発明のディスク装置に装着されるディスクカートリッジの斜視図であり、図1に示すように、ディスク媒体を、カートリッジ105に回転可能に収納して構成されたものである。
ここでカートリッジ105は、上ハーフ及び下ハーフが突き合わせ結合されることにより、一辺の長さがディスク媒体の直径に略々対応した矩形状の主面部を有する薄い筐体状に構成されている。このカートリッジ105は、図1に示すように、上面側の主面部に、ディスク媒体の信号記録面の一部を外方に臨ませるための磁気ヘッド用開口部123を有している。この磁気ヘッド用開口部123は、上ハーフの主面部の略々中央部分より、この主面部の一側縁部近傍に亘って、長方形状に形成されている。また、このカートリッジ105は、下面側の主面部の上記磁気ヘッド用開口部123に対向する位置に光学ピックアップ用開口部122を有している。カートリッジ105は、ディスク装置に対して、図1中矢印Bで示すように、装置の前面から挿入されて装着される。以降、装置を基準としてカートリッジ105の挿入開口部のある側を前方、その反対側を後方と称する。
【0018】
また、カートリッジ105において、前記磁気ヘッド用開口部123及び前記光学ピックアップ用開口部122は、シャッタ部材106に依って開閉可能となされている。このシャッタ部材106は、これら開口部123,122に対応した互いに平行に相対向された上側及び下側蓋板部と、これら各蓋板部の一端側同士間を連結する被支持板部とを有して、薄い金属板材料又は樹脂材料により、一体的に構成されている。このシャッタ部材106は、上記被支持板部を、カートリッジ105の一側部に前後方向に亘って形成されたガイド溝部107に沿って摺動可能に支持されている。なお、このガイド溝部107は、カートリッジ105の挿入方向の前端面部にまで亘って形成され、この前端面部に対し開放されている。
【0019】
シャッタ部材106には、被支持板部の略々中央位置に、側方側に向けて、閉蓋操作孔108が開設されている。この閉蓋操作孔108は、ディスク装置においてシャッタ部材106を閉蓋操作するためのシャッタ閉蓋爪が嵌入係合するための透孔である。
カートリッジ105内には、前方側の一側側部分に位置して、図2に示すように、ロック部材125が配設されている。このロック部材125は、支軸部と、この支軸部より突出形成された支持腕部及びロック腕部とを有して、合成樹脂材料により、一体的に形成されている。このロック部材125は、上記支軸部を、カートリッジ105内の嵌合凹部に嵌合させて配設されている。そして、このロック部材125は、上記支持腕部をカートリッジ105内に突設された壁部に当接させて上記支軸部回りの回動を阻止された状態で、上記ロック腕部を上記ガイド溝部107内に内側側より臨ませている。このロック腕部は、上記ロック部材125の弾性力により、外方側に弾性付勢されている。
【0020】
前記ロック腕部は、シャッタ部材106が閉蓋位置にあるときに、このシャッタ部材106に係合し、シャッタ部材106の移動を阻止する。
また、ロック腕部は、ロック部材125の弾性力に抗して内方側に変位されると、上記シャッタ部材106への係合を解除し、シャッタ部材106が後方側へ移動することが可能となる。また、ロック腕部は、シャッタ部材106が閉蓋位置に戻ると、付勢力により、シャッタ部材106に係合する。
【0021】
また図2においてカートリッジ105は左側側面に係止部126を有し、ローディング時に引き込み部材と係合することによって、装置内部に挿入されることが可能となっている。
図3はカートリッジ105の排出位置における主要構成部材を示す斜視図、図4乃至6は、カートリッジ105が排出位置から演奏位置まで移動する途中経過での主要構成部材を示す平面図であり、図7はシャッタクローザ及びシャッタクローザばねの構成をしめす平面図である。
【0022】
図7において、シャッタクローザ1は図示しないローディングシャーシ上に設けられたボスを中心に回動自在に設けられ、図7に示すようにクローザ爪11及び回動制御部13が設けられている。クローザ爪11はその一端を傾斜部12、他端を防護壁16としている。
シャッタクローザばね2はシャッタクローザ1の回動中心となるボスの周りに装着されており、その一端がローディングシャーシ上に設けられた係止部101に係止され、他端は折り曲げ部21を経て長孔14に係止されており、シャッタクローザ1を反時計方向に付勢し、ローディングシャーシ上のストッパー102で止められている。さらにシャッタクローザばね2は、シャッタクローザ1上のボス15にも係止されているため、折り曲げ部21に外力が加われば時計方向に回動し、この場合、ばね係止ボス15とシャッタクローザばね2の接点からの反力によって、時計方向の付勢力を得る。尚、シャッタクローザばね2は線ばねで構成されており、板ばねに比べて安価であり表面硬度も高く摩耗に強いという特徴がある上に、摩擦係数も低いため、板ばねでよく使用される潤滑性向上のための表面コーティング処理が不要である。
【0023】
シャッタオープナ3は、シャッタクローザ1に覆い被さるようにローディングシャーシ上に固定され、その上には第1受動ローラ5を回転自在に設けている。また、ローディングシャーシ上にはシャッタクローザ1の前方側に第2受動ローラ4が回転自在に設けられている。
カートリッジ105の左側については、引き込みラック7がローディングシャーシ上で前後方向に摺動可能に設けられており、図示しない駆動手段により駆動される。引き込みラック7上には、引き込みアーム6がアーム戻しばね8により、図4において反時計方向に付勢されている。また、引き込みアーム6の端部には引き込み爪61が設けられており、カートリッジ105左側の係止部126に係合することによりカートリッジ105を確実に装置内に引き込む構成となっている。
【0024】
さらに引き込み爪61の近傍にはカートリッジ押さえ部62を有しており、ローディング途中においてカートリッジ105を装置右側、即ちシャッタ部材側に付勢する役割を果たしている。
また図3に示すように、引き込みアーム6上にはボス63が設けられ、ローディングシャーシ上の部材に設けられたカム溝91によって制御される。尚、当該部材については複雑となるのをさけるため、カム溝91のみを図示し、その輪郭形状は示していない。
【0025】
次に、動作について説明する。
まず、図4のカートリッジ105の排出位置において、引き込みアーム6はカム溝91の制御によりアーム戻しばね8の付勢力に抗して時計方向に回転した状態、つまり、引き込み爪61がカートリッジ105の左外側に待避した状態となっている。また、シャッタクローザ1は反時計方向に付勢されており、クローザ爪11がカートリッジ105の右外側に待避した状態となっている。
【0026】
ここで、カートリッジ105が挿入されると、図4においてカートリッジ105の進行方向前方の外側面に押圧されて引き込みアーム6が引き込みラック7とともに装置後方に移動しながらカム溝91の制御により反時計方向に回動し、引き込み爪61とカートリッジ105の係止部126が係合する(図5参照)。この時、図示しない駆動手段のスイッチが入り、以降の動作は駆動手段により引き込み爪61を介してカートリッジ105が装置後方に駆動されることとなる。
【0027】
またこの時、引き込みアーム6はアーム戻しばね8により反時計方向に付勢されているため、カートリッジ105はカートリッジ押さえ部62によって装置右方向に付勢されるが、カートリッジ105の右側面は第2受動ローラ4と当接しており、第2受動ローラ4はカートリッジ105の動きと連動して回転し、カートリッジ105はスムーズに装置後方へ移送される。かかる構成により、カートリッジ105が装置に対して片寄せ付勢され、シャッタ部材の通過位置が安定し、シャッタ開閉機構が誤動作することなく確実にローディング動作がなされるものである。ここで、引き込みアーム6上のボス63はカム溝91のどちらの壁面にも当接していない状態となっている。またこの時、シャッタオープナ3はカートリッジ105右側面のガイド溝部107の内部に入り込んだ状態となっている。
【0028】
カートリッジ105がさらに装置後方へ移送されると、シャッタオープナ3がガイド溝部107内に内側より臨ませて構成されるロック部材125のロック腕部に当接し、その付勢力に抗してロック腕部はカートリッジ105内側に向けて弾性変形し、シャッタ部材106のロックが解除される。次にシャッタオープナ3はシャッタ部材106の被支持板部に当接し、カートリッジ105がさらに装置後方へ移送されてもシャッタ部材106は移動を阻止されるため、開口部122,123が開放される。開口部122,123の開放動作の開始状態を図5に示す。
【0029】
さらにカートリッジ105が装置後方に移送されると、カートリッジ105の進行方向先端右側とシャッタクローザばね2の折り曲げ部21とが当接を開始し、シャッタクローザ1はシャッタクローザばね2の付勢力に抗して時計方向に回動を開始し、シャッタクローザ1のクローザ爪11がシャッタ部材106上の閉蓋操作孔108に嵌入を開始する。この時、シャッタクローザ1は、通常はばね係止孔14にシャッタクローザばね2が図7に示したように係止していることにより反時計方向に付勢されているのに対し、折り曲げ部21にカートリッジ105が当接した場合には、ばね係止ボス15とシャッタクローザばね2との接点において、シャッタクローザばね2からの反力としての時計方向のモーメントを受ける為、折り曲げ部21と一体的に回動を行うものである。
【0030】
この時、もし誤って、シャッタ部材106が完全に開放しきった状態のカートリッジ105が装着されようとすれば、クローザ爪11の装置前面の防護壁16が、シャッタクローザ1の回動軌跡に沿った形状となっているため、図10に示すごとく、シャッタ部材106と防護壁16がひっかかり、装着できない構成となっている。ここで、図10の前面パネル位置からもわかるように、シャッタ部材106と防護壁16がひっかかるのはカートリッジ105が完全に装置内部に入ってからであり、操作者の強制的な挿入力による破壊を防止することが出来る。尚、装置内部の駆動手段の駆動力程度では、シャッタクローザをはじめとする各部材は破壊しないだけの強度が確保されている。
【0031】
ここで、前述したシャッタオープナ3とシャッタ部材106の被支持板部との当接のタイミングよりカートリッジ105と折り曲げ部21とが当接するタイミングが早い場合は、閉蓋操作孔108がクローザ爪11と対面する位置まで移動しないうちにクローザ爪11がシャッタ部材106に当接し、なおもシャッタクローザ1を時計方向に回動しようとするが、このような場合はシャッタクローザばね2がたわむことによりばらつきを吸収することができる。そしてカートリッジ105が回動制御部13に当接するまでには確実にクローザ爪11の閉蓋操作孔108への嵌入が完了する。
【0032】
その後、カートリッジ105はさらに装置後方へ移送され、その側面が回動制御部13に当接することにより、クローザ爪11が確実に閉蓋操作孔108へ嵌入した状態を確保しつつ、カートリッジ105の左側からのカートリッジ押さえ部62の付勢力に対して、右側の第1受動ローラ5及び第2受動ローラ4によりガイドされ、過大な負荷なくスムーズに進入を続け、カートリッジ105が演奏位置に達した時は開口部122,123が完全に開放された状態となる。これを図6に示す。
【0033】
尚、上記挿入操作の中で、誤操作により、シャッタ部材106が少し開いた状態、つまり開口部123,122が開いた状態でカートリッジ105が挿入された場合、クローザ爪11が閉蓋操作孔108に嵌入していない状態のままでカートリッジ105が回動制御部13と当接することになるが、かかる場合、図7のようにシャッタクローザ1にくびれ部17を設けているため、図9に示すようにシャッタクローザ1自身が弾性変形し、部品が破損することもない。
【0034】
次に、カートリッジ105取り出し時の動作について説明する。
まず、取り出しボタンが押されることにより、図示しない駆動手段が引き込みラック7を装置前方に移送を開始し、引き込みアーム6を介してカートリッジ105は演奏位置から装置前方に向けて移送される。この時、クローザ爪11は閉蓋操作孔108に嵌入した状態であり、回動制御部13がカートリッジ105と係合しているため、シャッタクローザ11は回動できず、カートリッジ105は移送されてもシャッタ部材106は移送を阻止される。
【0035】
続いてカートリッジ105が装置前方に移送されると、シャッタクローザ1上の回動制御部13とカートリッジ105の当接が解除される。この時、シャッタクローザばね2の折り曲げ部21とカートリッジ105とはまだ当接しているため、クローザ爪11は閉蓋操作孔108に嵌入した状態のままである。
さらにカートリッジ105が装置前方に移送され、開口部123,122が完全に閉じた状態になるのと相前後して、シャッタオープナ3とロック部材125の当接は解除され、ロック腕部は自身の弾性力により元の位置に戻り、シャッタ部材106は再びロックされる。
【0036】
次に、シャッタクローザばね2の折り曲げ部21とカートリッジ105との当接は解除され、シャッタクローザ1は付勢力に従い、反時計方向に回動し、クローザ爪11はカートリッジ105の側面外側まで待避する。
尚、ここで、折り曲げ部21とカートリッジ105との当接の解除については、折り曲げ部21の傾斜部とカートリッジ105の円形状角部の当接状態が、カートリッジ105の移動に伴い連続的に変化するものであり、カートリッジ105の装置前方への移送に伴い、シャッタクローザ1は徐徐に反時計方向への回動を行い、クローザ爪11は閉蓋操作孔108への嵌入位置からカートリッジ105外側の待避位置まで移動する。
【0037】
従って、開口部123,122が完全に閉じた時点で、クローザ爪11の閉蓋操作孔108への嵌入度合いは、各部材の寸法ばらつきやカートリッジ105角部の形状の差違により異なる。この嵌入度合いが小さい場合、カートリッジ105はスムーズに装置前方へ移送され、また嵌入度合いが大きい場合でも、クローザ爪11には傾斜部12が設けてあるため、カートリッジ105が装置前方へ移送されるのに伴い、シャッタクローザばね2をたわませながらシャッタクローザ1は反時計方向に回動し、クローザ爪11は閉蓋操作孔108から待避する。
【0038】
その後、カートリッジ105は引き込みアーム6によってさらに装置前方へ移送され、排出位置近傍まで移送された時点で引き込みアーム6がボス63を介してカム溝91により時計方向に回動制御されることにより、引き込み爪61とカートリッジ105左側面の係止部126との係合が解除され、カートリッジ押し出し部64によりさらに装置全面に押し出され、装置外部に取り出し可能となる。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2について説明する。
【0039】
図8は本実施の形態におけるシャッタクローザ1及びシャッタクローザばね2の構成をしめす平面図である。
実施の形態1との相違点は、クローザ爪11がシャッタクローザばね2の折り曲げで構成されている点及び、シャッタクローザばね2に第2の回動制御部としての折り曲げ部21が構成されていない点である。
【0040】
以下、本実施の形態について、その動作を説明する。
シャッタオープナ3が、シャッタ部材106のロックを解除するところまでは実施の形態1と同様である。
さらにカートリッジ105が装置後方に移送されると、カートリッジ105の進行方向先端右側と回動制御部13が当接することにより、シャッタクローザ1はシャッタクローザばね2の付勢力に抗して時計方向に回動を開始し、シャッタクローザ1のクローザ爪11がシャッタ部材106に当接を開始し、カートリッジ105がさらに装置後方に進入するに伴いシャッタクローザ1はさらに時計方向に回動され、シャッタクローザばね2は弾性変形し、閉蓋操作孔108がクローザ爪11に相対する位置まで来たときにクローザ爪11は閉蓋操作孔108に嵌入する。
【0041】
その後、カートリッジ105はさらに装置後方へ移送され、実施の形態1と同様、カートリッジ105の左側からのカートリッジ押さえ部62の付勢力に対して、右側の第1受動ローラ5及び第2受動ローラ4によりガイドされ、過大な負荷なくスムーズに進入を続け、カートリッジ105が演奏位置に達した時は開口部122,123が完全に開放された状態となる。
【0042】
尚、上記挿入操作の中で、誤操作により、シャッタ部材106が少し開いた状態、つまり開口部123,122が開いた状態でカートリッジ105が挿入された場合、クローザ爪11が閉蓋操作孔108に嵌入していない状態のままでカートリッジ105が回動制御部13と当接することになるが、かかる場合、シャッタクローザばね2が大きく弾性変形し、部品が破損することもない。
【0043】
次に、カートリッジ105取り出し時の動作について説明する。
まず、取り出しボタンが押されることにより、カートリッジ105が装置前方に移送され、シャッタクローザ1上の回動制御部13とカートリッジ105の当接が解除し始める時までは実施の形態1と同様である。
この時、シャッタクローザばね2上のクローザ爪11は閉蓋操作孔108に嵌入した状態のままであり、さらにカートリッジ105が装置前方に移送されることにより、開口部123,122が完全に閉じた状態になると、閉蓋操作孔108がカートリッジ105とともに装置前方に移動するが、クローザ爪11には傾斜部12が設けてあるため、シャッタクローザばね2をたわませながらクローザ爪11は閉蓋操作孔108から待避してゆく。
【0044】
開口部123,122が完全に閉じた状態になるのと相前後して、シャッタオープナ3とロック部材125の当接は解除され、シャッタ部材106は再びロックされる。
その後、カートリッジ105は引き込みアーム6によってさらに装置前方へ移送され、排出位置近傍まで移送された時点で引き込みアーム6がボス63を介してカム溝91により時計方向に回動制御されることにより、引き込み爪61とカートリッジ105左側面の係止部126との係合が解除され、カートリッジ押し出し部64によりさらに装置全面に押し出され、装置外部に取り出し可能となる。
【0045】
以上のように、本実施の形態においては、カートリッジ105の閉蓋操作孔108に嵌入するクローザ爪11が線ばねによって形成されているため、耐摩耗性、摺動性に優れ、金属等で構成されるシャッタ部材106に仮にバリや傷等が発生していてもそれに抗することができ、クローザ爪に傷が生じることもなく、性能を確保出来る。
【0046】
【発明の効果】
本発明のディスク装置によれば、カートリッジ挿入時、シャッタ閉蓋部材が回動制御部とカートリッジの当接により回動するタイミングの方が、シャッタ閉蓋爪と閉蓋操作孔が対向するタイミングより早い場合に、シャッタ部材の閉蓋操作孔が無い部分にシャッタ閉蓋爪が当接しても、第2の回動制御部が弾性変形することによりシャッタ閉蓋部材を無理に変形させようとするような過大負荷がかかることが無く、誤動作を防止できる。そしてカートリッジが第1の回動制御部に当接するまでにはシャッタ閉蓋爪の閉蓋操作孔への嵌入が完了し、確実な操作が行われる。
また、カートリッジ抜き取り時、第1の回動制御部とカートリッジの当接が解除されるタイミングの方が、開口部が完全に閉蓋されるタイミングより早い場合でも、第2の回動制御部がカートリッジと当接していることにより完全に閉蓋が完了し、開口部が閉蓋されない状態のままカートリッジが装置外に排出されるというようなことも防止できる。
さらに、シャッタ部材が少し開いた状態でカートリッジが装置に挿入された場合でも、第2の回動制御部やシャッタ閉蓋部材のくびれ部が弾性変形するので各部に過大負荷がかかることも無く、スムーズに挿入操作ができる
以上のように、本発明のディスク装置によれば、ディスクカートリッジのシャッタ開閉機構に関して、簡単な構成で安価に実現出来、信頼性が高く、しかも誤操作に対しても確実に動作するシャッタ開閉機構を備えたディスク装置を提供することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートリッジ斜視図
【図2】カートリッジ平面図
【図3】本発明の主要構成部材を示す斜視図
【図4】カートリッジ排出位置における本発明の主要構成部材を示す平面図
【図5】シャッタ開閉動作開始位置における本発明の主要構成部材を示す平面図
【図6】カートリッジ演奏位置における本発明の主要構成部材を示す平面図
【図7】本発明の1実施例におけるシャッタクローザユニットの構成を示す平面図
【図8】本発明の他の実施例におけるシャッタクローザユニットの構成を示す平面図
【図9】誤操作時における本発明のシャッタクローザのたわみを示す平面図
【図10】誤操作時における本発明のシャッタクローザの機能を示す平面図
【符号の説明】
1 シャッタクローザ
2 シャッタクローザばね
3 シャッタオープナ
4 第2受動ローラ
5 第1受動ローラ
6 引き込みアーム
7 引き込みラック
8 アーム戻しばね
11 クローザ爪
12 傾斜部
13 回動制御部
15 ばね係止ボス
21 折り曲げ部
61 引き込み爪
62 カートリッジ押さえ部
63 ボス
64 カートリッジ押し出し部
105 カートリッジ
106 シャッタ部材
107 ガイド溝部
108 閉蓋操作孔
125 ロック部材
126 係止部

Claims (6)

  1. ディスク状記録媒体を収納し、シャッタ部材により開閉される開口部を有するカートリッジと、シャッタ開蓋部材と、回動軸を中心に付勢手段により一方向に付勢された状態で回動可能に設け、かつ一端に前記カートリッジと当接する第1の回動制御部を有すると共に、他端にシャッタ閉蓋爪を有するシャッタ閉蓋部材とを設け、前記カートリッジを挿入開口部から挿入移送して装着し、押し出し移送して前記挿入開口部から外部に取り出すようにし、かつ前記挿入開口部からの前記カートリッジの挿入移送に伴って前記シャッタ部材が前記シャッタ開蓋部材に当接し、該当接状態で前記カートリッジが移送され前記シャッタ部材の移動が阻止されることによって前記開口部が開口されるディスク装置であって、前記付勢手段の一部に弾性変形可能でかつ前記カートリッジと当接可能な第2の回動制御部を設け、前記カートリッジの前記挿入開口部からの挿入移送に伴って前記第2の回動制御部に前記カートリッジが当接することにより、前記付勢手段の反力によって前記シャッタ閉蓋部材が前記一方向とは反対方向へ回動し、その後前記第1の回動制御部に前記カートリッジが当接することにより前記シャッタ閉蓋部材が回動される構成とし、前記シャッタ閉蓋部材の回動により前記シャッタ閉蓋爪が前記シャッタ部材に設けた孔に嵌入し、かつ前記シャッタ閉蓋爪が前記孔に嵌入した状態で前記カートリッジを押し出し移送することにより前記開口部が前記シャッタ部材によって閉じられるように構成したことを特徴とするディスク装置。
  2. シャッタ閉蓋部材は第1の回制御部の近傍においてくびれ部を有することを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  3. シャッタ閉蓋爪はその装置前面側において、シャッタ閉蓋部材の回動軌跡に対して略接線方向の輪郭をなすことを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  4. 付勢手段はシャッタ閉蓋部材に係着されており、第2の回動制御部は弾性変形可能な梁構造をなすことを特徴とする請求項1乃至3記載のディスク装置。
  5. 付勢手段は線ばねで構成されることを特徴とする請求項1乃至4記載のディスク装置。
  6. カートリッジを装置に装着する間に前記カートリッジをシャッタ部材側に付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1乃至5記載のディスク装置。
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