JP3610592B2 - 刷本積載装置制御方法およびそのシステム - Google Patents

刷本積載装置制御方法およびそのシステム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、印刷物製造作業において、積載用パレット上に印刷物刷り本(以後、刷本と称す)を所望のパターンで積載する刷本積載装置を制御する刷本積載装置制御方法およびそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、印刷物製造作業には、刷本積載装置を用いて、複数の刷本を所望のパターンで積載用パレット上に積載するパレタイズ工程が含まれる。刷本1は、図11に示すように、紙類で形成され、完全に製本された状態の直方体、あるいは、製本される前の印刷物が複数積み重ねられてなる直方体であり、様々な寸法のものがある。ここで、刷本1において、1aは縦方向長さ、1bは横方向長さ、1cは高さを表し、1dは上面あるいは下面(以後、簡略化のため、上面1dと称す)を示す。
【0003】
また、積載用パレット2は、図12に示すように、刷本を積載するための直方体状をなし、所定の大きさ(縦方向長さ2a、横方向長さ2b)の積載面2cが形成されている。この積載用パレット2には、刷本積載装置により、図13に示すように、複数の刷本1が所望の積載パターンで積み上げられる。ここでいう積載パターンとは、積載用パレット2上の刷本を真上から見た配置パターンのことをいう。各刷本1は、重合する事無く、所定の間隔を隔てて配置される必要があるため、積載パターンは、刷本1および積載用パレット2の寸法に応じて決定される。なお、一つの積載用パレット2上に可能な限り多くの刷本1を積載することが望まれるため、積載用パレット2上に積載される各刷本1の間隔が、極めて小となるよう積載パターンが設定される。
【0004】
また、パレタイズ工程で用いられる刷本積載装置は、マニュピレータを有し、予め設定された積載情報(積載パターンを含む)に基づいてマニュピレータを作動させるものである。刷本積載装置の積載物待機位置に載置された複数の刷本1は、順次、マニュピレータに把持されて搬送され、積載情報に応じた積載パターンで、積載用パレット2の積載面2c上に積載される。
【0005】
この積載作業において、マニュピレータに刷本1を把持させ、刷本1を積載位置の真上から進行させて載置すると、載置された刷本1の周囲に、マニュピレータの把持部を引き抜くためのスペースが必要となってしまう。上述したように、積載用パレット2上に積載される各刷本1の間隔は、極めて小となることが望ましく、そのように積載パターンが決定されるため、実際には、マニュピレータは、各刷本1間に把持部を挿入せずに済むよう、刷本1を積載位置より僅かに高く持ち上げ、積載位置に対して斜め(例えば、図13中A〜C方向)に進行させた後、積載位置に載置する。もちろん、この際、刷本1の進行経路上に他の刷本1が存在しないよう、マニュピレータに対して奥側の積載位置から積載作業が行われる必要がある。すなわち、積載情報には、積載パターンに応じた積載順序および経路も含まれている。
【0006】
上述したように、刷本積載装置は積載情報を予め記憶している必要がある。この積載情報を刷本積載装置に記憶させる手法としては、積載作業員が手動でマニュピレータを作動させ、その移動量に応じた積載情報を記憶させるティーチングプレイバック方式や、刷本積載装置に数値入力手段を設け、積載作業員が直接、積載情報を入力する方法等がある。
【0007】
ここで、ティーチングプレイバック方式を採用した刷本積載装置の移載動作について説明する。まず、自動運転に先だって、ティーチング作業が行われる。具体的には、積載作業員が刷本積載装置を操作し、マニュピレータにより、積載物待機位置に載置された刷本1を把持する。そして、積載作業員は、マニュピレータを低速で移動させ、積載用パレット2上の所望の位置に刷本1を載置する。
【0008】
こうしたティーチング作業が、積載用パレット2上に積載される全ての刷本1について行われ、刷本積載装置内部の記憶手段には、マニュピレータの移動量に対応する積載情報が記憶される。上述したティーチング作業完了後、刷本積載装置は記憶された積載情報に応じて自動運転を行う。これにより、待機位置にある刷本1が、積載用パレット2上に所望の積載パターンで積載される。この際、積載用パレット2上への刷本1の積載順序は、ティーチング時の積載順序と同一となるため、予め刷本1の積載順序を考慮してティーチング作業を行うようにすれば、自動運転時に、積載用パレット2上の他の刷本1に接触することなく、刷本1を積載していくことができる。
【0009】
一方、積載作業員が直接、積載情報を入力する方法では、積載作業員が、刷本1および積載面2cの寸法に基づいて、積載用パレット2上の刷本1の積載パターンを机上で作成し、この積載パターンから実際の積載位置座標を求める。そして、求められた積載位置座標から、積載順序および経路等の刷本積載装置を作動させる為の積載情報を算出し、入力手段を操作して刷本積載装置へ入力する。以後、刷本積載装置は、入力された積載情報に基づいて自動運転し、刷本1を積載用パレット2上に積載情報に応じた積載パターンで積載する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ティーチングプレイバック方式を採用した刷本積載装置を用いた場合、上述したように、低速の手動運転により積載情報を記憶させるティーチング作業が必要であった。このため、刷本1の寸法や積載用パレット2上の積載パターン等が頻繁に変更される場合、ティーチング作業に要する時間が極めて大となるという問題がある。
【0011】
また、積載作業員が直接、積載情報を入力する方法では、積載作業員が机上で積載位置座標を求め、求められた座標から積載情報を得るため、その作業に要する時間が極めて大となるという問題がある。さらに、刷本1の寸法に応じた多種の情報を各積載位置座標に加味する必要があり、積載位置座標を求める作業が煩雑になるという問題もある。加えて、積載情報の量が膨大となるため、その入力や検索作業等に要する時間が極めて大となるという問題もある。
【0012】
また、実際の積載を行わずに、人間が机上で積載順序や経路を求める必要がある。この処理は、複雑な処理となるため、上記積載位置座標を求める場合と同様に、各種の問題を招致していた。さらに、自動運転を行って初めて、決定した積載情報に欠陥があることが判明することもある。この場合には、再び、積載情報を求める必要があり、積載作業の効率が著しく低下してしまう。
【0013】
上述した各種問題により、従来の方法または装置では、積載作業の効率が低下するという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みて為されたものであり、様々な寸法の刷本および様々な積載パターンに容易に対応できるとともに、積載作業効率を向上させることができる刷本積載装置制御方法およびそのシステムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の刷本積載装置制御方法は、待機位置にある直方体状の刷本を、予め設定された積載情報に基づいて、直方体状の積載用パレットの積載面に複数積載する刷本積載装置を制御する刷本積載装置制御方法であって、縦方向長さおよび横方向長さが前記積載面に一致するパレット枠全体を所定倍率で画像表示装置に表示させるパレット枠表示過程と、該パレット枠表示過程に後続する過程であって、縦方向長さおよび横方向長さが前記刷本の上面または下面に一致する刷本枠を前記所定倍率で前記画像表示装置に順次表示させるとともに、各刷本枠を互いに重合することなく前記パレット枠内に任意の向きで配置する刷本枠配置過程と、該刷本枠配置過程で配置された各刷本枠の中心点および各端点の座標を規定する位置情報と各刷本の積載順序とに基づいて前記積載情報を作成する積載情報作成過程とを有し、前記積載情報作成過程は、前記刷本積載装置が前記刷本を水平な進入方向へ移動させて所望の積載位置に積載する積載順序を決定する場合に、積載順序を決定する基準となる順序基準点と、積載順序が決定されていない配置済み刷本枠に対応する各位置情報とに基づいて得られる領域内に、後続の配置済み刷本枠の端点が存在するか否かを検出し、前記領域内に前記後続の配置済み刷本枠の端点が存在する場合に、前記領域を形成する位置情報と前記後続の配置済み刷本枠の端点を有する位置情報とについての積載順序を入れ替えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の刷本積載装置制御システムは、待機位置にある直方体状の刷本を、予め設定された位置情報および積載順序からなる積載情報に基づいて、直方体状の積載用パレットの積載面に複数積載する刷本積載装置を制御する刷本積載装置制御システムであって、操作者の指示に応じて前記積載情報を作成して記憶する情報作成登録手段と、前記情報作成登録手段から前記操作者の指示に応じた積載情報を抽出する検索選択手段と、該検索選択手段で抽出された積載情報中の位置情報を、この積載情報中の積載順序に応じた順序で前記刷本積載装置へ供給する通信手段とを有し、前記情報作成登録手段は、前記刷本積載装置が前記刷本を水平な進入方向へ移動させて所望の積載位置に積載する場合に、積載順序を決定する基準となる順序基準点と、積載順序が決定されていない配置済み刷本枠に対応する各位置情報とに基づいて得られる領域内に、後続の配置済み刷本枠の端点が存在するか否かを検出し、前記領域内に前記後続の配置済み刷本枠の端点が存在する場合に、前記領域を形成する位置情報と前記後続の配置済み刷本枠の端点を有する位置情報とについての積載順序を入れ替えることを特徴としている。
さらに、請求項3に記載の刷本積載装置制御方法は、請求項1記載の刷本積載装置制御方法において、前記積載情報作成過程は、前記位置情報に含まれる前記順序基準点と刷本枠との距離が小なる順に予めソートすることを特徴としてる。
また、請求項4に記載の刷本積載装置制御システムは、請求項3記載の刷本積載装置制御システムにおいて、前記情報作成登録手段は、前記位置情報に含まれる前記順序基準点と刷本枠との距離が小なる順に予めソートすることを特徴としている。
【0015】
【作用】
請求項1に記載の方法によれば、パレット枠内に配置される刷本枠の中心座標および各端点の座標を規定する情報から、位置情報が生成される。この位置情報が刷本の積載順序に応じた順序で刷本積載装置に供給される事により、複数の刷本が所望の積載パターンで積載用パレット上に積載される。ここでは、刷本を水平な進入方向へ移動して所望の積載位置に積載する場合に、積載順序を決定する基準となる順序基準点と、積載順序が決定されていない配置済み刷本枠に対応する各位置情報とに基づいて得られる領域内に、後続の配置済み刷本枠の端点が存在するか否かが検出され、該領域に該端点が存在する場合には、その積載順序が入れ替えされる。
また、請求項2に記載のシステムによれば、情報作成登録手段により作成記憶された積載情報の一つが、検索選択手段により抽出される。ここで抽出された積載情報中の位置情報が、この積載情報中の積載順序に応じた順序で、通信手段を介して刷本積載装置へ供給される事により、複数の刷本が、所望の積載パターンで積載用パレット上に積載される。ここでは、刷本を水平な進入方向へ移動して所望の積載位置に積載する場合に、積載順序を決定する基準となる順序基準点と、積載順序が決定されていない配置済み刷本枠に対応する各位置情報とに基づいて得られる領域内に、後続の配置済み刷本枠の端点が存在するか否かが検出され、該領域に該端点が存在する場合には、その積載順序が入れ替えされる。
また、各刷本は、積載位置に対して水平な方向から進入可能となり、各刷本の間隔が小となる。こうしたことから、刷本の積載作業効率が向上する。
【0016】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の一実施例について説明する。図1は本発明の一実施例による刷本積載装置制御システム6の概略構成を示す概念図であり、この図において、3は、情報作成登録手段であり、積載用パレット2および刷本1の寸法(仮想スケール)に基づいて、2次元(1段目のみ)の積載パターンと、刷本1の積載順序とを決定するとともに、これら積載パターンおよび積載順序を含む積載情報を生成して登録する。
【0017】
また、4は情報作成登録手段3により登録された複数の積載情報から、実際に積載される刷本1の寸法に応じた積載情報を検索し、検索された積載情報から所望の情報を選択する検索選択手段であり、選択された積載情報と当該情報に基づいて算出される2段目以降の刷本1に対応する積載情報とからなる積載情報を出力する。5は検索選択手段4から出力される積載情報を実際のスケールに変換した積載情報を刷本積載装置側へ送信する通信手段である。
【0018】
次に、上述したシステム6の具体的な構成を、図2を参照して説明する。図2は、本実施例によるシステム6を適用した刷本積載システムの構成を示すブロック図である。この図において、7は内部にRAM等の記憶手段を有する機械制御装置であり、システム6から供給される積載情報を記憶し、記憶した積載情報に基づいて刷本積載装置8を制御する。刷本積載装置8は、刷本1を移載するためのマニュピレータを有し、機械制御装置7に制御されて、待機位置にある刷本1を、予め設定された方向(以後、進入方向と称す)から積載用パレット2上へ進入させ、所望の積載位置に載置する。
【0019】
次に、システム6について説明する。システム6において、9は図示せぬCPU、ROM、RAM、各種I/Oインタフェースを有するコンピュータであり、電源(図示略)が投入されると、ROMに記憶された制御プログラム(後述する)を実行する。10はキーボード、11はマウスであり、積載作業員により操作され、操作内容に応じた入力データをコンピュータ9へ供給する。
【0020】
12はコンピュータ9から供給される各種情報を記憶するハードディスク、13はコンピュータ9から供給される表示データに応じた画像を出力画面13aに表示するCRT(Cathode ray tube)、14はコンピュータ9から供給される積載情報を機械制御装置7へ送信する通信ボードである。これらの各構成要素10〜14は各種インタフェースを介してコンピュータ9に接続されている。
【0021】
次に、コンピュータ9が制御プログラムを実行して為される処理について、図3〜図6を参照して説明する。制御プログラムは、情報作成登録手段3に対応する登録プログラム、検索選択手段4に対応する選択プログラム、通信手段5に対応する通信プログラムに分けて作成されており、通常、コンピュータ9において、これらのプログラムが順次実行される。
【0022】
まず、コンピュータ9の電源が投入されると、各機器10〜14が初期化されて、登録プログラムが実行される。そして、登録プログラムが終了すると、選択プログラムが実行される。ここで、積載情報が既に登録済みである場合には、初期化直後に選択プログラムを実行するようにしてもよい。そして、選択プログラム終了後、通信プログラムが実行される。
【0023】
次に、各プログラムについて詳述する。なお、後述する処理の主体は、特に断らない限り、コンピュータ9とする。
図3は登録プログラムによる処理の流れを示すフローチャートであり、初期化が終了すると、処理はステップSA1へ進む。ステップSA1では、刷本1および積載用パレット2の寸法データが入力される。具体的には、例えば、コンピュータ9がCRT13へ所定の表示データを供給し、出力画面13aに入力を促すメッセージ等を表示する。
【0024】
積載作業員は、出力画面13上のメッセージ等に応じて、キーボード10またはマウス11を操作し、刷本1の寸法(縦方向長さ1a、横方向長さ1b)と、積載用パレット2の寸法(縦方向長さ2a、横方向長さ2b)とを入力する。コンンピュータ9は、キーボード10またはマウス11から供給された入力データから刷本1および積載用パレット2の寸法データを決定する。
【0025】
次に、ステップSA2では、積載用パレット2および各刷本1を表示画面13aに表示可能とするように、それらの寸法データに所定の係数を乗算し、仮想寸法データに変換する。次に、ステップSA3では、積載用パレット2の仮想寸法データに応じた表示データをCRT13へ供給する。これにより、出力画面13aに、積載用パレット2の積載面2cに対応するパレット枠2Gが表示される。この際、上記所定の係数は、出力画面13aに対して、できるだけ大なる数値に設定した方が良い。
【0026】
次に、ステップSA4では、刷本1の仮想寸法データに応じた表示データをCRT13へ供給する。これにより、出力画面13a上に刷本1の上面1dに対応する刷本枠1Gが表示される。この際、刷本枠1Gの中心点1Gc近傍には、後述するマウスカーソルMCが位置する。また、このステップでは、CRT13の出力画面13aを視認した積載作業員により、積載用パレット2に対する刷本1の進入方向が入力される。さらに、パレット枠2において、入力された進入方向に対して最も奥側の頂点に着目し、この頂点から進入方向へ所定距離離間した順序基準点13cを設定する。
【0027】
なお、進入方向のみならず、待機位置の座標をも入力するようにし、パレット枠2Gを挟んで待機位置と対向する位置に順序基準点13cを設けるようにしてもよい。また、出力画面13aは、例えば、優先度の異なる複数枚のプレートを重合して得られるものであり、積載用パレット2のパレット枠2Gと進入方向と順序基準点13cは優先度の低いプレートに、刷本1の刷本枠1Gは優先度の高いプレートに、マウスカーソルMS等は、さらに優先度の高いプレートに表示される。
【0028】
次に、ステップSA5では、積載作業員は、マウス11を摺動させ、図6に示すように、出力画面13aに表示された刷本枠1Gを任意の経路でドラッグ(移動)し、パレット枠2G内の任意の位置に配置する。そして、積載作業員は、マウス11に設けられたボタン(図示略)を押下して、刷本枠1Gの位置を決定する。ここで、位置が決定された刷本枠1Gは、配置済み刷本枠E とされる。
【0029】
なお、刷本枠1Gの位置決定前であれば、積載作業員がマウス11またはキーボード10を操作し、刷本枠1Gの縦方向長さ1Gaと横方向長さ1Gbとを交換することが可能である。通常、刷本1は、その縦方向長さ1aと横方向長さ1bとが異なるため、必要に応じて回転させて(例えば、90度回転させる)配置することにより、より多くの刷本1を積載用パレット2上に配置することができる。
【0030】
こうした事情から、本ステップにおいては、必要に応じて、刷本枠1Gが中心点1Gcを中心にして90度回転される。具体的には、例えば、積載作業員がキーボード10の所定のキーを押下することにより、マウスカーソルMSに選択されている刷本枠1Gの縦方向長さ1Gaと横方向長さ1Gbとが交換される。すなわち、刷本枠1Gが90度回転される。
【0031】
本ステップにおいて、コンピュータ9は、刷本枠1Gの移動や回転を指示する入力データに応じて、刷本枠1Gの中心点1Gcと各端点の座標とを特定可能な位置情報を、常時、算出している。なお、ここでいう座標とは、基準点13bを原点とした相対位置座標である。そして、マウス11のボタンが押下されて、配置済み刷本枠E が決定されると、刷本枠1Gの位置情報を配置済み刷本枠E の位置座標としてRAMに記憶させる。そして、処理はステップSA6へ進む。
【0032】
次に、ステップSA6では、新たな刷本枠1Gについて、上述した配置処理を行うか否かが判断される。具体的には、出力画面13a上に、例えば、「新たな刷本を配置しますか?」というメッセージを表示させ、キーボード10またはマウス11から当該メッセージに対応する入力データを受け取る。そして、この入力データが配置処理を継続する旨を表すデータであれば、上記判断結果は「Yes」となり、処理はステップSA4へ戻る。こうして、新たな刷本枠1Gを順次配置して、配置済み刷本枠E ,E ,…の位置情報をRAMに記憶させていく。逆に、入力データが、配置処理を終了する旨を表すデータであれば、上記判断結果は「No」となり、処理はステップSA7へ進む。
【0033】
ステップSA7は、パレット枠2G内に複数の配置済み刷本枠E ,E ,…を作成し、所定の積載パターン(1段目のみ)が得られた場合の処理であり、各配置済み刷本枠E ,E ,…の位置情報と刷本1の積載順序とを含む積載情報を作成する。各配置済み刷本枠E ,E ,…の位置情報は、既にRAMに記憶されているため、本ステップでは、各刷本1の積載順序を求める。なお、ここでは、配置済み刷本枠E ,E ,…の数をN個とする。
【0034】
積載順序を求める過程については、図7を参照して説明する。積載順序を求める場合、まず、図7のステップSB1では、図8に示すように、位置情報から特定される各配置済み刷本枠E 〜E の端点の座標と、順序基準点13cの座標とに基づいて、各刷本枠E 〜E と順序基準点13cとの距離S 〜S を求め、各距離S 〜S と各距離S 〜S に対応する位置情報とを有するN個のレコードを作成する。
【0035】
次に、図7のステップSB2では、N個のレコードの並び順で表される積載順序の仮割当てを行う。具体的には、N個のレコードを、各レコード中の距離S 〜S の小なる順にソートしてRAMに記憶させる。この結果、RAMに記憶されるN個のレコードの一例を図9に示す。
【0036】
次に、図7のステップSB3では、変数iに1を代入し、ステップSB4では、領域R を算出する。領域R とは、i番目のレコード中に記憶された位置情報と、刷本1の進入方向と、x=0,y=0で表される2本の座標軸とに基づいて決定される。例えば、1番目のレコードが配置済み刷本枠E に対する位置情報を有する場合、領域R を求めるには、まず、図8の配置済み刷本枠E において、進入方向と直交する方向へ突出している2つの端点E1a,E1bを求め、端点E1aを通り進入方向と並行な直線と、端点E1bを通り進入方向と並行な直線と、基準点13bに最も近接している端点E1cと各端点E1a,E1bとを結ぶ2つの辺と、上記2本の座標軸とに囲まれる領域を領域R とする。
【0037】
次に、ステップSB5では、変数jにiを代入する。このため、j=i=1となる。次にステップSB6では、配置済み刷本枠E に対応する領域R 内に、j番目のレコードに対応する他の配置済み刷本枠(まだ積載順序が決定されていない刷本枠)の端点が存在するか否かが判断される。なお、実際の積載作業においては、マニュピレータが所定の経路から僅かにずれることも考えられるため、上記判断は、所定の誤差を考慮に入れて行われる。また、このステップでは、i=jの場合、上記判断結果は「No」となるよう設定されている。
【0038】
ここでは、i=j=1であるため、上記判断結果は「No」となり、処理はステップSB7へ進む。ステップSB7では、j<Nであるか否かが判断される。ここでは、上記判断結果が「Yes」となるため、処理はステップSB8へ進む。ステップSB8では、jへj+1を代入する。そして、処理はステップSB6へ戻る。
【0039】
すなわち、j<Nである間、j番目のレコードの位置情報に表される配置済み刷本枠の端点が、領域R 内に存在するか否かが判断されることになる。ここでは、i=1であり、図8に示すように、領域R 内において、他の配置済み刷本枠の端点が存在することはないため、図7のステップSB6の判断結果が「Yes」となることなしに、ステップSB7の判断結果が「No」となり、処理は、ステップSB9へ進む。
【0040】
ステップSB9では、RAM上のi番目のレコードの位置情報を、i番目に積載すべき刷本1に対する位置情報として確定する。具体的には、当該レコードのRAM上の記憶位置を確定する。ここでは、i=1であるため、1番目に積載すべき刷本1の積載位置(位置情報)が決定されたことになる。次に、処理はステップSB10へ進み、ここで、i<Nであるか否かが判断される。ここでは、i=1であるため、当該判断結果は「Yes」となり、処理はステップSB11へ進む。
【0041】
ステップSB11では、iへi+1を代入する。そして、処理はステップSB4へ戻る。すなわち、i<Nである間、積載順序が決定されていないi番目のレコードの位置情報に表される配置済み刷本枠に対応する領域R について、上述した場合と、同様な処理が為される。ここで、ステップSB1の処理を行った結果、例えば、図9に示すように、6番目のレコードの位置情報が配置済み刷本枠E に対応し、7番目のレコードの位置情報が配置済み刷本枠E に対応しているものとする。
【0042】
この場合、ステップSB6において、i=6,j=7であれば、6番目のレコードの位置情報に表される配置済み刷本枠E に対応する領域R 内に、7番目のレコードの位置情報に表される配置済み刷本枠E の端点が存在する(図8参照)。したがって、当該ステップでの判断結果は「Yes」となり、処理はステップSB12へ進む。
【0043】
ステップSB12では、i番目のレコードとj番目のレコードとが入れ替えられてRAMに記憶される。そして、処理はステップSB4へ戻り、入れ替え後のi番目のレコードの位置情報に基づいて領域R が求められる。以後、上述した場合と同様な処理が行われる。そして、i=Nとなると、ステップSB10での判断結果が「No」となり、積載順序決定処理が終了する。この結果、RAM上の各レコードは、例えば、図10に示すような順序となる。この順序が、刷本1の積載順序となる。
【0044】
こうして、位置情報と積載順序とが求められ、図3のステップSA7において、両者を含む積載情報が作成される。この積載情報は、所望のパターン名と対応付けて、ハードディスク12に記憶される。ここで、各刷本1は1段目に積載されるため、それらのZ座標は「0」とする。
ただし、この際、複数の刷本枠1Gが互いに交差し、刷本1同士の重合が発生した場合には、得られた積載パターンは無効パターンとされ、処理は終了する。
【0045】
上述した各過程を終了すると、無効パターンでない限り、ハードディスク12には、刷本1および積載用パレット2の寸法データと、積載用パレット2上に積載される1段目の刷本1に対応する積載情報とが、パターン名と対応付けられて、データベースのレコードとして記憶されている。こうして登録プログラムが終了する。
【0046】
次に、上述した登録プログラムに後続して実行される選択プログラムについて詳述する。図4は選択プログラムによる処理の流れを示すフローチャートであり、登録プログラムが終了すると、処理はこの図のステップSC1へ進む。ステップSC1では、図3のステップSA1と略同様な処理が行われ、入力データから刷本1の寸法データ(縦方向長さ1a、横方向長さ1b、高さ1c)と積載段数Mとが決定される。
【0047】
次に、ステップSC2では、ステップSC1で求められた寸法データに対応するレコードを、ハードディスク12内に記憶されたデータベースから検索する。次に、ステップSC3では、ステップSC2で抽出されたレコードからパターン名を読み出し、読み出されたパターン名に応じた表示データがCRT13へ供給される。これにより、出力画面13aには、予め登録されたパターン名のリストが表示される。
【0048】
次に、ステップSC4では、積載作業員が、マウス11を操作して、CRT13上に表示されたパターン名のリストから、所望のパターン名を選択する。次に、ステップSC5では、コンピュータ9が、選択されたパターン名に対応付けられた積載情報に応じた表示データをCRT13へ供給する。これにより、出力画面13aには、積載用パレット2および1段目に積載される刷本1が表示される。
【0049】
次に、ステップSC6では、ステップSC4での選択が正しいか否かが判断される。具体的には、積載作業員が出力画面13a上に表示されている積載パターンを参照し、キーボード10またはマウス11を操作して、この積載パターンで良い(承認)か否(否認)かを表す入力データをコンピュータ9へ供給する。この入力データが、「否認」を表すものである場合には、上記判断結果は「No」となり、処理はステップSC3に戻り、再度、パターン名のリストを表示させる。逆に入力データが「承認」を表すものである場合には、判断結果は「Yes」となり、処理はステップSC7へ進む。
【0050】
ステップSC7では、選択された積載情報と積載段数Mと高さ1cとから、全ての刷本1に対応する積載情報を求め、積載情報としてハードディスク12に記憶させる。ここで、各刷本1の中心点および各端点のX,Y座標は、1段目の刷本1と同様であり、m(mは自然数)段目以降の刷本1のZ座標は、高さ1cのm倍として算出される。なお、積載順序は、1段目の積載が終了した後に2段目の積載を行うようにするため、容易に決定できる。こうして選択プログラムが終了する。
【0051】
次に、上述した選択プログラムに後続して実行される通信プログラムについて詳述する。図5は通信プログラムによる処理の流れを示すフローチャートであり、選択プログラムが終了すると、処理はこの図のステップSD1へ進む。ステップSD1では、ハードディスク12から積載情報をRAM上に読み出す。次に、ステップSD2では、RAM上に読み出された積載情報を、仮想スケールと実際のスケールとに基づいて変換し、実寸法に対応した積載情報を得る。
【0052】
次に、ステップSD3では、通信ボード14を介して、積載情報を機械制御装置7へ供給する。積載情報には、位置情報と積載順序とが含まれているため、実際には、各刷本1の位置情報(積載位置)を、積載順序に基づいて機械制御装置7へ順次供給することになる。したがって、機械制御装置7は、積載情報に基づいて刷本積載装置8を制御し、所望の積載パターンおよび積載順序で複数の刷本1を積載していく。この際、刷本1の進入方向を考慮した積載順序で刷本1を積載していくため、刷本1同士が衝突することなく、積載作業が行われる。こうして、パレタイズ工程が自動的になされる。
【0053】
以上説明したように、本実施例による刷本刷本積載装置制御システムによれば、出力画面13aにおいて、マウス11を用いて刷本枠1Gを移動させてパレット枠2G上に配置することにより、実際に刷本1を積載することなく、容易に刷本1の積載パターンを決定することができる。また、ハードディスク12中に、作成された積載パターンをデータベースとして記憶させるために、その検索等の管理を効率良く行うことができる。
【0054】
さらに、刷本枠1Gおよびパレット枠2Gは入力データに表される各寸法に応じた大きさとなるため、データ入力後は、各寸法を考慮することなく、積載パターンを作成できる。また、刷本枠1Gの位置座標は、中心点1Gcに対するものとしたために、刷本枠1Gが回転しても、その位置座標は変動せず、煩雑な計算処理を省略することができる。また、パレット枠2Gを十分な大きさとしたために、刷本1を所望の位置に正確に配置できる。
【0055】
また、登録プログラムにおいて、縦方向長さ1aおよび横方向長さ1bからなる刷本枠1Gを配置し、1段目の刷本1に対応する積載情報を得るようにするとともに、選択プログラムにおいて、高さ1cおよび積載段数Mから2段目以降の刷本1に対する積載情報を求めるようにしたため、積載する刷本1の高さ1cおよび積載段数Mが様々な値をとっても、1段目の積載情報を再登録することなく、対応することができる。
【0056】
さらに、進入方向と各刷本1の積載位置とに基づいて、刷本1同士が衝突せずに積載されるよう積載順序を求め、この積載順序に従って積載作業を行うようにしたため、積載位置の真上から刷本1を進入させる必要がなく、各刷本1の間隔を極めて小とすることができる。すなわち、積載用パレット2上に効率良く刷本1を積載することができる。
【0057】
また、パレット枠2Gを挟んで待機位置と略対向する位置に順序基準点13cを設け、この順序基準点13cと各刷本枠1Gとの距離が小なる順に、各刷本枠1Gに対応する位置情報(レコード)を整列するようにしたため、後続する処理において、レコードの入れ替え処理が発生する確立を極めて低くすることができる。
【0058】
なお、上述した一実施例においては、コンピュータ9で実行される各プログラムを自動的に起動するようにしたが、例えば、各プログラムを起動させるメニュープログラムを作成し、電源投入時にこのメニュープログラムを起動するようにしてもよい。また、刷本枠1Gの移動をマウス11を用いて行うようにしたが、キーボード10の所定のキーを用いて行うようにしてもよいことは言うまでもない。
【0059】
さらに、積載順序をレコードの並びで表す例を示したが、各レコードにシリアルのレコード番号を付け、このレコード番号の並びで積載順序を表すようにしてもよい。こうすれば、図7のステップSB12において、i番目のレコードとj番目のレコードを物理的に交換せずに、レコード番号のみを交換すればよく、積載順序の決定にかかる時間を短縮することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の刷本積載装置制御方法およびそのシステムによれば、パレット枠内に配置される刷本枠の中心座標および各端点の座標を規定する情報から、位置情報が生成される。この位置情報が刷本の積載順序に応じた順序で刷本積載装置に供給される事により、複数の刷本が所望の積載パターンで積載用パレット上に積載される。すなわち、刷本積載装置は、様々な寸法の刷本および様々な積載パターンに容易に対応することができるという効果がある。また、刷本を水平な進入方向へ移動して所望の積載位置に積載する場合には、各位置情報と進入方向とに基づいて、積載時に刷本同士が接触しないよう積載順序が決定される。すなわち、各刷本は、積載位置に対して水平な方向から進入可能となり、各刷本の間隔を小とすることができる。こうしたことから、刷本積載装置による積載作業効率を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による刷本積載装置制御システム6の概略構成を示す概念図である。
【図2】同システム6の具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】登録プログラムに対応する処理を示すフローチャートである。
【図4】選択プログラムに対応する処理を示すフローチャートである。
【図5】通信プログラムに対応する処理を示すフローチャートである。
【図6】出力画面13aの一例を示す図である。
【図7】積載順序を決定するための処理を示すフローチャートである。
【図8】出力画面13aの一例を示す図である。
【図9】RAM上のデータイメージを表す概念図である。
【図10】RAM上のデータイメージを表す概念図である。
【図11】刷本1の形状を示す斜視図である。
【図12】積載用パレット2の形状を示す斜視図である。
【図13】複数の刷本1が積載された積載用パレット2を真上から俯瞰した図である。
【符号の説明】
1 刷本
1G 刷本枠
2 積載用パレット
2G パレット枠
3 情報作成登録手段
4 検索選択手段
5 通信手段
6 刷本積載装置制御システム

Claims (4)

  1. 待機位置にある直方体状の刷本を、予め設定された積載情報に基づいて、直方体状の積載用パレットの積載面に複数積載する刷本積載装置を制御する刷本積載装置制御方法であって、
    縦方向長さおよび横方向長さが前記積載面に一致するパレット枠全体を所定倍率で画像表示装置に表示させるパレット枠表示過程と、
    該パレット枠表示過程に後続する過程であって、縦方向長さおよび横方向長さが前記刷本の上面または下面に一致する刷本枠を前記所定倍率で前記画像表示装置に順次表示させるとともに、各刷本枠を互いに重合することなく前記パレット枠内に任意の向きで配置する刷本枠配置過程と、
    該刷本枠配置過程で配置された各刷本枠の中心点および各端点の座標を規定する位置情報と各刷本の積載順序とに基づいて前記積載情報を作成する積載情報作成過程とを有し、
    前記積載情報作成過程は、前記刷本積載装置が前記刷本を水平な進入方向へ移動させて所望の積載位置に積載する積載順序を決定する場合に、積載順序を決定する基準となる順序基準点と、積載順序が決定されていない配置済み刷本枠に対応する各位置情報とに基づいて得られる領域内に、後続の配置済み刷本枠の端点が存在するか否かを検出し、前記領域内に前記後続の配置済み刷本枠の端点が存在する場合に、前記領域を形成する位置情報と前記後続の配置済み刷本枠の端点を有する位置情報とについての積載順序を入れ替える
    ことを特徴とする刷本積載装置制御方法。
  2. 待機位置にある直方体状の刷本を、予め設定された位置情報および積載順序からなる積載情報に基づいて、直方体状の積載用パレットの積載面に複数積載する刷本積載装置を制御する刷本積載装置制御システムであって、
    操作者の指示に応じて前記積載情報を作成して記憶する情報作成登録手段と、
    前記情報作成登録手段から前記操作者の指示に応じた積載情報を抽出する検索選択手段と、
    該検索選択手段で抽出された積載情報中の位置情報を、この積載情報中の積載順序に応じた順序で前記刷本積載装置へ供給する通信手段とを有し、
    前記情報作成登録手段は、前記刷本積載装置が前記刷本を水平な進入方向へ移動させて所望の積載位置に積載する場合に、積載順序を決定する基準となる順序基準点と、積載順序が決定されていない配置済み刷本枠に対応する各位置情報とに基づいて得られる領域内に、後続の配置済み刷本枠の端点が存在するか否かを検出し、前記領域内に前記後続の配置済み刷本枠の端点が存在する場合に、前記領域を形成する位置情報と前記後続の配置済み刷本枠の端点を有する位置情報とについての積載順序を入れ替える
    ことを特徴とする刷本積載装置制御システム。
  3. 前記積載情報作成過程は、前記位置情報に含まれる前記順序基準点と刷本枠との距離が小なる順に予めソートすることを特徴とする請求項1記載の刷本積載装置制御方法。
  4. 前記情報作成登録手段は、前記位置情報に含まれる前記順序基準点と刷本枠との距離が小なる順に予めソートすることを特徴とする請求項3記載の刷本積載装置制御システム。
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