JP3591738B2 - 曲げ機械における方法およびその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するためのいくつかの方法が特許公報によって知られている。最新の技術については、たとえばヨーロッパ特許公報EP−105091を参照することができ、該公報は上述の装置と実質的に同様の、工具長が変わる装置を開示している。顎状曲げ部は二組の顎部材を有し、第1組は顎状曲げ部の形状に一致する多くの小幅プレートを有し、顎状曲げ部と関係した多くの該小幅プレートは調整可能であり、したがって該小幅プレートは顎状曲げ部の幅を微調整するために用いられる。第1組顎部材の両側に、第2組顎部材が設けられており、該第2組顎部材が顎状曲げ部の幅を粗調整のための装置を形成しており、顎状曲げ部の長手方向において顎状曲げ部から外方に延びる第2組の各顎部材は、その終端面に、シート状被加工材の4つの端部のうち、特に最後の2つの端部を曲げる段階において顎状曲げ部の機能を可能にすることを意図した突出部を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の方法および装置は実際上の適用が比較的むずかしい。これは特に、顎状曲げ部の長手方向における端部片の幅は比較的広いのが一般的で、そのために微調整を行うには比較的多くのプレートを必要とし、それらの多くのプレートからいくつかの群を微調整のために選択する必要があるからである。さらにまた、このような構造は高価であり、特別製の端部片を多く必要とする。
【0004】
最新の技術に関しては、アメリカ合衆国特許公報US−4,722,214、US−4,761,985、US−4,875,171およびUS−4,856,315も参照される。これらの公報には先行技術の方法が開示されている。一般に、これらの先行技術にも上記のEP−105091の装置が持つ短所があり、それらは構造および機能が非常に複雑である。
【0005】
したがって本発明の目的は、先行技術の欠点を最大限取除くことができ、曲げ機械の顎状曲げ部の幅の調整に関する最新の技術を改良することである。本発明にしたがった方法は、特に工具自動交換技術を用いている曲げ機械の利用に関するものである。
【0006】
本発明の目的は、特に、いくつかの段階でシート状被加工材を曲げた後すぐに、顎状曲げ部の最も重大な幅、すなわち曲げ機械の垂直に動く上方の顎状曲げ部の幅を段階的に調節することができるような方法および装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の方法は、まず第一に顎状曲げ部の幅が以下の方法で定められることを特徴としている。
すなわち、本発明は、曲げ機械の複数の顎状曲げ部の幅を調整するための方法であって、各顎状曲げ部は2組の顎部材を有し、該2組の顎部材は、各顎状曲げ部の幅の調整のために、動作点(T)から休止点(ET)まで移動および/または交換され、該動作点および休止点は好適には曲げ機械に関連し、および逆もまた同様であり、
第1組(R)の顎部材は、各顎状曲げ部の中央に配置され、
第2組(R)の顎部材は、第1組の顎部材両側に配置され、
各顎状曲げ部の端部には、顎状曲げ部の一部であり、各顎状曲げ部の全幅を決定する端部片(RK,RK)が設けられる曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための方法において、
前記顎状曲げ部の全幅は、
第1組(R)の顎部材は、いわば微調整のために幅の異なる顎部材群を形成するように選択され、一つの動作において1つの顎部材(R1n)が各顎状曲げ部の動作点(T)にあり、
第2組(R)の顎部材は、いわば粗調整のために、同じ幅の顎部材群を形成し、しかも端部片(RK,RK)から切離されるように選択され、
第1組の顎部材(R1n)を交換するために、
位置(S)における第1組の顎部材(R1n)のロックが、長手方向に解除され、
第1貯留部(EV)にあり、次に位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)を把持するために第1転送手段(16)が使用され、
位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)とともに第1転送手段(16)が、移動されるべき第1組の顎部材(R1n)に関連して転送され、
第1転送手段(16)が顎部材(R1n)の位置で把持するために使用され、顎部材(R1n)が第1転送手段(16)の保持部に転送され、
第1転送手段(16)が、各顎部材(R1n,R1m)が反転するように各顎部材(R1n,RM)を方向付けるための交換動作を行うために用いられ、
位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)が前記位置(S)に転送され、
位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)が、各顎状曲げ部に関連してロックされ、かつ
移動されるべき第1組の顎部材(R1n)が、第1転送手段(16)によって第1貯留部(EV)に配置されることを特徴とする曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための方法である。
本発明の方法は多くの方法に適用することができ、これらの用途のいくつかは本方法についての従属請求項に述べられている。
すなわち、本発明は、一つの動作において要求される顎状曲げ部の幅は以下の式、
L=R1n +N・R2i+C …(1)
ここに、
L=各顎状曲げ部の幅
1n=第1組(R)から選択された顎部材の幅(n=0…M)
N=第2組(R)の顎部材の幅、すなわち定数
2i=顎状曲げ部の動作点(T)における第2組(R)の顎部材の数(i=0…k)
C=定数であって、顎状曲げ部の全幅、すなわち、好適には少なくとも各端部片(RK,RK)の全幅(C)と第1および第2組間の各ロック部材(LO)の全幅(C)に関する一定の幅をもつ部材に対する定数
に従って選択されることを特徴とする。
また本発明は、第2組(R)の顎部材の数が偶数となるように選択され、同数の第2組(R)の顎部材が、対称的な顎状曲げ部構造を達成するために第1組(R)から選択された顎部材(R1n)の両側に配置されており、項R2iの添字iは、i=0,2,4,6,…,kであり、kは偶数であることを特徴とする。
また本発明は、第1組(R)の各顎部材の数は、以下の方法、
【数2】
Figure 0003591738
ここに、
M=第1組(R)の顎部材の数
Nまたは2・N=第2組(R)の各々の顎部材または2つの顎部材の幅
LE=第1組(R)の顎部材列の連続した顎部材、たとえばRとRn+1との幅の一定の差
で選択されることを特徴とする。
また本発明は、第1組(R)の顎部材の幅は、以下の方法、
KLn=C+K(k)・LE …(4)
ここに、KL=第1組(R)の一定の顎部材Rの幅、nは1…Mまでの値、Mは顎部材の数
=定数、すなわち第1組(R)の顎部材の基本幅
(k)=式中の値0,1,2,…,M−1を受け入れる係数、Mは顎部材の数
LE=第1組(R)の一連の顎部材の連続した顎部材たとえばRとRn+1との幅の一定の差
によって選択され、
定数Cは、特に顎状曲げ部を持ち上げるために、顎状曲げ部の幅を狭くする一時的な必要性に従って選択されることを特徴とする。
また本発明は、第1組(R)の顎部材のための第1貯留部(EV)は、曲げ機械に関連して設けられ、かつ
第1貯留部(EV)と顎状曲げ部の動作点にある第1組(R)の顎部材(R1n)の位置(S)との間で有効な第1転送手段(16)が、曲げ機械に関連して設けられることを特徴とする。
また本発明は、第1組の顎部材(R1n)を交換するために、
位置(S)にある第1組の顎部材(R1n)のロックが、各顎状曲げ部の長手方向において解除され、
位置(S)から移動されるべき顎部材(R1n)が、交換位置(VA1)に転送され、
第1貯留部(EV)にあり、次に位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)を把持するために第1転送手段(16)が使用され、
第1転送手段(16)と位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)とが、交換位置(VA1)に関連してともに配置され、
交換位置(VA1)にあり、位置(S)から除去されるべき第1組の顎部材(R1n)を把持するために第1転送手段(16)が使用され、第1組の顎部材(R1n)を第1転送手段(16)の支持のために解除し、
各顎部材(R1n,R1m)の位置が反転するように顎部材(R1n,R1m)を方向付けるために第1転送手段(16)によって交換動作が行われ、
位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)が位置(S)に転送され、顎状曲げ部と関連してロックされ、
位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)が位置(S)に転送され、
第1組の顎部材(R1m)が顎状曲げ部の長手方向にロックされ、かつ
移動されるべき第1組の顎部材(R1n)が第1転送手段(16)によって第1貯留部(EV)に転送されることを特徴とする。
また本発明は、一つの動作において動作点(T)にある第2組(R)の顎部材は、
少なくとも、動作点(T)にある第2組(R)の顎部材のロックが顎状曲げ部の長手方向において解除され、
第2転送手段(30)を用いることによって、各端部片(RK,RK)が解除されて動作点(T)から第2組の動作中顎部材(R2i)から切り離された交換位置にまで転送され、
第2転送手段(30)が各端部片(RK,RK)の新たな位置に転送され、
各端部片(RK,RK)のための新たな動作位置を得るために、第2組(R)顎部材列(PL)が第2転送手段(30)によって移動され、
各端部片(RK,RK)が移動された顎部材の列(PL)の新たな動作位置に配置され、
各端部片(RK,RK)と、少なくとも動作点(T)にある第2組の顎部材(R2i)とが各顎状曲げ部の長手方向においてロックされて交換されることを特徴とする。
また本発明は、一つの動作において顎状曲げ部の動作点(T)にある第2組(R)の各顎部材は、
少なくとも動作点(T)にある第2組(R)の顎部材が交換位置(VA2)で交換され、
少なくとも動作点(T)にある第2組(R)の顎部材のロックが長手方向において解除され、
第2転送手段(30)を用いることによって、各端部片(RK,RK)が解除され、動作位置から第2組(R)の動作中顎部材から切り離された交換位置に転送され、
第2組(R)の顎部材列(PL)が各端部片(RK,RK)の前回の位置に配置され、
第2転送手段(30)が各端部片(RK,RK)の新たな位置に転送され、各端部片(RK,RK)のための新たな動作位置を得るために、第2組(R)顎部材の列(TL)が第2転送手段(30)によって解除され、
各端部片(RK,RK)が新たな位置である、移動された顎部材の列(PL)の位置に配置され、
第2組の顎部材が交換位置(VA2)から動作点(T)に転送され、各端部片(RK,RK)と、少なくとも動作点(T)にある第2組の顎部材(R2i)とが顎状曲げ部の長手方向においてロックされて交換されることを特徴とする。
また本発明は、第2組(R)の移動された顎部材の列(PL)が、交換と交換の間の時間において、第2転送手段(30)に関連して貯留されることを特徴とする。
また本発明は、第2組(R)の移動された顎部材の列(PL)が休止点(ET)において各端部片(RK,RK)までの延長部を形成する第2組(R)顎部材と関連して配置されることを特徴とする。
また本発明は、顎状曲げ部が2つの転送ユニット(31a,31b)を有する第2転送手段(30)によって長手方向にロックされ、2つの該転送ユニット(31a,31b)は、第2組(R)の顎部材の両端部に配置されることを特徴とする。
また本発明は、移動された各端部片(RK,RK)によって顎状曲げ部に形成されている開口部(AU)が、休止中の各端部片を中心部(KO)に向けて転送することによって満たされることを特徴とする。
また本発明は、顎状曲げ部の長手方向の各端部片(RK,RK)の全幅(C)が、第2組の顎部材の幅(N)と数(LM)の積よりも小さいかまたは等しくなるように選択され、移動されるべき顎部材列(PL)の数(LM)と幅(N)と端部片(RK,RK)の全幅(C)との間には、以下の式、
LM・N≧C …(5)
が成り立つことを特徴とする。
また本発明は、第1組(R)の顎部材、第2組(R)の顎部材、特に顎部材列(PL)および/または各端部片(RK,RK)を、顎状曲げ部から解除するために、
ロックを達成するために、第1または第2転送手段(16,30)の把持手段(17,20;33,34)が、交換されるべき顎状曲げ部の各部(R1n,R2i,PL,RK,RK)の相手部(69)に関連して動かされ、
必要であれば、交換されるべき各部(R1n,R2i,PL,RK,RK)の安全ロック(62)が、特に把持手段(17,20;33,34)の転送動作に関連して解除され、
第1ロック(54,58)がフレーム(1)または該フレームに接続されている部分(22,46a,46b)に関連してロックアクチュエータ(60)によって開放され、
第2ロック(55,57)が第1または第2転送手段(16,30)の支持部上に各部(R1n,R2i,PL,RK,RK)を運ぶためのフレーム(1)に関連した転送手段(16,30)の一連の運動によって解除され、
各部(R1n,R2i,PL,RK,RK)を固定するための工程が逆の順序で行われることを特徴とする。
また本発明は、顎状曲げ部の幅を調整するために、第1組(R)の顎部材および第2組(R)の顎部材の交換が、必要であれば、同時に行われることを特徴とする。
本発明はまた、曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置に関する。本装置の特徴は主に該装置についての独立請求項の特徴部に述べられている。該装置により本発明の方法を有利な方法で適用することが可能となる。
すなわち、本発明は、曲げ機械の複数の顎状曲げ部の幅を調整するための装置であって、各顎状曲げ部は2組の顎部材を有し、該2組の顎部材は、各顎状曲げ部の幅を調整するために、動作点(T)から休止点(ET)まで移動および/または交換され、該動作点および休止点は好適には曲げ機械に関連し、および逆もまた同様であり、
第1組(R)の顎部材は、各顎状曲げ部の中央に配置され、
第2組(R)の顎部材は、第1組の顎部材の両端部に配置され、
各顎状曲げ部の端部には顎状曲げ部の一部であり、各顎状曲げ部の全幅を決定する端部片(RK,RK)が設けられ曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置において、
前記顎状曲げ部の全幅は、
第1組(R)の顎部材は、いわば微調整のために幅の異なる顎部材群を形成するように選択され、一つの動作において1つの顎部材(R1n)が各顎状曲げ部の動作点(T)にあり、
第2組(R)の顎部材は、いわば粗調整のために、同じ幅の顎部材群を形成し、しかも端部片(RK,RK)から切離されるように選択され、
前記装置はさらに、
第1組(R)の休止顎部材のための第1貯留部(EV)と、
顎状曲げ部に関連して貯留部(EV)から動作位置(T)まで第1組(R)の顎部材を交換するための第1転送手段(16)と、
第2組(R)の休止顎部材のための第2貯留部(TV)と、
各端部片(RK,RK)および第2組(R)の顎部材を、各顎状曲げ部の所望の幅によって定められる位置で交換し、かつ第2組(R)の休止顎部材を第2貯留部(TV)に転送するための第2転送手段(30)とを含み、
第1転送手段(16)が垂直面においてその第1端部において軸回転可能なように配置されている転送アーム(19)を有し、転送アーム(19)の第2端部に
第1把持手段(17)と、
第2把持手段(20)と、
転送アーム(19)の長手軸のまわりに各把持手段(17,20)とともに回転フレーム(21)を回転させるための回転装置(21a)を有する回転フレーム(21)とが設けられることを特徴とする曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置である。
また本発明は、第1貯留部(EV)が、曲げ機械のフレーム(1)の顎状曲げ部上に配置され、
第1組(R)の顎部材の交換に関連して、第1転送手段(16)が垂直方向で動作するように配置され、曲げ装置のフレーム(1)に固定されていることを特徴とする。
また本発明は、第1貯留部(EV)が、交換されるべき第1組(R)の顎部材を第1転送手段(16)の把持位置に運ぶために曲げ機械のフレーム(1)に関連して動くように設けられていることを特徴とする。
また本発明は、第2貯留部(TV)が、2つの部分から成る第2貯留部(TV,TV)を形成するために顎状曲げ部の長手方向に顎状曲げ部の各端部片(RK,RK)の外側に配置されることを特徴とする。
また本発明は、第2貯留部(TV)の少なくとも一部が、第2転送手段(30)と関連して配置されることを特徴とする。
また本発明は、第2転送手段(30)は曲げ機械のフレーム(1)の水平ガイド(32a,32b)内に配置されている、好適には第1転送手段(16)の両端部に配置される2つの転送ユニット(31a,31b)を有し、該転送ユニット(31a,31b)にはフレーム(35)に関連して回転フレーム(36)が設けられており、
第1把持手段(33)と、
第2把持手段(34)と、
垂直軸のまわりに把持手段(33,34)とともに回転フレーム(36)を軸回転させるための回転装置(36a)とを有することを特徴とする。
また本発明は、第1組(R)から選択された顎部材(R1n)が各ロック部材(40a,40b)の第1表面(42a,42b)の間に配置されるように、互いに向かい合っている2つのロック部材(40a,40b)を有する中心部(KO)に第1組(R)から選択された顎部材(R1n)が配置され、第2組(R)の顎部材に向けられている各ロック部材(40a,40b)の第2表面(43a,43b)が前記顎部材(R)および/または各端部片(RK,RK)によって支持されることを特徴とする。
また本発明は、第1組(R)から選択された顎部材(R1n)が、顎状曲げ部の長手方向に垂直な方向で見てL字状の2つのロック部材(40a,40b)を有している中心部(KO)に位置するように配置され、前記ロック部材は、第1組の選択された顎部材(R1n)がL字状の対向する各フランジ(41a,41b)の表面(42a,42b)の間に位置するように互いに対向するように配置されており、第2組(R)の顎部材に対面しているL字状の各垂直部材(44a,44b)の後面(43a,43b)は、顎部材(R)および/または各端部片(RK,RK)に対して支持されることを特徴とする。
また本発明は、顎状曲げ部が、顎状曲げ部の長手方向において配置されたガイド(45)によって曲げ機械のフレーム(1)に対して支持されており、各アクチュエータ(47a,47b)または類似の構成が、2つの顎部材(48a,48b)を転送するために、曲げ機械のフレーム(1)と顎状曲げ部の各フレーム部(46a,46b)との間に配置されており、
各顎部材は、
中心部(KO)の2つのロック部材(40a,40b)の一方、
動作位置(T)にある第2組(R)の顎部材(aR2i,bR2i)の少なくとも半分、
2つの端部片(RK,RK)の一方を、
第1組(R)顎部材を解除するために、特に第1組(R)の顎部材を交換し顎状曲げ部の長手方向で顎状曲げ部の動作点(T)において該顎部材をロックするために、および/または第2組(R)顎部材を両側に、たとえば交換位置(VA2)まで転送するために、水平方向の互いに向かい合った方向に有していることを特徴とする。
また本発明は、各顎部材(48a,48b)は、中心部(KO)のロック部材(40a,40b)と各端部片(RK,RK)の間で第2組(R)の顎部材をロックするために、上記ロックを解除するために、および/または顎状曲げ部の長手方向に第2組(R)顎部材を転送するために、各アクチュエータ(49a,49b)などを有し、該アクチュエータ(49a,49b)の動作方向は顎状曲げ部の長手方向であることを特徴とする。
また本発明は、各アクチュエータ(49a,49b)は、第2貯留部(TV)に関連して第2組(R)の顎部材(aREI,bREI)の少なくともいくつかに押圧作用を向けるように配置されており、該第2貯留部(TV)は端部片(RK,RK)の拡張部を形成していることを特徴とする。
また本発明は、該各アクチュエータ(49a,49b)は、顎状曲げ部の各フレーム部(46a,46b)と第2組(R)の最も外側の顎部材および/または端部片(RK,RK)との間で有効であるように配置されることを特徴とする。
また本発明は、曲げ機械の複数の顎状曲げ部の幅を調整するための装置であって、各顎状曲げ部は2組の顎部材を有し、該2組の顎部材は、各顎状曲げ部の幅を調整するために、動作点(T)から休止点(ET)まで移動および/または交換され、該動作点および休止点は好適には曲げ機械に関連し、および逆もまた同様であり、
第1組(R)の顎部材は、各顎状曲げ部の中央に配置され、
第2組(R)の顎部材は、第1組の顎部材の両端部に配置され、
各顎状曲げ部の端部には顎状曲げ部の一部であり、各顎状曲げ部の全幅を決定する端部片(RK,RK)が設けられ曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置において、
前記顎状曲げ部の全幅は、
第1組(R)の顎部材は、いわば微調整のために幅の異なる顎部材群を形成するように選択され、一つの動作において1つの顎部材(R1n)が各顎状曲げ部の動作点(T)にあり、
第2組(R)の顎部材は、いわば粗調整のために、同じ幅の顎部材群を形成し、しかも端部片(RK,RK)から切離されるように選択され、
前記装置はさらに、
第1組(R)の休止顎部材のための第1貯留部(EV)と、
顎状曲げ部に関連して貯留部(EV)から動作位置(T)まで第1組(R)の顎部材を交換するための第1転送手段(16)と、
第2組(R)の休止顎部材のための第2貯留部(TV)と、
各端部片(RK,RK)および第2組(R)の顎部材を、各顎状曲げ部の所望の幅によって定められる位置で交換し、かつ第2組(R)の休止顎部材を第2貯留部(TV)に転送するための第2転送手段(30)とを含み、
第2転送手段(30)は曲げ機械のフレーム(1)の水平ガイド(32a,32b)内に配置されている、好適には第1転送手段(16)の両端部に配置される2つの転送ユニット(31a,31b)を有し、該転送ユニット(31a,31b)にはフレーム(35)に関連して回転フレーム(36)が設けられており、
第1把持手段(33)と、
第2把持手段(34)と、
垂直軸のまわりに把持手段(33,34)とともに回転フレーム(36)を軸回転させるための回転装置(36a)とを有することを特徴とする曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置である。
また本発明は、曲げ機械の複数の顎状曲げ部の幅を調整するための装置であって、各顎状曲げ部は2組の顎部材を有し、該2組の顎部材は、各顎状曲げ部の幅を調整するために、動作点(T)から休止点(ET)まで移動および/または交換され、該動作点および休止点は好適には曲げ機械に関連し、および逆もまた同様であり、
第1組(R)の顎部材は、各顎状曲げ部の中央に配置され、
第2組(R)の顎部材は、第1組の顎部材の両端部に配置され、
各顎状曲げ部の端部には顎状曲げ部の一部であり、各顎状曲げ部の全幅を決定する端部片(RK,RK)が設けられ曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置において、
前記顎状曲げ部の全幅は、
第1組(R)の顎部材は、いわば微調整のために幅の異なる顎部材群を形成するように選択され、一つの動作において1つの顎部材(R1n)が各顎状曲げ部の動作点(T)にあり、
第2組(R)の顎部材は、いわば粗調整のために、同じ幅の顎部材群を形成し、しかも端部片(RK,RK)から切離されるように選択され、
前記装置はさらに、
第1組(R)の休止顎部材のための第1貯留部(EV)と、
顎状曲げ部に関連して貯留部(EV)から動作位置(T)まで第1組(R)の顎部材を交換するための第1転送手段(16)と、
第2組(R)の休止顎部材のための第2貯留部(TV)と、
各端部片(RK,RK)および第2組(R)の顎部材を、各顎状曲げ部の所望の幅によって定められる位置で交換し、かつ第2組(R)の休止顎部材を第2貯留部(TV)に転送するための第2転送手段(30)とを含み、
各把持手段(17,23;33,34)は、第1組(R)の顎部材、第2組(R)の顎部材、好適には顎部材列(PL)および/または各端部片(RK,RK)に関連して、たとえば孔のような相手部(69)に挿入されるように配置されている突出部(68)、特に半径方向に延びるマンドレル(68)を有することを特徴とする曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置である。
また本発明は、一つの動作において要求される顎状曲げ部の幅は以下の式、
L=R1n +N・R2i+C …(6)
ここに、
L=各顎状曲げ部の幅
1n=第1組(R)から選択された顎部材の幅(n=0…M)
N=第2組(R)の顎部材の幅、すなわち定数
2i=顎状曲げ部の動作点(T)における第2組(R)の顎部材の数(i=0…k)
C=定数であって、顎状曲げ部の全幅、すなわち、好適には少なくとも各端部片(RK,RK)の全幅(C)と第1および第2組間の各ロック部材(LO)の全幅(C)に関する一定の幅をもつ部材に対する定数
に従って選択されることを特徴とする。
また本発明は、各転送ユニット(31a,31b)は、第2組(R)の顎部材のいくつかが把持手段(33または34)によって支持されて休止位置(ET)に配置されるように、第2貯留部(TV)の一部として動作するよう配置されることを特徴とする。
また本発明は、各把持手段(17,23;33,34)は、第1組(R)の顎部材、第2組(R)の顎部材、好適には顎部材列(PL)および/または各端部片(RK,RK)に関連して、たとえば孔のような相手部(69)に挿入されるように配置されている突出部(68)、特に半径方向に延びるマンドレル(68)を有することを特徴とする。
また本発明は、除去可能部(R1n,R2i,PL,RK,RK)とフレーム(1)または該フレームの一部、好適には顎状曲げ部のフレーム部(46a,46b)の間に、安全ロック(62)が配置されており、該安全ロック(62)は、好適には転送手段(16,30)の運動によって転送手段(16,30)に関連して開口されるように配置されることを特徴とする。
また本発明は、第2組(R)の顎部材および顎状曲げ部のフレーム部(46a,46b)の各端部片(RK,RK)のロックが2つの部分を有するように配置され、
フレーム部(46a,46b)には、顎状曲げ部の長手方向にロックアクチュエータ(60)が設けられ、
ロックアクチュエータ(60)は、顎状曲げ部の長手方向に前記フレーム部(46a,46b)の長さまで延びている第1ロックの第1部(54)に連結され、
第1ロックの第1部(54)は、第2組の顎部材(R2i)、特に顎部材列(PL)および/または端部片(RK,RK)およびフレーム部(46a,46b)の間の第1ロック(54,58)を開放するために、フレーム部(46a,46b)の長手方向に垂直な方向に可動であるように配置され、
第2ロック(55,57)は、各転送手段(16,30)のフレーム(1)に関連した一連の運動によって解除されるように配置されることを特徴とする。
【0010】
【実施例】
以下において本発明を添付の図面を参照し詳細に説明する。
【0011】
図1〜図3は、本発明に従った曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための方法および装置を適用する曲げ機械を示している。該曲げ機械は、主要部材としてフレーム1と、該フレーム1中に顎状曲げ部2a,2bを有し、下方の該顎状曲げ部2aはフレーム1に固定されており、上方の顎状曲げ部2bは、該顎状曲げ部2a,2b間で曲げられるべきシート状被加工材(sheet)をプレスするため、垂直方向に可動である。本発明は特に上方顎状曲げ部2bに関連して実施される。さらにまた、該曲げ機械には、フレーム1に組込まれ、曲げ機械の長手方向に垂直な断面で見てC字状のフレーム構造物4に可動式の顎状曲げ部3a,3bが配置されており、こうすることによってフレーム1の顎状曲げ部2a,2b間にあるシート状被加工材を、C字状フレーム4のギャップ5の顎状曲げ部配列体3の下方顎状曲げ部3a、または上方顎状曲げ部3bのいずれかによって、上方および下方の両方から曲げることができる。該曲げ機械にはまた、シート状被加工材のために支持台6が設けられている。該支持台には顎状曲げ部2a,2b;3a,3bから、および顎状曲げ部2a,2b;3a,3bの方に向けて直線的にシート状被加工材を動かすため、転送手段7が装備されている。
【0012】
図1から図3に示した実施例においては、シート状被加工材のための転送システムも設けられており、該転送システムは水平アーム9が設けられているフレーム部8を有している。このアームには、フレーム8側に積み重ねられて置かれているシート状被加工材を把持するために、すなわちそれらのシート状被加工材のうちの最上部のシート11を上方から、たとえば把持手段10と関連する吸引パッド12によって把持するために、可動把持手段10が配置されている。把持手段10は、この垂直方向の移動の他に、垂直軸のまわりに回転するように配置されており、支持台6上で動作する場合に、種々の曲げ段階が行われているときに顎状曲げ部2a,2b;3a,3bの長手方向と一直線上にある次に曲げられるべきシート状被加工材11の端部の向きを常に変えることができる。シート11が予め定められた一連の回数だけ曲げられた後に、曲げられた該シート状被加工材11は転送台13上に移され、次の加工が行われる。図1〜図3には主分配ボード14と中央装置15も示されている。
【0013】
曲げ機械の操作およびこれに関連した装置は自動化されており、シート状被加工材の曲げ工程および曲げ工程間の再調整は、アクチュエータに対するプログラムされた自動化装置による指示に基づいて行われる。多くの実施例では、顎状曲げ部の持ち上げを可能にするために、特に、フレーム1の上方顎状曲げ部の持ち上げを可能とするために、シート状被加工材の第1および第2端部の曲げによって妨害されずに、特に、矩形のシート状被加工材の第3および第4端部を曲げることに関連して、顎状曲げ部の幅を狭くする必要がある。この目的のために、本発明の方法において用いられる顎状曲げ部は、第1組の顎部材R1nが顎状曲げ部の接続から切離され、第2組の顎部材R2iの互いの方に向かっての移動を妨げない交換位置に一時的に移されるようにプログラムすることができ、顎状曲げ部の幅は一時的に動作幅よりも狭くされ、第1および第2の端部の曲げ部によって妨害されずに上方に第1組顎部材R1nを除去することができ、したがって曲げられたシート状被加工材を顎状クランプ間から解放し、取り除くことができる。
【0014】
本発明の基本的な考えは、特に図4にその概略が示されている。顎状曲げ部は、
a)顎状曲げ部の幅を調整するために、動作点Tから休止点ETまで移動および/または交換される2組(R,R)の顎状曲げ部と、
b)一種の第3組を形成している、顎状曲げ部の両端部の端部片が最も重要な部材である、標準幅の部材とを、有している。
【0015】
休止点は好適には曲げ機械に関連しており、第1組Rの顎部材用の第1貯留部EVおよび第2組Rの顎部材用の第2貯留部TV(TV,TV)を形成する。第2貯留部TVは2つの部分から成り、顎状曲げ部の動作幅Lの両側に置かれている。本発明に従えば、動作点Tにある第1組の顎部材R1nは顎状曲げ部の中央に配置され、動作位置Tにある第2組の顎部材R2iは第1組の顎部材R1nの両側に配置されている。顎状曲げ部の端部には、顎状曲げ部の端部片RKおよびRKもあり、これによって顎状曲げ部の全幅が決定される。図4に示したように、顎状曲げ部の幅Lは第1組から顎部材R1nを選択することによって決定される。第1組Rは異なる幅をもつ第1組の顎部材群を含むように選択され、顎状曲げ部の幅の微調整を目的としている。顎状曲げ部と動作上関連しているのは、一回の動作において、第1組(R)の顎部材のうちのただ1つ(R1n)だけである。第2組Rは等幅のプレート状の顎部材群を含むように選択され、動作点にある第2組の顎部材R2iは顎状曲げ部の幅の粗調整を目的としている。顎状曲げ部の全幅Lは、各顎部材R1n,R2iの幅に影響を与える量および各端部片RK,RKの大きさに従って、および顎状曲げ部の幅を選択する方針に従って曲げ機械のプログラム論理計算でプログラムされている式によって決定される。全幅Lは図4の参照符号を用いて、上記の式に従い選択される。特に顎状曲げ部の幅に関する上記の式の定数Cは、したがって4つの部分の定数、すなわち端部片RK,RKの幅C、および中心部KOの各ロック部材幅Cからなる。
【0016】
図5は、概略図で全幅L=F(R,R)における本発明の方法の動作原理を示している。粗調整は動作点Tにある第2組Rの顎部材R2iの数の選択によって行われ、したがって図5に示されているように、粗調整される曲げ幅は段階的な動作Pとなる。各粗調整段階Pの範囲については、一定の顎部材R1nを第1組Rから、この例においては7つの顎部材(n=1…M、M=7)から選択することができる。第1組の連続した顎部材の幅の差LEは一定である。この一定な幅の差LEは、顎状曲げ部の全幅Lの最小偏差MPが第1組Rの顎部材の幅の差LEとなるように粗調整段階Pの範囲内で均等に分割される。図5においては最小偏差は参照符号MPで示されている。これによって顎状曲げ部の関数としての全幅Lの上昇または下降の一連の段階が得られ、そこから所望の全幅Lを第1組および第2組の寸法に基づいて選択することができる。
【0017】
たとえば、図5に示される顎状曲げ部の全幅L(1)は、図5の指数を用いるならば、すなわち顎部材Rは第1組(n=6)から選択され、第2組の顎部材の数はR(i=6)である。第2組Rの各顎部材の幅はNである。ここで、R1n=0およびR2i=0の場合、顎状曲げ部の滅多に使用されない最小全幅Lは式1の定数Cの幅に一致していることに注意すべきである。
【0018】
図5に示された動作原理を利用する場合、第2組Rの顎部材の数は、偶数となるように選択され、次に第2組Rの顎部材は、第1組の顎部材R1nと中心部KOが顎状曲げ部の幅の中央に位置するように、顎状曲げ部構造物の両端に対照的に配置される。したがって、顎状曲げ部の全幅に関する式において(式1)、項R2iの指数iは偶数であり、段階p=2・Nである。
【0019】
特に図6に示したように、第1組Rの顎部材の数Mは以下のように選択することができる。
【0020】
【数3】
Figure 0003591738
【0021】
ここに、
M=第1組(R)の顎部材の数
Nまたは2・N=第2組(R)の各々の顎部材または2つの顎部材の幅
LE=第1組(R)の顎部材列の連続した顎部材、たとえばRとRn+1との幅の一定の差
さらに図6の参照符号を用いて、第1組Rの顎部材の幅は以下の条件を満たすよう選択することができることを説明することができる。
【0022】
KLn=C+K(k)・LE …(9)
ここに、
KL=第1組(R)の一定の顎部材Rの幅、nは1…Mまでの値、Mは顎部材の数
=定数、すなわち第1組(R)の顎部材の基本幅
(k)=式中の値0,1,2,…,M−1を受け入れる係数、Mは顎部材の数
LE=第1組(R)の一連の顎部材の連続した顎部材たとえばRとRn+1との幅の一定の差
この方法によって、図5に示したように、粗調整において上方または下方に1つまたはいくつかの段数を動かすことにはなるが、幅の差LEが連続して一定となるという利点が得られ、したがって顎部材の数を少なくすることができる。特に、Nまたは2・N=100となる(すなわち第2組の顎部材の幅は100または50となる)、およびLE=10すなわち第1組Rの顎部材の数はK10となる(式2および式3)変形例を示している。さらに、定数C=100の場合、第1組Rの第1顎部材Rの幅はKL=100となる。したがって、図6の添え字を用いるならば、たとえば、第1組Rの8番目の顎部材Rの幅KLは170である。定数Cの幅を選択する場合、シート状被加工材の第3および第4の端部を曲げることに関連して顎状曲げ部が持ち上げられる場合、全幅Lを狭くする必要が一時的に生じることに特に注意をはらわねばならない。計算においては、定数Cを顎状曲げ部の幅を決定する式の定数Cに含めることができる(式1)。
【0023】
さらにこの方法に従えば、端部片RK,RK(図4、C>C)の顎状曲げ部の長手方向における全幅Cは、第2組Rから取除かれるべき顎部材列PLの顎部材の連結幅LM・Nに実質的に一致するように、またはそれよりも小さくなるように選択される。必要であれば、この方法は、顎状曲げ部の全幅Lの変更に関連して、顎状曲げ部の両端部から第2組Rの顎部材列(顎部材列PL)を取除き、顎状曲げ部の長手方向において端部片の幅Cよりも好適には広い幅で形成された開口部に端部片RK,RKを配置するために用いられる。当然のことながら、この工程の前に、顎状曲げ部の幅を前もって調整するために取り除かれた第2組の顎部材は、端部片RK,RKの除去点で、顎部材の連結に復帰し、および/または第2組Rの顎部材が均一な組に圧縮される。このように端部片RK,RKと第2組Rの顎部材列PLの幅Cの間には以下の関係がある。
【0024】
LM・N≧C …(10)
上式においてLMは、顎状曲げ部の幅の各調整に関連して、隣接した顎部材列PLとして取除かれる第2組R中の顎部材の数であり、またNは顎状曲げ部の長手方向において第2組Rの標準的厚みを有する各プレート状顎部材の幅であり、すなわち定数である。たとえば、C=700、N=100の場合、本発明のいくつかの実施例のたとえば第2貯留部TV,TVに関連して、休止点ETに、曲げ機械の顎状曲げ部の両側に7つの顎部材から成る顎部材列PLがある(図4)。
【0025】
特に図7〜図12および図13〜図18では、2つの選択的実施例の第1組Rの顎部材の交換が示されている。第1組Rの顎部材は第1貯留部EVに関連して配置されている。顎状曲げ部に関連した動作点の顎部材R1nは、第1貯留部EVと顎部材R1nの位置Sの間で有効な転送手段16によって交換される。図7〜図12では、第1組の顎部材の交換の各ステップが示されている。
【0026】
図7は、前の曲げプログラムが終了し、曲げ機械によって実施される次の曲げプログラムが第1組の顎部材の交換を必要とする開始点を示している。したがって、第1貯留部EVも、次に使用されるべき第1組Rの顎部材R1mが該顎部材R1mを把持する第1転送手段16の第1把持手段17に対向するように加工機のフレーム1に関連して移動する。第1組の顎部材は第1貯留部EVに関連して一列に配置することができ、交換のために必要となるプログラム論理計算は単純なものとなる。第1転送手段16は転送アーム19を有し、該転送アーム19はフレーム1前方の垂直平面において、フレーム1中、たとえば突起18aに固定されている水平軸18を中心として、アクチュエータ(図示せず)によって軸回転可能となるように配置されており、前記第1把持手段17が転送アーム19の遊端部に配置されている。特に図8に参照されるように、位置Sの第1組Rの顎部材R1nのロックは、少なくとも動作位置わきにある第2組Rの顎部材2R2iを、顎状曲げ部の長手方向に移動することによって同時に解除され、これによって顎部材R1nのロックが解除され、可動式支持手段22に固定されている顎部材R1nを、該可動式支持手段22によってフレーム1に関連してその垂直面において第1交換位置VA1まで持ち上げることができる。同時に、第1転送手段16の転送アーム19は低位置へと(図8の時計回り)フレーム1の前方に、すなわち180°回転し、したがって該転送アーム19は実質的に下方を向く。したがって第1転送手段16の第2把持手段20は、顎部材R1mに関連した上述の方法に相当する方法で第1交換位置VA1で顎部材R1nを把持することができるように配置される(図73参照)。このステップは図9に示されている。顎部材R1nとR1mの両方が把持手段17,20と連結している場合、転送アーム19は軸18のまわりにたとえば約10°回転し(図10の反時計まわり)、これによって転送アーム19の端部に設けられ、把持手段17,20と固定されている回転フレーム21が解除され、転送アーム19と回転フレーム21の間で有効な回転手段21aによって転送アーム19の長手軸のまわりに第1および第2把持手段17,20および顎部材R1n,R1mを180°回転させる。したがって、図9の上記の状態から、顎部材R1mが第1交換位置VA1にあり、曲げ機械のフレーム1の支持手段22を把持している図11の状態に戻る。同時に、第1貯留部EVでは、そこに戻されるべき顎部材R1nが第1貯留部EVのその位置に置かれるように移動が行われる。図12の状態では、顎部材R1nは第1貯留部EV2まで戻され、第2組の顎部材R2iは、支持手段22の交換位置VA1から位置S内への下方への移動によって配置されている第1組R1mの顎部材に対して押付けられる。
【0027】
図13〜図18は第1組の顎部材の交換、R1n→R1mを実施する代替方法を示している。ここに示されている各ステップは、顎部材が位置SにおいてR1n→R1mへと直接交換されるということを除けば、顎部材を位置Sから交換位置VA1または交換位置VA1から位置Sへと移動するという別のステップもなく、図7から図10に示されたステップと実質的には同じである。交換位置VA1の位置は、顎状曲げ部を端部曲げ部下方から離すために該顎状曲げ部を持ち上げることに関連して顎状曲げ部の幅を狭くする場合の、第1組の顎部材を移動させる位置に一致させてもよい。
【0028】
図19〜図30は前記交換の第1実施例としての、第2組の顎部材の交換の各ステップを示している。図19は、前の曲げプログラムが終了し、曲げ機械によって実施されるべき次の曲げプログラムが、全幅を調整するために端部片RK,RKを新しい位置に移動させるという特殊な目的をもって第2組の動作顎部材R2iの交換を必要とする場合の開始点を示している。この第1ステップにおいては、第1組の顎部材R1nはロックが解除され、(図7から図12に示されているように、同時に実施されることがある交換のために)交換位置V1へ移送され、第2組の顎部材R2iは顎状曲げ部の長手方向において反対の方向に移動され、これによって該顎部材R2iは交換位置VA1に配置される。特に図19に示されているように、曲げ機械の両側、すなわち顎状曲げ部の両端部には顎部材列PLM1があり、該列の幅は端部片(RK,RK)の幅Cに一致するか、またはそれ以上となる。これらの顎部材列PLM1は第2転送手段30に関係している。本実施例において、第2貯留部TV,TVは一部が第2転送手段30に関係するように配置されており、これによって第2組の休止点ETの顎部材の一部REI1は、顎状曲げ部の外方端部において各端部片RK,RKまでの延長部を形成している(図4参照)。
【0029】
第2転送手段30は、曲げ機械のフレーム1中に、顎状曲げ部の水平管路32a,32bに長手方向に配置されている2つの転送ユニット31a,31bを有しており、これらの転送ユニット31a,31bはフレーム1の前方および顎状曲げ部上方の第1転送手段16の両端部に配置されている。第2組の顎部材によって形成されている顎部材列PLM1はいずれも転送ユニット31a,31bの第1把持手段33によって支持されている。図20に示されるように、これらの転送ユニットは水平管路32a,32bにおいて各端部片RK,RKに対向して移動される。特に図21に示されるように、以下に述べるロックが解除された後、これら2つの転送ユニット31a,31bの第2把持手段34がそれぞれ各端部片RK,RKを把持し、特に把持手段の把持運動(図21の矢印E1)に関連して、各端部片RK,RKのロックの少なくとも一部が水平管路37に沿って解除される。この後、長手方向が顎状曲げ部の長手方向に垂直な水平管路37によって支持されている転送ユニットのフレーム35が顎状曲げ部から遠ざけられ(図22の矢印B1)、転送ユニット31a,31bに関連して配置された、移動ユニットのフレーム35と回転フレーム36の間で有効である回転装置36aが、第1および第2把持手段33,34がその中に設けられている回転フレーム36を垂直方向のまわりに180°回転させるために用いられる。したがって、前記顎部材列PLM1はそれぞれの端部片RK,RKによって残された開口部内に置かれている。
【0030】
図23に示されているように、転送ユニット31a,31bは次に顎部材PLM1の各端部片RK,RKを前位置に移動させる(図23の矢印E2)。図24に示されているように、転送ユニット31a,31bは顎状曲げ部から水平管路37に沿って遠ざけられ、各端部片RK,RKを支える(図24の矢印P2)。さらに、転送ユニット31a,31bは、図25に示したように、端部片RK,RKの新しい位置に移動され、図26〜図29に示された各ステップが実施される。これらのステップは、少なくとも端部片RK,RKの幅と一致した幅を有する顎部材列PLM2を前記位置から取除くということを除けば、上述の端部片RK,RKの除去と実質的に一致している。したがって、外側の位置にある転送ユニット31a,31bによる回転フレーム36の回転の後、端部片RK,RKを図28に示したように、正しい位置に置くことができ、転送ユニット31a,31bを顎状曲げ部の終端部まで水平管路に沿って移動させることができる。第1組の顎部材R1nを位置Sに戻し、転送ユニット31a,31bを水平管路32a,32bに沿って第2貯留部TV,TVにまで移動させ、新たな調整に従って第2組の顎部材R2Kを締付けた上で、曲げプログラムをさらに図30に従って実施することができる。したがって端部片RK,RKの延長部としての第2組の休止顎部材の数はREI1→REI2に変わり、第2組の動作顎部材の数はR2i→R2kに変わる(図19→図30)。長手方向における顎状曲げ部の締付は、その締付を第2組の休止顎部材REI2の最も外側の顎部材に向けることによって実施される(図72参照)。
【0031】
図31〜図42は第2組の顎部材R2iの交換に関する他の実施例を示している。転送ユニット31a,31bは空であり、顎状曲げ部は曲げを実施する。第2組の休止顎部材REI1はすべて、端部片RK,RKの延長部として該端部片RK、RKの両側に配置されている。したがって、交換が始まるとすぐに、ロック部材の必要な解除を行い、第2組の顎部材を移動させた後、交換位置VA2にある転送ユニット31a,31bが休止顎部材REI1から顎部材列PLM1を第1把持手段内に収容する。回転フレーム36が180°回転した後、転送ユニット31a,31bは端部片RK,RKに対向するように動かされ、それによって図19〜図30および図33〜図36に示されているように交換が実施され、顎部材列PLM1は取除かれた端部片RK,RKの位置に残る。次に端部片RK,RKは、図19〜図30に関連して述べられた、図25〜図29に示されている新しい位置に置かれる。最後に、転送ユニット31a,31bは顎状曲げ部の終端部に移動され、顎部材列PLM2は顎状曲げ部の延長として配置され、顎状曲げ部が締付けられる。このように第2貯留部TV,TVは第2組の休止顎部材の位置REI2と同じである。この方法によって、第2組のすべての顎部材が顎状曲げ部と関連して締付けられるという利点が得られる。図31〜図42の参照符号その他の記号は図19〜図30の記号に一致している。
【0032】
図43〜図56は特に動作幅を低下させることに関連して用いるための第2組の顎部材の交換の第3実施例を示している。転送ユニット31a,31bは開始段階において空であり、それぞれ端部片RK,RKに対向して動かされる。次に、各端部片が図43〜図47に示されているステップによってそれぞれの前の位置から取除かれ、これによって開口部AUが形成される。転送ユニット31a,31bはそれぞれ、端部片RK,RKの新しい位置に移動され(図48)、各位置における顎部材列PLM1が把持され、図49〜図52に示されたステップによって端部片RK,RKと交換される。この後、図53〜図56に示されたステップによって、前記顎部材列PLM1は顎状曲げ部のそれぞれの終端部に移動され、顎状曲げ部の動作部の延長部を形成し、これら顎部材は中心に向かって移動され、顎状曲げ部はその長手方向に締付けられ、それによって図48のステップで形成された開口部AUが充填される。ここで図43〜図56の実施例は動作位置Tにある顎部材(図4)は、図19〜図30および図31〜図42に示されているように個々の交換位置(VA1,VA2)には移動されないが、顎状曲げ部の長手方向ロックは開始時に解除されるという事実に基づいているということに注目すべきである(図72参照)。
【0033】
図57〜図71は特に動作幅の増大に関連した、第2組の顎部材の交換の第4実施例の各ステップを示している。基本的な考えは図43〜図56に示されたものと実質的には同じであるが、図24のステップでは、前段階において第2貯留部TV,TV(組REI1)において休止位置にあった第2組の顎部材を、図57〜図61に示されたステップによって各端部片RK,RKによって形成された開口部AUを満たすために中心部KOに向けて移動させるために、各アクチュエータ49a,49b(図72に関連してより詳細に述べられている)が使用される。図63〜図71に示されたステップは図48〜図56のステップに一致している。
【0034】
したがって、図43〜図56の実施例および図57〜図71の実施例は交換位置(VA1およびVA2)への転送は実施されないということを特徴としている。特にこれは第2組の顎部材だけを交換する場合に有利であり、同時に行われこともある第1組の顎部材の交換は実施されない。長手方向のロックおよび第2組の顎部材の転送はアクチュエータ49a,49bによって実施される。
【0035】
顎状曲げ部の長手方向に垂直な方向の概略図である、締付工程を実施するための顎状曲げ部の特殊な構造を示している図72を参照すれば、第1組Rから選択される顎部材R1nは中心部KOに位置するように配置されているということが判る。中心部KOは、主に、顎状曲げ部の長手軸に垂直な方向で見た場合に、好適にはL字状をなしている2つのロック部材40a,40bから成る。該ロック部材は第1組から選択された顎部材R1nが、互いに対向して配置されているL字状の基礎部材41a,41bの終端面42a,42b間に位置するように互いに対向して配置されている。したがって、L字状の垂直部材44a,44bの裏面43a,43bは第2組の顎部材aR2i,bR2iの方に延びており、前記顎部材および/または端部片RK,RKによって支持されている。該顎部材は、曲げ機械のフレーム1に関連して、該顎部材の長手方向において管路45に対して支持されている。該顎状曲げ部のフレーム部46a,46bは2つの部材からなる。各フレーム部46a,46bに関連させて、曲げフレーム1の間には、フレーム1に関連させて顎部材の長手方向に形成された2つの顎部材48a、48bを、第1組から選択された顎部材R1nの方に、またはその反対の方向に動かすために、アクチュエータ47a、47bが設けられている。したがって、各顎部材48a,48bは先ず中心部KOの1つのロック部材(48aまたは48bのいずれか)からなり、次に第2組Rの顎部材の半分から成り(すなわちaR2iおよびaREIの組合わせ、またはbR2iおよびbREIの組合わせのいずれか)、そして第3番目に1つの端部片(RKまたはRKのいずれか)からなる。
【0036】
アクチュエータ47a,47bは、顎状曲げ部の長手方向の移動を実施するために配置されている。該アクチュエータ47a,47bは円筒ーピストン構造とすることができ、加圧媒体によって駆動され、該ピストンはフレーム部46a,46bに固定され、および該円筒部材は好適にはフレーム1に固定される。アクチュエータ47a,47bの顎状曲げ部の長手方向における移動の長さは、先ず第1に、顎状曲げ部が第2組の顎部材の交換位置VA2に位置することができるように、第2番目に、移動の長さが、ロック部材の終端面間に中心部KOに関連して配置されるべき第1組の顎部材、特に最も狭い顎部材の締付けに充分となるように、さらにまた、シート状被加工材の端部曲げ部の間で顎状曲げ部を上方に取除く場合に、ブレードの幅を一時的に狭くする目的のために終端面42a,42bを互いに対向させるために充分となるように選択される。特に、第2組顎部材に関する交換位置VA2は、第1組Rの最も幅の広い顎部材がロック部材40a,40bの終端面42a,42bの間に位置するように、および第2組顎部材が交換位置VA2に配置されるように配置される。支持手段22に関連して、垂直方向に第1組の顎部材R1nを移動させるためのアクチュエータ22aがある。該アクチュエータ22aはシリンダ−ピストン構造のものであり、加圧媒体によって駆動され、ピストンは支持手段22に固定され、シリンダはフレーム1に固定されている。
【0037】
中心部KOのロック部材40a,40bは垂直部材44a,44bの上面において、それぞれ顎状曲げ部のフレーム部46a,46bに該フレーム部の相対する端部に対向して固定されている。ロック部材40a,40bは、フレーム部終端において、その底面から下方を向いており、したがって下方部の終端面42a,42bは互いに向かい合っている。
【0038】
中心部材KOに関係したロック部材40a,40bは図72に示したL字状とは異なり、矩形としてもよく、この場合その垂直端部および裏面の寸法は実質的には等しい。また他の断面形状も可能である。
【0039】
さらに、顎部材48a,48bはそれぞれアクチュエータ49a,49bを有する。これらのアクチュエータの目的は、それぞれのフレーム部46a,46bに関連した、先ず第1に第2組の動作顎部材(aR2iまたはbR2iのいずれか)を有し、第2番目に1つの端部片(RKまたはRKのいずれか)、第3番目にそれらの拡張部としての端部片の外側に配置されている第2組の休止顎部材(aREIまたはbREI)を有する結合体を、それぞれのアクチュエータ49a,49bの緩衝材50a,50bとロック部材40a,40bの裏面42a,42bとの間のアクチュエータ49a,49bによる圧縮作用によってロックすることである。上述のように、長手方向に顎状曲げ部を移動させロックするために、顎状曲げ部のフレーム部46a,46bにはたとえば突出部としての管路51a,51bが設けられており、各フレーム部46a,46bの底面に長手方向に配置されている。第2組の顎部材および端部片には、相手部としてたとえば溝が設けられており、前記管路51a,51bに配置されている。また、管路51a,51bおよびそれらの相手部の間にはロック装置が設けられており、図74、図75に関連して以下に述べられているように、一方は第2組の顎部材R2iと、各顎部材48a,48bに関係した端部片RK,RKを拘束するためのものであり、他方は前記顎部材48a,48bに関係している端部片RK,RKをロックするためのものである。
【0040】
図73に示されているように、第1組の顎部材R1nは支持手段22に固定されており、アクチュエータ22aによって垂直方向に可動となるように上述のような方法で配置されている(図72参照)。
【0041】
顎部材R1nには顎状曲げ部の長手方向に蟻溝52が設けられおり、支持手段22には同じ方法で蟻突起53が設けられている。支持手段22に関して可動となるように配置されたロック部材58がある。該ロック部材58の端部は蟻突起53の第1頂端部54を形成し、第2頂端部55は支持手段22に関して固定されている。蟻溝52のエッジ部には斜め凹部56,57に頂端部54,55が配置されている。
【0042】
ロック部材58は、ジョイント59とその垂直面において軸回転可能なように連結され、支持手段22に接続している。さらに、ロック部材58はその中心においてロックアクチュエータ60に接続しており、その構造は実質的に図74に示したものに一致している。ロックアクチュエータ60は支持手段内に配置されており、加圧媒体によって駆動されている。
【0043】
第1転送手段16と接続して設けられている把持手段17,20(図7〜図12および図13〜図18)の構造は、図74および図75に示されたものと一致しており、これらには好適には2つの手段が並んで設けられている。一組の隣接する孔等の相手部が位置61に配置されており、その構造は図74および図76に示した相手部69に一致する。
【0044】
第1組の顎部材R1nは、図74および図75に示された方法と同じ方法で解除され、第1頂端部54は、好適には点61で相手部と連結している場合には、把持手段17(または20)によって、または該連結から切り離されているロックアクチュエータ60によって、ロック位置から破線によって示された点Kまで動かされる。このように顎部材R1nは部分的に第1転送手段16によって支持されており、まず部材55と57の間の垂直ロックを解除するために図73(矢印1)の左方に水平に動かされ、したがって点Kまで動かされた第1頂端部はこの運動を妨害することがなく、この後、顎部材R1nは図73の下方(矢印2)に動かされて、解除され、頂端部55の後方から、図73の右方に移動される。第1転送手段16の把持手段17,20には突出手段等を設けることができ、該突出手段は該把持手段17,20と顎部材R1n(図75)とを連結すると、第1頂端部54を凹部56から位置Kに解除する。
【0045】
図74および図75は第2組の顎部材Rのロックとそれを解除する方法を示しており、主として、第2転送手段30(転送ユニット31a,31bおよび隣接する把持手段33,34)によって実施される、端部片RK,RKと参照符号PL,PLM1,PLM2で示される顎部材列のロックと解除を示している。
【0046】
フレーム部材46a,46bに連結する管路51a,51bの断面および全体的な構造は図73に示されたものに一致しており、対応する要素は図73の参照符号と同じもので示されている。
【0047】
ロック部材58は実質的にはフレーム部46a,46bと同じ長さの成形部材であり、顎状曲げ部の長手方向において一定の間隔でロックアクチュエータ60が設けられている。本実施例においては、該ロック部材58は加圧媒体によって駆動されるロックアクチュエータ60の連結作用によって図74の左方に移動され、頂端部54と凹部56との間のロックを解除する。これは把持手段33,34が図75に示された位置にまで動いた後に、顎部材R2iに関連して行われる。該把持手段には、顎部材R1nの揺動アーム62の垂直ロックを解除する、すなわち顎部材上のフレーム部46a,46bに関連した水平溝64から前記揺動アーム62の第1端部62aのロックスタッド63を除去する接合点VPがある。該揺動アーム62は顎部材R2iのスタッド66にジョイント65によって連結されている。該揺動アーム62の他端部には、顎部材R2iが前記転送ユニット31a,31bから取除かれる場合に、顎部材R2iの接続から把持手段33,34が除去されると、揺動アーム62をロック位置に戻す、顎部材R2iと連結したばね手段67がある。
【0048】
本実施例においては、把持手段33,34はいわゆる広がりマンドレル68で、該マンドレルは、長手方向に溝がある外側のブッシュ68aと該外側のブッシュ68内でその長手方向に可動となるように配置されているピン部材68bを有している。他方顎部材R2iには受入れ手段として機能する孔69が設けられている。ピン部材68bは図75に示されている前方位置の外側のブッシュ68a内にあり、半径方向に広がっているブッシュ68aの外表面と孔69の内表面の間に摩擦ジョイントが形成され、顎部材R2iと転送ユニット31a,31bをともに連結し、ピン部材68bがブッシュ68aの外側にある場合にはその連結を緩める。
【0049】
ロックアクチュエータ60はピストン棒70とピストン71を有する。ピストン棒70はシール部材72を貫通し、ロック部材58と連結している。フレーム部46a,46bには長手方向の孔73,74が設けられており、該孔73,74はシリンダスペース75内のピストン71を動かすために、およびロック部材58を動かすために、シリンダスペース75に加圧媒体を送込むため、ピストン71の対向する側面で接続されている。図74に示したように、ロック部材58のロックは圧縮ばね76によって保証され、圧力によって妨害されるため、部材54と56との間のロックが解除されない。
【0050】
ここで転送ユニット31a,31bに関して一定の間隔をあけて充分な数の把持手段33,34が一列に設けられていることに注目すべきである。こうすることにより、前記顎部材列PL,PLM1,PLM2の把持および解除、ならびに取付およびロックが同時に行える。端部片RK,RKの交換に関しては、これらの把持手段のうちの2つまたはそれ以上が使用され、したがって端部片には孔69のために相手部が設けられている。
【0051】
上述のように、たとえば顎部材PLの交換はまず以下のように実施される。
a)隣接する顎部材R2i、すなわち顎部材列PL,PLM1,PLM2の相手部69に関連する転送ユニット31a、31bに、一連の把持手段33、34が一列に配置される、
b)前記把持手段33,34および前記相手部69を、たとえば半径方向に延びるマンドレル68によってロックする、
c)好適にはロックアーム62をフレーム部46a,46bの溝64から解除することによって、特に相手部69に関連した把持手段33,34を配置したときに、顎部材列PL,PLM1,PLM2とフレーム部46a,46bとの間の安全ロックを解除する、
d)第1部54,56の第1ロックを垂直および水平方向に解除するために、好適にはフレーム部46a,46bに関連した管路51a,51bの可動ロック部材58bを動かすことによって、一方ではフレーム部46a,46bにあり、他方では顎部材列PL,PLM1,PLM2にある管路51a,51b,52のロックを解除する、
e)第2部55、56の垂直および水平方向の第2ロックを解除するために、前記顎部材列PL,PLM1,PLM2を転送ユニット31a,31bによって第1方向、特に水平方向(矢印1)に動かし、次いで第2方向、特に垂直方向(矢印2)下方に動かす、
f)図19〜図23、図31〜図35、図43〜図47、図57〜図61のステップの後、図24〜図30、図36〜図42、図48〜図56、図62〜図71に関して上述した交換ステップが実施される。
【0052】
ここで上述の図19〜図24、図31〜図36、図43〜図48、図57〜図62のステップは端部片RK,RKの交換にも利用できることに注目すべきである。
【0053】
【発明の効果】
本方法により、曲げ機械の顎状曲げ部の幅を簡易な機能の部品を用いて速やかにしかも信頼性の高い方法で調整することができるという利点が得られる。第1組顎部材はいわゆる微調整のための組を形成する。したがってそれらの顎部材の幅の差は好適には一定となるように定められ、これによって全幅の調整のための間隔は第1組顎部材の幅の差に等しい。他方、第2組顎部材の幅も一定となるように選択され、第2組顎部材はいわゆる顎状曲げ部の全幅の粗調整のために用いられる。このように、本方法を適用する場合には、第2組の顎部材の数はまず、全幅に関するいわゆる粗測定範囲を得るように選択される。次いで、曲げの目的のために必要とされる顎状曲げ部の全幅を得るために最も適切である顎部材が第1組から選択される。第2組の顎部材は単純なプレートであり、一種の第3組を形成するわずか2つの端部片があるだけであり、その幅は顎状曲げ部の全幅の決定において考慮すべき定数であるため、本方法は有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法と装置を利用している曲げ機械の正面図である。
【図2】本発明の方法と装置を利用している曲げ機械の側面図である。
【図3】本発明の方法と装置を利用している曲げ機械の平面図である。
【図4】本発明の方法の動作原理の概要を示す図である。
【図5】本発明の方法の動作原理の概要を示す図である。
【図6】本発明の方法の動作原理の概要を示す図である。
【図7】本発明の一実施例である方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の開始状態を示し、図7(1)は開始状態を示す正面図であり、図7(2)は開始状態を示す側面図である。
【図8】本発明の一実施例である方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の中間状態を示し、図8(1)は交換の中間状態を示す正面図であり、図8(2)は交換の中間状態を示す側面図である。
【図9】本発明の一実施例である方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の中間状態を示し、図9(1)は交換の中間状態を示す正面図であり、図9(2)は交換の中間状態を示す側面図である。
【図10】本発明の一実施例である方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の中間状態を示し、図10(1)は交換の中間状態を示す正面図であり、図10(2)は交換の中間状態を示す側面図である。
【図11】本発明の一実施例である方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の状態を示し、図11(1)は交換状態を示す正面図であり、図11(2)は交換状態を示す側面図である。
【図12】本発明の一実施例である方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換後の状態を示し、図12(1)は交換後の状態を示す正面図であり、図12(2)は交換後の状態を示す側面図である。
【図13】本発明の他の実施例の方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の開始状態を示し、図13(1)は開始状態を示す正面図であり、図13(2)は開始状態を示す側面図である。
【図14】本発明の他の実施例の方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の中間状態を示し、図14(1)は交換の中間状態を示す正面図であり、図14(2)は交換の中間状態を示す側面図である。
【図15】本発明の他の実施例の方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の中間状態を示し、図15(1)は交換の中間状態を示す正面図であり、図15(2)は交換の中間状態を示す側面図である。
【図16】本発明の他の実施例の方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の中間状態を示し、図16(1)は交換の中間状態を示す正面図であり、図16(2)は交換の中間状態を示す側面図である。
【図17】本発明の他の実施例の方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換の状態を示し、図17(1)は交換状態を示す正面図であり、図17(2)は交換状態を示す側面図である。
【図18】本発明の他の実施例の方法と装置を利用している曲げ機械における、顎状曲げ部の全幅の調整に関係する第1組の顎部材の交換後の状態を示し、図18(1)は交換後の状態を示す正面図であり、図18(2)は交換後の状態を示す側面図である。
【図19】図19は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図19(1)は正面図であり、図19(2)は側面図であり、図19(3)は平面図である。
【図20】図20は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図20(1)は正面図であり、図20(2)は側面図であり、図20(3)は平面図である。
【図21】図21は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図22】図22は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図23】図23は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図24】図24は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図25】図25は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図25(1)は正面図であり、図25(2)は側面図であり、図25(3)は平面図である。
【図26】図26は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図27】図27は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図28】図28は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図29】図29は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図30】図30は第1実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図30(1)は正面図であり、図30(2)は側面図であり、図30(3)は平面図である。
【図31】図31は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図31(1)は正面図であり、図31(2)は側面図であり、図31(3)は平面図である。
【図32】図32は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図32(1)は正面図であり、図32(2)は側面図であり、図32(3)は平面図である。
【図33】図33は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図34】図34は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図35】図35は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図36】図36は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図37】図37は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図37(1)は正面図であり、図37(2)は側面図であり、図37(3)は平面図である。
【図38】図38は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図39】図39は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図40】図40は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図41】図41は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図42】図42は第2実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図42(1)は正面図であり、図42(2)は側面図であり、図42(3)は平面図である。
【図43】図43は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図43(1)は正面図であり、図43(2)は側面図であり、図43(3)は平面図である。
【図44】図44は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図44(1)は正面図であり、図44(2)は側面図であり、図44(3)は平面図である。
【図45】図45は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図46】図46は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図47】図47は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図48】図48は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図48(1)は正面図であり、図48(2)は側面図であり、図48(3)は平面図である。
【図49】図49は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図50】図50は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図51】図51は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図52】図52は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図53】図53は第3施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図53(1)は正面図であり、図53(2)は側面図であり、図53(3)は平面図である。
【図54】図54は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図55】図55は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図56】図56は第3実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図57】図57は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図57(1)は正面図であり、図57(2)は側面図であり、図57(3)は平面図である。
【図58】図58は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図58(1)は正面図であり、図58(2)は側面図であり、図58(3)は平面図である。
【図59】図59は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図60】図60は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図61】図61は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図62】図62は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す正面図である。
【図63】図63は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、図63(1)は正面図であり、図63(2)は側面図であり、図63(3)は平面図である。
【図64】図64は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図65】図65は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図66】図66は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図67】図67は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図68】図68は第4施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示しており、り、図68(1)は正面図であり、図68(2)は側面図であり、図68(3)は平面図である。
【図69】図69は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図70】図70は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図71】図71は第4実施例の第2組の顎部材の交換の状態の1つを示す側面図である。
【図72】図72は締付けおよび転送操作を実施するための顎状曲げ部の特殊な構造を示しており、顎状曲げ部の長手方向に垂直な方向から見た概略図である。
【図73】図73は顎状曲げ部に関係する第1組の顎部材の締付および取外しを示しており、顎状曲げ部の長手方向に垂直な方向から見た図である。
【図74】図74は第2組の顎部の構造および係る顎部の締付けおよび取外しを示す、顎状曲げ部の長手方向に垂直な方向の図である。
【図75】図75はロックしている状態の図73のA部の拡大図を示している。
【符号の説明】
1 フレーム
16 第1転送手段
17,20,33,34 把持手段
30 第2転送手段
第1組
第2組
RK,RK 端部片
1n 第1顎部材
2n 第2顎部材
T 動作点
ET 休止点
KO 中心部
EV 第1貯留部
TV 第2貯留部
端部片の全幅
ロック部材の全幅
PM 顎部材列

Claims (37)

  1. 曲げ機械の複数の顎状曲げ部の幅を調整するための方法であって、各顎状曲げ部は2組の顎部材を有し、該2組の顎部材は、各顎状曲げ部の幅の調整のために、動作点(T)から休止点(ET)まで移動および/または交換され、該動作点および休止点は好適には曲げ機械に関連し、および逆もまた同様であり、
    第1組(R)の顎部材は、各顎状曲げ部の中央に配置され、
    第2組(R)の顎部材は、第1組の顎部材両側に配置され、
    各顎状曲げ部の端部には、顎状曲げ部の一部であり、各顎状曲げ部の全幅を決定する端部片(RK,RK)が設けられる曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための方法において、
    前記顎状曲げ部の全幅は、
    第1組(R)の顎部材は、いわば微調整のために幅の異なる顎部材群を形成するように選択され、一つの動作において1つの顎部材(R1n)が各顎状曲げ部の動作点(T)にあり、
    第2組(R)の顎部材は、いわば粗調整のために、同じ幅の顎部材群を形成し、しかも端部片(RK,RK)から切離されるように選択され、
    第1組の顎部材(R1n)を交換するために、
    位置(S)における第1組の顎部材(R1n)のロックが、長手方向に解除され、
    第1貯留部(EV)にあり、次に位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)を把持するために第1転送手段(16)が使用され、
    位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)とともに第1転送手段(16)が、移動されるべき第1組の顎部材(R1n)に関連して転送され、
    第1転送手段(16)が顎部材(R1n)の位置で把持するために使用され、顎部材(R1n)が第1転送手段(16)の保持部に転送され、
    第1転送手段(16)が、各顎部材(R1n,R1m)が反転するように各顎部材(R1n,RM)を方向付けるための交換動作を行うために用いられ、
    位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)が前記位置(S)に転送され、
    位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)が、各顎状曲げ部に関連してロックされ、かつ
    移動されるべき第1組の顎部材(R1n)が、第1転送手段(16)によって第1貯留部(EV)に配置されることを特徴とする曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための方法。
  2. 一つの動作において要求される顎状曲げ部の幅は以下の式、
    L=R1n +N・R2i+C
    ここに、
    L=各顎状曲げ部の幅
    1n=第1組(R)から選択された顎部材の幅(n=0…M)
    N=第2組(R)の顎部材の幅、すなわち定数
    2i=顎状曲げ部の動作点(T)における第2組(R)の顎部材の数(i=0…k)
    C=定数であって、顎状曲げ部の全幅、すなわち、好適には少なくとも各端部片(RK,RK)の全幅(C)と第1および第2組間の各ロック部材(LO)の全幅(C)に関する一定の幅をもつ部材に対する定数
    に従って選択されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 第2組(R)の顎部材の数が偶数となるように選択され、同数の第2組(R)の顎部材が、対称的な顎状曲げ部構造を達成するために第1組(R)から選択された顎部材(R1n)の両側に配置されており、項R2iの添字iは、i=0,2,4,6,…,kであり、kは偶数であることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 第1組(R)の各顎部材の数は、以下の方法、
    Figure 0003591738
    ここに、
    M=第1組(R)の顎部材の数
    Nまたは2・N=第2組(R)の各々の顎部材または2つの顎部材の幅
    LE=第1組(R)の顎部材列の連続した顎部材、たとえばRとRn+1との幅の一定の差
    で選択されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 第1組(R)の顎部材の幅は、以下の方法、
    KLn=C+K(k)・LE
    ここに、KL=第1組(R)の一定の顎部材Rの幅、nは1…Mまでの値、Mは顎部材の数
    =定数、すなわち第1組(R)の顎部材の基本幅
    (k)=式中の値0,1,2,…,M−1を受け入れる係数、Mは顎部材の数
    LE=第1組(R)の一連の顎部材の連続した顎部材たとえばRとRn+1との幅の一定の差
    によって選択され、
    定数Cは、特に顎状曲げ部を持ち上げるために、顎状曲げ部の幅を狭くする一時的な必要性に従って選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 第1組(R)の顎部材のための第1貯留部(EV)は、曲げ機械に関連して設けられ、かつ
    第1貯留部(EV)と顎状曲げ部の動作点にある第1組(R)の顎部材(R1n)の位置(S)との間で有効な第1転送手段(16)が、曲げ機械に関連して設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 第1組の顎部材(R1n)を交換するために、
    位置(S)にある第1組の顎部材(R1n)のロックが、各顎状曲げ部の長手方向において解除され、
    位置(S)から移動されるべき顎部材(R1n)が、交換位置(VA1)に転送され、
    第1貯留部(EV)にあり、次に位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)を把持するために第1転送手段(16)が使用され、
    第1転送手段(16)と位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)とが、交換位置(VA1)に関連してともに配置され、
    交換位置(VA1)にあり、位置(S)から除去されるべき第1組の顎部材(R1n)を把持するために第1転送手段(16)が使用され、第1組の顎部材(R1n)を第1転送手段(16)の支持のために解除し、
    各顎部材(R1n,R1m)の位置が反転するように顎部材(R1n,R1m)を方向付けるために第1転送手段(16)によって交換動作が行われ、
    位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)が位置(S)に転送され、顎状曲げ部と関連してロックされ、
    位置(S)に配置されるべき第1組の顎部材(R1m)が位置(S)に転送され、
    第1組の顎部材(R1m)が顎状曲げ部の長手方向にロックされ、かつ
    移動されるべき第1組の顎部材(R1n)が第1転送手段(16)によって第1貯留部(EV)に転送されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 一つの動作において動作点(T)にある第2組(R)の顎部材は、
    少なくとも、動作点(T)にある第2組(R)の顎部材のロックが顎状曲げ部の長手方向において解除され、
    第2転送手段(30)を用いることによって、各端部片(RK,RK)が解除されて動作点(T)から第2組の動作中顎部材(R2i)から切り離された交換位置にまで転送され、
    第2転送手段(30)が各端部片(RK,RK)の新たな位置に転送され、
    各端部片(RK,RK)のための新たな動作位置を得るために、第2組(R)顎部材列(PL)が第2転送手段(30)によって移動され、
    各端部片(RK,RK)が移動された顎部材の列(PL)の新たな動作位置に配置され、
    各端部片(RK,RK)と、少なくとも動作点(T)にある第2組の顎部材(R2i)とが各顎状曲げ部の長手方向においてロックされて交換されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 一つの動作において顎状曲げ部の動作点(T)にある第2組(R)の各顎部材は、
    少なくとも動作点(T)にある第2組(R)の顎部材が交換位置(VA2)で交換され、
    少なくとも動作点(T)にある第2組(R)の顎部材のロックが長手方向において解除され、
    第2転送手段(30)を用いることによって、各端部片(RK,RK)が解除され、動作位置から第2組(R)の動作中顎部材から切り離された交換位置に転送され、
    第2組(R)の顎部材列(PL)が各端部片(RK,RK)の前回の位置に配置され、
    第2転送手段(30)が各端部片(RK,RK)の新たな位置に転送され、各端部片(RK,RK)のための新たな動作位置を得るために、第2組(R)顎部材の列(TL)が第2転送手段(30)によって解除され、
    各端部片(RK,RK)が新たな位置である、移動された顎部材の列(PL)の位置に配置され、
    第2組の顎部材が交換位置(VA2)から動作点(T)に転送され、各端部片(RK,RK)と、少なくとも動作点(T)にある第2組の顎部材(R2i)とが顎状曲げ部の長手方向においてロックされて交換されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 第2組(R)の移動された顎部材の列(PL)が、交換と交換の間の時間において、第2転送手段(30)に関連して貯留されることを特徴とする請求項8または9記載の方法。
  11. 第2組(R)の移動された顎部材の列(PL)が休止点(ET)において各端部片(RK,RK)までの延長部を形成する第2組(R)顎部材と関連して配置されることを特徴とする請求項8または9記載の方法。
  12. 顎状曲げ部が2つの転送ユニット(31a,31b)を有する第2転送手段(30)によって長手方向にロックされ、2つの該転送ユニット(31a,31b)は、第2組(R)の顎部材の両端部に配置されることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  13. 移動された各端部片(RK,RK)によって顎状曲げ部に形成されている開口部(AU)が、休止中の各端部片を中心部(KO)に向けて転送することによって満たされることを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 顎状曲げ部の長手方向の各端部片(RK,RK)の全幅(C)が、第2組の顎部材の幅(N)と数(LM)の積よりも小さいかまたは等しくなるように選択され、移動されるべき顎部材列(PL)の数(LM)と幅(N)と端部片(RK,RK)の全幅(C)との間には、以下の式、
    LM・N≧C
    が成り立つことを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の方法。
  15. 第1組(R)の顎部材、第2組(R)の顎部材、特に顎部材列(PL)および/または各端部片(RK,RK)を、顎状曲げ部から解除するために、
    ロックを達成するために、第1または第2転送手段(16,30)の把持手段(17,20;33,34)が、交換されるべき顎状曲げ部の各部(R1n,R2i,PL,RK,RK)の相手部(69)に関連して動かされ、
    必要であれば、交換されるべき各部(R1n,R2i,PL,RK,RK)の安全ロック(62)が、特に把持手段(17,20;33,34)の転送動作に関連して解除され、
    第1ロック(54,58)がフレーム(1)または該フレームに接続されている部分(22,46a,46b)に関連してロックアクチュエータ(60)によって開放され、
    第2ロック(55,57)が第1または第2転送手段(16,30)の支持部上に各部(R1n,R2i,PL,RK,RK)を運ぶためのフレーム(1)に関連した転送手段(16,30)の一連の運動によって解除され、
    各部(R1n,R2i,PL,RK,RK)を固定するための工程が逆の順序で行われることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 顎状曲げ部の幅を調整するために、第1組(R)の顎部材および第2組(R)の顎部材の交換が、必要であれば、同時に行われることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 曲げ機械の複数の顎状曲げ部の幅を調整するための装置であって、各顎状曲げ部は2組の顎部材を有し、該2組の顎部材は、各顎状曲げ部の幅を調整するために、動作点(T)から休止点(ET)まで移動および/または交換され、該動作点および休止点は好適には曲げ機械に関連し、および逆もまた同様であり、
    第1組(R)の顎部材は、各顎状曲げ部の中央に配置され、
    第2組(R)の顎部材は、第1組の顎部材の両端部に配置され、
    各顎状曲げ部の端部には顎状曲げ部の一部であり、各顎状曲げ部の全幅を決定する端部片(RK,RK)が設けられ曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置において、
    前記顎状曲げ部の全幅は、
    第1組(R)の顎部材は、いわば微調整のために幅の異なる顎部材群を形成するように選択され、一つの動作において1つの顎部材(R1n)が各顎状曲げ部の動作点(T)にあり、
    第2組(R)の顎部材は、いわば粗調整のために、同じ幅の顎部材群を形成し、しかも端部片(RK,RK)から切離されるように選択され、
    前記装置はさらに、
    第1組(R)の休止顎部材のための第1貯留部(EV)と、
    顎状曲げ部に関連して貯留部(EV)から動作位置(T)まで第1組(R)の顎部材を交換するための第1転送手段(16)と、
    第2組(R)の休止顎部材のための第2貯留部(TV)と、
    各端部片(RK,RK)および第2組(R)の顎部材を、各顎状曲げ部の所望の幅によって定められる位置で交換し、かつ第2組(R)の休止顎部材を第2貯留部(TV)に転送するための第2転送手段(30)とを含み、
    第1転送手段(16)が垂直面においてその第1端部において軸回転可能なように配置されている転送アーム(19)を有し、転送アーム(19)の第2端部に
    第1把持手段(17)と、
    第2把持手段(20)と、
    転送アーム(19)の長手軸のまわりに各把持手段(17,20)とともに回転フレーム(21)を回転させるための回転装置(21a)を有する回転フレーム(21)とが設けられることを特徴とする曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置。
  18. 一つの動作において要求される顎状曲げ部の幅は以下の式、
    L=R1n +N・R2i+C
    ここに、
    L=各顎状曲げ部の幅
    1n=第1組(R)から選択された顎部材の幅(n=0…M)
    N=第2組(R)の顎部材の幅、すなわち定数
    2i=顎状曲げ部の動作点(T)における第2組(R)の顎部材の数(i=0…k)
    C=定数であって、顎状曲げ部の全幅、すなわち、好適には少なくとも各端部片(RK,RK)の全幅(C)と第1および第2組間の各ロック部材(LO)の全幅(C)に関する一定の幅をもつ部材に対する定数
    に従って選択されることを特徴とする請求項17記載の装置。
  19. 第1貯留部(EV)が、曲げ機械のフレーム(1)の顎状曲げ部上に配置され、
    第1組(R)の顎部材の交換に関連して、第1転送手段(16)が垂直方向で動作するように配置され、曲げ装置のフレーム(1)に固定されていることを特徴とする請求項17または18記載の装置。
  20. 第1貯留部(EV)が、交換されるべき第1組(R)の顎部材を第1転送手段(16)の把持位置に運ぶために曲げ機械のフレーム(1)に関連して動くように設けられていることを特徴とする請求項17〜19のいずれかに記載の装置。
  21. 第2貯留部(TV)が、2つの部分から成る第2貯留部(TV,TV)を形成するために顎状曲げ部の長手方向に顎状曲げ部の各端部片(RK,RK)の外側に配置されることを特徴とする請求項17記載の装置。
  22. 第2貯留部(TV)の少なくとも一部が、第2転送手段(30)と関連して配置されることを特徴とする請求項17または21記載の装置。
  23. 第2転送手段(30)は曲げ機械のフレーム(1)の水平ガイド(32a,32b)内に配置されている、好適には第1転送手段(16)の両端部に配置される2つの転送ユニット(31a,31b)を有し、該転送ユニット(31a,31b)にはフレーム(35)に関連して回転フレーム(36)が設けられており、
    第1把持手段(33)と、
    第2把持手段(34)と、
    垂直軸のまわりに把持手段(33,34)とともに回転フレーム(36)を軸回転させるための回転装置(36a)とを有することを特徴とする請求項17記載の装置。
  24. 第1組(R)から選択された顎部材(R1n)が各ロック部材(40a,40b)の第1表面(42a,42b)の間に配置されるように、互いに向かい合っている2つのロック部材(40a,40b)を有する中心部(KO)に第1組(R)から選択された顎部材(R1n)が配置され、第2組(R)の顎部材に向けられている各ロック部材(40a,40b)の第2表面(43a,43b)が前記顎部材(R)および/または各端部片(RK,RK)によって支持されることを特徴とする請求項17記載の装置。
  25. 第1組(R)から選択された顎部材(R1n)が、顎状曲げ部の長手方向に垂直な方向で見てL字状の2つのロック部材(40a,40b)を有している中心部(KO)に位置するように配置され、前記ロック部材は、第1組の選択された顎部材(R1n)がL字状の対向する各フランジ(41a,41b)の表面(42a,42b)の間に位置するように互いに対向するように配置されており、第2組(R)の顎部材に対面しているL字状の各垂直部材(44a,44b)の後面(43a,43b)は、顎部材(R)および/または各端部片(RK,RK)に対して支持されることを特徴とする請求項17または24記載の装置。
  26. 顎状曲げ部が、顎状曲げ部の長手方向において配置されたガイド(45)によって曲げ機械のフレーム(1)に対して支持されており、各アクチュエータ(47a,47b)または類似の構成が、2つの顎部材(48a,48b)を転送するために、曲げ機械のフレーム(1)と顎状曲げ部の各フレーム部(46a,46b)との間に配置されており、
    各顎部材は、
    中心部(KO)の2つのロック部材(40a,40b)の一方、
    動作位置(T)にある第2組(R)の顎部材(aR2i,bR2i)の少なくとも半分、
    2つの端部片(RK,RK)の一方を、
    第1組(R)顎部材を解除するために、特に第1組(R)の顎部材を交換し顎状曲げ部の長手方向で顎状曲げ部の動作点(T)において該顎部材をロックするために、および/または第2組(R)顎部材を両側に、たとえば交換位置(VA2)まで転送するために、水平方向の互いに向かい合った方向に有していることを特徴とする請求項17、24または25のいずれかに記載の装置。
  27. 各顎部材(48a,48b)は、中心部(KO)のロック部材(40a,40b)と各端部片(RK,RK)の間で第2組(R)の顎部材をロックするために、上記ロックを解除するために、および/または顎状曲げ部の長手方向に第2組(R)顎部材を転送するために、各アクチュエータ(49a,49b)などを有し、該アクチュエータ(49a,49b)の動作方向は顎状曲げ部の長手方向であることを特徴とする請求項17または26記載の装置。
  28. 各アクチュエータ(49a,49b)は、第2貯留部(TV)に関連して第2組(R)の顎部材(aREI,bREI)の少なくともいくつかに押圧作用を向けるように配置されており、該第2貯留部(TV)は端部片(RK,RK)の拡張部を形成していることを特徴とする請求項17、26または27のいずれかに記載の装置。
  29. 該各アクチュエータ(49a,49b)は、顎状曲げ部の各フレーム部(46a,46b)と第2組(R)の最も外側の顎部材および/または端部片(RK,RK)との間で有効であるように配置されることを特徴とする請求項17、26、27または28のいずれかに記載の装置。
  30. 曲げ機械の複数の顎状曲げ部の幅を調整するための装置であって、各顎状曲げ部は2組の顎部材を有し、該2組の顎部材は、各顎状曲げ部の幅を調整するために、動作点(T)から休止点(ET)まで移動および/または交換され、該動作点および休止点は好適には曲げ機械に関連し、および逆もまた同様であり、
    第1組(R)の顎部材は、各顎状曲げ部の中央に配置され、
    第2組(R)の顎部材は、第1組の顎部材の両端部に配置され、
    各顎状曲げ部の端部には顎状曲げ部の一部であり、各顎状曲げ部の全幅を決定する端部片(RK,RK)が設けられ曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置において、
    前記顎状曲げ部の全幅は、
    第1組(R)の顎部材は、いわば微調整のために幅の異なる顎部材群を形成するように選択され、一つの動作において1つの顎部材(R1n)が各顎状曲げ部の動作点(T)にあり、
    第2組(R)の顎部材は、いわば粗調整のために、同じ幅の顎部材群を形成し、しかも端部片(RK,RK)から切離されるように選択され、
    前記装置はさらに、
    第1組(R)の休止顎部材のための第1貯留部(EV)と、
    顎状曲げ部に関連して貯留部(EV)から動作位置(T)まで第1組(R)の顎部材を交換するための第1転送手段(16)と、
    第2組(R)の休止顎部材のための第2貯留部(TV)と、
    各端部片(RK,RK)および第2組(R)の顎部材を、各顎状曲げ部の所望の幅によって定められる位置で交換し、かつ第2組(R)の休止顎部材を第2貯留部(TV)に転送するための第2転送手段(30)とを含み、
    第2転送手段(30)は曲げ機械のフレーム(1)の水平ガイド(32a,32b)内に配置されている、好適には第1転送手段(16)の両端部に配置される2つの転送ユニット(31a,31b)を有し、該転送ユニット(31a,31b)にはフレーム(35)に関連して回転フレーム(36)が設けられており、
    第1把持手段(33)と、
    第2把持手段(34)と、
    垂直軸のまわりに把持手段(33,34)とともに回転フレーム(36)を軸回転させるための回転装置(36a)とを有することを特徴とする曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置。
  31. 一つの動作において要求される顎状曲げ部の幅は以下の式、
    L=R1n +N・R2i+C
    ここに、
    L=各顎状曲げ部の幅
    1n=第1組(R)から選択された顎部材の幅(n=0…M)
    N=第2組(R)の顎部材の幅、すなわち定数
    2i=顎状曲げ部の動作点(T)における第2組(R)の顎部材の数(i=0…k)
    C=定数であって、顎状曲げ部の全幅、すなわち、好適には少なくとも各端部片(RK,RK)の全幅(C)と第1および第2組間の各ロック部材(LO)の全幅(C)に関する一定の幅をもつ部材に対する定数
    に従って選択されることを特徴とする請求項30記載の装置。
  32. 曲げ機械の複数の顎状曲げ部の幅を調整するための装置であって、各顎状曲げ部は2組の顎部材を有し、該2組の顎部材は、各顎状曲げ部の幅を調整するために、動作点(T)から休止点(ET)まで移動および/または交換され、該動作点および休止点は好適には曲げ機械に関連し、および逆もまた同様であり、
    第1組(R)の顎部材は、各顎状曲げ部の中央に配置され、
    第2組(R)の顎部材は、第1組の顎部材の両端部に配置され、
    各顎状曲げ部の端部には顎状曲げ部の一部であり、各顎状曲げ部の全幅を決定する端部片(RK,RK)が設けられ曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置において、
    前記顎状曲げ部の全幅は、
    第1組(R)の顎部材は、いわば微調整のために幅の異なる顎部材群を形成するように選択され、一つの動作において1つの顎部材(R1n)が各顎状曲げ部の動作点(T)にあり、
    第2組(R)の顎部材は、いわば粗調整のために、同じ幅の顎部材群を形成し、しかも端部片(RK,RK)から切離されるように選択され、
    前記装置はさらに、
    第1組(R)の休止顎部材のための第1貯留部(EV)と、
    顎状曲げ部に関連して貯留部(EV)から動作位置(T)まで第1組(R)の顎部材を交換するための第1転送手段(16)と、
    第2組(R)の休止顎部材のための第2貯留部(TV)と、
    各端部片(RK,RK)および第2組(R)の顎部材を、各顎状曲げ部の所望の幅によって定められる位置で交換し、かつ第2組(R)の休止顎部材を第2貯留部(TV)に転送するための第2転送手段(30)とを含み、
    各把持手段(17,23;33,34)は、第1組(R)の顎部材、第2組(R)の顎部材、好適には顎部材列(PL)および/または各端部片(RK,RK)に関連して、たとえば孔のような相手部(69)に挿入されるように配置されている突出部(68)、特に半径方向に延びるマンドレル(68)を有することを特徴とする曲げ機械の顎状曲げ部の幅を調整するための装置。
  33. 一つの動作において要求される顎状曲げ部の幅は以下の式、
    L=R1n +N・R2i+C
    ここに、
    L=各顎状曲げ部の幅
    1n=第1組(R)から選択された顎部材の幅(n=0…M)
    N=第2組(R)の顎部材の幅、すなわち定数
    2i=顎状曲げ部の動作点(T)における第2組(R)の顎部材の数(i=0…k)
    C=定数であって、顎状曲げ部の全幅、すなわち、好適には少なくとも各端部片(RK,RK)の全幅(C)と第1および第2組間の各ロック部材(LO)の全幅(C)に関する一定の幅をもつ部材に対する定数
    に従って選択されることを特徴とする請求項32記載の装置。
  34. 各転送ユニット(31a,31b)は、第2組(R)の顎部材のいくつかが把持手段(33または34)によって支持されて休止位置(ET)に配置されるように、第2貯留部(TV)の一部として動作するよう配置されることを特徴とする請求項17、23または30のいずれかに記載の装置。
  35. 各把持手段(17,23;33,34)は、第1組(R)の顎部材、第2組(R)の顎部材、好適には顎部材列(PL)および/または各端部片(RK,RK)に関連して、たとえば孔のような相手部(69)に挿入されるように配置されている突出部(68)、特に半径方向に延びるマンドレル(68)を有することを特徴とする請求項17、23、30または34のいずれかに記載の装置。
  36. 除去可能部(R1n,R2i,PL,RK,RK)とフレーム(1)または該フレームの一部、好適には顎状曲げ部のフレーム部(46a,46b)の間に、安全ロック(62)が配置されており、該安全ロック(62)は、好適には転送手段(16,30)の運動によって転送手段(16,30)に関連して開口されるように配置されることを特徴とする請求項17、23、30、32、34または35のいずれかに記載の装置。
  37. 第2組(R)の顎部材および顎状曲げ部のフレーム部(46a,46b)の各端部片(RK,RK)のロックが2つの部分を有するように配置され、
    フレーム部(46a,46b)には、顎状曲げ部の長手方向にロックアクチュエータ(60)が設けられ、
    ロックアクチュエータ(60)は、顎状曲げ部の長手方向に前記フレーム部(46a,46b)の長さまで延びている第1ロックの第1部(54)に連結され、
    第1ロックの第1部(54)は、第2組の顎部材(R2i)、特に顎部材列(PL)および/または端部片(RK,RK)およびフレーム部(46a,46b)の間の第1ロック(54,58)を開放するために、フレーム部(46a,46b)の長手方向に垂直な方向に可動であるように配置され、
    第2ロック(55,57)は、各転送手段(16,30)のフレーム(1)に関連した一連の運動によって解除されるように配置されることを特徴とする請求項17、23、26、30、32、34、35または36のいずれかに記載の装置。
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