JP3594969B2 - 再帰反射性ライセンスプレート及びその製造方法 - Google Patents

再帰反射性ライセンスプレート及びその製造方法 Download PDF

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Description

最初の再帰反射性シートはレンズが露出している構造を有していたが、これらのシートの再帰反射能は、露出している微小レンズのレンズ形の表面が水で覆われたときに不都合な影響を受ける。この問題は、米国特許第2,407,680号(Palmquist等)に教示されているような、微小レンズの単層が平らな透明カバーフィルムを有するシート内に埋め込まれている、レンズが埋め込まれている再帰反射性シートにより解消された。このカバーフィルムは、アルキド樹脂又はアクリル樹脂のような熱硬化性樹脂の溶液を微小球上にコーティングし、次いで、典型的には乾燥によりコーティングを硬化させることによって提供される。このシート構築物は、シートの前面が濡れていようと乾燥していようと、シートの正反射性層上に入射光線を集束させる。
レンズが埋め込まれている他の種類の再帰反射性シートは米国特許第4,511,210号(Tung等)に教示されている。その図6に示されるように、かようなシートはベースシート材料33を含み、そしてこのベースシートは、感圧接着剤層25、正反射性金属24、透明スペーサー層23、及び前記シート材料の前面から部分的に突き出ている微小球21の単層を含む。その図2を参照すると、延伸ポリメチルメタクリレートフィルム26は、典型的には感圧接着性アクリレート接着剤27の層により被覆され、そして微小球が露出している前面に対してプレスされ、それによって微小球は接着剤中に埋め込まれ、シート上に透明な前面層が形成される。ポリメチルメタクリレートフィルムが適用される前、ベースシート材料は光学的に不完全であるため、平らなポリメチルメタクリレートカバーフィルムの適用により有効な再帰反射のための光学素子が完成されるように、その素子が選ばれる。代わりに、前記特許明細書の実施例4に記載されているように、シート材料33を金属プレートに接着することができ、またこのプレートを型押し(emboss)してライセンスプレートを形成することもできる。典型的には、文字又は数字は、目立つようにライセンスプレートに型押しされ、その後、ライセンスプレートの再帰反射性の背景領域を対照として際立ったコントラストを与えるように塗装又は着色される。次いで、このプレートはライセンスプレートの塗料溶液中に浸漬され、次いで塗料が乾燥及び硬化されることによって、光学システムが完成する。典型的には、溶液型硬化性樹脂の溶液がライセンスプレート用の塗料溶液として使用される。可塑化ポリ塩化ビニル樹脂のような熱可塑性樹脂が塗料溶液として使用される場合には、この溶液を、シート材料33の前面に露出した微小球の上に塗布し、そして型押し作業を実施する前に硬化させることができる。
最近、環境上及び経済的な理由から溶液型硬化性樹脂溶液の必要性をなくすことに関心が集まっている。この樹脂の排除は、上記のカバーフィルム26及び接着剤層27を供給し、次いでシート材料を金属プレートに接着し、そして型押し作業を実施する前に、微小球が露出している前面にカバーフィルム及び接着剤層を貼合せることにより達成される。換言すれば、米国特許第4,511,210号の図2に示されているものと同様なシートを最初に供給し、金属プレートに接着し、次いで型押しする。このような再帰反射性シートは、本明細書において“安全性を事前に保証する(precleared)”ライセンスプレートシートと称する。
米国特許第3,910,178号(McKenzie)は、濡れている場合でも再起反射能を保つことの困難を異なる方法で解決した。その解決法は、レンズがバインダー層中に部分的に埋め込まれているレンズ露出型(exposed−lens type)の再帰反射性シートを改良することを含む。前記特許明細書に記載されているように、露出しているレンズは、連結線(interconnecting lines)の網状組織に沿ってバインダー層がシールされ、多数の密封された隔室が形成され、その中に微小球が封入されるように、平らな透明カバーフィルムにより保護されており、そして空気界面(air interface)を有する。このような湿式再帰反射性シートは、往々にして“レンズが封入された”再帰反射性シートと称される。この透明カバーシートは予備成形されたプラスチックフィルムである。しかしながら、レンズが封入された再帰反射性シートのカバーフィルムの下にあるベース材料は、再帰反射しうるように光学的に完全である。
安全性を事前に保証するライセンスプレートシートを有するライセンスプレートの製造において、カバーフィルムは、典型的には高弾性であり、型押し工程時に伸縮される。この伸縮は、シートをライセンスプレートのブランクに固定するのに使用される接着剤層のようなシートの他の部分に応力をかける。カバーフィルムの弾性記憶のために、シートは、典型的には、数日又は数週間のうちに、型押しされた文字又は数字のすぐ近くの領域において、ライセンスプレートのブランクから容易に“ポップオフ(pop off)”又は剥離する。この“ポップオフ”は非常に望ましくないと考えられている。
重量比が約90:10のイソシアネートアクリレートとアクリル酸のコポリマー及びビスアミド架橋剤を含む接着剤組成物により安全性を事前に保証するシートをライセンスプレートのブランクに固定することによって、安全性を事前に保証するライセンスプレートを含むライセンスプレートを製造することが当該技術分野において知られている。“ポップオフ”に関連する問題は、一般に、ライセンスプレートのブランクにシートを適用した後ではあるが、得られた複合体を型押しする前に、十分な時間を要して供給することにより減少し、ライセンスプレートのブランクの表面上での接着剤の十分な“濡れ”が可能になる。ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング・カンパニーは、ライセンスプレートのブランクを得るためにREFLECTO−LITE(商標)再帰反射性シートが金属支持体に適用された時からライセンスプレートのブランクが型押しされるまでの間に最低でも48時間の間隔をおくべきことを推奨している。「濡れ」なる用語は、接着剤が適用される表面に適合又は接触することができる接着剤の性能を意味する。低粘性接着剤は、高粘性接着剤よりも速くライセンスプレートのブランクの表面を「濡らす」傾向がある。しかしながら、低粘性接着剤が使用される場合には、接着剤の凝集強さは低下する傾向があり、接着剤層内の凝集割れ(cohesive splits)又は材料の剥離が型押し工程の結果として起こりうる。接着剤層内のこのような凝集割れは、ライセンスプレートシート全体の耐久性を低下させる傾向がある。
接着剤の架橋によって、その凝集強さは増加するが、粘度も増加し、よってライセンスプレートのブランクの表面を接着剤で濡らすのに要する時間が長くなる。ライセンスプレートのブランクへのシートの適用と型押しとの間の時間を短縮することは、ライセンスプレートの製造者が、型押しする前の複合体を長い間貯蔵する必要がなくなるために非常に望ましい。本発明は、典型的には、最低限の“ポップオフ”問題を有し、且つその下方のインフォメーションプレートのブランク、即ち支持体に対してその安全性を事前に保証する良好な適合性を有する再帰反射性インフォメーションプレート、例えばライセンスプレートを提供する。
本発明のインフォメーションプレートは、高凝集強さ、速く濡れる特性、及び高接着強さを有する電子線硬化型接着剤を含んでなる。また、本発明は、多くの利点を与え、且つこれまで必要とされてきたものよりも加工時間の短い、かようなプレートの製造方法も提供する。
速く濡れる特性を有する接着剤の使用の結果、本発明のインフォメーションプレートは、典型的には、費用に対し最も効率のよい製造作業、好ましくは連続製造作業を用いて製造することができる。なぜなら、インフォメーションプレートのブランクにシートを適用した時から、この複合体を型押しする時までの間にかなり短い時間を要するからである。シートの適用工程及び型押し工程は、連続製造作業において連続的に実施されることが好ましい。
簡単に要約すると、本発明のインフォメーションプレートは、その目に見える表面から突き出している浮出し印(raised indicia)、及びアクリルポリマーを含んでなる電子線硬化型感圧接着剤組成物により極性支持体の目に見える表面に接着された再帰反射性シートを含んでなる。本明細書に記載したような電子線による架橋は、架橋性接着剤に適する他の技術に比して優れた結果を与えることが見出された。
「感圧接着剤」なる用語は、接着剤でコートされたシートが、接着剤が適用される極性支持体との単なる接触により接着しうる性質により特徴付けられる接着剤を意味する。接着剤でコートされたシートが極性支持体にいったん接触すると、極性支持体から剥がさずに動かすことはできない。
他の態様において、本発明は、要約すると、
a)極性支持体を供給すること;
b)アクリルポリマーを含んでなる電子線硬化型感圧接着剤組成物をその底面に有する再帰反射性シートを供給すること;
c)前記接着剤により再帰反射性シートの底面を極性支持体の主表面に接着し、複合体を形成すること;次いで
d)前記複合体を型押しし、極性支持体の主表面から突き出している浮出し印を含んでなる型押しインフォメーションプレートを形成すること;
を含んでなる型押しインフォメーションプレートの製造方法に関する。本発明の利点は、この方法が、速くて都合のよいプロセスで実施することができ、それによって工業的製造に実質的な利点を与えることである。
本発明を図面を参照することにより更に説明する:
図1は、極性支持体、及びその上に本発明に係る電子線硬化型接着剤により接着された再帰反射性シートを含んでなるインフォメーションプレート、例えばライセンスプレートの上面図である;
図2は、図1に示されるプレートの線2−2に沿う断片的な断面拡大図であり、インフォメーションプレートの型押しされた文字を示す簡便さのために概略的に再帰反射性シートを単層として示している;
図3は、レンズが埋め込まれている再帰反射性シートと極性支持体を含んでなるインフォメーションプレートの断片的な断面拡大図である;
図4は、レンズが封入されている再帰反射性シートと極性支持体を含んでなるインフォメーションプレートの断片的な断面拡大図である;及び
図5は、4つの異なる型押深さで4つのオメガ形が形押しされた他のインフォメーションプレートの上面図である。
理想化して描かれたこれらの図は、一定の比で描かれたものではなく、単に例示及び非限定を目的とするものである。
図1及び2には、典型的にはアルミニウムから形成された極性支持体12(図2を参照)を含んでなり、その上に1つ以上の型押しされた浮出し印又は文字14を有するインフォメーションプレート10、例えばライセンスプレートが示されている。文字14は、一般に、インフォメーションプレート10の前面から浮き出るように、即ち、外側に向かって突き出るように型押しされている。即ち、図1に示されるように、文字14は見る人に向かって突き出ている。このことは図2を参照することによってより良く理解できる。文字14は、典型的には、インフォメーションプレート10の残りの部分に対して合計約60〜120ミル(0.15〜0.30センチメートル(cm))型押しされる。所望であれば、この範囲外の型押深さが使用されてもよいことが理解されるであろう。インフォメーションプレート10は、典型的には、1つ以上の型押しされた文字14を有し、そしてこの文字は、所望の1種以上のフォント及び/又は特殊な記号、例えば、星、州のシンボルマーク、国家の紋章等から選ばれる文字と数字の組合せを含んでもよい。
一般に、第1面16の少なくとも一部は、夜間でもかなり遠くから見た場合に非常に目立って見えるように、実質的に再帰反射性であることが望ましい。一般に、僅かな量の光がその上に当たった場合でもかなり遠くから見えるように、非常に再帰反射性が高いインフォメーションプレートを提供することが望ましい。一般に、再帰反射性シートはインフォメーションプレートの支持体に接着される。更に、レンズが閉じ込められる配置(例えば、レンズが埋め込まれている又はレンズが封入されている再帰反射性シート)は、典型的には、少なくとも湿潤及び乾燥条件下の双方において良好な再帰反射性を得ることができるために好ましい。図2に概略的に示されるように、再帰反射性シート18は極性支持体12に接着されている。図2の断面図は、型押しされた文字14の一つを単に示すためのものであって、再帰反射性シート18、又はこのシート18を極性支持体12に固定するために使用されるシート18の接着剤の実際の構造を示すためのものではない。一般に使用されている種類のこのようなシートは、極性支持体に容易に接着することができるレンズが埋め込まれている再帰反射性シートである。このようなシートは公知であり、図3の概略的な断面拡大図により概して表される。使用することができる第2の型のシートは、レンズが封入されている再帰反射性シートであり、このようなシートを表す図は図4に概略的に示されている。
実例を分かりやすくするために、図3及び4の断面図には型押しされた文字14は示されていない。図3に戻ると、インフォメーションプレート110は、極性支持体12に接着されたレンズが埋め込まれている再帰反射性シート118を含む。シート118は、典型的には平らで透明なカバーフィルム120、微小球122の単層、透明スペーサー層124、正反射性層126、及び本発明に係る電子線硬化型接着剤層128を含んでなる。カバーフィルム120は、典型的には、弾性及び耐久性を有し、且つ透明であって、いかなる望ましい構成をとりうる。図3に示されているカバーフィルム120は、外部層130及び内部層132を含んでなる。米国特許第4,663,213号(Bailey等)は、多くの適切なカバーフィルムを開示しており、これらのフィルムのうちの一つは、アクリルモノマーから形成される共重合体の外部層及びウレタン内部層を含んでなる。米国特許第4,511,210号(Tung等)は、配向ポリメチルメタクリレートの外部層及び感圧接着性アクリレート接着剤の内部層を含んでなる。いかなる場合においても、内部層は、微小球とぴったりと整合し、且つ微小球に及び微小球の間のスペーサー層124の表面にしっかりと接着されるべきであり、それによってレンズが埋め込まれている再帰反射性シートが提供される。
図4には、極性支持体12に接着されたレンズが封入されている再帰反射性シート218を含んでなるインフォメーションプレート210が示されている。シート218は、カバーフィルム220、微小球222の単層、バインダー層224、正反射性層226、及び本発明に係る電子線硬化型接着剤層228を含んでなる。カバーフィルム220は、図3に示されているシート118のカバーフィルム120と同様であってよく、従って、外部層230及び内部層232を含んでなる。しかしながら、この態様において、内部層232は、連結線の網状組織に沿ってバインダー層がシールされ、多数の密封された隔室が形成され、その中に微小球が封入されるように、平らな透明カバーフィルムにより保護されており、そして空気界面を有する。
シートが容易に伸縮してインフォメーションプレートに型押しされた浮出し印又は文字と接触するように、また型押しプロセスの結果により破断、割れ又は裂けないように、再帰反射性シートのカバーフィルムは良好な伸縮性を有することが好ましい。カバーフィルムの割れる危険を伴わずに雄型/雌型内で約2.5ミリメートル(mm)の深さにインフォメーションプレートを型押しすることが可能なように、カバーフィルムの伸びは約100%、好ましくは少なくとも約200%である。(ASTM試験法D882−80aによる)。これらの伸び特性を有するカバーフィルムは典型的には弾性記憶を有する傾向があり、そのためそれらが伸びる前の形状に戻る傾向があるという問題がある。この弾性記憶は、シートの残りの部分に応力をかけ、一般に、上記のようにシートが極性支持体を「ポップオフ」する可能性を増大させる傾向がある。このような「ポップオフ」問題は、該シートを極性支持体に接着するのに電子線硬化型接着剤組成物が使用される場合に殆ど解消される。このような接着剤組成物は、アルミニウムのライセンスプレートのブランクのような極性支持体に対して良好な濡れ特性、高凝集(内部)強さ、及び高接着特性を示す傾向がある。電子線照射により架橋した接着剤組成物は、他の手段により架橋した接着剤組成物よりも優れた性能を与える。
上記のように、本発明に使用される接着剤組成物は感圧接着性である。環境上の理由から、本発明に使用される感圧接着剤組成物は、往々にして「HMPSA」又は「ホットメルト感圧接着剤」と称される「ホットメルト」組成物であることが好ましい。「ホットメルト」接着剤組成物は、支持体上に塗布又は適用することができるのに十分な低い粘度になるまで加熱され、次いで周囲温度に冷却され接着剤層を形成する、典型的には実質的に溶剤を含まない固形物質である。この接着剤組成物は、ロール塗布、浸し塗、押出、及び吹付塗のようないずれの慣用的な手段によっても適用することができる。次いで、接着剤は、電子線照射にかけられ、本発明に使用するのに適する非常に優れた特性を有する感圧接着剤となる。ホットメルト接着剤は固形分100%であり、従って溶剤を必要としない。本発明に使用するのに好ましいホットメルト感圧接着剤組成物は、350゜F(177℃)において約500〜約100,000センチポアズ(0.5〜100ニュートン・秒/メートル)の溶融粘度を有するものである。しかしながら、所望であれば他の感圧接着剤組成物、例えば溶液流延接着剤フィルム(solvent cast adhesive films)を使用することができる。
適切なアクリルポリマーには、極性モノマーとアクリルモノマーとの重合により形成されるものが含まれる。適切なアクリルモノマーは、アルキル基が約4〜約12個の炭素原子を含むアルキルアクリレートモノマー、アルキル基が約6〜12個の炭素原子を含むアルキルメタクリレートモノマー、及びこれらの混合物が含まれる。例えば、以下のアクリルモノマーを使用することができる:イソオクチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、オクチルアクリレート、オクチルメタクリレート、及びこれらの混合物。具体的な適切な極性モノマーには、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、スチレンスルホン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、及びこれらの混合物が含まれる。好ましいアクリルポリマーは、アクリルモノマーとしてイソオクチルアクリレート又は2−エチルヘキシルアクリレート、及び極性モノマーとしてアクリル酸又はメタクリル酸を使用することにより調製することができる。アクリル及び極性モノマーは、典型的には、それぞれ約87.5:12.5〜約95:5の重量比で、好ましくは約87.5:12.5〜約93:7の重量比で、最も好ましくは約90:10の重量比で存在するべきである。一般に、アクリルモノマーの割合が高くなればなるほど、接着剤はより粘着性になり、逆に、極性モノマーの割合が高くなればなるほど剪断特性が高くなる。本発明に使用される接着剤組成物は、90:10の重量比でイソオクチルアクリレートとアクリル酸モノマーを使用することにより形成されるアクリルポリマーを含んでなることが最も好ましい。
この接着剤組成物は、典型的には、約3〜約8メガラド(30〜80キログレイ)、好ましくは約4〜約7メガラド(40〜70キログレイ)の間の電子線線量により硬化する。電子線線量が少なすぎる場合には、得られる接着剤層は凝集破壊する傾向があり、そして再帰反射性シートは支持体をポップオフする傾向がある。電子線線量が多すぎる場合には、得られる接着剤層は、支持体に対する接着層の強さが低下する程度に脆くなる傾向がある。硬化する前に、接着剤組成物は、典型的には、約0.5〜約1.5デシリットル/グラム(dl/g)、より好ましくは約0.6〜約1.0dl/g、最も好ましくは約0.75dl/gの内部粘度を有する。これらの粘度を有する組成物は、より都合良く加工し、取扱うことができる。この範囲外の内部粘度を有する組成物を本発明に使用してもよいことが理解されよう。
接着剤層は、再帰反射性シートと支持体との間に良好な接着を与えるのに十分に厚さが厚くなければならない。段々に厚くなる接着剤層は、支持体/接着剤層界面での応力を減らすことにより接着性を高める傾向があるが、このような層は、一般に費用がかかる。適切な接着剤の厚さは、再帰反射性シートの相対弾性率(relative stiffness)、支持体の平滑性などにも一部依存する。典型的な接着剤層は、約0.5〜5ミル(12〜130マイクロメートル)の間、好ましくは約1.0〜2.0ミル(25〜50マイクロメートル)の間である。
本発明における支持体として使用することができる材料の具体例には、アルミニウム又は鋼が含まれる。このような材料は、往々にして再帰反射性シートの接着性及び/又は支持体の耐久性を高めるように処理される。例えば、鋼は、往々にして、亜鉛により、例えば0.1ミル(2.5マイクロメートル)の厚さで電気めっき;ニッケル/亜鉛被覆;亜鉛被覆;亜鉛被覆に次ぐリン酸塩処理;又は亜鉛めっきされる。この処理は、支持体材料の表面からフレーキング又は割れることなく型押し工程に耐える程度のものであるべきである。本発明に処理されていないアルミニウム又は鋼が使用されてもよい。
本発明の方法は以下の工程を含んでなる:
a)極性支持体を供給する工程;
b)アクリルポリマーを含んでなる電子線硬化型感圧接着剤組成物をその底面に有する再帰反射性シートを供給する工程;
c)前記接着剤により再帰反射性シートの底面を極性支持体の主表面に接着し、複合体を形成する工程;次いで
d)前記複合体を型押しし、極性支持体の主表面から突き出している浮出し印を含んでなる型押しインフォメーションプレートを形成する工程。
再帰反射性シートを支持体に接着する工程から複合体を型押しする工程までに実質的に長い時間を要する従来の方法とは異なり、本発明は、これらの2つの工程を互いに1時間以内に行うことを可能にする。
実施例
本発明を、非限定を意図する以下の具体例により更に説明する。他に記載がない限り、全ての量は重量部で表示されている。
各例及び比較例において、再帰反射正シートは以下の通りに作製した。カバーフィルムを作製するために、91部のエチレンモノマーと9部のアクリル酸モノマー(Dow Chemical Co.のPRIMACORTM3440)の10.0のメルトインデックスを有する押出しグレード(extrusion−grade)の熱可塑性高分子量コポリマーを、2.5部の紫外線吸収剤、1.0部のヒンダードアミン光安定剤及び0.5部の酸化防止剤からなる耐候安定剤システムと混合した。この安定化されたポリマーを単軸スクリュー押出機から二軸延伸ポリエチレンテレフタレートキャリヤーウェブ(以下「PETキャリヤー」と称する)上に押出し、約50マイクロメートルの厚さのフィルムとした。安定化されたポリマーの融点は、約280℃であるとされた。
約60マイクロメートルの平均直径及び約2.26の反射率を有し、且つ可塑剤及びポリビニルブチラール樹脂を含んでなるスペーサー層中に実質的に完全に埋め込まれたガラス微小球の単層を含み、前記ポリビニルブチラール樹脂がそのヒドロキシル基を介して架橋し、実質的に熱硬化した状態となった再帰反射性シート118に、押出されたフィルムを図3のカバーフィルム120として貼合せた。約100ナノメートルの厚さを有する蒸着されたアルミニウムの正反射性層が、微小球の下にスペーサー層により隔てられて存在していた。このアルミニウム層を被覆していたものは、約1.5ミル(37.5マイクロメートル)の厚さを有する課題の感圧接着剤の層であった。各試料において同様な接着剤の厚さを使用することにより、得られた結果の比較から良好な基礎が与えられた。
他に記載がない限り、以下の試験方法を使用した。
ゲル含有量
ゲル含有量は、接着剤中の架橋剤の量の示度を与えるものであって(従って、接着剤の凝集強さの示度でもある)、典型的には約60〜約80%の範囲であることが好ましい。ゲル含有量は、溶解が好ましい有機溶剤中で行われる場合に、特定の接着剤試料中の不溶性物質の百分率として定義される。ゲル含有量は、0.5gの接着剤試料を細目ワイヤスクリーン上に載せ、次いでこのスクリーン及び試料を100mlのエチルアセテート試薬中に浸すことにより測定した。次いで、試料を48時間を要して溶解させ、この後に接着剤試料及びスクリーンを試薬から取り出し、接着剤試料を200゜F(93℃)で30分間乾燥させ、室温に冷却し、次いでその最終重量を決定するために再び秤量した。ゲル含有量は、接着剤試料の最終重量と初期重量の比として計算し、重量%で表示した。
内部粘度
内部粘度(「I.V.」)は、未硬化接着剤組成物の分子量又は未硬化接着剤組成物を構成するポリマーの絡み合いの程度の示度を与える。内部粘度は、接着剤が架橋する前に測定し、溶剤としてエチルアセテートを、及び測定装置としてNo.50 CANON−FENSKETM Viscometerを使用し、ASTM D1601−78の改良型により決定した。測定は、25℃で行い、その結果をデシリットル/グラム(dl/g)で表示した。
ポップオフ
各接着剤の耐ポップオフ性を評価するために、接着剤を再帰反射性シートの正反射性アルミニウム層、即ち、底部に貼合せ、次いで剥離ライナーを剥がした。次いで、得られた再帰反射性シートの底部を、極性支持体を有するライセンスプレートのブランクとして供給された厚さ0.8mmのクロメート処理されたアルミニウムパネル(ASTM B−449−67のクラス2に準じる)の主表面に貼合せ、複合体を形成した。貼合せは、40ポンド/in2(2.76×105N/m2)の圧力に設定された圧力ロールを使用し、アルミニウムパネルに対してシートをプレスすることにより達成した。次いで、雄型/雌型を使用して種々の型押模様をシートとアルミニウムパネルの複合体に刻印し、図5に示されるような一連の4つのオメガ形の浮出し文字を形成した。この型押しは、貼合せ後30分以降且つ60分以内の間に行った。得られたインフォメーションプレート20は、それぞれ2.00、2.25、2.50及び2.75mmの型押深さでアルミニウムパネルの主表面から突出された高さ74.1mm及び幅52.6mmの4つのオメガ形22、24、26、28を含んでいた。各オメガ文字の右下側のV形(図示されている)は、48゜の夾角を有していた。文字の縁は60゜の夾角で内側に傾斜していたために、各文字は、(図2に示されているように)文字の基底部よりも僅かに縮小されていた。
型押しされたライセンスプレートを湿気のある室温で貯蔵した後、ライセンスプレートのブランクからのシートのポップオフ又は剥離の量を目視検査により定性的に観察し、また2.25mmの深さに型押しされたオメガ形のV形領域内でのシートとライセンスプレートのブランクとの間のミリメートル単位での距離を平定規を使用することにより定量的に観察した。アルミニウムのライセンスプレートのブランクからのシートのポップオフの量を表にミリメートル単位で記載した。
例1及び比較例C1
アクリル接着剤を溶液重合により以下の通りに調製した:
90部のイソオクチルアクリレートモノマーと10部のアクリル酸モノマーとを、65部のヘプタンと35部のアセトンとからなる100部の溶剤に加えた。この溶液に、商標名VAZOTM64のもとでデラウェア州ウィルミントン所在のE.I.duPont de Nemoursから入手可能な2,2'−アゾビスイソ−ブチロニトリル遊離基開始剤を加えた。この薬剤の混合物を1リットルのボトル内に装入し、1リットル/分の流量で2分間を要して窒素でパージした。次いでこのボトルに蓋をし、61℃で24時間反応させた。得られたポリマーは0.73(エチルアセテート)の内部粘度を有し、これをエチルアセテート/イソプロパノールの94/6混合物を使用して52.6%固形分に稀釈した。
上記接着剤溶液からの溶剤を蒸留により接着剤配合物から実質的に完全に除去した。得られた無溶剤型ホットメルト接着剤組成物を、次いで180℃に加熱し、剥離紙の領域4インチ×6インチ当たり9.5グレイン(10.2cm×15.2cm当たり0.62g)の塗り厚で剥離紙上に押出した。接着剤を室温に冷却し、次いで保護のために厚さ1.5ミル(37.5マイクロメートル)のポリエチレンライナーで被覆した。
次いで、電子線の合計線量を所定の3〜8メガラド(30〜80キログレイ)の範囲で変化させながら、電子線照射により接着剤を硬化させた。175keV及び所望の線量が達せられるビーム電流に設定された電子線によりポリエチレンライナーを通して接着剤に照射した。照射線量の異なる接着剤を以下で例1A〜1Fと表記する。
比較例C1に対し、接着剤の固形分1グラム当たり12.7マイクロ当量(μeq)のビスアミド架橋剤を上記接着剤溶液に加えた。ビスアミド架橋剤は、N,N'−ビス−1,2−プロピレンイソフタルアミドの有機溶剤溶液としてより完全に説明される。適切な量のビスアミド溶液とアクリル接着剤溶液とを混合し、次いで4ミル(100マイクロメートル)のギャップに設定されたナイフ塗布機を使用し、シリコーン剥離ライナー上に塗布した。塗布した溶液を10分間を要して空気乾燥させ、溶剤の殆どを除去し、次いで150℃で5分間加熱し、この系の架橋を起こさせ、厚さ1.5ミル(37.5マイクロメートル)の接着剤層を得た。
例1A〜1F及び比較例C1における硬化条件、ゲル含有量及び得られたポップオフの結果、接着剤を表1に示す。
Figure 0003594969
表1に示されるように、ポップオフの量は、約4メガラド(40キログレイ)以上且つ約8メガラド(80キログレイ)以下の電子線線量により硬化する電子線硬化型接着剤の使用によって著しく減少した。
例2
ビスアミド架橋剤をコーティング前に加えなかったことを除き、例1A〜1F及び比較例C1のために調製したアクリル接着剤溶液を比較例C1に記載したのと同様に溶液から剥離ライナー上に塗布した。室温で10分間を要して接着剤を空気乾燥させた後、ライナー及び接着剤を65℃で5分間加熱し、残留している微量の溶剤を除去した。
接着剤の上にライナーを載せないままライナー上の乾燥した接着剤を175keVで50キログレイの電子線に暴露した。次いで、接着剤を再帰反射性シートに貼合せ、例1A〜1F及び比較例C1と同様にポップオフ試験にかけた。4週間後、2.25mmのオメガ形のV形領域の上に貼り合わされたシートのポップオフを測定し、1.0mmであることが分かった。
例3及び比較例C3
他のアクリル接着剤を溶液重合により以下のように調製した:
1クォートの琥珀色ボトル内で、95部のイソオクチルアクリレートと5部のアクリル酸モノマーとを、94部のエチルアセテートと6部のイソプロパノールとからなる溶剤81.8部に加えた。この溶液に0.2部のVAZOTM64熱遊離基開始剤を加えた。1リットル/分の流量で2分間を要してボトルの内容物を窒素でパージし、次いで55℃の水浴中で24時間振盪した。試料は、更に稀釈せずに使用した。ポリマーは0.67の内部粘度を有し、接着剤溶液は53.4%固形分であることが分かった。
比較例C3において、比較例C1に記載したように9.16μ当量(μeq)のビスアミド架橋剤を例3の接着剤に加えた。適切な量のビスアミド溶液とアクリル溶液とを混合し、次いで4ミル(100マイクロメートル)のギャップに設定されたナイフ塗布機を使用し、シリコーン剥離ライナー上に塗布した。塗布した溶液を10分間を要して空気乾燥させ、溶剤の殆どを除去し、次いで150℃で5分間加熱し、この系の架橋を起こさせた。
例3及び比較例C3における硬化条件、ゲル含有量及び得られたポップオフの結果、接着剤を表2に示す。
Figure 0003594969
例4及び比較例C4
アクリル接着剤を溶液重合により以下のように調製した:
1クォートの琥珀色ボトル内で、93部のイソオクチルアクリレートと7部のアクリル酸モノマーとを、94部のエチルアセテートと6部のイソプロパノールとからなる溶剤81.8部に加えた。この溶液に0.2部のVAZOTM64熱遊離基開始剤を加えた。1リットル/分の流量で2分間を要してボトルの内容物を窒素でパージし、次いで55℃の水浴中で24時間振盪した。試料は、更に稀釈せずに使用した。ポリマーは0.69の内部粘度を有し、接着剤溶液は53.8%固形分であることが分かった。
比較例C4において、比較例C1に記載したように10.91μ当量(μeq)のビスアミド架橋剤を例4の接着剤に加えた。適切な量のビスアミド溶液とアクリル溶液とを混合し、次いで4ミル(100マイクロメートル)のギャップに設定されたナイフ塗布機を使用し、シリコーン剥離ライナー上に塗布した。塗布した溶液を10分間を要して空気乾燥させ、溶剤の殆どを除去し、次いで150℃で5分間加熱し、この系の架橋を起こさせた。
例4及び比較例C4における硬化条件、ゲル含有量及び得られたポップオフの結果、接着剤を表3に示す。
Figure 0003594969
例5
アクリル接着剤を溶液重合により以下のように調製した:
1クォートの琥珀色ボトル内で、87.5部のイソオクチルアクリレートと12.5部のアクリル酸モノマーとを、94部のエチルアセテートと6部のイソプロパノールとからなる溶剤81.8部に加えた。この溶液に0.2部のVAZOTM64熱遊離基開始剤を加えた。1リットル/分の流量で2分間を要してボトルの内容物を窒素でパージし、次いで55℃の水浴中で24時間振盪した。試料は、更に稀釈せずに使用した。ポリマーは0.69の内部粘度を有し、接着剤溶液は53.8%固形分であることが分かった。
比較例C5において、比較例C1に記載したように11.59μ当量(μeq)のビスアミド架橋剤を例5の接着剤に加えた。適切な量のビスアミド溶液とアクリル溶液とを混合し、次いで4ミル(100マイクロメートル)のギャップに設定されたナイフ塗布機を使用し、シリコーン剥離ライナー上に塗布した。塗布した溶液を10分間を要して空気乾燥させ、溶剤の殆どを除去し、次いで150℃で5分間加熱し、この系の架橋を起こさせた。
例5及び比較例C5における硬化条件、ゲル含有量及び得られたポップオフの結果、接着剤を表3に示す。
Figure 0003594969
本発明の種々の改良及び変更は当業者により明らかになるであろうし、特許請求の範囲は本明細書中の特定の実施例にのみ限定されるべきではない。

Claims (7)

  1. 目に見える面から突き出している浮出し印を有する型押しされた極性支持体、及び電子線硬化型感圧接着剤組成物により前記極性支持体の目に見える面に接着された再帰反射性シートを含んでなるインフォメーションプレートであって、前記接着剤組成物が極性モノマーをアクリルモノマーと重合させることにより形成されるアクリルポリマーを含んでなるインフォメーションプレート。
  2. 前記接着剤組成物がホットメルト感圧接着剤組成物である請求項1記載のインフォメーションプレート。
  3. 前記接着剤組成物がイソオクチルアクリレートとアクリル酸のコポリマーを含んでなる請求項1記載のインフォメーションプレート。
  4. 電子線線量が約3から約8メガラドの間である請求項1記載のインフォメーションプレート。
  5. 硬化する前の前記接着剤組成物の内部粘度が約0.5から約1.5デシリットル/グラムである請求項1記載のインフォメーションプレート。
  6. 前記極性支持体がアルミニウムである請求項1記載のインフォメーションプレート。
  7. 再帰反射性シートが、レンズが埋め込まれている再帰反射性シート及びレンズが封入されている再帰反射性シートからなる群より選ばれる、請求項1記載のインフォメーションプレート。
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