JP3592758B2 - 熱交換器用フィンの製造金型 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は熱交換器用フィンの製造金型に関し、更に詳細には金属製プレートに穿設された穿設孔の周縁に突出加工を施した形成した突出片を、上型又は下型が上下動可能に設けられた一対のプレス型に装着されたポンチとダイスとによって所定高さのカラーに形成する熱交換器用フィンの製造金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラジエター等の自動車用熱交換器或いはルームクーラー等の家庭用熱交換器を構成する熱交換部には、方形のアルミニウム薄板等の金属製プレートに複数個のカラー付透孔が点設されている熱交換フィンが使用されている。
かかるフィンによって構成される熱交換部は、フィンの複数枚が各フィンのカラー付透孔の各々を合致させて重合され、これらの透孔に亘って銅等の熱伝導度の高い金属から成る導管が挿入されて一体化されている。
この様な熱交換器用フィンの製造方法としては、特公昭49−103808号公報等において提案されている、下記に示す工程から成る図11に示す方法が採用されている。
図11に示す方法においては、先ず、金属製プレート100に穿設加工及び突出加工(バーリング加工)を行い、突出片102によって周縁が囲まれる穿設孔101を形成する〔(A)の工程〕。
次いで、穿設孔101の開孔径を拡大しつつ突出片102に「しごき」を施し、所定の高さのカラー104とするアイアニング加工を行う〔(B)(C)の工程〕。
図11においては、アイアニング加工を二段階で行っており、各段階で使用されるポンチ及びダイスの径は異なるものである。
この様にして得られる所定高さのカラー104は、その先端部が折り曲げられて鍔105が形成される〔(D)の工程〕。
【0003】
かかる図11に示す(B)(C)のアイアニング加工は、図12に示す製造金型によって行われる。
図12の製造金型は、上型300と下型400とから構成され、上型300を構成するプレート112、114によってダイス116が固定されている。このダイス116は、先端が上型300の下面を形成するプレート114の面から若干下方に突出され、且つダイス116内には、バネ120によって下型400の方向へ付勢されているノックアウト118が挿入されている。ノックアウト118は、ダイス116内にポンチ128が進入してアイアニングが終了した際に、下動するポンチ128と共に下動し、ダイス116の内壁面に付着しているカラー103、104をダイス116から押し出す押出部材である。
【0004】
一方、下型300の基部を構成するプレート122、124によって固着された筒状部材126内に部材132が挿入されている。部材132を挿入することによって、アイアニング加工用のポンチ128は先端部が筒状部材126から突出した状態で固着される。
下型300の基部に固着されたポンチ128の先端部近傍には、ストリッパープレート130が配設されている。ストリッパープレート130は、付勢部材131によって上型300の方向へ付勢され、基部との間に所定距離の間隔が設けられている。ストリッパープレート130には、ポンチ128の先端部が通過可能な透孔134が穿設されている。
このストリッパープレート130は、下方への外力が加えられないとき、ポンチ128の先端がストリッパープレート130の上面以下となるように、位置調整されている。
【0005】
かかる図12に示す製造金型に使用されるポンチ128は、図13(a)に示す如く、テーパー状の先端部と円柱状の本体部との境界に角部117が形成されているものである。
このポンチ128によって、ストリッパープレート130の上面に搭載された金属製プレート100の穿設孔101周縁に形成された突出片102に、図11(B)(C)に示すアイアニング加工が施される。
アイアニング加工の際、上型300は下動し、ダイス116の先端面によってストリッパープレート130が下方へ押動される。この押動によって、基部とストリッパープレート130との間の距離が短縮し、ポンチ128の先端は透孔134を通過し、ストリッパープレート130の上面へ突出する。更に、上型300を下動すると、ストリッパープレート130の上面から突出したポンチ128の先端部は、バネ120の付勢力に抗してノックアウト118を上方に押し上げつつダイス116内に進入する。〔図13(a)〕。この進入に伴い、ポンチ128とダイス116の内壁面とで突出片102にアイアニング加工が施され、所定高さのカラー103を形成する〔図13(b)〕。
かかる突出片102に対するアイアニング加工は、ポンチ128の角部117とダイス110の内壁面との間で行われる。
従って、角部117は、突出片102にアイアニング加工を施す「しごき部」であり、角部117が突出片102又はカラー103の先端を越えたとき、アイアニング加工は終了する。
【0006】
ところで、図13(a)(b)に示すポンチとダイスとを用いるアイアニング加工においては、プレス加工油を使用しつつ加工を行うことが必要であり、通常、プレス加工油として不揮発性加工油が採用される。
この様にアイアニング加工のプレス加工油として、不揮発性加工油を使用すると、得られるフィンに不揮発性加工油が付着するため、従来、フレオンを使用してフィンに付着した不揮発性加工油を除去するフレオン洗浄が施されている。
しかし、最近の地球環境保全を目的とするフレオンガスの使用規制のため、フィンのフレオン洗浄ができなくなりつつあり、不揮発性加工油よりもアイアニング加工性が劣るものの、フィンのフレオン洗浄を不要にできる揮発性加工油が使用され始めている。
一方、揮発性加工油の採用によって、アイアニング加工性が低下し、フィンの生産効率や形成可能のカラー高さ等が低下するため、揮発性加工油を使用しても、不揮発性加工油を使用する場合と同等程度のアイアニング加工性を呈し得る製造金型が望まれている。
【0007】
このため、本発明者等は、先に、特願平2−243005号明細書(特開平4−123828号公報)において、揮発性加工油を使用しても良好なアイアニング加工性を呈し得る製造金型として、図14に示すポンチ314を具備する製造金型を提案した。図14の製造金型に設けられたポンチ314は、ダイス116の中空部内に進入し、先端部315がポンチ314の外周面とダイス116の内壁面との間に挟まれている穿設孔の突出片102の先端を越えたとき、突出片102を挟むポンチ314の外周面とダイス116の内壁面との距離がポンチ314のダイス中空部内への進入に伴い次第に短縮されて両面間に挟まれている突出片102が展延されるように、ポンチ314の外周面がテーパ面316に形成されているものである。更に、ポンチ314及びノックアウト118には、プレス加工油がミスト状態で混合された空気が噴出する加工油供給孔302、304が形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図14のポンチ314によれば、先端部315とテーパ面316との角部318が突出片102の先端を越えても、ポンチ314がダイス116の中空部内に進入すると、ダイス116の内壁面とポンチ314のテーパ面316との間に突出片102が挟まれて圧縮されて延展される。このため、実質的に突出片102に「しごき」を施すことなく所定高さのカラー103を形成することができ、揮発性加工油を使用しても良好なアイアニング加工性を呈することができる。
しかも、アイアニング加工の直前に、突出片102及びポンチ314のテーパ面316にプレス加工油を加工油供給孔302、304を付与できる。
しかしながら、加工油供給孔302、304は、ポンチ314とノックアウト118との互いの当接面に各々開口されているため、図14に示す如く、両者が当接した後には、加工油供給孔302、304の開口部が閉塞されるため、プレス加工油をポンチ314及び突出片102に噴射することができない。このため、両者が当接するまでの間に、予め多量のプレス加工油を供給せねばならず、プレス加工油の消費量が過大となる。
そこで、本発明の目的は、アイアニング加工中にも加工油を突出片及びポンチに付与することができ、アイアニング加工性が良好な熱交換器用フィンの製造金型を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記目的を達成すべく検討したところ、ストリッパープレート130のポンチが通過する透孔の内壁面及び/又はノックアウト118のダイス116の内壁面との摺接面に加工油供給孔を開口することが有効と考えて検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、金属製プレートに穿設された穿設孔の周縁に突出加工を施して形成した突出片を、上型又は下型が上下動可能に設けられた一対のプレス型に装着されたポンチとダイスとによって所定高さのカラーに形成する熱交換器用フィンの製造金型において、該一対のプレス型を構成する型の一方の基部に固着されたポンチと、前記一対のプレス型を構成する他方の型に設けられ、前記ポンチの先端部が挿入可能に形成されたダイスと、前記ポンチが固着された型の一方を構成すると共に、前記基部との間に距離を置いて設けられたプレートであって、前記一対のプレス型を構成する上型と下型とが近接した際に、前記基部との間の距離が短縮されてポンチ先端部が前記プレート面から突出し前記ダイス内に進入するように、前記ポンチの先端部が通過可能の透孔が穿設されたストリッパープレートとを具備し、前記ストリッパープレート内に、プレス加工油が導通される油路が形成されていると共に、前記ポンチの先端部及びストリッパープレートに載置された金属製プレートの対応する突出片に向けてミスト状のプレス加工油が噴出されるように、前記油路から延びる噴射孔が透孔の内壁面に開口され、且つ前記ポンチがダイスの中空部内に進入し、ポンチ先端部がポンチの外周面とダイスの内壁面との間に挟まれている前記突出片の先端を越えたとき、前記突出片を挟むポンチの外周面とダイスの内壁面との距離がポンチのダイス中空部内への進入に伴い次第に短縮されて両面間に挟まれている突出片が展延されるように、ポンチの外周面にテーパ面が形成されていることを特徴とする熱交換器用フィンの製造金型にある。
【0010】
また、本発明においては、ストリッパープレート内に形成された油路から延出され透孔の内壁面に開口する噴射孔に代えて、押出部材内に形成された油路から延出されダイスの内壁面と摺接する押出部材の外周面に開口する噴射孔を形成してもよく、ストリッパープレート内に形成された油路から延出され透孔の内壁面に開口する噴射孔と、押出部材内に形成された油路から延出されダイスの内壁面と摺接する押出部材の外周面に開口する噴射孔とを併せて形成してもよい。
【0011】
【作用】
本発明においては、突出片に対するアイアニング加工を、ポンチのテーパ面とダイスの内壁面との圧縮に因る突出片の延展によって行うことができる。
しかも、かかるアイアニング加工を、油路から適正量なプレス加工油をポンチ及び突出片に供給しつつ施すことができる。
このため、本発明によれば、揮発性加工油をプレス加工油として使用しても、突出片に大して良好な加工性でアイアニング加工を施すことができ、高いカラーが形成されたフィンを得ることができる。
【0012】
【実施例】
本発明を図面を用いて更に詳細に説明する。
本実施例の製造金型は、図11(B)(C)のアイアニング加工を行う金型であって、その部分断面図を図1に示す。
図1において、金型は、下型60と上型50とから構成されており、上型50を構成するプレート12、14によってダイス16が固定されている。ダイス16の下端は、上型50の下面を形成するプレート14の面から若干下方へ突出しており、ダイス16内にはバネ20によって下方に付勢された押出部材であるノックアウト18が挿入されている。
【0013】
下型50の基部を構成するプレート22、24により固着された筒状部材26内に挿入された部材32によって、アイアニング加工に用いられるポンチ28は、先端部が筒状部材26から突出した状態で下型50に固着されている。
下型50の基部に固着されたポンチ28の先端部近傍には、付勢部材29によって上方へ付勢されて基部との間に所定距離の間隔が設けられているストリッパープレート30が配設されている。
かかるストリッパープレート30には、ポンチ28の先端部が通過可能の透孔34が穿設されており、ストリッパープレート30へ下方の荷重が加えられない状態のとき、ポンチ28の先端はストリッパープレート30の上面以下となるように、ストリッパープレート30の位置が調整されている。
ストリッパープレート30の上面に、穿設孔101の周縁に突出部102が形成された金属製プレート100が搭載されてアイアニング加工が施される。
【0014】
本実施例において、透孔34を挟み二本の油路40、40がストリッパープレート30内に形成され、油路40、40の各々から分岐した噴射孔42、42が透孔34の内壁面に開口されている。油路40、40には、ミスト状のプレス加工油が導通され、噴射孔42、42を経由してポンチ28の先端方向へ噴出される。この油路40および噴射孔42とで1組の油路が構成される。
この油路40、40と透孔34との間には、図2に示す様に、噴射孔42が4本設けられている。各噴射孔42は透孔34の中心から外れた略接線方向へプレス加工油が噴出するように開設されている。このため、噴射孔42の各々から透孔34内に、プレス加工油が渦巻状に噴出され、ポンチ28の先端部及び金属製プレート100に形成された突出片102にプレス加工油が供給される。
尚、図2には、透孔34に4本の噴射孔42が形成されているが、図5に示す様に、噴射孔42が2本であってもよく、1本であってもよい。
【0015】
通常、ステージ108の下型60には、複数本のポンチ28が固着されているため、ストリッパープレート30にも複数個の透孔34が穿設されている。このため、油路40はストリッパープレート30の両サイドに形成されたプレス加工油導通孔44、44と連絡されている(図5)。また、油路40は、ストリッパープレート30に穿設された各透孔34を挟むように形成され、且つ各透孔34へ各油路40の2本の噴射孔42が延びている。
プレス加工油導通孔44、44には、矢印C、Dの方向からミスト状のプレス加工油が供給される。
尚、ストリッパープレート30は、上下動可能に設けられているため、プレス加工油導通孔44、44には、フレキシブルチューブを介してミスト状のプレス加工油が供給される。
【0016】
本実施例においては、ポンチ28は、その外周面において、先端部に形成されている第1テーパ面35に連続して第2テーパ面31が形成されているものである。
かかる第2テーパ面31の傾斜角θ1は1〜4度(1〜3度、特に1.5 〜2度が好ましい)であり、第1テーパ面35よりも小角である。
このため、第2テーパ面31を形成する第2テーパ部の先端径d(第1テーパ面35を形成する第1テーパ部の後端径)、突出片102が挿入されたとき、突出片102が存在する範囲内におけるダイス中空部の最小内径D、及び突出片102の板厚tが下記式▲1▼を満足する。
【数1】
Figure 0003592758
また、第2テーパ部の後端径φは、第2テーパ部の先端径dよりも大径であり、且つ下記式▲2▼を満足するものである。
【数2】
Figure 0003592758
【0017】
本実施例においては、かかるポンチ28が進入するダイス16の中空部の内壁面にも、第1テーパ面15と第2テーパ面17との二つのテーパ面が形成されている。
第1テーパ面15はダイス16の入口部に形成され、第2テーパ面17は第1テーパ面15に連続して形成されている。
この第2テーパ面17の傾斜角θ2はポンチ28の第2テーパ面31の傾斜角θ1と等しく1〜4度(1〜3度、特に1.5 〜2度が好ましい)であり、第1テーパ面15よりも小角である。
かかるポンチ28の第1テーパ面35及びダイス16の第1テーパ面15は、ポンチ28或いは突出片102を案内するために形成されているものである。
【0018】
図3に示すポンチ28によれば、突出片102が挿入されているダイス中空部にポンチ28の先端面をノックアウト18の下端面に当接させて進入せしめると、ポンチ28の第2テーパ部の先端径dは式▲1▼を満足するため、第1テーパ面35と第2テーパ面31との境界である角部33は、ダイス16の内壁面との間で突出片102に実質的な「しごき」を施すことなく突出片102の上端上方に突出する。
一方、ポンチ28の先端径dは、式▲1▼を満足し且つ突出片102の最小内径よりも小径であるため、ポンチ28の外周面と突出片102の内壁面とは、角部33の下方の第2テーパ面31の途中において初めて当接する。
この状態から更にポンチ28をダイス16の中空部中に進入させると、第2テーパ部の後端径φが式▲2▼を満足するため、ダイス16の第2テーパ面17とポンチ28の第2テーパ面31との距離を全面に亘って突出片102の板厚t以下に短縮できる。
このため、第2テーパ面17、31に挟まれている突出片102は、前記テーパ面によって圧縮され展延されるのである。
【0019】
このことを図4を用いて更に説明する。図4は、角部33が突出片102の上端よりも上方に位置するポンチ28を、上端面をノックアウトの下端面に当接させてポンチ28aの位置にダイス16中を上昇させた場合を示す。
本実施例における第2テーパ面17、31は、その傾斜角θ1、θ2が共に等しいために平行である。このため、両テーパ面間の最短距離は、両テーパ面に垂直となる直線距離である。
ここで、ポンチ28における第2テーパ面31とダイス16における第2テーパ面17との間の最短距離をt1、突出片102の高さをh1とすると、ポンチ28をポンチ28aの位置まで移動したとき、両テーパ面は平行状態を維持しつつ両テーパ面間の最短距離はt1からt2に短縮される。
このため、両テーパ面間に挟まれている突出片102は、ポンチ28の移動に伴い両テーパ面によって圧縮されて展延され、突出片102の厚さがt1からt2と薄くなると共に、高さもh1からh2と高くなるのである。
【0020】
この様に図3に示す本実施例のポンチ28とダイス16とによれば、ポンチ28のダイス16中への進入によって突出片102に圧縮成形のみを施して突出片102を伸長することができる。
かかる圧縮成形においては、突出片102の両面に「しごき」が施されず、親水性金属プレートを使用する場合であっても、「しごき」に因る親水性コートの剥離を防止することができる。
また、ダイス210中に進入するポンチ314の進入量を調整することによって、金属製プレート100の厚さを一定に保ちつつ突出片102の高さを容易に調整することができる。
この様な図3に示すポンチ28の第2テーパ部の先端径dが突出片102の最小内径よりも小径であるが、式▲1▼を満足する限り、前記最小内径よりも第2テーパ部の先端径dが大径であってもよい。
この場合、ポンチ314の先端部をダイス中空部に進入させると、透孔101の内径を拡径しつつ突出片102に実質的な「しごき」を施すことなく突出片102をダイス中空部の壁面に押し付けて突出片を展延できる。
更に、ポンチ28の先端径dよりも大径の後端径φが式▲2▼を満足する場合、ポンチ28の第2テーパ部の先端径dが(D−d)/2<tとなってもよい。この場合、突出片102に対しては、ポンチ28の角部33による「しごき」と圧縮成形とが施される。
尚、図1には、ポンチ28及びダイス16のテーパーの傾斜角は極めて小さいため、各テーパー面については示さなかった。
【0021】
図3のポンチ28を具備する図1に示す製造金型では、ストリッパープレート30上に載置された金属製プレート100の突出片102には、ポンチ28によって図4に示すアイアニング加工が施される。その際、油路40、40に導通されたプレス加工油は、噴射孔42、42を経由して透孔34内に噴射される。その結果、突出片102の内側及びポンチ28のテーパ面31を含む先端部にプレス加工油を直接供給することができる。
図1に示す状態から上型50が下動すると、ダイス16の先端面によってストリッパープレート30は下方へ押動され、ストリッパープレート30の下動により、ストリッパープレート30と基部との間の距離が短縮される結果、ポンチ28の先端部はストリッパープレート130の上面に突出する。
更に、上型50が下動すると、ストリッパープレート30の上面に突出したポンチ28の先端は、突出片102を通過してノックアウト18の下端面に当接しつつバネ20の付勢力に抗して上方へ押動する。その結果、ポンチ28の先端部はダイス16内に進入し、図4に示す様に、ダイス16の内壁面との間で突出片102にアイアニング加工を施す。このアイアニング加工は、突出片102の圧縮に因るものであるため、上型50の下動が停止したときに終了する。
本実施例において、アイアニング加工中においても、噴射孔42、42から噴射されるプレス加工油を、突出片102と接触するポンチ28のテーパ面31に直接噴射することができるのでプレス加工性を向上できる。
【0022】
図1において、ストリッパープレート30内に形成された油路40、40から延出された噴射孔42、42が透孔34に開口されているが、図7に示す様に、ノックアウト21内部に軸線方向に延びる油路21を設けてもよい。その場合、油路21から延びる噴射孔23、25をダイス16の内壁面と摺接するノックアウト21の外周面に開口すればよい。図7の場合、噴射孔25は、ノックアウト21の下端面に溝状に形成されている。
油路21には、バネ20が挿入されている孔27内に供給されたミスト状のプレス加工油が導入される。更に、プレス加工油は、噴射孔23、25を経由してノックアウト21の外周面から噴出される。
本実施例において、ノックアウト18の下端面にも、油路21から延びる噴射孔が開口されている。このため、ノックアウト18の下端面とポンチ28の上端面との間が開いている状態(図7)では、ミスト状のプレス加工油がノックアウト18の下端面から噴出し、突出片102及びポンチ28の先端部にプレス加工油を供給できる。
尚、ポンチ28は、図1と同様な形状であるため、詳細な説明は省略する。
【0023】
上型50が下動し、ポンチ28の先端面とノックアウト18の下端面とが当接すると、ノックアウト18の下端面に開口された噴射孔からのプレス加工油の噴出は停止する。しかし、ノックアウト18の外周面に開口された噴射孔23、25から噴出するプレス加工油によって、突出片102及びポンチ28の先端部にプレス加工油を供給できる。
また、ポンチ28の先端部がバネ20の付勢力に抗してノックアウト18を上方へ押動しつつダイス16内に進入し、突出片102にアイアニング加工を施す際にも、噴射孔23、25から突出片102及びポンチ28のテーパ面31を含む先端部にプレス加工油を供給することができ、アイアニング加工性を向上できる。このアイアニング加工は、図1と同様に、上型50の下動が停止したときに終了する。
その後、上型50は上動してポンチ28の先端部は、ダイス16内から抜け出る。その際、ノックアウト18は、ポンチ28の先端面に当接した状態でダイス16内を下動するため、ダイス16の内壁面に付着したカラーをダイス16内から押し出す。
【0024】
図7において、下端面が平坦なノックアウト18を使用したが、図8〜図9に示す形状のノックアウト18を使用してもよい。
図8に示すノックアウト18の下端面には、柱状突起29が突設されている。一方、ポンチ32の先端面には、ノックアウト18の柱状突起29が挿入可能な凹部41が設けられている。図8のノックアウト18には、油路21から四方に噴射孔23が形成され、各々の噴射孔23はノックアウト18の外周面に開口している。
また、図9に示すノックアウト18の下端面には、円錐状突起35が突設されている。ポンチ32の先端面には、ノックアウト18の円錐状突起35が挿入可能な円錐状凹部37が設けられている。ノックアウト18には、油路21から噴射孔23、33が延出されており、噴射孔23はノックアウト18の本体外周面に開口し、噴射孔33は円錐状突起35の外周面に開口している。
図8〜図9に示すノックアウト18の下端面に形成された柱状突起29又は円錐状突起35が、ポンチ32の先端面に形成された凹部31又は円錐状凹部37に挿入されると、ポンチ23を正確に位置決めできる。
尚、図7〜9には、ポンチ及びダイス16のテーパの傾斜角は極めて小さいため、各テーパ面については示さなかった。
【0025】
図1及び図7に示す製造金型には、プレス加工油を噴出する噴射孔がストリッパープレート30又はノックアウト18に設けられている。
しかし、図10に示す様に、ストリッパープレート30に穿設された透孔34内にプレス加工油を噴出する噴射孔42、42を設け、更にノックアウト18にプレス加工油を噴出する噴射孔23、25を設けると、アイアニング加工性を更に一層向上することができる。
図10おいて、ストリッパープレート30には油路40が設けられており、噴射孔42、42を経由して透孔34内にプレス加工油が噴出可能になっている。一方、ノックアウト18には油路21が設けられ、噴射孔23、25を経由してプレス加工油が噴出可能になっている。この構成は、先に説明した図1及び図7の例と同一である。油路40と噴射孔42とで第1の油路を構成し、油路21と噴射孔23、25とで第2の油路を構成する。
図10では、ストリッパープレート30内に設けられた各噴射孔42から透孔34内に、プレス加工油が渦巻状に噴出され、同様に、ノックアウト18の噴射孔23、25からもプレス加工油が噴出される。その結果、ポンチ28のテーパ面31を含む先端部及び金属製プレート100に形成された突出片102にプレス加工油が供給される。
図10に示す様に、ストリッパープレート30上に載置された金属製プレート100の突出片102は、ポンチ28によってアイアニング加工が施される。その際、油路40、40に導通されたプレス加工油は、噴射孔42、42を経由して透孔34内に噴出される。その結果、ノックアウト18の噴射孔23、25から噴出するプレス加工油も加わって、突出片102の内側及びポンチ28のテーパ面31を含む先端部にプレス加工油を直接供給することができる。
【0026】
図10に示す製造金型において、上型50が下動してダイス16の先端面によってストリッパープレート30を下方へ押動すると、ストリッパープレート30と基部との間の距離が短縮され、ポンチ28の先端部がストリッパープレート130の上面から突出する。
更に、上型50が下動すると、ストリッパープレート130の上面に突出したポンチ128の先端部が突出片102を通過し、バネ20の付勢力に抗してノックアウト18を上方へ押動しつつダイス16内に進入する。このため、ダイス16の内壁面との間で突出片102に、図4に示すアイアニング加工が施される。このアイアニング加工は、図1又は図7と同様に、上型50の下動が停止したときに終了する。
本実施例において、アイアニング加工中も噴射孔23、25及び噴射孔42、42からプレス加工油が噴射される。従って、突出片102と接触するポンチ28のテーパ面31等の部分にもプレス加工油を直接噴射することができ、プレス加工性を向上できる。
【0027】
図1、図7、及び図10に示す製造金型は、図11(B)(C)のアイアニング加工を二段階でおこなうべく、直列に配列してもよい。
更に、図14に示す様に、ポンチ28とノックアウト18との当接面に開口する油路を形成してもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、突出片の圧縮による延展によって、突出片に対するアイアニング加工を施すことができ、且つアイアニング加工中にプレス加工油を突出片及びポンチに供給できるため、揮発性加工油を使用してもプレス加工性を向上することができる。
しかも、アイアニング加工中に、最もプレス加工油が必要な箇所に効率的にプレス加工油を供給できるので、プレス加工油の使用量を可及的に少量とすることができる結果、プレス加工費の低減を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】図1に示すストリッパープレートに形成された油路及び噴射孔を説明するための部分平面断面図である。
【図3】図1に示したポンチの形状等を説明するための部分断面図である。
【図4】図3に示したポンチの作用を説明するための説明図である。
【図5】複数個の透孔が穿設されたストリッパープレートに形成された油路及び噴射孔を説明するための部分平面断面図である。
【図6】噴射孔の他の例を示す部分断面平面図である。
【図7】他の実施例を示す部分断面図である。
【図8】ポンチ及びノックアウトの他の例を示す部分断面図である。
【図9】ポンチ及びノックアウトの他の例を示す部分断面図である。
【図10】他の実施例を示す部分断面図である。
【図11】熱交換器の放熱部に使用される放熱フィンの製造工程を説明するための説明図である。
【図12】従来のアイアニング加工用の金型を説明するための部分断面図である。
【図13】図12で使用されているポンチについて説明するための説明図である。
【図14】図13で示したポンチの改良例について説明するための説明図である。
【符号の説明】
16 ダイス
18 ノックアウト
28 ポンチ
30 ストリッパープレート
31 ポンチ28のテーパ面
34 透孔
40 油路
42 噴射孔

Claims (3)

  1. 金属製プレートに穿設された穿設孔の周縁に突出加工を施して形成した突出片を、上型又は下型が上下動可能に設けられた一対のプレス型に装着されたポンチとダイスとによって所定高さのカラーに形成する熱交換器用フィンの製造金型において、
    該一対のプレス型を構成する型の一方の基部に固着されたポンチと、
    前記一対のプレス型を構成する他方の型に設けられ、前記ポンチの先端部が挿入可能に形成されたダイスと、
    前記ポンチが固着された型の一方を構成すると共に、前記基部との間に距離を置いて設けられたプレートであって、前記一対のプレス型を構成する上型と下型とが近接した際に、前記基部との間の距離が短縮されてポンチ先端部が前記プレート面から突出し前記ダイス内に進入するように、前記ポンチの先端部が通過可能の透孔が穿設されたストリッパープレートとを具備し、
    前記ストリッパープレート内に、プレス加工油が導通される油路が形成されていると共に、前記ポンチの先端部及びストリッパープレートに載置された金属製プレートの対応する突出片に向けてミスト状のプレス加工油が噴出されるように、前記油路から延びる噴射孔が透孔の内壁面に開口され、
    且つ前記ポンチがダイスの中空部内に進入し、ポンチ先端部がポンチの外周面とダイスの内壁面との間に挟まれている前記突出片の先端を越えたとき、前記突出片を挟むポンチの外周面とダイスの内壁面との距離がポンチのダイス中空部内への進入に伴い次第に短縮されて両面間に挟まれている突出片が展延されるように、ポンチの外周面にテーパ面が形成されていることを特徴とする熱交換器用フィンの製造金型。
  2. 金属製プレートに穿設された穿設孔の周縁に突出加工を施して形成した突出片を、上型又は下型が上下動可能に設けられた一対のプレス型に装着されたポンチとダイスとによって所定高さのカラーに形成する熱交換器用フィンの製造金型において、
    該一対のプレス型を構成する型の一方の基部に固着されたポンチと、
    前記一対のプレス型を構成する他方の型に設けられ、前記ポンチの先端部が挿入可能に形成されたダイスと、
    前記ポンチの先端部が前記ダイス内から抜け出す際に、前記ダイスの内壁面に付着しているカラーを押し出すように、前記ダイスの内壁面に外周面が摺接して摺動可能に設けられていると共に、前記ダイス内に挿入されたポンチの先端面に当接し、前記ポンチの進退動に伴ってダイス内を移動可能に設けられた押出部材とを具備し、
    前記押出部材内に、プレス加工油が導通される油路が形成されていると共に、対応する前記ポンチの先端部及び金属製プレートの突出片に向けてミスト状のプレス加工油が噴出されるように、前記油路から延びる噴射孔が前記ダイスの内壁面と摺接する押出部材の外周面に開口され、
    且つ前記ポンチがダイスの中空部内に進入し、ポンチ先端部がポンチの外周面とダイスの内壁面との間に挟まれている前記突出片の先端を越えたとき、前記突出片を挟むポンチの外周面とダイスの内壁面との距離がポンチのダイス中空部内への進入に伴い次第に短縮されて両面間に挟まれている突出片が展延されるように、ポンチの外周面にテーパ面が形成されていることを特徴とする熱交換器用フィンの製造金型。
  3. 金属製プレートに穿設された穿設孔の周縁に突出加工を施して形成した突出片を、上型又は下型が上下動可能に設けられた一対のプレス型に装着されたポンチとダイスとによって所定高さのカラーに形成する熱交換器用フィンの製造金型において、
    該一対のプレス型を構成する型の一方の基部に固着されたポンチと、
    前記一対のプレス型を構成する他方の型に設けられ、前記ポンチの先端部が挿入可能に形成されたダイスと、
    前記ポンチが固着された型の一方を構成すると共に、前記基部との間に距離を置いて設けられたプレートであって、前記一対のプレス型を構成する上型と下型とが近接した際に、前記基部との間の距離が短縮されてポンチ先端部が前記プレート面から突出し前記ダイス内に進入するように、前記ポンチの先端部が通過可能の透孔が穿設されたストリッパープレートと、
    前記ポンチの先端部が前記ダイス内から抜け出す際に、前記ダイスの内壁面に付着しているカラーを押し出すように、前記ダイスの内壁面に外周面が摺接して摺動可能に設けられていると共に、前記ダイス内に挿入されたポンチの先端面に当接し、前記ポンチの進退動に伴ってダイス内を移動可能に設けられた押出部材とを具備し、
    前記ストリッパープレートと押出部材との各々に、プレス加工油が導通される油路が形成されていると共に、対応する前記ポンチの先端部及び金属製プレートの突出片に向けてミスト状のプレス加工油が噴出されるように、前記油路の各々から延びる噴射孔がストリッパープレートの透孔の内壁面及びダイスの内壁面と摺接する押出部材の外周面に開口され、
    且つ前記ポンチがダイスの中空部内に進入し、ポンチ先端部がポンチの外周面とダイスの内壁面との間に挟まれている穿設孔の突出片の先端を越えたとき、前記突出片を挟むポンチの外周面とダイスの内壁面との距離がポンチのダイス中空部内への進入に伴い次第に短縮されて両面間に挟まれている突出片が展延されるように、ポンチの外周面にテーパ面が形成されていることを特徴とする熱交換器用フィンの製造金型。
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