JP3608524B2

JP3608524B2 - Head protection airbag device mounting structure

Info

Publication number: JP3608524B2
Application number: JP2001115411A
Authority: JP
Inventors: 浩二樋田
Original assignee: Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp
Priority date: 2001-04-13
Filing date: 2001-04-13
Publication date: 2005-01-12
Anticipated expiration: 2021-04-13
Also published as: JP2002308038A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車車体に配設される頭部保護エアバッグ装置の取付構造に係り、特に、折り畳んだエアバッグ袋体をルーフサイドレールに沿って配設する頭部保護エアバッグ装置の取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、自動車車体に配設される頭部保護エアバッグ装置の取付構造としては、その一例が特開２０００−１４２３０２公報に提案されている。
【０００３】
このような頭部保護エアバッグ装置の取付構造においては、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した複数の取付部を、それぞれ位置決め及び回り止め用の突起を有する金属プレートで挟持し、ボルトによりルーフサイドレールに固定している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した複数の取付部を、金属プレート等の補強用部品を介して、ボルト等の締結部材によりルーフサイドレールに固定する構成では、取付部品点数が多く取付作業が煩雑である。
【０００５】
本発明は上記事実を考慮し、取付部品点数を少なくし、コストを低減できると共に組付作業性を向上できる頭部保護エアバッグ装置の取付構造を得ることが目的である。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の本発明は、折り畳んだエアバッグ袋体を車室内開口部の上縁に沿って配設し、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した複数の取付部においてルーフサイドレールに取り付けた頭部保護エアバッグ装置の取付構造において、
前記ルーフサイドレールに、下方に開放した屈曲保持部を設け、折り畳んだ前記エアバッグ袋体のテンションクロスを前記ルーフサイドレールと前記屈曲保持部との間に挟持したことを特徴とする。
【００１５】
従って、エアバッグ袋体の膨張展開時に、折り畳んだテンションクロスは、下方へのエアバッグ袋体の膨張力によってルーフサイドレールと屈曲保持部間の下方側の開放部から容易に外れ膨張展開できる。また、折り畳んだテンションクロスをルーフサイドレールと屈曲保持部との間に挟持したので、折り畳み形状保持用として従来使用していた破断可能なテープやソックスを廃止することができる。この結果、取付部品点数を少なくすることができるため、コストを低減できると共に組付作業性を向上できる。
【００１６】
請求項２記載の本発明は、請求項１に記載の頭部保護エアバッグ装置の取付構造において、前記屈曲保持部は、ルーフサイドレールのインナパネルの一部に形成されていることを特徴とする。
【００１７】
従って、請求項１に記載の内容に加えて、屈曲保持部をルーフサイドレールのインナパネルの一部に形成するので、別部品を追加する必要が全く無い。
【００１８】
請求項３記載の本発明は、請求項１に記載の頭部保護エアバッグ装置の取付構造において、前記屈曲保持部は、ルーフサイドレールのインナパネルに固定された既存のブラケットに形成されていることを特徴とする。
【００１９】
従って、請求項１に記載の内容に加えて、屈曲保持部をルーフサイドレールのインナパネルに固定された既存のブラケットに形成するので、別部品を追加する必要が全く無い。
【００２０】
【発明の実施の形態】
本発明の頭部保護エアバッグ袋体の取付構造における一実施形態を図１〜図５に従って説明する。
【００２１】
なお、図中矢印ＦＲは車両前方方向を、矢印ＵＰは車両上方方向を、矢印ＩＮは車幅内側方向を示す。
【００２２】
図５に示される如く、本実施形態における頭部保護エアバッグ装置１０は、側突状態を検出するためのセンサ１２と、作動することによりガスを噴出する円柱状のインフレータ１４と、エアバッグ袋体１６と、を主要構成要素として構成されている。センサ１２は、センタピラー（Ｂピラー）１８の下端部付近に配設されており、所定値以上の側突荷重が車体側部に作用した場合に側突状態を検出するようになっている。
【００２３】
インフレータ１４はＢピラー１８の後側近傍において、車両前後方向に沿ってルーフサイドレール２０に取り付けられており、前述したセンサ１２と接続されている。従って、センサ１２が側突状態を検出すると、インフレータ１４が作動するようになっている。
【００２４】
側面視におけるエアバッグ袋体１６の上下方向中間部には、エアバッグ袋体１６の前端固定点Ｐ１と後端固定点Ｐ２とを結ぶテンションラインＴを横切りエアバッグ袋体上下方向を長手方向とする複数の膨張部２４、２５が形成されている。また、車両前方側の膨張部２４は、前席に着座した乗員の頭部の側方となる部位に膨張展開するようになっており、車両後方側の膨張部２５は、後席に着座した乗員の頭部の側方となる部位に膨張展開するようになっている。
【００２５】
なお、車両前方側の膨張部２４の前端下部２４Ａとエアバッグ袋体１６の前端固定点Ｐ１との間には、ストラップ状のテンションクロス２６が配設されており、車両前方側の膨張部２４と車両後方側の膨張部２５との間には矩形シート状のテンションクロス２８が配設されている。
【００２６】
エアバッグ袋体１６の前端部１６Ａは、フロントピラー（Ａピラー）３０に固定されており、エアバッグ袋体１６の後端部１６Ｂは、クォータパネルピラー（Ｃピラー）３２に固定されている。また、エアバッグ袋体１６の中間部１６Ｃは、ルーフサイドレール２０に沿って配置されており、インフレータ１４から噴出されたガスは、エアバッグ袋体１６における前後方向中央部からエアバッグ袋体１６内に流入されるようになっている。
【００２７】
また、エアバッグ袋体１６は、略上下方向へ蛇腹状に折り畳まれて長尺状にされた上で車室内開口部としてのフロントサイドウインド３４とリヤサイドウインド３５の上縁に沿って配設されており、フロントピラーガーニッシュ、ルーフヘッドライニングの車幅方向外側部及びクオータピラーガーニッシュとに跨がって収容されている。
【００２８】
図１（Ａ）に示される如く、ルーフサイドレール２０の車幅方向内側部は、レールインナパネル３６で構成されており、レールインナパネル３６の縦壁部３６Ａには、車両前後方向に沿って複数の係止部４０が形成されている。係止部４０は、レールインナパネル３６の縦壁部３６Ａの一部に切り抜き加工により形成されており、先端部がＴ字状となっている。
【００２９】
一方、エアバッグ袋体１６の上縁部１６Ｄには、車両前後方向に沿って複数の取付部４２が突出形成されており、これらの取付部４２のうち係止部４０に係止する取付部４２には、孔部としてのＴ字状のスリット４４が形成されている。
【００３０】
なお、係止部４０の外周部には面取り加工がなされていると共に、切り抜いた部位４１の外周部は車両前後方向に延びる長孔状となっており、エアバッグ袋体１６の取付部４２が損傷しないようになっている。また、取付部４２におけるスリット４４の外周部には、必要に応じて補強用としての縫製を行っても良く、別布を配設しても良い。
【００３１】
図５に示される如く、インフレータ１４は、車両前後方向に沿った前後２箇所においてブラケット４６によってルーフサイドレール２０に固定されている。
【００３２】
図２（Ａ）に示される如く、ブラケット４６は帯状とされており、上端部４６Ａと下端部４６Ｂがボルト等の締結部材４８によってレールインナパネル３６に固定されている。また、ブラケット４６の下端部４６Ｂからは、下方へ向けて係止部５０が形成されており、係止部５０の下方先端部はＴ字状となっている。
【００３３】
一方、エアバッグ袋体１６の上縁部１６Ｄには、車両前後方向に沿って複数の取付部４２が突出形成されており、これらの取付部４２のうち係止部５０に係止する取付部４２には、孔部としての逆Ｔ字状のスリット５２が形成されている。なお、係止部５０の外周部には面取り加工がなされており、エアバッグ袋体１６の取付部４２が損傷しないようになっている。また、取付部４２におけるスリット５２の外周部には、必要に応じて補強用としての縫製を行っても良く、別布を配設しても良い。
【００３４】
図５に示される如く、インフレータ１４の車両後方側においては、折り畳まれたテンションクロス２８が屈曲保持部５４によって保持されている。
【００３５】
図３に示される如く、屈曲保持部５４は、レールインナパネル３６の一部に切り起こしによって形成されており、車両前後方向から見た断面形状がＬ字状となっている。即ち、車幅内側方向に屈曲された上壁部５４Ａの車幅方向内側端部に下方へ延びる縦壁部６４Ｂが形成されており、下方が開放されている。また、折り畳まれたテンションクロス２８は、ボデー側面となるレールインナパネル３６の縦壁部３６Ａと、屈曲保持部５４の縦壁部５４Ｂとの間に挟持されている。
【００３６】
なお、屈曲保持部５４の外周部には面取り加工がなされており、エアバッグ袋体１６のテンションクロス２８が損傷しないようになっている。また、縦壁部５４Ｂの下部５４Ｃは、車幅方向内側下方へ傾斜しており、エアバッグ袋体展開時に、テンションクロス２８がレールインナパネル３６の縦壁部３６Ａと、屈曲保持部５４の縦壁部５４Ｂとの間から容易に外れるようになっている。
【００３７】
図５に示される如く、Ａピラー３０においては、ワイヤハーネ６０が車両前後方向に沿った複数箇所においてブラケット６２によって固定されている。
【００３８】
図４に示される如く、ブラケット６２は帯状とされており、上端部６２Ａと下端部６２Ｂがボルト等の締結部材６４によってフロントピラーインナパネル６６に固定されている。また、ブラケット６２の下端部６２Ｂからは、下方へ向けて屈曲保持部６８が形成されている。屈曲保持部６８は、車両前後方向から見た断面形状がＬ字状となっている。即ち、車幅内側方向に屈曲された上壁部６８Ａの車幅方向内側端部に下方へ延びる縦壁部６８Ｂが形成されており、下方が開放されている。また、折り畳まれたテンションクロス２６は、ボデー側面となるフロントピラーインナパネル６６の縦壁部６６Ａと、屈曲保持部６８の縦壁部６８Ｂとの間に挟持されている。
【００３９】
なお、屈曲保持部６８の外周部には面取り加工がなされており、エアバッグ袋体１６のテンションクロス２６が損傷しないようになっている。また、縦壁部６８Ｂの下部６８Ｃは、略車幅方向内側下方へ傾斜しており、エアバッグ袋体展開時に、テンションクロス２６がフロントピラーインナパネル６６の縦壁部６６Ａと、屈曲保持部６８の縦壁部６８Ｂとの間から容易に外れるようになっている。
【００４０】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【００４１】
本実施形態では、車体側部に所定値以上の側突荷重が作用すると、側面衝突されたことがセンサ１２によって検出される。このため、インフレータ１４が作動して、所定量のガスが噴出される。これにより、エアバッグ袋体１６が膨張展開し始め、膨張展開したエアバッグ袋体１６は、Ａピラーガーニッシュ、ルーフヘッドライニングの車幅方向外側部及びＣピラーガーニッシュを押し開きながら、ルーフサイドレール２０の下方に図５に二点鎖線で示すようにカーテン状に膨出展開される。
【００４２】
また、本実施形態では、エアバッグ袋体１６を車体に組付ける際に、レールインナパネル３６の縦壁部３６Ａに設定した係止部４０にエアバッグ袋体１６の取付部４２に形成したスリット４４を係止するだけで、車体にエアバッグ袋体１６を簡単に取り付けることができる。この結果、取付部品点数を少なくすることができるため、コストを低減できると共に組付作業性を向上できる。また、係止部４０をレールインナパネル３６の縦壁部３６Ａの一部に形成するため、別部品を追加する必要が全く無い。
【００４３】
また、本実施形態では、先端部がＴ字状の係止部４０に、Ｔ字状のスリット４４を係止するため、エアバッグ袋体１６が膨張展開する際に、係止部４０とスリット４４とが外れ難い。なお、スリット４４の車両前後方向の長さＬ１を、係止部４０の車両前後方向の長さＬ２より若干短くし、係止部４０にスリット４４を係止する際には、取付部４２を若干傾けて行うが、図１（Ｂ）に示される如く、係止状態では係止部４０がスリット４４から更に抜け難くなるようにしても良い。
【００４４】
また、本実施形態では、インフレータ１４の下方となる係止部５０を、レールインナパネル３６に固定された既存のインフレータ取付用ブラケット４６で形成するため、別部品を追加する必要が全く無い。
【００４５】
また、本実施形態では、下方先端部がＴ字状の係止部５０に、逆Ｔ字状のスリット５２を係止するため、エアバッグ袋体１６が膨張展開する際に、係止部５０とスリット５２とが外れ難い。なお、エアバッグ袋体１６の取付部４２に形成したスリット５２の車両前後方向の長さＬ３を、係止部５０の車両前後方向の長さＬ４より若干短くし、係止部５０にスリット５２を係止する際には、取付部４２を若干傾けて行うが、図２（Ｂ）に示される如く、係止状態では係止部５０がスリット５２から更に抜け難くなるようにしても良い。
【００４６】
また、本実施形態では、折り畳んだテンションクロス２８をボデー側面となるレールインナパネル３６の縦壁部３６Ａと、屈曲保持部５４の縦壁部５４Ｂとの間に挟持したので、エアバッグ袋体１６の折り畳み形状保持用として従来使用していた破断可能なテープやソックスを廃止することができる。この結果、取付部品点数を少なくすることができるため、この点においても、コストを低減できると共に組付作業性を向上できる。
【００４７】
また、本実施形態では、屈曲保持部５４をレールインナパネル３６の一部に形成すると共に、屈曲保持部６８をフロントピラーインナパネル６６に固定された既存のワイヤハーネ取付用のブラケット６２で構成するので、これらの部位においても別部品を追加する必要が全く無い。
【００４８】
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、係止部４０の形状をＴ字状としたが、係止部４０の形状はＴ字状に限定されず、例えば、図６（Ａ）に示される如く係止部４０を棒状、図６（Ｂ）に示される如く係止部４０を矢印形状、図６（Ｃ）に示される如く係止部４０をＬ字形状等の他の形状としても良い。また、上記実施形態では、孔部としてＴ字状のスリット４４を形成したが、孔部はＴ字状のスリット４４に限定されず、例えば、図７に示される如く、車両前後方向を長手方向とする長孔７０等の他の形状としても良い。
【００４９】
また、図７に示される如く、エアバッグ袋体１６の取付部４２における長孔７０の外周部に、インフレータからのガスが充填される膨張部７２を形成して、エアバッグ袋体１６が膨張展開した際に、長孔７０が係止部４０から外れ難くなる構成としても良い。
【００５０】
また、図８に示される如く、エアバッグ袋体１６の取付部４２の先端形状をＴ字状とし、レールインナパネル３６の縦壁部３６Ａの一部に切り抜き加工により形成した長孔７４に、取付部４２の先端４２Ａを挿入した構成としても良い。なお、この構成においては、取付部４２の先端における膨張部４２Ａの車両前後方向の長さＭ１を、長孔７４における車両前後方向の長さＭ２に比べ大きく設定し、エアバッグ袋体１６が膨張展開した際に、取付部４２を長孔７４から外れ難くする。
【００５１】
また、本発明の頭部保護エアバッグ袋体の取付構造は、インフレータを車両前側、例えばＡピラーに配設した頭部保護エアバッグ装置や、インフレータを車両後側、例えばＣピラーに配設した頭部保護エアバッグ装置にも適用可能であり、エアバッグ袋体の形状も上記実施形態に限定されない。
【００５６】
【発明の効果】
請求項１記載の本発明は、折り畳んだエアバッグ袋体を車室内開口部の上縁に沿って配設し、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した複数の取付部においてルーフサイドレールに取り付けた頭部保護エアバッグ装置の取付構造において、ルーフサイドレールに、下方に開放した屈曲保持部を設け、折り畳んだエアバッグ袋体のテンションクロスをルーフサイドレールと屈曲保持部との間に挟持したため、取付部品点数を少なくし、コストを低減できると共に組付作業性を向上できるという優れた効果を有する。
【００５７】
請求項２記載の本発明は、請求項１に記載の頭部保護エアバッグ装置の取付構造において、屈曲保持部は、ルーフサイドレールのインナパネルの一部に形成されているため、請求項１に記載の効果に加えて、別部品を追加する必要が全く無いという優れた効果を有する。
【００５８】
請求項３記載の本発明は、請求項１に記載の頭部保護エアバッグ装置の取付構造において、屈曲保持部は、ルーフサイドレールのインナパネルに固定された既存のブラケットに形成されているため、請求項１に記載の効果に加えて、別部品を追加する必要が全く無いという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）は本発明の一実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造を示す分解斜視図であり、（Ｂ）は本発明の一実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造を示す斜視図である。
【図２】（Ａ）は本発明の一実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造を示す分解斜視図であり、（Ｂ）は本発明の一実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造を示す斜視図である。
【図３】本発明の一実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造を示す斜視図である。
【図４】本発明の一実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造を示す斜視図である。
【図５】本発明の一実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造が適用された車室側部を示す側面図である。
【図６】（Ａ）〜（Ｃ）は本発明の一実施形態の変形例に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造の係止部を示す側面図である。
【図７】本発明の他の実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造を示す側面図である。
【図８】本発明の他の実施形態に係る頭部保護エアバッグ装置の取付構造を示す側面図である。
【符号の説明】
１０頭部保護エアバッグ装置
１４インフレータ
１６エアバッグ袋体
１８センターピラー
２０ルーフサイドレール
２４エアバッグ袋体の膨張部
２５エアバッグ袋体の膨張部
２６エアバッグ袋体のテンションクロス
２８エアバッグ袋体のテンションクロス
３４フロントサイドウインド（車室内開口部）
３５リヤサイドウインド（車室内開口部）
３６レールインナパネル
４０係止部
４２エアバッグ袋体の取付部
４４スリット（孔部）
４６インフレータ取付用ブラケット
５０係止部
５２スリット（孔部）
５４屈曲保持部
６２ワイヤハーネ取付用ブラケット
６８屈曲保持部
７０長孔（孔部）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting structure for a head protection airbag device disposed in an automobile body, and more particularly to a mounting structure for a head protection airbag device in which a folded airbag bag body is disposed along a roof side rail. .
[0002]
[Prior art]
Conventionally, an example of a mounting structure for a head protecting airbag device disposed in an automobile body has been proposed in Japanese Patent Laid-Open No. 2000-142302.
[0003]
In such a head protection airbag device mounting structure, a plurality of mounting portions protruding from the upper edge portion of the airbag bag body are sandwiched by metal plates each having a positioning and detent projection, and a bolt It is fixed to the roof side rail.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, as described above, in the configuration in which the plurality of attachment portions protruding from the upper edge portion of the airbag bag body are fixed to the roof side rail by a fastening member such as a bolt via a reinforcing part such as a metal plate. The number of mounting parts is large and the mounting work is complicated.
[0005]
In view of the above facts, an object of the present invention is to obtain a mounting structure for a head protection airbag device that can reduce the number of mounting parts, reduce costs, and improve assembly workability.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, the folded airbag bag body is disposed along the upper edge of the opening in the vehicle interior, and the roof side rails are provided at the plurality of attachment portions formed to protrude from the upper edge portion of the airbag bag body. In the mounting structure of the head protection airbag device attached to
The roof side rail is provided with a bent holding portion that opens downward, and the folded airbag bag cross is sandwiched between the roof side rail and the bent holding portion.
[0015]
Therefore, when the airbag bag body is inflated and deployed, the folded tension cloth can be easily detached and inflated and deployed from the lower open portion between the roof side rail and the bent holding portion by the downward inflation force of the airbag bag body. Further, since the folded tension cloth is sandwiched between the roof side rail and the bent holding portion, the breakable tape and socks conventionally used for holding the folded shape can be eliminated. As a result, since the number of attachment parts can be reduced, the cost can be reduced and the assembly workability can be improved.
[0016]
According to a second aspect of the invention, the mounting structure of the head protection air bag device according to claim 1, wherein the bent holding portion and characterized in that it is formed in a part of the inner panel of the roof side rail To do.
[0017]
Therefore, in addition to the contents of claim 1, because it forms a bent holding portion in a part of the inner panel of the roof side rail, is absolutely no need to add another component.
[0018]
According to a third aspect of the invention, the mounting structure of the head protection air bag device according to claim 1, wherein the bent holding portion is formed on the existing bracket fixed to the inner panel of the roof side rail It is characterized by that.
[0019]
Therefore, in addition to the contents of the first aspect , since the bent holding portion is formed on the existing bracket fixed to the inner panel of the roof side rail, there is no need to add another part.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
One embodiment in the attachment structure of the head protection airbag bag body of the present invention is described according to FIGS.
[0021]
In the figure, the arrow FR indicates the vehicle front direction, the arrow UP indicates the vehicle upward direction, and the arrow IN indicates the vehicle width inside direction.
[0022]
As shown in FIG. 5, the head protection airbag device 10 according to the present embodiment includes a sensor 12 for detecting a side collision state, a columnar inflator 14 that ejects gas when activated, and an airbag bag. The body 16 is configured as a main component. The sensor 12 is disposed in the vicinity of the lower end portion of the center pillar (B pillar) 18 and detects a side collision state when a side collision load of a predetermined value or more acts on the side of the vehicle body.
[0023]
The inflator 14 is attached to the roof side rail 20 along the vehicle longitudinal direction in the vicinity of the rear side of the B pillar 18 and is connected to the sensor 12 described above. Accordingly, when the sensor 12 detects a side collision state, the inflator 14 is activated.
[0024]
In the middle portion of the airbag bag body 16 in the side view, the tension line T connecting the front end fixing point P1 and the rear end fixing point P2 of the airbag bag body 16 is crossed, and the airbag bag body vertical direction is the longitudinal direction. A plurality of inflatable portions 24 and 25 are formed. Further, the inflatable portion 24 on the front side of the vehicle is inflated and deployed to a portion on the side of the head of the occupant seated on the front seat, and the inflatable portion 25 on the rear side of the vehicle is seated on the rear seat. It is inflated and deployed at a site on the side of the occupant's head.
[0025]
Note that a strap-like tension cloth 26 is disposed between the front end lower portion 24A of the inflatable portion 24 on the vehicle front side and the front end fixing point P1 of the airbag bag body 16, and the inflatable portion 24 on the vehicle front side. A rectangular sheet-like tension cloth 28 is disposed between the vehicle and the inflating portion 25 on the vehicle rear side.
[0026]
A front end portion 16A of the airbag bag body 16 is fixed to a front pillar (A pillar) 30, and a rear end portion 16B of the airbag bag body 16 is fixed to a quarter panel pillar (C pillar) 32. Further, the intermediate portion 16 </ b> C of the airbag bag body 16 is disposed along the roof side rail 20, and the gas ejected from the inflator 14 flows from the center portion in the front-rear direction of the airbag bag body 16. It is designed to flow into the inside.
[0027]
In addition, the airbag bag body 16 is folded in a substantially bellows shape in a substantially vertical direction and is elongated, and is disposed along the upper edges of the front side window 34 and the rear side window 35 serving as vehicle interior openings. And straddling the front pillar garnish, the roof width direction outer side portion of the roof head lining, and the quarter pillar garnish.
[0028]
As shown in FIG. 1A, the inner side in the vehicle width direction of the roof side rail 20 is constituted by a rail inner panel 36, and the vertical wall portion 36A of the rail inner panel 36 extends along the vehicle front-rear direction. A plurality of locking portions 40 are formed. The locking part 40 is formed by cutting out a part of the vertical wall part 36A of the rail inner panel 36, and the tip part is T-shaped.
[0029]
On the other hand, the upper edge portion 16D of the airbag bag body 16 is formed with a plurality of attachment portions 42 protruding along the vehicle front-rear direction, and of these attachment portions 42, attachment portions that are engaged with the engagement portions 40. 42 is formed with a T-shaped slit 44 as a hole.
[0030]
The outer peripheral portion of the locking portion 40 is chamfered, and the outer peripheral portion of the cut-out portion 41 has a long hole shape extending in the vehicle front-rear direction. It is designed not to be damaged. Further, the outer peripheral portion of the slit 44 in the attachment portion 42 may be sewed for reinforcement as necessary, or a separate cloth may be provided.
[0031]
As shown in FIG. 5, the inflator 14 is fixed to the roof side rail 20 by brackets 46 at two front and rear locations along the vehicle front-rear direction.
[0032]
As shown in FIG. 2A, the bracket 46 has a belt shape, and the upper end portion 46A and the lower end portion 46B are fixed to the rail inner panel 36 by fastening members 48 such as bolts. Moreover, the latching | locking part 50 is formed toward the downward direction from the lower end part 46B of the bracket 46, and the downward front-end | tip part of the latching | locking part 50 is T-shaped.
[0033]
On the other hand, a plurality of attachment portions 42 project from the upper edge portion 16D of the airbag bag body 16 along the vehicle front-rear direction. Of these attachment portions 42, attachment portions that are engaged with the engagement portions 50. 42 has an inverted T-shaped slit 52 as a hole. Note that the outer peripheral portion of the locking portion 50 is chamfered so that the attachment portion 42 of the airbag bag body 16 is not damaged. Further, the outer periphery of the slit 52 in the attachment portion 42 may be sewn for reinforcement as necessary, or a separate cloth may be provided.
[0034]
As shown in FIG. 5, the folded tension cloth 28 is held by the bending holding portion 54 on the vehicle rear side of the inflator 14.
[0035]
As shown in FIG. 3, the bent holding portion 54 is formed by cutting and raising a part of the rail inner panel 36, and the cross-sectional shape viewed from the vehicle front-rear direction is L-shaped. That is, the vertical wall 64B extending downward is formed at the inner end in the vehicle width direction of the upper wall 54A bent in the vehicle width inner direction, and the lower part is opened. Further, the folded tension cloth 28 is sandwiched between the vertical wall portion 36A of the rail inner panel 36 serving as the body side surface and the vertical wall portion 54B of the bending holding portion 54.
[0036]
The outer peripheral portion of the bent holding portion 54 is chamfered so that the tension cloth 28 of the airbag bag body 16 is not damaged. Further, the lower portion 54C of the vertical wall portion 54B is inclined inward and downward in the vehicle width direction, and when the airbag bag body is deployed, the tension cloth 28 extends vertically between the vertical wall portion 36A of the rail inner panel 36 and the bent holding portion 54. It is easily removed from between the wall 54B.
[0037]
As shown in FIG. 5, in the A pillar 30, the wire harness 60 is fixed by brackets 62 at a plurality of locations along the vehicle front-rear direction.
[0038]
As shown in FIG. 4, the bracket 62 has a band shape, and the upper end 62A and the lower end 62B are fixed to the front pillar inner panel 66 by fastening members 64 such as bolts. Further, a bent holding portion 68 is formed downward from the lower end portion 62B of the bracket 62. The bending holding portion 68 has an L-shaped cross section when viewed from the vehicle front-rear direction. That is, a vertical wall portion 68B extending downward is formed at an inner end portion in the vehicle width direction of the upper wall portion 68A bent in the vehicle width inner direction, and the lower portion is opened. Further, the folded tension cloth 26 is sandwiched between the vertical wall portion 66A of the front pillar inner panel 66 serving as the side surface of the body and the vertical wall portion 68B of the bending holding portion 68.
[0039]
The outer peripheral portion of the bent holding portion 68 is chamfered so that the tension cloth 26 of the airbag bag body 16 is not damaged. Further, the lower portion 68C of the vertical wall portion 68B is inclined substantially inward and downward in the vehicle width direction, and the tension cloth 26 and the bending holding portion 68 are connected to the tension wall 26 when the airbag bag body is deployed. The vertical wall portion 68B can be easily detached from the space.
[0040]
Next, the operation of this embodiment will be described.
[0041]
In the present embodiment, when a side impact load of a predetermined value or more is applied to the side portion of the vehicle body, the side collision is detected by the sensor 12. For this reason, the inflator 14 operates and a predetermined amount of gas is ejected. As a result, the airbag bag body 16 starts to inflate and deploy, and the inflated and deployed airbag bag body 16 pushes and opens the A-pillar garnish, the outer side in the vehicle width direction of the roof head lining, and the C-pillar garnish. As shown by a two-dot chain line in FIG.
[0042]
Further, in the present embodiment, when the airbag bag body 16 is assembled to the vehicle body, the slit formed in the attachment portion 42 of the airbag bag body 16 in the locking portion 40 set in the vertical wall portion 36A of the rail inner panel 36. By simply locking 44, the airbag bag body 16 can be easily attached to the vehicle body. As a result, since the number of attachment parts can be reduced, the cost can be reduced and the assembly workability can be improved. Moreover, since the latching | locking part 40 is formed in a part of vertical wall part 36A of the rail inner panel 36, it is not necessary to add another component at all.
[0043]
In the present embodiment, since the T-shaped slit 44 is locked to the T-shaped locking portion 40 at the tip, the locking portion 40 and the slit are formed when the airbag bag body 16 is inflated and deployed. 44 is hard to come off. When the length L1 of the slit 44 in the vehicle front-rear direction is slightly shorter than the length L2 of the locking portion 40 in the vehicle front-rear direction, and when the slit 44 is locked to the locking portion 40, the attachment portion 42 is Although it is slightly inclined, as shown in FIG. 1B, the locking portion 40 may be more difficult to be removed from the slit 44 in the locked state.
[0044]
Further, in the present embodiment, since the locking portion 50 which is below the inflator 14 is formed by the existing inflator mounting bracket 46 fixed to the rail inner panel 36, there is no need to add another part at all.
[0045]
Moreover, in this embodiment, since the lower tip part locks the inverted T-shaped slit 52 to the T-shaped locking part 50, the locking part 50 is inflated when the airbag bag body 16 is inflated and deployed. And the slit 52 are difficult to come off. The length L3 in the vehicle front-rear direction of the slit 52 formed in the attachment portion 42 of the airbag bag body 16 is slightly shorter than the length L4 in the vehicle front-rear direction of the locking portion 50, and the slit 52 is formed in the locking portion 50. Although the attachment portion 42 is slightly tilted when locking, the locking portion 50 may be more difficult to be removed from the slit 52 in the locked state as shown in FIG.
[0046]
Further, in the present embodiment, the folded tension cloth 28 is sandwiched between the vertical wall portion 36A of the rail inner panel 36 serving as the body side surface and the vertical wall portion 54B of the bending holding portion 54. It is possible to eliminate breakable tapes and socks that have been conventionally used for maintaining the folded shape of the tape. As a result, since the number of attachment parts can be reduced, the cost can be reduced and the assembly workability can be improved also in this respect.
[0047]
In the present embodiment, the bent holding portion 54 is formed on a part of the rail inner panel 36, and the bent holding portion 68 is constituted by the existing wire harness mounting bracket 62 fixed to the front pillar inner panel 66. There is no need to add another part at these parts.
[0048]
Although the present invention has been described in detail with respect to specific embodiments, the present invention is not limited to such embodiments, and various other embodiments are possible within the scope of the present invention. It will be apparent to those skilled in the art. For example, in the above-described embodiment, the shape of the locking portion 40 is a T-shape, but the shape of the locking portion 40 is not limited to a T-shape. For example, as shown in FIG. 40 may be a bar, the locking portion 40 may be an arrow shape as shown in FIG. 6B, and the locking portion 40 may be another shape such as an L shape as shown in FIG. 6C. In the above embodiment, the T-shaped slit 44 is formed as the hole. However, the hole is not limited to the T-shaped slit 44. For example, as shown in FIG. Other shapes such as the long hole 70 may be used.
[0049]
Further, as shown in FIG. 7, an expansion portion 72 filled with gas from the inflator is formed on the outer peripheral portion of the long hole 70 in the attachment portion 42 of the airbag bag body 16 so that the airbag bag body 16 is inflated. It is good also as a structure where the long hole 70 becomes difficult to remove | deviate from the latching | locking part 40 when it expand | deploys.
[0050]
Further, as shown in FIG. 8, the front end shape of the attachment portion 42 of the airbag bag body 16 has a T shape, and a long hole 74 formed by cutting out a part of the vertical wall portion 36A of the rail inner panel 36, It is good also as a structure which inserted the front-end | tip 42A of the attaching part 42. FIG. In this configuration, the length M1 in the vehicle front-rear direction of the inflating portion 42A at the tip of the attachment portion 42 is set larger than the length M2 in the vehicle front-rear direction in the long hole 74, and the airbag bag body 16 is inflated. When deployed, the attachment portion 42 is not easily detached from the long hole 74.
[0051]
Further, the head protection airbag bag mounting structure of the present invention has a head protection airbag device in which the inflator is disposed on the front side of the vehicle, for example, the A pillar, and the inflator is disposed on the rear side of the vehicle, for example, the C pillar. The present invention can also be applied to a head protecting airbag device, and the shape of the airbag bag body is not limited to the above embodiment.
[0056]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the folded airbag bag body is disposed along the upper edge of the opening in the vehicle interior, and the roof side rails are provided at the plurality of attachment portions formed to protrude from the upper edge portion of the airbag bag body. In the mounting structure of the head protection airbag device mounted on the roof side rail , a bent holding portion opened downward is provided on the roof side rail, and the tension cross of the folded airbag bag body is placed between the roof side rail and the bending holding portion. Since it was clamped, it has the outstanding effect that the number of attachment parts can be reduced, the cost can be reduced and the assembly workability can be improved.
[0057]
According to a second aspect of the invention, since the mounting structure of the head protection air bag device according to claim 1, the bent holding portion, which is formed on a part of the inner panel of the roof side rail, according to claim 1 In addition to the effect described in (1), it has an excellent effect that it is not necessary to add another part at all.
[0058]
According to a third aspect of the invention, the mounting structure of the head protection air bag device according to claim 1, since the bent holding portion is formed on the existing bracket fixed to the inner panel of the roof side rail In addition to the effect described in claim 1 , it has an excellent effect that it is not necessary to add another part.
[Brief description of the drawings]
1A is an exploded perspective view showing a mounting structure of a head protection airbag device according to an embodiment of the present invention, and FIG. 1B is a head protection airbag according to an embodiment of the present invention. It is a perspective view which shows the attachment structure of an apparatus.
2A is an exploded perspective view showing a mounting structure of a head protection airbag device according to one embodiment of the present invention, and FIG. 2B is a head protection airbag according to one embodiment of the present invention. It is a perspective view which shows the attachment structure of an apparatus.
FIG. 3 is a perspective view showing a mounting structure of a head protection airbag device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing an attachment structure of a head protection airbag device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a side view showing a passenger compartment side portion to which a mounting structure for a head protection airbag device according to an embodiment of the present invention is applied.
6A to 6C are side views showing a locking portion of a mounting structure for a head protection airbag device according to a modification of the embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a side view showing a mounting structure of a head protecting airbag device according to another embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a side view showing a mounting structure of a head protecting airbag device according to another embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Head protection airbag apparatus 14 Inflator 16 Airbag bag body 18 Center pillar 20 Roof side rail 24 The airbag bag body expansion part 25 The airbag bag body expansion part 26 The airbag bag body tension cloth 28 The airbag bag body Tension cloth 34 Front side window (car interior opening)
35 Rear side window (car interior opening)
36 Rail inner panel 40 Locking portion 42 Airbag bag mounting portion 44 Slit (hole)
46 Inflator mounting bracket 50 Locking portion 52 Slit (hole)
54 Bending holder 62 Wire harness mounting bracket 68 Bending holder 70 Long hole (hole)

Claims

折り畳んだエアバッグ袋体を車室内開口部の上縁に沿って配設し、エアバッグ袋体の上縁部に突出形成した複数の取付部においてルーフサイドレールに取り付けた頭部保護エアバッグ装置の取付構造において、
前記ルーフサイドレールに、下方に開放した屈曲保持部を設け、折り畳んだ前記エアバッグ袋体のテンションクロスを前記ルーフサイドレールと前記屈曲保持部との間に挟持したことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置の取付構造。A head protection airbag device in which a folded airbag bag body is disposed along the upper edge of the opening in the vehicle interior, and is attached to the roof side rail at a plurality of attachment portions formed to protrude from the upper edge portion of the airbag bag body. In the mounting structure of
The roof side rail, is provided a bent holding portion which is open downwardly, head protection, characterized in that is sandwiched between the tension cloth of the airbag folded and the roof side rail above the bent holding portion Airbag device mounting structure.

前記屈曲保持部は、ルーフサイドレールのインナパネルの一部に形成されていることを特徴とする請求項１に記載の頭部保護エアバッグ装置の取付構造。2. The head protection airbag device mounting structure according to claim 1 , wherein the bent holding portion is formed on a part of an inner panel of a roof side rail.

前記屈曲保持部は、ルーフサイドレールのインナパネルに固定された既存のブラケットに形成されていることを特徴とする請求項１に記載の頭部保護エアバッグ装置の取付構造。2. The head protection airbag device mounting structure according to claim 1 , wherein the bent holding portion is formed on an existing bracket fixed to an inner panel of a roof side rail.