JP3600205B2 - ドアストッパおよび該ドアストッパを備えた建具 - Google Patents

ドアストッパおよび該ドアストッパを備えた建具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内ドアなどを所望角度に全開したとき、その全開位置を保持するドアストッパであって、特に、そのようなドアストッパの中でも、断面溝形のアームステーにスライドバーを摺動自在に差し込んで連結した伸縮自在型のドアストッパ、並びに該ドアストッパを備えた建具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドアストッパは、一般に、図13に示すように、断面溝形の長尺なアームステー1にスライドバー2を摺動自在に差し込んで連結した構成であり、アームステー1の基端部1aをドア支持枠3の上枠部に取り付ける一方、スライドバー2の一端部2aをドア4の上端部に取り付け、ドア4の開閉に応じて、全体長さを自在に伸縮させてドア4の開度を調整できるようになっている。また、ドアストッパは、ドア4を全開したときに、適宜の抜け止め機構5によりアームステー1に対してスライドバー2を抜け止めすると共に、ドア4の全開位置を保持する仕組みになっている。なお、図中符号6は、ドア取付金具としての蝶番である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来は、ドア4を過度に強い力で不用意に開放すると、ドアストッパが最大に伸長してドアBの開きをロックしたときに、ドアストッパを介して大きな衝撃が急激に蝶番6へ伝わり、蝶番6が捩れたりして損壊しやすいため、これを防止すべく、ドア取付金具として、比較的肉厚で高強度の金属製蝶番が使用されている。
【0004】
ところが、従来、そのように肉厚で強い剛性を備えた金属製蝶番を大量に製造するとなると、それだけコストが著しく高くなってしまうという課題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、ドアを過度に強い力で開放しても、その衝撃力を緩和して蝶番を保護し、薄肉で材質を問わない安価なドア用蝶番の使用を可能にするドアストッパおよび該ドアストッパを備えた建具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す実施の形態のとおり、断面溝形な扁平な樋状で上側を外装カバー板で覆ったアームステー11に、帯形平板状のスライドバー12を摺動自在に差し込んで連結し、前記アームステー11の基端部a2をドア支持枠Aの上枠部で回転自在に軸支する一方、前記スライドバー12の他端部b2をドアBの上端部に回転自在に軸支し、該スライドバー12の一端部b1側で回転自在に保持するローラ23を、板バネ25のようなバネ付勢手段で付勢して前記アームステー11の底面11bに押圧してなり、前記ドアBを開 けると、その開度に応じて前記アームステー11から前記スライドバー12が引き出されて伸長し、全開したとき、前記ローラ23を前記アームステー11の先端部a1にて係脱可能に弾着して前記ドアBの全開位置を保持する一方、前記ドアBを閉めると、その開度に応じて前記スライドバー12を前記アームステー11内に収めて短縮し、前記ドア支持枠Aの上枠部と前記ドアBの上端部間の隙間に配設されるドアストッパ10であって、前記スライドバー12を摺動させると、前記バネ付勢手段の押圧力に抗して前記ローラ23が乗り越える複数の突起15…を、前記アームステー11の先端部a1寄りに、長さ方向に間隔をあけて設けてなることを特徴とする。
【0007】
したがって、本発明では、たとえドアBが不用意に過度に強い外力を受けて開放されても、スライドバー12は、一端部b1がアームステー11の先端部a1に近づいたとき、そのままドアBが全開するまで摺動するには、ローラ23が、バネ付勢手段の強い押圧力に打ち勝ちながら、しかも突起15…に乗り上がり、これら凸状の障害物を1つ1つ乗り越えなければならず、その間、断続的に強い抵抗を受けてスライドバー12の摺動速度が段階的に低減される。この結果、ドアBが受けた強い衝撃力がドアストッパ10を介して緩衝され、その衝撃力によってドア用蝶番に急激にかかる荷重が弱まり、それが原因で蝶番が捩れたりして損壊することを防止することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、たとえば以下に示す実施の形態のとおり、請求項1に記載のドアストッパにおいて、前記複数の突起15…の高さを、前記アームステー11の先端部a1に近づくに従い漸次高く形成してなることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、たとえば以下に示す実施の形態のとおり、断面溝形な扁平な樋状で上側を外装カバー板で覆ったアームステー11に、帯形平板状のスライドバー12を摺動自在に差し込んで連結し、前記アームステー11の基端部a2をドア支持枠Aの上枠部で回転自在に軸支する一方、前記スライドバー12の他端部b2をドアBの上端部に回転自在に軸支し、該スライドバー12の一端部b1側で回転自在に保持するローラ23を、板バネ25のようなバネ付勢手段で付勢して前記アームステー11の底面11bに押圧してなり、前記ドアBを開けると、その開度に応じて前記アームステー11から前記スライドバー12が引き出されて伸長し、全開したとき、前記ローラ23を前記アームステー11の先端部a1にて係脱可能に弾着して前記ドアBの全開位置を保持する一方、前記ドアBを閉めると、その開度に応じて前記スライドバー12を前記アームステー11内に収めて短縮し、前記ドア支持枠Aの上枠部と前記ドアBの上端部間の隙間に配設されるドアストッパ10であって、前記スライドバー12を摺動させると、前記バネ付勢手段の押圧力に抗して前記ローラ23が乗り越える突起15を前記アームステー11の先端部a1寄りに設け、該突起15を前記スライドバー12の摺動方向に長い凸状に形成し、その長手凸状の突起15には、前記アームステー11の先端部a1に近づくに従い漸次高くなる勾配31を設けると共に、表面に凸凹を形成してなることを特徴とする。
【0010】
請求項に記載の発明は、たとえば以下に示す実施の形態のとおり、断面溝形な扁平な樋状で上側を外装カバー板で覆ったアームステー11に、帯形平板状のスライドバー12を摺動自在に差し込んで連結し、前記アームステー11の基端部a2をドア支持枠Aの上枠部で回転自在に軸支する一方、前記スライドバー12の他端部b2をドアBの上端部に回転自在に軸支し、該スライドバー12の一端部b1側で回転自在に保持するローラ23を、板バネ25のようなバネ付勢手段で付勢して前記アームステー11の底面11bに押圧してなり、前記ドアBを開けると、その開度に応じて前記アームステー11から前記スライドバー12が引き出されて伸長し、全開したとき、前記ローラ23を前記アームステー11の先端部a1にて係脱可能に弾着して前記ドアBの全開位置を保持する一方、前記ドアBを閉めると、その開度に応じて前記スライドバー12を前記アームステー11内に収めて短縮し、前記ドア支持枠Aの上枠部と前記ドアBの上端部間の隙間に配設されるドアストッパ10であって、前記スライドバー12を摺動させると、前記バネ付勢手段の押圧力に抗して前記ローラ23が乗り越える突起15を設け、該突起15を、非金属部材で板片状に形成して前記アームステー11の先端部a1寄りに嵌め付け、その板片状突起15には、前記アームステー11の先端部a1に近づくに従い漸次高くなる勾配33を設けると共に、表面に凸凹を形成してなることを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、たとえば以下に示す実施の形態のとおり、断面溝形な扁平な樋状で上側を外装カバー板で覆ったアームステー11に、帯形平板状のスライドバー12を摺動自在に差し込んで連結し、前記アームステー11の基端部a2をドア支持枠Aの上枠部で回転自在に軸支する一方、前記スライドバー12の他端部b2をドアBの上端部に回転自在に軸支し、該スライドバー12の一端部b1側で回転自在に保持するローラ23を、ねじりコイルばね45のようなバネ付勢手段で横向きに付勢して前記アームステー11に有する折曲側片11aの一方に押圧してなり、前記ドアBを開けると、その開度に応じて前記アームステー11から前記スライドバー12が引き出されて伸長し、全開したとき、前記ローラ23を前記アームステー11の先端部a1にて係脱可能に弾着して前記ドアBの全開位置を保持する一方、前記ドアBを閉めると、その開度に応じて前記スライドバー12を前記アームステー11内に収めて短縮し、前記ドア支持枠Aの上枠部と前記ドアBの上端部間の隙間に配設されるドアストッパ10であって、前記スライドバー12を摺動させると、前記バネ付勢手段の押圧力に抗して前記ローラ23が乗り越える複数の突起15…を、前記一方の折曲側片11aの前記アームステー先端部寄りに間隔をあけて設け、前記複数の突起の高さを、前記アームステー11の先端部a1に近づくに従い漸次高く形成してなることを特徴とする。
【0012】
請求項に記載の発明による建具は、たとえば以下に示す実施の形態のとおり、請求項1ないし請求項のいずれかに記載のドアストッパを備えてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明によるドアストッパ10の要部の構造を示す分解斜視図、図2は、そのドアストッパの平面図である。ドアストッパ10は、それぞれステンレス製のアームステー11とスライドバー12を備える。アームステー11は、断面溝形で全体に扁平な桶状に曲げてつくられ、先端部a1近くの両折曲側片11aに、同じ抜け止め用の突当て段部13を設けてなる。
【0015】
さらに、アームステー11は、先端部a1寄りの底面11b上に、図3(A)でも示すように、長さ方向に間隔をあけて3つの突起15…を上向きに突設してなる。突起15…は、図4に示すように、突出高さを先端部a1に近づくに従い漸次高くなるように形成するとよい。図示例では、3つの突起15…を等間隔に設けるが、2つ又は4つ以上設けてもよく、非等間隔に設けてもよい。図示例では、突起15…を、底面11bの一部を上向きに押し出して一体に形成するが、それぞれ焼入れピン等の別体突起を底面11bに固着して突設することもできる。突起15…各々の形状を、図示のように丸みを帯びたものに限らず、また、底面11bを幅方向に横断する横長凸状に形成してもよい。
【0016】
上述した形状のアームステー11には、基端部a2の溝14内に樹脂製の消音部材16を嵌め込み、消音部材16を貫通する取付軸で取付ブラケット17を基端部a2に回転自在に取り付けている。一方、先端部a1には、その溝14内に、スライドバー12が挿通する樹脂製のガイド材18を嵌め込んでいる。なお、図示省略したが、上述したアームステー11は、その上側を外装カバー板で覆った構成になっている。
【0017】
一方、スライドバー12は、帯形平板状につくられ、アームステー11に対し摺動自在に差し込んで連結し、引き出し長さに応じてドアストッパ10全体を自在に伸縮させて長さ調整できるようになっている。
【0018】
このスライドバー12は、先端側の一端部b1に対する他端部b2に、取付ブラケット19を回転自在に軸支し、一端部b1に樹脂製の抜け止め部材20を嵌め込んでいる。そして、図2に示すように、スライドバー12をアームステー11内に収めて重ね合わせたとき、消音部材16と抜け止め部材20の樹脂同志が当接することで、金属音を発生させることなく抜け止めする構造になっている。また、スライドバー12には、抜け止め部材20の他端部b2側に隣接して当接片21を固着している。そして、スライドバー12をアームステー11内から引き出したとき、当接片21が突当て段部13に当接することにより、スライドバー12がアームステー11から抜けるのを阻止する。
【0019】
さらに、スライドバー12は、当接片21の他端部b2寄りに角孔22を設けてあり、その角孔22内に、焼入れした小径なローラ23を回転自在に遊嵌している。一方、ローラ23と当接片21間には、一端をリベット24で図中上面12a上に締着した板バネ25を配設し、その板バネ25の他端側をローラ23に強く押し当ててなる。そして、常時、ローラ23を、板バネ25で付勢してアームステー11の底面11b上に押圧している。なお、板バネ25は、ビスで固着したり、スポット溶接により固着してもよい。
【0020】
さて、上述した構成のドアストッパ10は、この例では、図5に示すように、ドア支持枠Aの上枠部にアームステー11の取付ブラケット17をねじ止めする一方、ドアBの上端部にスライドバー12の取付ブラケット19をねじ止めしてドア支持枠AとドアB間に取り付ける。図中符号30は、ドア取付金具の蝶番である。蝶番30としては、比較的薄肉で軽量な、たとえば鉄製蝶番やアルミニウム製蝶番などを用いる。過度に高強度のものでなくてもよく、たとえば樹脂製の蝶番を使用することもできる。
【0021】
以上の構成からなるドアストッパ10は、ドアBが開けられると、それに従ってアームステー11に対しスライドバー12が摺動して引き出され、ドアBの開度に応じて伸長する。このとき、ローラ23は、板バネ25の押圧力に抗してアームステー11の底面11b上を回転しながら移動する。
【0022】
その後、スライドバー12の一端部b1がアームステー11の先端部a1に近づいたとき、ローラ23は、突起15…先頭に突き当たるが、スライドバー12が更に引き出されると、板バネ25の押圧力に抗して各突起15…を、順次乗り越えてから、最後の突起15とアームステー11の先端部a1との間で係脱可能に弾着される。それと略同時に、スライドバー12の当接片21が突当て段部13に当接してスライドバー12の摺動を停止し、スライドバー12がアームステー11から抜け出るのを阻止し、この位置にてドアBが全開となる。
【0023】
したがって、ドア全開状態のとき、ドアストッパ10は、たとえ風に煽られたり障害物が軽く当接したりする程度の外力をドアBが受けても、ドアBを閉止させずに全開位置で保持する。一方、ドアBを閉めるときは、ドア回動動作に応じて、スライドバー12が逆向きに摺動してアームステー11内に収められ、ドアストッパ10がドアBの開度に応じて次第に短縮する。このとき、ローラ23は、同様に、板バネ25の押圧力に抗して回転しながら、突起15…を順次乗り越えてアームステー11の底面11b上を、ドアBが閉止されるまで移動する。
【0024】
ところで、ドアBは、不用意に過度に強い外力を受けて開放される場合がある。しかし、本発明では、たとえドアBが過度に勢いよく開かれても、スライドバー12は、一端部b1がアームステー11の先端部a1に近づいたとき、そのままドアBが全開するまで摺動するには、図3(B)・(C)・(D)に順に示すように、ローラ23が、板バネ25の強い押圧力に打ち勝ちながら、しかも突起15…に乗り上がり、これら凸状の障害物を1つ1つ乗り越えなければならず、その間、断続的に強い抵抗を受けてスライドバー12の摺動速度が段階的に低減される。
【0025】
この結果、本発明では、ドアBが受ける強い衝撃力がドアストッパ10を介して緩衝され、その衝撃力によって蝶番30にかかる荷重が弱まり、それが原因で蝶番30が捩れたりして損壊することを防止することができる。
【0026】
さて、上述した図示例では、突起15を、アームステー11の先端部a1寄りの底面11b上に複数並べて突設した。しかし、本発明は、たとえば図6および図7(A)に示すように、前記突起15を、スライドバー12の摺動方向に細長い凸状に底面11b上に突設してもよい。この細長凸状の突起15には、突出高さがアームステー11の先端部a1に近づくに従い漸次高くなる勾配31を設けることが好ましい。また、細長凸状の突起15には、図示しないが、表面に適宜の凹凸を形成するとよい。図示例では、細長凸状の突起15を、底面11bの一部を上向きに押し出して一体に形成するが、切り起して形成してもよく、さらに、たとえば焼入れした棒体のような細長な別体突起を底面11bに固着して突設することもできる。
【0027】
この他例では、たとえドアBが過度に勢いよく開かれても、スライドバー12は、一端部b1がアームステー11の先端部a1に近づいたとき、そのままドアBが全開するまで摺動するには、図7(A)・(B)・(C)に示すように、ローラ23が、板バネ25の強い押圧力に打ち勝ちながら、しかも長手突起15の勾配31に乗り上がり、この長い凸状の障害物を乗り越えなければならず、その間、継続的に強い抵抗を受けてスライドバー12の摺動速度が飛躍的に低減され、その結果、蝶番30に伝わる負荷が弱められる。
【0028】
次に、本発明によるドアストッパ10は、前記突起15を、樹脂材料などの非金属部材で板片状に形成し、たとえば図8〜図10に示すように、板片状突起15をアームステー11の底面11bに嵌め付ける構成にすることもできる。
【0029】
この図示例において、板片状突起15は、略I形に樹脂成形され、両端部の図中下の裏面にそれぞれ嵌合凸部15a・15aを設けてなる。一方、アームステー11には、先端部a1近くに、嵌合凸部15a・15aに対応して嵌合孔32・32を設けている。そして、嵌合孔32・32に嵌合凸部15a・15aを嵌め込んで、板片状突起15をアームステー11の先端部a1近くに嵌め付けてなる。なお、板片状突起15には、表面側に、アームステー11の先端部a1に近づくに従い漸次高くなる勾配33を設けることが好ましい。さらに、板片状突起15には、表面に間隔をあけて凹部15bを設け、表面を凹凸状に形成するとなおよい。
【0030】
さて、この他例では、たとえドアBが過度に勢いよく開かれても、スライドバー12は、一端部b1がアームステー11の先端部a1に近づいたとき、そのままドアBが全開するまで摺動するには、ローラ23が、板バネ25の強い押圧力に打ち勝ちながら、しかも表面に凹凸のある板片状突起15の勾配33に乗り上がり、この凸状の障害物を乗り越えなければならず、その間、継続的に強い抵抗を受けてスライドバー12の摺動速度が飛躍的に低減され、その結果、蝶番30に伝わる負荷が弱められる。また、板片状突起15が樹脂製であるため、これをローラ23が乗り越えるとき、耳障りな金属音など異音の発生を抑えることもできる。
【0031】
したがって、図示例では、板片状突起15として樹脂成形品を用いたが、本発明では、消音効果のある非金属部材であれば、ゴム成形品などを使用してもよい。
【0032】
さて、以上に図示した例では、ローラ23を下向きにバネ付勢してアームステー11の底面11bに対し押圧し、このバネ押圧力に抗して突起15を乗り越させてスライドバー12を減速した。しかし、本発明は、以下に例示するように、ローラ23を横向きにバネ付勢してアームステー11の折曲側片11aに対し強圧し、同様にスライドバー12を減速させる構成にすることもできる
【0033】
この他例において、スライドバー12には、図11に示すように、一端部b1近くの当接片21に、太径ピン状のバネ掛け軸40を立設し、更に当接片21に隣接して底面12a上に太径ピン状の枢軸41を立設し、その枢軸41で支持してアーム42を揺動自在に取り付けている。アーム42上には、先端にローラ23を配設し、ローラ23と枢軸41間にバネ掛けピン43を固着している。図示例のローラ23は、短管状をなし、アーム42の先端に固着した短軸44を嵌合して回転自在に保持されている。そして、枢軸41に、バネ付勢手段としてねじりコイルばね45を巻装し、ばね一端をバネ掛け軸40に掛け、ばね他端をバネ掛けピン43に掛けてアーム42を一方向に回動付勢し、ローラ23をアームステー11に有する折曲側片11aの一方に押圧している。
【0034】
一方、アームステー11には、一方の折曲側片11aにおける先端部a1寄りに、長さ方向に間隔をあけて複数の突起15…を横向きに突設してなる。図示例の各突起15は、アームステー11の基端部a2側が傾斜した鋸歯状に形成するが、凸状であれば、たとえば半円状などに形成してもよい。また、図示例では、突起15…を3つ等間隔に突設するが、2つ又は4つ以上設けてもよく、非等間隔に設けてもよい。なお、図示しないが、各突起15の高さは、アームステー11の先端部a1に近づくに従い漸次高く形成するとよい。
【0035】
そして、この他例では、たとえドアBが過度に勢いよく開かれても、スライドバー12は、一端部b1がアームステー11の先端部a1に近づいたとき、そのままドアBが全開するまで摺動するには、ローラ23が、図12(A)に示すように、ねじりコイルばね45の強い押圧力に打ち勝ちながら、しかも突起15…に乗り上がり、これら凸状の障害物を1つ1つ乗り越えなければならず、その間、断続的に強い抵抗を受けてスライドバー12の摺動速度が段階的に低減され、その結果、蝶番30に伝わる負荷が弱められる。そして、ローラ23は、最後の突起15とガイド材18との間で弾着保持される。
【0036】
図11および図12に示した上記例では、アームステー11の折曲側片11aに、突起15を分割して複数突設したが、本発明は、図示省略するが、そのように折曲側片11aに設ける突起を、スライドバー12の摺動方向に長い鍔状に突出させて形成してもよい。この長手凸状の突起には、突出高さがアームステー11の先端部a1に近づくに従い漸次長くなる勾配を設けるとよい。
【0037】
また、以上に列挙した図示例では、突起15をアームステー11の底面11b又は折曲側片11aに設けるが、本発明は、移動するローラ23をバネ付勢手段により押し当て可能な箇所であれば、それら底面又は折曲側片以外の箇所に設けることを除外するものではない。
【0038】
ところで、以上には、上記ドアストッパ10を備えた建具としてドアBの例を示したが、本発明による建具は、そのようなドアに限らず、その他の可動性の工作物であって、それに同様な構造のドアストッパ10を備えた構成にすることもできる。
【0039】
【発明の効果】
上述の如く構成した本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0040】
請求項1に記載の発明によれば、扁平なドアストッパであっても、アームステーの先端部寄りの底面上に、バネ付勢手段の押圧力に抗してローラが乗り越える複数の突起を、長さ方向に間隔をあけて突設した構成であるため、たとえドアが不用意に過度に強い外力を受けて開放されても、スライドバーは、一端部がアームステーの先端部に近づいたとき、そのままドアが全開するまで摺動するには、ローラが、板バネの押圧力に打ち勝ちながら、しかも複数の突起1つ1つに乗り上がり、これら突起を乗り越えなければならず、その間に、障害の数だけ断続的に強い抵抗を受けることによりスライドバーの摺動速度が段階的に低減され、その結果、ドアが受けた強い衝撃力をドアストッパを介して緩衝し、その衝撃力によって蝶番にかかる荷重を弱め、それが原因で従来の如く蝶番が捩れたりして損壊することを防止して蝶番を確実に保護することができる。
【0041】
これによって、本発明では、蝶番として、従来の如く肉厚で強い剛性を具備したもの使用する必要がなく、比較的薄肉で軽量な金属製蝶番や、樹脂製の蝶番など材質如何を問わず使用することが可能となり、その結果、ドア用蝶番のコストを著しく低減させることができる。
【0042】
請求項2および5に記載の発明によれば、複数の突起の高さを、アームステーの先端部に近づくに従い漸次高く形成した構成であるため、ドアが全開に近づくに従い、ローラが板バネの強い押圧力に抗して乗り越える突起が高くなる分だけ、より強い抵抗を受けることにより、スライドバーの摺動速度をより効果的に低減させることができる。
【0043】
請求項3に記載の発明によれば、突起を、スライドバーの摺動方向に長い凸状に形成した構成であるため、ドアが全開に近づくと、ローラは、板バネの強い押圧力に抗して突起に乗り上がる間、その突起の長さだけ継続的に強い抵抗を受け、さらに、その長手凸状の突起に、アームステーの先端部に近づくに従い漸次高くなる勾配を設けているため、ローラが板バネの強い押圧力に抗して乗り越える突起が高くなる分だけ、より強い抵抗を受け、しかも、表面に凹凸が形成されているため、更により強い抵抗を受けることにより、スライドバーの摺動速度をより一層効果的に低減させることができる。
【0044】
請求項4に記載の発明によれば、突起を、非金属部材で板片状に形成してアームステーの先端部寄りに嵌め付けた構成であるため、スライドバーの摺動速度の低減効果を得ることができるとともに、この板片状突起をローラが乗り越えるときに、耳障りな金属音など異音の発生を極力抑えることができ、さらに板片状突起に、アームステーの先端部に近づくに従い漸次高くなる勾配を設けた構成であるため、ドアが全開に近づくに従い、ローラが板バネの強い押圧力に抗して乗り越える突起が高くなる分だけ、より強い抵抗を受け、しかも、板片状突起の表面に凸凹を形成した構成であるため、表面に凸凹がある分だけ、更により強い抵抗を受けることにより、スライドバーの摺動速度をより効果的に低減させることができる。
【0045】
請求項に記載の発明によれば、建具が受けた強い衝撃力をドアストッパを介して緩衝し、その衝撃力によって蝶番にかかる荷重を弱め、それが原因で建具用の蝶番が捩れたりして損壊することを防止して蝶番を確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアストッパの要部の構造を示す分解斜視図である。
【図2】スライドバーをアームステー内に収めて重ね合わせた状態で示すドアストッパの平面図である。
【図3】(A)はドアが全開に近づいたとき、ローラが突起に乗り上がる直前の状態、(B)は1つ目の突起に乗り上がった状態、(C)はその突起を乗り越えた状態(D)は全て突起を乗り越え終えた状態を示す部分縦断面図である。
【図4】複数突起の突出高さの違いを示す部分縦断面図である。
【図5】ドア支持枠とドア間に取り付けた本発明のドアストッパを、ドア全開状態において示す平面図である。
【図6】突起を長手凸状に形成した他例において、スライドバーをアームステー内に収めて重ね合わせた状態で示すドアストッパの平面図である。
【図7】図6の他例において、(A)はドアが全開に近づいたとき、ローラが突起に乗り上がる直前の状態、(B)は突起を乗り上がる途中の状態、(C)は突起の最上位置にある状態を示す部分縦断面図である。
【図8】樹脂製の板片状突起を用いた他例において、スライドバーをアームステー内に収めて重ね合わせた状態で示すドアストッパの平面図である。
【図9】樹脂製の板片状突起と、それを嵌め込む嵌合孔を有するスライドバーの先端部側を示す斜視図である。
【図10】樹脂製の板片状突起を嵌め込んだ部分におけるドアストッパの構造を示す部分縦断面図である。
【図11】ローラを横向きにバネ付勢してアームステーの折曲側片に対し押圧する他例において、その要部を示す斜視図である。
【図12】図11の他例において、(A)はドアが全開に近づいたとき、ローラが1つ目の突起に乗り上がた状態、(B)はその突起を乗り越えた状態を示す部分平面図である。
【図13】従来のドアストッパを、ドア支持枠とドア間に取り付けてドア全開状態において示す平面図である。
【符号の説明】
10 ドアストッパ
11 アームステー
11a アームステーの折曲側片
11b アームステーの底面
12 スライドバー
15 突起
23 ローラ
25 板バネ(バネ付勢手段)
30 蝶番
31・33 勾配
45 ねじりコイルばね(バネ付勢手段)
a1 アームステーの先端部
a2 アームステーの基端部
b1 スライドバーの一端部
b2 スライドバーの他端部
A ドア支持枠
B ドア

Claims (6)

  1. 断面溝形な扁平な樋状で上側を外装カバー板で覆ったアームステーに、帯形平板状のスライドバーを摺動自在に差し込んで連結し、前記アームステーの基端部をドア支持枠の上枠部で回転自在に軸支する一方、前記スライドバーの他端部をドアの上端部に回転自在に軸支し、該スライドバーの一端部側で回転自在に保持するローラを、バネ付勢手段で付勢して前記アームステーの底面に押圧してなり、前記ドアを開けると、その開度に応じて前記アームステーから前記スライドバーが引き出されて伸長し、全開したとき、前記ローラを前記アームステーの先端部にて係脱可能に弾着して前記ドアの全開位置を保持する一方、前記ドアを閉めると、その開度に応じて前記スライドバーを前記アームステー内に収めて短縮し、前記ドア支持枠の上枠部と前記ドアの上端部間の隙間に配置されるドアストッパであって、
    前記スライドバーを摺動させると、前記バネ付勢手段の押圧力に抗して前記ローラが乗り越える複数の突起を、前記アームステーの先端部寄りの底面上に、長さ方向に間隔をあけて設けてなることを特徴とする、ドアストッパ。
  2. 前記複数の突起の高さを、前記アームステーの先端部に近づくに従い漸次高く形成してなることを特徴とする、請求項1に記載のドアストッパ。
  3. 断面溝形な扁平な樋状で上側を外装カバー板で覆ったアームステーに、帯形平板状のスライドバーを摺動自在に差し込んで連結し、前記アームステーの基端部をドア支持枠の上枠部で回転自在に軸支する一方、前記スライドバーの他端部をドアの上端部に回転自在に軸支し、該スライドバーの一端部側で回転自在に保持するローラを、バネ付勢手段で付勢して前記アームステーの底面に押圧してなり、前記ドアを開けると、その開度に応じて前記アームステーから前記スライドバーが引き出されて伸長し、全開したとき、前記ローラを前記アームステーの先端部にて係脱可能に弾着して前記ドアの全開位置を保持する一方、前記ドアを閉めると、その開度に応じて前記スライドバーを前記アームステー内に収めて短縮し、前記ドア支持枠の上枠部と前記ドアの上端部間の隙間に配置されるドアストッパであって、
    前記スライドバーを摺動させると、前記バネ付勢手段の押圧力に抗して前記ローラが乗り越える突起を前記アームステーの先端部寄りの底面上に設け、該突起を前記スライドバーの摺動方向に長い凸状に形成し、その長手凸状の突起には、前記アームステーの先端部に近づくに従い漸次高くなる勾配を設けると共に、表面に凸凹を形成してなることを特徴とする、ドアストッパ。
  4. 断面溝形な扁平な樋状で上側を外装カバー板で覆ったアームステーに、帯形平板状のスライドバーを摺動自在に差し込んで連結し、前記アームステーの基端部をドア支持枠の上枠部で回転自在に軸支する一方、前記スライドバーの他端部をドアの上端部に回転自在に軸支し、該スライドバーの一端部側で回転自在に保持するローラを、バネ付勢手段で付勢して前記アームステーの底面に押圧してなり、前記ドアを開けると、その開度に応じて前記アームステーから前記スライドバーが引き出されて伸長し、全開したとき、前記ローラを前記アームステーの先端部にて係脱可能に弾着して前記ドアの全開位置を保持する一方、前記ドアを閉めると、その開度に応じて前記スライドバーを前記アームステー内に収めて短縮し、前記ドア支持枠の上枠部と前記ドアの上端部間の隙間に配置されるドアストッパであって、
    前記スライドバーを摺動させると、前記バネ付勢手段の押圧力に抗して前記ローラが乗り越える突起を設け、該突起を、非金属部材で板片状に形成して前記アームステーの先端部寄りの底面に嵌め付け、その板片状突起には、前記アームステーの先端部に近づくに従い漸次高くなる勾配を設けると共に、表面に凸凹を形成してなることを特徴とする、ドアストッパ。
  5. 断面溝形な扁平な樋状で上側を外装カバー板で覆ったアームステーに、帯形平板状のスライドバーを摺動自在に差し込んで連結し、前記アームステーの基端部 をドア支持枠の上枠部で回転自在に軸支する一方、前記スライドバーの他端部をドアの上端部に回転自在に軸支し、該スライドバーの一端部側で回転自在に保持するローラを、バネ付勢手段で横向きに付勢して前記アームステーに有する折曲側片の一方に押圧してなり、前記ドアを開けると、その開度に応じて前記アームステーから前記スライドバーが引き出されて伸長し、全開したとき、前記ローラを前記アームステーの先端部にて係脱可能に弾着して前記ドアの全開位置を保持する一方、前記ドアを閉めると、その開度に応じて前記スライドバーを前記アームステー内に収めて短縮し、前記ドア支持枠の上枠部と前記ドアの上端部間の隙間に配置されるドアストッパであって、
    前記スライドバーを摺動させると、前記バネ付勢手段の押圧力に抗して前記ローラが乗り越える複数の突起を、前記一方の折曲側片の前記アームステー先端部寄りに間隔をあけて設け、前記複数の突起の高さを、前記アームステーの先端部に近づくに従い漸次高く形成してなることを特徴とする、ドアストッパ。
  6. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のドアストッパを備えてなることを特徴とする、建具。
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