JP3590203B2 - 記憶手段の制御方法及びその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は記憶手段を制御する方法及びその装置に係わり、特に複数の処理手段から並列的な書き込みの要請が発生する場合の書き込みを制御する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、ATM(ASYNCHRONOUS TRANSFER MODE)等の通信システムにおいては、複数のプロセッサ等の情報処理手段によって、システム外部又は内部の記憶装置を用いて様々な処理を行っている。
【0003】
このようなシステムでは、記憶内容に関して相互に関連のある記憶装置に対し、複数のプロセッサによる並列的な書き込み要請がある場合には、それぞれの記憶装置の間で、記憶している情報の整合性の維持が重要な問題となっている。また、複数の情報処理手段がほぼ同時期に関連性のある記憶情報を用いる場合には、情報処理手段の使用の優先度を考慮したり、情報の時間的な整合性を確保する必要がある。即ち、複数の書き込み要請があった場合には、より最新の情報を優先して上書きをすることを維持しなければならない。
【0004】
ここで、複数の記憶装置に対する複数の情報処理手段による並列的な従来の書き込み制御法について、具体的な例を用いて説明する。
【0005】
例えばATMセル等の通信用セルのヘッダに含まれている各々の識別子に対応するテーブルに掲載されている0から3までのカウンタを考える。ここで、一つの識別子は、簡単のために一つのテーブルを参照するための索引と対応していることとする。また、このテーブルの実体は、通信装置外部の主記憶装置に記憶されている。
【0006】
新たな、内部処理に未だ使用されていない識別子を持つセルが一定の周期(ホスト側の長い処理周期に比して短い周期)で通信装置に受信される毎に、当該識別子に対応した索引の主記憶装置の記憶情報の複製が、通信装置内部の記憶装置、具体的にはキャッシュメモリに格納される。そして、同一の識別子を持つセルの処理が終了した時点で、キャッシュメモリに書き込まれた内容が、主記憶装置に書き戻されるものとする。
【0007】
通信装置外部のホスト側では、主記憶装置のテーブルのカウンタ値は、すべての索引にわたって、所定の周期(長い周期)で第2の情報処理手段が1を加算していく。一方、通信装置内部では、第1の情報処理手段が、個々のセルが受信される度に、キャッシュメモリに掲載されている識別子に対応するテーブルの索引情報からテーブルを読込み、カウンタ値を0に初期化してキャッシュメモリに主記憶装置の情報を反映させている。
【0008】
ここで、第2の情報処理手段は主記憶装置に対する書き込み処理を独立して行っており、第1の情報処理手段はキャッシュメモリに対する処理を独立して行っている。従って、同一の索引を持つ記憶情報を、重複する期間において書き込み処理を行わない限りにおいて、主記憶装置とキャッシュメモリ相互の書き込み処理によってそれぞれの記憶情報の整合性が損なわれることはない。
【0009】
しかし、主記憶装置とキャッシュメモリは、実体と複製の関係にある。同一の索引を持つ記憶情報を期間を重複させて主記憶装置とキャッシュメモリに独立して書き込みを行った場合には、キャッシュメモリの記憶内容を主記憶装置に書き戻す際に、記憶情報の整合性が損なわれるおそれがある。
【0010】
例えば、テーブルのカウンタ値が1であり、第2の情報処理手段が1を加算して2にする処理を考える。第2の情報処理手段は、テーブルのカウンタ値を加算するために主記憶装置のテーブルを参照する。この時点では、テーブルのカウンタ値はまだ1であるので、第2の情報処理手段はこの値「1」を読み込み、1を加算して主記憶装置のテーブルに2を書き込むことになる。
【0011】
ところが、第2の情報処理手段がテーブルを読み込んで書き戻す迄の間に、同一の索引を示す識別子を持った通信セルが通信装置に受信されることがある。このような場合、第1の情報処理手段が、カウンタ値を0に初期化したとすると、第2の情報処理手段が書き戻したカウンタ値2は、第1の情報処理手段が処理を行う前の古い情報であるカウンタ値1を参考にしていることになる。このため、本来は初期化されたカウンタ値0に1加算したカウンタ値1を書き戻すべきところを、第2の情報処理手段はカウンタ値2を上書きしてしまうことになり、整合性が損なわれることになる。
【0012】
このような複数の記憶装置間の記憶情報の不整合性は、それぞれの記憶装置の処理を独立して行う情報処理手段が実時間で処理をすることができない点に起因している。従って、複数の要因が並列してほぼ重複した時間帯で記憶情報の処理を行う場合には、このような不整合性という問題は必然的に付随することになる。
【0013】
従来は、記憶情報の整合性を維持するために、2つ以上の情報処理手段がそれぞれの記憶装置への書き込み処理を行う場合には、各情報処理手段の処理期間が重複しないように、逐次的な処理を行っていた。このため、ある情報処理手段が、同じ処理ブロック内の記憶手段への書き込みを伴う処理を行っている場合、他の独立した情報処理手段が、自己の処理ブロック内の記憶手段に書き込みを伴う処理を行おうとした場合、緊急度が高い処理が終了するまでの間は、緊急度が低い処理を待たせなければならなかった。
【0014】
より具体的には、カウンタを1加算していく第2の情報処理手段と、カウンタ値を0に初期化する第1の情報処理手段が、同一の索引のテーブル情報の処理を期間を重複させて行おうとした場合、第1の情報処理手段の緊急度が高い場合には、第2の情報処理手段がカウンタへの一連の処理、即ちカウンタ値の読込みから、カウンタへの書き戻しまでの処理を既に開始し処理中である場合であっても、第1の情報処理手段からの同一索引の読み込み要請があった場合には、それまでの第2の情報処理手段の行っていた処理は全て破棄していた。そして、第1の情報処理手段によってカウンタ値が0に初期化された後に、第2の情報処理手段がカウンタ値を再度読み込んで1を加算し、カウンタ値を1にしてこの値を書き戻す処理を行っていた。
【0015】
記憶情報の整合性を確保する方式として、従来は次の二つのものがあった。一つは更新方式と称されるもので、複製側のある一つの記憶手段に書き込みを行った場合には、複製側の他の全ての記憶手段と、実体側の記憶手段とを全て書き替えられたものに更新する。
【0016】
もう一つのものは無効化方式と称されるもので、複製側の一つの記憶手段に対して書き込みを行った場合、この記憶領域のアドレス情報を、他の全ての複製側と実体側に通知することで、そのアドレスの記憶領域に既に書き込まれている情報はもはや最新のものではないことを知らせて無効にさせる。
【0017】
更新方式では、一つの情報処理手段が同一処理ブロック内の記憶手段の記憶領域に書き込みを行った場合、同じ記憶領域に書き込みを行おうとしていた他の情報処理手段はそれまでの全ての処理を破棄し、新たに自分の処理ブロック内の記憶手段への処理をやり直さなければならないという無駄が生じる。
【0018】
無効化方式の場合にも、書き込みや参照を行おうとした記憶領域に記憶されていた情報が無効化されたならば、当該記憶領域の情報を再度読み出して、処理をやり直さなければならない。
【0019】
従って、上記二つのいずれの方式においても、同一記憶領域への書き込み処理は、逐次的に行わなければならなかった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来は記憶情報の整合性を保護するために、2つ以上の情報処理手段が同じ記憶領域への書き込みを行う場合には、各情報処理手段の処理を逐次的に行なわなければならなかった。
【0021】
しかし、先に処理を開始した緊急度の高い情報処理手段が、同じ記憶領域に記憶されている情報を長期間連続して用いる場合、後に処理を行うべき緊急度が低い情報処理手段は、処理を待たされることになる。このため、緊急度が低い情報処理手段が処理を行わなければならない所定期間内に、緊急度が高い情報処理手段が処理を終了し得ない状況に陥ることがあった。
【0022】
例えば、前述した通信用テーブルのカウンタを例に考えると、同一の索引をもつセルをパイプラインで連続して処理を行っている場合、第1の情報処理手段は、その間に当該索引の記憶情報を使用した処理を引き続き行っている。このような場合には、第2の情報処理手段は処理を待たされる状況に陥る。場合によっては、第2の情報処理手段が処理を終了すべき所定期限内に、第1の情報処理手段が処理を終了することができないことが起こりうる。
【0023】
また、従来は複製側に書き込まれた情報を実体側に書き込むことはあっても、実体側に新たに書き込まれた情報を複製側に反映させることはしていなかった。
【0024】
例えば、前述したカウンタ値が格納されているキャッシュメモリのテーブルに、第1の情報処理手段が情報を書き込んだ場合、その情報はキャッシュメモリ側から主記憶装置に記憶情報を書き戻す際に反映させることができるが、第2の情報処理手段が主記憶装置に書き込んだ情報を、既にキャッシュされているキャッシュメモリ側に反映させることは、従来の技術では行っていなかった。よって、次のような不都合が生じていた。
【0025】
同一の索引情報を持つセルが連続して少なくともパイプラインの中に存在しているような場合には、1度読み込まれた記億情報は、キャッシュ効率の向上のために主記憶装置から新たに読み出されずに使用され続けられる。仮に、一つの索引の記憶情報を保持しているキャッシュが引き続いて使用されている状況が長期間に及んだ場合、その期間内に第2の情報処理手段が処理を行ったとしても、当該索引の記憶情報に対する情報の書き換えはキャッシュメモリ側には反映されていないことになる。よって、第1の情報処理手段は、第2の情報処理手段が新しい情報を書き換える前の古い記憶情報を引き続き用いて処理を行うという問題があった。
【0026】
現在、開発が進められているATM交換機等の通信用制御装置においては、セルに付随した処理は内部のキャッシュメモリを用いて行い、全回線の保守・運用を行う処理は主記憶装置を用いて行う場合が多くなりつつある。このような状況の中で、キャッシュの効率を高めるために、キャッシュメモリの記憶領域の容量が増大していくことになれば、一つの回線のための情報が長期間キャッシュされたままになる状況が生じる可能性がある。このような場合、従来のように主記憶装置に書き換えた内容を既にキャッシュされた記憶情報に反映しないのでは、回線情報が頻繁にセルの処理に用いられている場合、キャッシュ回線の保守、運用上の処理が、セルの処理を行っているキャッシュメモリの記憶情報の整合性を損なうことになる。
【0027】
また、複数の情報処理手段が、同じ記憶領域への書込みが競合する場合に、逐次的に処理を行おうとすると、長い周期の処理が処理を行っている期間に、短い周期の処理が競合した場合、長い周期の処理は待たされることになる。しかし、両方の処理が、長い周期間で1回以上競合するような頻度で行われる場合、実施的に長い周期の処理は不可能となる。
【0028】
例えば、セルに付随した処理を内部のキャッシュメモリを用いて行い、全回線の保守・運用を行う処理は主記憶装置を用いて行う場合、大規模な回線が設定されると、該回線のセルの到着頻度は高くなる。ここで、回線Aに、全回線の16分の1の回線流量を設定すると、16セル周期に1回は回線Aのセルが到着することになる。もし、回線の保守・運用処理は、16セル周期かかるとすると、16セル周期間に、回線Aのセルは非常に高い確率で1回は到着することになり、回線Aの保守・運用処理は、実質的に不可能となる。この傾向は、回線の流量が大きくなるほど、また長い周期の処理期間が長くなるほど顕著に現れ、全回線流量の殆どを一つの回線が占有する場合、回線の保守・運用処理は、完全に不可能となるといえる。
【0029】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、並列的に存在する記憶情報の情報処理手段が、複数の記憶情報を、相互の記憶情報間で整合性を損なうことなく読み書きが可能な記憶装置の制御手段及びその装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明の記憶手段の制御方法は、
第1、第2、…、第N(Nは2以上の整数)の記憶手段にそれぞれ情報が記憶されており、このうちの少なくとも二つの記憶手段の間で情報を反映させる記憶手段の制御方法において、
第1、第2、…、第Nの処理手段が対応する前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれの書き込み処理を行うステップと、
前記第1、第2、…、第Nの処理手段が、それぞれ前記第1、第2、…、第Nの記憶手段に書き込みを行った記憶領域を示す第1、第2、…、第Nの発現情報を第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段がそれぞれ管理するステップと、
前記第1、第2、…、第Nの記憶手段のうちの少なくとも1つの記憶手段の各記憶領域毎に、前記少なくとも一つの記憶手段以外の記憶手段に対応した前記第1、第2、…、第Nの処理手段のうちの少なくとも1つの処理手段の書き込み処理の優先度を示す優先度情報を優先度情報制御手段が管理するステップと、
前記優先度情報制御手段に管理されている前記優先度情報と、前記第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段にそれぞれ管理されている前記第1、第2、…、第Nの発現情報とを用いて、抑制情報制御手段により、前記少なくとも1つの記憶手段の各記憶領域への前記少なくとも1つの処理手段の書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理するステップと、
前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、処理情報反映手段により、前記少なくとも1つの記憶手段に書き込まれた情報を前記少なくとも1つの処理手段に対応した記憶手段に書き込まれた情報に反映するステップと、
を備えたことを特徴とする。
【0031】
また本発明の記憶手段の制御方法は、
第1、第2、…、第N(Nは2以上の整数)の記憶手段にそれぞれ記憶されている情報を、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ記憶されている情報に相互に反映させる記憶手段の制御方法において、
第1、第2、…、第Nの処理手段が対応する前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれの書き込み処理を行うステップと、
前記第1、第2、…、第Nの処理手段が、それぞれ前記第1、第2、…、第Nの記憶手段に書き込みを行った記憶領域を示す第1、第2、…、第Nの発現情報を第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段がそれぞれ管理するステップと、
前記第1、第2、…、第Nの記憶手段の各記憶領域毎に、前記第1、第2、…、第Nの処理手段のそれぞれの書き込み処理の優先度を示す優先度情報を優先度情報制御手段が管理するステップと、
前記優先度情報制御手段に管理されている前記優先度情報と、前記第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段にそれぞれ管理されている前記第1、第2、…、第Nの発現情報とを用いて、抑制情報制御手段により、前記第1の記憶手段の各記憶領域への前記第2、第3、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、前記第2の記憶手段の各記憶領域への前記第1、第3、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、前記第3の記憶手段の各記憶領域への前記第1、第2、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、…、前記第Nの記憶手段の各記憶領域への前記第1、第2、…、第N−1の処理手段の書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理するステップと、
前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、処理情報反映手段により、前記第2、第3、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第1の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、前記第1、第3、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第2の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第3の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、…、前記第1、第2、…、第N−1の記憶手段に書き込まれた情報を前記第Nの記憶手段に書き込まれた情報に反映するステップと、
を備えたことを特徴とする。
【0032】
本発明の記憶手段の制御方法は、
第1の記憶手段に記憶されている情報を第2の記憶手段に記憶されている情報に反映させる記憶手段の制御方法において、
第1の処理手段が前記第1の記憶手段に書き込み処理を行うステップと、
前記第1の処理手段が前記第1の記憶手段に書き込みを行った記憶領域を示す発現情報を発現情報制御手段が管理するステップと、
前記第2の記憶手段の各記憶領域毎に、前記第1の処理手段の書き込みの優先度を示す優先度情報を優先度情報制御手段が管理するステップと、
前記優先度情報制御手段に記憶されている前記優先度情報と、前記発現情報制御手段に管理されている前記発現情報とを用いて、前記第2の記憶手段の各記憶領域への書き込みを抑制する抑制情報を抑制情報制御手段が生成して管理するステップと、
前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、前記第1の記憶手段に書き込まれた情報を処理情報反映手段が前記第2の記憶手段に反映するステップと、
前記発現情報制御手段が管理する前記発現情報と、前記優先度情報制御手段が管理する前記優先度情報の少なくともいずれかを時間的に変化させるステップと、
これに伴い、前記抑制情報制御手段が管理する前記抑制情報を時間的に変化させるステップとを備えることを特徴とする。ここで、複数の第1の記憶手段に記憶されている情報を少なくとも1つの第2の記憶手段に記憶されている情報に反映させる記憶手段を制御する方法においても、同様に本発明を適用することができる。
【0034】
前記第1の記憶手段が記憶している情報に前記第2、第3、…、第Nの記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映するステップは、前記第1の処理手段の前記第1の記憶手段への書き込み処理が終了した時点に行われ、前記第2の記憶手段が記憶している情報に前記第1、第3、…、第Nの記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映するステップは、前記第2の処理手段の前記第2の記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行われ、…、前記第Nの記憶手段が記憶している情報に前記第1、第2、…、第N−1の記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映するステップは、前記第Nの処理手段の前記第Nの記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行われてもよい。同様に、前記第1、第2、…、第Nの処理手段のうち、第J(Jは1以上N以下の整数)の処理手段が第Jの記憶手段への処理が終了するまでの間に、前記第Jの記憶手段を含まない前記第1、第2、…、第Nの処理手段が対応する前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ処理を行った結果得られた前記第1、第2、…、第Nの発現情報を前記発現情報制御手段により蓄積して管理するステップをさらに備えてもよい。
【0035】
本発明の記憶手段の制御装置は、
第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ記憶されている情報を、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段のうちの少なくとも二つの記憶手段の間で情報を反映させる記憶手段の制御装置において、
前記第1、第2、…、第Nの記憶手段へのそれぞれの書き込み処理を行う第1、第2、…、第Nの処理手段と、
前記第1、第2、…、第Nの処理手段が、それぞれ前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ書き込みを行った記憶領域を示す第1、第2、…、第Nの発現情報をそれぞれに管理する第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段と、
前記第1、第2、…、第Nの記憶手段のうちの少なくとも1つの記憶手段の各記憶領域毎に、前記少なくとも1つの記憶手段以外の記憶手段が対応した前記第1、第2、…、第Nの処理手段のうちの少なくとも1つの処理手段の書き込みの優先度を示す優先度情報を管理する優先度情報制御手段と、
前記優先度情報制御手段に管理されている前記優先度情報と、前記第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段にそれぞれ管理されている前記第1、第2、…、第Nの発現情報とを用いて、前記少なくとも1つの記憶手段の各記憶領域への前記少なくとも1つの処理手段の書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理する抑制情報制御手段と、
前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、前記少なくとも1つの記憶手段に書き込まれた情報を前記少なくとも1つの処理手段に対応した記憶手段に書き込まれた情報に反映する処理情報反映手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0036】
本発明の記憶手段の制御装置は、
第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ記憶されている情報を、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ記憶されている情報に相互に反映させる記憶手段の制御装置において、
前記第1、第2、…、第Nの記憶手段へのそれぞれの書き込み処理を行う第1、第2、…、第Nの処理手段と、
前記第1、第2、…、第Nの処理手段が、それぞれ前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ書き込みを行った記憶領域を示す第1、第2、…、第Nの発現情報をそれぞれに管理する第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段と、
前記第1、第2、…、第Nの記憶手段の各記憶領域毎に、前記第1、第2、…、第Nの処理手段のそれぞれの書き込みの優先度を示す優先度情報を管理する優先度情報制御手段と、
前記優先度情報制御手段に管理されている前記優先度情報と、前記第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段にそれぞれ管理されている前記第1、第2、…、第Nの発現情報とを用いて、前記第1の記憶手段の各記憶領域への前記第2、第3、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、前記第2の記憶手段の各記憶領域への前記第1、第3、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、前記第3の記憶手段の各記憶領域への前記第1、第2、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、…、前記第Nの記憶手段の各記憶領域への前記第1、第2、…、第N−1の処理手段の書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理する抑制情報制御手段と、
前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、前記第2、第3、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第1の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、前記第1、第3、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第2の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第3の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、…、前記第1、第2、…、第N−1の記憶手段に書き込まれた情報を前記第Nの記憶手段に書き込まれた情報に反映する処理情報反映手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0037】
本発明の記憶手段の制御装置は、
第1の記憶手段に記憶されている情報を第2の記憶手段に記憶されている情報に反映させる記憶手段の制御装置において、
前記第1の記憶手段への書き込み処理を行う第1の書き込み処理手段と、
前記書き込み処理手段が前記記憶手段に書き込みを行った記憶領域を示す発現情報を管理する発現情報制御手段と、
前記第2の記憶手段の各記憶領域毎に、前記第1の書き込み処理手段の書き込みの優先度を示す優先度情報を管理する優先度情報制御手段と、
前記優先度情報記憶手段に管理されている前記優先度情報と、前記発現情報記憶手段に管理されている前記発現情報とを用いて、前記第2の記憶手段の各記憶領域への書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理する抑制情報制御手段と、
前記抑制情報制御手段に管理された前記抑制情報に基づいて、前記第1の記憶手段に書き込まれた情報を前記第2の記憶手段に書き込む処理情報反映手段と、
前記発現情報制御手段が管理する前記発現情報と、前記優先度情報制御手段が管理する前記優先度情報の少なくともいずれかを時間的に変化させる手段と、
を備え、
これに伴い前記抑制情報制御手段が管理する前記抑制情報を時間的に変化させることを特徴とする。ここで、複数の第1の記憶手段に記憶されている情報を少なくとも1つの第2の記憶手段に記憶されている情報に反映させる場合においても、本発明を同様に適用することができる。
【0039】
前記第1の記憶手段が記憶している情報に前記第2、第3、…、第Nの記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映する処理は、前記第1の処理手段の前記第1の記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行い、前記第2の記憶手段が記憶している情報に前記第1、第3、…、第Nの記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映する処理は、前記第2の処理手段の前記第2の記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行い、…、前記第Nの記憶手段が記憶している情報に前記第1、第2、…、第N−1の記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映する処理は、前記第Nの処理手段の前記第Nの記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行ってもよい。あるいは、前記発現情報制御手段は、前記第1、第2、…、第Nの処理手段のうち、第J(Jは1以上N以下の整数)の処理手段が第Jの記憶手段への処理が終了するまでの間に、前記第Jの記憶手段を含まない前記第1、第2、…、第Nの処理手段が対応する前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ処理を行った結果得られた前記第1、第2、…、第Nの発現情報を蓄積して管理してもよい。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
本実施の形態による記憶手段の制御装置の構成を、図1に示す。反映情報側100は、処理情報記憶手段101と情報処理手段102とを有し、処理情報記憶手段101は例えば通信装置内部のキャッシュメモリに相当する。
【0041】
一方、被反映情報側120は、処理情報記憶手段103と情報処理手段104とを有し、処理情報記憶手段103は例えば通信装置外部の主記憶装置に相当する。
【0042】
反映情報側100の処理情報記憶手段101に記憶されている処理情報は、情報処理手段l02によって読み出しあるいは書き込みが行われ、その結果が処理情報記憶手段101の内容に書き込まれる。
【0043】
被反映情報側120の処理情報記憶手段103に記憶されている処理情報は、情報処理手段104によって読み出しあるいは書き込みが行われ、その結果が処理情報記憶手段103の内容に書き込まれる。
【0044】
この反映情報側100における情報処理手段102の処理情報記憶手段101への書き込み処理、また被反映情報側120における情報処理手段104の処理情報記憶手段103への書き込み処理は相互に完全に独立しており、一方の側において処理の必要が生じると他方の側とは無関係に処理が行われる。
【0045】
発現情報制御手段105は、処理情報記憶手段101が情報処理手段l02によって書き換えられた記憶領域あるいは記憶ブロックを示す情報である発現情報を記憶、管理している。
【0046】
発現情報制御手段106は、処理情報記憶手段103が情報処理手段104によって書き換えられた記憶領域を示す発現情報を記憶、管理している。
【0047】
優先度情報制御手段107は、処理情報記憶手段103の有する各記憶領域に、情報処理手段102の書き込みと情報処理手段104の書き込みのいずれが優先されるかを示す優先度情報を記憶、管理している。
【0048】
抑制情報制御手段108は、処理情報記憶手段103の記憶領域毎に、情報処理手段102の記憶情報を、処理情報記憶手段103に記憶されている処理情報に書き込みしてよいかどうかを示す抑制情報を生成し記憶している。抑制情報制御手段108は、処理情報記憶手段103の記憶領域毎に、それぞれの記憶領域毎の発現情報を、発現情報制御手段105及び106の出力を用いて検索していき、それぞれの記憶領域において書き替えがあったことを示す発現フラグが立っているもののうち、優先度が高い方の情報処理手段に書き込みを許可する開放フラグを立て、優先度の低い情報処理手段には阻止フラグを立てる。
【0049】
処理情報反映手段109は、先ず、反映情報側100の処理情報記憶手段l01の処理情報の読み込みを行う。そして、抑制情報制御手段108が出力した抑制情報に基づき、書き込みが許可されている記憶領域、即ち、情報処理手段102に対して開放フラグが立っている記憶領域についてのみ、処理情報記憶手段103に書き込みを行う。
【0050】
ここで、反映情報側100と被反映情報120とは立場を入れ替えることで、処理情報記憶手段103の記憶内容を、抑制情報制御手段108が管理する抑制情報に基づいて処理情報反映手段109が処理情報記憶手段101に反映させることもできる。
【0051】
次に、このような本実施の形態による制御装置の動作手順について、より具体的に説明する。
【0052】
先ず、処理情報記憶手段と、これに付随する情報処理手段とで一つの処理ユニットが構成されており、簡単のために、三つの処理ユニット(処理ユニット1、2、3)のみが存在する場合を考える。各処理ユニットは、それぞれに処理情報、発現情報、抑制情報、優先度情報を記憶、管理する手段を有している。各処理ユニットは、それぞれに情報処理手段1、2、3を有し、それぞれ処理情報1、処理情報2、処理情報3を記憶、管理している。
【0053】
図2、図3及び図4に、それぞれ処理ユニット1、2及び3の各情報を示す。図2に、処理ユニット1に対応する情報として、情報処理手段1が処理を行う前の処理情報1(201)、処理を行った後の処理情報1(202)、発現情報1〜3(203〜205)、優先度情報(206)、情報処理手段1に隣接する他の情報処理手段として、情報処理手段2専用の抑制情報2(207)、情報処理手段3専用の抑制情報3(208)を、それぞれテーブルの形式で示す。
【0054】
処理ユニット2、3に関しても同様に、それぞれに対応する情報を図3、図4に示す。図3に、処理ユニット2に対応する情報として、情報処理手段2が処理を行う前の処理情報2(301)、処理を行った後の処理情報2(302)、発現情報1〜3(303〜305)、優先度情報(306)、情報処理手段1専用の抑制情報1(307)、情報処理手段3専用の抑制情報3(308)を示す。図4に、処理ユニット3に対応する情報として、情報処理手段3が処理を行う前の処理情報3(401)、処理を行った後の処理情報3(402)、発現情報1〜3(403〜405)、優先度情報(406)、情報処理手段3専用の抑制情報1(407)、情報処理手段2専用の抑制情報2(408)を示す。
【0055】
各情報は、それぞれ図6に示されたように、8つの記憶領域A〜Hに区切られているものとする。発現情報では、各記憶領域において書き換えがあったか否かを示す情報が入る。抑制情報では、各記憶領域への書き換えが可能か否かを示す抑制情報が入る。さらに、優先度情報では、各記憶領域に書き込む複数の処理情報記憶手段の記憶内容の優先順位が入る。
【0056】
ある時刻において、情報処理手段1、2、3が処理を行う前の情報は全て同一であるとする。従って、図2〜4に示された処理情報1(201)〜3(401)の記憶領域A〜Hには、同一の情報A0〜H0が入っている。この処理前の同一の情報を、情報処理手段1、2、3がそれぞれに独立して処理を行い、処理情報1(202)〜処理情報3(402)のように書き換えたとする。この書き換え処理後の情報は、図示されたようにそれぞれに異なっている。
【0057】
先ず、情報処理手段1に関して説明する。情報処理手段1により、処理情報1は、(201)から(202)のように書き換えられた。このとき、書き換えが生じた記憶領域はA,C,E,F,Hであり、領域B,D,Gは情報処理手段1によって書き換えられてはいない。
【0058】
この情報処理手段1が処理情報(201)に対して行った領域毎の書き換え情報は、発現情報1(203)に示されている。即ち、書き換えが生じた記憶領域に対応した発現情報1(203)の領域A,C,E,F,Hには発現フラグ「1」が立っており、書き換えが生じていない領域B,D,Gには発現フラグは立っておらず、「0」が書かれている。
【0059】
情報処理手段2及び3についても同様に、情報処理手段2、3がそれぞれに書き換えを行った領域の発現情報2(304)、3(405)にも発現フラグが立てられる。
【0060】
このように、それぞれの処理ユニット内での内部要因に応じて、他の処理ユニットとは独立して行われた書き換え処理を示す発現情報(203、304、405)を、他の処理ユニットと相互に通知し合う。これにより、他の処理ユニットの発現情報を、それぞれが有する外部要因専用の発現情報、即ち、処理ユニット1については発現情報2(204)及び発現情報3(205)、処理ユニット2については発現情報1(303)及び発現情報3(305)、処理ユニット3については発現情報1(403)及び発現情報2(404)として把握することができる。
【0061】
次に、処理ユニット1において抑制情報を作成する手順について説明する。情報処理手段1は、発現情報1〜3(203〜205)と、優先度情報(206)とを用いて、外部要因2、3専用の抑制情報2(207)及び3(208)を作成する。
【0062】
先ず、情報処理手段2向けの抑制情報2(207)に関し、情報処理手段2の発現要求がある記憶領域、即ち発現情報2(204)において発現フラグが立っている領域を調べる。発現情報2(204)における記憶領域Aには発現フラグが立っている。そこで、優先度情報206における記憶領域Aの優先順位を参照する。優先度情報206の記憶領域Aの優先順位は、処理ユニット1,2,3の順に並んでいる。従って、情報処理手段2より優先度が高いものは、情報処理手段1のみである。
【0063】
情報処理手段1の発現情報1(203)における記憶領域Aを参照すると、発現フラグが立っている。そこで、領域Aに関しては情報処理手段2の書き込み処理は抑制される。この結果、情報処理手段2に関する抑制情報2(207)の記憶領域Aには、阻止フラグ「0」が立てられる。
【0064】
次に、情報処理手段2の発現情報2(204)の領域Bに注目すると、発現フラグ「1」が立っている。優先度情報206の記憶領域Bの優先順位を参照すると、情報処理手段2、3、1の順に並んでいる。従って、情報処理手段2よりも優先度が高い他の情報処理手段は存在しない。従って、記憶領域Bに関しては情報処理手段2の書き込み処理が優先されるので、抑制情報2(207)の記憶領域Bには開放フラグ「1」が立てられる。
【0065】
さらに、情報処理手段2の発現情報2(204)における記憶領域Fに注目すると、発現フラグ「1」が立っている。優先度情報206における記憶領域Fの優先順位を参照すると、情報処理手段3、2、1の順に並んでいる。従って、情報処理手段2より優先度が高い情報処理手段は情報処理手段3のみである。情報処理手段3の発現情報3(205)における記憶領域Fを参照すると、発現フラグが立っていない。従って、領域Fに関しては、情報処理手段2が優先され、抑制情報2(207)の記憶領域Fには開放フラグ「1」が立てられる。
【0066】
情報処理手段2の発現情報2(204)における記憶領域Hに注目すると、発現フラグ「1」が立っている。優先度情報206における領域Hの優先順位を参照すると、情報処理手段2、3、1の順に並んでいる。従って、情報処理手段2の書き込み処理よりも優先すべき他の情報処理手段の処理は存在しない。
【0067】
従って、領域Hに関しては、情報処理手段2が優先され、抑制情報2(207)における領域Bには開放フラグ「1」が立てられる。
【0068】
情報処理手段2の発現情報2(204)において発現フラグが立っていない他の記憶領域、則ち領域C、D、E、Gに関しては、情報処理手段2からの書き換え要求がない。そこで、抑制情報2(207)における当該領域C、D、E、Gには、全て阻止フラグ「0」が書き込まれる。
【0069】
同様な手順により、抑制情報3(208)も作成することができる。また、同様にして他の処理ユニット2、3においても、抑制情報1(307)及び3(308)、抑制情報1(407)及び2(408)を作成することが可能である。
【0070】
このように、抑制情報は、各記憶領域内において、各情報処理手段の発現フラグが立っているうちの最も優先度の高い情報処理手段の抑制情報における当該領域にのみ、開放フラグ「1」が立てられ、この領域にのみ書き換え処理が行われる。
【0071】
次に、隣接する他の処理ユニットの情報を自己の処理ユニット内の処理情報に反映させる手順を説明する。処理情報1(202)に着目すると、この処理情報1(202)に、処理情報2(302)及び処理情報3(402)の情報を反映させることになる。
【0072】
先ず、処理情報2の情報を処理情報1に反映させる手順を述べる。情報処理手段2に対する抑制情報は、抑制情報2(207)が該当する。当該抑制情報のうち、開放フラグが立っているのは、記憶領域B、F、Hの3つである。この開放フラグがある領域にのみ、処理情報2(302)の情報を書き込むことができる。
【0073】
従って、処理情報2を抑制情報2における開放フラグが立っている処理情報1の領域に書き込む。これにより、領域B、F、Hの情報が、それぞれB0、Fl、Hlから、B2、F2、H2に書き換わる。同様に、処理情報3(402)を、抑制情報3(208)における開放フラグが立っている領域に書き込むと、領域C、E、Gの情報が、それぞれC1、E1、G0から、C3、E3、G3に書き換わる。このようにして、処理情報1(202)に、処理情報2(302)、処理情報3(402)をそれぞれ抑制情報2、3における開放フラグが立っている領域において反映させると、図5に示された処理情報501のように書き換わる。
【0074】
同様な手順で、処理情報2(302)に、処理情報1(202)と処理情報3(402)をそれぞれ抑制情報1、3に従って反映させた場合、さらに、処理情報3(402)に、処理情報1(202)と処理情報2(302)をそれぞれ抑制情報1、2に基づいて反映させた場合にも、図5における処理情報501と同じものが得られる。
【0075】
このように、それぞれ自己の処理ユニット内において独立して行った書き換え情報を、他の処理ユニットにそれぞれ通知し合い、この発現情報と優先度情報と発現情報とを用いて作成した抑制情報に基づいて反映させることによって、優先度が高い情報を相互に反映し整合性を確保することができる。
【0076】
上述した実施の形態では、処理ユニットが3つ存在した場合に相当する。しかし、処理ユニットがN(Nは2以上の整数)個存在する場合にも書き換え制御を同様に適用することができる。
【0077】
次に、処理ユニットが2つ存在する他の実施の形態について、説明する。
【0078】
この二つの処理ユニット1、2は、それぞれ情報処理手段1、2によって処理情報1、処理情報2の処理を制御している。また各処理ユニット1、2は、それぞれ処理情報、発現情報、抑制情報、優先度情報を記憶、管理する手段を有している。
【0079】
図7に、処理ユニット1に関する各情報を示し、図8に処理ユニット2に関する情報を示す。先ず、図7に、情報処理手段1が処理を行う前の処理情報1(701)、処理を行った後の処理情報1(702)、発現情報1(703)、発現情報2(706)、優先度情報(704)、さらには外部要因に相当する情報処理手段2専用の抑制情報(705)を、各記憶領域毎にテーブル形式で示す。
【0080】
同様に、図8に、情報処理手段2が処理を行う前の処理情報2(801)、処理を行った後の処理情報2(802)、発現情報1(803)、発現情報2(806)、優先度情報(804)、さらには外部要因に相当する情報処理手段1専用の抑制情報(805)を各記憶領域毎に示す。
【0081】
上述した処理ブロックが3つ存在する実施の形態と同様に、ある時刻において、情報処理手段1、2が処理を行う前の情報が一致している場合を考える。図7の処理情報1(701)と、図8の処理情報2(801)における各記憶領域A〜Hには、同一の情報A0〜H0が入っている。この処理前の情報に対して、情報処理手段1、2がそれぞれ独立して処理を行い、それぞれ図8、図9に示された相互に異なる処理情報1(702)、処理情報2(802)のように書き換えたとする。
【0082】
先ず、情報処理手段1に関する情報について着目すると、処理情報1は、(701)から(702)のように書き換えられている。書き換えが生じた記憶領域は、A、C、E、F、Hであって、領域B、D、Gは情報処理手段1によって書き換えられていない。情報処理手段1が処理情報1(701)に対して書き換えた領域を示す発現情報1(703)は、図7に示されたようである。書き換えが生じた領域に対応した発現情報1(703)の領域A、C、E、F、Hに、発現フラグ「1」が立っており、書き換えが生じていない領域B、D、Gには発現フラグは立っていない。
【0083】
同様に、情報処理手段2が書き換えを行った記憶領域に対応した発現情報においても、図7に示された処理ユニット1が管理する発現情報2(706)、及び図8に示された処理ユニット2が管理する発現情報2(803)に発現フラグ「1」が立てられる。処理ユニットが2個の場合においても、自己の発現情報を他の処理ブロックとの間で相互に交換する必要がある。
【0084】
次に、情報処理手段1は、発現情報(703)と、優先度情報(704)とを用いて、外部要因2専用の抑制栢報2(705)を作成する。先ず、情報処理手段1の発現要求がある記憶領域、則ち発現情報1(703)の記憶領域において、発現フラグが立っている領域の抑制情報を決定する。発現情報1(703)の領域A、Cでは発現フラグが立っているので、優先度情報704における領域A、Cの優先順位を参照する。領域A、Cの優先順位は、処理ブロック1の方が高いので、情報処理手段1は、情報処理手段2より優先度が高い。このため、情報処理手段2の抑制情報(705)の領域A、Cには、阻止フラグ「0」が立てられる。
【0085】
さらに、情報処理手段1の発現情報(703)の領域E、F、Hに注目すると、発現フラグが立っている。そこで、優先度情報704の領域E、F、Hの優先順位を参照する。領域E、F、Hの優先度は、情報処理手段2の方が高位であるので、情報処理手段2が情報処程手段1より優先される。従って、記憶領域E、F、Hに関しては、情報処理手段2が優先されて、抑制情報(705)の領域E、F、Hにはそれぞれ開放フラグ「1」が立てられる。
【0086】
残りの発現情報703における発現フラグが立っていない領域B、D、Gに関しては、憤報処理手段1による書き換えが発生していない。よって、情報処理手段2の抑制フラグ705における領域B、D、Gには、開放フラグ「1」を立てる。このような処理を、処理ユニット2においても同様に行うことで、図8に示された抑制情報1(805)が生成される。
【0087】
そして、処理ユニット1、2間で相互に情報を反映させることで、図9のように整合のとれた処理情報(901)が得られる。
【0088】
ところで、上術した二つの実施の形態では、同時刻に相互に情報を反映させた場合を想定している。しかし、必ずしも反映処理を行うタイミングを異なる処理ユニット間で同一にする必要はない。しかし、処理の一貫性を確保するためには、各処理ユニットが有する情報処理手段が自己の処理ユニット内で処理を終了した後、あるいは次の処理を開始する直前に、反映処理を行うのが望ましい。この場合にも、各情報処理手段が処理を行う周期は同一である必要はない。
【0089】
ここで、処理ユニットによって処理周期が異なる場合には、処理の周期が長い情報処理手段と、処理周期が短い情報処理手段との間で、周期が長い情報処理手段が処理を行っている間に、周期が短い情報処理手段が複数回処理を行うことになる。
【0090】
このような場合は、周期が長い情報処理手段の処理が開始されてから、周期が短い情報処理手段の処理を累算した発現情報を反映することによって、整合性が確保される。
【0091】
このことを、図10を用いて説明する。三つの処理ブロック1〜3が存在し、処理ブロック1は最も処理周期が短く、処理ブロック3は最も処理周期が長いとする。処理ブロック3がサイクルS31の処理を開始してからこの処理が終了するまでの間に、処理ブロック1は5つのサイクルS11〜15の処理を既に終えている。この処理によって、記憶領域A〜Hのうち、A、D、Gにおいて書き換えが行われている。そこで、処理ブロック3においては、サイクルS31の処理が終了して次のサイクルS32の処理が開始される前後において、処理ブロック1では領域A、D、Gにおいて発現フラグが立っているという情報を処理ブロック1から受け取ることで、全ての発現情報を累積させて、自己の処理情報記憶手段の記憶している情報に反映させることができる。
【0092】
また、優先度情報や発現情報は時間の経過と共に変化し得るものであり、これに伴い抑制情報も変化することがある。このような場合には、例えば処理ユニット1に関して、図2に示された発現情報1(203)〜3(205)、優先度情報(206)を、時間の経過と共に随時最新のものに更新していくことで、この二つの情報をもとに作成する抑制情報2(207)及び3(208)を更新していくことができる。この更新作業は、例えば図1に示された装置においては、反映情報側100の情報の更新は通信装置内部のCPUが行い、被反映情報側120の更新は通信装置外部のシステム全体を制御するホストCPUが行ってもよい。
【0093】
図1に示された上記実施の形態では、被反映情報例120が情報処理手段104を有し、これに伴い処理情報記憶手段103の記憶内容に関する発現情報を管理する発現情報制御手段106が設けられている。しかし、図11に示されたように、被反映情報側120aが処理情報記憶手段103のみを有する場合であっても、本発明を適用することができる。このような実施の形態では、反映情報側100は1つでもよいが、複数設けられる場合が多く、2つ以上の反映情報側100の発現情報を相互に交換し合うことで、被反映情報側120aに優先度の高い情報を書き込むことになる。
【0094】
また、被反映情報側が複数設けられ、図1における被反映情報側100と図11における被反映情報側120aとが混在する場合にも、本発明を適用することができる。
【0095】
上述した実施の形態では、各処理ユニットは1つの処理情報のみをそれぞれ管理し他の処理ユニットの最新の情報を反映している。しかし、一つの処理ユニットが2つ以上の処理情報を管理する場合にも、上述した実施の形態と同様に他の処理ユニットの情報を、自己の処理ユニット内の複数の処理情報に反映することができる。
【0096】
また、上記実施の形態では、発現情報、優先度情報、処理情報、及び抑制情報の記憶及び書き換えという管理を行う手段を、被反映情報側にそれぞれ持たせている。しかし、このような手段を反映側に持たせてもよく、あるいはこの手段を反映情報側と被反映情報側のいずれにも持たせずに中立させた状態で集中的に持たせてもよい。
【0097】
さらに、上述した実施の形態では、各処理ユニットは、それ以外の処理ユニットと処理情報の反映を、相互に行い、構造的にみれば言わば完全網を構成しているが、必ずしも、完全網構造で結合している必要はなく、構造として、木構造、1次元アレイ網構造、リング網構造、コーダルリング網構造、2−Dメッシュ網構造、3−Dメッシュ構造、2−Dトーラス網構造、ハイパーキューブ網構造など、またはそれらの組み合わせたものなど、あらゆるトポロジの構造を持たせた相互網構造で、構成することも可能である。また、更には、各処理ユニットは静的網を構成する必要はなく、あらゆる動的網または、動的網と静的網の組み合わせの複合網で構成されていてもよい。また、各ユニット間の反映の方向はそれぞれ、双方向、一方向の何れでもよく、また、あるユニット間は反映のやり取りがなくてもよい。また、動的にユニット間の反映の方向を変化させてもよい。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の記憶手段の制御方法及びその装置は、複数の処理手段が期間を重複してそれぞれ対応する記憶手段への書き込み処理を行っている場合、優先度の高いものの情報をそれぞれの記憶手段の情報に相互に反映させることができるため、全ての記憶手段の内容を最新の情報で整合させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による記憶手段の制御装置の構成を示したブロック図。
【図2】同実施の形態をより具体的に説明するための3つの処理ユニットを持つ装置における処理ユニット1の管理する各情報を示した説明図。
【図3】同実施の形態をより具体的に説明するための3つの処理ユニットを持つ装置における処理ユニット2の管理する各情報を示した説明図。
【図4】同実施の形態をより具体的に説明するための3つの処理ユニットを持つ装置における処理ユニット3の管理する各情報を示した説明図。
【図5】同3つの処理ユニットを持つ装置において情報を相互に反映させた結果得られる処理情報の内容を示した説明図。
【図6】同3つの処理ユニットを持つ装置における記憶手段の記憶領域A〜Hを示した説明図。
【図7】本発明の一実施の形態をより具体的に説明するための2つの処理ユニットを持つ装置における処理ユニット1の管理する各情報を示した説明図。
【図8】同2つの処理ユニットを持つ装置における処理ユニット2の管理する各情報を示した説明図。
【図9】同2つの処理ユニットを持つ装置において情報を相互に反映させた結果得られる処理情報の内容を示した説明図。
【図10】3つの処理ユニットを持つ装置において処理サイクルが相違する場合の相互間における反映手法を示した説明図。
【図11】本発明の他の実施の形態による記憶手段の制御装置の構成を示したブロック図。
【符号の説明】
100 反映情報側
101、103 処理情報記憶手段
102、104 情報処理手段
105、106 発現情報制御手段
107 優先度情報制御手段
108 抑制情報制御手段
109 処理情報反映手段
120、120a 被反映情報側
201、701 処理情報1(処理前)
202、702 処理情報1(処理後)
203、303、403、703、803 発現情報1
204、304、404、806 発現情報2
205、305、405 発現情報3
206、306、406、704、804 優先度情報
207、408、705 抑制情報2
208、308 抑制情報3
301、801 処理情報2(処理前)
302、802 処理情報2(処理後)
307、407、805 抑制情報1
401 処理情報3(処理前)
402 処理情報3(処理後)
501、901 処理情報1、2、3
601 処理情報の記憶領域A〜H

Claims (8)

  1. 第1、第2、…、第N(Nは2以上の整数)の記憶手段にそれぞれ情報が記憶されており、このうちの少なくとも二つの記憶手段の間で情報を反映させる記憶手段の制御方法において、
    第1、第2、…、第Nの処理手段が対応する前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれの書き込み処理を行うステップと、
    前記第1、第2、…、第Nの処理手段が、それぞれ前記第1、第2、…、第Nの記憶手段に書き込みを行った記憶領域を示す第1、第2、…、第Nの発現情報を第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段がそれぞれ管理するステップと、
    前記第1、第2、…、第Nの記憶手段のうちの少なくとも1つの記憶手段の各記憶領域毎に、前記少なくとも一つの記憶手段以外の記憶手段に対応した前記第1、第2、…、第Nの処理手段のうちの少なくとも1つの処理手段の書き込み処理の優先度を示す優先度情報を優先度情報制御手段が管理するステップと、
    前記優先度情報制御手段に管理されている前記優先度情報と、前記第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段にそれぞれ管理されている前記第1、第2、…、第Nの発現情報とを用いて、抑制情報制御手段により、前記少なくとも1つの記憶手段の各記憶領域への前記少なくとも1つの処理手段の書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理するステップと、
    前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、処理情報反映手段により、前記少なくとも1つの記憶手段に書き込まれた情報を前記少なくとも1つの処理手段に対応した記憶手段に書き込まれた情報に反映するステップと、
    を備えたことを特徴とする記憶手段の制御方法。
  2. 第1、第2、…、第N(Nは2以上の整数)の記憶手段にそれぞれ記憶されている情報を、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ記憶されている情報に相互に反映させる記憶手段の制御方法において、
    第1、第2、…、第Nの処理手段が対応する前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれの書き込み処理を行うステップと、
    前記第1、第2、…、第Nの処理手段が、それぞれ前記第1、第2、…、第Nの記憶手段に書き込みを行った記憶領域を示す第1、第2、…、第Nの発現情報を第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段がそれぞれ管理するステップと、
    前記第1、第2、…、第Nの記憶手段の各記憶領域毎に、前記第1、第2、…、第Nの処理手段のそれぞれの書き込み処理の優先度を示す優先度情報を優先度情報制御手段が管理するステップと、
    前記優先度情報制御手段に管理されている前記優先度情報と、前記第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段にそれぞれ管理されている前記第1、第2、…、第Nの発現情報とを用いて、抑制情報制御手段により、前記第1の記憶手段の各記憶領域への前記第2、第3、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、前記第2の記憶手段の各記憶領域への前記第1、第3、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、前記第3の記憶手段の各記憶領域への前記第1、第2、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、…、前記第Nの記憶手段の各記憶領域への前記第1、第2、…、第N−1の処理手段の書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理するステップと、
    前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、処理情報反映手段により、前記第2、第3、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第1の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、前記第1、第3、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第2の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第3の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、…、前記第1、第2、…、第N−1の記憶手段に書き込まれた情報を前記第Nの記憶手段に書き込まれた情報に反映するステップと、
    を備えたことを特徴とする記憶手段の制御方法。
  3. 前記第1の記憶手段が記憶している情報に前記第2、第3、…、第Nの記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映するステップは、前記第1の処理手段の前記第1の記憶手段への書き込み処理が終了した時点に行われ、前記第2の記憶手段が記憶している情報に前記第1、第3、…、第Nの記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映するステップは、前記第2の処理手段の前記第2の記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行われ、…、前記第Nの記憶手段が記憶している情報に前記第1、第2、…、第N−1の記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映するステップは、前記第Nの処理手段の前記第Nの記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行われることを特徴とする請求項2記載の記憶手段の制御方法。
  4. 前記第1、第2、…、第Nの処理手段のうち、第J(Jは1以上N以下の整数)の処理手段が第Jの記憶手段への処理が終了するまでの間に、前記第Jの記憶手段を含まない前記第1、第2、…、第Nの処理手段が対応する前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ処理を行った結果得られた前記第1、第2、…、第Nの発現情報を前記発現情報制御手段により蓄積して管理するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の記憶手段の制御方法。
  5. 第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ記憶されている情報を、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段のうちの少なくとも二つの記憶手段の間で情報を反映させる記憶手段の制御装置において、
    前記第1、第2、…、第Nの記憶手段へのそれぞれの書き込み処理を行う第1、第2、…、第Nの処理手段と、
    前記第1、第2、…、第Nの処理手段が、それぞれ前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ書き込みを行った記憶領域を示す第1、第2、…、第Nの発現情報をそれぞれに管理する第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段と、
    前記第1、第2、…、第Nの記憶手段のうちの少なくとも1つの記憶手段の各記憶領域毎に、前記少なくとも1つの記憶手段以外の記憶手段が対応した前記第1、第2、…、第Nの処理手段のうちの少なくとも1つの処理手段の書き込みの優先度を示す優先度情報を管理する優先度情報制御手段と、
    前記優先度情報制御手段に管理されている前記優先度情報と、前記第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段にそれぞれ管理されている前記第1、第2、…、第Nの発現情報とを用いて、前記少なくとも1つの記憶手段の各記憶領域への前記少なくとも1つの処理手段の書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理する抑制情報制御手段と、
    前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、前記少なくとも1つの記憶手段に書き込まれた情報を前記少なくとも1つの処理手段に対応した記憶手段に書き込まれた情報に反映する処理情報反映手段と、
    を備えたことを特徴とする記憶手段の制御装置。
  6. 第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ記憶されている情報を、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ記憶されている情報に相互に反映させる記憶手段の制御装置において、
    前記第1、第2、…、第Nの記憶手段へのそれぞれの書き込み処理を行う第1、第2、…、第Nの処理手段と、
    前記第1、第2、…、第Nの処理手段が、それぞれ前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ書き込みを行った記憶領域を示す第1、第2、…、第Nの発現情報をそれぞれに管理する第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段と、
    前記第1、第2、…、第Nの記憶手段の各記憶領域毎に、前記第1、第2、…、第Nの処理手段のそれぞれの書き込みの優先度を示す優先度情報を管理する優先度情報制御手段と、
    前記優先度情報制御手段に管理されている前記優先度情報と、前記第1、第2、…、第Nの発現情報制御手段にそれぞれ管理されている前記第1、第2、…、第Nの発現情報とを用いて、前記第1の記憶手段の各記憶領域への前記第2、第3、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、前記第2の記憶手段の各記憶領域への前記第1、第3、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、前記第3の記憶手段の各記憶領域への前記第1、第2、…、第Nの処理手段の書き込みを抑制し、…、前記第Nの記憶手段の各記憶領域への前記第1、第2、…、第N−1の処理手段の書き込みを抑制する抑制情報を生成して管理する抑制情報制御手段と、
    前記抑制情報制御手段に管理されている前記抑制情報に基づいて、前記第2、第3、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第1の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、前記第1、第3、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第2の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、前記第1、第2、…、第Nの記憶手段に書き込まれた情報を前記第3の記憶手段に書き込まれた情報に反映し、…、前記第1、第2、…、第N−1の記憶手段に書き込まれた情報を前記第Nの記憶手段に書き込まれた情報に反映する処理情報反映手段と、
    を備えたことを特徴とする記憶手段の制御装置。
  7. 前記第1の記憶手段が記憶している情報に前記第2、第3、…、第Nの記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映する処理は、前記第1の処理手段の前記第1の記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行い、前記第2の記憶手段が記憶している情報に前記第1、第3、…、第Nの記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映する処理は、前記第2の処理手段の前記第2の記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行い、…、前記第Nの記憶手段が記憶している情報に前記第1、第2、…、第N−1の記憶手段が記憶している情報を前記処理情報反映手段が反映する処理は、前記第Nの処理手段の前記第Nの記憶手段への書き込み処理が終了した時点で行うことを特徴とする請求項6記載の記憶手段の制御装置。
  8. 前記発現情報制御手段は、前記第1、第2、…、第Nの処理手段のうち、第J(Jは1以上N以下の整数)の処理手段が第Jの記憶手段への処理が終了するまでの間に、前記第Jの記憶手段を含まない前記第1、第2、…、第Nの処理手段が対応する前記第1、第2、…、第Nの記憶手段にそれぞれ処理を行った結果得られた前記第1、第2、…、第Nの発現情報を蓄積して管理することを特徴とする請求項5又は6記載の記憶手段の制御装置。
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