JP3594876B2 - 無線網と端末装置とに接続される遠隔監視制御装置 - Google Patents

無線網と端末装置とに接続される遠隔監視制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ量に応じて課金を行う無線網と、無手順でデータをシリアル回線を介して送受する端末装置とに接続される遠隔監視制御装置に関し、特に無手順でデータを送受する端末装置と無線網との制御を行って親局との通信をスムーズに行わせる遠隔監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年は、インターネットを用いて端末と親局とが通信を行うような方式が構築されている。
【0003】
このインターネットは、商用インターネット、学術関連インターネット、PCーVAN、NIFTYーServe等のパソコン通信ネットワークが相互接続したグローバルネットワークであり、それぞれ独自の通信プロトコルである。
【0004】
また、無手順でデータを送出する既存の装置(例えばポンプ制御装置等)にコンピュータを取り込んだ端末を構築し、この端末とインターネット、LAN等のネットワークを介して親局と通信を行うシステムにされる場合もある。
【0005】
つまり、このようなシステムにおいても有線を用いたコンピュータ間通信であるから独自の通信プロトコルを使用している。
【0006】
このため、多種のシステムとスムーズに通信を行うために、プロトコル変換装置をネットワークと端末に設けていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
近年はPHS、携帯電話等の無線網(DoPa網)を用いたネットワークシステムが注目されてきている。
【0008】
これは、データ量に応じた従量制課金であるから時間や距離を気にしないでつなぎっぱなしで通信ができることや、無線網であっても高速データ伝送が可能になったことによる。
【0009】
しかしながら、上記のようなプロトコル変換装置は、互いに互換性のない通信プロトコルを有する端末と親局とが有線で接続された場合において、端末と親局とがスムーズに通信を行うためのプロトコル変換を行うものであるからネットワークが無線網になると、使用できないという課題があった。
【0010】
また、無線網に接続された親局、端末は独自の通信プロトコルを有するものであるから、ネットワークを無線網にしても変換器を個別に備えなければならないという課題があった。
【0011】
さらに、一般には親局は親局としての機能のみであり、子局は子局の機能のみである。
【0012】
しかし、親局は、構築されたシステムのさまざまな子局と通信を行わなければならないので、親局側が過負荷状態になるという課題があった。
【0013】
また、端末側が様々な制御装置、センサー等に接続されている場合は、これらの制御装置、センサの状況を監視して所定の制御を行わなければならないが、この制御の都度、親局にデータを送っていたのでは端末が過負荷状態になるという課題があった。
【0014】
特に、小規模下水道の効率的な整備のため、下水の圧送装置として用いられるマンホールポンプ設備においては、近年は、図8に示すように、マンホール施設でのポンプセンサーからのシリアルデータを制御盤で受信し、これを公衆網を介して中央監視装置に送り、この中央監視装置からの公衆網を介して制御データをマンホール施設のポンプ等に送る。
【0015】
このようなシステムにおいては、制御盤に有線のネットワークを介して中央監視装置との通信ができるようなコンピュータが取り付けられる。つまり、シリアルデータでマンホール施設を制御する従来の設備を使って、故障発生時刻、内容、データの保存、流量の管理等のデータを中央監視装置に送っている。
【0016】
このような、システムにおいても通信プロトコルは制御盤を配置したA社の仕様の通信プロトコルとなっていた。また、プロトコル変換装置を用いたとしても、そのプロトコル変換装置は有線対応であるから、Dopa網のような無線網には使用できないという課題があった。
【0017】
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、広域無線網を利用するシステムであっても、特別な設備等を必要とせずに容易に、端末及び親局の負荷を低減できる遠隔制御装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1は、データ量に応じて課金を行う無線網と、無手順でデータをシリアル回線を介して送受する端末装置と、親局とからなるネットワークに携帯電話機を用いて回線を接続する遠隔監視制御装置である。
【0019】
前記遠隔監視制御装置は、前記携帯電話機と前記端末装置との間に設けられてなる。この遠隔監視制御装置は、前記端末装置から送るデータがあるか又は前記親局からの回線接続要求があるかどうかを監視する手段と、前記送るデータがあるときは、ATコマンドのプロトコルで前記携帯電話機と回線を結んだ後に、pppプロトコルで前記無線網を介して前記親局と回線を接続する手段と、前記親局と回線を結んだ後に、前記親局に対して同期セグメントの要求を行ってTCPコネクションの確立を行うクライアントモードとなり、前記端末装置からのデータをTCP/IPプロトコルのパケット形式で送信する手段と、前記TCPコネクションの確立後に、前記親局からTCP/IPプロトコルのパケット形式のデータを受信すると、このデータをバイト単位に分割し、該バイト単位のデータを無手順で前記端末装置に送出する手段と、当該装置側から前記携帯電話機、無線網、親局と回線を接続しているとき、前記端末装置から前記親局へ送るデータが所定時間経過しても存在しないときは、前記TCPコネクションを切断する手段と、
前記TCPコネクションの切断後に直ちに、当該装置を前記同期セグメントの受信待ち状態となるサーバモードとなって、前記TCPコネクションを再度確立する手段とを備えたことを要旨とする。
【0021】
さらに、前記端末装置は、ポンプユニットの各センサからのデータ又は前記親局からのデータを受信して前記ポンプユニットの各バルブを制御するポンプ監視盤であることを要旨とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態における端末は、マンホール施設のポンプ制御盤、プリンタ、監視カメラ、ハンディーターミナル等のシリアル回線で無手順でデータを送受するものである。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態に係る遠隔監視制御装置の概略構成図である。
【0024】
この遠隔監視制御装置1は、無線網2(Dopa網)に回線を接続する携帯電話機3と、無手順でデータを送受する端末4とに接続され、センタ5に対してデータを送信するときは、無線網2への発呼、着信機能を持たせてクライアント機となってデータを送信し、センタ5からのデータを受信したときは、サーバとなってそのデータを端末4に無手順で送信する。
【0025】
センター5は無線網2に接続されたルータ6にLAN7を介して接続されている。
【0026】
前述の端末4は、RS232Cで遠隔監視制御装置1に接続されたものであり、イントラネット環境に接続するための通信プロトコルを持たないポンプ制御盤、プリンタ、監視カメラ、ハンディターミナル又はセンサ等である。
【0027】
遠隔監視制御装置1は、図1に示すように、端末4からの無手順のデータを波形整形してこれを受信バッファ11に順次記憶するデータ受信処理部10と、受信バッファ11に記憶された複数の無手順のデータを所定個のデータを分割してこれを後述するTCP/IP伝送処理部20に送出するデータ分割処理部12と、TCP/IP伝送処理部20からのデータを復元して送信バッファ14に記憶するデータ送信処理部13と、送信バッファ14にデータが送出される毎に、これを1バイト毎に分割する無手順変換部15と、送信バッファ14の1バイトのデータを端末4に送出するデータ送信処理部16とを備えている。
【0028】
TCP/IP伝送処理部20は、通信の開始から終了間での通信路の信頼性を保持してデータの正常な制御及びコネクションオリエンティドな仮想通信路を設定して上位層のユーザに全二重/双方向のストリームサービス(単なるビット列と考えてバイト単位にそのまま送ること)を行うTCP(transmission contorol protocol)と、ネットワーク内及びネットワーク間のデータパケットの送受を制御(IPアドレス、IPデータの分解及び組み立て、データが相手へ到達するまでの通信路の制御)するIP(Internet protocol)とを備えている。
【0029】
また、クライアントモード処理部17と、サーバモード処理部18と、クライアント/サーバ選択処理部19とを備えている。
【0030】
このクライアント/サーバ選択処理部19は、TCP/IP伝送処理部20を監視し、サーバ側にデータを送るときは、クライアントモード処理部17を起動する。
【0031】
また、クライアント/サーバ選択処理部19は、端末側に送るデータがあるときは、サーバモード処理部18を起動する。
【0032】
クライアントモード処理部17は、クライアント/サーバ選択処理部19によって選択されると、同期セグメントを送信し、受信側からこの同期セグメントの確認応答を受けた後に、TCPコネクションの確立として接続するべきIPアドレスのサーバにログインする。
【0033】
サーバモード処理部18は、クライアント/サーバ選択処理部19によって選択されると、TCP/IP伝送処理部20をTCPセッション要求待ち状態にする。そして、TCPセッション要求があると、確認応答を返させて、データを受信し、その受信データに応じた処理結果のデータを端末側に送出する。
【0034】
ATコマンド接続処理部22は、ATコマンドのプロトコルで携帯電話機3、無線網2と回線を結ぶ。
【0035】
ppp接続処理部23(point to point Protocol)は、無線網2との回線確立を行う。
【0036】
このATコマンド接続処理部22、ppp接続処理部23を総称して回線接続処理部25と称する。また、この回線接続処理部25は、一定時間毎にATコマンド接続処理部22、ppp接続処理部23を起動させてセンタ側と回線を結ばせる処理を備えている。
【0037】
無手順変換処理部15は、TCP/IP伝送処理部20からのデータ(本実施の形態ではTCPデータと称する)からTCPヘッダ、IPヘッダ、pppフレームを抜き取り、1バイト毎に分割して送信バッファ14に記憶する。
【0038】
上記のように構成された遠隔監視制御装置の動作を図2のシーケンス図を用いて以下に説明する。
【0039】
遠隔制御装置1(単に本装置ともいう)の回線接続処理部25は、一定時間毎にATコマンド接続処理部22を起動させて、このATコマンド接続処理部22にセンターの電話番号を設定する。
【0040】
ATコマンド接続処理部22は、設定された電話番号で携帯電話機3を用いてダイヤル発呼させ(d1)、無線網2を介してセンター5と回線接続を行わせる(d2)。そして、携帯電話機3から応答コード(CDコード)が送出されると(d3)、無線網2との回線接続と判定する。次に、PPP接続処理部23を起動させて、無線網2とpppリンク確立を行う(d4)。
【0041】
そして、端末4であるポンプ制御盤からの無手順のデータがデータ受信処理部10、受信バッファ11、データ分割処理部12を介してTCP/IP伝送処理部20に送られてくると(d5)、クライアント/サーバ切換処理部19はクライアントモード処理部17を起動させる。
【0042】
次に、クライアントモード処理部17は、TCP/IP伝送処理部20を用いてセンター5側に、TCPコネクションの要求を行わせてコネクション確立を行う(d6)。つまり、本装置がクライアント機となる。
【0043】
そして、端末4からの無手順のデータを受信する毎に、そのデータをTCP/IPで送る(d7)。このとき、受信バッファ11の無手順のデータが蓄積され、これらのデータが所定個単位に分割されてIPアドレスが付加されて送信される。
【0044】
前述のデータの送信処理(d7)を図3及び図4を用いて以下に詳細に説明する。
【0045】
例えば、図3に示すように、端末からの無手順のデータがA/D変換器(図示せず)でデジタル変換され、この無手順のデータを受信処理部10が受信バッファ11に順次記憶する(S20)。
【0046】
すなわち、図4に示すように受信バッファ10には無手順の1バイトのデータが順次記憶される。
【0047】
次に、回線接続処理部25がpppリンクが確立しているかどうかの判定を行い(S30)、確立されていなければ回線接続処理部25がATコマンド処理、ppp接続処理を用いて自動的に携帯電話機3、無線網2、センター5との回線接続を確立し(S40)、その後にクライアントモードとなって(クライアントモード処理部の起動)、上記説明のようにTCPコネクション確立を行う(S50)。
【0048】
また、ステップS30において、pppリンクが確立していると判定したときは処理を直ちにステップS50に移してTCPコネクション確立を行う。
【0049】
そして、ROM(図示せず)から予め設定されているサーバのIPアドレスを読み出す(S60)。
【0050】
次に、データ分割処理部12は、受信バッファ10に記憶された複数の無手順のデータを図4の(b)に示すように、所定個を一組として分割する(S70)。 図4の(b)においては、8個の無手順のデータを1組としている。
【0051】
そして、図4の(c)に示すように、読み込んだIPアドレスに基づくIPヘッダ、TCPヘッダを所定個の無手順データに付加したパケットを生成し(S80)、これをモービルアーク、無線網2を介してセンター5に送信する(S90)。
【0052】
また、本装置1がクライアント機となっているときに、センター5側から無線網2、携帯電話機3を介してTCP/IP伝送処理部20がTCPデータを受信すると(d8)、このデータは、無手順処理部15によって、TCPヘッダ、IPヘッダ、pppフレームが取り除かれて、1バイト単位にされて送信バッファ14、データ送信処理部16を介して端末4に送られる。
【0053】
例えば、図5の(a)に示すように、無線網2、携帯電話機3を介してセンター5側からIPヘッダ、TCPヘッダが付加されたTCPデータを受信すると、データ復元処理部が図5の(b)に示すようにIPヘッダ、TCPヘッダを抜き取って復元し、図5の(c)に示すようにこれを送信バッファ14に記憶する。
【0054】
無手順変換部15は、送信バッファ14に記憶された複数のデータを、図5の(d)に示すように1バイト毎に取り出して端末側に無手順のデータとして送出する。
【0055】
そして、端末4からデータが一定期間送信されないと、自動的に回線接続処理部25の切断監視タイマー(図示せず)が働き、センター5とのTCPコネクションは切断される(d9)。
【0056】
この時点で、センター5側がクライアントに、本装置1がサーバになるようにTCPコネクションが自動的に確立される(d10)。
【0057】
つまり、携帯電話機3、無線網2を介して本装置1とセンター5側とは回線を接続したままで、TCPコネクションを切断して、新たに本装置1がサーバとなり、センター5側がクライアントとなって、TCPコネクションを確立する。
【0058】
すなわち、クライアント/サーバ選択処理部19がサーバモード処理部18を選択してTCP/IP伝送処理部20をTCPセッション要求待ち状態にしてサーバ機となる。
【0059】
また、センター5側は同期セグメントを無線網2を介して携帯電話機3に送信し、本装置1から同期セグメントの確認応答を受けた後に、TCPコネクションの確立としてログインするクライアント機となる。
【0060】
以下同様にして、センター5からのTCPデータは、TCPヘッダ、IPヘッダ、pppフレームが取り除かれて、1バイト単位にされて送信バッファ14、データ送信処理部16を介して端末4に送られる(d11)。
【0061】
一方、センター側から本装置と回線を結ぶ場合は、図6に示すように、センター側がクライアントとなり、本装置がサーバとなる。
【0062】
そして、センター5側から無線網2へTCPコネクション要求を行い(d20)、無線網から携帯電話機3に電話回線接続がなされ(d21)、携帯電話機3から本装置1に対して電話呼び出しが行われて、回線を結ぶ(d22、d23)。
【0063】
そして、本装置1はPPPリンクを確立した後に(d24)、本装置1とセンター5との間のTCPコネクションを自動的に確立させる(d25)。つまり、センター5側はクライアントに、遠隔監視制御装置1がサーバになる。
【0064】
この後、センター5側からTCPデータが送信され(d26)、本装置1はこのデータを1バイト毎(無手順)に端末に送出する(d27)。
【0065】
一方、図7に示すように、ポンプユニット側とセンター側との間のデータ交換で、電話回線の切断という障害が発生する場合がある。
【0066】
本装置1とセンター側5とでTCPコネクションが確立され、例えば端末4からの無手順のデータをTCPデータでセンター5に送信しているときに、途中で、本装置1と無線網2との間の電話回線が切断されて障害が発生すると(d30)、サーバとなったセンター5はタイマー監視を行い(d31)、一定時間以上がたったらTCPコネクションを切断させる(d31)。
【0067】
一方、携帯電話機3は電話回線が切断すると、ノーキャリア信号を本装置1に送出する(d33)。
【0068】
これによって、本装置1の回線接続処理25は、ATコマンドで再びモービルアークである携帯電話機3に電話をかけて無線網2、センター5と電話回線及びpppリンクを確立する(d34、d35、d36、d37)。
【0069】
そして、再び本装置1がクライアントとなって、センター5側とTCPコネクションを確立し(d38)、その後に端末4からの無手順のデータをセンター5側に送信させる(d39)。
【0070】
このように、本装置1は、定期的にDopa網を用いて端末4とセンター5側とが回線を結んだ状態で、端末4からの無手順のデータ(ポンプユニットに付随する水位センサー、流量センサー、圧力センサー等の各種センサーからのデータ)を収集し、この無手順データを、TCP/IP、PPPフレーム化を行ってデータ変換し、無線網2を通じてセンター5へ送信することを可能としている。
【0071】
また、センター5側からのTCPデータは、1バイトの無手順のデータにして端末側に送信している。
【0072】
従って、Dopa網を介する事から、データの送受信がない場合は回線を接続したままでも課金されないので、回線を維持したままの逐次データ通信ができる。 また、パケット当りの通信料金が安く済む。また、子局側の電話回線工事等が不要になる。
【0073】
さらに、インターネットに接続して遠隔制御する場合は、インターネット上のWWWや電子メール等のサービスを受ける事が可能になる。更に、IPアドレスと電話番号による認証を行うため、データのセキュリティが高い。
【0074】
また、データの送信及び無手順データのTCP/IPプロトコルへの変換が全て自動化されるため、迅速なデータ送信が可能となる。
【0075】
また、双方からデータの送信制御が可能となり、親局側及び子局側の状態に応じて、柔軟なデータ送信ができる。
【0076】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、データ量に応じて課金を行う無線網と、無手順でデータを送受する端末装置との間に遠隔監視制御装置を設け、この遠隔監視制御装置が端末装置から送るデータがあるときに自動的にATコマンド、pppプロトコルで携帯無線機、無線網、親局と回線を確立した後に、自動的にクライアント機能となってTCPコネクションを確立し、端末装置からのデータをTCP/IPプロトコルで送信する。
【0077】
また、親局からパケット形式のデータが送られてきたときには、そのデータを1バイト毎に分割した無手順のデータにして端末装置に送る。
【0078】
従って、既存の端末装置と無線網の間に本装置を設けるだけで、自動的にその端末からの無手順データのTCP/IPプロトコルへの変換がなされて無線網を介してデータを送信することができるという効果が得られている。
【0079】
また、親局からパケット形式のデータが1バイト単位の無手順データに変換されるので、既存の端末装置の改造、電話回線工事等が不要となるという効果が得られている。
【0080】
また、遠隔制御監視装置は、データ量に応じた課金を行う無線網を介して親局と回線を接続したままで、親局からデータの送受を行うので、パケット当りの通信料金を気にせずに親局からのデータを受信できるという効果が得られている。
【0081】
さらに、遠隔制御監視装置は、データ量に応じた課金を行う無線網を介して親局と回線を接続したままで、TCPコネクションを切断し、再度自動的にTCPコネクションの確立を行ってサーバ機能となるので、パケット当りの通信料金を気にせずに親局からのデータを受信できるという効果が得られている。
【0082】
さらに、無線網を介しての親局へのプロトコル変換及び無線網を介しての端末装置へのプロトコル変換は、本装置が自動的に行うので、端末装置及び親局が過負荷状態にならないという効果が得られている。
【0083】
特に、ポンプユニットを制御監視する制御盤に本装置を接続した場合は、回線の使用料金を気にせずデータの送受のプロトコル変換ができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の携帯の遠隔監視制御装置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態の端末装置、遠隔監視制御装置、携帯電話機、無線網、センターとのシーケンス図である。
【図3】本実施の形態の遠隔監視制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【図4】端末装置からのデータのパケット変換を説明する説明図である。
【図5】センターからのデータの無手順データへの変換を説明する説明図である。
【図6】本実施の形態のセンター側からの要求での端末装置、遠隔監視制御装置、携帯電話機、無線網、センターとのシーケンス図である。
【図7】本実施の形態のデータ送受中における電話回線切断時のシーケンス図である
【図8】課題を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 遠隔監視制御装置
2 無線網
3 携帯電話機
4 端末
5 センター
6 ルータ
7 LAN
11 受信バッファ
12 データ分割処理部
15 無手順変換部
17 クライアントモード処理部
18 サーバモード処理部
19 クライアント/サーバ選択処理部
20 TCP/IP伝送処理部

Claims (2)

  1. データ量に応じて課金を行う無線網と、無手順でデータをシリアル回線を介して送受する端末装置と、親局とからなるネットワークに携帯電話機を用いて回線を接続する遠隔監視制御装置であって、
    前記携帯電話機と前記端末装置との間に設けられ、
    前記端末装置から送るデータがあるか又は前記親局からの回線接続要求があるかどうかを監視する手段と、
    前記送るデータがあるときは、ATコマンドのプロトコルで前記携帯電話機と回線を結んだ後に、pppプロトコルで前記無線網を介して前記親局と回線を接続する手段と、
    前記親局と回線を結んだ後に、前記親局に対して同期セグメントの要求を行ってTCPコネクションの確立を行うクライアントモードとなり、前記端末装置からのデータをTCP/IPプロトコルのパケット形式で送信する手段と、
    前記TCPコネクションの確立後に、前記親局からTCP/IPプロトコルのパケット形式のデータを受信すると、このデータをバイト単位に分割し、該バイト単位のデータを無手順で前記端末装置に送出する手段と、
    当該装置側から前記携帯電話機、無線網、親局と回線を接続しているとき、前記端末装置から前記親局へ送るデータが所定時間経過しても存在しないときは、前記TCPコネクションを切断する手段と、
    前記TCPコネクションの切断後に直ちに、当該装置を前記同期セグメントの受信待ち状態となるサーバモードとなって、前記TCPコネクションを再度確立する手段と
    を有することを特徴とする無線網と端末装置とに接続される遠隔監視制御装置。
  2. 前記端末装置は
    ポンプユニットの各センサからのデータ又は前記親局からのデータを受信して前記ポンプユニットの各バルブを制御するポンプ監視盤であることを特徴とする請求項記載の無線網と端末装置とに接続される遠隔監視制御装置。
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