JP3587543B2 - 電気絶縁された導線を敷設するための導線敷設路 - Google Patents

電気絶縁された導線を敷設するための導線敷設路 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、飛行機および宇宙飛行体内において電気絶縁された導線を敷設するための導線敷設路に関する。この導線敷設路はこれらの導線、特に補助導線および制御導線を埋設するのに使用可能である。この導線敷設路は汎用性の導線システムにまとめることが可能である。この導線敷設路は導線の電気設備内への合目的なかつ合理的な敷設技術を可能にする。
【0002】
【従来の技術】
電子技術部品の組立てにあってケーブルもしくは導線敷設路を使用したケーブルおよび導線の敷設を技術的に可能にする多数の構成が知られている。例えばBrown,Boveri & Cie AG. Mannheim 編著『Handbuch fuer Planung,Konstru-ktion und Montage von Schaltanlage』,Essen3 在 W.Girardet社発行、第9 版,1965 年、550 頁においてアルバート・ホップナー氏が述べておるように、例えば産業プラント建屋にあってプロセスの電子的な制御に使用される電子装備品において導線は殆ど一貫して接続ボードに従って管路内に敷設されるのが一般的である。構築された合成物質敷設路或いは沈埋された導線敷設路内に敷設を行うこともある。後者の敷設様式は大多数の導線を敷設することを可能にするが、一方合成物質敷設路は或る充填要素に問題を残す。上記の便覧の711頁には合成物質から成る導線敷設路が記載されている。これらの伝統的な構成は、多目的で使用することが不可能であり、個々の管路部分の一つのまとまりのある管路システムへ組合せ可能性或いは汎用可能性は不十分であり満足のいくものではない。ヨーロッパ特許第0 184 931号公報には、多数の組立て可能な導線要素から成るケーブル導管システムが記載されている。この導管要素内には多数の管路が内装されており、これらの管路に色々な導線が収容される。この構成の場合欠点なのは、導線要素を組立てて一つのまとまった複合体を形成するにあたって一定数の管路を挿入した部材を常に使用しなければならないことである。従って管路の数に変化をもたせることが不可能である。更に、これらの導管要素はその使用を制限する或る程度の曲げ剛性性を有している。この導管要素の構造体への固定は同様に極めて費用を要し、この場合個々の部分を同時に面が合うように配列して始めて単個の固定が可能となる。この単個の固定は、錠止部材および保持部材によるボルト結合を介して行われる構造体への固定状態にあってケーブルを管路並びに導線要素内に固定する部材を使用して行われる。同時に、ケーブルを管路内で修正しながら固定するのに付加的な処置が必要であり、この場合これに加えて更にこの処置の作業特性を高めるのに注意を払わなければならない。このことは特にホプナー氏によれば(上記の便覧863頁参照)、特に作業状態にあって生じる熱の導出および機械的な損傷に対する導線の防護に関して言えることである。ケーブルもしくは導線への許容荷重および管路系外における電気的な危惧に対する防護はその場その場で考慮され、しかも満足の行く解決は得られなかった。更に、ヨーロッパ特許第0 380 529号公報には、既に述べた導線管路に関する記述と競合する他の構成が記載されている。この構成によるU−字形の管路断面を有する長方形の担持要素は解放されている断面の長手方向縁部に沿って内方湾曲部を備えている。この断面により多数の担持要素を一つの管路にまとめることが可能である。もちろんその際真っ直ぐな構成のみが可能であるに過ぎない。この構成にあって同様に欠点なのは、開示されていない適当な固定可能性を用いること無くしてはこの構成による管路系の極めて不安定な配設を克服し得ないと言うことである。更にこの構成には敷設されるべき導線の正しい固定を行うために適当な手段を必要し、この際系に即応した不安定性を低減するために壁を肉厚にして補強する材料が使用される。従ってこの導線路を構成するには材料の使用が多量となり、同様にこれらの材料を保護導線系内にまとめることも困難となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記ようなことから本発明の根底をなす課題は、冒頭に記載した様式の導線敷設路を、導線敷設路によりその管路部分の十分な組合せ可能性および汎用性の点で優れており、かつケーブル内に挿入されて電気絶縁された導線の正しい固定を可能にする、広範に使用可能な導線敷設路システムが得られるように構成することである。この導線敷設路は、既存の保護導線システムに結合した際の電気上の危険に対する防護が保証されるように構成される。導線の本数を考慮の下にこのシステムの形状は導線の稼働条件を充足する。この場合機械的な損傷に対する導線の十分な保護が必要である。この導線敷設路により多額の技術上の出費をかけることなく既存の構造体への適切な固定部を備えた管路システムを好都合な材料使用量でかつ腐食されることが僅かであるように形成することが可能である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、冒頭に記載した様式の導線敷設路にあって特許請求の範囲の請求項1の特徴部に記載した構成によって解決される。
【0005】
本発明による有利な構成は請求項2〜17に記載した。請求項2〜4に記載の立体基体の実態に即応した多様な形状および中空形材の断面形状は、可変の数の電気絶縁した導線を高い充填度で管路システム内に敷設することを可能にする。導線敷設路の外部形態は敷設が行われる空所の場所的な条件への最適な適合を可能にする。特許請求の範囲の請求項5および6による摩耗保護部による中空形材の内張りは外部からの作用による導線の予期しない損傷の危険を低減する。この限り特許請求の範囲の請求項7による編組したホース内を導線を別個に案内することも有利に行うことが可能となる。特許請求の範囲の請求項8〜12による保持条片と締付け形材の材料に即応した構成と形状とにより中空形材の有利な閉鎖もしくは中空形材内に存在している電気絶縁された導線の適当な被覆が十分に考慮されている。この構成と形状とによる中空形材の内壁部に対する形状一体的な、十分広範なかつ可撓性で弾性ある座りとその導電性は、湿気および汚物或いは他の異物の侵入に対する並びに導線の偶然の接触に対する保護を可能にする。得られる導電性により、中空 形材との接触は高い接触抵抗を伴うことなく行われ、これにより導線敷設路システム外での電気上の危険に対する防護処置が好都合に対処される。特許請求の範囲の請求項13と14による−保持条片内の中空空域を全部或いは部分的に満たしている−充填体はこの保持条片および締付け形材の中空形材の内壁部に対する適合の際導線敷設路内での導線の確実な固定を行いかつ管路の一貫した軽量構造を可能にする。特許請求の範囲の請求項1による移行部片を中空形材内に設けることは、他の保護導線システムへの付加的な結合或いは他の電気的なシステムに対する結合を可能にする。管路の端部は特許請求の範囲の請求項15〜17により電気絶縁された導線のための張力軽減要素として形成される。これらの端部により中空形材内における電気絶縁された導線のこの中空形材の端部における好都合な調心が保証される。
【0006】
以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明を詳しく説明する。
【0007】
【実施例】
一実施例で本発明による構成を詳しく説明する。図1において電気絶縁された導線3を敷設するための導線敷設路システムをその基本的な構造で示した。この導線敷設路システムは有限の長さの中空形材2から成り、この中空形材は保持部材13,14(この保持部材は図10と図9に示した基本的な断面形状を有している)により構造体23に固定れている。中空形材2はこれらの保持部材13,14内に設けられている。この中空形材は正方形或いは円筒形或いはプリズム系或いは環状形の基本形を備えていてもよい。中空形材2内には上記の導線3が存在しており、これらの導線は中空形材の長手方向に存在している端部において張力軽減要素11により捕捉されている。それぞれ一つの中実な保持部材13は端部においてこれらの張力軽減要素11の手前に設けられている。これらの中実な保持部材13の間には中空形材の全長にわたって多数の分散されてスペーサ14が設けられている。保持部材13,14は、それらが例えば既存の構造体23に構造的に固定されることにより導線敷設路システムに対して付加的に十分に安定性を与える。多数の中空形材2を一つの導線敷設路システムにまとめることが可能であり、この場合これらの中空形材2はその全長に沿っておよび互いに隣合っているそれらの間で一定している間隔で設けられている。中空形材2は導電性の材料から成り、その選択はその構造的な寸法を考慮して行われる。この導電性の材料は導電性の材料から成る中実な保持部材13の全長にわたって保護導線システム、ここでは避雷機構と導電性に結合されている。
【0008】
中空形材2は、図2に示したように、保持条片8と充填体9とから成る締付け形材7と共に断面図で示されている。連続して形成されている中空形材2はその長手方向に沿って、特に矩形或いは正方形或いは台形或いは楕円形の断面−この場合特に環状の断面形が有利である−を有している異なる空域を有している。中空形材は、その敷設経過に沿って(図2には図示していない)縦スリット6が形成されているので、開いている断面を有しており、この断面を経て組立ての際上記の導線3が収容される。中空形材2の断面は導電性の材料から成る。この材料は鉄材料或いは鋳込み鉄材料或いは非鉄金属或いは軽金属或いは導電性の合成物質から成り、この場合特に金属化した合成物質が使用される。中空形材2は例えば特に表面処理されたもしくは表面焼なましされた金属板或いは銅合金或いはアルミニウム合金から成る。表面処理されたもしくは表面焼なましされた材料はでき得るならクローム化或いは亜鉛メッキ或いはカドミウム化或いはニッケル化或いは銀メッキ或いは金メッキされた材料である。多角形或いは環状或いは楕円形に形成されて中空形材2の断面に完全に即応する中空形材2の内壁部は導線の損傷を保護するための耐摩耗性部を有している。この耐摩耗性部は中空形材2内に設けられている内張りによって形成されている。内壁部5の内張りは合成物質層を積層することにより或いはゴム弾性的な層を積層することにより行われ、この場合織物の或いは合成物質の或いはゴム弾性的な中間層を有する内張りも使用可能である。電気絶縁された導線3は補足的に(図2には示していない)編物様のホース30内に個別に挿入されて摩耗に対して保護されている。開いている中空形材2は図2からは見られない縦スリット6に沿って締付け形材7で閉鎖可能である。締付け形材7は保持条片8から成り、この保持条片内に弾性的に変形可能な充填体9が封入されており、この場合この充填体は中実体として形成されていてもよい。この中実体は発泡物質或いはモースゴム(Moosgummi) 或いは合成物質から形成されている。充填体9は保持条片8内の空域全体に或いは部分的に充填しており、保持条片8の断面内で−この保持条片が中空形材2の内壁部5に当接適合して−電気絶縁された導線3をこの中空形材2内で固定する。付加的な充填体9を備えていない保持条片8の構成も可能であり、この場合この空域は次いで充填体9により全体が或いは一部分が充填される。この状態にあって中空断面は充填体9の空域を占め、かつ保持条片8の断面内に存在している。縦スリット6内に導入される締付け形材7はその保持条片8でもって完全に広範にかつ可撓性に中空形材2に当接し、中空形材2の開いている断面の外壁部5の自由端と締付け作用を行う。保持条片8の側面と外套面は内壁部5への付着を良好にするために溝状の凹部26を備えており、これらの凹部は特に中空形材2の敷設経過に即応して長手方向に走るように保持条片8のエラストマー挿入体内に形成されている。この溝状の凹部26は例えば図5に示すように滑らかな側面形状もしくは外套面で置換えることも可能であり、図18に示したケーブル連結材32で締付け形材7の或る一に固定可能である。締付け形材7は、矩形或いは正方形の断面を有する直方体による基体形或いはプリズム或いは台形の断面を有する分割したプリズム或いは部分的に円弧状に円味を付された輪郭が円筒形を描くプリズムの形状のを有していてもよい。有利な基体形は既に上に述べた様式で中空形材2の空域形状に適合している。締付け形材7が合成物質或いはゴムから成る場合、これらは導電性であっても非導電性であってもよい。導電性であった場合補足的に複合金属、特に導電性の合成物質−金属−組み合わせ体、或いは上記の導電性のゴム材料から成る。複合材料或いはゴム材料には金或いは銀或いは銅或いはニッケル或いは鉄が導電性粒子として添加される。この締付け形材7の表面は事情によっては付加的に特に金或いは銀或いは銅或いはコバルト或いはクローム或いはインジウム或いはロジウム或いはテルル或いはクローム−ニッケル或いは鉄−ニッケルから成る導電層で被覆される。
【0009】
導線敷設路の構成の他の実施例(締付け部分20を備えていない)は図6と図28から認められる。両実施例にあって付加的に導電性の形材25が保持条片8上に設けられている。この導電性の形材25は肉薄の壁体、特に壁厚を有しており弾性的に変形可能であり、この場合この形材で中空形材2の開いている端部が閉じられている。この構成には、保持条片8および中空形材2と導電的に接触している偏平形材が使用される。その材料は中空形材2のために使用した材料と等しい。導電性の形材25の形材形状は保持条片8の基本形に適合しており、この場合U−、V−、C−字形或いはI−字形である。この保持条片8に適合した導電性の形材25内に、図28に示したように、場合によっては一つ或いは多数の刻み目27或いは溝様の凹部26が形成されており、これらは保持条片8の溝とその外套面もしくは側面と一致しており、特にこれらの溝に密着する。導電性の形材25は必要な場合中空形材2の敷設方向に対して横方向で指向している保持条片8の外輪郭の切欠きに適合している。
【0010】
図15にはそれぞれ一つの移行部片12を図示した。この移行部片12は編み物様のホース30aによって囲繞されて引通されている電気絶縁された導線3を縦スリット6を経て中空形材2から収容するために設けられている。この移行部片により他の保護導線システムへの中実な結合部4および起こり得る電気上の危険に対する避雷機構への結合或いは他の電気的なシステムへの接続を行うことが可能である。移行部片12は二つの異なる締付け部材20から成り、これらの締付け部材はねじ結合部21で固定されている。上方締付け部分および下方締付け部分20は中空形材2のための収容部を有している。しかも、上方締付け部材20は中空形材2の開口内に突出している突出部材22を備えている。上方部分20にはアングル部材19が形成されており、このアングル部材は第二のシステムの引通しを行いこれを固定する。この貫通部はねじ29とナットをもってアングル部材19に固定されている。この固定の他の実施例は図35と図36に示した。これらの実施例にあっては両締付け部材20の保持は側面に沿って当接している固定バンドによって行われ、この固定バンドは固定要素或いはねじ結合される支持金具31により固定されている。
【0011】
図3,図4および図5は互いに平行に設けられている四つの等しい中空形材2を示しており、この場合図2と図6による異なる締付け形材7が使用される。これらの中空形材2は構造体23の位置に保持部材13,14により保持されている。保持部材は二つの異なる締付け部材20から成り、これらの締付け部材は中空形材2のための収容部を備えており、多数の互いに一定した間隔で構造体23に設けられている。多数の締付け部材20の使用が図24においては或る数で示されている。保持部材13,14の固定は中実な保持部材13の場合ねじ結合部21により、かつスペーサ14の場合は拡開リベット28により行われる。上方の締付け部材20は突起部材22を備えており、この突起部材は中空形材2の開口内に突出しており、これによりこの中空形材の十分な固定が保証される。中空形材2は導線3により、発生して中空形材2を囲繞する磁界の作用が縦スリット6によって妨げられることなく行われるように充填される。導線3は締付け形材7により上記の様式で一様に或る位置に保持される。締付け形材7は中空形材2内に押込られ、この場合締付け形材はその高い弾性的な特性により、例えばエラストマー挿入体を使用した際、導線3の絶縁表面に適合する。図2により保持条片8に溝様の凹部26が形成されている場合は、導線充填度の度合いの相違が均衡が達せられる。締付け形材7は保持部材13,14の前或いは後ろにおいてその寸法の相違をもって中断されているか或いは中断されることなく敷設されている。中空形材2の内壁部は(上記したように)、導線3のための耐摩耗性部として働く合成物質積層を備えている。敷設される導線敷設路の方向を転換する必要がある場合には中空形材2が湾曲される。
【0012】
上記のようにして、この導線敷設路システムは多額の経費をかけることなく容易に組立てることができる。導線敷設路システムを縦方向で長く延長することに条件付けられはするが、中空形材の長さ間の空隙の数を最小限に減らすことができ、これにより外部から行われる磁界の侵入が最低限に抑えられる。図面から認められるように、上方に指向している開口を備えて開いている中空形材2の取付けと固定はこの磁界に対する十分な遮蔽にようする要件を十分に備えている。このような外部の磁界に対する付加的な遮蔽構成は図6および図28による中空形材2の自由端を閉じるように保持条片8を介して上記した色々な形状の導電性の形材25を設けることによって可能となる。保持条片8の使用と導電性の形材25との所望の接触は外部からの影響に対する遮蔽の改善に寄与する。スペーサ14−その締付け部材20は合成物質から成るのが有利である−および中実な保持部材13−その締付け部材20は導電性の材料或いは導電性の合成物質から成る−による中空形材2の保持は相互にある間隔をおいて行われる。
【0013】
図5は特に僅しかスペースを要さないかつ中空形材2上への機械的な分散固定に有利な構造体23への固定の実施例を示している。
図23にも図5による中実な保持部材13が示されているが、この場合この実施例にあっては両締付け部材20のねじ結合により中空形材2の固定および下方の締付け部材20と構造体23との固い結合が行われる。これにより形成された導線敷設路システムに対する電気上の危険の防護が行われる。
【0014】
図8は図6による構成により変形した図3による構成を示しており、この際保持条片8の側面と外套面は平滑に保持されている。
図9に示した図は図3による構成の変形であるが、この際大きな断面を有する一つの中空形材2と同じ小さな断面を有する三つの中空形材2が締付け部材20内に固定されている。下方の締付け部材20内には重量を軽くするために相異なる切欠き38が形成されている。
【0015】
図10による図は図3による構成に対して変形した導線構成を示している。何故ならぜ電気絶縁された導線3がこの実施例にあっては、例えば繊維積層により形成された或いは合成物質積層により形成された織物から編組により形成されているホース30内を案内されているからである。このホース30は偏平に押圧されることにより開いている中空形材2内に押込まれ、横たえられる。この場合、開いている中空形材2の内壁部5は合成物質積層部を備えていない。このホース30内において導線3を一つの導線束にまとめることにより、振動もしくは揺動の際に個々の導線3を鎮静しかつ導線の摩耗を著しく抑える慣性質量が生じる。
【0016】
図11には締付け部材20がねじ止めされている図10による中実な保持部材13が示されている。これらの締付け部材20は鉄材料或いは鋳込み鉄材料或いは非鉄金属或いは軽金属或いは導電性の合成物質から成る。この導電性の中実な保持部材13の中空形材2への取付けは図1から認められる。
【0017】
図12による張力軽減要素11は保護ブッシュ、エラストマー挿入体16および固定部材17から組立てられており、この場合エラストマー挿入体16はゴム継ぎ手の様式で編組により形成されているホース30で周囲を囲まれている電気絶縁された導線3を囲繞している。この構造体は、中空形材2と導電性に結合されている金属材料の上方の半割り体15と下方の半割り体18とから成り、上記の保護ブッシュ内に導入される。この構造体が内部に存在している支持金具の様式の固定部材17はこの構造体をねじ結合により中空形材2に取付け固定する。中空形材2がスリットを備えた管体−この管体の縦スリットを経て導線3を気持ち良く挿入できる−である場合、管状の支持金具17が適合した形材でもっての−ここではエラストマー挿入体16としてのゴム継ぎ手の−取付けおよび固定のための適切な手段としての役目を果たす。導線3は中空形材2の上記の端部において半割り体15,18により或いはスリットが形成されている金属或いはゴムから成る継ぎ手により上記の管体2内で調心される。この際、長い上方の半割り体15と短い下方の半割り体18は管体2内に挿入される。両者は、支持金具17によりねじ結合部が締付けられることにより押圧力で一緒になってスリットを形成された管体のための支持部を形成する。従って上方の半割り体15は下方の半割り体18に比して比較的長く形成されている。何故なら、管体内において導線3における最大の充填度をもって上記の構造体を固定した際導線組合わせが垂直に立ち上がるからである。上方の半割り体15はこの状態にあって持上がった導線組合わせに対する遮蔽被覆部として働く。両半割り体15,18は管体の内壁部5と導電性に結合されている。ゴム継ぎ手16は、管体の端部において固定されておりかつ従って張力が軽減されている支持金具17を介して押圧力が作用した際導線3を保護する働きを行う。この処置に加えて編み物様のホース30は導線3から持上がり、管体2の外壁部5を介して引っ張られ、上記の構造体と共に支持金具17で固定される。導線組合わせの個々の導線3はホース30が強力に当接することにより一緒にまとめられ、不都合な相対運動に対する防護が達成される。
【0018】
図13は張力軽減要素11の図15による切断線A−Bによる断面図である。この実施例にあっては、ゴム継ぎ手が導線組合わせが管体の外部において垂直にかつ支持金具17が挿入された後持上がらないように、偏心して設けられている。この実施例の場合、両金属の半割り体15,18は同じ長さを有しており、ホース30は過度の長さを有している。図15による保持部によって得られる押圧力は導線組合わせの張力軽減を行う。上記の様式での付加的な支持金具の固定は必要としない。
図14による張力軽減要素11の図は図12による張力軽減要素11の図と等しい。相違は図12による金属半割り体15,18の長さが異なる点にのみあり、この際図14による金属半割り体15,18は等しい長さを有している。
【0019】
図15は張力軽減要素11を有し、金属から成る中実な保持部材13を備えた四つの中空形材2の端部を示している。ゴム継ぎ手16、中空形材の端部との関連において張力軽減要素11の半割り体15,18はねじ結合21により締付け部材20を介して締付けられて固定される。
【0020】
図12と図14による構成はホース20をホース30を使用することのない図3、図4、図8および図9による構成に変形した形で使用可能である。
図18は締付け部材20がねじ結合されている二つの移行部片12を示している。このねじ結合部はこの場合締付け部材20の中央において両中空形材2間に設けられている。
【0021】
図24、図25、図26、図36、図37および図42一つ或いは多数の移行部片を備えた他の実施例を示している。
図19は無段の保持条片8を示している。この実施例により中空形材2への一定した間隔でのケーブル連結体32による固定が可能となる。
【0022】
同様な構成は図17にも示した。この図は保持条片8内に水平に形成されたスリット10を有する締付け形材7を示している。このスリットは締付け形材7を或る位置に保持するためのケーブル連結体32を引通すために設けられている。
【0023】
図20および図21は図3による基本形とこれまで述べて来た色々な構成と異なる構成を示している。即ち、図20には、或る位置での管状支持金具17とねじ固定による構造体23への二つの中空形材の二重配設が示されている。この支持し金具17にはエラストマー挿入体16が挿入されている。このエラストマー挿入体16は突出要素22を備えており、この突出要素は中空形材2の開口内に突出している。二つの支持金具17間の高さの相違を均すため付加的なスペーサ片33が設けられている。
【0024】
図21には、保持部の下方の半割り体18内に収容される四つの中空形材2を備えた構成を示している。この半割り体18は湾曲された溝34内に支承されている。中空形材2はケーブル連結体32で固定されている。半割り体18の下方領域内において、ケーブル連結体のための湾曲して形成された引通し溝が形成されており、ケーブル連結体32はこの引通し溝を上方から引通し案内される。拡開リベット28のためのピンは構造体32内に打込まれており、従ってこの拡開ピン28aはケーブル連結体32により或る位置に保持され、同時に揺動および振動に対して防護される。
【0025】
図22は図3の変形された構成を示しており、この構成にあっては両締付け部材20は外方の拡開固定具の近傍で金属製の弾性的な傾倒阻止部39(Kippverriegelung) により固定される。中空形材2は上記した様式で締付け部材20内に収容され、拡開結合部により構造体32に固定される。
【0026】
図27は図5の構成で変形した図3による構成であり、拡開結合部により構造体32に結合された三つの中空形材2を備えた構成を示している。この構成はそれぞれ一つの下方に支承されている中空形材2と対をなして、垂直に位置ずれして中空形材2が固定されており、従って移行部片12の水平に下方において支承されている中空形材2への組込み可能性が保証される。
【0027】
図28,図29,図30および図31には開いている中空形材2の自由端部の他の形状が図示されている。
図30は例えばその自由端部の形状がI−字形であり、この中に束の状態で電気絶縁されて設けられた導線3を覆う編物様の外套部を備えた、開いている中空形材2が示されている。
【0028】
図31には開いている中空形材2の自由端のC−字形が示されている。
図28はこの自由端部のU−字形の形状が、図25aにはこの自由端部のV−字の形状が示されている。
【0029】
更に、本発明による導線敷設路もしくはその導線敷設路システムへの配設の他の多数の構成可能性を図32、図34、図35、図38および図39に示した。個々の中空形材2の導電性の下方の締付け部材20を貫通している溶接ボルト37れよる別個の取付けと中空形材2の拡開リベット28による構造体23への固定とにより変形した他の構成は、図32による中実な保持部材において行われている。図32による保持部材14の締付け部材20は合成物質から成り、この場合中空形材2は溶接ボルト37を介して構造体23と導電性に結合されている。これにより構造体23との中実な結合が達せられる。ここで使用されている金属から成るスペーサスリーブ33は、中空形材2と溶接ボルト37間の溶接場所における機械的な応力を低減する。
【0030】
図34は溶接されたU−字形形材への図2による多重構造の別個の取付けおよびこの多重構造のスペーサスリーブ33を介した拡開リベット結合による構造体25への固定を示している。このスペーサスリーブ33を備えていない結合が図35から認められる。
【0031】
図38は構造体23への図35によるねじ固定により変形した構成が示されている。図39で、水平断面が比較的大きな中空形材2により変形した図38の構成が示されている。
【0032】
図34と図44の二つの図面は図35と図39の変形構成を示している。後者の図面の構成に対する相違は構造体23に対する中空形材2の固定様式にあり、それらのU−字形形材36への一定した相互間隔での付加的な配設およびは固定は省略されている。これらの構成はそれらの金属の中空形材2の外壁部5と溶接結合42により一方では偏平形材24に、他方では相互に導電性に固定結合されている。このような中空形材2の相互の結合は点溶接で行われるか或いはすみ肉溶接で行われる。金属の偏平形材24への固定は点溶接による結合で行われる。
【0033】
導線敷設路或いは導線敷設路システムの上記した全ての構成に関して補足的に述べられることは、保持条片8の中空空域が中空形材2の長手方向で存在している端部における圧縮空気の供給を可能にし、この場合一端が制御可能な弁を有していることである。締付け形材7の中空空域は内圧が発生することによりその最大容量にまで充填される。この中空空域は圧縮空気により中空形材2内に存在している導線3に対して最適な保持機能を作用する。
【0034】
図13において示した張力軽減要素11の代わりに、合成物質による上記のすべての保持部材が使用可能であるが、中空形材2を構造体23との中実な結合により付加的に結合し、電気上の危険に対して防護処置を講じなければならないと言う制限はある。中空形材2との十分な電気的な接触を可能にする金属支持金具17による一つ或いは多数の中空形材2の取付け固定およびその既存の、しかも導電性の構造体23への中実なバンドによる支持金具の結合も選択的に可能である。更に、これらの合成物質保持部材13,14を適当な形状にして中空形材2と導電性に接触する金属部分を備えていてよく、これらの金属部分は構造体23に接続されている。真っ直ぐな或いは波形の、しかも弾性のあるリム(Faecherkranz)を固定された中空形材2の周囲に設け、その際これらの弾性部材の構造体23との結合をねじ結合で行うこと構成も可能である。
【0035】
【発明の効果】
本発明により達せられる利点は本質的に、導線敷設路が構造が複雑でない点で優れており、特別な出費を要することなく汎用性のある導線敷設路システムに構成することが可能である点にある。このシステムは電気設備における幅広い分野において、しかも特に飛行機および宇宙飛行体において使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】中実な保持部材およびスペーサ並びに張力軽減要素を有する本発明による構成の図である。
【図2】締付け部材を備えていない導線敷設路の図である。
【図3】保持部材(締付け部材の構造体への拡開リベットによる固定が行われている導線敷設路)の図である。
【図4】図2と図3の変形した構成の図である。
【図5】図3の変形した構成の図である。
【図6】図2の変形した構成の図である。
【図7】導電性のかつ保持条片を囲繞している外套による図6の変形した構成の図である。
【図8】図6による図3の変形した構成の図である。
【図9】図2による断面を大きくした配設と下方締付け部材に切欠きとによに図3の変形した構成の図である。
【図10】図30の変形した構成による図3の変形した構成の図である。
【図11】ねじ結合されて締付け部材を備えた図10による中実な保持部材の図である。
【図12】張力軽減要素の図11による断面図である。
【図13】張力軽減要素の図15による断面図である。
【図14】張力軽減要素の図12による断面図である。
【図15】ねじ結合した締付け部材による図3の中実な保持部材の図である。
【図16】ねじ結合した締付け部材を備えた移行部片の図である。
【図17】図19の変形された構成の図である。
【図18】ねじ結合されて締付け部材を備えた二つの移行部片の図である。
【図19】ケーブル結合体を備えた図6による構成の図である。
【図20】支持金具とねじ結合による構造体への固定部を備えた二つの中空形材の二重の配列を示す図である。
【図21】下方半割り体の構造体への拡開リベットによる結合部を有する下半割り体内にケーブル結合体固定部を備えた中空形材の構成図である。
【図22】両締付け部材に傾倒阻止部を備えておりかつ下方半割り体の構造体への拡開リベットによる固定部を備えている図3の変形した構成の図である。
【図23】支持ブッシュと 両半割り体の構造体へのねじ結合による固定部とを備えた図3の変形した構成の図である。
【図24】移行部片を備えた図18の変形した構成を示す図である。
【図25】二つの移行部片を備えた図10の変形した構成を示す図である。
【図26】移行部片を備えた図25の変形した構成を示す図である。
【図27】図6による構成と拡開リベットによる結合で構造体に固定された三つの締付け部材とを備えた図3の変形された構成の図である。
【図28】開かれている中空形材の自由端にU−字形の形状を備えた図30の変形した構成の図である。
【図29】開かれている中空形材の自由端にV−字形の形状を備えた図30の変形した構成の図である。
【図30】自由端のI−字形の形状を有する中空形材および中に束ねられ電気絶縁された導線が設けられている編み物様の外套の図である。
【図31】開かれている中空形材の自由端にC−字形の形状を備えた図30の変形した構成の図である。
【図32】個々の中空形材の下方の締付け部材を引通されている溶接ボルトへの個別の固定と締付け部材の拡開リベットによる固定部とを有する図3の中実な保持部材の図である。
【図33】導電性のかつ中空形材を囲繞している外套を備えた図2の変形した構成の図である。
【図34】溶接されたU−字形への図2による多重の構造部の個別の固定とこの構造部のスペーサを介した拡開リベットによる構造体への固定を示す図である。
【図35】ねじ結合部による図34の変形した構成を示す図である。
【図36】図35による移行部片の保持アングル部材固定されたアングル形材の固定により変形した構成の図である。
【図37】二つの移行部片を保持アングル部材へ固定した図36の変形した構成の図である。
【図38】図35の変形した構成の図である。
【図39】図2による断面を拡大した構成の図38の変形した構成の図である。
【図40】締付け部材を固定バンドにより保持した図16の変形した構成の図である。
【図41】偏平形材の両端をねじ結合した図40の変形した構成の図である。
【図42】締付け部材を保持している偏平形材の両端をねじ結合した図25の変形した構成の図である。
【図43】中空形材を偏平形材に溶接固定した図35或いは図38の変形した構成の図である。
【図44】中空形材を点溶接により固定した図43の変形した構成の図である。
【符号の説明】
1 立体基体
2 中空形材
3 電気絶縁された導線
中実な結合部
5 内壁部
6 縦スリット
7 締付け形材
8 保持条片
9 充填体
10 水平方向スリット
11 張力軽減要素
12 移行部片
13,14 中実な保持部材
15 上方半割り体
17 固定部材
18 下方半割り体
19 保持アングル部
20 締付け部材
21 ねじ結合部
22 突出部材
23 構造体
24 偏平形材
25 導電性形材
26 凹部
27 刻み目
28 拡開リベット
29 ねじ結合部
30、30a ホース
31 ねじ支持金具
32 ケーブル連結体
33 スペーサ
34 円弧状溝
35 アングル形材
36 U−字形形材
37 溶接ボルト
38 切欠き
39 弾性傾倒阻止部
40 係止部
41 固定バンド
42 溶接結合部

Claims (17)

  1. 電気絶縁されている導線(3)を収容するためにその長手方向で延在して設けられていて、一本或いは複数本の立体基体(1)から成り、これらの立体基体(1)がその長手方向に延在している長さに沿って互いに隣合って間隔をもって複数本敷設された中空形材(2)を備えている様式の、飛行機および宇宙飛行体内での絶縁された導線を敷設するための導線敷設路において、
    立体基体(1)を形成している中空形材(2)が導電性金属材或いは金属が導電性粒子とし添加されている合成物質から成り、上方が空いている断面形の縦スリット(6)を備えていること
    上記の立体基体(1)の中空形材(2)が耐摩耗材料を備えている内壁部(5)を有していること、
    上記の立体基体(1)がその敷設方向の自由端において移行部片(12)および張力軽減要素(11)を収容可能であるように構成されていること、
    上記縦スリット(6)の締付け縁(7)には保持条片(8)が嵌合されていること、
    上記保持条片(8)内に弾性的に変形可能な充填体(9)が封入されていて、その保持条片(8)の充填体(9)は立体基体(1)の内壁部(5)との締付け作用により電気絶縁された導線(3)を中空形材(2)内に固持すること、
    立体基体(1)の敷設方向で張力軽減要素(11)の内方に複数の保持部(13)が設けられており、これらの保持部(13)の間に一つ或いは多数のスペーサ(14)が設けられていること、
    移行部片(12)が上方と下方の二つの締付け部材(20)から成り、これらの締付け部材の両方が中空形材(2)のための収容部を備えており、ねじ結合部(21)により固定されており、かつ上方の締付け部材(20)が突出部材(22)を備えており、この突出部材が中空形材(2)の開口内に突出していること、
    および
    更なる保護導線系に通じる結合部(4)が発生する電気上の危険に対処するために避雷機構への結合部或いは他の電気的な系への上記移行部片(12)を介する接続部として形成されていること
    を特徴とする、飛行機および宇宙飛行体内での絶縁された導線を敷設するための導線敷設路。
  2. 立体基体(1)が正方形或いは円筒形或いはプリズム形の基体であることを特徴とする請求項1に記載の導線敷設路。
  3. 中空形材料(2)が多角形に形成さていることを特徴とする請求項1に記載の導線敷設路。
  4. 中空形材(2)が正方形或いは直角形或いは台形或いは環形或いは楕円形に形成されており、この場合内壁部(5)がほぼこれらの形状によって定まっていることを特徴とする請求項3に記載の導線敷設路。
  5. 耐摩耗材が中空形材(2)内に挿入可能な内張りによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の導線敷設路。
  6. 内壁部(5)の内張りが合成物質積層或いはゴム弾性的な積層或いは織物様の積層で形成されていることを特徴とする請求項5に記載の導線敷設路。
  7. 電気的に絶縁された導線(3)が編組により形成されていてかつ付加的な耐摩耗性を保証するホース(30)内を別々に案内されていることを特徴とする請求項1に記載の導線敷設路。
  8. 保持条片(8)がその側面で中空形材(2)の内壁部(5)広範囲に壁状にかつ可撓性に当接していることを特徴とする請求項1に記載の導線敷設路。
  9. 保持条片(8)の側面が溝様の凹部(26)を長手方向で備えていることを特徴とする請求項1に記載の導線敷設路。
  10. 保持条片(8)が導電性の合成物質或いはゴムから形成されていることを特徴とする請求項1或いは8或いは9に記載の導線敷設路。
  11. 保持条片(8)の表面が導電性に形成されていることを特徴とする請求項1或いは8から10までのいずれか一つに記載の導線敷設路。
  12. 保持条片(8)が横方向に指向している切通しを備えているか或いは備えていなく、この切通しは長手方向の溝状の凹部(26)であることを特徴とする請求項1或いは8から11までのいずれか一つに記載の導線敷設路。
  13. 充填体(9)が中実な断面をもって或いは中空な断面をもって形成されており、この場合充填体が保持条片(8)内の空域を全体的に或いは部分的に満たしており、この保持条片と共に中空形材(2)の内壁部(5)への適合の下に中空形材(2)内の電気絶縁された導線(3)を固持するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の導線敷設路。
  14. 充填体(9)が発泡ゴム或いはモースゴム或いは合成物質であることを特徴とする請求項1或いは13に記載の導線敷設路。
  15. 張力軽減要素(11)が保護ブッシュ、エラストマー挿入体(16)と固定部材(17)とから組立られており、この場合エラストマー挿入体(16)がホース(30)で囲繞されている電気絶縁され導線(3)を囲繞しており、この構造体が保護ブッシュ内に導入されており、固定部材(17)により中空形材(2)に取付け固定されていることを特徴とする請求項1に記載の導線敷設路。
  16. 保護ブッシュが金属材料から成る上方の半割り体(15)と下方の半割り体(18)とから成り、導電的に中空形材(2)と結合されていることを特徴とする請求項15に記載の導線敷設路。
  17. エラストマー挿入体(16)がゴム継ぎ手であり、固定部材(17)が管状に形成されていてねじ結合部(21)により固定される支持部材であることを特徴とする請求項15に記載の導線敷設路。
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