JP3608002B2 - 複数自転車の置台 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数の自転車、特に二輪自転車を置くとともに、1台毎の出入れを容易に行えるようにした置台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
駅の近くに建てられている自転車置場内には、自転車をその両輪を支持することにより立てておくスタンドが設けられていて、利用者はこのスタンド内に自転車を載せておくことが行われている。このスタンドは固定式のものであるため、これに対する自転車の出し入れを行うには、自転車全体を持ち上げなければならない。
【0003】
また、各スタンド間の寸法が固定されているため、入れておいた自転車の隣のスタンドにも自転車が入っていると、これが取出しの邪魔になって、自分の自転車の取出しが非常に困難となっている。このため、各スタンド間を広く開けるようにすることもなされているが、そうすると、今度は限られたスペースに置ける自転車の数が少なくなって、あふれた自転車が自転車置場の周囲に置き放されることにもなっていた。
【0004】
そこで、図14に示すように、スタンドを横方向に自由に移動できるようにした置台が開発された。この図14に示した置台では、各スタンドを2本の支持梁に対して図示左右方向に移動自在に組付けるとともに、1箇所に自転車の横に立って出し入れができる空間(図14の例では約68センチメートル)を形成するようにしている。この空間によって、図14に示した左端の自転車又はその右隣の自転車の取出しが簡単に行えるのである。
【0005】
また、この図14に示した置台で、図示右端にある自転車を取り出したい場合には、右端から2番目のスタンドを、その上の自転車等を利用して図示左方に押すのである。各スタンドは支持梁に対して移動自在であったから、右端から2番目の自転車またはスタンドを図示左方に押すことによって、図14中に示した空間が、右端とその左隣のスタンドとの間に移ることになる。これにより、今取り出したい右端の自転車の取り出しが簡単に行えることになる。
【0006】
ところが、この図14に示した従来の置台においては、各スタンド上に自転車が置かれていたとすると、図示した例では18台もの自転車とそのスタンドを左方に移動させなければならず、相当な力がいることになる。つまり、老人や子供のような力の弱い者では、この自転車置場を利用できないことにもなる。
【0007】
特に、図14の右端に示した自転車を取り出すには、その左側にある自転車をスタンドとともに左方へズラさなければならないが、図示左方部分に示した自由空間が各ブラケットの位置とは無関係に移動することになるから、必要以上に力を掛けて他の自転車等を動かすことになる。つまり、この図12に示した従来の置台では、各ブラケット間は何らの規制もないため、隣にある自転車を動かすために大きな力を掛けてしまって、各ブラケット間に衝突を発生させてしまうことになり勝ちとなるのである。この衝突時の衝撃によって、各ブラケットが破損したり、載置してある自転車同士が当たって傷を付け合ってしまう可能性もあるのである。
【0008】
そこで、本発明者は、限られた空間を有効に利用することができて、弱い力であっても自分の自転車の取り出し空間を簡単に確保できるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題は、自転車の出入れを容易に行うことのできる置台とすることである。
【0010】
すなわち、まず請求項1に係る発明の目的とするところは、自転車が載置される載置台の移動を行うための力を、各載置台の水平方向に掛けられるようにすることができて、各載置台の移動を無理なく行うことができ、そして各載置台間の寸法をある一定の範囲内に常に納めて、互いに衝突し合わないようにすることができて、大きな力によって移動させても衝突しあわないようにすることのできる複数自転車の置台を簡単な構成によって提供することにある。
【0011】
また、請求項2に係る発明の目的とするところは、上記請求項1に係る発明の目的と同様な目的を達成することができて、さらに、各載置台の移動を、その後端等に設けた足踏みレバー等によって簡単に行えるようにした複数自転車の置台を提供することにある。
【0012】
さらに、請求項3に係る発明の目的とするところは、上記請求項1または請求項2の発明と同様な目的を達成できて、各載置台を詰めた状態にしても、各自転車のハンドル等が干渉し合わないようにすることができる複数自転車の置台を提供することにある。
【0013】
そして、請求項4に係る発明の目的とするところは、上記請求項1〜請求項3に係る発明と同様な目的を達成することができる他、1つのユニットとしてまとめることができて、あらゆる大きさ・広さの自転車置場に適用することのできる複数自転車の置台を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実施の形態の説明中において使用する符号を付して説明すると、
「自転車200の平面から見た中心線に対して直交して互いに平行に配置される第1支持梁11及び第2支持梁12と、これらの支持梁11・12に対して移動可能に組付けた前後一対で複数組の移動台21〜21と、これら前後一対の移動台21・21と一体化されて、自転車200の前後の車輪210・220を支承し得る程度の幅と長さを有した複数の載置台20と、これら各載置台20に基端にて開閉自在に連結されて、その開閉角度が30°〜80°の範囲内に規定された第1クランクバー31と、これら各第1クランクバー31の互いに隣接するもの同士の先端を開閉可能に連結して構成したことを特徴とする複数自転車の置台100」
である。
【0015】
すなわち、この請求項1に係る自転車置台100は、1台の自転車200が載置されることになる載置台20の複数を、図1及び図2に示したように、自転車200の平面からみた中心線に対して直交するとともに、互いに平行に配置される第1支持梁11及び第2支持梁12に対して、これらに直交する状態で配置するとともに、各移動台21によって第1支持梁11及び第2支持梁12に対して横方向(図2の左右方向)に移動可能に組付けたものである。そして、これら各載置台20間を第1クランクバー31によって互いに連結するとともに、隣接し合う第1クランクバー31間の開閉角度を30°〜80°の範囲で規制するようにしたものである。
【0016】
ここで、各第1クランクバー31間の開閉角度とは、各第1クランクバー31が連結されている載置台20上の点から、図2の横方向に伸ばした線を0°としたときに、この線から各第1クランクバー31の立ち上がり角度を言うものである。各第1クランクバー31の開閉角度は、上述した通り、30°〜80°の間となることが必要であるが、その理由は、まず各第1クランクバー31の開閉角度が30°よりも小さいと、各第1クランクバー31を両側から押してこれを立ち上がらせようとしたときに、これが困難となるからである。一方、各第1クランクバー31の開閉角度が80°よりも大きいと、1本の載置台20に2本の第1クランクバー31を同軸的に設けたときに、互いに干渉し合ってしまい、損傷が生じ易くなるからである。
【0017】
各第1クランクバー31間の開閉角度の規制は、後述する請求項2における自転車置台100のように、各第1クランクバー31と載置台20とを別の第2クランクバー32によって行うこともあるが、図3の(a)に示すように、各第1クランクバー31の連結先端に他の第1クランクバー31の同部分が当接する当接面31aを形成したり、あるいは、図3の(b)に示すように、各第1クランクバー31の載置台20に対する回動範囲内に第1ストッパ31b及び第2ストッパ31cを設けておいて、これらの第1ストッパ31b及び第2ストッパ31c間で第1クランクバー31が回動するようにしてもよいものである。
【0018】
以上のように構成した自転車置台100では、まず、各載置台20が第1支持梁11及び第2支持梁12上を、互いの平行状態を維持しながら図2の左右方向に移動自在となっている。なお、図2に示したように、4本の載置台20で1つの自転車置台100が完成されているのであれば、両端の2本は移動台21を有していても、これを第1支持梁11等に固定しておかれる。また、各載置台20が第1クランクバー31によって上述したように連結されていることから、各第1クランクバー31が規制している開閉角度内で各載置台20の移動が許容される。
【0019】
換言すれば、1つの載置台20が動かされれば、これと隣の載置台20とを連結し合っている両第1クランクバー31が、例えば図2の右端に示した山形状から、図示中央に示した山形状に拡開されることになり、その後は、動かされた載置台20のすぐ隣の載置台20が両第1クランクバー31を介して引かれるのである。このことは、各載置台20が各第1クランクバー31によって互いに関連し合うように連結されているから、例えば図14に示した左端の空間を右端にもってくるときに、各載置台20間に急激な衝突を発生させないことを意味しているのである。
【0020】
そして、この請求項1に係る自転車置台100は、各載置台20間を第1クランクバー31によって直結しているのであるから、1つの載置台20を例えばその前端低支柱22aまたは前端高支柱22b、あるいは車輪ガイド23に手を掛けて押す力は、各第1クランクバー31を介して次の載置台20の下側に掛けられることになる。つまり、各載置台20を押す力は設置面に近い部分で水平方向に掛けられることになるのであり、各載置台20の移動を無理なく行うことができるのである。
【0021】
勿論、各載置台20上に図1に示すように自転車200を設置して、各載置台20を詰めたときに、両側の載置台20と互いに接触し合わないようにするために、以下の実施形態のものでは、図2にて示すように、両載置台20間の寸法が220ミリメートルとなるようにしてある。また、多数の載置台20を配置しても、1つの載置台20の両側になる載置台20との距離が、図4中の左から2番目に示した載置台20のように、450ミリメートルとなるようにしてある。これにより、その載置台20に対する自転車200の出入れが、載置台20のどちら側に立っても簡単に行えることになるのである。
【0022】
従って、この請求項1の自転車置台100は、自転車200が載置される載置台20の移動を行うための力を、各載置台20の水平方向に掛けられるようにすることができて、各載置台20の移動を無理なく行うことができ、そして各載置台20間の寸法をある一定の範囲内に常に納めて、互いに衝突し合わないようにすることができて、大きな力によって移動させても衝突しあわないようにしているのである。
【0023】
さて、上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、同様に、
「自転車200の平面から見た中心線に対して直交して互いに平行に配置される第1支持梁11及び第2支持梁12と、これらの支持梁11・12に対して移動可能に組付けた前後一対で複数組の移動台21〜21と、これら前後一対の移動台21・21と一体化されて、自転車200の前後の車輪210・220を支承し得る程度の幅と長さを有した複数の載置台20と、これら載置台20に基端にて開閉自在に連結されるとともに、互いに隣接するもの同士の先端が開閉可能に連結される第1クランクバー31と、これら各第1クランクバー31に先端が、また載置台20上に移動自在に組付けた連結台33に基端が連結される第2クランクバー32とを備えて、
連結台33の載置台20に対する移動を行うことにより、第1及び第2クランクバー31・32を開閉させて、載置台20を、各支持梁11・12に対して直交方向に移動し得るようにしたことを特徴とする複数自転車の置台100」
である。
【0024】
すなわち、この請求項2の自転車置台100は、第1支持梁11及び第2支持梁12上を横方向に移動する載置台20と、これら各載置台20を互いに連結する第1クランクバー31を有している点で上記請求項1の自転車置台100と同様であるが、各第1クランクバー31と載置台20とを連結する第2クランクバー32と、この第2クランクバー32を載置台20上に対して移動可能に連結している連結台33とを有していることが、請求項1のそれと異なるものである。
【0025】
各第2クランクバー32の両端を、各載置台20上を移動する連結台33と、当該載置台20に連結してある第1クランクバー31との間に連結したことによって、次のような作動が可能になる。各載置台20は、第1クランクバー31によって連結してあり、隣接し合う第1クランクバー31は、その先端で連結してあるから、両第1クランクバー31の開閉を行うことにより各載置台20の移動がなされることは前述の請求項1の自転車置台100での説明の通りである。この請求項2の自転車置台100では、その各第1クランクバー31に第2クランクバー32を連結し、この第2クランクバー32を連結台33に連結したのであるから、連結台33を載置台20上にて移動させることにより、各第1クランクバー31の開閉が行えるのである。
【0026】
各連結台33の載置台20上での移動は、例えば前端低支柱22aや前端高支柱22bに沿って設けたレバーによって行う等様々な方法が考えられるが、後述する実施の形態のものでは、各載置台20の後端に設けた足踏みレバー36によって行うようにしている。
【0027】
足踏みレバー36は、図1に示すように、載置台20の後端に回動可能に設けたブラケット35に連結してあって、この足踏みレバー36を足で踏むことにより、当該ブラケット35を回動させることになるものである。このブラケット35には、図1及び図6に示すように連結ロッド34の後端が連結してあるため、図1中の実線にて示した位置から仮想線にて示した位置にまで足踏みレバー36を踏み込むと、この連結ロッド34は後方(つまり足踏みレバー36側)に引かれることになる。
【0028】
また、各連結ロッド34の先端は前述した連結台33に連結してあるから、足踏みレバー36の踏み込みによって当該連結台33は後方に引かれることになる。勿論、連結台33が前方に移動されたときには、足踏みレバー36は図1中の実線にて示した位置に立ち上がることになるものである。
【0029】
ところで、載置台20に対して開閉される第1クランクバー31は、図4の左右両端に位置する載置台20では1本でよいが、中程に位置する各載置台20については両側の載置台20と連結するために2本の第1クランクバー31が必要となる。2本の第1クランクバー31は、図4の左から2番目の載置台20におけるように、両方共最大限に開放される状態(このときには、当該載置台20は両側に十分な取出し空間を形成している)と、図4の左から3番目の載置台20におけるように、左は開き右側は閉じた状態とがある。さらに、図4には示されていないが、5本以上の載置台20があって、両側に他の載置台20が完全に寄せられた中央の載置台20については、2本の第1クランクバー31は、図4の右端の載置台20におけるように、完全に閉じた状態となり得るものである。
【0030】
2本の第1クランクバー31が完全に閉じたり開いたりする場合には、両第1クランクバー31の第2クランクバー32及び連結台33による開閉は何等問題はないが、図4中の右から2番目の載置台20については、一方が開き他方が閉じている状態となるため、次のような工夫がしてある。本実施形態の連結台33においては、図7に示すように、各第2クランクバー32の基端が連結される部分を同一形状と位置の長穴33aとし、一方、各第2クランクバー32の先端は、そのまま各第1クランクバー31の略中央に回動可能に連結してある。これにより、図7の左側に示した完全に解放された第1クランクバー31に連結した第2クランクバー32の基端は、左側の長穴33aの図示下端に係合し、図7の右側に示した完全に閉じられた第1クランクバー31に連結した第2クランクバー32の基端は、右側の前端高支柱22bの図示上端に係合している。この図7に示した2本の第1クランクバー31は、図4中の図示右側から2番目の載置台20に設けたものに該当するものである。
【0031】
この図7に示した状態から、連結台33を上昇させれば、右側の第1クランクバー31の閉じ状態を維持したまま、図示左側の第1クランクバー31を閉じることになる。図示左側の第2クランクバー32が長穴33aによって押し上げられ、右側の第2クランクバー32は押し上げられないからである。両第1クランクバー31が完全に閉じられれば、各第2クランクバー32の基端は、各長穴33aの図示下端に係合することになる。
【0032】
これに対して、図7に示した状態から、連結台33を下動させれば、図示左側の第1クランクバー31の開放状態を維持したまま、図示右側の第1クランクバー31を開くことになる。図示右側の第2クランクバー32は、連結台33の下動によって図示下方に引かれ、左側の第2クランクバー32の基端は長穴33a内を図示上方に相対的に上昇するからである。その後、両第1クランクバー31が完全に解放されれば、各第2クランクバー32の基端は各長穴33aの図示上端に係合することになることは当然である。
【0033】
また、各載置台20間の寸法は、前述した請求項1の自転車置台100と同様であり、図4にも示した通りであるが、今、自転車200の出入れを行いたい載置台20が、図4の図示右端または図示右側から2番目であり、前の利用者が自転車200の出し入れを行った載置台20が、図4の図示左端あるいは図示左方から2番目であったとする。この状態で自分の利用したい載置台20の後端には、図1の実線にて示したように、足踏みレバー36が少し立ち上がった状態にある。何故なら、今の状況においては、図4に示すように、図示右端及びその左隣の連結台33はその前進端に位置して、足踏みレバー36を立ち上がらせる方向に移動しているからである。なお、図4の図示左端及びその右隣の載置台20の足踏みレバー36は、図1の仮想線に示した下動位置にある。
【0034】
そこで、立ち上がっている足踏みレバー36の内の一方(自分が使用したい載置台20側の足踏みレバー36)、具体的には図4の図示右端に位置する載置台20の足踏みレバー36を足で踏むと、これに連結ロッド34及びブラケット35を介して連結されている連結台33が、図4の下方(載置台20の後端)側に引かれ、これに連結してある第2クランクバー32を介して、未だ拡開していない第1クランクバー31が拡開される。この拡開される第1クランクバー31が、図4の図示右端に位置する載置台20のものであるとすると、その拡開(先端は円弧運動をする)に伴って図示右から2番目の第1クランクバー31の先端を図示左方へ押すとともに、図示下方に引き下げることにもなる。
【0035】
以上の結果、図4の図示右から2番目の載置台20は、図示左方へ押されるのであるが、この載置台20は各第1クランクバー31を介してさらに左隣の載置台20に連結されているから、これを左端の載置台20に詰め寄せることになる。このとき、図4の図示左端及びその右隣の載置台20を連結していて拡開状態(図4参照)にある各第1クランクバー31は、左から2番目の載置台20が左方に寄せることにより、図5に示すように、閉じられるのである。各第1クランクバー31が閉じられるということは、これに、第2クランクバー32、連結台33、連結ロッド34及びブラケット35を介して連結されている足踏みレバー36は、図1の実線に示した状態に立ち上がるのである。
【0036】
以上のことは、図4の図示右側から2番目の載置台20に設けてある足踏みレバー36を踏み込んでも同様であるが、少しだけ作用が異なる。つまり、図4の右から2番目の載置台20の足踏みレバー36を踏み込んだときには、当該載置台20の図示右側になる第1クランクバー31が拡開し、その力によって右端の載置台20から離れることになるのである。換言すれば、右から2番目の足踏みレバー36を踏み込んだとき、この足踏みレバー36を図4の図示左方に少し移動することになるため、右端の足踏みレバー36は位置が変化しない状態で足踏みレバー36を踏み込めたのであるが、当該右から2番目の足踏みレバー36では図4の図示左方へ動かすつもりで踏み込むとよいことになるのである。以上の操作を行えば、各載置台20が図5に示した状態になることは、前述した通りである。
【0037】
従って、この請求項2の自転車置台100は、前述した請求項1に係る自転車置台100と同様な機能を発揮する他、さらに、各載置台20の移動を、その後端等に設けた足踏みレバー36等によって簡単に行えるのである。
【0038】
上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1または2の自転車置台100について、
「各載置台20による自転車200の前部の支持高さを、互いに隣接するものについて交互に高低となるようにして、各自転車200のハンドル230等が互いに干渉し合わないようにしたこと」
である。
【0039】
すなわち、この請求項2に係る自転車置台100は、各載置台20による自転車200の支持位置、特に前輪210の支持位置を交互に高くまた低くなるようにしたものであり、各載置台20上で自転車200の両側を支える車輪ガイド23の前端位置を、載置台20上に設けた前端低支柱22aにより低く、また前端高支柱22bにより前端低支柱22a側のものより高くするようにしたものである。
【0040】
従って、この請求項3の自転車置台100は、前述した請求項1または2の自転車置台100と同様な機能を発揮する他、支持すべき各自転車200の高さを交互に変えることができて、各自転車200のハンドル230、ペダル240、あるいはカゴ250が互いに干渉し合わないようにできるのである。
【0041】
さらに、上記課題を解決するために、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜3のいずれかの自転車置台100について、
「各支持梁11・12を1つの基台10上に取付けるとともに、これらの支持梁11・12に載置台20の4本を組付けて、4台の自転車200を載置するものとして、一まとめにしたこと」
である。
【0042】
すなわち、請求項1〜3の自転車置台100は、図14の従来例のように、非常に横長となる場合をも想定しているが、この請求項4の自転車置台100は、図2または図4に示すように、4本の載置台20を1つの基台10上にまとめて構成しておき、このような自転車置台100を、自転車置場のスペースに適した数だけ用いるようにしたものである。
【0043】
このように、4本の載置台20を1つの基台10上にまとめておけば、各自転車置場の状況に合わせていちいち設計しなくても済み、必要数の自転車置台100を並べるだけで完成するため、施工上非常に有利なものとなるのである。
【0044】
【発明の実施の形態】
次に、上記のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態に係る自転車置台100について説明するが、図1〜図3には、主として請求項1に係る発明を例示する第1実施例に係る自転車置台100が示してあり、図1、及び図4〜図13には、主として請求項2に係る発明を例示する第2実施例に係る自転車置台100が示してある。
(第1実施例)
第1実施例に係る自転車置台100は、図1及び図2に示したように、自転車置場の土間上に水平上に設置される基台10と、この基台10上に互いに平衡状態で取付けられる第1支持梁11及び第2支持梁12と、これら第1支持梁11及び第2支持梁12上に、これらに直交する状態で配置されて、それぞれ移動台21を介して移動自在に組付けられる載置台20とを備えたものであり、これら各載置台20間を第1クランクバー31のみによって連結したものである。
【0045】
なお、本実施形態の各移動台21には、第1支持梁11及び第2支持梁12上を転動することになるローラが設けてあり、これにより、各載置台20の第1支持梁11及び第2支持梁12上での移動が円滑になるようにしてある。
【0046】
各第1クランクバー31は、図2に示したように、両端に位置する載置台20については1本、中程に位置する載置台20については2本が、各載置台20の同一位置にあるそれぞれ1本の枢軸によって開閉(枢軸を中心とする回動)自在に連結してある。
【0047】
また、各載置台20上には前端低支柱22aまたは前端高支柱22bが立設してあり、これらの前端低支柱22aまたは前端高支柱22bの側面、及び載置台20の側面に、例えば図1あるいは図6に示したように、自転車200の前輪210及び後輪220の下方部分を支えることになる左右一対の車輪ガイド23が固定してある。さらに、前端低支柱22a及び前端高支柱22bの上端には、自転車200の前輪210の前部を挟みこむことになる前輪止め枠24が傾動可能に設けてある。この前輪止め枠24は、例えば図11に示したスプリング24aによって一定の弾発力で支持されているものであり、自転車200の前輪210の直径の変化に応じて傾動するようにしてある。つまり、スプリング24aの上端は前輪止め枠24側に連結してあり、下端は前輪止め枠24の中程に設けたスプリング掛24bに図11の(a)に示したように連結してある。
【0048】
前端低支柱22aを有する載置台20は、図11に示したように、自転車200を通常の水平状態で支持するものであり、この自転車200の両側を支えることになる左右一対の車輪ガイド23の前方部分には、図11及び図12に示したように、前輪210を落とし込んでその支承を行う前後一対の前輪受23aが設けてある。これら両前輪受23aによって支承されるべき前輪210は、図11に示すように、手前側にある前輪落し板26によって両前輪受23a間に案内されるものである。
【0049】
一方、前端高支柱22bを有する載置台20については、例えば図1及び図13に示したように、自転車200の前輪210を高い位置で支えるようにして、隣接する低い位置の自転車200のハンドル230やペダル240あるいはカゴ250等と干渉し合わないようにするものである。そのために、この前端高支柱22bを有した載置台20は、図13に示したように、この前端高支柱22bの中程に前端が取付けられ後端が載置台20の後端側に連結されるスロープ25を有したものである。その他の構成は、前述した前端低支柱22aを有する載置台20と同様である。
【0050】
さて、この第1実施例に係る自転車置台100は、その各第1クランクバー31同士を図3に示したように連結することにより、その図示横方向の線に対して立ち上がる角度、つまり開閉角度が30°〜80°に保持されている。これら各第1クランクバー31間の開閉角度の規制構造は、図3の(a)または(b)に示した2通りが代表的に考えられる。
【0051】
図3の(a)に示した開閉角度の規制構造は、各第1クランクバー31の連結先端部に上記範囲を構成する2つの当接面31aを形成しておき、これらが互いに当接し合うことにより、両第1クランクバー31の先端連結部での角度規制を行うものである。一方、図3の(b)に示した開閉角度の規制構造は、各載置台20の各第1クランクバー31を連結している部分の近傍に第1ストッパ31b及び第2ストッパ31cを設けておき、これら第1ストッパ31bと第2ストッパ31cとの間に第1クランクバー31の基端が入って載置台20に連結されるようにしたものである。勿論、図3の(a)と(b)との両方の機構を併用してもよいものである。
(第2実施例)
第2実施例の自転車置台100は、図1及び図4〜図13に示してあるが、その上記第1実施例のそれと異なる点は、各前端低支柱22aに連結される第2クランクバー32、及びこれに付随する部材を有している点であり、その他の構成は同じである。従って、この第2実施例の自転車置台100の説明では、第2クランクバー32及びこれに付随する部分について主として行い、第1実施例と共通する部材につては、それと同一の符号を図4〜図13に付してその説明を省略することとする。
【0052】
各第2クランクバー32は、図4〜図8に示したように、その先端を各第1クランクバー31の中程に回動可能に連結したものであり、その基端(図4では図示下端)は、載置台20にその長さ方向に沿って移動が可能に組付けた連結台33に連結してある。
【0053】
各連結台33は、図7及び図8に示したように、案内杆33bを下面に有していて、この案内杆33bによって、載置台20上をを案内されるようになっている。また、これら各連結台33は、図4及び図7に示したように、前輪受23aの長手方向と平行になった2つの長穴33aを形成したものであり、これら各長穴33a内に、各第2クランクバー32の基端が移動自在でかつ抜け止め状態で連結してある。また、各連結台33には、図7にも示したように、1本または2本の連結ロッド34の前端が連結してあり、これらの連結ロッド34を介して、当該連結台33は載置台20上を前後動されることになるものである。
【0054】
各連結ロッド34の後端は、図1及び図6に示したように、載置台20の後端に回動自在に取付けたブラケット35に連結してあり、このブラケット35はこれに設けた足踏みレバー36によって回動されることになるものである。すなわち、使用者が足踏みレバー36を踏み込むと、載置台20上の連結台33が後端側に引かれ、これに連結してある各第2クランクバー32を介して第1クランクバー31が拡開されることになるものである。
【0055】
なお、図7及び図8に示した本実施形態のものにおいては、各第2クランクバー32の基端が各長穴33aに係合されたときの状態を維持するために、図8の(a)に示したように、載置台20の裏面側であって、連結台33の各長穴33aに対応する部分に、ストッパ37を一体的に設けるようにしている。これらのストッパ37は、図8の(b)に示したように、連結台33が連結ロッド34によって引かれて、その各長穴33a内に各第2クランクバー32の基端が係合されたときに、この各第2クランクバー32の基端が係合されることになるものであり、これによって、各第2クランクバー32の基端が各長穴33aから外れるのを防止するようにしているものである。
【0056】
各第2クランクバー32の基端を、連結台33の各長穴33a内に係合させたのは、各第2クランクバー32の動きに各長穴33aの長さ分だけの余裕をもたせるためである。この余裕は、図7に示したものに限らず、図9または図10に示した種々な形態のものによって形成することができるものである。
【0057】
図9の(a)に示した構造では、各第1クランクバー31側に長穴31dを形成しておいて、この長穴31d内に各第2クランクバー32の先端を移動自在に連結したもので、この長穴31dを連結台33に形成した長穴33aに代えたものである。つまり、図9の(a)では、連結台33には長穴33aは設ける必要がないものである。なお、図9の(a)では連結台33を2本の連結ロッド34によって引くことができるようにしたものであるが、この連結台33の載置台20に対する組付け部分に十分なスペースがあれば、連結台33の下端中央に設けた1本の連結ロッド34によって引くようにしてもよい。
【0058】
図10の(a)も、各第2クランクバー32の先端の第1クランクバー31に対する相対移動を可能にするようにしたものであり、各第1クランクバー31の中邸に小径部31fを形成しておいて、この小径部31fに対して移動自在なスライド部材31eを第2クランクバー32の先端に設けたものである。
【0059】
図10の(b)及び(c)は、各第2クランクバー32自体が伸縮するようにしたものであり、図10の(b)は、各第2クランクバー32を、第1レバー32aと、その先端を伸縮可能に支持する第2レバー32bとによって構成したものである。図10の(c)は、各第2クランクバー32を、先端部が互いに相対移動可能に組付けられた第1レバー32a及び第2レバー32bによって構成したものを示しているものである。
【0060】
さて、各自転車200には、その平面からみた中心線に対して横方向に突出する、ペダル240、あるいはカゴ250があり、例えば図2の右側2本の載置台20にそれぞれ自転車200を載置したとすると、これらが互いに干渉し合うことがある。この干渉を防止するには、隣接し合う自転車200の載置高さを変えればよい。そこで、本実施形態の自転車置台100では、自転車200を低い位置で載置するための図11に示した載置台20と、これより高い位置で自転車200を載置するための図13に示した載置台20との2種類を使用している。
【0061】
自転車200を低い位置で載置する載置台20は、図11に示したように、載置台20上の前端に直接立設した前端低支柱22aを有していて、前述したように、この前端低支柱22aと載置台20の両側に、自転車200の両側を支えることになる車輪ガイド23を設けたものである。そして、これら両車輪ガイド23の中央に、図11の(a)及び図12の(b)に示したように、押しながら挿入した自転車200の前輪210を少し持ち上げるための前輪落し板26を設けておき、この前輪落し板26の前方に、前輪210の下面を2点で支えることになる図12に示したような前輪受23aを、両車輪ガイド23間に取付けてある。
【0062】
自転車200を上述したのより高い位置で載置する載置台20は、図13に示したように、前端高支柱22bを載置台20の前端に立設し、この前端高支柱22bの中程にスロープ25の前端を取付けたものであり、このスロープ25によって自転車200の特に前輪210を高い位置で支承するようにしたものである。そして、このスロープ25に、車輪ガイド23や前輪落し板26を設けて、自転車200の前輪210を図1に示したように高い位置に載置し得るようにしたものである。
【0063】
以上のような高低2種類の載置台20は当然交互に配置されるものであり、こうすることによって、図2あるいは図4に示すように、各自転車200のハンドル230やカゴ250が、各載置台20を詰めた場合であっても干渉し合わないようにしているのである。
【0064】
【発明の効果】
以上、詳述した通り、まず請求項1に係る自転車置台100は、第1支持梁11及び第2支持梁12上に互いに平行に移動可能に組付けた複数の載置台20を、所定の開閉角度範囲内で開閉する第1クランクバー31によって連結したことにその主たる特徴があり、これにより、自転車200が載置される載置台20の移動を行うための力を、各載置台20の水平方向に掛けられるようにすることができて、各載置台20の移動を無理なく行うことができ、そして各載置台20間の寸法をある一定の範囲内に常に納めて、互いに衝突し合わないようにすることができて、大きな力によって移動させても衝突しあわないようにすることのできる複数自転車の置台100を簡単な構成によって提供することができるのである。
【0065】
また、請求項2に係る自転車置台100は、上記の第1クランクバー31の他に、さらにこれらの第1クランクバー31と各載置台20とを連結する第2クランクバー32と、この第2クランクバー32が連結されて各載置台20上を移動する連結台33とを備えたことに主たる特徴があり、これにより、上記請求項1のそれと同様な効果を有する他、各載置台20の移動を、その後端等に設けた足踏みレバー36等によって簡単に行えるようにした複数自転車の置台100を提供することができるのである。
【0066】
特に、この請求項2の自転車置台100において、その連結台33に長穴33aを形成しておいて、この長穴33a内に各第2クランクバー32の基端を係合させるようにした場合には、不特定多数の人が使用するこの種の自転車置台100を、簡単な構造のものとすることができて、故障の少ないものとすることができるのである。
【0067】
さらにこの請求項2の自転車置台100は、その連結台33を足踏みレバー36の踏み込みによって操作できるようにすることができて、利用者にとって非常に使い易いものとすることができるのである。
【0068】
以上の請求項1または請求項2の自転車置台100について、各載置台20による自転車200の前輪210の支持高さを、互いに隣接するものについて交互に高低となるようにした請求項3の自転車置台100は、各載置台20に自転車200を載置したとき、そのハンドル230等が互いに干渉し合わないようにすることができて、狭い空間内に多くの自転車200を載置することができるのである。
【0069】
そして、請求項4に係る自転車置台100は、上記請求項1〜3のいずれかのそれについて、4本の載置台20を1つの基台10上に組付けて一まとめにしてユニット化したことに特徴があり、これにより、あらゆる条件の自転車置場に対応することができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自転車置台に自転車を載置した状態を示す側面図である。
【図2】請求項1に係る自転車置台の概略構成を示す平面図である。
【図3】図2の要部を拡大して示すもので、(a)は各第1クランクバーの先端部での連結構造を示す部分拡大平面図、(b)は各第1クランクバーの載置台に対する連結構造及び角度規制構造を示す部分拡大平面図である。
【図4】請求項2に係る自転車置台の概略構成を示す平面図である。
【図5】図4中の右から2番目の載置台の周囲に出入のための作業空間を形成したときの自転車置台の概略構成を示す平面図である。
【図6】1つの載置台の構成を示すもので、(a)は平面図、(b)は後端側の拡大端面図である。
【図7】請求項2に係る自転車置台における連結台に、各第2クランクバー及び第1クランクバーを連結した状態の概略構成を示す部分拡大平面図である。
【図8】連結台の長穴内の連結ロッドとストッパとの位置関係を下側からみた状態で示すもので、(a)はストッパが離れている状態を、(b)はストッパに連結ロッドの基端が当接している状態を示す部分斜視図である。
【図9】図7に示した構造の他の実施例を示すもので、(a)は部分拡大平面図、(b)は連結台に対する連結ロッドの他の連結例を示す部分拡大平面図である。
【図10】連結台に第2クランクバー及び第1クランクバーを連結するさらに別の例を示すもので、(a)は第2クランクバーと第1クランクバーとの連結方法を示した部分拡大平面図、(b)は第2クランクバー自体で連結方法を変更した例を示す部分拡大平面図、(c)は第2クランクバー自体での連結方法を変更した別の例を示す部分拡大平面図である。
【図11】第2クランクバーを低い状態で載置するための載置台を示すもので(a)は側面図、(b)は後端側からみた載置台の正面図である。
【図12】車輪ガイドに取付けた前輪受を示すもので、(a)は図11中の1−1線に沿ってみた、また(b)は図11中の2−2線に沿ってみた部分拡大平面図である。
【図13】自転車を高い状態で載置するための載置台を示すもので、(a)は側面図、(b)は載置台の後端側からみた正面図である。
【図14】従来の自転車置台を示すもので、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
100 自転車置台
10 基台
11 第1支持梁
12 第2支持梁
20 載置台
21 移動台
22a 前端低支柱
22b 前端高支柱
23 車輪ガイド
23a 前輪受
24 前輪止め枠
24a スプリング
24b スプリング掛
25 スロープ
26 前輪落し板
31 第1クランクバー
31a 当接面
31b 第1ストッパ
31c 第2ストッパ
31d 長穴
31e スライド部材
31f 小径部
32 第2クランクバー
32a 第1レバー
32b 第2レバー
33 連結台
33a 長穴
33b 案内杆
200 自転車
210 前輪
220 後輪
230 ハンドル
240 ペダル
250 カゴ

Claims (4)

  1. 自転車の平面から見た中心線に対して直交して互いに平行に配置される第1支持梁及び第2支持梁と、これらの支持梁に対して移動可能に組付けた前後一対で複数組の移動台と、これら前後一対の移動台と一体化されて、前記自転車の前後の車輪を支承し得る程度の幅と長さを有した複数の載置台と、これら各載置台に基端にて開閉自在に連結されて、その開閉角度が30°〜80°の範囲内に規定された第1クランクバーと、これら各第1クランクバーの互いに隣接するもの同士の先端を開閉可能に連結して構成したことを特徴とする複数自転車の置台。
  2. 自転車の平面から見た中心線に対して直交して互いに平行に配置される第1支持梁及び第2支持梁と、これらの支持梁に対して移動可能に組付けた前後一対で複数組の移動台と、これら前後一対の移動台と一体化されて、前記自転車の前後の車輪を支承し得る程度の幅と長さを有した複数の載置台と、これら載置台に基端にて開閉自在に連結されるとともに、互いに隣接するもの同士の先端が開閉可能に連結される第1クランクバーと、これら各第1クランクバーに先端が、また前記載置台上に移動自在に組付けた連結台に基端が連結される第2クランクバーとを備えて、
    前記連結台の前記載置台に対する移動を行うことにより、前記第1及び第2クランクバーを開閉させて、前記載置台を、前記各支持梁に対して直交方向に移動し得るようにしたことを特徴とする複数自転車の置台。
  3. 前記各載置台による自転車の前部の支持高さを、互いに隣接するものについて交互に高低となるようにして、前記各自転車のハンドル等が互いに干渉し合わないようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複数自転車の置台。
  4. 前記各支持梁を1つの基台上に取付けるとともに、これらの支持梁に前記載置台の4本を組付けて、4台の自転車を載置するものとして、一まとめにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の複数自転車の置台。
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