JP3603679B2 - プロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機やレーザービームプリンタ等の電子写真技術を用いた画像形成装置のプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の複写機やレーザービームプリンタ等の電子写真技術を用いた画像形成装置においては、一般に、感光体ドラムの表面を所定の電位に一様に帯電した後、当該感光体ドラムの表面に画像露光を施して画像情報に応じた静電潜像を形成し、この静電潜像を現像手段により現像してトナー像とし、当該トナー像を記録用紙上に転写・定着することにより、画像を形成するように構成されている。なお、トナー像の転写工程が終了した感光体ドラムの表面は、クリーニング手段によって残留トナーが除去されて、次の画像形成工程に備えるようになっている。
【0003】
ところで、かかる画像形成装置においては、現像手段内のトナーが消費された場合に、当該現像手段にトナーを補給したりする手間や、クリーニング手段で回収されたトナーを廃棄する等の手間、あるいは場合によって感光体ドラムを交換する等の手間を省くため、画像形成プロセスを実行する感光体ドラムや現像手段、あるいはクリーニング手段等を、プロセスカートリッジとして一体的にユニット化し、例えば現像手段内のトナーがすべて消費された場合に、プロセスカートリッジごと画像形成装置本体から脱着して新しいものと交換することにより、メンテナンスフリーとしたものが、特に小型のプリンター等の画像形成装置において広く使用されている。
【0004】
上記画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジは、例えば、感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を一様に帯電する帯電手段と、前記感光体ドラム上に転写工程の後残留したトナーを除去するクリーニング手段とを一体的に取り付けた第1のハウジングと、前記感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像手段を取り付けた第2のハウジングとを備えるように構成されている。そして、上記プロセスカートリッジは、第1のハウジングと第2のハウジングとを、前記感光体ドラムと前記現像手段の現像スリーブの位置決めを行なう支点で回動自在に連結するとともに、前記第1のハウジングと第2のハウジングとを感光体ドラムと前記現像手段の現像スリーブとが圧接するようにスプリングで付勢し、前記感光体ドラムと前記現像手段の現像スリーブの表面間距離(DRS)を、前記DRS規制部材によって一定に保つようになっている。また、上記第1のハウジングと第2のハウジングとを回動自在に連結する支点には、前記プロセスカートリッジを構成する第1及び第2のハウジングの結合手段として、カートリッジのハウジングから脱着が容易な所定の外径を有し、端部がテーパまたはR付きの合体ピンが一般に使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記従来の画像形成装置に使用されるプロセスカートリッジの場合には、感光体ドラムと、前記感光体ドラムの表面を一様に帯電する帯電手段と、前記感光体ドラム上に転写工程の後残留したトナーを除去するクリーニング手段とを一体的に取り付けた第1のハウジングと、前記感光体ドラム上に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像手段を取り付けた第2のハウジングとを、回動自在に連結する結合手段として、カートリッジのハウジングから脱着が容易な所定の外径を有し、端部がテーパまたはR付きの合体ピンが一般に使用されている。そのため、上記従来のプロセスカートリッジの場合には、合体ピンがカートリッジのハウジングに軽圧入になるように、プロセスカートリッジの現像手段側のハウジングと感光体ドラム側のハウジングのピン挿入孔の内径を微調整しても、輸送時等の振動や不用意な落下等の衝撃により、カートリッジのハウジングから合体ピンが脱落する場合があるという問題点を有していた。
【0006】
そこで、かかるカートリッジのハウジングから合体ピンが脱落するのを防止する手段としては、特開平11−15354号公報に開示されているように、ピンに段差を設けて圧入する方法もあるが、この場合には、ピンを圧入する際にハウジングを損傷する虞れがあるという新たな問題点を有している。
【0007】
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、プロセスカートリッジを構成する2つのハウジングを連結する結合部材としての合体ピンを、ハウジングの損傷なく圧入できるとともに、合体ピンが脱落するのを確実に防止可能なプロセスカートリッジを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に記載の発明は、画像形成プロセスを実行する複数の画像形成部材を一体的に装着し、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジにおいて、図1(a)又は(b)に示すように、少なくとも感光体ドラムが取り付けられる第1のハウジング01と、少なくとも現像手段が取り付けられる第2のハウジング02と、前記第1のハウジング01と第2のハウジング02を互いに回動自在に連結する結合部材03とを備え、前記第1のハウジング01又は第2のハウジング02には、結合部材03が軸方向の少なくとも一方に移動するのを阻止する阻止部材04を、着脱可能に設けるとともに、前記阻止部材04は、第1のハウジング01又は第2のハウジング02に設けられた凹部に軽圧入されるように構成したものである。
【0009】
なお、上記第1のハウジングには、必要に応じて、感光体ドラム以外にも、帯電手段やクリーニング手段が一体的に装着されるが、当該第1のハウジングは、少なくとも感光体ドラムを含んでいれば良い。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、画像形成プロセスを実行する複数の画像形成部材を一体的に装着し、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジにおいて、少なくとも感光体ドラムが取り付けられる第1のハウジングと、少なくとも現像手段が取り付けられる第2のハウジングと、前記第1のハウジングと第2のハウジングを互いに回動自在に連結する結合部材とを備え、前記結合部材は、プロセスカートリッジの長手方向の両端部にそれぞれ設けられ、前記第1のハウジング又は第2のハウジングの内部側には、阻止部材を配置し、その外部側には、結合部材の脱落を防止するように封止手段を設けるとともに、前記阻止部材は、第1のハウジング又は第2のハウジングに設けられた凹部に軽圧入されていることを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、前記阻止部材の結合部材の端部が当接する部位を、前記結合部材が圧入された場合に、当該阻止部材が破損するのを防止するため、前記圧入力を分散させる傾斜面に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジである。
【0013】
【実施の形態】
以下にこの発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0014】
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係るプロセスカートリッジを適用した画像形成装置としての電子写真方式の卓上プリンターを示す概略構成図である。
【0015】
図2において、1はプリンターの本体を示すものであり、このプリンター本体1の内部には、外部から入力される画像情報に対して所定の画像処理を施す画像処理部2と、当該画像処理部2によって所定の画像処理が施された画像情報に基づいて画像を出力する画像出力部3とが配設されている。上記プリンター本体1内の画像処理部2には、図示しないパーソナルコンピュータ等のホストコンピュータ、あるいは電話回線やLAN等の通信回線を介して送られてくる画像情報や、図示しない画像読取装置によって読み取られた画像情報などが入力されるようになっている。
【0016】
上記ページプリンター本体1内の画像出力部3には、画像処理部2によって所定の画像処理が施された画像情報に基づいて画像露光を行なうROS4(Raster Output Scanner)が配置されており、このROS4では、画像情報に応じてレーザー光LBによる画像露光が行なわれる。
【0017】
上記ROS4では、図2に示すように、図示しない半導体レーザーからレーザー光LBが画像情報の階調データに応じて出射される。この半導体レーザーから出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡5によって偏向走査され、反射ミラー6、7を介して静電潜像担持体としての感光体ドラム8上に走査される。
【0018】
上記ROS4によってレーザー光LBが走査露光される感光体ドラム8としては、例えば、有機系の光導電性物質(OPC)を用いた負帯電性の感光体が使用され、当該感光体ドラム8は、図示しない駆動手段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動されるようになっている。この感光体ドラム8の表面は、図2に示すように、予め帯電手段としての帯電ロール9によって所定の電位に一様に帯電された後、画像情報に応じてレーザー光LBが走査露光されることによって静電潜像が形成される。上記感光体ドラム8上に形成された静電潜像は、現像手段としての現像装置10の現像ロール11によって現像され、トナー像となる。
【0019】
上記感光体ドラム8上に形成されたトナー像は、当該感光体ドラム8に接触するように配置された転写ロール12によって記録媒体としての記録用紙13上に転写されるとともに、このトナー像が転写された記録用紙13は、針状電極からなる分離帯電器14により除電されて感光体ドラム8から分離される。この針状電極からなる分離帯電器14には、AC電圧、又はDC電圧を重畳したAC電圧が印加されるようになっている。上記記録用紙13は、図2に示すように、プリンター本体1内の下部に配置された用紙カセット15から、フィードロール16によって1枚ずつ分離された状態で給紙される。この給紙された記録用紙13は、レジストロール17によって感光体ドラム8の表面まで、所定のタイミングで搬送される。
【0020】
なお、このプリンター本体1は、図2に示すように、右側の側面に開閉自在に設けられた手差しトレイ18を備えており、この手差しトレイ18を時計回り方向に略水平な位置まで回動させて停止させることによって、当該手差しトレイ18からは、定形サイズはもちろんのこと、OHPシートやハガキ等の材質やサイズの異なる記録媒体なども、直径の大きなフィードロール19及びリタードパッド20を介して給紙可能となっている。
【0021】
また、上記感光体ドラム8上からトナー像が転写された記録用紙13は、上述したように、針状電極からなる分離帯電器14により除電されて感光体ドラム8の表面から分離された後、トランスポートシュート21を介して定着ユニット22へ搬送される。上記感光体ドラム8の表面から分離された記録用紙13は、定着ユニット22の加熱ロール23及び加圧ロール24によって熱及び圧力でトナー像が、当該記録用紙13上に定着された後、排出ロール25によってプリンター本体1の上部に設けられた排出トレイ26上に排出されて、画像形成工程が終了する。
【0022】
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体ドラム8の表面は、図2に示すように、クリーナーブレード27を備えたクリーニング装置28によって、残留トナーが除去され、次の画像形成工程に備えるようになっている。図2中、LVPSは低圧電源を示している。
【0023】
また、上記の如く構成されるプリンターでは、図2に示すように、メンテナンス性の向上等のため、感光体ドラム8、及びその周辺の現像装置10やクリーニング装置28等が、プロセスカートリッジ30として一体的にユニット化されており、このプロセスカートリッジ30は、プリンター本体1に対して一体的に着脱可能となっている。上記プロセスカートリッジ30は、一部が排出トレイ26を兼ねた上部カバーを開くことによって、プリンター本体1の上方に引き上げることが可能となっており、プリンター本体1に対して着脱可能に装着されている。さらに、上記プロセスカートリッジ30は、感光体ドラム8の劣化時期や、現像装置10内の現像剤が消費される時期がほぼ同じ時期となるように設定されており、感光体ドラム8が磨耗して劣化したり、現像装置10内の現像剤が消費された場合に、感光体ドラム8や現像装置10を個々に新しいものと交換するのではなく、プロセスカートリッジ30全体として、感光体ドラム8や現像装置10等をプリンター本体1から一体的に脱着して新しいものと交換することにより、メンテナンス性を向上することが可能となっている。
【0024】
ところで、実施の形態では、プロセスカートリッジが、少なくとも感光体ドラムが取り付けられる第1のハウジングと、少なくとも現像手段が取り付けられる第2のハウジングと、前記第1のハウジングと第2のハウジングを互いに回動自在に連結する結合部材とを備えるように構成されている。
【0025】
すなわち、この実施の形態では、図3に示すように、プロセスカートリッジ30が、感光体ドラム8と帯電ロール9とクリーニング装置28を備えた第1のハウジング31と、現像装置10を備えた第2のハウジング32と、前記第1のハウジング31と第2のハウジング32を互いに回動自在に連結する結合部材33とを備えるように構成されている。上記第1のハウジング31及び第2のハウジング31は、例えば、エンジニアプラスチック等の合成樹脂によって一体成形される。
【0026】
上記第1のハウジング31の上部には、図3乃至図5、及び図6に示すように、プロセスカートリッジ30全体を把持して着脱や移動等の操作を行なうための把手34が設けられている。また、上記第1のハウジング31には、図3に示すように、その幅方向の一端部に感光体ドラム8が回転自在に装着されており、この感光体ドラム8の上部には、クリーニングブレード27及びフィルムシール29を備えたクリーニング装置28が一体的に設けられている。上記第1のハウジング31の感光体ドラム8の上部に位置する空間35は、クリーニングブレード27によって回収されたトナーを収容するトナー収容室となっている。さらに、上記第1のハウジング31には、図3に示すように、感光体ドラム8の背面側に、当該感光体ドラム8の表面を所定の電位に一様に帯電する帯電ロール9が一体的に装着されている。この帯電ロール9は、ベアリング36によって回転自在に軸支されているとともに、コイル状のスプリング37によって感光体ドラム8の表面に圧接されており、当該感光体ドラム8に従動回転するように取り付けられてる。
【0027】
なお、上記第1のハウジング31には、図3及び図7に示すように、仕切り壁38によって仕切られた後半部分に、当該第1のハウジング31を構造体として補強するための補強用のリブ39が、縦方向及び横方向、並びに斜め方向に沿って設けられている。
【0028】
また、上記第1のハウジング31には、図3に示すように、プロセスカートリッジ30の着脱時や保管時等に、感光体ドラム8が露光されるのを防止するシャッター部材40が開閉自在に設けられている。このシャッター部材40は、プロセスカートリッジ30をプリンター本体1に装着した状態では、図2に示すように、第1のハウジング31の上方に退避するようになっている。
【0029】
一方、上記第2のハウジング32には、図3に示すように、現像装置10が装着されている。この現像装置10は、図3に示すように、第2のハウジング32そのものからなるハウジングを備えており、この第2のハウジング32は、大きく分けて、現像剤担持体としての現像ロール11が設けられた現像槽41と、この現像槽41の後方に連設された現像剤貯蔵槽42とから構成されている。なお、上記現像剤貯蔵槽42の背面側は、第2のハウジング32と一体的に形成しても良いが、図示の例では、現像剤貯蔵槽42の背面側がリアカバー43として別部材によって形成されている。
【0030】
上記第2のハウジング32の現像槽41には、感光体ドラム8側の端部に、現像ロール11が回転可能に配設されており、この現像ロール11は、既知の如く、所定の位置に所定の極性の磁極が着磁され、固定状態に配置された図示しないマグネットロールと、このマグネットロールの外周に矢印方向に沿って回転可能に配置された図示しない現像スリーブとから構成されている。
【0031】
また、上記現像ロール11の斜め下方には、必要に応じて、当該現像ロール11に現像剤を攪拌しつつ供給する板状ないし棒状に形成された図示しない現像部アジテータを、回転可能に配設しても良い。さらに、上記現像ロール11の外周には、当該現像ロール11の外周に図示しないマグネットロールの磁力によって吸着された一成分磁性現像剤(トナー)を、摩擦帯電によって所定の極性に帯電するとともに、当該一成分磁性現像剤(トナー)の薄層を形成するための帯電部材としての帯電ブレード44が設けられている。この帯電ブレード44は、全体を合成樹脂等によって形成しても良いが、図示例のように、金属等からなる板バネ部材45と、この板バネ部材45の先端部に接着等の手段により固着された合成樹脂等からなる摩擦帯電部材46とから構成しても良い。上記帯電ブレード44の基端部は、第2のハウジング32に固着されているとともに、その先端部は、現像ロール11の表面に所定の圧力で圧接されている。
【0032】
さらに、上記の如く構成される現像槽41と、この現像槽41の後方に連設された現像剤貯蔵槽42との間には、図3に示すように、当該現像剤貯蔵槽42から現像槽41側へ供給される現像剤の量を規制する開口部47が設けられており、この開口部47には、必要に応じて、その長手方向に沿って所定の間隔をおいて、当該開口部47を仕切る図示しないリブが複数本設けられる。
【0033】
また、上記現像剤貯蔵槽42は、例えば、磁性一成分のトナーからなる現像剤49を所定量だけ貯蔵可能なように大きく構成されており、この現像剤貯蔵槽42の現像剤貯蔵率、つまり現像剤貯蔵槽42の体積に占める現像剤の割合は、例えば、60〜70%に設定されている。さらに、上記現像剤貯蔵槽42の内部には、当該現像剤貯蔵槽42の内部に貯蔵された現像剤49を攪拌しつつ、現像槽41側へと搬送する現像剤攪拌搬送部材としてのアジテータ50が、回転可能に設けられている。このアジテータ50は、現像装置10の背面側に配設されたギア等を介して、感光体ドラム8等を駆動する図示しない駆動モーターによって、所定のタミングで回転駆動されるようになっている。
【0034】
上記の如く所定の部材が装着された第1のハウジング31及び第2のハウジング32は、図3に示すように、その幅方向の中央部より後半側に、互いに対向するよう上下方向に突設された連結部51、52を備えており、これら第1のハウジング31及び第2のハウジング32の連結部51、52に挿通された結合部材としての合体ピン33によって、互いに回動自在に連結されている。さらに、上記第1のハウジング31及び第2のハウジング32には、これら第1のハウジング31及び第2のハウジング32が回動する際の支点となる合体ピン33に対して、感光体ドラム8の反対側に位置する対向部分に、圧縮されたコイルスプリング60が介在されており、このコイルスプリング60及び図4の引張りコイルスプリング70によって、第1のハウジング31及び第2のハウジング32は、感光体ドラム8と現像ロール11とが互いに圧接するように付勢されている。また、上記現像ロール11の両端には、例えば、感光体ドラム8と現像ロール11との表面間距離(DRS)を、所定の値に均一に保持するための合成樹脂製のキャップが設けられている。上記第1のハウジング31と第2のハウジング32との間には、図3に示すように、互いに連結された状態で、感光体ドラム8にレーザー光LBからなる画像露光を施すための所定の間隙Gが設定されている。なお、図3中、61、62は、コイルスプリング60の両端を保持するための凹所及び凸部をそれぞれ示している。
【0035】
上記第1のハウジング31には、図7乃至図9に示すように、その長手方向の両端部に連結部51がそれぞれ設けられており、これらの連結部51、51は、当該第1のハウジング31の長手方向両端部に位置する側壁53、54の内側に形成されている。
【0036】
上記第1のハウジング31の連結部51、51は、図8及び図9に示すように、当該第1のハウジング31の側壁53、54と一体的に形成された連結部材51aと、当該連結部材51aと所定の間隙をおいて対向するように側壁53、54から離れて形成された連結部材51bとから構成されている。上記連結部材51a及び連結部材51bの上端部分は、半円形状に形成されているとともに、その下端部分は、互いに一体的に接続されている。また、上記連結部材51a及び連結部材51bの上部には、結合部材としての合体ピン33を挿通するための挿通孔55が穿設されている。なお、上記挿通孔55、55の外側端部は、合体ピン33が容易に挿通可能なようにテーパ状に形成されている。さらに、上記合体ピン33の両端部とも、図8等に示すように、挿通孔55、55に挿通可能なようにテーパ状あるいはR形状に形成されている。また、上記第1のハウジング31の側壁53、54側に位置する連結部材51aは、必ずしも側壁53、54の内側に形成する必要はなく、側壁53、54の外側に挿通孔55、55の周囲の部分を肉厚に形成することによって外側に一体的に設けてもよい。
【0037】
一方、上記第2のハウジング32には、図10に示すように、やはり、その長手方向の両端部に連結部52がそれぞれ設けられており、これらの連結部52、52は、当該第2のハウジング32の長手方向両端部に位置する上面より上向きに突起されている。上記連結部52、52のうち、一方(図10中、右側の端部)の連結部52は、図10に示すように、第2のハウジング32の長手方向一端部に位置する上面より上向きに突起された連結部材52aから形成されており、この連結部材52aの上端部分は、半円形状に形成されているとともに、その下端部分は、角柱状に形成されている。また、上記連結部材52aの上部には、結合部材としての合体ピン33を挿通するための挿通孔56が穿設されている。
【0038】
また、上記連結部52、52のうち、他方(図10中、左側の端部)の連結部52は、図10に示すように、第2のハウジング32の長手方向一端部に位置する上面より上向きに突起された側壁57と一体的に形成されており、この側壁57と一体的に形成された連結部材52bの上端部分は、半円形状に形成されている。さらに、上記連結部材52bの上部には、結合部材としての合体ピン33を挿通するための挿通孔58が穿設されている。なお、上記挿通孔56、58の外側端部は、合体ピンが容易に挿通可能なようにテーパ状に形成されている。
【0039】
ところで、この実施の形態では、第1のハウジング又は第2のハウジングに、結合部材が軸方向の少なくとも一方に移動するのを阻止する阻止部材を、着脱可能に設けるように構成されている。
【0040】
また、この実施の形態では、前記結合部材が、プロセスカートリッジの長手方向の両端部にそれぞれ設けられ、前記第1のハウジング又は第2のハウジングの内部側には、阻止部材を配置し、その外部側は、結合部材の脱落を防止するように封止されるように構成されている。
【0041】
さらに、この実施の形態では、前記阻止部材が、第1のハウジング又は第2のハウジングに設けられた凹部に軽圧入されるように構成されている。
【0042】
また更に、この実施の形態では、前記阻止部材の結合部材の端部が当接する部位を、前記結合部材が圧入された場合に、当該阻止部材が破損するのを防止するため、前記圧入力を分散させる傾斜面に形成したものである。
【0043】
すなわち、この実施の形態では、図7乃至図9、特に図8及び図9に示すように、合体ピン33が軸方向の内側(ハウジングの内側)に移動するのを阻止する阻止部材として、熱可塑性を有する合成樹脂製からなる樹脂ブロック65が、第1のハウジング31に着脱可能に設けられている。
【0044】
上記樹脂ブロック65は、図11に示すように、細長い断面矩形の棒状に形成されている。この樹脂ブロック65の下端65aは、後述するように、第1のハウジング31に設けられた凹部に容易に圧入可能なように、テーパ状に形成されているとともに、当該樹脂ブロック65の断面形状は、その下端部65aから中間部65bに掛けて、第1のハウジング31に設けられる凹部よりも小さく形状されている。また、上記樹脂ブロック65の中間部65bには、第1のハウジング31に設けられる凹部に軽圧入(軽い力で圧入される状態)されるように、上方に行くに従って幅が広くなった正面三角形状の凸部65cが形成されている。さらに、上記樹脂ブロック65の上端部65dは、図11(c)に示す如く、肉厚がやや厚く形成されており、この点からも、第1のハウジング31に設けられる凹部に軽圧入(軽い力で圧入される状態)されるように形成されている。また、上記樹脂ブロック65の上端部65dと中間部65bの境界近傍には、正面三角形状の凸部65cと反対側の側面に、第1のハウジング31の凹部内面と略点で接触し、樹脂ブロック65を引き抜く際などの摩擦抵抗を軽減するとともに、三角形状の凸部65cと協働して軽圧入力を作用させるための、円形状の小さな突起65eが設けられている。また更に、上記樹脂ブロック65の上端部65dには、図11及び図12に示すように、合体ピン33の端部が当接する部位65fが、合体ピン33が圧入される際、押し込まれ過ぎによる樹脂ブロック65の破損を防止するため、当該圧入力を直交する方向に分散させる傾斜面となるように形成されている。
【0045】
また、上記第1のハウジング31には、図8及び図9に示すように、樹脂ブロック65を軽圧入するための凹部66、66が、連結部材51b、51bの内側に設けられている。この凹部66、66は、例えば、補強用のリブ39や連結部材51b、51bと一体的に形成される。
【0046】
さらに、上記第1のハウジング31には、図13に示すように、必要に応じて、両側壁53、54の外面に合成樹脂製のキャップ部材68が、溶着等の手段によって固着されて封止され、合体ピン33の脱落を防止するようになっている。
【0047】
以上の構成において、この実施の形態に係るプロセスカートリッジを適用したプリンターでは、次のようにして、プロセスカートリッジを構成する2つのハウジングを連結する結合部材としての合体ピンが脱落するのを確実に防止可能となっている。
【0048】
すなわち、上記プリンターでは、画像形成プロセスを実行する部材がプロセスカートリッジ30として一体的に構成されており、このプロセスカートリッジ30は、プリンター本体1に対して着脱可能となっている。
【0049】
ところで、上記プロセスカートリッジ30は、図3に示すように、感光体ドラム8と帯電ロール9とクリーニング装置28を備えた第1のハウジング31と、現像装置10を備えた第2のハウジング31と、前記第1のハウジング31と第2のハウジング32を互いに回動自在に連結する結合部材としての合体ピン33とを備えるように構成されており、当該第1のハウジング31及び第2のハウジング32は、圧縮コイルスプリング60及び引張りコイルスプリング70によって、感光体ドラム8と現像ロール11とが互いに圧接する方向に付勢されている。
【0050】
そして、上記プロセスカートリッジ30は、図3に示すように、所定の部材が組み付けられた状態で、第1のハウジング31の凹部66に、図14に示すように、樹脂ブロック65を圧入して配置するとともに、第1のハウジング31と第2のハウジング32とを、両者の連結部51、連結部52の位置を互いに合わせたセットし、当該連結部51及び連結部52の挿通孔55、56、58に結合部材としての合体ピン33を、図6に示すように、第1のハウジング31の両側面から挿入することによって組み立てるようになっている。
【0051】
この状態では、プロセスカートリッジ30に対して、輸送時等の振動や不用意な落下等による衝撃が作用しても、プロセスカートリッジ30の第1のハウジング31と第2のハウジング32とを結合する合体ピン33は、図12及び図14に示すように、第1のハウジング31に設けられた樹脂ブロック65によって、軸方向の内側への移動が阻止されるため、プロセスカートリッジ30のハウジング31、32から合体ピン33が脱落するのを確実に防止することができる。
【0052】
また、上記合体ピン33の軸方向外側への移動は、図12に示すように、第1のハウジング31に必要に応じて、両側壁53、54の外面に合成樹脂製のキャップ部材68を、溶着等の手段によって固着して封止することにより、確実に防止することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上のとおり、この発明によれば、プロセスカートリッジを構成する2つのハウジングを連結する結合部材としての合体ピンを、ハウジングの損傷なく圧入できるとともに、合体ピンが脱落するのを確実に防止可能なプロセスカートリッジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)(b)はこの発明に係るプロセスカートリッジをそれぞれ示す概略構成図である。
【図2】図2はこの発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジを適用した画像形成装置としてのプリンターを示す構成図である。
【図3】図3はこの発明の実施の形態に係るプロセスカートリッジを示す断面図である。
【図4】図4は同プロセスカートリッジを示す側面図である。
【図5】図5は同プロセスカートリッジを示す側面図である。
【図6】図6は同プロセスカートリッジを示す外観斜視図である。
【図7】図7は同プロセスカートリッジの第1のハウジングを示す外観斜視図である。
【図8】図8は同プロセスカートリッジの第1のハウジングを示す要部外観斜視図である。
【図9】図9は同プロセスカートリッジの第1のハウジングを示す要部外観斜視図である。
【図10】図10は同プロセスカートリッジの第2のハウジングを示す外観斜視図である。
【図11】図11は樹脂ブロックを示す構成図である。
【図12】図12は樹脂ブロックの装着状態を示す断面図である。
【図13】図13は合体ピンの封止状態を示す断面図である。
【図14】図14はプロセスカートリッジの組立て状態を示す要部外観斜視図である。
【符号の説明】
01 第1のハウジング、02 第2のハウジング、03 結合部材、04 阻止部材。

Claims (3)

  1. 画像形成プロセスを実行する複数の画像形成部材を一体的に装着し、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジにおいて、少なくとも感光体ドラムが取り付けられる第1のハウジングと、少なくとも現像手段が取り付けられる第2のハウジングと、前記第1のハウジングと第2のハウジングを互いに回動自在に連結する結合部材とを備え、前記第1のハウジング又は第2のハウジングには、結合部材が軸方向の少なくとも一方に移動するのを阻止する阻止部材を、着脱可能に設けるとともに、前記阻止部材は、第1のハウジング又は第2のハウジングに設けられた凹部に軽圧入されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 画像形成プロセスを実行する複数の画像形成部材を一体的に装着し、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジにおいて、少なくとも感光体ドラムが取り付けられる第1のハウジングと、少なくとも現像手段が取り付けられる第2のハウジングと、前記第1のハウジングと第2のハウジングを互いに回動自在に連結する結合部材とを備え、前記結合部材は、プロセスカートリッジの長手方向の両端部にそれぞれ設けられ、前記第1のハウジング又は第2のハウジングの内部側には、阻止部材を配置し、その外部側には、結合部材の脱落を防止するように封止手段を設けるとともに、前記阻止部材は、第1のハウジング又は第2のハウジングに設けられた凹部に軽圧入されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  3. 前記阻止部材の結合部材の端部が当接する部位を、前記結合部材が圧入された場合に、当該阻止部材が破損するのを防止するため、前記圧入力を分散させる傾斜面に形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
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