JP3600273B2 - シート導入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は積重ねシートを保持すべくなされた支持体を呈する、シート用導入チャンネルおよび積重ねシートの頂部シートを移動しかつそれを印字ヘッドに向かい合わせるように駆動軸に配置された駆動ローラからなる、プリンタまたはタイプライタへのシート導入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるペーパーシート用導入装置はプリンタ、タイプライタ、または、写真複写機のごとき他の装置に使用されるものとしては公知である。これらの公知の装置はペーパーシートの導入においてその良好な整列を得るためにプリンタシリンダと連係する相当な直径の一連の導入ローラを使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
最近、いわゆるポータブル型の、非常に小型のプリンタまたはタイプライタを開発することが重要となった。これらのプリンタのペーパー導入用装置は必然的に大きさが低減されねばならない。プリンタローラと連係する一連の導入ローラに代えて、単に小径のシリンダを使用することが試みられたが、プリンタ内部でシートの不十分な配列を結果として生じた。
【0004】
本発明の目的は上述した欠点を解決しかつプリンタに導入されたシートの正確な配列を保証する小型の導入装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために、本発明は、導入装置が固定整列ストッパと少なくとも1つの可動偏向要素を含み、該固定整列ストッパが前記頂部シートが第1段階において駆動ローラによりその前縁部だけ前記固定整列ストッパに対して付勢されるように導入チャンネルの下流に配置され、そしてまた、導入装置が少なくとも1つの可動偏向要素を含み、該可動偏向要素が第2段階において前記頂部シートの前縁部を前記整列ストッパから除去しかつ前記頂部シートが前記駆動ローラの周辺と接触するように前記前縁部を前記駆動ローラに持ち来すために前記頂部シートと協働すべくなされることを特徴とする。
【0006】
この配置は非常に良好なペーパーの配列を保証する一方、とくにシリンダを形成する駆動ローラの小径のため必要な空間は僅かである。この利点はいわゆるポータブルプリンタにおいて顕著なものとなる。
【0007】
好都合には、導入装置は、導入チャンネルへの積重ねシートの挿入の間中支持体の保持隅部の内部にシートを向けるように支持体に向かい合っている、前記導入チャンネルに配置された可動の引戻し可能な案内要素を含んでいる。
【0008】
この構造は、導入チャンネルおよび固定ペーパー支持体が存在するときも同様に、チャンネルへ積重ねシートの容易かつ信頼し得るような挿入を可能にする。
【0009】
好ましくは、支持体が積重ねシートの頂部シートが選択されかつ印字ヘッドに向かい合うようにさせれるとき駆動ローラに対して前記シートを付勢すべくなされた可動支持部材を備えている。
【0010】
この配置はペーパーの選択の正確な制御を可能にする。
【0011】
好都合である1変形例によれば、導入装置は支持体の近傍に配置されかつ積重ねシートの導入チャンネルへの挿入においてシートを保持するために前記導入チャンネル内に突出しかつ印字ヘッドに向かう頂部シートの運動の間中引戻すように駆動される可動の引戻し可能な装填ストッパを具備する。
【0012】
これらのストッパは、通常のシートの横方向支持ガイドが離れ過ぎて設定されるかまたはシートが狭過ぎるとしても、その導入の間中積重ねシートを十分に保持するという利点を有する。
【0013】
好適な実施例において、導入装置は駆動ローラの駆動軸に対して平行に横たわりかつ可動偏向要素の運動を制御すべくなされた第1カムを支持する制御軸を含む。
【0014】
正確な制御はかくして偏向要素の運動に関して得られる。
【0015】
好都合には、駆動ローラの駆動軸および制御軸が両方向に回転可能な単一のモータに接続され、前記駆動軸が前記モータの第1回転方向において該モータと係合されるような方法において配置された一方向カップリングを備え、そして前記制御軸が前記モータの第2回転方向において前記モータと係合されるような方法において配置された第2の一方向カップリングを備えている。
【0016】
この構造は空間を非常に僅かだけ必要としかつ製造するのに安価である。
【0017】
とくに好都合であるモードによれば、制御軸はさらに、導入チャンネルへのシートの挿入および印字ヘッドへ向かう頂部シートの走行の間中の、可動案内要素および可動装填ストッパの引戻しを容易にするために前記導入チャンネルへの、前記可動案内要素のかつ前記可動装填ストッパの前進運動を制御するように配置される第2および第3カム、および選択された頂部シートの走行のために、弾性部材の作用下で前記可動付勢部材の前進運動、および前記選択された頂部シートの走行が完了されるとき前記弾性部材の作用に抗する前記可動付勢部材の引戻しを制御すべく配置された第4カムを含んでいる。
【0018】
この構造は必要な空間が僅かでありながら、簡単でかつ正確であるすべての可動部材の制御を保証する。
【0019】
他の利点は、付属の特許請求の範囲に記載された特徴、および概略的にかつ例として1実施例を描いている図面に関連してなされる以下の詳細な説明から明らかとなる。
【0020】
【実施例】
図1に部分的に示される導入装置1はフレーム3、ロッド5に沿って摺動するトラベラ4を具備し、かつ印字ヘッド6を有するプリンタ2と連係する。フレームはもちろんさらに、キーボードおよびマイクロプロセッサのごとき他の構成要素を包含し得る。
【0021】
導入装置はステッピング型からなる両方向電気駆動モータ10を有する。このモータは一方で駆動軸12と係止される駆動ローラ11を駆動しかつ他方で、導入装置の種々の可動要素の運動を制御する制御軸13を駆動する。
【0022】
図1ないし図5を参照して、モータ10は該モータ10が第1方向に回転するとき駆動軸12に係合するように配置される第1の一方向カップリング16に歯車列15を介して接続される。この第1の一方向カップリング16はいわゆる「トーピドー」型からなりかつ歯車18に固着されかつモータ10が第1方向に回転するとき、軸12のまわりに緊密に巻回する螺旋ばね17を含み、これに反してばねは、反対の回転方向において、軸12のまわりに緊密に巻回しない。モータの始動および回転方向は制御ユニット14により制御される。
【0023】
歯車列15同様に第2の一方向カップリング20およびクラッチ装置21を介して制御軸13と協働するために配置される。このカップリングおよびクラッチ装置は明瞭にするために図5において上方に移動して示した。一方向カップリング20は歯車列15と係合された同軸ホイール25の歯車の歯24とそれらの端部で協働する一連の屈曲ブレード23を備えたホイール22を包含する。ホイール22はモータ10が第2方向に回転するとき、すなわちホイール25が図6の反時計方向に回転するとき駆動される。
【0024】
クラッチ装置21は制御軸13と回転において係止された円板30からなる。この円板は第2の一方向カップリング20のホイール22の1部分を形成する対応する歯車の歯32と係合位置において協働すべくなされた歯車の歯21を含んでいる。
【0025】
さらに、図5に実線で示されるような係合解除位置において、フレーム3の1部分である固定壁36に設けられた開口35内に板ばね34により付勢されるピン33を支持する。軸41によってフレームに回転可能に取り付けられたレバー40が、開口35からピン33を係合解除しかつ図5に点線で示されるように、ばね34の作用に抗して、2組の歯車の歯31および32に係合するために円板30と端部の一方42により協働する。モータ10が前記第2方向に回転すると、ホイール22は、全回転の間中、導入装置の種々の可動要素の運動を制御する制御軸13を順次駆動する円板30を駆動する。回転の完了後、壁36に対して摺動するピン13はばね34の作用により開口35に再び落ち込みそして軸13がホイール22およびモータ10から係合解除される。
【0026】
シートの導入を制御するために、レバー40はその端部43において可動のトラベラ4がプリンタの左方端で予め定めた位置にあるとき可動トラベラ4と協働する。明らかなように、クラッチはまた他の手動または自動装置により制御され得る。
【0027】
図3および図4は非作動位置および作動位置において種々の可動要素を断面図で示す。図2において別個に示されるユニット構体50は積重ねシート53を保持するために設けられた支持体52とシート用導入チャンネル51を形成するために導入装置に取り付けられる。この支持体52はシートの下方隅部と協働すべくなされた下方保持隅部56を備えた横方向ガイド54,55(図2)を含んでいる。図2の左方側で横方向ガイド54は、ペーパーフオーマツトに適合させるために、調整ボタン59により横方向に動かされ得る可動スライド58と錠止される。
【0028】
導入チャンネル51はさらに導入チャンネル(図3参照)への積重ねシートの挿入の間中保持隅部56にシートを向けるために導入チャンネル51に係合できる、制御されたブレードの形の可動の引戻し可能な案内要素60を含む。これらの案内要素60はシートの選択の間中チャンネル51から枢動される(図4参照)。
【0029】
シート用支持体52は、その中央部分において、その下方縁部に、挿入時積重ねシートを保持するために導入チャンネル51内に突出し得る可動の引戻し可能な装填ストッパ64を備えている。これは、シートが隅部56により保持されるのに小さ過ぎるフオーマツトからなるとき、とくに有用である。これらの装填ストッパは印字ヘッドに向かう頂部シート53aの走行の間中引戻される(図4参照)。
【0030】
支持体52はさらに頂部シート(図4)が選択されかつ印字ヘッド6に向かい合せられるとき駆動ローラ11に対してシートを付勢すべく作用するシユー形状の可動付勢部材66を備えている。これらの可動付勢部材66は次のシートの選択を回避しかつチャンネルへのその挿入時積重ねシートの容易な位置決めを許容するようにチャンネル51から引戻させられる。
【0031】
導入チャンネルは、その下流部分において、導入装置のフレームと一体の部分から形成される固定整列ストッパ67を含む。このストッパ67は駆動ローラ11により頂部シート53aを駆動する第1段階の間中、このシートがその前縁部により正確な配列を得るためにこのストッパ67に対して付勢されるように配置される。
【0032】
導入チャンネル51のこの下流部分には、さらに、頂部シート53a(実線において、図3および図4参照)の選択の第1段階において非作動位置に引戻される偏向要素68が設けられる。第2段階において、これらの偏向要素68は頂部シート53aの前縁部を整列ストッパ67から離して除去しかつこの頂部シート53aが、図4において点線68aにより示されるように、駆動ローラ11の周辺と接触するように前縁部を駆動ローラ11に持ち来すように頂部シート53aと協働するような方法において枢動される。
【0033】
シート53aは次いで駆動ローラに対して付勢されそして駆動ローラが図4において時計回り方向に回転されると、シートは対向付勢ローラ70,71と駆動ローラ11との間でかつ印字の第1行に対応する所定位置にシートの駆動の停止を制御する光電センサ72に向かい合うようにされる印字ヘッド6を通って走行する。
【0034】
印字されたシートは次いでモータ10と係合される2つのホイール73,74により運ばれ、ホイールの一方73は歯車の歯をかつ他方74は一連のノッチを有する。該ノッチは印字済みシートを持ち上げかつそれを印字済みシート用受部75に堆積されるように運び去るために印字済みシートの後縁部に作用するように配置される。
【0035】
導入チャンネル51に設けられたすべての可動要素、すなわち、偏向要素68、可動の引戻し可能な案内要素、可動装填ストッパ64および可動付勢部材60の運動は制御軸13と連係するカムにより制御される。
【0036】
図3および図4に見ることができるように、制御軸13は偏向要素68を引戻し位置から作動位置にかつその逆に、軸79のまわりの回転により、動かすために偏向要素と協働すべく設計された第1カム78を有する。
【0037】
可動の引戻し可能な案内要素60の制御機構は図7および図2を参照してより詳細に説明する。これらの案内要素60はレバー85の第1アーム84の端部に設けられた歯車の歯83と協働する歯車の歯82を有する扇形体81と一体である軸80のまわりに回転可能である。レバー85はユニット構体50のフレーム87で軸86のまわりに回転可能でかつ制御軸13(図1参照)と一体のプレート95により支持される指状体90と協働するように配置される成形スロット89を有する第2アーム88を含んでいる。スロット89、指状体90およびプレート95からなる構体はかくしてカム機構91を形成する。したがって、制御軸13の回転の間中、レバー85、扇形体81および案内要素60は図7の実線において示される非作動位置から点線において示される引戻し位置に枢動される。それらはその後案内要素60が導入チャンネル51に係合される非作動位置に復帰する。
【0038】
図8および図2を参照して、付勢部材66は軸92によって、フレーム87に関連して回転可能である。弾性の金属板を有する2つのばね93が付勢部材66を図8に点線で示される作動位置に押し、この位置においてそれらは駆動ローラ11に対してシートを押し付ける。第4カム94は、支持体52上の積重ねシートの位置決めを許容するために、図8に実線で示される引戻し位置に向けて付勢部材66を動かすべくばね93と協働する。図8において、また横方向ガイド55と一体のかつ頂部シート53aの選択時その除去を容易にするために丸みを付けた内部形状を有する固定保持隅部56の一方が示される。
【0039】
図9を参照して、装填ストッパ64の制御機構をより詳細に説明する。これらの可動ストッパ64は軸97によってスターラップ形状部分96に枢着される。該スターラップ形状部分96はまた軸98によってフレーム87に枢着されかつその下方端に制御軸13と一体のかつまた歯車の歯101を呈するカム100と協働すべくなされた歯車の歯99を含んでいる。螺旋ばね102はフレーム87に装填ストッパ64の後方部分を接続しかつこれらのストッパが導入チャンネル51から引戻される位置にこれらのストッパを付勢する。制御軸13の回転により、カム100、部分96および装填ストッパ64は図9において点線で示した位置に持ち来される。制御軸13の追加の回転は図9に実線で示した位置に戻る機構を解放する。
【0040】
この導入装置の作用は以下の通りである。積重ねシートが、図3に示されるごとく、支持体52に配置され得る非作動位置において、案内要素60および装填ストッパ64がそれらの作動位置にある。付勢部材66および偏向要素68はそれらの引戻し位置にある。ペーパーを導入するような命令に続いて、レバー40はクラッチ装置21の係合を生じる。モータ10は次いで第1段階において付勢部材66が駆動ローラ11に対してシートを付勢しかつ案内要素60および装填ストッパ64が引戻されるような予め定めた角度だけ制御軸13を回転駆動するために第2方向における回転に移る。第2段階において、モータ10の方向は、保持隅部56から頂部シート53aを解放しかつ後者をその前縁部を整列ストッパ67に対して付勢するために下方に動かす駆動ローラ11を回転駆動するために、逆にされる。追加の小さな距離がこの時にシート53aの正確な配列を圧力により保証するように走行される。第3段階の間中、モータ10は第2方向に回転しかつ制御軸13は、カム78の作用によって、駆動ローラ11に対して頂部シート53aを付勢する偏向要素68の前進運動を生じる(図4)。第4段階において、第1方向に回転するモータ10は印字ヘッド6へおよびシートの通過を正確に表す光電センサ72へシートを駆動する。第5段階において、第2方向におけるモータの回転は、カム94および78の作用によって、付勢部材66および偏向要素68の引戻しを、そしてカム91および100の作用によって、案内要素60および装填ストッパ64の前進運動を生じる。最後に、第6段階において、モータ10は印字ヘッドに向かい合うようにシート53aを駆動するために第1方向に回転する。
【0041】
印字の終わりにおいて、シートは、受部75内に堆積されるように、第1方向に回転するモータ10と係合されるホイール73,74により支持される。
【0042】
この構造は信頼し得るペーパーの搬送かつまた印字されるべきシートの正確な配列を保証し、一方装置により必要とされる空間のかなりの減少を可能にする。ペーパー支持体52およびその導入チャンネル51と連係する可動要素が別個のユニット構体50(図2)に配置されるので、装置の製造および組み立てが簡単化されるという事実から他の利点が結果として生じる。このユニット50の組み立ては別個に実施されかつ組み立てられユニット50は次いで図1に示されるような補助的な要素を備えたモータ10および駆動および制御軸12,13を包含するフレーム3に配置され得る。この構造はまた修理を容易にするかまたはユニット構体50の迅速な交換を可能にする。
【0043】
明らかなように、上記した実施例はどのような方法においても限定するようには意図されずかつ実施例は特許請求の範囲第1項により定義された枠組み内で所望のあらゆる変更を受容することができる。とくに、装填ストッパ64または案内要素60のごとき幾つかの要素は簡単化された変形例において省略され得る。可動の付勢部材66は選択の間中駆動ローラ11に対してシートを弾力的に当てるべく動かされるかまたは枢動され得る可動のシート支持体により置き換えることができる。これらのローラはタイプライタまたはプリンタシリンダにより置き換えても良い。駆動軸12および制御軸13の回転はまた2つの別個のモータによって供給され得る。
【0044】
【発明の効果】
叙上のごとく、本発明は、導入チャンネル、積重ねシートを保持するために設計された支持体を有するシート、積重ねシートの頂部シートを移動しかつそれを印字ヘッドに向かい合わせるように駆動軸に配置された駆動ローラを包含する、プリンタまたはタイプライタへのシート導入装置において、固定整列ストッパを含み、該固定整列ストッパが前記頂部シートが第1段階において前記駆動ローラによりその前縁部だけ前記固定整列ストッパに対して付勢されるように前記導入チャンネルの下流に配置されそしてまた、少なくとも1つの可動偏向要素を含み、該可動偏向要素が第2段階において前記頂部シートの前縁部を前記整列ストッパから除去しかつ前記頂部シートが前記駆動ローラの周辺と接触するように前記前縁部を前記駆動ローラに持ち来すために前記頂部シートと協働すべくなされる構成としたので、非常に良好なペーパーの配列を保証する一方、とくにシリンダを形成する駆動ローラ直径を小さくできるので必要な空間が僅かで済むシート導入装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示す部材を明瞭化のために除去したプリンタに組み込まれた本発明の実施例を示す頂面図である。
【図2】本実施例の1部分の頂面を示す説明図である。
【図3】本実施例の装置を非作動位置において示す断面図である。
【図4】本実施例の装置を作動位置において示す断面図である。
【図5】図1の1部分を示す拡大図である。
【図6】一方向カップリングを示す断面図である。
【図7】図2の線VII−VIIに沿う断面図である。
【図8】図2の線VIII−VIIIに沿う断面図である。
【図9】図2の線IX−IXに沿う断面図である。
【符号の説明】
1 導入装置
4 トラベラ
6 印字ヘッド
10 モータ
11 駆動ローラ
12 駆動軸
13 制御軸
14 制御ユニット
20 第2一方方向カップリング
21 クラッチ装置
22 ホイール
23 屈曲ブレード
24 歯25の歯
25 歯車
50 ユニット構体
51 導入チャンネル
52 支持体
53 シート
53a頂部シート
56 保持隅部
60 可動の引戻し可能な案内部材
64 可動の引戻し可能な装填ストッパ
66 可動の付勢手段
67 固定整列ストッパ
68 可動の偏向要素
72 検出手段
73 ホイール
74 ホイール
75 受部
78 第1カム
91 第2カム
94 第4カム
100第3カム

Claims (13)

  1. 積重ねシート(53)を保持するための支持体(52)を備えたシート導入チャンネル(51)と、前記積重ねシートの頂部シート(53a)を移動させかつそれを印字ヘッド(6)に対向させるために駆動軸(12)に配置された各駆動ローラ(11)とから成り、プリンタまたはタイプライタへ各シートを導入するための装置において、
    前記装置が、前記導入チャンネル(51)の下流側に配置されかつ前記頂部シート(53a)の前縁部と協働するように適合される固定整列ストッパ(67)と、前記シートの前縁部が固定整列位置に在る場合に第1の段階で前記前縁部により前記頂部シート(53a)を前記固定整列ストッパ(67)に対して付勢させる手段(66)と、第2の段階で前記固定整列ストッパ(67)から前記頂部シート(53a)の前記前縁部を除去しかつ該前縁部を前記各駆動ローラ(11)に移動するために前記頂部シート(53a)と協働する少なくとも1つの可動偏向要素(68)とを具備して成り、それによって前記頂部シート(53a)が、前記各駆動ローラ(11)の周辺と接触するようになることを特徴とするシート導入装置。
  2. 前記シート導入装置が、更に、前記積重ねシート(53)の前記導入チャンネル(51)への挿入中に前記支持体(52)の各保持隅部(56)内に前記シート(53)を案内するように前記支持体(52)に対向して前記導入チャンネル(51)に配置される各可動式引戻し可能な案内部材(60)を具備して成ることを特徴とする請求項1に記載のシート導入装置。
  3. 前記積重ねシート(53)の前記頂部シート(53a)が選択されて前記印字ヘッド(6)に対向するように案内される場合に、前記支持体(52)が、各弾性部材(93)により前記各駆動ローラ(11)に対して前記シート(53)を付勢するように設計された各可動付勢手段(66)を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のシート導入装置。
  4. 前記シート導入装置が、前記支持体(52)の近傍に配置されかつ前記導入チャンネル(51)への挿入中前記積重ねシート(53)を保持するために前記導入チャンネル(51)内に突出しかつ前記印字ヘッド(6)に向かう前記頂部シート(53a)の移動で引戻されるように駆動される各可動式引戻し可能な装填ストッパ(64)を具備することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のシート導入装置。
  5. 前記シート導入装置が、前記各駆動ローラ(11)の前記駆動軸(12)に対して平行に横たわりかつ前記可動偏向要素(68)の運動を制御するように設計された第1カム群(78)を有する制御軸(13)を具備することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のシート導入装置。
  6. 前記各駆動ローラ(11)の前記駆動軸(12)および前記制御軸(13)が両方向に回転可能な単一のモータ(10)に接続され、前記駆動軸(12)が前記モータ(10)の第1回転方向において該モータと係合されるように配置された一方向カップリングを備え、そして前記制御軸(13)が前記モータ(10)の第2回転方向において前記モータと係合されるように配置された第2の一方向カップリングを備えていることを特徴とする請求項5に記載のシート導入装置。
  7. 前記制御軸が、更に前記導入チャンネル(51)へのシートの挿入および前記印字ヘッド(6)へ向かう前記頂部シートの移動中、前記積重ねシート(53)の前記導入チャンネル(51)への挿入および前記各可動式引戻し可能な案内部材(60)と前記各可動装填ストッパ(64)の引戻しを容易にするために前記導入チャンネル(51)への前記各可動式引戻し可能な案内部材(60)と前記各可動装填ストッパ(64)の前進運動を制御するように配置される第2および第3カム群(91,100)と、前記上方の選択された頂部シートの移動のための前記各弾性部材(93)の作用下で前記各可動付勢部材(66)の前進運動と、前記上方の選択された頂部シートの移動が完了したら前記各弾性部材(93)の作用に抗する前記各可動付勢部材(66)の引戻しを制御するように配設される第4カム群(94)を具備することを特徴とする請求項6に記載のシート導入装置。
  8. 前記シート導入装置が、前記印字ヘッド(6)へ向かう前記頂部シート(53a)の移動サイクル中、サイクルの第1段階において、前記第4カム群(94)による前記各可動付勢部材(66)への前進運動を付与し、前記頂部シートを前記各駆動ローラ(11)に対して付勢しかつ前記第2および第3カム群(91,100)による前記各可動式引戻し可能な案内部材(60)と前記各可動装填ストッパ(64)の引戻しを生成するような前記第2方向への前記モータ(10)の回転と、サイクルの第2段階において、前記各駆動ローラ(11)を駆動しかつ前記固定整列ストッパ(67)に対して前記頂部シートの前縁部により該頂部シートを付勢するような前記第1方向への回転と、サイクルの第3段階において、前記第1カム群(78)を介して、前記各駆動ローラ(11)に対して前記頂部シート(53a)を付勢する前記可動偏向要素(68)への前進運動を付与するような前記第2方向への回転と、サイクルの第4段階において、前記印字ヘッド(6)まで前記シートを駆動するような前記第1方向への回転と、サイクルの第5段階において、前記第4および第1カム群(94,78)による前記各可動付勢部材(66)と前記可動偏向要素(68)の引戻しと、前記第2および第3カム群(91,100)による前記各可動式引戻し可能な案内部材(60)と記各可動装填ストッパ(64)の前進運動を生成するような前記第2方向への回転と、サイクルの第6段階において、前記印字ヘッド(6)の下に前記シートを駆動する前記第1方向への回転とを生成、制御するように構成される制御部(4、14)を具備することを特徴とする請求項7に記載のシート導入装置。
  9. 前記シート導入装置が、前記印字ヘッド(6)の下流に位置決めされかつ印字済みシートのための受部(75)に該印字済みシートを持ち上げ、移送しかつ載置するために前記シートの後縁部に作用するように輪郭付けされた各ホイール(73,74)から成る各移送部材(73,74)を具備することを特徴とする請求項1乃至8項の何れか1項に記載のシート導入装置。
  10. 前記シート導入装置が、前記シート上への印字の正確な位置決めを保証するために前記シートの通過を検出し得る検出手段(72)を含むことを特徴とする請求項1乃至9項の何れか1項に記載のシート導入装置。
  11. 前記シート導入装置が、前記第2の一方向カップリング(20)と前記制御軸(13)との間に配置され、そして作動コマンドに追随して、前記第2の一方向カップリング(20)と前記制御軸(13)との間の駆動接触を確立するように配置されるクラッチ装置(21)を具備することを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載のシート導入装置。
  12. 前記第2の一方向カップリング装置(21)が、各屈曲ブレード(23)を備えたホイール(22)から成り、該各屈曲ブレード(23)の外方部分が前記各ブレード(23)を備えた前記ホイール(22)の周辺に配置される歯付きホイール(25)の歯(24)と協働することを特徴とする請求項6に記載のシート導入装置。
  13. 前記シート導入装置が、その上に前記導入チャンネル(51)および前記支持体(52)と連係する可動要素が取り付けられる別個のユニット構体(50)を具備し、該ユニット構体(50)が前記シート導入装置の残部上に単一ユニットとして組み立て可能であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載のシート導入装置。
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