JP3594343B2 - 配送伝票 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、荷物や郵便小包み等を配送するのに使用する複写式の配送伝票に関し、特に(1)宅配便や航空便等の複数の運送手段を選定して配送可能な荷物、及び(2)依頼元と届先との間を往復配送される荷物に用いられる配送伝票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来の配送伝票の一例の構成を示す斜視図である。配送伝票10は、プリンタ等で印字可能に図中上下方向にミシン目等で連接された連続帳票の1葉である。配送伝票10は、荷札用帳票11と、配達完了票12と、控え用帳票13と、届先控え票14とから構成されている。
【0003】
荷札用帳票11は、上側帳票11aと下側帳票11bとから構成されている。上側帳票11aと下側帳票11bとは、図中右側外縁部が開口されて略袋状に接着されている。配達完了票12及び届先控え票14は、この略袋状に形成された荷札用帳票11内に抜き取り可能に配置されている。配達完了票12及び届先控え票14がこのように配置されているのは、運送中等において配送伝票10本体から配達完了票12及び届先控え票14が脱落することを防止するためである。配達完了票12及び届先控え票14は、その抜き取りを容易にするために、図中右側外縁部が荷札用帳票11の右端部から露出している。
控え用帳票13は、この例では4枚の控え用帳票13a〜13dから構成され、荷札用帳票11上に重ねられている。控え用帳票13は、左側外縁部が切りとり可能に重合されている。
【0004】
配送伝票10の各帳票には、それぞれ荷物の届先,依頼元,品名等を記載する記録領域と、さらには商品名等の荷物に関する属性情報を符号化したバーコードの記録領域が設けられている。これらの各記録領域は、全て同一のものを設けても良く、あるいは用途等に応じて異なるものを設けても良い。
また、控え用帳票13の裏面(図中斜線部領域)や、荷札用帳票11の上側帳票11aの裏面及び配達完了票12の裏面には、例えば黒色又は藍色等の複写用カーボン層が設けられている。
【0005】
控え用帳票13a上に筆圧またはドットプリンタの印字圧が作用すると、複写用カーボン層が控え用帳票13b〜13d,荷札用帳票11の上側帳票11a、さらには配達完了票12及び届先控え票14に転写する。すなわち、控え用帳票13aに記録された情報(文字やバーコード等)の全部又は一部が控え用帳票13b〜13d,荷札用帳票11の上側帳票11a,配達完了票12及び届先控え票14に複写される。
【0006】
上側帳票11aには、着店コード欄15が設けられ、その荷物がどの地区に届けられるかを着店に到着するまで表示している。また、この上側帳票11aのデザインにより、その荷物がどの運送会社のどのサービス(宅配便,航空便等)で届けられるのかを表示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来の配送伝票10では、以下の課題があった。
第1に、複数の運送手段(宅配,路線,空輸,又は船等)の中から荷送り人が選定した運送手段で荷物を配送するサービスを同一窓口で行う場合には、各運送手段に対応する配送伝票を用意しておく必要があった。また、荷送り人が一旦配送伝票に所定事項を記入した後で、運送手段を変更する場合には、再度その運送手段の配送伝票に所定事項を記入し直す必要があった。
【0008】
ここで、各運送手段が配送伝票に表示されており、所望の運送手段に丸印等を付けて選定する方法がある。しかし、この方法では、運送手段を一見して識別することができず、運送手段を違えて配送してしまう場合があった。
第2に、荷物の往復配達を行う場合、例えばゴルフ場にゴルフバックを配送し、使用後に返送するような場合には、最初に往路用の配送伝票で配送し、続いてゴルフ場で復路用の配送伝票に所定事項を記入しなければならなかった。この煩雑さを回避するために、1つの配送伝票で往復配達のできるものが要請されている。しかし、往路と復路とで着店コードが相違するため、いかにして往路用と復路用との着店コードを明確に区別して表示するかが問題となっている。
【0009】
本発明は、上述のような課題を解消するためになされたものであって、第1に、1つの配送伝票で複数の運送手段を表示するとともに、選定された運送手段を確実に識別することができるようにすることを目的とする。第2に、1つの配送伝票で荷物の往復配送を可能にするとともに、往路と復路とを明確に区別することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1の発明は、上側帳票(21b,21c)と下側帳票(21a)との間に複数枚の配送票(12,14)が分離可能に配置され、前記上側帳票に記録された情報が選択的に前記配送票及び前記下側帳票に複写される配送伝票(20)であって、前記上側帳票は、第1の運送手段が表示された第1枚目の帳票(21b)と、前記第1の運送手段と異なる第2の運送手段が表示された第2枚目の帳票(21c)とから構成され、前記第1枚目の帳票は、前記第2枚目の帳票の前記第2の運送手段が選定されることにより、前記配送伝票から分離される帳票であり、前記第2枚目の帳票は、所定の外縁部に切り欠き部又は開口部(21c−1)を有しており、前記配送票は、前記第2枚目の帳票の前記所定の外縁部と厚み方向で対応する外縁部が前記所定の外縁部より内側に位置するように形成され、前記下側帳票の上面であって前記第2枚目の帳票の前記所定の外縁部と重なる領域には、前記第2枚目の帳票と接着するとともに、前記第2枚目の帳票の前記切り欠き部又は開口部を介して前記第1枚目の帳票と接着する接着層(21a−1)が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の配送伝票において、前記第1枚目の帳票は、合成紙からなることを特徴とする。
【0011】
【作用】
請求項1の発明においては、第1の運送手段が選定されたときは、そのまま荷物に貼付され、第2の運送手段が選定されたときは、上側帳票の第1枚目の帳票が分離される。従って、1つの配送伝票で、一目で選定された運送手段を識別できるようになる。そして、1つの接着層のみで、2枚の上側帳票を接着することができる。
請求項2の発明においては、第1枚目の帳票が合成紙からなるので、破れ等が発生せずに分離することができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施例について説明する。なお、従来例と同一部分には同一符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
図1は、本発明による配送伝票の第1の実施例を示す外観斜視図であり、図2は、図1の配送伝票の分解斜視図である。この配送伝票20は、複数の運送手段の中から所望の運送手段を選定して、荷物を配送するときに使用されるものである。
配送伝票20は、プリンタ等で印字可能に図中上下方向にミシン目等で連接された連続帳票の1葉である。配送伝票20は、荷札用帳票21(21a〜21c)と、配達完了票12と、控え用帳票13と、届先控え票14とから構成されている。これらの帳票は、図中左側外縁部が丁合され、綴じられている。
【0013】
荷札用帳票21は、下側帳票21aと、上側帳票21b及び21cとから構成されている。上側帳票21b及び21cには、従来例で示した配送伝票10の荷札用帳票11と同様に、荷物の届先,依頼元,品名等を記載する記録領域と、さらには商品名等の荷物に関する属性情報を符号化したバーコードの記録領域が表面側に設けられており、複写用カーボン層が裏面側に設けられている。荷札用帳票21の縦寸法は、配達完了票12及び届先控え票14の縦寸法より大きく形成されている。
【0014】
さらに、上側帳票21bは、合成紙から形成されたものである。
ここで、本発明における合成紙とは、合成樹脂(合成高分子)を主原料とし、天然紙に相当する外観(白さ、不透明性等)、印刷適性、筆記(印字)適性を有するものをいう。また、本発明に使用する合成紙においては、剥離の際に引張力が生じるので、表面強度が大きいものを選択すれば好適である。
合成紙の主原料としての合成樹脂としては、例えばポリプロピレン,ポリエチレン,ポリスチレン,ポリ塩化ビニル,ポリエステル,ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等の汎用樹脂が一般的に使用される。
【0015】
合成紙の製造方法としては、以下の方法が主な方法として知られている。
第1の方法として、内部紙化法があげられる。この方法は、合成樹脂とその他の添加剤等を溶融し、押し出し機を用いて成膜化する方法である。さらにこの方法には、無延伸方式と、2軸延伸方式とがある。2軸延伸方式とは、最初に厚めの溶融樹脂膜を押し出し、冷却後、加熱し、縦横方向に延伸して成膜化する方式である。
第2の方法として、表面紙化法があげられる。この方法は、基材に表面加工を施して合成紙を製造する方法である。この方法には、プラスチックフィルムからなる基材の表面に化学的あるいは物理的処理(マット加工等)を施すことにより、表面に微多孔層を形成する表面処理方式と、合成高分子(プラスチックフィルム、内部紙化合成紙、スパンボンド等)からなる基材の表面に白色ピグメントを塗布する表面塗工方式とがある。
以上の製造方法により、表面に白さ(不透明さ)が与えられるとともに、筆記性,インキの受容性が与えられる。
なお、本発明における合成紙には、樹脂フィルムの両面をコーティングしたものや、樹脂片を含浸させたものも含まれる。
【0016】
図2において、上側帳票21bは、運送手段が宅配便であることを表示した帳票である。一方、その下側に配置される上側帳票21cは、運送手段が航空便であることを表示した帳票である。ここで、上側帳票21bと21cとは、例えば帳票の色彩、あるいは帳票に表されたデザイン等が異なり、外観を一見しただけで、容易に双方の違いがわかるように、すなわち宅配便か航空便かがわかるように形成されている。
【0017】
上側帳票21cの図中上下側の外縁部には、切り欠き部21c−1が形成されている。切り欠き部21c−1は、略半円状に形成され、所定間隔で複数設けられている。
下側帳票21aは、タック紙であり、その上面の上下側の外縁部には、接着層21a−1(斜線部領域)が設けられている。
また、下側帳票21aの下面の略全面には、接着層(図示せず)が形成され、さらにこの接着層上に貼付された剥離シート(図示せず)が設けられている。
【0018】
下側帳票21a上に、届先控え票14並びに配達完了票12、及び上側帳票21c並びに21bが順次重ねられると、届先控え票14及び配達完了票12は、その縦寸法が下側帳票21aの縦寸法より小さいので、接着層21a−1と重ならない。従って、上側帳票21cの上下側の外縁部が下側帳票21aの接着層21a−1に接着される。また、上側帳票21cの切り欠き部21c−1の領域では、上側帳票21bが下側帳票21aの接着層21a−1に接着される。これにより、荷札用帳票21は、下側帳票21aと上側帳票21b及び21cとにより、図中右側外縁部が開口した略袋状に接着される。ここで、接着層21a−1は、配送時等において外力が加わっても剥離等が発生しない程度の接着強度を有するとともに、上側帳票21bに剥がす力を加えた場合に、上側帳票21bに破れ等が発生することなく、下側帳票21aから剥離できるように設定されたものである。例えば、通常使用されるアクリル系接着剤(40〜50%の固形分比率)に代えて、エチレン酢酸ビニル共重合体を主成分とし固形分比率が52〜56%の接着剤を使用することが効果的であることが確認されている。
【0019】
この荷札用帳票21の略袋状に形成された内部に、配達完了票12及び届先控え票14が配置されるようになる。配達完了票12及び届先控え票14は、図中左側外縁部にミシン目等を有しているので、荷札用帳票21から抜き取り可能である。また、配達完了票12及び届先控え票14は、その抜き取りを容易にするために、図中右側外縁部が荷札用帳票21の右端部から露出している(図1)。そして、荷札用帳票21の上側帳票21b上には、従来例の配送伝票10と同様に、4枚の控え用帳票13が設けられている。控え用帳票13は、左側外縁部が切りとり可能に重合されている。
【0020】
次に、配送伝票20の使用方法の一実施例について説明する。
先ず、控え用帳票13a上の領域に、荷物の届先,依頼元,品名等の情報(文字,バーコード等)がドットプリンタにより印字される。なお、荷物の届先等の情報は、手書きによる記録でも良い。
【0021】
控え用帳票13aに筆圧またはプリンタによる印字圧が作用すると、複写用カーボン層によって、控え用帳票13bから控え用帳票13c,13dに情報が複写される。また、控え用帳票13dの複写用カーボン層によって荷札用帳票21の上側帳票21b及び21cに、さらには、配達完了票12,届先控え票14に情報が複写される。ここで、控え用帳票13aに記録される全ての情報が、他の控え用帳票13b〜13d,荷札用帳票21b及び21c,配達完了票12,届先控え票14に複写されるようにしても良く、あるいは所定の情報が選択的に複写されるようにしても良い。
【0022】
荷送り人は、荷物の運送手段を選択する。実施例では、宅配便で配送するか、あるいは航空便で配送するかを選択する。宅配便が選択された場合には、そのままの状態で、荷札用帳票21の下側帳票21aの裏面に貼付された剥離シートが剥離されて荷物に貼付される。一方、航空便が選択された場合には、上側帳票21bが配送伝票20から分離される(図3)。ここで、上側帳票21bは、合成紙から形成されているので、破れ等が発生せずに配送伝票20から分離される。
【0023】
荷送り人は、客用控えとして控え用帳票13aを受け取る。また、荷物の取扱い店は、運賃精算書として、控え用帳票13bを受け取る。次に荷物は、発店に配送される。発店は、発店控え及び発店用経理票として、控え用帳票13c及び13dを受け取る。そして、荷札用帳票21の上側帳票21b又は21cを見て、運送手段を識別する。上側帳票21bがあるときには、宅配便で配送される。また、上側帳票21bが分離されており、上側帳票21cがあるときには、航空便で配送される。上述したように、上側帳票21bと21cとの違いは一目でわかるように形成されているので、発店側は、一目で宅配便であるか、航空便であるかを識別することができる。なお、この識別には、切り欠き部21c−1の有無によっても行うことができる。
続いて荷物は着店に配送される。着店において、荷物を荷受け人に配送する配送者(例えば、運送会社の運転手)は、配送指示票として、配達完了票12及び届先控え票14を抜き取る。
【0024】
荷物に貼付された配送伝票20は、荷札用帳票21の上側帳票21b又は21cのみとなる。最終的に配送者は、配達完了票12と荷札用帳票21の上側帳票21b又は21cの両者が一致しているかを確認した後、荷受け人に荷物を渡す。このとき、配達完了票12には、荷受け人によって、荷物受取証明の押印がなされる。また、届先控え票14は、荷受け人の控えとして、又は荷受け人が不在のときの不在連絡票として使用される。
【0025】
図4は、本発明の配送伝票の第2の実施例の構成を示す分解斜視図である。この配送伝票20Aは、依頼者と届先との間で往復して荷物を配送するときに使用されるものである。
荷札用帳票21Aは、下側帳票21aと、上側帳票21d及び21eとから構成されている。下側帳票21aは、第1の実施例と同様の構成である。上側帳票21dは合成紙から形成されており、上側帳票21eは、その外縁部に切り欠き部21e−1を有する。これにより、下側帳票21aと上側帳票21d及び21eとは、略袋状に接着されている。また、上側帳票21dには、行き、すなわち往路の情報(着店コード15d等)が記録されている。一方、上側帳票21eには、帰り、すなわち復路の情報(着店コード15e等)が記録されている。
【0026】
さらに、略袋状に形成された荷札用帳票21内には、順次、往路情報が記録された配達完了票12A並びに届先控え票14A、及び復路情報が記録された配達完了票12B並びに届先控え票14Bが抜き取り可能に配置されている。
【0027】
図5(a),(b)は、それぞれ往路情報が記録された帳票(上側帳票21d,配達完了票12A,届先控え票14A:以下「往路用帳票」という。)と、復路情報が記録された帳票(上側帳票21e,配達完了票12B,届先控え票14B:以下「復路用帳票」という。)との宛名記録欄の一実施例を示す図である。
往路用帳票の宛名記録欄は、左側に届先、右側に依頼主の記録欄が設けられ、依頼主から届先に向かって矢印が表示されている。この図中(a)の往路用帳票の宛名記録欄にそれぞれ情報が記録されると、復路用帳票にも記録された情報が複写される。往路用帳票における届先は、復路用帳票では依頼主となり、往路用帳票における依頼主は、復路用帳票では届先となる。そして、復路用帳票の矢印の向きは、往路用帳票の矢印の向きと逆向きになっている。
【0028】
次に、配送伝票20Aの使用方法について説明する。先ず、荷物の往路の配送では、第1の実施例と同様に、荷送り人は、控え用帳票13aを受け取り、荷物の取扱い店は、運賃精算書として控え用帳票13bを受け取る。このときに、往復分の運賃が精算される。発店は、控え用帳票13c及び13dを受け取る。荷物が発店から着店に配送されると、荷物の配送者は、配送指示票として、配達完了票12A及び届先控え票14Aを抜き取る。配達完了票12Aには、荷受け人によって、荷物受取証明の押印又はサインがなされる。また、届先控え票14Aは、荷受け人の控えの帳票となる。
【0029】
続いて、荷物の復路の配送においては、往路の荷物の発送時に、既に荷送り人と届先が複写により記入されているので、配送伝票20Aに何等情報を記入する必要はなく、このままの状態で配送される。復路の配送では、配達完了票12B及び届先控え票14Bが抜き取られ、上述の往路の配送と同様に処理される。
【0030】
第2の実施例において、往路用帳票と復路用帳票とで、帳票の色彩やデザイン等が異なるようにすれば、往路の配送時に誤って復路用帳票が抜き取られてしまうことをより確実に防止することができ、好ましい。
【0031】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上側帳票21c又は21eの外縁部に切り欠き部21c−1又は21e−1を形成して、下側帳票21aに設けた接着層21a−1により2つの上側帳票21b及び21c、21d及び21eを接着したが、切り欠き部21c−1,21e−1を形成せずに、上側帳票21c,21e上に接着層を設けて、この接着層により上側帳票21b,21dを接着しても良い。また、切り欠き部21c−1,21e−1の代わりに、開口部を形成しても同様の効果が得られる。
【0032】
また、第1の実施例では、上側帳票21b,21cは、宅配便のときに使用される帳票と航空便のときに使用される帳票との2種類の帳票から構成したが、さらに複数の運送手段(船便等)を選定可能であれば、この上側帳票に追加しても良い。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、1つの配送伝票で、一目で運送手段を識別できるようになる。これにより、運送手段のまちがい等を防止することができる。そして、1つの接着層で2つの上側帳票を接着することができるので、製造工程の簡略化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、破れ等が発生せずに上側帳票の第1枚目の帳票を分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配送伝票の第1の実施例を示す外観斜視図である。
【図2】図1の配送伝票の分解斜視図である。
【図3】上側帳票21bが配送伝票20から分離される状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の配送伝票の第2の実施例の構成を示す分解斜視図である。
【図5】往路用帳票と復路用帳票との宛名記録欄の一実施例を示す図である。
【図6】従来の配送伝票の一例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
12 配達完了票
13 控え用帳票
14 届先控え票
20,20A 配送伝票
21 荷札用帳票
21a 下側帳票
21a−1 接着層
21b,21c,21d,21e 上側帳票
21c−1,21e−1 切り欠き部

Claims (2)

  1. 上側帳票と下側帳票との間に複数枚の配送票が分離可能に配置され、前記上側帳票に記録された情報が選択的に前記配送票及び前記下側帳票に複写される配送伝票であって、
    前記上側帳票は、第1の運送手段が表示された第1枚目の帳票と、前記第1の運送手段と異なる第2の運送手段が表示された第2枚目の帳票とから構成され、
    前記第1枚目の帳票は、前記第2枚目の帳票の前記第2の運送手段が選定されることにより、前記配送伝票から分離される帳票であり、
    前記第2枚目の帳票は、所定の外縁部に切り欠き部又は開口部を有しており、
    前記配送票は、前記第2枚目の帳票の前記所定の外縁部と厚み方向で対応する外縁部が前記所定の外縁部より内側に位置するように形成され、
    前記下側帳票の上面であって前記第2枚目の帳票の前記所定の外縁部と重なる領域には、前記第2枚目の帳票と接着するとともに、前記第2枚目の帳票の前記切り欠き部又は開口部を介して前記第1枚目の帳票と接着する接着層が設けられている
    ことを特徴とする配送伝票。
  2. 請求項1に記載の配送伝票において、
    前記第1枚目の帳票は、合成紙からなる
    ことを特徴とする配送伝票。
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