JP3596425B2 - 折り畳み式自転車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は折り畳み式自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、持ち運びが容易な自転車として、折り畳み式自転車が知られている。折り畳み自転車は、折り畳まれた非使用時に両輪が重なり合うように、メインパイプがヒンジにより結合された2本のパイプからなる。そして、自転車として使用する際には、2本のパイプをヒンジにより連結すると共にこれらのパイプを固定して1本のメインパイプにして使用する。
【0003】
折り畳み式自転車を持ち運ぶ際には、メインパイプを構成する2本のパイプの固定を解除し、両輪(すなわち、前輪および後輪)が重なり合うように折り畳まれる。しかし、2本のパイプはヒンジにより結合しているため、重なり合った両輪は外力などにより容易に外側方向に開こうとする。これでは持ち運び、保管などに適さないため、折り畳まれた折り畳み式自転車の周囲にベルト、ロープなどの帯状体を巻き付けて両輪が外側方向に開かないようにすることが考えられている。
【0004】
この他、実公昭52−56601号公報には、折り畳み式自転車とは別個の部品として継手を用意し、両輪の各ハブ軸にこの継手を螺合させて両ハブ軸を固定することが開示されている。また、実開昭56−48982号公報には、半円筒状の1本の固定具を用いて、両輪の各ハブ軸の一端に螺合される各ナットと各車輪との間にこの固定具の両側面を挟むようにして両輪の各ハブ軸を固定する組立式自転車が開示されている。なお、以下、説明を容易にするため、上記の継手および固定具を総称して「固定具等」ということにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ベルト、ロープなどの帯状体を折り畳まれた自転車の周囲に巻き付けることは面倒であるだけでなく、手間がかかる。万一、自転車の周囲に帯状体がしっかり巻き付けられなかった場合には、重なり合った両輪が外側に開くようにぐらつくおそれがあるだけでなく、しっかりと巻き付けられた場合であっても、衝撃などにより帯状体が解けてしまうことがあり、持ち運び、保管などにはあまり適切ではない。さらに、このような帯状体はかなり長いものであるため、かさばりやすいだけでなく、自転車を使用している際には別途保管せねばならず、取り扱いに優れているとは言い難いという一面もある。
【0006】
一方、上記に示した公報に記載された継手、固定具は、帯状体と比較して、重なり合った両輪が外側に開くようにぐらついたり、衝撃などにもある程度耐え得るという利点がある。しかし、いずれの公報においても、両輪の各ハブ軸に対して固定具等を用いるため、両輪を重ね合わせる際に向かい合う両輪のハブ軸の一端が常に一定の位置になければならない。すなわち、両輪を重ね合わせる際の両輪のハブ軸を正確に位置決めしなければならない。
【0007】
注文を受けて1台ずつ製作していくオーダーメイドの折り畳み式自転車で有れば、自転車を製作した後、この自転車の両輪のハブ軸にぴったりと合わせるようにして固定具等を作製すればよいが、折り畳み式自転車が大量生産される場合、折り畳み自転車ごとにばらつき(すなわち、重なり合った際の両輪の位置の「ずれ」)がどうしても発生する。そのため、理論的には、大量生産された折り畳み自転車1台ずつ、その両輪のハブ軸にぴったりと合わせるようにして固定具等を作製することも考えられるが、非現実的であることは言うまでもない。
【0008】
そのため、固定具等もまた、大量生産されることになるが、これでは、上述したような微妙な「ずれ」のため、重なり合った両輪のハブ軸の一端に対してこれを固定する固定具等がどうしても合わず、しっかりと両輪のハブ軸を固定できなかったり、重なり合った両輪が外側に開くようにぐらつくおそれがある。そのため、大量生産された各折り畳み自転車に対して、固定具等に合わせるために、折り畳まれて重ね合わされた各自転車の両輪のハブ軸の微妙な位置決めをしなければならないという問題があった。
【0009】
また、固定具等は両輪のハブ軸から取り外し可能になっているので、自転車を使用している際には、別途保管するか、あるいは故意に一方の車輪のハブ軸に仮固定しておくことが考えられるが、自転車が地面などから受けた衝撃により故意に一方の車輪のハブ軸に仮固定された固定具等が外れ落ちた場合などのように、万一固定具等を紛失した場合には、自転車の使用を終えた後に両輪のハブ軸を固定できなくなってしまうという問題もある。
【0010】
本発明は上記課題を解決するためになされ、折り畳んだ際に重ね合わされた両輪のハブ軸を容易に固定することができるだけでなく、重ね合わされる両輪の微妙な位置決めをしなくても両輪のハブ軸を固定することができ、さらにこの両輪のハブ軸を固定するために用いられる固定具等を紛失することもない折り畳み式自転車を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明に係る折り畳み式自転車は、折り畳まれた非使用時に前、後輪が重なり合うようにヒンジにより結合された2本のパイプを具備し、前記前輪側と後輪側とには、磁気結合によって折り畳み状態を保持する磁性体をそれぞれ配設し、さらにこれら磁性体の相対的な位置関係を調整する調整手段を具備したものである。
【0012】
したがって、使い勝手が大いに高まり、また各磁性体の相対的位置調整が可能であるので磁気結合による折り畳み形態の保持が確実となる。
【0013】
各磁性体は、折り畳まれた前、後輪の対向するハブ軸端部またはその近傍に配設するのが好ましいものである。
【0014】
調整手段は、回動調整自在な小片に磁性体を取付けるとか、小片の一部に長孔状の透孔を長手方向に形成し、この透孔に対してスライド調整可能に磁性体を取付ける構成、或いはそれら両方の構成を併せ持つ構成とすれば、磁性体の位置調整が正確にできる
【0015】
各磁性体の少なくとも一方は永久磁石とし、加えてこの永久磁石をネオジウム磁石とすれば強力な磁気結合が得られる
【0016】
一方の磁性体を前輪および後輪のハブ軸を固定する車輪ナットに兼用することも考えられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面と共に詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る折り畳み自転車1が、折り畳まれてその前輪2と後輪3とが重なり合った状態を示している。なお、本発明に係る折り畳み自転車は、そのメインパイプ(図示せず、なお「メインパイプ」の意は、JIS D 9401を参照)がヒンジ(図示せず)により結合された2本のパイプから構成され、自転車の使用時には、ヒンジを開いて2本のパイプを180度開いた状態にして固定することにより、1本のメインパイプとして用いられる。逆に、ヒンジを閉じることにより自転車は折り畳まれ、図1のように前輪2と後輪3とが重なり合う。
【0019】
図1の左側に示される前輪2は、主として、その中心軸となる前ハブ軸21と、ゴムなどからなる円環状の車輪体(図示せず)と、車輪体と前ハブ軸21とを連結するスポーク22とから構成されている。前ハブ軸21の両端は、使用時にハンドルパイプ(図示せず)の下方に位置し、その軸芯とほぼ一直線上に位置する二股の前ホーク23に挟まれている。図1においては、折り畳まれた非使用時に両輪に挟まれた内側の前ハブ軸21の一端側のみを示しているが、両輪の外側のハブ軸21の他端側もほぼ同様になっている。
【0020】
前ハブ軸21は、少なくとも先端部に雌ねじが刻設された前ハブ軸本体211と、この前ハブ軸本体211の先端部に螺合して封止する金属製の前車輪ナット212とからなる。この前車輪ナット212は、図1に示すように、前ハブ軸21を挟む前ホーク23を、その外側から固定する役割を有する。このように、折り畳まれた非使用時には、前輪2の前ハブ軸21の一端側からは、前輪2と後輪3とに挟まれる内側方向に、金属製の前車輪ナット212が突出している。
【0021】
なお、図1においては、前車輪ナット212は前ハブ軸本体211の先端部を封止するようになっているが、内周面に雌ねじが刻設された貫通孔を有する一般的なナットを用いてもよい。この場合、前ハブ軸本体211の先端が前ホーク23から突出することになり、この前ハブ軸本体211の先端が金属製であることが必要となる。但し、前ハブ軸本体211は、全体が金属から作製されることが一般的である。
【0022】
次に、後輪3について説明する。図1の右側に示される後輪3は、その中心軸となる後ハブ軸31と、この後ハブ軸31に同心円状に外嵌され、チェーン(図示せず)からの駆動力が伝えられる後輪スプロケット(図示せず)と、後ハブ軸31の中央部分の周囲を取り巻くようにして備えられ、ハンドルに備え付けられたレバーにより操作される後ろブレーキ本体32と、ゴムなどからなる円環状の車輪体(図示せず)と、車輪体と後ハブ軸31とを連結するスポーク(図示せず)とから構成されている。
【0023】
後ハブ軸31は、少なくとも先端部に雌ねじが刻設された後ハブ軸本体311と、この後ハブ軸本体311の先端部に螺合する後車輪ナット312とからなる。後輪3においては、前ホーク23に代え、図2に示すように、チェーン(図示せず)と略平行に設けられる2本のチェーンステイ41の末端と、サドル(図示せず)の下方から後下方に延出している2本のシートステイ42末端とが1枚の平板状の後ツメ43によりまとめられている。後ツメ43には、自転車の後方から前方に向かって溝431が設けられており、この溝431に後ハブ軸本体311が組み込まれるようになっている。そしてチェーン(図示せず)の緊張力などを考慮しながら、溝431の内部に後ハブ軸本体311を位置調整自在に挿入して後車輪ナット312により後ハブ31を後ツメ43に固定する。
【0024】
本発明においては、図1に示すように、磁石51が備え付けられた小片5を後ツメ43と後車輪ナット312との間に挟んで固定する。なお、図1では、小片5を目立たせるために敢えてハッチングを施しているが、これは断面を表すことを意味している訳ではない。図2に示すように、小片5には透孔52が設けられており、この透孔52に後ハブ軸本体311が貫通するようになっている。本発明においては、折り畳んで前輪2と後輪3とを重ね合わせた際に、図1に示すように、小片5に備え付けられた磁石51と、前ハブ軸本体211の先端部を封止する金属製の前車輪ナット212とが重なり合うことにより、前ハブ軸21と後ハブ軸31とが互いに固定される。すなわち、折り畳んで前輪2と後輪3とを重ね合わせた際には、小片5に備え付けられた磁石51と、金属製の前車輪ナット212とが、ほぼ同一直線上に位置して互いに接するようになる。
【0025】
このように、本発明においては、折り畳んで前輪2と後輪3とを重ね合わせた際に、小片5に備え付けられた磁石51と、前ハブ軸本体211の先端部を封止する金属製の前車輪ナット212とが向かい合うようにして重なり合うことにより、磁石51が金属製の前車輪ナット212を引きつけて離さなくなるので、折り畳んだ際に重ね合わされた両輪2・3のハブ軸21・31を容易に固定することができる。
【0026】
また、固定具等と比較して構造が簡単であるだけでなく折り畳んで前輪2と後輪3とを近づければ、自ずと磁石51が金属製の前車輪ナット212を引きつけるので、重ね合わされる前輪2および後輪3(特にその中でも前ハブ軸21および後ハブ軸31)の微妙な位置決めをしなくても、前ハブ軸21と後ハブ軸31とを固定することができる。さらに、磁石51が備え付けられた小片5は、後ツメ43と後車輪ナット312との間に挟まれて固定されているため、使用時・非使用時を問わず小片5を取り外す必要はない。従って、磁石51が備え付けられた小片5のみを紛失するということもなくなる。
【0027】
本発明に好適な磁石51としては、例えば、株式会社下西製作所製のネオジウム磁石を挙げることができる。ネオジウム磁石は、コバルト磁石、フェライト磁石などのような他の材質からなる磁石と比較して磁束密度が高い(約1万から1万1千ガウス)ため、小さくても強い磁力を得ることができるからである。特に、折り畳み式自転車は、折り畳まれた際の大きさをできる限り小さくすることが望まれるため、本発明に用いられる磁石51もできる限り小さくすることが望まれる。
【0028】
一方、小さな磁石は磁力が小さく、金属製の前車輪ナット212を引きつける力に乏しいという欠点がある。具体的には、その断面積が90平方ミリメートル以下のような比較的小さな磁石であっても、この磁石がネオジウム磁石であれば、前車輪ナット212を十分引きつけて離さないことが本出願人によって確認されている。
【0029】
但し、あまりにも断面積が小さな磁石であれば、たとえその磁石がネオジウム磁石であっても、前車輪ナット212を引きつける力に乏しいため、最低でも磁石51の断面積は20平方ミリメートル以上であることが好ましい。小さな磁石で大きな磁力を得ることができるという観点から、磁石51の断面積は、約38平方ミリメートル以上約80平方ミリメートル以下であることが好ましい。なお、ここでいう「断面」とは、磁石51と金属製の前車輪ナット212とから構成される直線に対して直交する面を指す。
【0030】
磁石51の形状は特に限定されないが、平板状の小片51にしっかりとかつ容易に固定でき、さらに図1に示すような先端が丸められている前車輪ナット212のように磁石51と点接触するようなものであっても十分に引きつけられるという観点から、図1に示すような、平板状であることが好ましい。また、平板状である限りは、角形であってもよく、コインのように丸形であってもよい。
【0031】
なお、本発明において用いられる磁石51としては、永久磁石および電磁石のいずれをも用いることができるが、構造を簡単にできるといった観点から、永久磁石が用いられることが好ましい。
【0032】
次に、好ましい小片5について説明する。図2に示すように、小片5は、強度等の観点から、この小片5は金属から形成されることが好ましい。この小片5は、やや長細い舌片からなり、この舌片の一端側に磁石51が、他端側に透孔52が設けられていることが好ましい。なぜなら、後車輪ナット312を少しゆるめて小片5を回動させれば、透孔52を貫通する後ハブ軸31を回動中心としてこの小片5に備えられた磁石51を回動させることができ、これにより小片5の一端に設けられた磁石51の位置を調節することができるからである。
【0033】
また、図2に示すように、透孔52を長孔とすれば、小片5を図2の後ハブ軸31と磁石51とが近づいたり遠ざかったりする方向にスライドさせることができるようにすれば、あらゆる方向に小片5を移動させることができるので、これにより小片5の一端に設けられた磁石51の位置をより細かく調節することができるからである。このように、小片5を後輪3とほぼ平行な面内でスライド可能にすることにより、磁石51の位置を変更することができる。このような小片5のスライドに適した透孔52の他の形状としては、例えば、十字型などが挙げられる。
【0034】
上述したように、基本的に、本発明に係る折り畳み式自転車は、折り畳んで前輪2と後輪3とを近づければ、自ずと磁石51が金属製の前車輪ナット212を引きつけるので、重ね合わされる前輪2および後輪3の微妙な位置決めをしなくても、前ハブ軸21と後ハブ軸31とを固定することができるが、長年の使用などにより、折り畳んで前輪2と後輪3とを重ね合わせた時に磁石51と前車輪ナット212とが完全に重なり合わなくなる場合がある。
【0035】
このような場合であっても、上記のように、磁石51を一端に備えた小片5を変位させることができるようにすれば、折り畳んで前輪2と後輪3とを重ね合わせた時に磁石51と前車輪ナット212とが完全に重なり合わなくなった場合でも、後車輪ナット312を少しだけゆるめて小片5を移動させれば、磁石51を前車輪ナット212に完全に重ね合わせることができる位置にすることができる。
【0036】
なお、必要に応じて、磁石51の表面に錆が付くことを防止するため、磁石51に保護膜をコーティングしてもよい。一般的な樹脂を磁石51の表面にコーティングして保護膜とする他、磁石51の表面上に金属メッキを施して保護膜としても良い。
【0037】
上記の実施形態においては、小片5に磁石51を備え付けたが、後ツメ43に磁石を直接取り付けることも、本発明の趣旨に含まれる。また、上記の実施形態においては、後輪3側に磁石51が、前輪2側に金属製の前車輪ナット212が備えられることになっているが、前輪と後輪との関係を逆にして、前輪側に磁石を、後輪側に金属製の前車輪ナット212(または先端が金属からなる後ハブ軸本体)を備え、折り畳まれたときにこれらが重なり合うようにしてもよい。
【0038】
さらに、上記の説明においては、一方(後輪側)に磁石(磁石B)を、他方(前輪側)に金属を備えることになっているが、前ハブ軸21の先端(図面ではすなわち、前車輪ナット212)も磁石(磁石A)から構成し、折り畳まれたときにこれらの磁石A・Bが互いに引きつけられるようにすることも、本発明の趣旨に包含される。
【0039】
【発明の効果】
本発明により、自転車の折り畳んだ状態を容易に固定することができるだけでなく、重ね合わされる両輪の微妙な位置決めをしなくてもその折り畳み状態を固定することができ、さらに折り畳み状態を固定するために用いられる固定具等を紛失することもない折り畳み式自転車が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る折り畳み自転車が、折り畳まれてその前輪2と後輪3とが重なり合った状態を示す図
【図2】磁石51の取り付け位置を示す図
【符号の説明】
1 折り畳み自転車
2 前輪
21 前ハブ軸
211 前ハブ軸本体
212 前車輪ナット
22 スポーク
23 前ホーク
3 後輪
31 後ハブ軸
311 後ハブ軸本体
312 後車輪ナット
32 後ろブレーキ本体
41 チェーンステイ
42 シートステイ
43 後ツメ
431 溝
5 小片
51 磁石
52 透孔

Claims (8)

  1. 折り畳まれた非使用時に前、後輪が重なり合うようにヒンジにより結合された2本のパイプを具備し、前記前輪側と後輪側とには、磁気結合によって折り畳み状態を保持する磁性体をそれぞれ配設し、さらにこれら磁性体の相対的な位置関係を調整する調整手段を具備した折り畳み式自転車。
  2. 折り畳まれた前、後輪の対向するハブ軸端部またはその近傍に各磁性体を配設した請求項1記載の折り畳み式自転車。
  3. 調整手段は、ハブ軸近傍に設けた小片に長孔状の透孔を長手方向に形成し、この透孔に対してスライド調整可能に磁性体を取付けて構成した請求項1記載の折り畳み式自転車。
  4. 調整手段は、回動調整自在な小片に磁性体を取付けて構成した請求項1記載の折り畳み式自転車。
  5. 調整手段は、回動調整自在な小片に長孔状の透孔を長手方向に形成し、この透孔に対してスライド調整可能に磁性体を取付けて構成した請求項1記載の折り畳み式自転車。
  6. 各磁性体の少なくとも一方が永久磁石である請求項1記載の折り畳み式自転車。
  7. 永久磁石がネオジウム磁石である請求項6記載の折り畳み式自転車。
  8. 前輪および後輪のハブ軸を固定する車輪ナットを一方の磁性体に兼用した請求項1記載の折り畳み式自転車。
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