JP3596115B2 - 電磁弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電磁弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の電磁弁は、例えばディーゼルエンジン用燃料噴射ポンプの電磁スピル弁として採用されている。また、電磁弁のソレノイド部には、多数の磁性体を積層させてなるステータが配設され、該ステータに巻回されたコイルの磁束によって弁体が動作するようになっている(例えば、特開平4−365305号公報)。かかる積層構造のステータを用いた電磁弁では渦電流が低減でき、通電のON/OFFに対する応答性が向上する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来より開示されている電磁弁では、以下に示す問題を生ずる。つまり、上記積層構造のステータを有する電磁弁では、個々の磁性体のズレによるステータの撓みが生じ易く、これにより燃料噴射ポンプの燃料噴射量が要求量に対して変動してしまうという事態を招く。
【0004】
具体的には、図12において、電磁弁61は燃料噴射ポンプの燃料スピル通路の途中に配設されるものであって、弁体62の上下動により燃料スピル通路を開放又は閉鎖する。つまり、通常時(コイル63の非通電時)には、弁体62が開弁位置(図示の位置)に保持され、コイル63が通電されると、ステータ64にアーマチュア65が吸引されて弁体62が閉弁位置に移動する。かかる場合、電磁弁61(弁体62)には高速動作が要求されるため、弁体62の上部及び下部の空間P1,P2を均等圧として弁体62の応答性を向上させるようにしている。つまり、空間P1,P2には共に、フィードポンプによるフィード圧(=約18kg/cm)が作用している。
【0005】
また一方で、前記フィード圧はステータ64の下面にも作用することになる。従って、フィード圧によりステータ64の中央部が浮き上がり、ステータ64の上面とアーマチュア65の下面との間に設定されているエアギャップA/Gが減少する。こうしてエアギャップA/Gが減少すると、弁体62が閉弁状態から開弁状態へ移行する際にその応答性が鈍り、燃料の噴射切れが悪化する。その結果、燃料噴射ポンプの燃料噴射量に誤差が生じ、具体的には実際の噴射量が要求量よりも増大するという問題を招く。
この発明は、上記問題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、ステータの変形防止を図り、常に所望の性能を確保することができる電磁弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
要するに、多数の磁性体を積層させてステータを形成した電磁弁では、個々の磁性体のズレが生じると電磁弁の性能が悪化するおそれがある。そこで、請求項1に記載の発明において、ステータは、多数の磁性体を積層させて構成され、その積層面を溶着させている。また、請求項2に記載の発明において、ステータは、板厚が均一で且つ湾曲形状をなす多数の磁性体の板を渦巻き状に積層配置させて構成され、その積層面を溶着させている。そして、これら請求項1および2に記載の発明における上記ステータには、磁性体を横切る方向に溶接部設けられている
【0007】
かかる場合、個々の磁性体(又は磁性体の板)について積層面でのズレが解消できる。その結果、ステータの変形防止を図り、電磁弁は常に所望の性能を確保する。なお、本明細書の記載では、薄肉の磁性体を重ね合わせたときに層状に現れる面を”積層面”として記述する。
【0008】
また、請求項に記載した発明では、ステータの磁極面とは異なる部位で燃料フィード圧が作用する電磁弁において、フィード圧の作用面にて磁性体を溶着することにより電磁弁の適切に開閉動作させ、所望の燃料噴射量を得ることができる。
【0009】
請求項に記載した発明では、ステータの外周部にリングを組み付けたことにより、ステータの組み付け荷重がリングにて受け止められ、ステータの変形の原因となる、磁性体積層面への締付荷重を低減させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電磁弁を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態の電磁弁は、ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプに適用される電磁スピル弁として用いられ、同弁は常開弁(ノーマルオープン弁)として機能する。即ち、ソレノイドコイルが消磁状態の通常時には、付勢部材(ばね)の付勢力により燃料通路を開放する位置に弁体が保持されている。そして、ソレノイドコイルが励磁されると、弁体が付勢部材の付勢力に抗して移動し、燃料通路が閉鎖されるようになっている。
【0011】
図1は電磁弁1の概略構成を示す断面図である。つまり、電磁弁1は、外部からの電気信号を弁体を移動させるための機械エネルギに変換するソレノイド部2と、弁体の移動により燃料通路の開度を調節する流量調節部3とから構成され、両部材はリテーナ4により固定されている。ソレノイド部2において、ソレノイドハウジング5はほぼ円筒状をなし、その内部にはステータ6が配設されている。ステータ6には、図の上方に開口する環状のコイル挿入溝7が形成されており、同挿入溝7にはコイル8が配設されている。また、ステータ6の中央には、図の上下方向に貫通する貫通孔9が形成されている。
【0012】
ここで、ステータ6の構成について図2,図3を用いて説明する。ステータ6は、多数の磁性体の板10からなる積層構造を有しており、その板10の形状を図3に示す。図3において、磁性体の板10には、板厚が均一のケイ素鋼板が使用され、そのケイ素鋼板をプレス抜打形成することにより、凹部10aが形成されると共に全体が湾曲形状に形成される。そして、この板10を治具等でステータ6の中心軸線に対し渦巻き状に配置し、その外周を円状に固定することにより図2に示すステータ6が製作される。このとき、前記板10の凹部10aによりコイル挿入溝7が形成される。
【0013】
また、図1において、ステータ6の外周面にはリング11が組み付けられている。ここで、ステータ6とリング11との組み付けに際しては、図4に示す如く中心軸線に対し渦巻き状に配置されたステータ6がリング11に対して圧入される。一方、図1のステータ6の貫通孔9には、高硬度のブッシュ12が圧入固定されており、そのブッシュ12内にはアーマチュア13に連結されたロッド14が図の上下方向に摺動可能に配設されている。
【0014】
また、ステータ6、リング11及びブッシュ12は、ステータ6の磁極面とは異なる面(即ち、図1の下面)にてレーザ溶接が施され、互いに固定されている。つまり、図5のステータ下面図に示すように、ステータ6の一端面においては多数の磁性体の板10を横切るように十字状にレーザ溶接が行われ(溶接部を”W”で示す)、このレーザ溶接により多数の板10と共にリング11及びブッシュ12が強固に溶着されている。
【0015】
図1において、アーマチュア13の上方には、前記ソレノイドハウジング5の内周面に密着するカバー15が配設されており、ソレノイドハウジング5とカバー15との接触面は、Oリング17により液密状態でシールされている。カバー15には、その外周部において下方に延びる環状の突出部16が設けられ、同突出部16の下端は、前記ステータ6の上面縁部及びリング11の上面に当接している。かかる場合、ソレノイドハウジング5の上端に設けられたかしめ部5aによりカバー15が固定され、カバー15の突出部16はステータ6の上面縁部及びリング11を上方から押圧している。
【0016】
なお、カバー15の下面中央には、アーマチュア13の可動域を規制するためのストッパ18が設けられている。
カバー15の上方には、コネクタ部材19が樹脂成形されており、同コネクタ部材19は、外部からの電気信号を入力するための信号入力端子20を有している。この信号入力端子20は図示しないリード線を介して前記コイル8に電気的に接続されている。
【0017】
一方、流量調整部3において、バルブハウジング22には、弁体23を摺動可能に保持するための摺動孔24が形成されており、同摺動孔24は環状に形成された高圧燃料室25に連通している。また、バルブハウジング22には、前記高圧燃料室25に連通する燃料通路26a,26bが形成されている。弁体23は、前記ロッド14の下端に連結されると共に、圧縮コイルばね28により常に開弁方向(図の上方向)に付勢されている。
【0018】
かかる場合、コイル8の消磁状態(図示の状態)では、ステータ6の上面とアーマチュア13の下面との間には所定量のエアギャップA/Gが保持され、ロッド14下部に連結された弁体23は開弁位置に保持されている。このとき、アーマチュア13の頂部とストッパ18とは当接状態で保持されている。一方、コイル8が励磁されると、アーマチュア13がステータ6に吸引され、前記エアギャップA/Gが減少する。そして、弁体23は閉弁位置に移動する。
【0019】
なお、本電磁弁1では弁体23の高速動作が要求されるため、弁体23の上部及び下部の空間Q1,Q2を均等圧として同弁体23の高速応答性を確保している。つまり、空間Q1,Q2には共に、後述するフィードポンプによるフィード圧(=約18kg/cm)が作用している(但し、空間Q1にフィード圧が導入される経路は図示を省略している)。
【0020】
図6は、上記電磁弁1を適用したディーゼルエンジン用のインナカム式分配型燃料噴射ポンプ31の構成を示しており、同ポンプ31によりエンジンの各気筒(図示略)へ高圧燃料が分配供給されるようになっている。
【0021】
燃料噴射ポンプ31のポンプハウジング32には、エンジンの図示しないクランク軸に同期して1/2の速度で回転するドライブシャフト33が挿通されている。ポンプハウジング32にはベーン式フィードポンプ34(図6には90度展開して示す)が設けられており、同フィードポンプ34はドライブシャフト33の回転に伴い燃料を吸い上げて燃料室35に送り出す。
【0022】
ドライブシャフト33の先端(図の右端)には、同シャフト33と一体回転する分配ロータ36が接続され、この分配ロータ36はポンプハウジング32に設けられたシリンダ37に回転可能に収容されている。ポンプハウジング32にはインナカムリング38が取り付けられており、分配ロータ36のヘッド部36aはインナカムリング38内周のカム面38aに沿って摺動回転する。なお、同カム面38aはエンジン気筒数のカム山を有している。その詳細を図7に示す。図7において、分配ロータ36のヘッド部36aには半径方向に延びる円筒孔39が形成され、同円筒孔39内には一対のプランジャ40が摺動可能に配設されている。一対のプランジャ40間にはポンプ室41が形成されている。プランジャ40の外側端部にはシュー42が配設され、同シュー42にはローラ43が回転自在に保持されている。
【0023】
従って、分配ロータ36の回転に伴いローラ43がインナカムリング38のカム面38aに沿って摺動すると、ローラ43,シュー42,プランジャ40が一体的に分配ロータ36の半径方向に往復動する。そして、プランジャ40が分配ロータ36の半径方向外側に移動する際にポンプ室41に燃料が吸入され、半径方向内側に移動する際にポンプ室41から燃料が圧送される。
【0024】
また、分配ロータ36には、吸入ポート44、分配ポート45及びスピルポート46が形成されており、これらポート44〜46は前記ポンプ室41に連通している。一方、吸入ポート44はシリンダ37の連通路47aを介して燃料室35に連通され、分配ポート45はシリンダ37の連通路47bを介して噴射通路48に連通されている。スピルポート46はシリンダ37の連通路47cを介してスピル通路49に連通されている。噴射通路48にはデリバリバルブ50が配設され、同デリバリバルブ50から燃料噴射ノズル51に燃料が供給される。
【0025】
前記電磁弁1は、電磁スピル弁としてスピル通路49の途中に配置され、コイル8への通電の有無に応じてスピル通路49を開放又閉鎖する。この電磁弁1はリテーナ4の外周面に形成されたねじ部4aによりポンプハウジング32に取り付けられている。
【0026】
つまり、コイル8の非通電時には、圧縮コイルばね28の付勢力により弁体23が開弁位置(図示の位置)に保持され、電磁弁1が開弁状態を維持する。このとき、ポンプ室41から圧送される燃料はスピル通路49,高圧燃料室25を経て燃料室35にスピルされる。また、コイル8の通電時には、圧縮コイルばね28の付勢力に抗して弁体23が閉弁位置(図示の下方)に移動し、電磁弁1が閉弁状態となる。このとき、ポンプ室41から燃料室35への燃料のスピルが停止される。
【0027】
こうした電磁弁1の開閉動作により、噴射通路48及びデリバリバルブ50を介して燃料噴射ノズル51から高圧燃料が噴射されると共に、スピル通路49を介して高圧燃料がスピルされて燃料噴射が終了される。この電磁弁1の開閉動作は、各気筒の燃料噴射毎(4気筒であれば、180°CA毎)に繰り返し実行される。
【0028】
なお、本燃料噴射ポンプ31では、図示しないタイマ機構により燃料噴射時期が調整されるようになっているが、本記載では省略する。また、前記電磁弁1の開閉動作は、図示しない電子制御装置(ECU)から送信される電気信号に従うものであるが、これも本記載では省略する。
【0029】
以上、本実施形態における電磁弁1及び燃料噴射ポンプ31の構成を詳述したが、以下には本実施形態にて得られる特有の作用及び効果を説明する。
つまり、本実施形態における第1の特徴部分は、上記燃料噴射ポンプ31の稼働時において電磁弁1のステータ6の撓み変形が防止されることであり、これにより燃料噴射量の誤差が解消できる。即ち、上述した通り電磁弁1は、エンジンの回転に合わせて高速に開閉動作し、その弁体23には常にフィードポンプ34によるフィード圧(約18kg/cm)が作用している(図1の空間Q1,Q2)。そして、このフィード圧が空間Q1及び連通路29を介してステータ6の下面に作用することで、従前の電磁弁では、ステータ6の下部中央が浮き上がって同ステータ6が撓み変形するという不都合を招いていた(図12参照)。これに対して本実施形態では、図5に示したように渦巻き状に積層された多数の磁性体の板10を横切るようにしてレーザ溶接を行ったため、多数の板10が強固に溶着され、ステータ6の撓み変形が最小限に抑制できる。
【0030】
かかる効果を図8及び図9を用いてより具体的に説明する。つまり、図8はステータ6の下面に実験的に荷重を印加した状態を示し、この荷重によりステータ6は図示の如く変形する。また、図9は、荷重の印加に伴うステータ6の変形量(μm)を示し、図中の実線は本実施形態のステータを用いた実験結果を、破線は従前のステータを用いた実験結果を表す。この実験結果によれば、従前のステータでは前記フィード圧に相当する荷重(約18kg)を印加することでその後に10μm強の塑性変形が生じるのに対し、本実施形態のステータでは塑性変形が殆ど0μm近くにまで低減できるのが判る。
【0031】
要するに、図5に示す如くレーザ溶接を行うことにより、ステータ6にフィード圧等の環境圧力が作用する場合においても個々の磁性体の板10のズレが解消できる。その結果、ステータ6の変形を最小限に抑えることができ、電磁弁として常に所望の性能を確保することができる。また、上記のように電磁弁1を燃料噴射ポンプ31の電磁スピル弁に適用した場合において、エアギャップA/Gの変動を無くすことで燃料噴射量の誤差が解消され、常に所望の燃料噴射量を得ることができる。
【0032】
また、本実施形態によれば、上記効果の他に次の効果が得られる。つまり、本実施形態では、ステータ6の外周にリング11を配設し、同リング11によりカバー15の押圧力を受け止めるようにした。そのため、ステータ上面の積層面に作用するカバー15の押圧力が低減でき、この押圧力に起因するステータ6の上下方向の形崩れが防止できる。また、リング11を組み付けることによって周方向への磁性体の板10の形崩れも防止できる。
【0033】
さらに、本実施形態では、板厚が均一で且つ湾曲形状をなす磁性体の板10をプレス加工で成形し、その板10を渦巻き状に積層した。そのため、切削法や焼結法を用いることなくステータ6を製造でき、その加工作業を簡易化できる。かかる場合、ステータ6に流れる渦電流が低減でき、電磁弁1の高速応答性が得られる。
【0034】
なお、本発明は上記実施形態の他に次の様態にて具体化することができる。
(1)図10,図11に示すようにステータの形態を変更してもよい。図10では、楔形状の多数の磁性体55aを中心軸に対して放射状に積層し、円柱状のステータ55を構成している。そして、多数の磁性体55aを横切るようにレーザ溶接を行っている(溶接部を”W”で示す)。また、図11では、E字状の磁性体56aを多数積層し、ステータ56を構成している。そして、多数の磁性体56aを横切るようにレーザ溶接を行っている(溶接部を”W”で示す)。上記いずれの場合にも、既述した実施形態と同様にステータの積層面における磁性体のズレが解消でき、電磁弁の性能を確保することができる。
【0035】
(2)上記実施形態では、特有の構成としてステータ6の外周にリング11を配設したが、これを省略してもよい。かかる場合にも、ステータ6の変形を最小限に抑え、常に所望の動作を得るという効果が実現できる。
【0036】
(3)上記実施形態では、磁性体の積層側の端面を溶着するためにレーザ溶接を用いたが、例えばアーク溶接やガス溶接に変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁弁の構成を示す断面図。
【図2】ステータを示す斜視図。
【図3】磁性体の板の形状を示す斜視図。
【図4】ステータ及びリングを示す斜視図。
【図5】ステータ、リング及びブッシュにレーザ溶接を施した状態を示す下面図。
【図6】インナカム式の分配型燃料噴射ポンプの構成を示す断面図。
【図7】インナカム圧送部の構成を示す斜視図。
【図8】ステータに荷重を印加した状態を示す断面図。
【図9】ステータに印加した荷重と変形量との関係を示すグラフ。
【図10】他の実施形態におけるステータの形状を示す斜視図。
【図11】他の実施形態におけるステータの形状を示す斜視図。
【図12】従来技術を説明するために用いる電磁弁の断面図。
【符号の説明】
1…電磁弁、6…ステータ、8…コイル、10…磁性体としての板、23…弁体、31…燃料噴射ポンプ、55…ステータ、55a…磁性体、56…ステータ、56a…磁性体、W…溶接部。

Claims (4)

  1. 多数の磁性体を積層させてなるステータを有し、該ステータに巻回されたコイルの磁束によって弁体を動作させる電磁弁において、
    前記ステータは、前記磁性体の積層面が溶着されたものであり、前記積層された磁性体を横切る方向に溶接部が設けられていることを特徴とする電磁弁。
  2. 板厚が均一で且つ湾曲形状をなす多数の磁性体の板を渦巻き状に積層配置したステータを有し、該ステータに巻回されたコイルの磁束によって弁体を動作させる電磁弁において、
    前記ステータは、前記磁性体の板の積層面が溶着されたものであり、前記積層された磁性体を横切る方向に溶接部が設けられていることを特徴とする電磁弁。
  3. 燃料噴射ポンプに適用され、前記ステータの磁極面とは異なる部位で燃料フィード圧が作用する電磁弁であって、前記フィード圧の作用面にて前記磁性体を溶着した請求項1又は2に記載の電磁弁。
  4. 前記ステータが円柱状をなし、その外周部にリングを組み付けた請求項1〜3のいずれかに記載の電磁弁。
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