JP3612756B2 - 画像入出力装置の操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複写機,ファクシミリ装置、プリンタ装置、スキャナ装置、あるいはそれらの複合装置などの画像入出力装置を操作する操作装置に関し、特に、そのユーザ・インタフェースを改良し、利用者が操作時間を短縮し、利用者が学習負担を軽減できるユーザ・インタフェース技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機,ファクシミリ装置などの事務機器が使用されるようになってから久しい。その後、事務機器として、ワードプロセッサ,パーソナルコンピュータ,ワークステーションなどのコンピュータ機器が数多く使用されるようになってきている。このようなコンピュータ機器が利用されるようになると、従来の紙に書かれたり印刷されて流通する情報に、電気的な信号として流通する情報が加わり、両者が混在するようになってきている。
【0003】
更に、コンピュータ機器と事務機器とがLAN(Local Area Network)などで電気的にネットワーク接続され、例えば、利用者の手もとにあるコンピュータ機器から、複写機,ファクシミリ装置などの事務機器を操作し、利用できるようになってきている。このため、事務機器を使用する場合、従来のように機器の前に移動して機器の操作パネルのボタンを直接に押す操作方法に加えて、事務機器と接続されたコンピュータ機器によって操作する方法が加わり、2種類の操作方法が混在するようになってきている。
【0004】
また、複写機,ファクシミリ装置などの事務機器は、多機能化が進んでおり、所望の機能を選択し、そのパラメータを指示するために必要なボタンの数は必然的に増加している。しかし、これらの機器に装備できるボタンの数は物理的に限られるため、複数のボタンを特定の順番で押すことにより、多数の機能やパラメータを選択できる操作方法が利用される。
【0005】
一方、コンピュータ機器の操作方法と事務機器の操作方法とは多くの点で異なり、コンピュータ機器の操作はより難しい。これは、1つの要因として、事務機器に備えられたボタンの多くが、機能操作のための専用ボタンであるのに対し、コンピュータ機器に備えられた操作ボタンは、キーボードの英数ボタン、機能ボタンなどの汎用ボタンであり、常に、1つの機能のためのボタンでないためである。
【0006】
そこで、利用者の利便性を考慮し、例えば、コンピュータ機器の表示画面上において、複写機などの事務機器の操作パネルを仮想的に再現して構成し、あたかも事務機器の操作パネルのボタンを操作しているような感覚で、事務機器の操作をコンピュータ機器の操作によって容易に操作するシステムが提案されている。
【0007】
このようなシステムにおいては、例えば、複写機の原稿台に原稿をセットする代わりに、コンピュータ機器に記録された原稿に相当するファイルを指定し、また、複写機の操作パネルのボタンを押す代わりに、コンピュータ機器に再現された仮想的な操作パネルのボタンを、マウスやキーボードによって指示することにより押す。ただし、この場合も、事務機器の操作パネルを操作する場合と同様であり、複数のボタンを特定の順番で押すことにより、機能を選択し、パラメータを指定する。
【0008】
また、このようなコンピュータ機器または事務機器の操作方法を簡易に行うようにする技術としては、例えば、特開平5−334029号公報に記載されている「電子機器」の技術が参照できる。この技術によると、例えば、ヘルプキーを操作した時に、そのとき、選択実行しているモードに対応したヘルプ画面が表示画面に直接表示され、目標とする機能のヘルプ画面を得るのに操作の煩わしさがない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、事務機器の多機能化が進むにつれて、機能ボタンの操作が複雑となり、利用者が望む機能の選択やパラメータの指定が簡易に行えないという問題が生じている。つまり、操作ボタンの数が多すぎて、利用者が必要とするボタンを探すことが難しくなっており、また、異なる事務機器の間で、ほぼ同一の機能でありながら、異なる名前が付けられているボタンがあるため、ある事務機器の操作に精通したとしても、他の同様の事務機器において適切なボタンを探すことは容易ではない。
【0010】
複数のボタンを特定の順番で押す操作方法では、利用者がそれらの順番を覚えておく必要があるため、また、ボタンの操作順番を思い出したり、その見当をつける助けのために、操作ボタンには名前が付けられる。その場合、各操作ボタンの名前は、例えば、ボタンの操作の順番に従って、包括概念の抽象的な名前のボタンから次第に具体的な名前のボタンへと進むように付けられている。つまり、初期の操作で、押されるボタンには、そのボタンの操作から始まる操作により、指定できる全ての機能を包括的に意味するように、包括的な概念の名前が付けられるため、必然的に抽象的な名前のボタンとなる。
【0011】
しかし、利用者は、所望する機能によって、具体的な項目に関心があることが多く、抽象的な名前のボタンは、順番を思い出したり見当をつける助けにならないばかりでなく、このボタンを初めの方に押さなければならないので、正しい順番で押すことの妨げになる場合もある。
【0012】
また、複数のボタンを特定の順番で押す方法によれば、利用者が以前に行ったことのある操作と同じ操作を行う場合でも、以前と同じだけの手間をかけて複数のボタンを押す必要がある。これに対しては、一連のボタン操作を利用者が登録できる登録機能を含む構成の事務機器も開発されているが、利用者にとっては、一連のボタン操作を登録するための操作が複雑であり、せっかくの登録機能も十分に利用されていない。
【0013】
コンピュータ機器の表示画面上に、複写機などの事務機器の操作パネルを仮想的に再現する方法は、多機能化が進む事務機器の操作に関する前述の問題まで全てを継承してしまう。つまり、事務機器の操作パネルの機能を忠実に再現すればするほど、機能の選択やパラメータの指定の困難さという問題が同様に生じる。逆に、コンピュータ機器から利用できる事務機器の機能を制限し、機能の選択やパラメータの指定を簡便にすることも考えられるが、この方法は次のような2つの点で問題がある。一つ目の問題は、コンピュータ機器からでは利用できない機能があるという問題であり、2つ目の問題は、同じ事務機器を操作するのに、機器の前で直接操作する場合と、コンピュータ機器から操作する場合とで、操作方法が異なり、複数の操作方法を覚えていなければならないという問題である。
【0014】
また、コンピュータ機器を利用する場合は、事務機器を直接利用する場合に比べ、操作に関する知識が利用者の間に広まりにくいという問題もある。すなわち、従来の事務機器が使用される態様では、複数の利用者で共有して使用される態様が多く、ある利用者が事務機器の前で、操作がわからず、手間取っているような場合でも、知識を持つ他の利用者がそのことに気づき、その場で操作方法を教えることも可能であったが、しかし、基本的に個人で占有することの多いコンピュータ機器を通して、事務機器を自席で操作する場合には、他の利用者から知識を教えてもらう機会が少なくなるという問題である。
【0015】
利用者は、自身の備忘録として、あるいは他の利用者の参考のために、業務で利用する上で獲得した操作に関する知識およびヒントなどを、取扱い説明書等に書き込むことが行われているが、しかし、コンピュータ機器を通して事務機器を自席で操作する場合には、せっかく備忘録あるいは参考のために残された記述が、有効に機能しないという問題もある。
【0016】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、複写機,ファクシミリ装置、プリンタ装置、スキャナ装置、あるいはそれらの複合装置などの画像入出力装置を操作する操作装置のユーザ・インタフェースを改良し、利用者が操作時間を短縮でき、利用者が学習負担を軽減できる画像入出力装置の操作装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するため、本発明の第1の特徴とする画像入出力装置の操作装置は、画像入出力装置における状態情報表示装置と同じ表示形態により状態情報を表示する状態情報表示部と、前記画像入出力装置における操作情報入力装置と同じ表示形態の操作情報入力画面を表示して入力操作を行える操作情報入力部とを有する情報端末装置が前記画像入出力装置に接続されて、当該情報端末装置により画像入出力装置を操作する操作装置において、前記操作情報入力画面を階層構造を持つ操作画面群として保持し、前記操作情報入力部により利用者が入力する文字列に対応する文字情報を持つ操作画面を前記操作画面群から検索し、階層構造を辿れる状態で前記状態情報表示部に検索された操作画面を表示する登録検索手段と、前記登録検索手段により表示された操作画面に応じて、前記操作情報入力部から利用者が入力する操作情報を前記画像入出力装置に伝達する伝達手段とを備える画像入出力装置の操作装置であって、前記登録検索手段は、表示された操作画面に対して利用者独自のキーワード及びメモ情報のうち少なくとも一方を含む付加情報を付加する付加情報編集手段を有することを特徴とする。
【0018】
また、本発明の第2の特徴とする画像入出力装置の操作装置においては、前記登録検索手段が、検索された操作画面の名前を複数表示する候補表示手段と、表示された操作画面の名前から利用者が一つの操作画面を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
【0019】
また、本発明の第3の特徴とする画像入出力装置の操作装置においては、前記登録検索手段が、過去に入力された文字列と検索された操作画面の名前の組を表示する履歴表示手段と、表示された操作画面の名前から利用者が一つの操作画面を選択する選択手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
【作用】
本発明の画像入出力装置の操作装置は、画像入出力装置における状態情報表示装置と同じ表示形態により状態情報を表示する状態情報表示部と、前記画像入出力装置における操作情報入力装置と同じ表示形態の操作情報入力画面を表示して入力操作を行える操作情報入力部とを有し、前記画像入出力装置に接続された情報端末装置に構成される。
【0021】
本発明の第1の特徴とする画像入出力装置の操作装置において、登録検索手段が、前記操作情報入力画面を階層構造を持つ操作画面群として保持し、前記操作情報入力部により利用者が入力する文字列に対応する文字情報を持つ操作画面を前記操作画面群から検索し、階層構造を辿れる状態で前記状態情報表示部に検索された操作画面を表示すると、伝達手段が、前記登録検索手段により表示された操作画面に応じて、前記操作情報入力部から利用者が入力する操作情報を前記画像入出力装置に伝達する。その場合に、操作画面の検索操作やパラメータの設定が容易に行えるようにするため、検索された操作画面に対して、更に利用者の独自のキーワードや、利用者の忘備録としてメモ情報などの付加情報を付加できるように、前記登録検索手段は、付加情報編集手段を有しており、この付加情報編集手段が、表示された操作画面に対して利用者独自のキーワード及びメモ情報の内少なくとも一方を含む付加情報を付加するように作用する。
【0022】
また、本発明の第2の特徴とする画像入出力装置の操作装置においては、前記登録検索手段に、候補表示手段と選択手段とが備えられ、候補表示手段が、検索された操作画面の名前を複数表示すると、選択手段により、表示された操作画面の名前から利用者が一つの操作画面を選択する。
【0023】
本発明の第3の特徴とする画像入出力装置の操作装置においては、前記登録検索手段に履歴表示手段と選択手段とが備えられ、履歴表示手段が、過去に入力された文字列と検索された操作画面の名前の組を表示すると、選択手段が、表示された操作画面の名前から利用者が一つの操作画面を選択する。
【0024】
このような構成により、操作画面の階層構造のレベルの深さにかかわらず、利用者は文字列の入力操作で操作画面が検索でき、階層の深い操作画面であっても容易に表示させて操作することができる。その場合に、操作画面の検索操作やパラメータの設定が容易に行えるようにするため、検索された操作画面に対して、更に利用者の独自のキーワードや、利用者の忘備録としてメモ情報などの付加情報を付加できる。また、利用者が入力した文字列をキーワードに持つ複数の操作画面を検索し選択できるので、複数の操作画面を必要とする関連した操作群を容易に実行することができる。更に、履歴表示手段を用いると、利用者が過去に検索した操作画面を選択でき、これにより、先に入力した文字列を用いて、後では特に文字列を入力しなくても必要な操作画面を呼び出すことができる。
【0025】
ここでの操作情報入力部としては、例えば、キーボード、手書き文字認識ツール、および音声認識ツールなど等を使用することができる。また、情報端末装置としては、パーソナルコンピュータが用いられるが、そのほかに、複写機,ファクシミリ装置,プリンタ装置,スキャナ装置,あるいはそれらの複合装置等の画像入出力装置と一体で実現された入出力操作端末装置の構成も含まれる。また、コンピュータ機能を備えた情報端末装置のように、利用者が文字列を入力し画像や文字列の情報を表示するような作用をするものであれば、ネットワークに接続された独立な情報端末装置であってもよく、ネットワークに接続された画像入出力装置と一体で構成されたものであってもよい。
【0026】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。なお、複数の実施例について説明するが、全図面を通して、同一の要素は同一の符号を付して説明する。
【0027】
<第1実施例>
まず、本発明の第1実施例を説明する。図1は、本発明の第1実施例の画像入出力装置の操作装置の構成を示すブロック図である。図1において、1は登録検索部、2は通信制御部、3は状態情報表示部、4は操作情報入力部、5は操作画面群、6は情報端末装置、7は画像入出力装置である。登録検索部1,通信制御部2,状態情報表示部3,および、操作情報入力部4は、相互に情報の交換が可能なように接続されており、情報端末装置6を構成している。情報端末装置6と画像入出力装置7は、通信制御部2を介して互いに情報の交換が可能なように接続されている。
【0028】
登録検索部1は、複数の操作画面群5を記憶している操作画面記憶モジュール(図示せず)と、操作画面記憶モジュールから所望する画面を検索する操作画面検索モジュール(図示せず)から構成される。操作画面記憶モジュールのハードウェア構成は、RAM,ROM,磁気ディスクのように画面情報を記憶できるものであれば、どのような構成を利用してもよい。また、記憶されている操作画面群5の各々の操作画面は、日本語や英語などのテキスト、絵や図形、そして音声などのように、状態情報表示部3により操作画面の内容が提示できるものであれば、どのようなものでもよい。操作画面検索モジュールの検索アルゴリズムは、キーワードによる文字列検索の検索アルゴリムなど、従来のデータベースにおける検索アリゴリズムがそのまま利用できる。
【0029】
通信制御部2は、情報端末装置6の情報を画像入出力装置7に伝達すると同時に、画像入出力装置7の状態情報を情報端末装置6に伝達する通信制御処理を行う通信処理モジュールが利用される。状態情報表示部3は、ハードウェア構成としては、情報を視覚的に表示するディスプレイ装置と、必要応じて、画像入出力装置7に設けられる音声案内装置と同様な操作案内情報を出力するため、スピーカのような音声出力装置とから構成される。また、操作情報入力部4は、検索したい操作画面に関する文字列を入力すると同時に、操作画面に表現されたボタン類を指示するもので、ハードウェア構成としては、例えば、キーボードのような入力装置とマウスのようなポインティングデバイスから構成される。
【0030】
このような情報端末装置6において、状態情報表示部3および操作情報入力部4による入出力操作は、ディスプレイ上でのユーザインタフェースとして、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)の動作環境を用いて行う。例えば、文書のアイコン(図示せず)をファクシミリのアイコン(図示せず)上に転記する動作をマウスカーソルの操作で指示することにより、ここで画像入出力装置の操作装置の機能が起動され、図2に示すような画像入出力装置の操作装置ウィンドウがオープンする。登録検索部1は、ディスプレイ画面上のインタフェース部分として、操作画面群5を検索するための検索領域と、操作画面を表示するための操作領域の2つに分けたインタフェース領域を制御する。
【0031】
図2は、画像入出力装置の操作装置ウィンドウをオープンしたときの入力操作のためディスプレイ上でのユーザインタフェースを説明する図である。図2において、8は操作装置ウィンドウ、9は操作画面を表示するための操作画面領域、10は処理の内容名の表示領域、11は検索のためのキーワードの文字列を入力する文字列入力領域、12は検索された操作画面のタイトルなどを表示する候補表示領域、13は検索の開始を指示する検索ボタン、14は終了ボタン、40はマウスカーソルである。
【0032】
この操作装置ウィンドウ8は、終了ボタン14をマウスカーソル40で指示することにより閉じられる。操作画面領域9には、操作画面群5からの操作画面が検索されて表示され、その表示された操作画面を用いて、ここでの画像入出力装置の操作装置として機能を実行する。操作画面領域9を除く他の領域は、操作画面領域9に表示する操作画面群5からの操作画面を検索する操作を行う領域となっている。
【0033】
つまり、操作装置ウィンドウ8が開かれ、文字列入力領域11に検索のためのキーワードの文字列が入力され、検索ボタン13が押されると、操作画面群5の操作画面の検索が行われ、その検索結果の操作画面のタイトルが候補表示領域12に表示される。候補表示領域12には、例えば、検索された結果の複数の操作画面のタイトルが表示されるので、その操作画面のタイトルの1つをマウスカーソル40により指示すると、操作画面領域9に、指定された操作画面群5の操作画面が読み出され表示される。ここでの操作装置ウィンドウ8による個々の処理内容は、ウィンドウ上部の表示領域10に、現在の処理の状態の内容名が表示される。
【0034】
次に、画像入出力装置7が、ファクシミリ装置と複写装置とプリンタ装置の複合装置である場合を例として、情報端末装置6により操作装置ウィンドウ8を開き、その複合装置を操作する場合の動作例について説明する。図3および図4に示すフローチャートは、情報端末装置6において操作画面群5の検索および検索された操作画面による画像入出力装置7の操作を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。図3および図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0035】
まず、図3を参照する。操作装置ウィンドウ8が開かれて、この操作装置ウィンドウ8による処理が開始されると、まず、終了ボタン14が押されたか否かを判定する。終了ボタン14が押されると(ステップ101)、ここでの処理を終了する。
【0036】
終了ボタン14が押されない状態で(ステップ101)、検索ボタン13が押されると(ステップ102)、操作画面の検索を開始する。検索ボタン13が押されたときに、文字列入力領域11に文字列があり、かつ、パラメータの設定途中を表す設定中フラグがOFFである場合(ステップ103)、その文字列によりキーワード検索を行い、該当する操作画面を操作画面群5から検索する処理を行う(ステップ104)。文字列入力領域11に文字列がない場合、または設定中フラグがONである場合には、エラー処理を行う(ステップ105)。
【0037】
次に、検索の結果を判断し(ステップ106)、検索に失敗した時にはエラー処理を行う(ステップ107)。検索に成功した時は、検索された操作画面が複数あるかどうかを判断し(ステップ108)、検索された操作画面が1つだけの時には、その操作画面を操作領域9に表示する(ステップ109)。そして、検索された操作画面の数にかかわらず、検索された操作画面の名前(タイトル)を候補表示領域12に追加して表示する(ステップ110)。
【0038】
また、終了ボタン14が押されない状態で(ステップ101)、かつ、検索ボタン13が押されない状態で(ステップ102)、次に、候補表示領域12の中の操作画面の名前(タイトル)が指示されると(ステップ111)、設定中フラグがOFFであるか否かを判定し(ステップ112)、設定中フラグがOFFである場合は、指示された操作画面を操作領域9に表示する(ステップ113)。また、設定中フラグがONである場合はエラー処理を行う(ステップ114)。
【0039】
このようにして、操作画面が検索され、指定された操作画面が、操作領域9に表示されると、この操作領域9に表示された操作画面を用いて、画像入出力装置に対する操作入力を行う。上述のような操作画面の検索の操作以外の操作が行われた場合は、画像入出力装置に対する操作入力であるので、その入力操作を判定して、画像入出力装置に対して、操作信号を伝達する。
【0040】
図4を参照する。操作画面の検索の操作以外の操作が行われ、操作領域9内に表示された操作画面の中のボタンが指示されたことが判定すると(ステップ115)、そのボタンが操作画面を切り替えるボタンであるのか否かを判断する(ステップ116)。指示されたボタンが、操作画面を切り替えるボタンであり、設定中フラグがOFFである場合(ステップ117)、新しい操作画面を操作領域9に表示し(ステップ118)、当該操作画面の名前を候補表示領域12に追加して表示する(ステップ119)。また、設定中フラグがONである場合はエラー処理を行う(ステップ120)。
【0041】
また、操作領域9内に表示された操作画面の中で、指示されたボタンが、操作画面を切り替えるボタンでなく(ステップ116)、パラメータを入力するボタンが指示されると(ステップ121)、設定中フラグをONにして、入力されたパラメータを一時的に記憶する(ステップ122)。また、パラメータを入力するボタンの指示でない場合(ステップ121)、一時的に記憶しているパラメータを画像入出力装置7に伝達して、設定中フラグをOFFにする(ステップ123)。そして、また、同様にして、これまでの処理を繰り返し行う。
【0042】
図5は、操作画面群の階層構造を説明する図である。図5では、ファクシミリ装置の操作画面群の階層構造が例示されている。利用者は、初期画面50から操作ボタンを押すことによって、例えば、専門機能画面51→仕様設定画面52→登録画面53の順番で操作画面を辿る。これらの操作画面群は、目的とする操作画面に到達するための選択操作を行う操作画面群であり、選択レベルの操作画面群と呼ぶ。更に、登録画面53でボタンを押すと、目的とする短縮登録画面54に到達する。この短縮登録画面54による実際の操作は、短縮登録画面54で短縮番号を入力し、次の番号設定画面55で電話番号を入力し、宛先設定画面56で相手先名を入力し、各種設定画面57では、最終的に目的とする各種の値を設定する。このように、これら操作画面54〜57などは、実際にパラメータを設定するための操作画面群であり、設定レベルの操作画面群と呼ぶ。
【0043】
なお、図5に示すように、設定レベルの操作画面群の操作画面の間には、順序関係が存在する。例えば、短縮登録画面54→番号設定画面55→宛先設定画面56→各種設定画面57という順序に提示されなければならない等の制約を満たす必要がある。そのために、設定レベルの中で最初に提示される必要がある操作画面群を特にトップと呼ぶ。
【0044】
図6は、操作画面群として記憶される各々の操作画面情報の内容の一例を示す図である。図6には、ファクシミリ装置の操作画面群の内容情報の一部が示されている。操作画面情報の内容は、図6に示すように、例えば、1つの操作画面に対して、ID,名前,パネル情報,キーワード,ボタン情報の各フィールドの情報から構成される。IDフィールドには、当該操作画面を一意に識別できる識別番号の数字が格納される。名前フィールドには、利用者に提示するために当該操作画面の内容をひと言で表現した文字列が格納される。パネル情報フィールドには、利用者に提示するためのパネルに表示する文字列群の情報が格納される。こでの文字列群の情報として変数なども記述可能である。キーワードフィールドには、操作画面の検索に利用するキーワードの情報が格納される。このキーワードの情報は、操作画面の特徴を表現した文字列であり、前述の操作画面群の階層構造の設定レベルのトップの操作画面にのみ付与される。ボタン情報フィールドには、利用者に提示するためのボタンの位置情報およびそのボタンが指示された場合に実行されるスクリプトの情報が格納される。
【0045】
このボタン情報フィールドに格納されるボタン情報のスクリプトの中には、操作画面を切り替えるボタンであるか、パラメータを入力するボタンであるか、パラメータを設定するためのボタンであるか等のボタンの種類と、操作画面を切り替える場合に対して操作画面間の階層構造を表現するリンク情報が記述される。なお、このような操作画面情報の内容の情報検索を行う場合、登録検索部1は、例えば、ハッシングなどの方法で画面記憶部から所望の操作画面の情報を検索する。
【0046】
図7は、操作領域に「短縮ダイヤルに登録する」の操作画面が表示されている場合の操作装置ウィンドウの表示画面の一例を示す図である。図7に示す操作装置ウィンドウ8の表示画面の例は、文字列入力領域11に「短縮登録」と入力した後に、検索ボタン13をマウスカーソル40によりクリックして、検索を指示し、操作画面を検索した場合の検索結果の操作画面が、操作領域9に表示された表示画面例となっている。この例の場合、「短縮登録」に該当する操作画面は1つしか検索されなかったため、一つだけが検索され、操作領域9にその操作画面がただちに表示され、候補表示領域12には、入力した文字列のキーワード検索を行った「−短縮登録−」と、検索された操作画面の名前「短縮ダイヤルに登録する」の一部の文字列とが表示されている。
【0047】
もちろん、従来のように、操作領域9に表示された操作画面のボタンを指示することによっても、希望する操作画面を表示させることは可能である。ただし、その場合には、各々の操作画面を順次に辿り、図8に示すようなファクシミリ装置の操作機能の階層構造の中を、正しい順序でより深い階層へと下ってゆく必要がある。例えば、図7に示された操作装置ウィンドウ8の操作領域9に表示された操作画面と同様な「短縮ダイヤルに登録する」操作画面の短縮登録の機能は、図8に示す操作機能の階層構造の中では、4番目の階層に存在する。この階層構造の中を移動する動作は、それぞれの順次の操作画面の表示を繰り返し行い、操作画面を階層を深い階層へと下ってゆく操作を行う(ステップ118:図4)。
【0048】
また、図9は、操作領域に「短縮ダイヤルリストのプリント」の操作画面が表示されている場合の操作装置ウィンドウの表示画面の一例を示す図である。図9に示す操作装置ウィンドウ8の表示画面は、文字列入力領域11に文字列「たんしゅく」を入力し検索した場合の検索結果の操作画面の表示例である。この場合、文字列「たんしゅく」に対するキーワード検索の検索結果として、「短縮ダイヤルに登録する」と「短縮ダイヤルリストのプリント」と「通信できます」との3つの操作画面が検索される。このため、候補表示領域12には、それら3つの操作画面の名前の一部の文字列が表示される。そして、その後、検索結果の操作画面の1つの「短縮ダイヤルリストのプリント」が選択指示されると、この操作画面が操作領域9に、図9に示すように表示される。
【0049】
なお、ここでの候補表示領域12は、履歴記憶機能を備えており、これまでに検索された結果の操作画面の名前が、検索キーワードと共に、そのまま追加されて表示されている。したがって、利用者は、これまでの検索結果による操作画面の表示を希望する場合、この候補表示領域12に表示されている操作画面の名前の一部の文字列を選択指示することにより、操作領域9には、選択指示された操作画面が表示され、操作領域9に表示された操作画面を用いて、ここでの画像入出力装置(ファクシミリ装置)に対する操作入力が行える。
【0050】
このように、この第1実施例の操作装置ウィンドウの機能によると、操作対象の画像入出力装置の操作画面の階層構造のレベルの深さにかかわらず、キーワードによる文字列のマッチングによって、希望する操作画面を検索して表示することができ、表示された操作画面を用いて、ここでの画像入出力装置(ファクシミリ装置)に対する操作入力が行える。
【0051】
すなわち、それぞれの機能の階層構造において、階層の深い操作画面であっても、例えば、操作画面を特定する名前を指示するキー入力操作によって、階層構造を下にレベルの深さに従って順次に辿ることなく、ただちに容易に表示させることが可能になる。また、一つの操作画面に検索のための複数のキーワードを付加しておくことにより、利用者が操作画面におけるコマンド名称などを正しく想起できない場合に対しても、関連する文字列から所望する操作画面を表示させることが可能になる。また、キーワードに適合する複数の操作画面の名前を候補表示領域12に表示しておき、それを利用者が選択できるようにすることにより、関連する複数の操作画面群をまとめて検索することが可能になる。
【0052】
<第2実施例>
次に、本発明の第2実施例について説明する。前述の第1実施例に対して、更に、操作画面の検索操作やパラメータの設定が容易に行えるようにするため、検索された操作画面に対して、更に利用者の独自のキーワードや、利用者の忘備録としてメモ情報などの付加情報を付加できるような構成としても良い。次に、このような構成とした第2実施例について説明する。
【0053】
図10は、第2実施例の画像入出力装置の操作装置ウィンドウをオープンしたときの入力操作のためディスプレイ上でのユーザインタフェースを説明する図である。図10において、8は操作装置ウィンドウ、9は操作画面を表示するための操作画面領域、10は処理の内容名の表示領域、11は検索のためのキーワードの文字列を入力する文字列入力領域、12は検索された操作画面のタイトルなどを表示する候補表示領域、13は検索の開始を指示する検索ボタン、14は終了ボタンである。これらは、第1実施例のユーザインタフェース(図2)と同様のものである。また、15は付加情報の登録が可能な状態(編集モード)に変更するための編集ボタン、16は付加情報の登録を行うため情報の編集領域、17は操作画面の検索のためのキーワードを表示し編集するためのキーワード領域である。なお、第2実施例の画像入出力装置の操作装置のハードウェア構成の機能ブロック図は、第1実施例のそれ(図1)と同様な構成になる。
【0054】
次に、第2実施例の画像入出力装置の操作装置において、操作画面に対して付加情報の登録を行う場合の処理手順を、図11のフローチャートに基づいて説明する。図11のフローチャートは、第1実施例の図4のフローチャートに替わるものある。すなわち、第2実施例の処理手順の処理フローは、図3および図11により構成される。基本的な処理手順の処理フローは、第1実施例のそれと同様なので、変更部分のみについて説明する。
【0055】
図11を参照すると、ステップ115の判定処理により操作領域のボタンが指示されなかった場合に、ステップ201に入り、ステップ201〜ステップ207の処理を行う。そして、この処理フローを抜けると、ステップ101に戻る。したがって、図11の処理フローのステップ201に入るまでの処理は、第1実施例の処理手順の処理フローによる処理(図4)と同様であるので、ここでの重複する説明を省略する。また、編集途中における操作画面の遷移に関係するエラー処理については、本発明の要部の処理とは関係しないので、その説明は省略する。
【0056】
図11の処理フローのステップ201に入ると、編集ボタン15が押された否かを判定する。編集ボタン15が押されると、まず、ここで編集されたデータを登録できることを明示的に指示するため、[編集]と表示されたボタンを、次の受け付け可能となる操作であるデータ保存の指示を表す[保存]の表示に変更する(ステップ202)。次に、編集領域15とキーワード領域17とを情報の編集が可能な状態に変更する(ステップ203)。これにより、操作装置ウィンドウ8においては、編集領域15とキーワード領域17とが表示され、付加情報の編集のための状態に変更され、編集ボタンは保存ボタンに変更される。
【0057】
このような操作装置ウィンドウ8の領域を用いて、付加情報の編集のための操作を行った後、操作画面ウィンドウにおいて、編集ボタンからその表示が変更された保存ボタンが押されると(ステップ204)、データ保存の指示を表す[保存]と表示されたボタンを、編集して登録できることの指示を表す[編集]の表示に変更する(ステップ205)。次に、編集領域16とキーワード領域17とによる付加情報の編集が不可能な状態に変更する(ステップ206)。そして、編集内容を操作画面記憶モジュールに登録する(ステップ207)。
【0058】
このように変形した第2実施例の構成によれば、利用者が操作画面に対して登録した付加情報が、常に、当該操作画面と共に検索され表示されることになり、これらの付加情報を、利用者自身の備忘録として、あるいは他の利用者の操作方法を知る目的で簡易に参照することが可能になる。
【0059】
<第3実施例>
次に、本発明の第3実施例について説明する。前述の第1実施例および第2実施例に対して、更に、操作画面の検索操作が容易に行えるようにするため、取扱説明書に記載した数字コードと、同じ数字コードを操作画面を検索するためキーワードと用いられるように変形する。これにより、利用者は、取扱説明書の対応ページの記載された数字コードの入力により、直ちに、必要な操作画面が操作装置ウィンドウに得られる。次に、このような構成とした第3実施例について説明する。
【0060】
図12は、第3実施例の画像入出力装置の操作装置の概略の構成を示す図である。図12において、取扱い説明書18は、情報端末装置6とも画像入出力装置7とも独立しているが、情報端末装置6と同時に利用することが可能な文書である。図12の下部側に示すように、取扱い説明書18は、その一部の書面のページ19の中に、操作画面を検索するための複数桁からなる数字コード20が記載されている。この例では、短縮番号を登録するための操作が説明されているページ19において、数字コード20がその見出し部分に「Xコード:20290」として記載されている。この数字コード20のコードは、図13に示すように、操作画面情報の内容情報の中にあるキーワードとして、各操作画面を一意に識別できる複数桁からなる数字コードが持たせてある。これにより、この数字コード20の数値キー入力により、対応の操作画面が直ちに得られる。
【0061】
このように、第3実施例では、各々の操作画面のキーワードとして、数字コード20を、取扱説明書18の対応するページの数字コード20とそれぞれ同一の数字としており、利用者は、希望する操作画面を検索する際に、取扱い説明書18に書いてある数字コード20を入力するだけで、操作画面を迅速に検索することが可能になる。
【0062】
以上に説明したように、本発明の各実施例の画像入出力装置の操作装置によれば、利用者が希望する機能の処理内容を表す文字列を文字列入力領域11に入力し、検索ボタン13を指示することにより、この操作だけで、希望する操作画面を操作領域9に表示させることができる。例えば「たんしゅく」という文字列を入力し、検索ボタンを押すだけで短縮番号の登録の操作画面が検索できる。このため、利用者が望む機能の選択やパラメータの指定の操作が、操作画面を選択する操作を行うことなく、操作時間を短縮して直ちに行える。また、希望する機能の処理内容を表す文字列を入力するだけなので、初めての利用者であっても容易に使いこなすことができる。
【0063】
図8の操作機能の階層構造に示されるように、操作画面の階層では、実際にパラメータの変更を行うための操作画面のほとんどは5番目以下の階層に存在している。したがって、目的とする操作画面に到達する1番目から5番目までの階層における適切な名前をすべて記憶している必要がある。図8に示す具体例で説明すると、例えば、ファクシミリ装置の“短縮登録”の機能を用いる場合は、[専門機能]→[仕様設定1]→[登録1]→[短縮登録]という名前を捜し出してこの順番に指示しなければならなかった。1番目の階層から5番目までの階層を下がってゆくための操作も複雑である。図5に示した例では、実に、延べ8回も4種類の異なるボタンを押さなければならなかった。これらの手間のかかる操作が、文字列の入力と検索ボタンの押下だけで行える本発明の効果は顕著である。
【0064】
また、利用者が以前に行ったことのある操作と同じ操作を行う場合は、本実施例の操作装置ウィンドウ8によると、候補表示領域12には、先に使用した操作画面の名前が表示されているので、操作情報入力部4を使用して、希望の処理が実行できる操作画面の名前を選択するだけで、希望する操作画面を操作領域9に表示させることができる。ある特定のコマンドを使い、文字列のマッチングによって情報ファイルやデータを検索することができる構成のコンピュータ機器や、ある特定のコマンドを使い、利用者が以前に行ったコマンドを表示させて番号で再指定できるが、本実施例の画像入出力装置の操作装置では、特定のコマンドを使わなくても、常に、文字列入力領域11と候補表示領域12が利用可能な状態で提示されているので、コンピュータ機器に対する特別な知識を持たないような事務機器の利用者であっても容易に使いこなすことができる。
【0065】
操作画面のキーワード検索では、検索用の文字列を入力する領域や検索された結果を表示する領域が、常に利用可能な状態で提示されている。また、本実施例の画像入出力装置の操作装置では、操作画面を検索するだけではなく、検索された操作画面を利用者が操作することにより、画像入出力装置にパラメータや指示を伝達することが可能である。更に、検索された操作画面内のボタンを指示することにより、操作画面間の階層構造と同時に順序構造にも則した形で、希望する操作画面に遷移させることができる。
【0066】
また、利用者は、希望の処理内容を表す文字列を正確に思い出すことができるとは限らない。このような場合でも、本実施例の画像入出力装置の操作装置によると、異なる複数の文字列から希望する操作画面を検索することができるので、例えば、短縮番号の登録の画面を検索する場合には、ひらがな文字の「たんしゅく」だけでなく、「とうろく」「短縮」「短縮登録」などで検索することができる。また、更に、取扱い説明書の対応するページに記載された「2029」などの数字コードでよっても検索することもできる。したがって、ほぼ同一の機能に対して異なる名前が付けられた複数の事務機器を使用する利用者であっても間違いが少なく使いこなすことができる。
【0067】
更に、利用者は、誰かが後の参考のためにと付加した情報を参照にしながら、操作画面を操作できる。例えば、例えば、外線への送信のために、電話番号の頭に0を付けなければならないような利用環境では、短縮登録の操作画面に「外線の番号は頭に0を付けること」などの付加情報が一緒に表示されるようにできるため、誤登録を防ぐ効果が期待できる。基本的に個人で占有することの多いコンピュータ機器を通して自席で操作する場合には、他の利用との知識の共有は困難になるが、本実施例の画像入出力装置の操作装置では、他の利用者と知識を共有することも容易である。
【0068】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の画像入出力装置の操作装置によれば、利用者が希望する機能の処理内容を表す文字列を入力し、検索ボタンを指示することにより、この操作だけで、希望する操作画面を表示させて、画像入出力装置に対する操作を行うことができる。このため、利用者が望む機能の選択やパラメータの指定の操作が、操作画面を選択する操作を行うことなく、操作時間を短縮して直ちに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例の画像入出力装置の操作装置の構成を示すブロック図、
【図2】図2は画像入出力装置の操作装置ウィンドウをオープンしたときの入力操作のためディスプレイ上でのユーザインタフェースを説明する図、
【図3】図3は情報端末装置において操作画面群の検索および検索された操作画面による画像入出力装置の操作を行う場合の処理手順を示す第1のフローチャート、
【図4】図4は情報端末装置において操作画面群の検索および検索された操作画面による画像入出力装置の操作を行う場合の処理手順を示す第2のフローチャート、
【図5】図5は操作画面群の階層構造を説明する図、
【図6】図6は操作画面群として記憶される各々の操作画面情報の内容の一例を示す図、
【図7】図7は操作領域に「短縮ダイヤルに登録する」の操作画面が表示されている場合の操作装置ウィンドウの表示画面の一例を示す図、
【図8】図8はファクシミリ装置の操作機能の階層構造を示す図、
【図9】図9は操作領域に「短縮ダイヤルリストのプリント」の操作画面が表示されている場合の操作装置ウィンドウの表示画面の一例を示す図、
【図10】図10は第2実施例の画像入出力装置の操作装置ウィンドウをオープンしたときの入力操作のためディスプレイ上でのユーザインタフェースを説明する図、
【図11】図11は第2実施例の処理手順の要部の処理フローを示すフローチャート、
【図12】図12は第3実施例の画像入出力装置の操作装置の概略の構成を示す図、
【図13】図13は第3実施例の操作画面情報の内容情報の一部を例示する図である。
【符号の説明】
1…登録検索部、2…通信制御部、3…状態情報表示部、4…操作情報入力部、5…操作画面群、6…情報端末装置、7…画像入出力装置、8…操作装置ウィンドウ、9…操作領域、10…内容名表示領域、11…文字列入力領域、12…候補表示領域、13…検索ボタン、14…終了ボタン、15…編集ボタン、16…編集領域、17…キーワード領域、18…取扱説明書、19…取扱説明書のページの一部、20…数字コード。

Claims (3)

  1. 画像入出力装置における状態情報表示装置と同じ表示形態により状態情報を表示する状態情報表示部と、前記画像入出力装置における操作情報入力装置と同じ表示形態の操作情報入力画面を表示して入力操作を行える操作情報入力部とを有する情報端末装置が前記画像入出力装置に接続されて、当該情報端末装置により画像入出力装置を操作する操作装置において、
    前記操作情報入力画面を階層構造を持つ操作画面群として保持し、前記操作情報入力部により利用者が入力する文字列に対応する文字情報を持つ操作画面を前記操作画面群から検索し、階層構造を辿れる状態で前記状態情報表示部に検索された操作画面を表示する登録検索手段と、
    前記登録検索手段により表示された操作画面に応じて、前記操作情報入力部から利用者が入力する操作情報を前記画像入出力装置に伝達する伝達手段と
    を備える画像入出力装置の操作装置であって、
    前記登録検索手段は、表示された操作画面に対して利用者独自のキーワード及びメモ情報のうち少なくとも一方を含む付加情報を付加する付加情報編集手段を有する
    ことを特徴とする画像入出力装置の操作装置。
  2. 請求項1に記載の画像入出力装置の操作装置において、更に、前記登録検索手段は、
    検索された操作画面の名前を複数表示する候補表示手段と、
    表示された操作画面の名前から利用者が一つの操作画面を選択する選択手段とを備えることを特徴とする画像入出力装置の操作装置。
  3. 請求項1に記載の画像入出力装置の操作装置において、更に、前記登録検索手段は、
    過去に入力された文字列と検索された操作画面の名前の組を表示する履歴表示手段と、
    表示された操作画面の名前から利用者が一つの操作画面を選択する選択手段とを備えることを特徴とする画像入出力装置の操作装置。
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