JP4556893B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば無線通信機能を備えたカード型装置等の無線通信装置に関するものである。
無線通信装置の一つとして、無線通信機能を備えた例えばPCカード等のカード型装置がある。そのカード型装置には、無線通信用高周波回路と、当該高周波回路に電気的に接続されて無線通信動作を行うアンテナとが設けられており、信号の無線通信が可能となっている。
特開平11−27026号公報 特開2004−229046号公報
ところで、無線通信機能を備えたカード型装置等の無線通信装置に対して、信号の無線通信速度の向上が要求されている。そこで、本発明者は、信号の無線通信速度を向上させるべく、次に示すような構成を考え出した。例えば、無線通信装置には、2個の無線通信用高周波回路を設けると共に、各無線通信用高周波回路にそれぞれ個別に対応して接続されるアンテナを2個設ける。そして、例えば、信号を送信したい場合には、その送信用の信号を予め定められた決まりに従って区切って各無線通信用高周波回路に振り分け供給する。2個の無線通信用高周波回路は同時動作状態となって、その振り分けられた信号を、各無線通信用高周波回路からそれぞれ個別に対応するアンテナを介し並行して無線送信する。このように、送信用の信号を区切り各無線通信用高周波回路に振り分け供給して複数のアンテナから並行して無線送信することによって、無線通信速度を飛躍的に速めることができる。
しかしながら、本発明者が、複数の同種のアンテナを用いて上記無線通信速度向上のための構成を持つ無線通信装置を試作してみたところ、アンテナ間で相互干渉が生じて、その試作の無線通信装置の無線通信感度は悪いものであった。
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、複数の無線通信用高周波回路にそれぞれ個別に対応して電気的に接続されるアンテナ間の相互干渉を防止してアイソレーションを確保することができる無線通信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、この発明の無線通信装置は、
複数の無線通信用高周波回路、および、当該無線通信用高周波回路に電気的に接続されているグランドが形成されている回路基板と、
一端側が無線通信用高周波回路の一つに電気的に接続されている給電端と成し他端側が開放端と成し給電端と開放端間の電流分布が略λ/2の定在波を形成する第1のアンテナと、
一端側が別の無線通信用高周波回路の一つに電気的に接続されている給電端と成し他端側が開放端と成し給電端と開放端間の通電電流により前記回路基板のグランドに電流を誘起させ当該誘電電流および前記給電端と開放端間の通電電流による電流分布が略λ/2の定在波を形成する第2のアンテナと、
を有しており、
第1のアンテナと第2のアンテナは、第1のアンテナの最大電流分布領域と、第2のアンテナの最大電流分布領域とがクロストーク低減用の間隔を介して離間する位置に配置されていることを特徴としている。
この発明によれば、第1のアンテナと、第2のアンテナとが設けられ、第1のアンテナは給電端と開放端間の電流分布が略λ/2の定在波を形成するものであり、第2のアンテナは給電端と開放端間の通電電流および当該通電電流に誘起された回路基板のグランドの誘起電流による電流分布が略λ/2の定在波を形成するものである。このため、それら第1のアンテナと、第2のアンテナとがそれぞれ個別に対応して電気的に接続されている各無線通信用高周波回路が同時動作中となって第1のアンテナと第2のアンテナとの両方のアンテナが同時動作中となったときに、第1のアンテナと、第2のアンテナとの間の相互干渉が防止されてアイソレーションを確保することが容易となる。
それというのは次に述べる理由による。つまり、回路基板は多層構造の基板と成し、当該回路基板には例えばグランドとして機能するグランド導体層が形成されている。第2のアンテナは、当該アンテナの給電端と開放端間の通電電流により回路基板のグランド(グランド導体層)に誘起される電流をも利用して信号の無線通信を行うものである。このため、仮に、複数の第2のアンテナをそれぞれ回路基板に接続させて同時動作中(同時共振動作中)とした場合には、回路基板の例えばグランド導体層に、各第2のアンテナに基づいた電流がそれぞれ誘起され、これら誘起電流が干渉し合う。つまり、回路基板の上記誘起電流によって第2のアンテナ間が電磁結合してしまう。このために、第2のアンテナ間のアイソレーションは確保し難い(換言すれば、アンテナ間のクロストークが増大しやすい)。
これに対して、第1のアンテナは、回路基板の例えばグランド導体層に誘起される電流を利用せずに信号の無線通信を行うことができるものである。このため、第1のアンテナと、第2のアンテナとは、回路基板の誘起電流に因る電磁結合を回避することができる。この発明では、アンテナの一つを第1のアンテナ(回路基板のグランドの誘起電流を利用しないタイプのアンテナ)とし、別のアンテナの一つを第2のアンテナ(回路基板のグランドの誘起電流を利用するタイプのアンテナ)としており、この構成によって、各アンテナ間のアイソレーションを確保し易い(クロストークを低減し易い)という効果を得ることができる。
また、第2のアンテナは、上記したように、回路基板のグランドに誘起される電流をも利用して無線通信動作を行うものであり、第2のアンテナの無線通信動作に関与する電流(つまり、給電端と開放端間の通電電流およびグランドの誘起電流)の最大電流分布領域は、第2のアンテナの給電端又はその近傍の回路基板領域に位置している。これに対して、第1のアンテナの無線通信動作に関与する電流の最大電流分布領域は、第1のアンテナの給電端と開放端間の中間部分に位置している。このため、第1のアンテナ同士、又は、第2のアンテナ同士を並設するというように同種のアンテナを並設する場合に比べて、第1のアンテナと、第2のアンテナとを設けることにより、それらアンテナの最大電流分布領域の間を離すことが容易となる。このことから、この発明では、第1のアンテナと、第2のアンテナとは、アンテナ間の最大電流分布領域がクロストーク低減用の間隔を介して離間する位置に配置することが容易となり、このことも、第1のアンテナと、第2のアンテナとの間のアイソレーションを確保し易い(クロストークを低減できる)理由である。
上記のように、この発明では、アンテナの一つを第1のアンテナ(回路基板のグランドの誘起電流を利用しないタイプのアンテナ)とし、別のアンテナの一つを第2のアンテナ(回路基板のグランドの誘起電流を利用するタイプのアンテナ)とした。この構成によって、無線通信装置に設けた複数のアンテナを同時動作させても各アンテナ間の相互干渉が回避されて、各アンテナ間のアイソレーションが高くなる(クロストークを抑制できる)。これにより、無線通信装置の無線通信感度の劣化を防止できる。このため、例えば、本発明の無線通信装置では、送信用の信号を予め定めた手法に従い区切って例えば2つの無線通信用高周波回路に振り分け供給し各無線通信用高周波回路にそれぞれ接続されている第1のアンテナと第2のアンテナとからそれぞれ前記振り分けられた送信用の信号を並行して無線通信することによって、信号の無線通信速度を格段に速めることができ、しかも、無線通信感度の劣化を抑制することが可能となる。
第2のアンテナは線状あるいは帯状の形態を有し、この第2のアンテナの一端側は給電端と成し、他端側は開放端と成しており、当該第2のアンテナは、給電端から開放端に向かう途中の位置で第1のアンテナから離れる方向に折れ曲がった形態を有しているものにあっては、次に示すような効果を得ることができる。つまり、第2のアンテナでは、開放端が最も電界の強い部位である。このことから、第2のアンテナを上記のように第1のアンテナから離れる方向に折れ曲がった形態とすることにより、第2のアンテナにおける最も電界の強い開放端を第1のアンテナから離すことができる。これにより、より一層、第1のアンテナと第2のアンテナとの間のアイソレーションを高めることができる。
第2のアンテナが、回路基板に搭載される基体と、この基体に形成され無線通信動作を行う放射電極とを有して構成されている構成を備えることによって、第2のアンテナの小型化を図ることができる。つまり、放射電極を基体に設けることによって、放射電極は、例えば基体の誘電率に起因した波長短縮効果により小型化を図ることができる。このために、第2のアンテナが例えば線状(棒状)の導体から成る放射電極単体で構成されている場合に比べて、第2のアンテナの小型化を図ることができる。これにより、無線通信装置の小型化を図ることが容易となる。
第1のアンテナは回路基板に立設配置されて垂直偏波により無線通信を行う構成と成し、第2のアンテナは回路基板に搭載される基体と、この基体に形成され無線通信動作を行う放射電極とを有して構成されて水平偏波により無線通信を行う構成と成している構成を備えることによって、第1のアンテナと、第2のアンテナとの各無線通信用の電波の偏波面が互いに直交関係となる。このことにより、第1のアンテナと第2のアンテナとの間のアイソレーションをより高めることができる。
第1のアンテナと、第2のアンテナとのうちの一方側のアンテナは回路基板から取り外し可能なものである構成を備えることによって、回路基板の大きさに規制されずに、第1のアンテナと第2のアンテナとの間の間隔を広げることができる。これにより、第1のアンテナと第2のアンテナとの間のアイソレーションを向上させること(クロストークを低減させること)がより容易となる。また、取り外し可能なアンテナは、当該アンテナと、無線通信用高周波回路との間を接続している導体線の余長の長さの範囲内で自在に配設位置を決めることができる。このため、無線通信感度が高くなる適宜な位置に取り外し可能なアンテナを配置することによって、無線通信感度をより高めることが容易となる。
第1アンテナ用の指向性制御部材が設けられる構成を備えることにより、その第1アンテナ用の指向性制御部材によって第1のアンテナの指向性を第2のアンテナから離れる方向に向かせることができる。また、第2アンテナ用の指向性制御部材が設けられる構成を備えることにより、その第2アンテナ用の指向性制御部材によって第2のアンテナの指向性を第1のアンテナから離れる方向に向かせることができる。このように、第1アンテナ用の指向性制御部材や、第2アンテナ用の指向性制御部材によって、第1のアンテナや、第2のアンテナの指向性を制御することにより、第1のアンテナと第2のアンテナとの間のアイソレーションをより一層向上させることができる(換言すれば、クロストークをより抑制することができる)。
なお、λは、無線通信に使用する周波数を持つ電波の波長を示している。第1のアンテナは、その給電端と開放端間の電気的な長さ(電気長)が略λ/2であることから、λ/2アンテナ(λ/2タイプのアンテナ)と呼ばれることがあり、また、第2のアンテナは、その給電端と開放端間の電気長が略λ/4であることから、λ/4アンテナ(λ/4タイプのアンテナ)と呼ばれることがあるが、λ/2アンテナはその給電端と開放端間の実効長(電気的な長さとは異なる実質な長さ)がλ/2でないことがあり、また、λ/4アンテナはその給電端と開放端間の実効長がλ/4でないことがある。このため、λ/2アンテナの実効長がλ/2で、λ/4アンテナの実効長がλ/4であるとの限定を避けるために、特許請求の範囲においては、λ/2アンテナを第1のアンテナと記載し、また、λ/4アンテナを第2のアンテナと記載している。
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
図1には第1実施形態例の無線通信装置におけるアンテナに関わる主要な構成部分が模式的な平面図により示されている。この第1実施形態例の無線通信装置1は、例えば、無線通信機能を備えたPCカード等のカード型装置であり、当該無線通信装置1は、回路基板2と、第1のアンテナであるλ/2タイプのアンテナ3と、第2のアンテナであるλ/4タイプのアンテナ4とを有して構成されている。
回路基板2は無線通信装置1を構成する筐体内に収容配置されるものである。当該回路基板2は多層構造を有し、当該回路基板2の例えば内層にはグランドとして機能するグランド導体層(図示せず)が形成されている。この回路基板2には、λ/2タイプアンテナ用の無線通信用高周波回路(RF回路)5と、λ/4タイプアンテナ用の無線通信用高周波回路(RF回路)6と、それら無線通信用高周波回路5,6が共通に電気的に接続されるベースバンド処理回路(BB回路)7とが少なくとも形成されている。λ/2タイプアンテナ用のRF回路5と、λ/4タイプアンテナ用のRF回路6とは、それぞれ、回路基板2のグランド導体層に電気的に接続されている。
λ/2タイプのアンテナ3は線状(棒状)あるいは帯状の直線状形態を有し、当該λ/2タイプのアンテナ3の一端側Qは回路基板2の端縁部に取り付けられλ/2タイプアンテナ用のRF回路5に電気的に接続される給電端と成している。また、λ/2タイプのアンテナ3の他端側Kは回路基板2および当該回路基板2を収容している筐体から外部に突き出し配置されて開放端と成している。λ/2タイプのアンテナ3は、給電端Qと開放端Kとの間の電流分布が図2のイメージ図に示されるように一つの定在波αを形成しており、λ/2タイプのアンテナ3の最大電流分布領域Oは、給電端Qと開放端Kとの間の中間領域である。なお、λ/2タイプのアンテナ3は、伸縮が可能なロッドアンテナと成していてもよいし、長さが固定されているタイプのアンテナであってもよい。
この第1実施形態例では、λ/4タイプのアンテナ4は、λ/2タイプのアンテナ3と間隔を介して並設されλ/2タイプのアンテナ3とは同じ周波数の信号の無線通信を行うためのものである。このλ/4タイプのアンテナ4は、λ/2タイプのアンテナ3と同様に、線状(棒状)あるいは帯状の直線状形態を有している。当該λ/4タイプのアンテナ4の一端側qは回路基板2の端縁部に取り付けられλ/4タイプアンテナ用のRF回路6に電気的に接続される給電端と成している。また、λ/4タイプのアンテナ4の他端側kは回路基板2および当該回路基板2を収容している筐体から外部に突き出し配置されて開放端と成している。λ/4タイプのアンテナ4は、給電端qと開放端kとの間の通電電流により回路基板2のグランド(グランド導体層)に図2に示されるような電流Iを誘起させ当該誘起電流および給電端qと開放端k間の通電電流によって無線通信動作を行っている。このλ/4タイプのアンテナ4の無線通信動作に関与する回路基板2の誘起電流および給電端qと開放端k間の通電電流は、図2に示されるような一つの定在波βの電流分布を形成する。その電流分布βにおける最大電流分布領域Pは、λ/4タイプのアンテナ4の給電端q又はその近傍領域となっている。このようなλ/4タイプのアンテナ4と、λ/2タイプのアンテナ3とは、各アンテナ3,4の最大電流分布領域O,Pがクロストーク低減用の間隔(換言すれば、アイソレーション確保用の間隔)を介して離間する位置に配置されている。なお、λ/4タイプのアンテナ4は、伸縮が可能なロッドアンテナと成していてもよいし、長さが固定されているタイプのアンテナであってもよい。
ベースバンド処理回路7は、予め定められ与えられている処理手順に従って信号処理を行う回路であり、λ/2タイプアンテナ用のRF回路5は、そのベースバンド処理回路7から供給された送信用の信号を予め定められたλ/2タイプアンテナ用周波数の信号に変換する回路構成を有する。また、λ/2タイプアンテナ用のRF回路5は、λ/2タイプのアンテナ3側から供給された受信信号を、ベースバンド処理回路7に適した設定の周波数の信号に変換する回路構成をも有する。
λ/4タイプアンテナ用のRF回路6は、ベースバンド処理回路7から供給された送信用の信号を予め定められたλ/4タイプアンテナ用周波数の信号に変換する回路構成を有する。また、λ/4タイプアンテナ用のRF回路6は、λ/4タイプのアンテナ4側から供給された受信信号を、ベースバンド処理回路7に適した設定の周波数の信号に変換する回路構成をも有する。
この第1実施形態例のアンテナ構造1は上記のように構成されている。このアンテナ構造1では、ベースバンド処理回路7からλ/2タイプアンテナ用のRF回路5を介してλ/2タイプのアンテナ3に送信用の信号が供給されると、その信号供給によってλ/2タイプのアンテナ3が共振動作して信号を無線送信する(つまり、無線通信動作を行う)。また、ベースバンド処理回路7からλ/4タイプアンテナ用のRF回路6を介してλ/4タイプのアンテナ4に送信用の信号が供給されると、その信号供給によってλ/4タイプのアンテナ4が共振動作して信号を無線送信する。さらに、信号がλ/2タイプのアンテナ3に到来してλ/2タイプのアンテナ3が共振動作して信号を受信すると(つまり、受信の無線通信動作すると)、その受信信号はλ/2タイプのアンテナ3からλ/2タイプアンテナ用のRF回路5を介してベースバンド処理回路7に伝達されて信号処理が成される。さらにまた、信号がλ/4タイプのアンテナ4に到来してλ/4タイプのアンテナ4が共振動作して信号を受信すると、その受信信号はλ/4タイプのアンテナ4からλ/4タイプアンテナ用のRF回路6を介してベースバンド処理回路7に伝達されて信号処理が成される。
ところで、カード型装置は、例えば、パソコン等の情報端末機器に設けられているカード挿入用のスロット内に収容されて使用されるものであり、スロット内に収容されるカード型装置部分には、例えば大きさの制限等によってアンテナを設けることができない。このため、カード型装置におけるアンテナ形成領域は、例えば、スロット内に挿入するときに後端側となるカード型装置の端部部分というように限られている。このように、アンテナの配置位置が限定された条件の中で、この第1実施形態例では、λ/2タイプのアンテナ3と、λ/4タイプのアンテナ4とは、回路基板2の同じ辺(例えばカード挿入後端側の辺)に沿う方向に間隔を介して並設されている。このため、λ/2タイプのアンテナ3とλ/4タイプのアンテナ4との間の間隔は、回路基板2の幅よりも狭いものである。回路基板2は小型なものであり、λ/2タイプのアンテナ3とλ/4タイプのアンテナ4との間の間隔は、同種のアンテナ間ではアイソレーションを確保することが難しい間隔であるのにも拘わらず、この第1実施形態例では、λ/2タイプのアンテナ3とλ/4タイプのアンテナ4との間のアイソレーションを確保することができる。
つまり、この第1実施形態例では、λ/2タイプのアンテナ3と、λ/4タイプのアンテナ4とを間隔を介して並設したので、例えばλ/2タイプのアンテナ同士が間隔を介して並設されている場合に比べて、並設し合っているアンテナ3,4の最大電流分布領域O,P間の間隔を離すことができる。また、この第1実施形態例では、λ/4タイプのアンテナ4は回路基板2の誘起電流Iを利用して無線通信を行うものであり、λ/2タイプのアンテナ3は回路基板2の誘起電流を利用しなくとも無線通信が可能なものであることから、回路基板2の誘起電流に起因したアンテナ3,4の電磁結合を抑制することができる構成となっている。上記のようなことから、λ/2タイプのアンテナ3とλ/4タイプのアンテナ4と間の相互干渉が抑制され、λ/2タイプのアンテナ3とλ/4タイプのアンテナ4との間のアイソレーションを高めることができる(クロストークを低減することができる)。このため、λ/2タイプアンテナ用のRF回路5とλ/4タイプアンテナ用のRF回路6との同時動作によって、λ/2タイプのアンテナ3と、λ/4タイプのアンテナ4とが同時動作状態となっても、λ/2タイプのアンテナ3と、λ/4タイプのアンテナ4とは、それぞれ、互いに悪影響を及ぼし合うことなく、独立的に動作することができて、無線通信感度の劣化を回避することができる。
以下に、第2実施形態例を説明する。なお、この第2実施形態例の説明において、第1実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
この第2実施形態例では、λ/4タイプのアンテナ4は、例えば、図3(a)や図3(b)に示されるように、給電端qから開放端kに向かう途中の位置でλ/2タイプのアンテナ3から離れる方向に折れ曲がった形態を有している。図3(a)の例では、λ/4タイプのアンテナ4は、λ/2タイプのアンテナ3が取り付けられている回路基板2の辺と隣り合う辺から突き出した後にλ/2タイプのアンテナ3から離れる方向に折れ曲がり回路基板2の辺に沿うように伸長形成されている。λ/4タイプのアンテナ4を上記のような折れ曲がった形態とすることによって、λ/4タイプのアンテナ4の開放端kをλ/2タイプのアンテナ3から離すことができる。λ/4タイプのアンテナ4の開放端kは電界の最も強い部分であり、当該開放端kをλ/2タイプのアンテナ3から離すことによってλ/2タイプのアンテナ3とλ/4タイプのアンテナ4間のアイソレーションを高めることができる。また、λ/4タイプのアンテナ4における折り曲げ部分よりも開放端k側の部位は回路基板2の辺に沿っているので、回路基板2からのλ/4タイプのアンテナ4の突出量を抑制することができる。
図3(b)の例では、λ/4タイプのアンテナ4は、λ/2タイプのアンテナ3が取り付けられている回路基板2の辺から突き出した後にλ/2タイプのアンテナ3から離れる方向に折れ曲がり回路基板2の辺に沿うように伸長形成されている。
この第2実施形態例では、λ/4タイプのアンテナ4に関わる構成以外の無線通信装置1の構成は第1実施形態例と同様である。
以下に、第3実施形態例を説明する。なお、この第3実施形態例の説明において第1や第2の各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
この第3実施形態例では、λ/4タイプのアンテナ4は、図4のモデル図に示されるように、回路基板2に搭載される基体8と、この基体8に形成されてアンテナ動作を行う放射電極(図示せず)とを有して構成されている。基体8は、誘電体あるいは磁性体により構成されている。この基体8に形成される放射電極には様々な構成のものがあり、ここでは、放射電極は、それら構成のうちの何れの構成をも有していてもよいものであり、基体8における放射電極形成位置や、放射電極の形状等は適宜設定される。
この第3実施形態例では、λ/4タイプのアンテナ4に関わる構成以外の無線通信装置1の構成は第1実施形態例と同様である。なお、図4の例では、基体8は直方体状であったが、基体8は、直方体状以外の例えば円柱状や多角柱状等の他の形状と成していてもよい。
以下に、第4実施形態例を説明する。なお、この第4実施形態例の説明において、第1〜第3の各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
この第4実施形態例では、図5のモデル図に示されるように、λ/2タイプのアンテナ3は回路基板2に立設配置されて垂直偏波により無線通信を行う構成と成している。また、λ/4タイプのアンテナ4は、第3実施形態例と同様な構成、つまり、回路基板2に搭載される基体8と、この基体8に形成されてアンテナ動作を行う放射電極(図示せず)とを有して構成されており、水平偏波により無線通信を行うものである。上記以外の構成は、第1〜第3の各実施形態例と同様である。
以下に、第5実施形態例を説明する。なお、この第5実施形態例の説明において、第1〜第4の各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
この第5実施形態例では、λ/2タイプのアンテナ3とλ/4タイプのアンテナ4とのうちの何れか一方は取り外し可能な構成を備えている。また、その取り外し可能なアンテナと、RF回路(無線通信用高周波回路)とは、余長の線路長さを持った導体線により電気的に接続されており、取り外し可能なアンテナは、その導体線の余長の範囲内で配置位置を適宜に決定することができる。この第5実施形態例では、上記構成以外の無線通信装置1の構成は、第1〜第4の各実施形態例と同様である。
図6には、この第5実施形態例における上述した特有な構成を備えた無線通信装置1の一例が簡略的に表されている。この図6に示される例では、λ/2タイプのアンテナ3が取り外し可能なアンテナと成しており、当該λ/2タイプのアンテナ3と、λ/2タイプアンテナ用のRF回路5とは、余長の線路長さを持った導体線10により電気的に接続されている。なお、図6の例では、λ/4タイプのアンテナ4は、第2実施形態例に述べたような折れ曲がった形態を有するものであったが、もちろん、λ/4タイプのアンテナ4は、例えば図1に示されるような第1実施形態例で述べた形態を有するものであってもよいし、第3や第4の各実施形態例で述べたような回路基板2に搭載される基体8と、基体8に形成される放射電極とを有する構成のものであってもよい。さらに、図6に示される例では、λ/2タイプのアンテナ3が取り外し可能なアンテナであったが、λ/2タイプのアンテナ3に代えて、λ/4タイプのアンテナ4が取り外し可能な構成であってもよい。
以下に、第6実施形態例を説明する。なお、この第6実施形態例の説明において、第1〜第5の各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
この第6実施形態例では、例えば図7のモデル図に示されるような第1アンテナ用の指向性制御部材であるλ/2タイプアンテナ用の無給電アンテナ13と、第2アンテナ用の指向性制御部材であるλ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14とのうちの一方又は両方(図7の例では両方)が設けられている。λ/2タイプアンテナ用の無給電アンテナ13は、λ/2タイプのアンテナ3と間隔を介して配置されλ/2タイプのアンテナ3と電磁結合して導波器の機能を有するものである。また、λ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14は、λ/4タイプのアンテナ4と間隔を介して配置されλ/4タイプのアンテナ4と電磁結合して導波器の機能を有するものである。λ/2タイプアンテナ用の無給電アンテナ13が設けられる場合には、λ/2タイプアンテナ用の無給電アンテナ13はλ/2タイプのアンテナ3よりもλ/4タイプのアンテナ4から離れる位置に配設される。また、λ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14が設けられる場合には、λ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14はλ/4タイプのアンテナ3よりもλ/2タイプのアンテナ3から離れる位置に配設される。
この第6実施形態例では、無給電アンテナ13,14に関する構成以外の無線通信装置1の構成は、第1〜第5の各実施形態例と同様である。つまり、図7の例では、λ/2タイプのアンテナ3は、第1〜第3の各実施形態例の例えば図1に示されるような形態を有するものであったが、第4実施形態例で述べたような回路基板2に立設配置される構成を有するものであってもよい。また、図7の例では、λ/4タイプのアンテナ4は図1に示されるような第1実施形態例で述べた形態であったが、例えば第2実施形態例で述べたような折れ曲がった形態を有していてもよいし、第3や第4の各実施形態例で述べたような回路基板2に搭載される基体8と、基体8に形成される放射電極とを有する構成のものであってもよい。なお、λ/4タイプのアンテナ4が基体8と放射電極を有する形態の場合にλ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14が設けられる場合には、そのλ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14は、λ/4タイプのアンテナ4と共通の基体8と、この基体8に形成される放射電極とを有して成る構成としてもよいし、λ/4タイプのアンテナ4とは別の基体と、この基体に形成される放射電極とを有して成る構成としてもよい。このようにλ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14が基体と放射電極を有して成る構成である場合にも、λ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14は、λ/4タイプのアンテナ4よりもλ/2タイプのアンテナ3から離れる位置に配置される。また、λ/4タイプのアンテナ4が基体8と放射電極を有する形態の場合にλ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14が設けられる場合に、λ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ14は線状あるいは帯状の形態を有していてもよい。
なお、この発明は第1〜第6の各実施形態例の形態に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、第1〜第4の各実施形態例に示したλ/2タイプのアンテナ3は、配置位置を可変することができない固定タイプのものであったが、例えば、λ/2タイプのアンテナ3は、給電端Q側を回動中心部にして予め定められた許容範囲内で回動変位可能なものであってもよい。また、第1や第2の各実施形態例に示したλ/4タイプのアンテナ4に関しても同様に、給電端q側を回動中心部にして予め定められた許容範囲内で回動変位可能なものであってもよい。もちろん、λ/2タイプのアンテナ3やλ/4タイプのアンテナ4を回動変位可能な構成とする場合には、λ/2タイプのアンテナ3やλ/4タイプのアンテナ4の回動変位の許容範囲は、λ/2タイプのアンテナ3とλ/4タイプのアンテナ4との間のアイソレーション等を考慮して定められるものである。
また、第1〜第6の各実施形態例では、λ/4タイプのアンテナ4は、回路基板2のグランド導体層(つまり、回路基板2の基板面と同様な面積を有する導体層)に電流を誘起させ当該誘起電流をも利用して無線通信を行う例を示したが、例えば、回路基板2には、λ/4タイプのアンテナ4に起因した電流を誘起させてλ/4タイプのアンテナ4に良好な無線通信を行わせるための導体パターンや、回路基板2の基板面よりも狭いグランド電位の導体層等の導体部を設けてもよい。
さらに、第1〜第6の各実施形態例では、無線通信装置1がカード型装置である例を示したが、本発明の無線通信装置はカード型装置に限定されるものではなく、本発明は、他の構成の無線通信装置にも適用できるものである。
第1実施形態例の無線通信装置を説明するためのモデル図である。 図1に示されるλ/2タイプのアンテナとλ/4タイプのアンテナの各アンテナの無線通信動作に関与する電流の分布例を説明するための図である。 第2実施形態例の無線通信装置を説明するためのモデル図である。 第3実施形態例の無線通信装置を説明するためのモデル図である。 第4実施形態例の無線通信装置を説明するためのモデル図である。 第5実施形態例の無線通信装置を説明するためのモデル図である。 第6実施形態例の無線通信装置を説明するためのモデル図である。
符号の説明
1 無線通信装置
2 回路基板
3 λ/2タイプのアンテナ
4 λ/4タイプのアンテナ
5 λ/2タイプアンテナ用のRF回路
6 λ/4タイプアンテナ用のRF回路
8 基体
10 導体線
13 λ/2タイプアンテナ用の無給電アンテナ
14 λ/4タイプアンテナ用の無給電アンテナ

Claims (8)

  1. 複数の無線通信用高周波回路、および、当該無線通信用高周波回路に電気的に接続されているグランドが形成されている回路基板と、
    一端側が無線通信用高周波回路の一つに電気的に接続されている給電端と成し他端側が開放端と成し給電端と開放端間の電流分布が略λ/2の定在波を形成する第1のアンテナと、
    一端側が別の無線通信用高周波回路の一つに電気的に接続されている給電端と成し他端側が開放端と成し給電端と開放端間の通電電流により前記回路基板のグランドに電流を誘起させ当該誘電電流および前記給電端と開放端間の通電電流による電流分布が略λ/2の定在波を形成する第2のアンテナと、
    を有しており、
    第1のアンテナと第2のアンテナは、第1のアンテナの最大電流分布領域と、第2のアンテナの最大電流分布領域とがクロストーク低減用の間隔を介して離間する位置に配置されていることを特徴とする無線通信装置。
  2. 第1のアンテナと、第2のアンテナとのうちの少なくとも一方は線状あるいは帯状の形態を有し、その線状あるいは帯状のアンテナの一端側は回路基板に取り付けられて無線通信用高周波回路に電気的に接続される給電端と成し、他端側は回路基板から突き出し配置されて開放端と成していることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 第2のアンテナは線状あるいは帯状の形態を有し、そのアンテナの一端側は回路基板に取り付けられて無線通信用高周波回路に電気的に接続される給電端と成し、他端側は回路基板から突き出し配置されて開放端と成しており、この第2のアンテナは、給電端から開放端に向かう途中の位置で第1のアンテナから離れる方向に折れ曲がった形態を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信装置。
  4. 第1のアンテナの給電端と開放端間の実効長は略λ/2であり、第2のアンテナの給電端と開放端間の実効長は略λ/4であることを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の無線通信装置。
  5. 第2のアンテナは、回路基板に搭載される基体と、この基体に形成され無線通信動作を行う放射電極とを有して構成されていることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  6. 第1のアンテナは回路基板に立設配置されて垂直偏波により無線通信を行う構成と成し、
    第2のアンテナは、回路基板に搭載される基体と、この基体に形成され無線通信動作を行う放射電極とを有して構成されて水平偏波により無線通信を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  7. 第1のアンテナと、第2のアンテナとのうちの一方側のアンテナは回路基板から取り外し可能なものであり、その取り外し可能なアンテナと無線通信用高周波回路とは、余長の線路長さを持った導体線により電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  8. 第1のアンテナの指向性を第2のアンテナから離れる方向に向かせるための第1アンテナ用の指向性制御部材と、第2のアンテナの指向性を第1のアンテナから離れる方向に向かせるための第2アンテナ用の指向性制御部材とのうちの一方又は両方が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一つに記載の無線通信装置。
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