JP3581840B2 - 顕微鏡観察用培養装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は顕微鏡観察用培養装置に関し、特に顕微鏡にて細胞,組織,細菌,微生物等の生体系試料を長時間生存状態のまま観察および撮影するための顕微鏡観察用培養装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
顕微鏡にて観察対象である生体系試料(以下、単に試料という)を長時間生存状態のまま観察および撮影する場合、透明箱体でなるチャンバを用意し、その中に試料を入れたまま保温し、高湿度状態でO(酸素)やCO(二酸化炭素)の濃度が常に一定に制御された環境を形成して、これを顕微鏡ステージに設置する必要がある。
【0003】
図5は、従来の顕微鏡観察用培養装置の一例を示すシステム構成図である。この顕微鏡観察用培養装置は、観察対象となる試料Sを培養する試料容器Rを収納し顕微鏡ステージ115上に載置されるチャンバ101と、チャンバ101内に供給される大気,COガスおよびN(窒素)ガスを混合エア攪拌ファン121により混ぜ合せて混合エアとするガス混合室102と、ガス混合室102にバルブ131および141を介して接続されたCOガスボンベ103およびNガスボンベ104と、大気をバルブ162および流量計161を通じて取り込んでガス混合室102に供給するエアポンプ106と、顕微鏡ステージ115に組み込まれたヒータ107と、逆流防止用の安全トラップ110を介してガス混合室102に接続され加湿用水を収容するバブラ111と、ガス混合室102に設けられたCOセンサ122およびOセンサ123に接続されているとともにヒータ107およびその温度センサ(図示せず)に接続された制御器109と、培地容器116から培地を試料容器Rに補充するポンプ117とから、その主要部が構成されている。
【0004】
このような従来の顕微鏡観察用培養装置では、ヒータ107により所定温度に制御された顕微鏡ステージ115の上に、試料Sを培養する試料容器Rを収納したチャンバ101を設置し、ガス混合室102で大気とCOガスおよびNガスとを混合し、所定濃度に調整された混合エアを常時あるいは定期的にチャンバ1に供給する方式がとられていた。このため、混合エアは、チャンバ101等のすきまから垂れ流し状態となっていた。
【0005】
また、チャンバ101内の湿度調整のために、チャンバ101に供給する混合エアをバブラ111により純水などの加湿用水の中を一度通すなどして加湿を行っていた。
【0006】
さらに、ヒータ107による加熱によって試料Sから培地(水分)が蒸発するため、ポンプ117により培地容器116から培地を試料Sに適時補充していた。なお、試料Sに培地を補充すると、試料容器Rの培地の位置が変動してしまうため、試料Sの同じ場所を顕微鏡で観察し続けることができなくなるおそれがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の顕微鏡観察用培養装置では、前記混合エアの垂れ流している分の補充のために混合エアをチャンバに常時あるいは定期的に注入しているために、COガスおよびNガス等の各成分ガスの消費量が大きく、無駄が多いという問題点があった。
【0008】
また、チャンバ内で混合エア中の各成分ガスの濃度が測定されておらず、チャンバ内の各成分ガスが正確に所定濃度になっているかどうかがわからないという問題点があった。
【0009】
さらに、チャンバの底部をヒータで温めているため、試料近傍の温度がもっとも高くなり、均一の温度環境が得られないのみか、試料からの水分蒸発のため、長時間の実験では試料が乾燥して死んでしまう場合があるという問題点があった。
【0010】
さらにまた、加湿に関して、加温調節しているのがチャンバのみであるため、加湿用のバブラを用い、チャンバ直前で加湿してもエアが加温されたチャンバに入ることにより気温が上昇して飽和水蒸気量が増加して結果的に湿度が下がってしまい、チャンバ内の湿度を十分に高くすることができないという問題点があった。
【0011】
本発明の第1の目的は、従来、垂れ流しであった混合エアを、ガス混合室とチャンバ間で循環させるようにした顕微鏡観察用培養装置を提供することにある。
【0012】
また、本発明の第2の目的は、混合エア中の各成分ガスの濃度を測定制御し、混合エア中の各成分ガスの濃度を一定に保つことができるようにした顕微鏡観察用培養装置を提供することにある。
【0013】
さらに、本発明の第3の目的は、直接加熱した混合エアを供給するようにして、試料の乾燥を防止できるようにした顕微鏡観察用培養装置を提供することにある。
【0014】
さらにまた、本発明の第4の目的は、チャンバ内に加湿装置を設けることにより、混合エアの湿度を十分に高くすることができるようにした顕微鏡観察用培養装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の顕微鏡観察用培養装置は、観察対象となる試料を収納し顕微鏡ステージ上に載置されるチャンバと、前記チャンバ内に供給される混合エアを混合するガス混合室と、前記ガス混合室に電磁バルブを介して接続された二酸化炭素ガス供給源と、前記ガス混合室と前記チャンバ間を接続する往管路および復管路と、前記ガス混合室内の混合エアを前記往管路を通じて前記チャンバに供給し、前記チャンバ内の混合エアを前記復管路を通じて前記ガス混合室に還流させるエア循環手段と、前記チャンバ内の二酸化炭素ガスの濃度を設定するための二酸化炭素ガス濃度調節手段と、前記チャンバ内の二酸化炭素ガスの濃度を測定する二酸化炭素ガス濃度検出手段と、前記二酸化炭素ガス濃度検出手段により測定される二酸化炭素ガスの濃度を前記電磁バルブを開閉することによって前記二酸化炭素ガス濃度調節手段で設定された濃度に保つ濃度制御手段とを有することを特徴とする。
【0016】
また、本発明の顕微鏡観察用培養装置は、観察対象となる試料を収納し顕微鏡ステージ上に載置されるチャンバと、前記チャンバ内に供給される混合エアを混合するガス混合室と、前記ガス混合室に第1の電磁バルブを介して接続された酸素ガス供給源と、前記ガス混合室に第2の電磁バルブを介して接続された窒素ガス供給源と、前記ガス混合室と前記チャンバ間を接続する往管路および復管路と、前記ガス混合室内の混合エアを前記往管路を通じて前記チャンバに供給し、前記チャンバ内の混合エアを前記復管路を通じて前記ガス混合室に還流させるエア循環手段と、前記チャンバ内酸素ガスの濃度を設定するための酸素ガス濃度調節手段と、前記チャンバ内の酸素ガスの濃度を測定する酸素ガス濃度検出手段と、前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度が大気濃度以上であった場合に前記第1の電磁バルブを開閉して前記酸素ガス濃度検出手段により測定される酸素ガスの濃度を前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度に保ち、前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度が大気濃度未満であった場合に前記第2の電磁バルブを開閉して前記酸素ガス濃度検出手段により測定される酸素ガスの濃度を前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度に保つ濃度制御手段とを有することを特徴とする。
加えて、本発明の顕微鏡観察用培養装置は、観察対象となる試料を収納し顕微鏡ステージ上に載置されるチャンバと、前記チャンバ内に供給される混合エアを混合するガス混合室と、前記ガス混合室に第1の電磁バルブを介して接続された二酸化炭素ガス供給源と、前記ガス混合室に第2の電磁バルブを介して接続された酸素ガス供給源と、前記ガス混合室に第3の電磁バルブを介して接続された窒素ガス供給源と、前記ガス混合室と前記チャンバ間を接続する往管路および復管路と、前記ガス混合室内の混合エアを前記往管路を通じて前記チャンバに供給し、前記チャンバ内の混合エアを前記復管路を通じて前記ガス混合室に還流させるエア循環手段と、前記チャンバ内の二酸化炭素ガスの濃度を設定するための二酸化炭素ガス濃度調節手段と、前記チャンバ内の酸素ガスの濃度を設定するための酸素ガス濃度調節手段と、前記チャンバ内の二酸化炭素ガスの濃度を測定する二酸化炭素ガス濃度検出手段と、前記チャンバ内の酸素ガスの濃度を測定する酸素ガス濃度検出手段と、前記二酸化炭素ガス濃度検出手段により測定される二酸化炭素ガスの濃度を前記第1の電磁バルブを開閉することによって前記二酸化炭素ガス濃度調節手段で設定された二酸化炭素ガスの濃度に保つとともに、前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度が大気濃度以上であった場合に前記第2の電磁バルブを開閉して前記酸素ガス濃度検出手段により測定される酸素ガスの濃度を前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度に保ち、前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度が大気濃度未満であった場合に前記第3の電磁バルブを開閉して前記酸素ガス濃度検出手段により測定される酸素ガスの濃度を前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度に保つ濃度制御手段とを有することを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明の顕微鏡観察用培養装置は、前記混合エアを加熱する加熱手段と、前記混合エアの温度を設定するための温度調節手段と、前記混合エアの温度を測定する温度検出手段と、前記温度検出手段により測定される温度を前記加熱手段を制御して前記温度調節手段により設定された温度に保つ温度制御手段とを備えることを特徴とする。
【0018】
さらにまた、本発明の顕微鏡観察用培養装置は、前記混合エアを加湿する加湿手段と、前記混合エアの湿度を設定するための湿度調節手段と、前記混合エアの湿度を測定する湿度検出手段と、前記湿度検出手段により測定される湿度を前記加湿手段を制御して前記湿度調節手段により設定された湿度に保つ湿度制御手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
(1) 第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置を示すシステム構成図である。本実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置は、観察対象となる試料Sを培養する試料容器Rを収納し顕微鏡ステージ15上に載置されるチャンバ1と、チャンバ1内に供給される各成分ガスを混ぜ合わせて混合エアとするガス混合室2と、ガス混合室2とチャンバ1間を接続する往管路2aおよび復管路2bと、ガス混合室2にCO用電磁バルブ31,N用電磁バルブ41およびその他のガス用電磁バルブ51を介して接続されたCOガスボンベ3,Nガスボンベ4およびその他のガスボンベ5と、ガス混合室2内の混合エアをチャンバ1に供給するエアポンプ6と、混合エアを加熱するヒータ7と、混合エア中の不純物を取り除くエアフィルタ8と、顕微鏡観察用培養装置全体を制御する制御器9とから、その主要部が構成されている。さらに、本装置は、入出力装置91に接続され、各条件の設定および監視が可能となっている。
【0022】
チャンバ1は、ガラス,プラスチック等の透明箱体で半気密的に形成され、試料Sを培養するシャーレ等の試料容器Rを収納するとともに、加湿器11,温度センサ12,湿度センサ13および気圧計14を備えている。
【0023】
加湿器11は、チャンバ1内の湿度を通常70%以上にするために、たとえば超音波発生器により蒸留水のミストを飛ばすタイプのものなどが使用され、制御器9に制御可能に接続されている。
【0024】
温度センサ12は、白金薄膜抵抗体,サーミスタ,熱電対等を用いて温度を測定するセンサであり、制御器9に接続されている。
【0025】
湿度センサ13は、高分子膜,セラミックス,電解質等を用いて湿度を測定するセンサであり、制御器9に接続されている。
【0026】
気圧計14は、静電容量の変化等を利用して気圧を計測するものであり、制御器9に接続されている。
【0027】
ガス混合室2は、CO用電磁バルブ31,N用電磁バルブ41およびその他のガス用電磁バルブ51を介してCOガスボンベ3,Nガスボンベ4およびその他のガスボンベ5に接続されているとともに、往管路2aおよび復管路2bを通じてチャンバ1に接続されている。また、ガス混合室2は、混合エア攪拌ファン21を備えている。ガス混合室2は、混合ガスの循環経路中でもっとも温度が低くなる部分である復管路2b近辺で冷却され過飽和のために生じる復管路2b内側の露滴を除去するための集滴装置としても働く。チャンバ1は、COセンサ22およびOセンサ23を備えており、COセンサ22およびOセンサ23は制御器9に接続されている。
【0028】
その他のガスボンベ5のガスとしては、実験に応じていろいろ使用されるが、もっとも多いのはOガスである。その場合は、チャンバ1内のO濃度を大気濃度以上にする実験である。
【0029】
エアポンプ6は、電動式の送風ポンプでなり、往管路2a中に配置され、ガス混合室2からチャンバ1へ向けて混合エアを送り出す。エアポンプ6は、制御器9に接続され、制御器9から制御可能になっている。なお、エアポンプ6は、復管路2b中にもチャンバ1からガス混合室2へ向けて混合エアを還流させるように対向して複数配置することもできる。
【0030】
ヒータ7は、たとえば、ニッケルクロム合金等を加熱体とするシリコンラバーヒータでなり、往管路2a中に配置され、混合エアを直接加熱する。ヒータ7は、ガス混合室2内の露滴を乾燥させる乾燥装置としても働く。
【0031】
エアフィルタ8は、雑菌やごみを通さないために、アルミナ等の金属酸化物を焼結させた多孔質材料,スポンジ,ろ紙等の適切なものが使用され、往管路2a中の、チャンバ1の手前に配置される。
【0032】
制御器9は、マイクロコンピュータ(図示せず)を含む電気制御装置であり、温度センサ12,湿度センサ13,気圧計14,COセンサ22およびOセンサ23の出力信号を入力し、エアポンプ6,ヒータ7,加湿器11,CO用電磁バルブ31,N用電磁バルブ41およびその他のガス用電磁バルブ51の制御信号を出力する。また、制御器9は、モニタ,キーボード等からなる入出力装置91に接続されていて、温度センサ12,湿度センサ13,気圧計14,COセンサ22およびOセンサ23の出力信号を観察したり、エアポンプ6,ヒータ7,加湿器11,CO用電磁バルブ31,N用電磁バルブ41およびその他のガス用電磁バルブ51の制御条件を設定したりすることができるようになっている。
【0033】
図2を参照すると、制御器9によるCO濃度の制御処理は、タイマ判定ステップA01と、CO濃度測定ステップA02と、CO用電磁バルブ開ステップA03とからなる。
【0034】
図3を参照すると、制御器9によるO濃度の制御処理は、タイマ判定ステップB01と、O濃度測定ステップB02と、N用電磁バルブ開ステップB03とからなる。
【0035】
次に、このように構成された第1の実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置の動作について説明する。
【0036】
なお、ここでは、試料Sの生体の嫌気性の観察実験のために、混合エアのO濃度を減らす実験を例にとって説明する。また、COガスおよびNガスのみを使用し、その他のガスは使用しないものとする。
【0037】
顕微鏡観察用培養装置の立ち上げ時に、入出力装置91から制御器9に、混合エアの温度,湿度および気圧が設定されるとともに、混合エアのCO濃度設定値D(図2参照)およびO濃度設定値D(図3参照)が設定される。標準では、CO濃度設定値Dは0〜10%に、O濃度設定値Dは0%〜大気濃度(最大で30%未満)に設定される。
【0038】
初期状態では、チャンバ1およびガス混合室2には元々大気が充満しており、COセンサ22およびOセンサ23の出力信号が、CO濃度がほぼ0%、O濃度がほぼ21%程度となっているので、制御器9は、電磁バルブ31および41を開にしてCOガスおよびNガスをガス混合室2に導入する。COガスおよびNガスのガス混合室2への導入に伴って、ガス混合室2およびチャンバ1に元々あった大気の大部分は復管路2bの途中に設けたドレインバルブ53を介して放出され、混合エアと交換される。また、その一部分は、COガスおよびNガスと混ざり合いながらチャンバ1の窓等のすきまを通じて次第に外部へ排出される。なお、実際のO濃度dを一定に保つために、Nガスをガス混合室2に導入しているのは、嫌気性の実験のために、O濃度を減らす実験だからである。エア交換後にも混合エアは若干のもれのために補充を必要とするが、大部分が還流されるため、いわゆるたれ流しの状態ではなく、わずかの量の補充で事足りる。
【0039】
ガス混合室2内では、混合エア攪拌ファン21が回転して、COガスおよびNガスの各成分ガスが均一に混ざり合うように混合エアを攪拌する。チャンバ1内のCO濃度およびO濃度は、COセンサ22およびOセンサ23により常時あるいは定期的に測定され、制御器9に入力される。
【0040】
制御器9は、タイマ(図示せず)によって所定のCO濃度調整間隔T(たとえば、10秒)が経過する毎に(ステップA01)、COセンサ22によりチャンバ1内の混合エア中の実際のCO濃度dを測定し(ステップA02)、CO濃度設定値DとCO濃度dとの差分Δに比例した時間τだけCO用電磁バルブ31を開にして(ステップA03)、混合エア中のCO濃度dをCO濃度設定値Dに保つ。
【0041】
同様に、制御器9は、タイマ(図示せず)によって所定のO濃度調整間隔T(たとえば、10秒)が経過する毎に(ステップB01)、Oセンサ23によりチャンバ1内の混合エア中のO濃度dを測定し(ステップB02)、O濃度設定値DとO濃度dとの差分Δに比例した時間τだけN用電磁バルブ41を開にして(ステップB03)、混合エア中のO濃度dをO濃度設定値Dに保つ。
【0042】
また、エアポンプ6の運転により、ガス混合室2内の混合エアは往管路2aを通じてチャンバ1へ向けて送り出される。
【0043】
チャンバ1では、温度センサ12,湿度センサ13および気圧計14が、チャンバ1内の混合エアの温度,湿度および気圧を測定し、制御器9に入力している。
【0044】
制御器9は、温度センサ12の出力信号に応じて、チャンバ1内の温度が所定範囲となるように、往管路2a途中のヒータ7により混合エアを直接加熱する。
【0045】
ヒータ7で加熱された混合エアは、エアフィルタ8により不純物を取り除かれてチャンバ1内に送り込まれる。
【0046】
往管路2aを通じてチャンバ1内に混合エアが送り込まれると、すでにチャンバ1内にあった混合エアは、復管路2bを通じてガス混合室2に還流される。
【0047】
また、制御器9は、湿度センサ13の出力信号に応じて、チャンバ1内の混合エアの湿度が所定範囲となるように、加湿器11を駆動する。
【0048】
ところで、混合エアの循環経路中では、ガス混合室2の温度がもっとも低くなるため、その部分に加湿した混合エア中の水蒸気が結露することになるが、エアポンプ6によりその水分が混合エアと一緒に吸い出され、ヒータ7に送り込まれることにより、すべて再蒸発されるので、内部の湿度が保たれやすくなる。
【0049】
このようにして、ガス混合室2とチャンバ1間で混合エアが循環されるとともに、チャンバ1内の混合エア中のCO濃度dおよびO濃度dが一定に保たれる。また、混合エアが所定の気圧,温度および湿度に保たれる。
【0050】
なお、上記第1の実施の形態では、嫌気性のためにO濃度を減らす実験を例に用いて説明したが、研究用のための特殊な用途では大気濃度よりも高いO濃度dで使用することがあり、たとえば過酸素雰囲気実験ではO濃度dが70%以上の状態での実験もある。このような実験の場合には、その他のガスボンベ5としてOガスボンベを接続し、その他のガス用電磁バルブ51をO濃度dに応じたその他のガス用電磁バルブ開時間だけ開にして、混合エア中のO濃度dを高濃度に保つようにすることができる。
【0051】
また、上記第1の実施の形態では、制御器9から制御可能な加湿器11をチャンバ1内に設置して加湿器11により混合エアを加湿するようにしたが、加湿器11の代わりに、単に水を張った水槽をチャンバ1内に置くだけにしてもよい。このようにしても、所定の温度気圧環境下での加湿であるために、加湿効果に問題が起こることはほとんどない。
【0052】
(2) 第2の実施の形態
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置を示すシステム構成図である。本実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置は、混合ガスが危険性ガス等を含み大気中に排出不可能な場合を考慮して気密系として構成されたものであり、図1に示した第1の実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置に対して、ガス排出用の電磁バルブ24,エアポンプ25および排気タンク26がこの順にガス混合室2に連結されて構成されている。気密系である以上、チャンバ1の窓等にすきまがないように構成されることはいうまでもない。また、その他のガスボンベ5は、上記危険性ガス等を貯蔵するものとなる。なお、特に言及しない部分については、第1の実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置と同様に構成されているので、対応する部分には同一符号を付してそれらの詳しい説明は省略する。
【0053】
このように構成された第2の実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置では、気圧計14によりチャンバ1内の気圧を常時あるいは定期的に測定し、チャンバ1内の気圧が所定範囲より高い場合には、電磁バルブ24を開き、エアポンプ25を駆動して、ガス混合室2内の混合エアを排気タンク26に排出することによって、チャンバ1内の気圧を所定範囲内に調整する。ガス混合室2,往管路2aおよびチャンバ1に元々存在する大気等と混合ガスとの初期エア交換の場合には、切換バルブ52を切り換えて排気を行い、迅速なエア交換を可能とする。
【0054】
また、チャンバ1内の気圧が所定範囲内であったとしても、COセンサ22およびOセンサ23により常時あるいは定期的に測定される混合エア中の各成分ガスの濃度が所定範囲外であれば、一旦、電磁バルブ24を開き、エアポンプ25を駆動して、ガス混合室2内の混合エアを排気タンク26に排出し、しかる後に電磁バルブ31,41および51を開閉して、混合エア中の各成分ガスの濃度を所定範囲内に保つ。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の顕微鏡観察用培養装置によれば、混合エアを循環させ、混合エアを垂れ流しにしないようにしたので、混合エアに含まれる各成分ガスの消費が少なくて済むという効果がある。
【0056】
また、混合エア中の各成分ガスの濃度を常時または定期的に測定し、チャンバ内で消費された分だけの成分ガスを補充するようにしたので、混合エア中の各成分ガスの濃度を効率的かつ経済的に一定に保つことができるという効果がある。
【0057】
さらに、混合エアの温度を測定し、混合エア自体を温度制御するようにしたので、チャンバ内全体の温度管理が可能となり、安定した温度管理環境が築けるとともに、試料だけが高い温度になることがないため、試料の乾燥を未然に防止することができるという効果がある。
【0058】
さらにまた、混合エアの湿度を測定し、加湿器によりチャンバ内で混合エアを加湿するようにしたので、湿度を所定温度での飽和水蒸気濃度まで容易に高くすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置を示すシステム構成図である。
【図2】図1中の制御器によるCO濃度の制御処理を示すフローチャートである。
【図3】図1中の制御器によるO濃度の制御処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る顕微鏡観察用培養装置を示すシステム構成図である。
【図5】従来の顕微鏡観察用培養装置の一例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 チャンバ
2 ガス混合室
2a 往管路
2b 復管路
3 COガスボンベ
4 Nガスボンベ
5 その他のガスボンベ
6 エアポンプ
7 ヒータ
8 エアフィルタ
9 制御器
11 加湿器
12 温度センサ
13 湿度センサ
14 気圧計
21 混合エア攪拌ファン
22 COセンサ
23 Oセンサ
24 電磁バルブ
25 エアポンプ
26 排気タンク
31 CO用電磁バルブ
41 N用電磁バルブ
51 その他のガス用電磁バルブ
52 切換バルブ
53 ドレインバルブ
91 入出力装置

Claims (5)

  1. 観察対象となる試料を収納し顕微鏡ステージ上に載置されるチャンバと、
    前記チャンバ内に供給される混合エアを混合するガス混合室と、
    前記ガス混合室に電磁バルブを介して接続された二酸化炭素ガス供給源と、
    前記ガス混合室と前記チャンバ間を接続する往管路および復管路と、
    前記ガス混合室内の混合エアを前記往管路を通じて前記チャンバに供給し、前記チャンバ内の混合エアを前記復管路を通じて前記ガス混合室に還流させるエア循環手段と
    前記チャンバ内の二酸化炭素ガスの濃度を設定するための二酸化炭素ガス濃度調節手段と、
    前記チャンバ内の二酸化炭素ガスの濃度を測定する二酸化炭素ガス濃度検出手段と、
    前記二酸化炭素ガス濃度検出手段により測定される二酸化炭素ガスの濃度を前記電磁バルブを開閉することによって前記二酸化炭素ガス濃度調節手段で設定された濃度に保つ濃度制御手段と
    を有することを特徴とする顕微鏡観察用培養装置。
  2. 観察対象となる試料を収納し顕微鏡ステージ上に載置されるチャンバと、
    前記チャンバ内に供給される混合エアを混合するガス混合室と、
    前記ガス混合室に第1の電磁バルブを介して接続された酸素ガス供給源と、
    前記ガス混合室に第2の電磁バルブを介して接続された窒素ガス供給源と、
    前記ガス混合室と前記チャンバ間を接続する往管路および復管路と、
    前記ガス混合室内の混合エアを前記往管路を通じて前記チャンバに供給し、前記チャンバ内の混合エアを前記復管路を通じて前記ガス混合室に還流させるエア循環手段と、
    前記チャンバ内酸素ガスの濃度を設定するための酸素ガス濃度調節手段と、
    前記チャンバ内の酸素ガスの濃度を測定する酸素ガス濃度検出手段と、
    前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度が大気濃度以上であった場合に前記第1の電磁バルブを開閉して前記酸素ガス濃度検出手段により測定される酸素ガスの濃度を前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度に保ち、前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度が大気濃度未満であった場合に前記第2の電磁バルブを開閉して前記酸素ガス濃度検出手段により測定される酸素ガスの濃度を前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度に保つ濃度制御手段と
    を有することを特徴とする顕微鏡観察用培養装置。
  3. 観察対象となる試料を収納し顕微鏡ステージ上に載置されるチャンバと、
    前記チャンバ内に供給される混合エアを混合するガス混合室と、
    前記ガス混合室に第1の電磁バルブを介して接続された二酸化炭素ガス供給源と、
    前記ガス混合室に第2の電磁バルブを介して接続された酸素ガス供給源と、
    前記ガス混合室に第3の電磁バルブを介して接続された窒素ガス供給源と、
    前記ガス混合室と前記チャンバ間を接続する往管路および復管路と、
    前記ガス混合室内の混合エアを前記往管路を通じて前記チャンバに供給し、前記チャンバ内の混合エアを前記復管路を通じて前記ガス混合室に還流させるエア循環手段と、
    前記チャンバ内の二酸化炭素ガスの濃度を設定するための二酸化炭素ガス濃度調節手段と、
    前記チャンバ内の酸素ガスの濃度を設定するための酸素ガス濃度調節手段と、
    前記チャンバ内の二酸化炭素ガスの濃度を測定する二酸化炭素ガス濃度検出手段と、
    前記チャンバ内の酸素ガスの濃度を測定する酸素ガス濃度検出手段と、
    前記二酸化炭素ガス濃度検出手段により測定される二酸化炭素ガスの濃度を前記第1の電磁バルブを開閉することによって前記二酸化炭素ガス濃度調節手段で設定された二酸化炭素ガスの濃度に保つとともに、前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度が大気濃度以上であった場合に前記第2の電磁バルブを開閉して前記酸素ガス濃度検出手段 により測定される酸素ガスの濃度を前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度に保ち、前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度が大気濃度未満であった場合に前記第3の電磁バルブを開閉して前記酸素ガス濃度検出手段により測定される酸素ガスの濃度を前記酸素ガス濃度調節手段で設定された酸素ガスの濃度に保つ濃度制御手段と
    を有することを特徴とする顕微鏡観察用培養装置。
  4. 前記顕微鏡観察用培養装置が、前記混合エアを加熱する加熱手段と、前記混合エアの温度を設定するための温度調節手段と、前記混合エアの温度を測定する温度検出手段と、前記温度検出手段により測定される温度を前記加熱手段を制御して前記温度調節手段により設定された温度に保つ温度制御手段とを備えることを特徴とする請求項1ないしは請求項3のいずれかに記載の顕微鏡観察用培養装置。
  5. 前記顕微鏡観察用培養装置が、前記混合エアを加湿する加湿手段と、前記混合エアの湿度を設定するための湿度調節手段と、前記混合エアの湿度を測定する湿度検出手段と、前記湿度検出手段により測定される湿度を前記加湿手段を制御して前記湿度調節手段により設定された湿度に保つ湿度制御手段とを備えることを特徴とする請求項1ないしは請求項3のいずれかに記載の顕微鏡観察用培養装置。
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