JP3588173B2 - 基板検査用プローブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は基板検査用プローブに係り、さらに詳しくは、インサーキットテスタなどの基板検査機に用いられるプローブを構成している接触子の側を部分的に交換するのみで再使用でき、かつ、前記接触子に対し簡単な構造のもとで押圧力を付勢することもできるようにした基板検査用プローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インサーキットテスタなどの基板検査機は、水平方向に定置される被検査基板に対し、その上方にてX−Y方向への移動を自在に配設された可動アーム部を備えている。しかも、この可動アーム部は、前記被検査基板上の被検査部位に対しZ軸方向での移動、つまり昇降移動を自在とした昇降部を備えており、この昇降部に介装部材を介して取り付けられた基板検査用プローブを用いて被検査部位の電気的特性を検査することができるようになっている。
【0003】
図7は、前記基板検査用プローブについての従来構造の一例を示すものであり、この場合、被検査基板の被検査部位に接触させる接触子2と、この接触子2を軸方向での進退を自在に保持するバレル部3と、このバレル部3と前記接触子2との間に介装されて接触子3の側を常時突出方向へと付勢する圧縮コイルスプリング材4と、前記バレル部3を抱持して基板検査機の前記昇降部の側に固定される絶縁性スリーブ5とで基板検査用プローブ1の全体が構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示す基板検査用プローブ1によっても被検査基板に対し必要な電気的な特性の検査を行なうことはできる。
【0005】
しかし、上記基板検査用プローブ1を構成している接触子2は、これに介装配置される前記圧縮スプリング材4を装着するために必要な段差部2aを切削加工して形成しておく必要がある。このため、前記接触子2は、比較的加工性のよい軟質な導電性金属材が用いられることになり、摩耗しやすいという不都合があった。
【0006】
一方、上記基板検査用プローブ1は、その全体が一体化された構造となっているため、ある一部のみを部分的に取り替えるということができず、接触子2が摩耗した際にはその全体を他の記基板検査用プローブと交換する必要があり、結果的に保守コストを引き上げる不都合があった。
【0007】
しかも、前記基板検査用プローブ1を他のものと交換するに際しては、もとの接触子2に半田付けして接続されているリード線6を取り外し、交換後の新しい基板検査用プローブの接触子に改めて付け直す必要があることから、それだけ基板検査用プローブ1の交換作業も煩雑化し、作業性を低下させてしまう不具合もあった。
【0008】
本発明は従来技術にみられた上記課題に鑑み、基板検査用プローブを二分割構造にして接触子の側のみを部分的に交換できるようにした基板検査用プローブを提供することにその目的がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成しようとするものであり、その構成上の特徴は、X−Y方向への移動を自在に基板検査機に配設された可動アーム部が備える昇降部に介装部材を介して固定され、かつ、突出方向への付勢力を有して軸方向での進退を自在にバレル部に保持させた接触子を介して実装基板の所定部位の電気的特性を検査する基板検査用プローブにおいて、該基板検査用プローブは、前記接触子をその先鋭接触部と後端部とを突出させてバレル部に保持させた主プローブ部と、この主プローブ部の前記接触子に対し後端部の側から常時押圧力を付勢して電気的に接続する押圧部材を備える補助プローブ部とに分割構成し、これら主プローブ部と補助プローブ部とは、前記介装部材により前記押圧部材からの押圧力が前記接触子に付与される位置関係を保持させて前記昇降部への固定配置を自在としたことにある。
【0010】
この場合、前記補助プローブ部は、請求項2に記載のごとく、主プローブ部が備える前記接触子に対しその後端面の側からの押圧が自在な前記押圧部材としての補助接触子を軸方向での進退を自在にバレル部に保持させて形成するとともに、前記補助接触子が備える押圧力は、前記バレル部にその一端部を、該バレル部から突出させた前記補助接触子の後端部に他端部を固定させて介装配置される引張コイルスプリング材を介して付与するものであってもよい。
【0011】
また、前記補助プローブ部が備える押圧部材は、請求項3に記載のごとく、主プローブ部における前記接触子に対しその後端方向からの押圧を自在とした圧縮コイルスプリング材により形成し、該圧縮コイルスプリング材が収容される保持部にその一端を支持させ、他端を前記接触子の後端側に当接支持させて前記接触子に対し押圧力を付与したり、請求項4に記載のごとく、主プローブ部における前記接触子に対しその後端方向からの押圧を自在としたピストン材により形成し、該ピストン材に付与される押圧力は、該ピストン材の押圧を自在にバレル部内に封入された流体の圧力により形成するものであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の好ましい実施の形態を示す説明図であり、被検査部位に接触させるための接触子13を備える主プローブ部12と、この主プローブ部12における前記接触子13に対し後端部13aの側から常時押圧力を付勢する押圧部材19を備える補助プローブ部18とで基板検査用プローブ11の全体が構成されている。なお、本発明に係る基板検査用プローブ11は、例えば図2に示すように基板検査機にX−Y方向への移動を自在に配設される可動アーム部31が備える昇降部32に対し介装部材33を介して固定される。この場合、前記昇降部32の側に固定された前記基板検査用プローブ11は、モータ31aの回転運動により従動するベルト31bに直結された昇降部32を介してZ軸方向での昇降が制御されている。また、昇降部32の側に基板検査用プローブ11を固定するための前記介装部材33は、基板検査用プローブ11が二分割して構成されていることに伴い、第1介装部材33aと第2介装部材33bとに別れて昇降部32に配設されている。
【0013】
上記基板検査用プローブ11のうち、前記主プローブ部12は、被検査部位に当接する先鋭接触部14をその先端部に有する前記接触子13と、この接触子13を軸方向での進退を自在に保持するバレル部15と、このバレル部15を抱持して前記昇降部33の第1介装部材34に装着する際の介装材として機能するスリーブ部17とで形成されている。
【0014】
この場合、前記接触子13は、導電性超硬合金や導電性ダイヤモンド材などの超硬素材により例えば直径が0.1〜0.2mm程度ある適宜長さの針状となって形成されているものを好適に用いることができる。
【0015】
また、前記バレル部15は、前記接触子13をその先鋭接触部14と後端部13aとを双方向に適宜の長さだけ突出させて保持するステンレスパイプ材などの金属パイプ材からなるガイド筒により前記接触子13を摺動自在に保持し得る口径のもとで形成されている。
【0016】
しかも、前記接触子13は、前記バレル部15に対し抜け落ちることのないように支持させる必要があり、具体的には、前記接触子13の後端部13aの側に前記バレル部15の上端面と当接する適宜構造のストッパー16を固着することにより形成されている。
【0017】
また、前記スリーブ部17は、絶縁性合成樹脂材などの絶縁性部材により、もしくは絶縁処理を施した部材により形成されるものであり、しかも、前記昇降部33が備える前記第1介装部材33aに対するアタッチメントとして取着し得る適宜の構造、例えば、前記第1介装部材33aの内周面に雌ねじ部が刻設されている場合にはこれと螺合する雄ねじ部17aをその外周面に設けるなどして形成されている。
【0018】
一方、前記補助プローブ部18は、前記接触子13に対しその後端面13bの側からの押圧を自在とした押圧部材19と、この押圧部材19を軸方向での進退を自在に保持する絶縁性のバレル部20とで構成されている。
【0019】
この場合、前記押圧部材19は、例えば導電性金属材などの導電性素材からなる適宜長さの棒状となった補助接触子21として形成するのが望ましい。
【0020】
また、前記押圧部材19が補助接触子21として形成されている場合、前記バレル部20は、補助接触子21の先端部21aと後端部21bとを双方向に適宜の長さだけ突出させて保持するガイド筒として形成するのが望ましい。
【0021】
この場合、前記補助接触子21と前記バレル部20とは、このバレル部20の側にその一端部22aを、前記バレル部20から突出させた前記補助接触子21の後端部21bの側に他端部22bをそれぞれ固着させて介装配置されている引張コイルスプリング材22により相互に連結されている。このため、前記補助接触子21は、先端部21aの側が押し込まれても常に元の位置に復帰する方向での付勢力を保持した状態のもとで前記バレル部20に支持されることになる。
【0022】
なお、前記引張コイルスプリング材22は、例えば図3に拡大して示すように、その一端部22aを拡径部として前記バレル部20の後端部の周面に螺旋状に刻設されている嵌合溝20aに嵌着し、他端部22bを縮径部として前記補助接触子21の後端部21bにはんだ付けするなど、適宜の固着構造のもとで配設されることになる。
【0023】
図4は、前記補助プローブ部18についての他例(請求項3に対応)を示す説明図であり、前記接触子13の後端方向からその一端部23aを介して押圧自在とした圧縮コイルスプリング材23からなる押圧部材19と、前記圧縮コイルスプリング材23をその他端部23bにて支持して収容すべく例えば有底筒状となって形成されている保持部24でその全体が構成されている。
【0024】
この場合、前記圧縮コイルスプリング材23は、前記接触子13の外径よりもその外径がを小さくなるように形成して前記接触子13に対しその後端面13bの側からの押圧を自在に配設するほか、図4に示すように両者間に例えば球体からなる介装導電材25を介在させて配設するものであってもよい。
【0025】
図5は、前記補助プローブ部18のさらなる他例(請求項4に対応)を示すものであり、前記接触子13に対しその後端面13bの側からの押圧を自在に配設される前記押圧部材19としてのピストン材26と、このピストン材26を介して気体や液体からなる流体28を封入した有底筒状となったバレル部27とで形成されている。なお、バレル部27の内周面には、封入した流体28の圧力で前記ピストン材26が抜け出てしまうのを阻止するためのストッパー27aが付設されている。また、前記ピストン材26は、その基端部にシーリング処理がほどこされた封止用鍔部26aが、先端部にガイド用鍔部26bがそれぞれ設けられており、前記封止用鍔部26aがストッパー27aと掛合するようになっている。
【0026】
また、前記主プローブ部12における前記接触子13の後端部13a(図1における一点鎖線での囲繞部分)は、例えば図6の(イ)に示すような針先状にしたり、同図の(ロ)に示すような鋸歯状にして形成することにより、接触抵抗をより少なくして補助プローブ部18の側と電気的に接続させるようにするものであってもよい。
【0027】
本発明はこのようにして構成されているので、図2に示すように、主プローブ部12は前記第1介装部材33aを介することにより、補助プローブ部18は前記第2介装部材33bを介することにより、前記昇降部32が備える介装部材33の側に各別に取り付けて基板検査用プローブ11を形成することができる。
【0028】
この場合、主プローブ部12は、接触子13がストッパー16を介してバレル部15に掛止された状態のもとで第1介装部材33aを介して昇降部32に取り付けられ、補助プローブ部18は、押圧部材19が前記接触子13をその後端面13bに密接する配置関係のもとで第2介装部材33bを介して昇降部32に取り付けられることになる。
【0029】
しかも、昇降部32を降下させて実装基板の側に接触子13の先鋭接触部14を接触させた際には、引張コイルスプリング材22により付勢されている押圧部材19の押圧力に抗して接触子13を後退させることができるので、実装基板に対し密接状態を確保することができるので、必要な検査を正確に行うことができる。
【0030】
また、主プローブ部12の前記接触子13に付与される押圧力は、補助プローブ部18の前記押圧部材19を介して伝達されることから、主プローブ部12の側にバネ材等を組み込む必要をなくして構造の簡素化を図ることができるので、接触子13自体も難加工素材である耐摩耗性に富む超硬素材により形成することができることになる。
【0031】
さらに、主プローブ部12は、補助プローブ部18の側とは別体となって形成されているので、前記接触子13が摩耗した場合、補助プローブ部18の側はそのまま残し、主プローブ部12の側のみを第1介装部材33aから取り外して交換することで対処することができ、保守コストの抑制に寄与させることができる。
【0032】
また、補助プローブ部18の側が図1と図3とに示すように引張コイルスプリング材22を介して補助接触子21とバレル部27とを一体化することにより形成されている場合には、前記第2介装部材33bを介して昇降部32の側に極く容易に取り付けることができるので、その取付け作業を効率よく行うことができる。
【0033】
一方、前記補助プローブ部18が請求項3に記載のごとく、前記圧縮コイルスプリング材23により形成される前記押圧部材19と、前記圧縮コイルスプリング材23を収容する保持部24とを少なくとも備え、さらに、前記接触子13の後端面13bと前記圧縮コイルスプリング材23の一端部23aとの間に前記介装導電材25をも備えて構成されている場合には、接触子13における前記先鋭接触部14を被検査部位に圧接させた際に被検査部位に加えられる圧力を緩和することができる。しかも、前記接触子13は、その後端面13bに対し押圧力が常時付勢されているので、その先鋭接触部14に突出力が付与されてより安定的に、かつ、確実に被検査部位に接触させることもできることになる。
【0034】
また、前記補助プローブ部18が請求項4に記載のごとく、ピストン材26により形成される前記押圧部材19と、前記流体28を封されたバレル部27とで形成されている場合には、前記接触子13が備える前記先鋭接触部14を被検査部位に圧接させた際に被検査部位に加えられる圧力を緩和することができる。しかも、前記接触子13は、前記流体28を圧縮して得られる反発力により付勢されるピストン材26の加圧力によりその後端面13bに押圧力が常時付勢される結果、被検査部位に対し前記先鋭接触部14をより安定的に、かつ、確実に接触させることもできることになる。
【0035】
なお、前記主プローブ部12を介して取り込まれる測定信号を送出するためのリード線35は、接触抵抗をより少なくする観点からは図2に示すように前記接触子13の後端部13aに直付けするのが好ましい。しかし、前記主プローブ部12と前記補助プローブ部18とを電気的な接続関係を維持させた状態のもとで介装部材33の側に取り付けた場合には、図2に破線で示すように前記補助接触子21のほか、図4における前記保持部24や図5における前記バレル部27の後端部にそれぞれはんだ付けなどにより固着することもできる。
【0036】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、前記基板検査用プローブが前記主プローブ部と前記補助プローブとに二分割して形成されているので、仮に接触子が破損したり、その先端接触部が摩耗することがあっても、前記主プローブ部の側を交換するのみで対処することができ、保守コストの低減化を図ることができる。
【0037】
また、前記接触子は、別体となって用意される前記押圧部材により後端部の側から押圧力が常時付勢されることから、接触子の側にバネ材等の付勢部材を直結する必要をなくしてその構造を簡素化することができる。したがって、前記接触子は、難加工性の超硬性導電材を用いて形成することができることになり、結果的に耐摩耗性に富む品質性能を付与することができる。
【0038】
なお、請求項3記載の発明によれば、前記補助プローブ部は、前記保持部に対し前記圧縮コイルスプリング材からなる押圧部材を収容支持させることにより形成されているので、その構造が単純化されるだけでなく前記介装部材への装着後においては、メンテナンスフリーとなることから、作業の効率化を図ることができる。
【0039】
また、請求項4記載の発明によれば、前記補助プローブ部は、前記接触子に対しその後端方向からの押圧自在なピストン材からなる前記押圧部材を介して前記バレル部に流体を封入することにより形成されているので、封入する流体を適宜変更することで容易に押圧力の強さを変更できるのみならず、特に気体を流体として用いた場合には、前記介装部材への止着後においてもメンテナンスが必要でなくなることから、作業上の煩雑さを解消して作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の態様についての一例を示す説明図である。
【図2】図1に示す基板検査用プローブの実装状態を示す説明図である。
【図3】図1における補助プローブの後端部側を拡大して示す説明図である。
【図4】補助プローブの側の他例を示す説明図である。
【図5】補助プローブの側のさらなる他例を示す説明図である。
【図6】図1における一点鎖線による囲繞部分についての他例を示す拡大図である。
【図7】基板検査用プローブの従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
11 基板検査用プローブ
12 主プローブ部
13 接触子
13a 後端部
13b 後端面
14 先鋭接触部
15 バレル部
16 ストッパー
17 スリーブ部
17a 雄ねじ部
18 補助プローブ部
19 押圧部材
20 バレル部
20a 嵌合溝
21 補助接触子
21a 先端部
21b 後端部
19 バレル部
22 引張コイルスプリング材
22a 一端部
22b 他端部
23 圧縮コイルスプリング材
23a 一端部
23b 他端部
24 保持部
25 介装導電材
26 ピストン材
26a 封止用鍔部
26b ガイド用鍔部
27 バレル部
27a ストッパー
28 流体
31 可動アーム部
31a モータ
31b ベルト
32 昇降部
33 介装部材
33a 第1介装部材
33b 第2介装部材
34a 雌ネジ部
35 リード線

Claims (4)

  1. X−Y方向への移動を自在に基板検査機に配設された可動アーム部が備える昇降部に介装部材を介して固定され、かつ、突出方向への付勢力を有して軸方向での進退を自在にバレル部に保持させた接触子を介して実装基板の所定部位の電気的特性を検査する基板検査用プローブにおいて、
    該基板検査用プローブは、前記接触子をその先鋭接触部と後端部とを突出させてバレル部に保持させた主プローブ部と、この主プローブ部の前記接触子に対し後端部の側から常時押圧力を付勢して電気的に接続する押圧部材を備える補助プローブ部とに分割構成し、これら主プローブ部と補助プローブ部とは、前記介装部材により前記押圧部材からの押圧力が前記接触子に付与される位置関係を保持させて前記昇降部への固定配置を自在としたことを特徴とする基板検査用プローブ。
  2. 前記補助プローブ部は、主プローブ部が備える前記接触子に対しその後端面の側からの押圧が自在な前記押圧部材としての補助接触子を軸方向での進退を自在にバレル部に保持させて形成するとともに、前記補助接触子が備える押圧力は、前記バレル部にその一端部を、該バレル部から突出させた前記補助接触子の後端部に他端部を固定させて介装配置される引張コイルスプリング材を介して付与したことを特徴する請求項1記載の基板検査用プローブ。
  3. 前記補助プローブ部が備える押圧部材は、主プローブ部における前記接触子に対しその後端方向からの押圧を自在とした圧縮コイルスプリング材により形成し、該圧縮コイルスプリング材が収容される保持部にその一端を支持させ、他端を前記接触子の後端側に当接支持させて前記接触子に対し押圧力を付与したことを特徴とする請求項1記載の基板検査用プローブ。
  4. 前記補助プローブ部が備える押圧部材は、主プローブ部における前記接触子に対しその後端方向からの押圧を自在としたピストン材により形成し、該ピストン材に付与される押圧力は、該ピストン材の押圧を自在にバレル部内に封入された流体の圧力により形成したこと特徴とする請求項1記載の基板検査用プローブ。
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