JP3600865B2 - 画像再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同時再生を行う画像再生装置に関し、特に、複数の動画像について、同タイミングで並行再生を開始する画像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、2つのテープ媒体から画像を再生する画像再生装置が知られている。この画像再生装置では、一方のロータリヘッドと他方のロータリヘッドとが独立しているので、一方のロータリヘッドで記録または再生を行いながら、他方のロータリヘッドでも記録または再生を行う。
【0003】
また、複数の動画像を再生する装置としては、現在のパーソナルコンピュータも該当する。パーソナルコンピュータは、ハードディスク等に記録される動画像ファイルに対して時分割にアクセスし、複数の動画像について同時再生を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像再生装置では、1つの動画像を選択して再生を行い、次に、もう1つの動画像を選択して再生を行っていた。したがって、複数の動画像について同タイミングで再生を開始することができないという問題点があった。
【0005】
このため、2つの動画像について、同タイミングで再生を開始し、その2つの画像を比較するということができなかった。例えば、ゴルフで自分のスイングを撮影した画像と見本のスイングの画像とを比較するとき、同タイミングで再生を開始しなければ、対比させてフォームをチェックするということができなかった。
そこで、本発明は、上述の問題点を解決するために、同タイミングで複数の動画像の再生を開始することができる画像再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
本発明の別の目的は、表示画面を効率的に利用することができる画像再生装置を提供することである。
本発明の別の目的は、同タイミング再生の操作を再度繰り返すことを省く画像再生装置を提供することである。
本発明の別の目的は、動画像をより明確に対比させて表示することができる画像再生装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数の動画像を記憶可能な記憶手段と、記憶手段に記憶された動画像を表示部に再生させる制御手段とを備えた画像再生装置である。本請求項の発明は、『制御手段が、複数の動画像をそれぞれ特定するための複数のサムネイルを表示部に表示させ、表示部に表示された複数のサムネイルを外部操作に応答して選択し、複数のサムネイルの内選択されたサムネイルに対しては選択されたことが識別可能な指標を付加して表示させ、選択された複数のサムネイルに対応する動画像の再生情報を作成し、この再生情報を複数のサムネイルと共に表示部に表示する』ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像再生装置において、『制御手段は、記憶手段に複数の動画像が記録された順番とは無関係に再生情報を作成して、この再生情報を記憶手段に記憶させる』ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像再生装置において、『制御手段は、複数のサムネイルを表示部の上部に、再生情報を表示部の下部にそれぞれ表示させる』ことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像再生装置において、『複数の動画像は、記憶手段に圧縮記憶されており、制御手段は、記憶手段に記憶された動画像を伸長して表示部に表示させる』こと特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像再生装置において、『複数のサムネイルは、複数の動画像の先頭画像にそれぞれ対応する』ことを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の画像再生装置において、『複数のサムネイルは、対応する複数の動画像のシーンから、それぞれ任意に選択される』ことを特徴とする。
【0013】
なお、動画像には音声が付加されてもよい。このとき、動画像と一緒に音声が同タイミングで複数再生されてもよいし、動画像が再生されずに音声だけが同タイミングで複数再生されてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態(全請求項に対応)の機能ブロック図である。
【0015】
図1において、本体21の内部には、光磁気記録媒体22が着脱自在に装着されている。
光磁気記録媒体22に対して読み書きするデータアクセス部23は、データ圧縮伸張部24を介して、フレームメモリ25と接続される。また、フレームメモリ25の出力は、表示画像作成部26を介して、液晶表示部27に入力される。一方、液晶表示部27にはタッチパネル28が取り付けられており、タッチパネル28によって検出される位置情報は、タッチパネル入力部29を介して制御部30に入力される。
【0016】
制御部30の制御出力は、データ圧縮伸張部24および表示画像作成部26に入力され、さらに、制御部30の出力はデータアクセス部23と接続される。
データ圧縮伸張部24、表示画像作成部26、タッチパネル入力部29および制御部30の機能は、マイクロプロセッサ31によって実現される。
さらに、本体21のカメラ部32には、撮影レンズ33が設けられており、撮影レンズ33を介して得られた被写体像を受光する位置に、撮像素子34が配置されている。
【0017】
撮像素子34の出力信号はA/D変換部35および信号処理部36を介して、フレームメモリ25に入力される。
【0018】
図2、図3は、本実施形態の動作を説明する流れ図である。
図4〜図13は、サムネイル表示画面を説明する図である。
以下、図面を用いて、本実施形態の動作について説明する。
本体21に光磁気記録媒体22が装着されると、データアクセス部23は、光磁気記録媒体22に記録される複数の動画像について、これら動画像の各先頭シーンを読み出す。表示画像作成部26は、これら画像データを元にサムネイルを作成し、液晶表示部27に一覧表示する(図2のステップS1)。
【0019】
図4(a)は、液晶表示部27に表示される初期画面を説明する図である。
液晶表示部27の画面には、サムネイル37が一覧表示されており、液晶表示部27の右上には、標準サイズボタン38、サムネイル表示ボタン39が配置されている。その下には、サムネイル37をスクロールするためのスクロールボタン40が配置されている。
【0020】
液晶表示部27の右下には、記録再生するための操作ボタンが配置されている。左上から逆スキップボタン41、逆送りボタン42、早送りボタン43、スキップボタン44、逆再生ボタン45、停止ボタン46、再生ボタン47、逆コマ送りボタン48、ポーズボタン49、コマ送りボタン50、記録ボタン51が配置されている。
【0021】
操作ボタンの左には、選択シナリオ表示欄52、同時モードボタン53、選択ボタン54、消去ボタン55が配置されている。
これらの操作ボタンが操作されると、ボタンはハイライト表示に切り替わり、その状態を表示する。
【0022】
なお、これらの操作ボタンはドラッグ・アンド・ドロップ操作によって、配置が変更できる。また、状況によって操作できないボタンをハーフトーン表示してもよい。
図4の(b)に示すように、スクロールボタン40がタッチされると(操作1)、表示画像作成部26は表示画面をスクロール表示する。ここでは、光磁気記録媒体22には、動画像A〜Pまで記録されており、表示画像作成部26は、これら動画像に対応するサムネイルをサムネイルA〜Pとして表示する。
【0023】
なお、操作者が行う操作は全てタッチパネル28を介して行うが、これは周知技術であるGUI(Graphical User Interface)などを利用している。
すなわち、液晶表示部27には、サムネイルや操作ボタンが、オブジェクトとして表示されており、タッチパネル28およびタッチパネル入力部29は、これらのオブジェクトに対する操作者の接触動作を感知する。
【0024】
制御部30は、この接触動作に対応して、画面上のオブジェクト固有のメッセージを発生する。また、表示画像作成部26は、そのメッセージを取得し、画面表示の変更などを行う。以下、この部分の説明は省略する。
サムネイルがタッチされると、マイクロプロセッサ31は、そのサムネイルおよびそのサムネイルに対応する動画像が選択されたことを認識し、そのサムネイルをハイライト表示する。
【0025】
さらに、選択された動画像には、その動画像をどのように再生するか(例えば、スロー再生、早送り再生、フェードインフェードアウト再生、表示領域の大きさ等)をデータ形式で示すシナリオファイルが付随されている。このシナリオファイルは、各動画像ファイルのヘッダ部分などに付加され、光磁気記録媒体22に記録される。なお、このシナリオファイルは、請求項3に記載の識別情報、請求項4に記載の再生状態に対応している。
【0026】
ここでは、図4の(b)に示すように、サムネイルFが選択され(操作2)、シナリオファイルとしてF1が表示されている。
ハイライト表示されているサムネイルがさらにタッチされると、マイクロプロセッサ31はその操作を検出して、動画像のシナリオファイルを一覧表示する。マイクロプロセッサ31は、シナリオファイルの一覧表示領域およびサムネイルにタッチ操作が行われたかを判断して、操作者がどのシナリオファイルを選択したかを認識する。
【0027】
例えば、図5の(c)に示すように、サムネイルFがタッチされると(操作3)、マイクロプロセッサ31は、シナリオファイルとしてF1からF4までを一覧表示する。
シナリオファイル一覧表示領域でタッチ操作が行われると(操作4)、マイクロプロセッサ31は、*印を順に下へ移動して表示する。タッチ操作が繰り返されると、*印を一巡して表示する。
【0028】
*印がF3の横に表示されているときに、サムネイルFが再びタッチされると(操作5)、マイクロプロセッサ31は、シナリオファイルとしてF3が確定されたことを認識する。
さらに、選択ボタン54に対しタッチ操作が行われると、マイクロプロセッサ31は、確定しているシナリオファイルが選択されたことを認識し、選択シナリオ表示欄52にそのシナリオファイルを表示する。
【0029】
図5の(d)に示すように、選択ボタン54がタッチされると(操作6)、マイクロプロセッサ31は、選択シナリオ表示欄52に動画像FのシナリオファイルF3を表示する。なお、操作5が省略されて操作6が行われても、マイクロプロセッサ31は、シナリオファイルが選択されたことを認識する。
また、選択方法としては次の方法もある。図6の(e)に示すように、操作者がサムネイルHに対して、ドラッグ操作(タッチパネル28に触れ、そのまま動かす)を行うと、マイクロプロセッサ31は、操作者の指に追従して、サムネイルHを移動表示する。次に、選択シナリオ表示欄52でドロップ操作(タッチパネル28から指を離す)が行われると、マイクロプロセッサ31は、シナリオファイルH1が選択されるたことを認識し、選択シナリオ表示欄52にシナリオファイルH1を表示する。
【0030】
なお、マイクロプロセッサ31は、シナリオファイル一覧を、一列目のサムネイルでは、各サムネイルの左下に表示し、2列目のサムネイルでは、各サムネイルの右下に表示する。したがって、シナリオファイルの一覧表示が重なり合うことはない。
図6の(f)は、P4、D1のシナリオファイルも同様に選択されたことを示す図である。
【0031】
この状態で、消去ボタン55がタッチされると、マイクロプロセッサ31は、選択シナリオ表示欄52の中で*印が横に表示されているシナリオファイル(ここではD1)の選択を取り消し、図7の(g)に示すように、選択シナリオ表示欄52からそのシナリオファイルを消去する。
なお、別の消去方法として、図7の(h)に示すように、操作者がシナリオファイルD1をドラッグ・アンド・ドロップ操作によって、選択シナリオ表示欄52の外部へ移動させると、マイクロプロセッサ31はそのシナリオファイルを選択シナリオ表示欄52から消去する。
【0032】
図8の(i)は、シナリオファイルの選択操作によって、シナリオファイルD2が新たに選択されたことを示す図である。
シナリオファイルが複数選択された状態で、同時モードボタン53がタッチされると(図2のステップS2、ステップS3)、図8の(j)に示すように、マイクロプロセッサ31は、選択シナリオ表示欄52のシナリオファイルに対応するサムネイルのみを選択表示する(図2のステップS4)。
【0033】
次に、再生ボタン47がタッチされると(図2のステップS5)、図9の(k)に示すように、マイクロプロセッサ31は、サムネイル表示領域の大きさで、サムネイル各々に対応する動画像について同タイミングで再生を開始する。各動画像は、シナリオファイルに従って並行して再生され(図2のステップS6)、再生時間が短いものから順次再生が終了する。
【0034】
この同タイミング並行再生の動作を流れ図(図3)を用いて説明する。
光磁気記録媒体22に記録される動画像Fをシークし(図3のステップS1)、そこから動画像Fを読み出す(図3のステップS2)。画像データはデータ圧縮伸張部24で伸張され、フレームメモリ25に格納される(図3のステップS3)。
次に、動画像H、動画像P、動画像Dの画像データを順次読み出し、フレームメモリ25に格納する(図3のステップS4、ステップS5、ステップS6)。表示画像作成部26は、各シナリオファイルに基づいて画像データを作成し、各画像データを所定の位置に合成表示する(図3のステップS7)。
【0035】
例えば、シナリオファイルF3が早送り再生なら、コマを落とした画像データを作成する。
以上の動作を停止ボタン46が押されるまで繰り返す(図3のステップS8)。
このように、動画像を時分割で読み出し、画像を作成し、合成表示することで、同タイミング並行再生を行う。
【0036】
次に、今行われた並行再生を記録し、その再生状態を再現するシナリオファイルの作成について説明する。
並行再生が終了した時点で、図9の(l)に示すように、記録ボタン51がタッチされると、マイクロプロセッサ31は、今行われた再生状態を逐次データとして記録し、その再生状態を再現するようなシナリオファイルを新たに作成する。
【0037】
マイクロプロセッサ31は、このシナリオファイルを、データアクセス部23を介して、光磁気記録媒体22に記録する。ここでは、同タイミングで並行再生された動画像のファイル名、その動画像に付随しているシナリオファイル、各動画像の再生表示位置および再生表示領域等の情報が記録される。
具体的には、動画像F、H、P、Dが、それぞれF1、H1、P4、D2の各シナリオファイルに従って、サムネイル表示領域で、同タイミング並行再生するように、マイクロプロセッサ31に指示を与えるシナリオファイルQ1を作成する。
【0038】
このシナリオファイルQ1はデータアクセス部23を介して光磁気記録媒体22に記憶される。
また、マイクロプロセッサ31は、図10の(m)に示すように、サムネイル表示画面の一番最後にサムネイルQを追加表示する。このとき、サムネイルQに使用される画像は、サムネイルFと同じ画像を用いる。
【0039】
以後、シナリオファイルQ1が選択されて、再生ボタン47が押されると、マイクロプロセッサ31は、光磁気記録媒体22からシナリオファイルQ1を読み出し、そのシナリオファイルに従って再生状態を再現する。ここでは、図9の(k)の状態を再現し、同タイミングで並行再生を行う。
次に、サムネイルの並べ替えについて説明する。
【0040】
図8の(j)において、選択表示されたサムネイルを並べ替えたいときは、操作者は、サムネイルを挿入したい位置にドラッグ・アンド・ドロップ操作で移動させると、サムネイル全てが並べ替わって表示される。
ここでは、図10の(n)に示すように、サムネイルFをサムネイルH、サムネイルPの間に入れて、図11の(o)に示すように、サムネイルを並べ替える。
【0041】
このとき、マイクロプロセッサ31は、タッチされた位置に対応するサムネイル(ここではサムネイルF)を選出し、操作者のドラッグ操作に追従して、サムネイルFを移動表示し、ドロップした位置(サムネイルHとサムネイルPの間)にサムネイルFを挿入して、サムネイルを並べ替えて表示する処理を行っている。
【0042】
また、図11の(p)に示す操作で、サムネイル入れ替えてもよい。サムネイルHおよびサムネイルFに対して、素早く2回タッチ(マウスのダブルクリックに相当する)されると(操作7、8)、マイクロプロセッサ31はサムネイルH、サムネイルFの2つのサムネイルが入れ替えのために選択されたこと認識する。
次に、マイクロプロセッサ31は選択された2つのサムネイルの表示位置を入れ替えて、図12の(q)に示すように表示する。
【0043】
また、標準サイズボタン38がタッチされると、選択されているサムネイルの表示領域が変更し、大きく表示される。その表示形式としては、例えば、図12の(r)に示すように変更される。マイクロプロセッサ31は、標準サイズボタン38がタッチされると、画像の表示領域を大きくして表示する。これは画素数を整数倍し、所定のブロック単位に区切り、平均化して新たな大きさの画像を作成する。
【0044】
また、図13の(s)に示すように、並行再生時おいて、再生表示領域を最大限にしてもよい。
さらに、同タイミングで並行再生を行う動画像が2つの場合では、図13の(t)に示すように表示する。これは、マイクロプロセッサ31には、再生される動画像の数に対応する表示領域の大きさが、予め設定されており、再生される動画像の数に応じて、表示領域を適時変更している。
【0045】
なお、本体21にはカメラ部32を備えており、撮影レンズ33を介して得られた像を撮像素子34は光電変換し、その信号はA/D変換部35でデジタル信号に変換される。
信号処理部36は、ホワイトバランス調整、ガンマ補正、画素の補間等の信号処理を行い、フレームメモリ25を介してデータ圧縮伸張部24で圧縮される。圧縮データはデータアクセス部23を介して、光磁気記録媒体22に記録される。
【0046】
一方、フレームメモリ25の撮影画像データは、表示画像作成部26を介して、液晶表示部27でモニタ表示される。
このように、本実施形態の画像再生装置では、複数の動画像に対し同タイミングで並行再生を行うことができる。また、再生される動画像の数に応じて、表示領域を適宜変更することができる。
【0047】
また、前回の動画像の再生状態を簡便な操作で再現することができる。
さらに、簡単な操作でサムネイルを並べ替えることができ、動画像を効果的に対比させて表示することができる。
なお、別の実施形態としては、図14に示すように、データアクセス部23a、23b、データ圧縮伸張部24a、24bおよびフレームメモリ25a、25bのように複数構成することで、複数の動画像に対して同タイミング並行再生を行ってもよい。
【0048】
また、本実施形態では、動画像ファイルの先頭シーンについてサムネイルを自動的に作成したが、これに限定されるものではない。例えば、操作者が動画像ファイルの任意のシーンを選択し、それをサムネイル表示してもよい。
さらに、シナリオファイルは、動画像と一緒に光磁気記録媒体22に記録されたが、それに限定されず、別の記録媒体を設けてそれに記録させてもよい。
【0049】
なお、本実施形態では、識別情報としてファイル名を使用したが、それに限定されるものではない。動画像を特定するための情報、例えば、アドレス情報、撮影日時、識別コード、ファイルサイズなどを使用してもよい。
また、本実施形態では、操作の入力部としてタッチパネルを使用したが、それに限定されるものではない。例えば、操作ボタンを別に設けてもよいし、マウスを使用してもよい。
【0050】
また、本実施形態では光磁気記録媒体を使用したが、それに限定されず、他の記録媒体として、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体などを使用してもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明の画像再生装置の一形態では、簡便な操作で、かつ正確に同タイミングで複数の動画像を並行再生することができる。
【0052】
したがって、複数の動画像を再生して比較する場合において、例えば、プレゼンテーションのときに、2つの製品を撮影した動画像を、同タイミングで再生することで、2つの製品の性能比較を明確にすることができる。
本発明の画像再生装置の別の一形態では、再生される動画像の数に応じて、その動画像の表示領域を自動的に変更する。したがって、常にその動画像が大きく表示され、操作者の視認性が向上する。言い換えれば、表示スペースを有効活用することができる。
【0053】
本発明の画像再生装置の別の一形態では、再生情報記憶手段が同タイミングで再生された動画像の識別情報を記憶する。したがって、1度そのシーンが記憶されれば、操作者は、随意に簡便な操作でそのシーンを呼び出し再現することができる。
特に、繰り返し見る場合においては、逐一同タイミング並行再生の操作を行わないで済み、非常に有効である。
【0054】
本発明の画像再生装置の別の一形態では、再生情報記憶手段が複数の動画像の再生状態も記憶する。したがって、操作者は簡便な操作でその再生状態を再現することができる。
本発明の画像再生装置の別の一形態では、2つのサムネイルを簡便な操作で入れ替えることができる。したがって、操作者はサムネイルを自在に配置することにより、同タイミング並行再生時に、複数の動画像を効果的に対比させて表示することができる。
【0055】
本発明の画像再生装置の別の一形態では、サムネイルを自在に並べ替えることができる。したがって、操作者は自在にサムネイルを並べ替えることにより、複数の動画像をより明確に比較できるように再生表示することができる。
このようにして、本発明を適用した画像再生装置では、確実かつ正確に複数の動画像を同タイミングで並行して再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態の動作を説明する流れ図である。
【図3】並行再生ルーチンを示す図である。
【図4】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図5】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図6】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図7】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図8】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図9】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図10】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図11】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図12】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図13】サムネイル表示画面を説明する図である。
【図14】別の実施形態の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 表示手段
2 選択手段
3 再生手段
4 配列表示手段
5 再生情報記憶手段
6 画面操作手段
21 本体
22 光磁気記録媒体
23、23a、23b データアクセス部
24、24a、24b データ圧縮伸張部
25、25a、25b フレームメモリ
26 表示画像作成部
27 液晶表示部
28 タッチパネル
29 タッチパネル入力部
30 制御部
31 マイクロプロセッサ
32 カメラ部
33 撮影レンズ
34 撮像素子
35 A/D変換部
36 信号処理部
Claims (6)
- 複数の動画像を記憶可能な記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記動画像を表示部に再生させる制御手段とを備えた画像再生装置であって、
前記制御手段は、複数の前記動画像をそれぞれ特定するための複数のサムネイルを前記表示部に表示させ、前記表示部に表示された前記複数のサムネイルを外部操作に応答して選択し、前記複数のサムネイルの内選択されたサムネイルに対しては選択されたことが識別可能な指標を付加して表示させ、選択された前記複数のサムネイルに対応する動画像の再生情報を作成し、前記再生情報を前記複数のサムネイルと共に前記表示部に表示する
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項1に記載の画像再生装置において、
前記制御手段は、前記記憶手段に前記複数の動画像が記録された順番とは無関係に前記再生情報を作成して、前記再生情報を前記記憶手段に記憶させる
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項2に記載の画像再生装置において、
前記制御手段は、前記複数のサムネイルを前記表示部の上部に、前記再生情報を前記表示部の下部にそれぞれ表示させる
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項3に記載の画像再生装置において、
前記複数の動画像は、前記記憶手段に圧縮記憶されており、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された動画像を伸長して前記表示部に表示させる
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項4に記載の画像再生装置において、
前記複数のサムネイルは、前記複数の動画像の先頭画像にそれぞれ対応する
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項4に記載の画像再生装置において、
前記複数のサムネイルは、対応する前記複数の動画像のシーンから、それぞれ任意に選択される
ことを特徴とする画像再生装置。
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1996
- 1996-09-20 JP JP25001596A patent/JP3600865B2/ja not_active Expired - Lifetime
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