JP3592726B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、たとえば紙幣の入金、出金を自動的に行う入出金装置等の自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、利用者の差出すカードを受入れ、ホストコンピュータ(センタ)と交信することにより、利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは通帳を受入れ、ホストコンピュータと交信することにより利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは通帳を用いて、現金を自動的に受入れる現金自動預出金機、さらにはこれら両方の機能を1台の機能にまとめた現金自動預出金機(入出金装置)などの自動取引装置が、自動化機器として急速に発達し、利用者に迅速なサービスを展開している。
このような自動取引装置では、各金種ごとの紙幣(現金)が装置内の金庫にそれぞれセットされている。
【0003】
このような装置では、各金庫の紙幣の収納枚数(金額)を確認する算当照会という処理がある。この算当照会とは、各金庫の紙幣を取出し、鑑査部を用いて鑑査して金額(枚数)を数えた後、再び元の金庫に戻すという処理である。
現金の不一致が発生した場合に、算当照会は有効であるが、算当照会はオペレータ等の人の介在が必要である。
【0004】
このため、毎日、算当照会を行いたい場合など、毎回実行時に操作者が現場に行き、装置の内部モニタ等を操作する必要があり、手間がかかるという問題があった。また、その操作後に時間のかかる算当照会が行われるため、結果が分かるまで長い時間待たなければならないという問題があった。
そこで、所定日時あるいは外部からの指示により、あらかじめ算当照会が行われるものが要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記したように、所定日時あるいは外部からの指示により、あらかじめ算当照会が行われるものが要望されているもので、所定日時あるいは外部からの指示により、あらかじめ算当照会を行うことができる自動取引装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の自動取引装置は、収納部に収納されている紙幣を取出して枚数を計数し、この計数後に元の収納部へ上記紙幣を戻し、上記計数結果を出力する算当処理手段を有する自動取引装置と、この自動取引装置と通信回線を介して接続されている外部装置とからなる自動取引システムにおいて使用されるものであって、上記外部装置から、上記算当処理手段による算当の実行の指示を受信する受信手段と、この受信手段により上記算当処理手段の実行の指示を受信した際に、上記算当処理手段による算当処理を実行する実行手段とを有し、上記算当処理手段は、出金適合紙幣収納部の紙幣を取出してカセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金適合紙幣収納部に紙幣を戻すとともに、出金適合紙幣収納部への戻し動作終了後に出金不適合紙幣収納部の紙幣を取出して上記カセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金不適合紙幣収納部に紙幣を戻すように構成されている。
【0008】
【作用】
この発明は、収納部に収納されている紙幣を取出して枚数を計数し、この計数後に元の収納部へ上記紙幣を戻し、上記計数結果を出力する算当処理手段を有する自動取引装置と、この自動取引装置と通信回線を介して接続されている外部装置とからなる自動取引システムにおいて使用されるものであって、上記外部装置から、上記算当処理手段による算当の実行の指示を受信し、この指示を受信した際に、上記算当処理手段による算当処理を実行するようにし、上記算当処理手段は、出金適合紙幣収納部の紙幣を取出してカセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金適合紙幣収納部に紙幣を戻すとともに、出金適合紙幣収納部への戻し動作終了後に出金不適合紙幣収納部の紙幣を取出して上記カセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金不適合紙幣収納部に紙幣を戻すようにしたものである。
【0009】
【実施例】
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明する。
【0010】
図2はこの発明に係わる自動取引装置を示すものである。すなわち、筐体1の前面には略L字形状の操作部2が形成されている。この操作部2の水平面には、振替、振込すべき紙幣(紙葉類)を多数枚一括して投入し得るとともに、紙幣の釣銭を受取る紙幣挿入口3が設けられていて、この紙幣挿入口3には開閉自在な扉4が設けられている。
【0011】
また、操作部2の水平面には、タッチセンサ内蔵のカラーCRT表示部5が設けられている。このCRT表示部5は操作手順、その他の情報をイラスト、文字あるいは文言によってCRT画面に表示し、利用者を誘導するとともに、その表示によって暗証番号、金額、口座番号、取引の承認、確認あるいは取消などに応じた表示部分を押圧することによりタッチセンサ(図示しない)がそれを検知し、後述する主制御部11への対応する信号を出力するいわゆるキー操作が行われるものである。
【0012】
すなわち、たとえば「お振込人名を押してください」という文言を表示するとともに、振込人名を投入するカタカナキー、英数指定キー、および振込先の事業所形態を支持するキーの表示を行うようになっている。そして、機械の操作やステップの状態が変化するごとに内容と表示を変化させていくようになっている。
【0013】
また、操作部2の垂直面には、暗証番号および口座情報が記録されている取引媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入口6、通帳を挿入する通帳挿入口7、硬貨を投入する硬貨投入口8、硬貨の釣銭を受取る硬貨釣銭受取口9、および係員用の係員キー10が設けられている。
【0014】
ところで、筐体1内には、図1に示すように、全体を制御する主制御部11、上記カード挿入口6から挿入されたカードを受入れ、カード上の磁気ストライプ部から暗証番号、口座番号などの口座情報を受取る磁気カードリード部12、上記通帳挿入口7から挿入された通帳の磁気ストライプ部を読取るとともに通帳および図示しないジャーナル用紙に取引内容や算当照会の結果等を記録する通帳プリント部13、上記紙幣挿入口3に挿入された紙幣を受入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口3に払出す入出金ユニット14、上記硬貨挿入口8に投入された硬貨を受入れ、指定された金額の硬貨を上記硬貨受取口9に払出す硬貨入出金ユニット15、上記CRT表示部5によって構成される接客ユニット16、図示しないスピーカにより顧客に音声案内を行う音声案内ユニット17、算当照会の日時等を設定したりする係員用の内部モニタ18、振込取引に必要な金融機関の情報たとえば銀行名、支店名が50音順に記録されたデータファイルとしてのフロッピーディスク19、上記主制御部11とホストコンピュータ(センタ;外部装置)70との間のデータ伝送を制御する伝送制御部20、電源部21、算当照会を行う日時が記憶されたり、算当照会の結果が記憶されたりする記憶部22、および現在の日時を計時する時計部23が設けられている。また、上記主制御部11には、外部に設けられた係員用のリモートモニタ24に接続されている。上記ホストコンピュータ70の図示しない操作パネルにより算当照会の指示が行われるようになっており、この算当照会の指示は図示しない伝送制御部と通信回線を介して伝送制御部20へ送信されるようになっている。
上記伝送制御部20でホストコンピュータ70から算当照会の指示を受信した際、主制御部11は入出金ユニット14に算当照会を指示する。
【0015】
次に、図3を参照して入出金ユニット14の構成を説明する。図中34はユニット本体であり、このユニット本体34内の前側(接客面方向)上部には前記紙幣挿入口3に対応して紙幣取込、取出し装置35が設けられている。また、上記ユニット本体34内の後側(反接客面方向)には下から上に第1、第2、第3、第4の金庫カセット36、37、38、39が配置されていて、出金不適合紙幣収納部としての5千円/排除紙幣収納部40、出金適合紙幣収納部としての千円紙幣収納部41、および万円紙幣収納部42、さらに装填/精査紙幣収納部43を構成している。
また、第1〜第4の金庫カセット36、37、38、39は前記筐体1の後扉(図示しない)を開くことにより本体の後方に引出せるようになっている。
上記5千円/排除紙幣収納部40の下部には、出金時に出金不適当と判定された紙幣が集積されるリジェクト庫49が設けられている。
【0016】
さらに、ユニット本体34内の前後(図中左右方向)ほぼ中央部には上記紙幣収納部40、41、42、43に対向して第1、第2、第3、第3集積、取出し装置44、45、46、47が配設されているとともに、各紙幣収納部40、41、42、43には当該取引と前回までの取引とを分離区分する仕切手段としてのセパレータ機構(図示しない)が設けられていて、各集積、取出し装置44、45、46、47との間に一時集積部52、53、54、55を形成し得る構成となっている。
【0017】
また、ユニット本体34内の前後ほぼ中央部に紙幣Aの金種、表裏、正損、スキュー等を判定する鑑査部56が配置されているとともに、この下方には表裏反転部57、前方には入金時に入金不適当と判定された紙幣Aが一時集積されるリジェクト部58が設けられている。
【0018】
また、上記ユニット本体14内には紙幣搬送路Rが形成されていて、紙幣Aを各部に搬送し得るようになっているとともに、分岐部には図示しないロータリーソレノイドを駆動源とする振分ゲート59a、59b、…が配設されている。さらに、紙幣搬送路Rの途中には各所に紙幣通過検知器60a、60b、…が配置された構成となっおり、発光素子と受光素子とからなる周知の構成である。
上記入出金ユニット14における算当照会の実行処理について説明する。
【0019】
すなわち、まず装填用の第4の金庫カセット39の紙幣の有無を図示しない検知器により検知する。この第4の金庫カセット39に残留紙幣がある場合、入出金ユニット14は、装填残留紙幣有りにより、算当照会未実行と装填用の第4の金庫カセット39の紙幣残留エラーとを主制御部11へ出力する。これにより、主制御部11は、算当照会未実行と第4の金庫カセット39の紙幣残留エラーとを記憶部22に記憶する。
【0020】
第4の金庫カセット39に残留紙幣がない場合、入出金ユニット14は、第3の金庫カセット38の紙幣(万円紙幣)を1枚ずつ取出して搬送路Rにより搬送することにより鑑査部56を介して第4の金庫カセット39に導かれて収納される。この搬送途中で搬送紙幣が鑑査部56により鑑査され、その枚数が図示しないメモリに計数記憶される。
【0021】
そして、第3の金庫カセット38に収納されていたすべての紙幣が取出されて第4の金庫カセット39に収納された際、第4の金庫カセット39に収納された紙幣が1枚ずつ取出されて搬送路Rにより搬送され、元の第3の金庫カセット38に収納される。
【0022】
そして、第4の金庫カセット39に装填された紙幣がすべて元の第3の金庫カセット38に返却された際、入出金ユニット14は、第2の金庫カセット37の紙幣(千円紙幣)を1枚ずつ取出して搬送路Rにより搬送することにより鑑査部56を介して第4の金庫カセット39に導かれて収納される。この搬送途中で搬送紙幣が鑑査部56により鑑査され、その枚数が図示しないメモリに計数記憶される。
【0023】
そして、第2の金庫カセット37に収納されていたすべての紙幣が取出されて第4の金庫カセット39に収納された際、第4の金庫カセット39に収納された紙幣が1枚ずつ取出されて搬送路Rにより搬送され、元の第2の金庫カセット37に収納される。
【0024】
そして、第4の金庫カセット39に装填された紙幣がすべて元の第2の金庫カセット38に返却された際、入出金ユニット14は、第1の金庫カセット36の紙幣(5千円紙幣、排除紙幣)を1枚ずつ取出して搬送路Rにより搬送することにより鑑査部56を介して第4の金庫カセット39に導かれて収納される。この搬送途中で搬送紙幣が鑑査部56により鑑査され、その枚数が図示しないメモリに計数記憶される。
【0025】
そして、第1の金庫カセット36に収納されていたすべての紙幣が取出されて第4の金庫カセット39に収納された際、第4の金庫カセット39に収納された紙幣が1枚ずつ取出されて搬送路Rにより搬送され、元の第1の金庫カセット36に収納される。
【0026】
そして、第4の金庫カセット39に装填された紙幣がすべて元の第1の金庫カセット38に返却された際、入出金ユニット14は、メモリに記憶されている各金庫カセット37、37、38の収納枚数を算当照会の結果として主制御部11へ出力する。これにより、主制御部11は入出金ユニット14から供給される算当照会の結果を記憶部22に記憶するか、あるいは通帳プリント部13内のジャーナルに印字する。
【0027】
次に、このような構成において動作を説明する。まず、係員キー10をオンする。すると、主制御部11は係員処理モードとなり、CRT表示部5で係員処理画面を表示する。たとえば、図4に示すように、「係員処理」が表示されるとともに、「算当」に対応するキー部が表示される。
【0028】
次に、算当に対応するキー部の押下により、主制御部11はCRT表示部5で算当照会時刻設定画面を表示する。たとえば、図5に示すように、「算当照会する時刻を設定してください」という案内が表示されるとともに、「テンキー」と「確認キー」に対応するキー部が表示される。
【0029】
次に、テンキーにより時刻を設定し、その後、確認キーを投入する。この確認キーの投入により主制御部11はCRT表示部5で算当照会日付設定画面を表示する。たとえば、図6に示すように、「算当照会する日付を設定してください」という案内が表示されるとともに、「テンキー」、「確認キー」、「終了キー」に対応するキー部が表示される。
次に、テンキーにより日付を設定し、その後、確認キーまたは終了キーを投入する。
これにより、主制御部11は算当照会の時刻、日付の設定値を記憶部22に記憶する。以上により、算当照会の時刻、日付の設定が終了する。
【0030】
このような状態において、記憶部22に記憶した設定時刻と時計部23の現在時刻とが一致した際、主制御部11は算当照会の指示コマンドを入出金ユニット14に出力する。すると、入出金ユニット14は上述したように、算当照会を実行する。
【0031】
たとえば、算当照会の時刻、日付として、10月1日の19時15分が記憶部22に記憶設定された場合、その時刻、日付が時計部23の現在時刻とが一致した際、主制御部11は算当照会の指示コマンドを入出金ユニット14に出力する。
【0032】
上記算当照会を行う時刻は、自動取引装置の取引時間の終了後、あるいは開始前、あるいは昼間の閉閑時の取引が行われていない際に、設定されるようになっている。
【0033】
また、ホストコンピュータ70の図示しない操作パネルにより算当照会の指示がなされ、その指示内容が伝送制御部20で受信された際、主制御部11は算当照会の指示コマンドを入出金ユニット14に出力する。すると、入出金ユニット14は上述したように、算当照会を実行する。
【0034】
したがって、記憶部22に記憶されている算当照会の内容、あるいは通帳プリント部13内のジャーナルに印字されている算当照会の内容により、係員は異常の発生状況を即座に知ることができる。従来のように係員が装置に来た時点で算当照会を行っていた場合に比べ無駄な時間を省くことができる。
【0035】
上記したように、日時あるいはホストコンピュータからの指示により算当照会を行い、定期的に入出金ユニットの金庫カセット内の在高が記憶あるいは印字され、入出金ユニットの収納紙幣の枚数不一致を未然に防止するようにしたものである。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、所定日時あるいは外部からの指示により、あらかじめ算当照会を行うことができ、さらにこの算当照会の際に、出金可能な紙幣の枚数だけでなく、出金に使用しない5千円、汚損のため出金に不適な紙幣を含めた装置内の残高を算出可能とする自動取引装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における自動取引装置の電気回路を示すブロック図。
【図2】図1の自動取引装置の全体の外観を示す斜視図。
【図3】図1の入出金ユニットの構成を概略的に示す断面図。
【図4】図1のCRT表示部の表示例を示す図。
【図5】図1のCRT表示部の表示例を示す図。
【図6】図1のCRT表示部の表示例を示す図。
【符号の説明】
5…CRT表示部、11…主制御部、13…通帳プリント部、14…入出金ユニット、18…内部モニタ、20…伝送制御部、22…記憶部、23…時計部、56…鑑査部、R…搬送路(搬送手段)、70…ホストコンピュータ(外部装置)。
【産業上の利用分野】
この発明は、たとえば紙幣の入金、出金を自動的に行う入出金装置等の自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、利用者の差出すカードを受入れ、ホストコンピュータ(センタ)と交信することにより、利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは通帳を受入れ、ホストコンピュータと交信することにより利用者の要求する現金を自動的に支払う現金自動支払機、あるいは通帳を用いて、現金を自動的に受入れる現金自動預出金機、さらにはこれら両方の機能を1台の機能にまとめた現金自動預出金機(入出金装置)などの自動取引装置が、自動化機器として急速に発達し、利用者に迅速なサービスを展開している。
このような自動取引装置では、各金種ごとの紙幣(現金)が装置内の金庫にそれぞれセットされている。
【0003】
このような装置では、各金庫の紙幣の収納枚数(金額)を確認する算当照会という処理がある。この算当照会とは、各金庫の紙幣を取出し、鑑査部を用いて鑑査して金額(枚数)を数えた後、再び元の金庫に戻すという処理である。
現金の不一致が発生した場合に、算当照会は有効であるが、算当照会はオペレータ等の人の介在が必要である。
【0004】
このため、毎日、算当照会を行いたい場合など、毎回実行時に操作者が現場に行き、装置の内部モニタ等を操作する必要があり、手間がかかるという問題があった。また、その操作後に時間のかかる算当照会が行われるため、結果が分かるまで長い時間待たなければならないという問題があった。
そこで、所定日時あるいは外部からの指示により、あらかじめ算当照会が行われるものが要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記したように、所定日時あるいは外部からの指示により、あらかじめ算当照会が行われるものが要望されているもので、所定日時あるいは外部からの指示により、あらかじめ算当照会を行うことができる自動取引装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の自動取引装置は、収納部に収納されている紙幣を取出して枚数を計数し、この計数後に元の収納部へ上記紙幣を戻し、上記計数結果を出力する算当処理手段を有する自動取引装置と、この自動取引装置と通信回線を介して接続されている外部装置とからなる自動取引システムにおいて使用されるものであって、上記外部装置から、上記算当処理手段による算当の実行の指示を受信する受信手段と、この受信手段により上記算当処理手段の実行の指示を受信した際に、上記算当処理手段による算当処理を実行する実行手段とを有し、上記算当処理手段は、出金適合紙幣収納部の紙幣を取出してカセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金適合紙幣収納部に紙幣を戻すとともに、出金適合紙幣収納部への戻し動作終了後に出金不適合紙幣収納部の紙幣を取出して上記カセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金不適合紙幣収納部に紙幣を戻すように構成されている。
【0008】
【作用】
この発明は、収納部に収納されている紙幣を取出して枚数を計数し、この計数後に元の収納部へ上記紙幣を戻し、上記計数結果を出力する算当処理手段を有する自動取引装置と、この自動取引装置と通信回線を介して接続されている外部装置とからなる自動取引システムにおいて使用されるものであって、上記外部装置から、上記算当処理手段による算当の実行の指示を受信し、この指示を受信した際に、上記算当処理手段による算当処理を実行するようにし、上記算当処理手段は、出金適合紙幣収納部の紙幣を取出してカセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金適合紙幣収納部に紙幣を戻すとともに、出金適合紙幣収納部への戻し動作終了後に出金不適合紙幣収納部の紙幣を取出して上記カセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金不適合紙幣収納部に紙幣を戻すようにしたものである。
【0009】
【実施例】
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明する。
【0010】
図2はこの発明に係わる自動取引装置を示すものである。すなわち、筐体1の前面には略L字形状の操作部2が形成されている。この操作部2の水平面には、振替、振込すべき紙幣(紙葉類)を多数枚一括して投入し得るとともに、紙幣の釣銭を受取る紙幣挿入口3が設けられていて、この紙幣挿入口3には開閉自在な扉4が設けられている。
【0011】
また、操作部2の水平面には、タッチセンサ内蔵のカラーCRT表示部5が設けられている。このCRT表示部5は操作手順、その他の情報をイラスト、文字あるいは文言によってCRT画面に表示し、利用者を誘導するとともに、その表示によって暗証番号、金額、口座番号、取引の承認、確認あるいは取消などに応じた表示部分を押圧することによりタッチセンサ(図示しない)がそれを検知し、後述する主制御部11への対応する信号を出力するいわゆるキー操作が行われるものである。
【0012】
すなわち、たとえば「お振込人名を押してください」という文言を表示するとともに、振込人名を投入するカタカナキー、英数指定キー、および振込先の事業所形態を支持するキーの表示を行うようになっている。そして、機械の操作やステップの状態が変化するごとに内容と表示を変化させていくようになっている。
【0013】
また、操作部2の垂直面には、暗証番号および口座情報が記録されている取引媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入口6、通帳を挿入する通帳挿入口7、硬貨を投入する硬貨投入口8、硬貨の釣銭を受取る硬貨釣銭受取口9、および係員用の係員キー10が設けられている。
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ところで、筐体1内には、図1に示すように、全体を制御する主制御部11、上記カード挿入口6から挿入されたカードを受入れ、カード上の磁気ストライプ部から暗証番号、口座番号などの口座情報を受取る磁気カードリード部12、上記通帳挿入口7から挿入された通帳の磁気ストライプ部を読取るとともに通帳および図示しないジャーナル用紙に取引内容や算当照会の結果等を記録する通帳プリント部13、上記紙幣挿入口3に挿入された紙幣を受入れ、指定された金額の紙幣を上記紙幣挿入口3に払出す入出金ユニット14、上記硬貨挿入口8に投入された硬貨を受入れ、指定された金額の硬貨を上記硬貨受取口9に払出す硬貨入出金ユニット15、上記CRT表示部5によって構成される接客ユニット16、図示しないスピーカにより顧客に音声案内を行う音声案内ユニット17、算当照会の日時等を設定したりする係員用の内部モニタ18、振込取引に必要な金融機関の情報たとえば銀行名、支店名が50音順に記録されたデータファイルとしてのフロッピーディスク19、上記主制御部11とホストコンピュータ(センタ;外部装置)70との間のデータ伝送を制御する伝送制御部20、電源部21、算当照会を行う日時が記憶されたり、算当照会の結果が記憶されたりする記憶部22、および現在の日時を計時する時計部23が設けられている。また、上記主制御部11には、外部に設けられた係員用のリモートモニタ24に接続されている。上記ホストコンピュータ70の図示しない操作パネルにより算当照会の指示が行われるようになっており、この算当照会の指示は図示しない伝送制御部と通信回線を介して伝送制御部20へ送信されるようになっている。
上記伝送制御部20でホストコンピュータ70から算当照会の指示を受信した際、主制御部11は入出金ユニット14に算当照会を指示する。
【0015】
次に、図3を参照して入出金ユニット14の構成を説明する。図中34はユニット本体であり、このユニット本体34内の前側(接客面方向)上部には前記紙幣挿入口3に対応して紙幣取込、取出し装置35が設けられている。また、上記ユニット本体34内の後側(反接客面方向)には下から上に第1、第2、第3、第4の金庫カセット36、37、38、39が配置されていて、出金不適合紙幣収納部としての5千円/排除紙幣収納部40、出金適合紙幣収納部としての千円紙幣収納部41、および万円紙幣収納部42、さらに装填/精査紙幣収納部43を構成している。
また、第1〜第4の金庫カセット36、37、38、39は前記筐体1の後扉(図示しない)を開くことにより本体の後方に引出せるようになっている。
上記5千円/排除紙幣収納部40の下部には、出金時に出金不適当と判定された紙幣が集積されるリジェクト庫49が設けられている。
【0016】
さらに、ユニット本体34内の前後(図中左右方向)ほぼ中央部には上記紙幣収納部40、41、42、43に対向して第1、第2、第3、第3集積、取出し装置44、45、46、47が配設されているとともに、各紙幣収納部40、41、42、43には当該取引と前回までの取引とを分離区分する仕切手段としてのセパレータ機構(図示しない)が設けられていて、各集積、取出し装置44、45、46、47との間に一時集積部52、53、54、55を形成し得る構成となっている。
【0017】
また、ユニット本体34内の前後ほぼ中央部に紙幣Aの金種、表裏、正損、スキュー等を判定する鑑査部56が配置されているとともに、この下方には表裏反転部57、前方には入金時に入金不適当と判定された紙幣Aが一時集積されるリジェクト部58が設けられている。
【0018】
また、上記ユニット本体14内には紙幣搬送路Rが形成されていて、紙幣Aを各部に搬送し得るようになっているとともに、分岐部には図示しないロータリーソレノイドを駆動源とする振分ゲート59a、59b、…が配設されている。さらに、紙幣搬送路Rの途中には各所に紙幣通過検知器60a、60b、…が配置された構成となっおり、発光素子と受光素子とからなる周知の構成である。
上記入出金ユニット14における算当照会の実行処理について説明する。
【0019】
すなわち、まず装填用の第4の金庫カセット39の紙幣の有無を図示しない検知器により検知する。この第4の金庫カセット39に残留紙幣がある場合、入出金ユニット14は、装填残留紙幣有りにより、算当照会未実行と装填用の第4の金庫カセット39の紙幣残留エラーとを主制御部11へ出力する。これにより、主制御部11は、算当照会未実行と第4の金庫カセット39の紙幣残留エラーとを記憶部22に記憶する。
【0020】
第4の金庫カセット39に残留紙幣がない場合、入出金ユニット14は、第3の金庫カセット38の紙幣(万円紙幣)を1枚ずつ取出して搬送路Rにより搬送することにより鑑査部56を介して第4の金庫カセット39に導かれて収納される。この搬送途中で搬送紙幣が鑑査部56により鑑査され、その枚数が図示しないメモリに計数記憶される。
【0021】
そして、第3の金庫カセット38に収納されていたすべての紙幣が取出されて第4の金庫カセット39に収納された際、第4の金庫カセット39に収納された紙幣が1枚ずつ取出されて搬送路Rにより搬送され、元の第3の金庫カセット38に収納される。
【0022】
そして、第4の金庫カセット39に装填された紙幣がすべて元の第3の金庫カセット38に返却された際、入出金ユニット14は、第2の金庫カセット37の紙幣(千円紙幣)を1枚ずつ取出して搬送路Rにより搬送することにより鑑査部56を介して第4の金庫カセット39に導かれて収納される。この搬送途中で搬送紙幣が鑑査部56により鑑査され、その枚数が図示しないメモリに計数記憶される。
【0023】
そして、第2の金庫カセット37に収納されていたすべての紙幣が取出されて第4の金庫カセット39に収納された際、第4の金庫カセット39に収納された紙幣が1枚ずつ取出されて搬送路Rにより搬送され、元の第2の金庫カセット37に収納される。
【0024】
そして、第4の金庫カセット39に装填された紙幣がすべて元の第2の金庫カセット38に返却された際、入出金ユニット14は、第1の金庫カセット36の紙幣(5千円紙幣、排除紙幣)を1枚ずつ取出して搬送路Rにより搬送することにより鑑査部56を介して第4の金庫カセット39に導かれて収納される。この搬送途中で搬送紙幣が鑑査部56により鑑査され、その枚数が図示しないメモリに計数記憶される。
【0025】
そして、第1の金庫カセット36に収納されていたすべての紙幣が取出されて第4の金庫カセット39に収納された際、第4の金庫カセット39に収納された紙幣が1枚ずつ取出されて搬送路Rにより搬送され、元の第1の金庫カセット36に収納される。
【0026】
そして、第4の金庫カセット39に装填された紙幣がすべて元の第1の金庫カセット38に返却された際、入出金ユニット14は、メモリに記憶されている各金庫カセット37、37、38の収納枚数を算当照会の結果として主制御部11へ出力する。これにより、主制御部11は入出金ユニット14から供給される算当照会の結果を記憶部22に記憶するか、あるいは通帳プリント部13内のジャーナルに印字する。
【0027】
次に、このような構成において動作を説明する。まず、係員キー10をオンする。すると、主制御部11は係員処理モードとなり、CRT表示部5で係員処理画面を表示する。たとえば、図4に示すように、「係員処理」が表示されるとともに、「算当」に対応するキー部が表示される。
【0028】
次に、算当に対応するキー部の押下により、主制御部11はCRT表示部5で算当照会時刻設定画面を表示する。たとえば、図5に示すように、「算当照会する時刻を設定してください」という案内が表示されるとともに、「テンキー」と「確認キー」に対応するキー部が表示される。
【0029】
次に、テンキーにより時刻を設定し、その後、確認キーを投入する。この確認キーの投入により主制御部11はCRT表示部5で算当照会日付設定画面を表示する。たとえば、図6に示すように、「算当照会する日付を設定してください」という案内が表示されるとともに、「テンキー」、「確認キー」、「終了キー」に対応するキー部が表示される。
次に、テンキーにより日付を設定し、その後、確認キーまたは終了キーを投入する。
これにより、主制御部11は算当照会の時刻、日付の設定値を記憶部22に記憶する。以上により、算当照会の時刻、日付の設定が終了する。
【0030】
このような状態において、記憶部22に記憶した設定時刻と時計部23の現在時刻とが一致した際、主制御部11は算当照会の指示コマンドを入出金ユニット14に出力する。すると、入出金ユニット14は上述したように、算当照会を実行する。
【0031】
たとえば、算当照会の時刻、日付として、10月1日の19時15分が記憶部22に記憶設定された場合、その時刻、日付が時計部23の現在時刻とが一致した際、主制御部11は算当照会の指示コマンドを入出金ユニット14に出力する。
【0032】
上記算当照会を行う時刻は、自動取引装置の取引時間の終了後、あるいは開始前、あるいは昼間の閉閑時の取引が行われていない際に、設定されるようになっている。
【0033】
また、ホストコンピュータ70の図示しない操作パネルにより算当照会の指示がなされ、その指示内容が伝送制御部20で受信された際、主制御部11は算当照会の指示コマンドを入出金ユニット14に出力する。すると、入出金ユニット14は上述したように、算当照会を実行する。
【0034】
したがって、記憶部22に記憶されている算当照会の内容、あるいは通帳プリント部13内のジャーナルに印字されている算当照会の内容により、係員は異常の発生状況を即座に知ることができる。従来のように係員が装置に来た時点で算当照会を行っていた場合に比べ無駄な時間を省くことができる。
【0035】
上記したように、日時あるいはホストコンピュータからの指示により算当照会を行い、定期的に入出金ユニットの金庫カセット内の在高が記憶あるいは印字され、入出金ユニットの収納紙幣の枚数不一致を未然に防止するようにしたものである。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、所定日時あるいは外部からの指示により、あらかじめ算当照会を行うことができ、さらにこの算当照会の際に、出金可能な紙幣の枚数だけでなく、出金に使用しない5千円、汚損のため出金に不適な紙幣を含めた装置内の残高を算出可能とする自動取引装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における自動取引装置の電気回路を示すブロック図。
【図2】図1の自動取引装置の全体の外観を示す斜視図。
【図3】図1の入出金ユニットの構成を概略的に示す断面図。
【図4】図1のCRT表示部の表示例を示す図。
【図5】図1のCRT表示部の表示例を示す図。
【図6】図1のCRT表示部の表示例を示す図。
【符号の説明】
5…CRT表示部、11…主制御部、13…通帳プリント部、14…入出金ユニット、18…内部モニタ、20…伝送制御部、22…記憶部、23…時計部、56…鑑査部、R…搬送路(搬送手段)、70…ホストコンピュータ(外部装置)。
Claims (1)
- 収納部に収納されている紙幣を取出して枚数を計数し、この計数後に元の収納部へ上記紙幣を戻し、上記計数結果を出力する算当処理手段を有する自動取引装置と、この自動取引装置と通信回線を介して接続されている外部装置とからなる自動取引システムにおいて使用されるものであって、
上記外部装置から、上記算当処理手段による算当の実行の指示を受信する受信手段と、
この受信手段により上記算当処理手段の実行の指示を受信した際に、上記算当処理手段による算当処理を実行する実行手段とを有し、
上記算当処理手段は、出金適合紙幣収納部の紙幣を取出してカセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金適合紙幣収納部に紙幣を戻すとともに、出金適合紙幣収納部への戻し動作終了後に出金不適合紙幣収納部の紙幣を取出して上記カセットに収納することにより枚数を計数し、計数終了後に上記カセットから出金不適合紙幣収納部に紙幣を戻すように構成したことを特徴とする自動取引装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210192011A1 (en) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Data transmission apparatus, method of controlling data transmission apparatus, and storage medium |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP34545091A patent/JP3592726B2/ja not_active Expired - Fee Related
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