JP3606005B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は携帯電話などの移動体通信機器に用いられるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、携帯電話などの移動体通信機器のアンテナ装置としては、線状のアンテナと表面実装型アンテナとを併用したダイバシティアンテナの構成が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、線状アンテナは単純な構造で比較的広帯域にわたって高利得が得られる、という利点を備え、表面実装型アンテナは極めて小型でかつ回路基板上に他の電子部品とともに表面実装できるため、通信機器全体を小型化できるという利点を備えている。したがって、この線状アンテナと表面実装型アンテナとをダイバシティ構成にすれば、両者の利点を併せ持つアンテナ装置が得られる筈である。
【0004】
しかし、線状アンテナと表面実装型アンテナとを併用した従来のアンテナ装置においては、必ずしもその相乗効果が発揮されていなかった。
【0005】
発明者等は、期待どおりの特性が得られないことの原因が、線状アンテナと表面実装型アンテナとの相互干渉にあることを実験により解明した。この発明の目的は上記表面実装型アンテナの特性を生かし、かつホイップアンテナやヘリカルアンテナなどの線状アンテナの特性をも生かしたアンテナ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、線状アンテナと表面実装型アンテナからの受信信号を合成して若しくは切り替えて受信部へ供給するアンテナダイバシティ回路、または送信部からの送信信号を分配して若しくは切り替えて線状アンテナと表面実装型アンテナへ供給するアンテナダイバシティ回路、を備えた通信機に用いられるアンテナ装置であって、線状アンテナと表面実装型アンテナとの相互干渉による問題を解消するために、請求項1に記載のとおり、表面実装型アンテナを、誘電体または誘電性磁性体の基体に放射電極と、この放射電極に対して給電する給電電極とを設けて成る表面実装型アンテナとするとともに、当該表面実装型アンテナの放射電極の開放端が前記線状アンテナから遠ざかる向きに当該表面実装型アンテナを配置する。
【0007】
この構成によって、表面実装型アンテナの放射電極の開放端が線状アンテナから遠ざかる向きに配置されるため、両アンテナ間の相互干渉が防止され、高い総合アンテナ利得が維持できる。上記線状アンテナがホイップアンテナであって、そのホイップアンテナが収納されている場合にも、ホイップアンテナと表面実装型アンテナとの相互干渉が防止されるように表面実装型アンテナを配置しておくことで、受信感度を常に高く維持することができる。
【0008】
なお、一般に線状アンテナは広帯域特性を有するのに対し、表面実装型アンテナは狭帯域特性を有するが、例えばいわゆるPDC800MHz巻取り方式(810〜818MHz帯と870〜885MHz帯の両方に対応する)携帯電話システムでは、実際に使用される領域は810〜818MHz帯と870〜885MHz帯のみであるため、表面実装型アンテナを補助的に用いて、上記実際に使用する帯域での感度を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置の構成を図1〜図5を参照して説明する。
【0010】
図1はアンテナ装置に用いられる表面実装型アンテナの構成を示す斜視図である。同図において11は誘電体セラミクスまたは比較的比誘電率の高い合成樹脂からなる誘電体基体である。この誘電体基体11の図における上面から左後方の端面を経由して再び上面に1a,1b,1cで示す放射電極を形成している。また誘電体基体11の図における下面から右手前の端面にかけて2a,2bで示す給電電極を形成している。さらに誘電体基体11の図における下面から右手前端面を経由して上面にかけて3a,3b,3cで示す接地電極を形成している。
【0011】
図1に示した表面実装型アンテナでは、放射電極1cの開放端o付近と接地電極3cとのギャップ部分、および開放端o付近と給電電極2a,2bとの間にそれぞれ静電容量が生じ、これらのキャパシタンスと放射電極のインダクタンス成分とで共振回路を構成する。また、給電電極と放射電極とは、給電電極2a,2bと放射電極1cとの間に生じる静電容量によって容量結合する。
【0012】
図2は図1に示した表面実装型アンテナの等価回路である。同図において、C23は給電電極2a,2bと接地電極3a,3b,3cとの間に生じる静電容量、C21は給電電極2a,2bと放射電極1cとの間に生じる静電容量、C13は放射電極1cの開放端o付近と接地電極3cとの間に生じる静電容量、Lは放射電極のインダクタンス成分である。これらのうち主としてC13、C21およびLが共振回路を構成する。Rはアンテナの放射抵抗である。
【0013】
図3の(A),(B)は図1に示した表面実装型アンテナとホイップアンテナとを設けたアンテナ装置の2つの構成例を示す図である。同図において21は回路基板であり、その表面に表面実装型アンテナ10を表面実装している。また同図において20はホイップアンテナである。(A)に示す例では放射電極の開放端oの位置を図における下方に向けて表面実装型アンテナ10を実装することによって、その開放端oをホイップアンテナ20から遠ざけている。また、(B)に示す例では表面実装型アンテナ10の放射電極の開放端を通信機器の外側に向けて実装することによって、表面実装型アンテナ10の開放端oをホイップアンテナ20から遠ざけている。(A),(B)のいずれの場合も、表面実装型アンテナ10とホイップアンテナ20との相互干渉が防止されて、高い総合アンテナ利得が維持される。
【0014】
表面実装型アンテナ10の各電極に対応する回路基板21側の詳細な電極パターンは省略しているが、これらの電極パターンを除く領域には接地電極22を設けている。この回路基板21上には、後述するように表面実装型アンテナ10を受信アンテナとして用いるための受信フィルタ、ホイップアンテナ20に対する送信フィルタおよび受信フィルタ、ホイップアンテナとの受信信号の合成または切り替えを行う合成/切替回路等を設けている。
【0015】
図3(A)に示した配置構造の場合の、表面実装型アンテナ10とホイップアンテナ20との相互干渉を測定したところ、次のような結果となった。
【0016】
すなわち、zx面のダイポール比較の最大利得〔dBd〕は、
ホイップアンテナのみの場合 −0.7
ホイップアンテナと表面実装型アンテナの双方を使用した場合 −0.5
となった。
【0017】
ここでz軸およびx軸は図4に示すとおりである。すなわち図4において表面実装型アンテナ10が実装された回路基板21を携帯電話などの通信機器の筐体23内に収納した状態で、回路基板21の長手方向をz軸、回路基板21の面に垂直な方向をx軸として、このz軸とx軸を含む面内方向の最大利得を求めた。
【0018】
このように、両アンテナを用いたことにより、総合アンテナ利得が向上する。図3(B)に示した配置構造の場合も同様の特性が得られる。
【0019】
図16の(A),(B)は図3の(A),(B)に対する比較例として示すものである。図16の(A)のように表面実装型アンテナ10′の放射電極の開放端oがホイップアンテナ20の延びる方向(通信機器の上部)に向くように配置したり、同図の(B)のように表面実装型アンテナ10′の放射電極の開放端oがホイップアンテナ20側に接近する向きに配置すると、表面実装型アンテナ10′とホイップアンテナ20との相互干渉により総合アンテナ利得は低下する。
【0020】
図5は上記ホイップアンテナと表面実装型アンテナを用いたアンテナ装置のアンテナ入出力部分の構成を示すブロック図である。ここでANTmはホイップアンテナに対するアンテナ端子、ANTsは表面実装型アンテナに対するアンテナ端子、TXは送信回路からの送信信号の入力端子、RXは受信回路への受信信号の出力端子である。このようにホイップアンテナと表面実装型アンテナの受信信号はそれぞれRXフィルタを通って合成/切替回路で合成または切り替えられて受信回路へ出力される。すなわちこの合成/切替回路ではホイップアンテナと表面実装型アンテナの受信信号レベルを検出し、双方の受信信号レベルに応じて、受信信号レベルの高い方の信号を選択的にRX端子へ出力するか、両信号を合成してRX端子へ出力する。この例ではホイップアンテナを送受共用し、表面実装型アンテナを受信のみに使用し、ホイップアンテナとともにアンテナダイバシティ回路を構成する。
【0021】
図5に示した例では、受信信号についてアンテナダイバシティ回路を構成したが、送信信号を分配してホイップアンテナと表面実装型アンテナとにそれぞれ供給することによって、送信信号についてアンテナダイバシティ回路を構成してもよい。
【0022】
次に、第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成を図6および図7に示す。図6は表面実装型アンテナの構成を示す斜視図である。図6において11は誘電体セラミクスまたは比較的比誘電率の高い合成樹脂からなる誘電体基体である。この誘電体基体11の図における下面から右手前の端面、上面、左後方の端面を経由して再び上面に1a,1b,1c,1d,1eで示す放射電極を形成している。また誘電体基体11の図における下面から右手前端面を経由して上面にかけて2a,2b,2cで示す給電電極を形成している。さらに誘電体基体11の図における下面から右手前端面を経由して上面にかけて3a,3b,3cで示す接地電極を形成している。
【0023】
図6に示した表面実装型アンテナの場合、放射電極1eの開放端o付近と接地電極3cとのギャップ部分、および開放端o付近と給電電極2a,2bとの間にそれぞれ静電容量が生じ、これらのキャパシタンスと放射電極のインダクタンス成分とで共振回路を構成する。また、給電電極と放射電極とは、給電電極2b,2cと放射電極1b,1cとの間に生じる静電容量によって容量結合する。したがって等価回路は図2に示したものと同様となる。
【0024】
図7はホイップアンテナとともに図6に示した表面実装型アンテナを用いたアンテナ装置の構成を示す図である。この場合も第1の実施形態の場合と同様に、表面実装型アンテナ10を、その放射電極の開放端oがホイップアンテナ20から遠ざかる向きに配置することによって、両アンテナ間の相互干渉を防止し、全体のアンテナ利得を向上させている。
【0025】
図8は第3の実施形態に係るアンテナ装置に用いる表面実装型アンテナの斜視図である。同図において、11は誘電体セラミクスまたは比較的比誘電率の高い合成樹脂からなる誘電体基体である。この誘電体基体11の図における下面から右手前の端面を経由して上面に1a,1b,1cで示す放射電極を形成している。また誘電体基体11の図における下面に2aで示す給電電極を形成している。さらに誘電体基体11の図における下面から右手前端面を経由して上面にかけて3a,3b,3cで示す接地電極を形成している。
【0026】
図8に示した表面実装型アンテナの場合も等価回路は図2に示したものと同様となる。すなわち、放射電極1cの開放端o付近と接地電極3cとのギャップ部分、および開放端o付近と給電電極2aとの間にそれぞれ静電容量が生じ、これらのキャパシタンスと放射電極のインダクタンス成分とで共振回路を構成する。また、給電電極と放射電極とは、給電電極2aと放射電極1bとの間に生じる静電容量によって容量結合する。
【0027】
図9はホイップアンテナとともに図8に示した表面実装型アンテナを用いたアンテナ装置の構成を示す図である。この場合も、表面実装型アンテナ10を、その放射電極の開放端oがホイップアンテナ20から遠ざかる向きに配置することによって両アンテナ間の相互干渉を防止し、全体のアンテナ利得を向上させている。
【0028】
図10は第4の実施形態に係るアンテナ装置に用いる表面実装型アンテナの斜視図である。同図に示すように、誘電体基体11の図における下面から右手前の端面を経由して上面に1a,1b,1cで示す放射電極を形成している。また誘電体基体11の図における下面から右手前端面を経由して上面にかけて2a,2b,2cで示す給電電極を形成している。さらに誘電体基体11の図における下面から右手前端面を経由して上面にかけて3a,3b,3cで示す接地電極を形成している。
【0029】
図10に示した表面実装型アンテナの場合も等価回路は図2に示したものと同様となり、放射電極1cの開放端o付近と接地電極3cとのギャップ部分、および開放端o付近と給電電極2a,2b,2cとの間にそれぞれ静電容量が生じ、これらのキャパシタンスと放射電極のインダクタンス成分とで共振回路を構成する。また、給電電極と放射電極とは、給電電極2b,2cと放射電極1b,1cとの間に生じる静電容量によって容量結合する。
【0030】
図11はホイップアンテナとともに図10に示した表面実装型アンテナを用いたアンテナ装置の構成を示す図である。この例では、表面実装型アンテナ10を、その放射電極の開放端oがホイップアンテナ20から遠ざかる向きに、ホイップアンテナ20に対して略45°方向に傾けて配置している。この場合も表面実装型アンテナ10とホイップアンテナ20との相互干渉が防止され、全体のアンテナ利得が向上する。
【0031】
図12は第5の実施形態に係るアンテナ装置に用いる表面実装型アンテナの斜視図である。同図において11は誘電体基体であり、その図における下面から右手前の端面にかけて3a,3bで示す接地電極を形成し、この接地電極に続いて、誘電体基体11の右後方の端面を経由して左後方の端面にかけて1a,1b,1cで示す放射電極を形成し、放射電極1cの端部を開放端oとしている。また誘電体基体11の図における下面から左手前端面を経由して上面にかけて2a,2b,2cで示す給電電極を形成している。さらに誘電体基体11の図における下面から右手前端面にかけて放射電極につながる4a,4bで示す制御電極を形成している。この制御電極4aにはダイオードD、コンデンサC1,C2、チョークコイルLからなる周波数切替回路を接続している。制御信号入力端子INに制御信号が入力されない状態では、ダイオードDは開放状態であるが、制御信号が入力されると、ダイオードDが導通し、制御電極4a,4bがダイオードDおよびコンデンサC1を介して接地される。すなわちダイオードDのオンオフによって、接地端から開放端までの放射電極のインダクタンスが変化し、共振周波数が切り替わる。この切り替えによる2つの共振周波数はPDC携帯電話システムの場合、810〜818MHz帯と870〜885MHz帯のそれぞれの中心周波数とする。これにより、2つの帯域の双方を切り替えによって対応できるようになる。
【0032】
図13は図12に示した表面実装型アンテナと、それに接続される周波数切替回路を含む全体の等価回路図である。同図においてL11は放射電極1a,1b,1cによる主たるインダクタンス成分、L12は制御電極4a,4bと接地電極3a,3bとの間のインダクタンス成分である。D,C1,L,C2は周波数切替回路を構成する。その他のC23,C21,C13,R部分の構成は図2に示したものと同様である。制御端子INに制御電圧が印加されていない状態ではC13,C21,L11,L12による共振回路で定まる共振周波数で共振するが、制御端子INに正の制御電圧が印加されるとダイオードDが導通し、インダクタンス成分L11とL12との接続点が周波数切替回路を介して接地され、共振回路のインダクタンス成分がL11のみから構成されることになる(接地端から開放端までの放射電極の長さが等価的に短くなる)ため、共振周波数が高くなる。すなわちアンテナの共振周波数が高くなる。
【0033】
図14はホイップアンテナとともに図12に示した表面実装型アンテナを用いたアンテナ装置の構成を示す図である。両図に示すように、放射電極の開放端oがホイップアンテナ20から遠ざかる方向に表面実装型アンテナ10を配置しているので、両アンテナ間の相互干渉が防止され、全体のアンテナ利得が向上する。
【0034】
以上に示した各実施形態では線状アンテナとしてモノポールアンテナであるホイップアンテナを用いたが、その他に例えばヘリカルアンテナを用いてもよい。図15はその一例を示す第6の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。同図における表面実装型アンテナ10の構成は図1に示した表面実装型アンテナと同様である。その他に図6、図8、図10、図12に示したいずれのものを用いてもよい。この場合も、表面実装型アンテナ10を、その放射電極の開放端oがヘリカルアンテナ24から遠ざかる向きに配置することによって、両アンテナ間の相互干渉を防止し、全体のアンテナ利得の低下を防止することができる。
【0035】
また、以上に示した各実施形態では、誘電体基体に各種電極を形成した表面実装型アンテナを用いたが、誘電性磁性体の基体に各種電極を同様に形成した表面実装型アンテナを用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】
この発明によれば、ホイップアンテナやヘリカルアンテナなどの線状アンテナと表面実装型アンテナの受信信号がアンテナダイバシティ回路によって合成されて、または切り替えられて受信部へ供給されるか、あるいは送信部からの送信信号が分配されて、または切り替られて少なくとも2つのアンテナへ供給されることになり、しかも表面実装型アンテナの放射電極の開放端が前記線状アンテナから遠ざかる方向に配置されるため、線状アンテナと表面実装型アンテナとを共に用いる場合に両アンテナ間の相互干渉が防止され、高い総合アンテナ利得が維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係るアンテナ装置に用いる表面実装型アンテナの構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す表面実装型アンテナの等価回路図である。
【図3】第1の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図4】同アンテナ装置の座標軸を示す図である。
【図5】同アンテナ装置のアンテナ入出力部分の構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施形態に係るアンテナ装置に用いる表面実装型アンテナの構成を示す斜視図である。
【図7】第2の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図8】第3の実施形態に係るアンテナ装置に用いる表面実装型アンテナの構成を示す斜視図である。
【図9】第3の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図10】第4の実施形態に係るアンテナ装置に用いる表面実装型アンテナの構成を示す斜視図である。
【図11】第4の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図12】第5の実施形態に係るアンテナ装置に用いる表面実装型アンテナの構成を示す斜視図である。
【図13】共振周波数切替回路を含む表面実装型アンテナ全体の等価回路図である。
【図14】第5の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図15】第6の実施形態に係るアンテナ装置の構成を示す図である。
【図16】図3のアンテナ装置の比較例を示す図である。
【符号の説明】
1−放射電極
2−給電電極
3−接地電極
4−制御電極
10−表面実装型アンテナ
11−誘電体基体
20−ホイップアンテナ
21−回路基板
22−接地電極
23−筐体
24−ヘリカルアンテナ
Claims (1)
- 線状アンテナと表面実装型アンテナからの受信信号を合成して若しくは切り替えて受信部へ供給するアンテナダイバシティ回路、または送信部からの送信信号を分配して若しくは切り替えて線状アンテナと表面実装型アンテナへ供給するアンテナダイバシティ回路、を備えた通信機に用いられるアンテナ装置であって、
前記表面実装型アンテナを、誘電体または誘電性磁性体の基体に放射電極と、この放射電極に対して給電する給電電極とを設けて成る表面実装型アンテナとするとともに、当該表面実装型アンテナの放射電極の開放端が前記線状アンテナから遠ざかる向きに当該表面実装型アンテナを配置したことを特徴とするアンテナ装置。
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